JP2002290631A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JP2002290631A
JP2002290631A JP2001090488A JP2001090488A JP2002290631A JP 2002290631 A JP2002290631 A JP 2002290631A JP 2001090488 A JP2001090488 A JP 2001090488A JP 2001090488 A JP2001090488 A JP 2001090488A JP 2002290631 A JP2002290631 A JP 2002290631A
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの種類に応じてコンテンツデータ
の再生に必要な操作をキーに割当てる情報端末装置を提
供する。 【解決手段】 携帯電話機100のコントローラ110
6は、メモリカードインタフェース1200を介してメ
モリカード110からキー割当情報を読出し、その読出
したキー割当情報をキー割当部1103に与える。キー
割当部1103は、キー割当情報に含まれるキーとコン
テンツデータの再生に必要な操作とを対応付け、各操作
をキー操作部1108に含まれるキーに割当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンテンツの種
類に応じてコンテンツデータの再生に必要な操作をキー
に割当てる情報端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のデジタル情報
通信網等の進歩により、携帯電話機等を用いた個人向け
端末により、各ユーザが容易にネットワーク情報にアク
セスすることが可能となっている。
【0003】このようなデジタル情報通信網において
は、デジタル信号により情報が伝送される。したがっ
て、たとえば上述のような情報通信網において伝送され
た音楽や映像データを各個人ユーザがコピーした場合で
も、そのようなコピーによる音質や画質の劣化をほとん
ど生じさせることなく、データのコピーを行なうことが
可能である。
【0004】したがって、このようなデジタル情報通信
網上において音楽データや画像データ等の著作者の権利
が存在するコンテンツが伝達される場合、適切な著作権
保護のための方策が取られていないと、著しく著作権者
の権利が侵害されてしまうおそれがある。
【0005】一方で、著作権保護の目的を最優先して、
急拡大するデジタル情報通信網を介してコンテンツデー
タの配信を行なうことができないとすると、基本的に
は、著作物データの複製に際し一定の著作権料を徴収す
ることが可能な著作権者にとっても、かえって不利益と
なる。
【0006】ここで、上述のようなデジタル情報通信網
を介した配信ではなく、デジタルデータを記録した記録
媒体を例にとって考えて見ると、通常販売されている音
楽データを記録したCD(コンパクトディスク)につい
ては、CDから光磁気ディスク(MD等)への音楽デー
タのコピーは、当該コピーした音楽を個人的な使用に止
める限り原則的には自由に行なうことができる。ただ
し、デジタル録音等を行なう個人ユーザは、デジタル録
音機器自体やMD等の媒体の代金のうちの一定額を間接
的に著作権者に対して保証金として支払うことになって
いる。
【0007】しかも、CDからMDへデジタル信号であ
る音楽データをコピーした場合、これらの情報がコピー
劣化の殆どないデジタルデータであることに鑑み、記録
可能なMDからさらに他のMDに音楽情報をデジタルデ
ータとしてコピーすることは、著作権保護のために機器
の構成上できないようになっている。
【0008】このような事情からも、音楽データや画像
データ等のコンテンツデータをデジタル情報通信網を通
じて公衆に配信することは、それ自体が著作権者の公衆
送信権による制限を受ける行為であるから、著作権保護
のための十分な方策が講じられる必要がある。
【0009】この場合、デジタル情報通信網を通じて公
衆に送信される著作物である音楽データや画像データ等
のコンテンツデータについて、一度、受信されたコンテ
ンツデータが、さらに勝手に複製されることを防止する
ことが必要となる。
【0010】そこで、コンテンツデータを暗号化した暗
号化コンテンツデータを保持する配信サーバが、携帯電
話機等の端末装置に装着されたメモリカードに対して端
末装置を介して暗号化コンテンツデータを配信するデー
タ配信システムが提案されている。このデータ配信シス
テムにおいては、予め認証局で認証されたメモリカード
の公開暗号鍵とその証明書を暗号化コンテンツデータの
配信要求の際に配信サーバへ送信し、配信サーバが認証
された証明書を受信したことを確認した上でメモリカー
ドに対して暗号化コンテンツデータと、暗号化コンテン
ツデータを復号するためのライセンス鍵を送信する。そ
して、暗号化コンテンツデータやライセンス鍵を配信す
る際、配信サーバおよびメモリカードは、配信毎に異な
るセッションキーを発生させ、その発生させたセッショ
ンキーによって公開暗号鍵の暗号化を行ない、配信サー
バ、メモリカード相互間で鍵の交換を行なう。
【0011】最終的に、配信サーバは、メモリカード個
々の公開暗号鍵によって暗号化され、さらにセッション
キーによって暗号化したライセンスと、暗号化コンテン
ツデータをメモリカードに送信する。そして、メモリカ
ードは、受信したライセンス鍵と暗号化コンテンツデー
タをメモリカードに記録する。
【0012】そして、メモリカードに記録した暗号化コ
ンテンツデータを再生するときは、メモリカードを携帯
電話機に装着する。携帯電話機は、通常の電話機能の他
にメモリカードからの暗号化コンテンツデータを復号
し、かつ、再生して外部へ出力するための専用回路を有
する。
【0013】この再生において、携帯電話機のユーザ
は、携帯電話機に設けられたキーを操作することによっ
てコンテンツデータの再生を制御する。すなわち、再生
の開始、再生の停止、早送り、および巻戻し等の操作を
キーを操作することによって行なう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯電話機に
設けられたコンテンツデータの再生のためのキーの数
は、携帯電話機のサイズ的な問題から制限されている。
そして、コンテンツの種類によって使用したい操作が異
なる。すなわち、ユーザは、コンテンツデータが音楽デ
ータであるとき、再生操作、再生の停止操作、および音
量操作を行ないたい。また、コンテンツデータが英会話
用のテキストであるとき、ユーザは、再生操作、再生の
停止操作、および2点間のリピート操作を行ないたい。
さらに、コンテンツデータがニュースであるとき、ユー
ザは、スキップ操作、早送り、および巻戻し操作を行な
いたい。
【0015】このように、操作したい動作はコンテンツ
の種類に応じて異なるのに対して、キーに設定可能な操
作の数は制限されているため、コンテンツの種類に応じ
た操作を行なうことが困難であるという問題がある。
【0016】そこで、本発明は、かかる問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、コンテンツの
種類に応じてコンテンツデータの再生に必要な操作をキ
ーに割当てる情報端末装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、情報
端末装置は、コンテンツデータとコンテンツデータの付
加情報とを取得し、その取得したコンテンツデータの再
生に必要な操作をキーに割当てる情報端末装置であっ
て、コンテンツデータおよび付加情報が記録されたデー
タ記録装置とのやり取りを制御するインタフェースと、
コンテンツデータの再生に必要な複数の操作を割当てる
ための複数のキーを含むキー操作部と、付加情報に含ま
れるキー割当情報に基づいて複数の操作を複数のキーに
割当てるキー割当部と、制御部とを備え、制御部は、コ
ンテンツデータの再生要求に応じて、インタフェースを
介してデータ記録装置からキー割当情報を読出し、その
読出したキー割当情報をキー割当部に与える。
【0018】好ましくは、情報端末装置は、各種の情報
を視覚情報としてユーザに与える表示部と、複数のキー
に割当てられた複数の操作を視覚情報としてユーザに与
えるためのアイコンを作成するアイコン作成部と、アイ
コン作成部によって作成されたアイコンを表示部に表示
するアイコン表示部とをさらに備え、制御部は、複数の
キーに割当てられた複数の操作をキー割当部から取得
し、その取得した複数の操作をアイコン作成部に与え
る。
【0019】また、この発明によれば、情報端末装置
は、コンテンツデータとコンテンツデータの付加情報と
を取得し、その取得したコンテンツデータの種類に応じ
てコンテンツデータの再生に必要な操作をキーに割当て
る情報端末装置であって、本体部と、開閉可能な蓋部と
を備え、本体部は、コンテンツデータおよび付加情報が
記録されたデータ記録装置とのやり取りを制御するイン
タフェースと、コンテンツデータの再生に必要な複数の
操作を割当てるための複数のキーを含む第1のキー操作
部と、蓋部が閉じられた状態でも操作可能であり、か
つ、複数の操作を割当てるための複数のキーを含む第2
のキー操作部と、付加情報に含まれるキー割当情報に基
づいて複数の操作を前記第1および第2のキー操作部に
含まれる複数のキーに割当てるキー割当部と、制御部と
を含み、制御部は、コンテンツデータの再生要求に応じ
て、インタフェースを介してデータ記録装置からキー割
当情報を読出し、その読出したキー割当情報をキー割当
部に与える。
【0020】好ましくは、蓋部は、各種の情報を視覚情
報としてユーザに与える表示部を含み、本体部は、複数
のキーに割当てられた複数の操作を視覚情報としてユー
ザに与えるためのアイコンを作成するアイコン作成部
と、アイコン作成部によって作成されたアイコンを蓋部
の前記表示部に表示するアイコン表示部とをさらに含
み、制御部は、複数のキーに割当てられた複数の操作を
前記キー割当部から取得し、その取得した複数の操作を
アイコン作成部に与える。
【0021】好ましくは、キー割当情報は、複数のキー
を特定するための複数のキー特定情報と、複数のキー特
定情報に対応付けられ、かつ、複数の操作を特定するた
めの複数の操作特定情報と、複数のキー特定情報に対応
付けられ、かつ、複数の操作を複数のキーに割当てる優
先順位を決定するための割当レベルとから成り、キー割
当部は、複数のキー特定情報と複数の操作特定情報とに
基づいて複数のキーと複数の操作とを対応付け、割当レ
ベルの高い操作から順に前記第2のキー操作部に含まれ
るキーに割当てる。
【0022】好ましくは、割当レベルは、前記キーへの
割当をしない割当除外レベルを含み、キー割当部は、割
当除外レベルが設定された操作以外の操作を第2のキー
操作部に含まれるキーに割当てる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0024】図1は、本発明による情報端末装置が暗号
化コンテンツデータ、暗号化コンテンツデータを復号す
るためのライセンス、および暗号化コンテンツデータの
付加情報を取得するデータ配信システムの全体構成を概
念的に説明するための概略図である。
【0025】なお、以下では携帯電話網を介して音楽デ
ータをユーザの携帯電話機に装着されたメモリカード1
10に配信するデータ配信システムの構成を例にとって
説明するが、以下の説明で明らかとなるように、本発明
はこのような場合に限定されることなく、他の著作物と
してのコンテンツデータ、たとえば画像データ、動画像
データ、ニュース、および英会話用のデータ等を配信す
る場合においても適用することが可能なものである。
【0026】図1を参照して、配信キャリア20は、自
己の携帯電話網を通じて得た、ユーザからの配信要求
(配信リクエスト)を配信サーバ10に中継する。音楽
データ等のコンテンツデータを管理する配信サーバ10
は、データ配信を求めてアクセスして来た携帯電話ユー
ザの携帯電話機100に装着されたメモリカード110
が正当な認証データを持つか否か、すなわち、正規のメ
モリカードであるか否かの認証処理を行ない、正当なメ
モリカードに対して著作権を保護するために所定の暗号
方式によりコンテンツデータを暗号化した上で、データ
を配信するための配信キャリア20である携帯電話会社
に、このような暗号化コンテンツデータ、付加情報およ
び暗号化コンテンツデータを再生するために必要な情報
として暗号化コンテンツデータを復号するためのライセ
ンス鍵を含むライセンスを与える。
【0027】配信キャリア20は、自己の携帯電話網を
通じて配信要求を送信した携帯電話機100に装着され
たメモリカード110に対して、携帯電話網および携帯
電話機100を介して暗号化コンテンツデータとライセ
ンスとを配信する。
【0028】図1においては、たとえば携帯電話ユーザ
の携帯電話機100には、着脱可能なメモリカード11
0が装着される構成となっている。メモリカード110
は、携帯電話機100により受信された暗号化コンテン
ツデータを受取り、著作権を保護するために行なわれた
暗号化を復号した上で、携帯電話機100中の音楽再生
部(図示せず)に与える。
【0029】さらに、たとえば携帯電話ユーザは、携帯
電話機100に接続したヘッドホーン130等を介して
このようなコンテンツデータを「再生」して、聴取する
ことが可能である。
【0030】このような構成とすることで、まず、メモ
リカード110を利用しないと、配信サーバ10からコ
ンテンツデータの配信を受けて、音楽を再生することが
困難な構成となる。
【0031】しかも、配信キャリア20において、たと
えば1曲分のコンテンツデータを配信するたびにその度
数を計数しておくことで、携帯電話ユーザがコンテンツ
データを受信(ダウンロード)するたびに発生する著作
権料を、配信キャリア20が携帯電話機の通話料ととも
に徴収することとすれば、著作権者が著作権料を確保す
ることが容易となる。
【0032】したがって、図1に示すデータ配信システ
ムにおいては、携帯電話機100に装着されたメモリカ
ード110は、携帯電話網を介して配信サーバ10から
暗号化コンテンツデータ、付加情報およびライセンスを
受信して格納することができる。
【0033】図1に示したような構成においては、暗号
化して配信されるコンテンツデータを携帯電話機のユー
ザ側で再生可能とするためにシステム上必要とされるの
は、第1には、通信におけるライセンスを配信するため
の方式であり、さらに第2には、コンテンツデータを暗
号化する方式そのものであり、さらに、第3には、この
ようなコンテンツデータの無断コピーを防止するための
著作権保護を実現する構成である。
【0034】本発明の実施の形態においては、特に、配
信、および再生の各処理の発生時において、これらのコ
ンテンツデータの移動先に対する認証およびチェック機
能を充実させ、非認証の記録装置および情報端末装置
(暗号化コンテンツデータを復号して再生できる再生端
末を携帯電話機とも言う。以下同じ)に対するコンテン
ツデータの出力を防止することによってコンテンツデー
タの著作権保護を強化する構成を説明する。
【0035】なお、以下の説明においては、配信サーバ
10から、各携帯電話機に暗号化コンテンツデータ、付
加情報、およびライセンスを伝送する処理を「配信」と
称することとする。
【0036】図2は、図1に示したデータ配信システム
において、使用される通信のためのデータ、情報等の特
性を説明する図である。
【0037】まず、配信サーバ10より配信されるデー
タについて説明する。Dcは、音楽データ等のコンテン
ツデータである。コンテンツデータDcは、ライセンス
鍵Kcで復号可能な暗号化が施される。ライセンス鍵K
cによって復号可能な暗号化が施された暗号化コンテン
ツデータ{Dc}Kcがこの形式で配信サーバ10より
携帯電話のユーザに配布される。
【0038】なお、以下においては、{Y}Xという表
記は、データYを、復号鍵Xにより復号可能な暗号化を
施したことを示すものとする。
【0039】さらに、配信サーバ10からは、暗号化コ
ンテンツデータとともに、コンテンツデータに関する著
作権あるいはサーバアクセス関連等の平文情報としての
付加情報Dc−infが配布される。なお、後述するよ
うに、この付加情報は、コンテンツの種類に応じて作成
された、コンテンツデータの再生に必要な操作を携帯電
話機100のキーに割当てるためのキー割当情報を含
む。また、ライセンスとして、ライセンス鍵Kc、配信
サーバ10からのライセンス鍵等の配信を特定するため
の管理コードであるライセンスIDが配信サーバ10と
携帯電話機100との間でやり取りされる。さらに、ラ
イセンスとしては、コンテンツデータDcを識別するた
めのコードであるコンテンツIDや、利用者側からの指
定によって決定されるライセンス数や機能限定等の情報
を含んだライセンス購入条件ACに基づいて生成され
る、記録装置(メモリカード)におけるライセンスのア
クセスに対する制限に関する情報であるアクセス制御情
報ACmおよび情報端末装置における再生に関する制御
情報である再生制御情報ACp等が存在する。具体的に
は、アクセス制御情報ACmは、メモリカードからのラ
イセンスまたはライセンス鍵を外部に出力するに当って
の制御情報であり、再生可能回数(再生のためにライセ
ンス鍵を出力する数)、ライセンスの移動・複製に関す
る制限情報などがある。再生制御情報ACpは、コンテ
ンツデータを再生するためにコンテンツ再生回路がライ
センス鍵を受取った後に、再生を制限する情報であり、
再生期限、再生速度変更制限、再生範囲指定(部分ライ
センス)などがある。
【0040】以後、ライセンスIDと、コンテンツID
と、ライセンス鍵Kcと、アクセス制御情報ACmと、
再生制御情報ACpとを併せて、ライセンスと総称する
こととする。
【0041】図3は、図1に示すデータ配信システムに
おいて使用される認証のためのデータ、情報等の特性を
説明する図である。
【0042】情報端末装置内のコンテンツ再生デバイ
ス、およびメモリカードには固有の公開暗号鍵KPpy
およびKPmwがそれぞれ設けられ、公開暗号鍵KPp
yおよびKPmwは、コンテンツ再生デバイスに固有の
秘密復号鍵Kpy、メモリカードに固有の秘密復号鍵K
mwによってそれぞれ復号可能である。これら公開暗号
鍵および秘密復号鍵は、メモリカードの種類ごとに異な
る値を持つ。これらの公開暗号鍵および秘密復号鍵を総
称してクラス鍵と称し、これらの公開暗号鍵をクラス公
開暗号鍵、秘密復号鍵をクラス秘密復号鍵、クラス鍵を
共有する単位をクラスと称する。クラスは、製造会社や
製品の種類、製造時のロット等によって異なる。
【0043】また、コンテンツ再生デバイスのクラス証
明書としてCpyが設けられ、メモリカードのクラス証
明書としてCmwが設けられる。これらのクラス証明書
は、コンテンツ再生デバイス、およびメモリカードのク
ラスごとに異なる情報を有する。
【0044】これらのコンテンツ再生デバイスのクラス
公開暗号鍵およびクラス証明書は、認証データ{KPp
y//Cpy}KPaの形式で、メモリカードのクラス
公開暗号鍵およびクラス証明書は、認証データ{KPm
w//Cmw}KPaの形式で出荷時にデータ再生デバ
イス、およびメモリカードにそれぞれ記録される。後ほ
ど詳細に説明するが、KPaは配信システム全体で共通
の公開認証鍵である。
【0045】また、メモリカード110内のデータ処理
を管理するための鍵として、メモリカードという媒体ご
とに設定される公開暗号鍵KPmcxと、公開暗号鍵K
Pmcxで暗号化されたデータを復号することが可能な
それぞれに固有の秘密復号鍵Kmcxが存在する。これ
らのメモリカードごとに設定される公開暗号鍵および秘
密復号鍵を総称して個別鍵と称し、公開暗号鍵KPmc
xを個別公開暗号鍵、秘密復号鍵Kmcxを個別秘密復
号鍵と称する。
【0046】ライセンスの配信、および再生が行なわれ
るごとに配信サーバ10、携帯電話機100、メモリカ
ード110、およびライセンス専用メモリカードにおい
て生成される共通鍵Ks1〜Ks3が用いられる。
【0047】ここで、共通鍵Ks1〜Ks3は、配信サ
ーバ、コンテンツ再生デバイスもしくはメモリカード間
の通信の単位あるいはアクセスの単位である「セッショ
ン」ごとに発生する固有の共通鍵であり、以下において
はこれらの共通鍵Ks1〜Ks3を「セッションキー」
とも呼ぶこととする。
【0048】これらのセッションキーKs1〜Ks3
は、各セッションごとに固有の値を有することにより、
配信サーバ、コンテンツ再生デバイス、およびメモリカ
ードによって管理される。具体的には、セッションキー
Ks1は、配信サーバによって配信セッションごとに発
生される。セッションキーKs2は、メモリカードによ
って配信セッションおよび再生セッションごとに発生
し、セッションキーKs3は、コンテンツ再生デバイス
において再生セッションごとに発生される。各セッショ
ンにおいて、これらのセッションキーを授受し、他の機
器で生成されたセッションキーを受けて、このセッショ
ンキーによる暗号化を実行した上でライセンス鍵等の送
信を行なうことによって、セッションにおけるセキュリ
ティ強度を向上させることができる。
【0049】図4は、図1に示した配信サーバ10の構
成を示す概略ブロック図である。配信サーバ10は、コ
ンテンツデータを所定の方式に従って暗号化したデータ
やコンテンツID等の配信情報を保持するための情報デ
ータベース304と、携帯電話機の各ユーザごとにコン
テンツデータへのアクセス開始に従った課金情報を保持
するための課金データベース302と、情報データベー
ス304に保持されたコンテンツデータのメニューを保
持するメニューデータベース307と、ライセンスの配
信ごとに生成され、かつ、ライセンスを特定するライセ
ンスID等の配信に関するログを保持する配信記録デー
タベース308と、情報データベース304、課金デー
タベース302、メニューデータベース307、および
配信記録データベース308からのデータをバスBS1
を介して受取り、所定の処理を行なうためのデータ処理
部310と、通信網を介して、配信キャリア20とデー
タ処理部310との間でデータ授受を行なうための通信
装置350とを備える。
【0050】データ処理部310は、バスBS1上のデ
ータに応じて、データ処理部310の動作を制御するた
めの配信制御部315と、配信制御部315に制御され
て、配信セッション時にセッションキーKs1を発生す
るためのセッションキー発生部316と、メモリカード
から送られてきた認証のための認証データ{KPmw/
/Cmw}KPaを復号するための公開認証鍵KPaを
保持する認証鍵保持部313と、メモリカードから送ら
れてきた認証のための認証データ{KPmw//Cm
w}KPaを通信装置350およびバスBS1を介して
受けて、認証鍵保持部313からの公開認証鍵KPaに
よって復号処理を行なう復号処理部312と、配信セッ
ションごとに、セッション鍵Ks1を発生するセッショ
ンキー発生部316、セッションキー発生部316より
生成されたセッションキーKs1を復号処理部312に
よって得られたクラス公開暗号鍵KPmwを用いて暗号
化して、バスBS1に出力するための暗号処理部318
と、セッションキーKs1によって暗号化された上で送
信されたデータをバスBS1より受けて、復号処理を行
なう復号処理部320とを含む。
【0051】データ処理部310は、さらに、配信制御
部315から与えられるライセンス鍵Kcおよびアクセ
ス制御情報ACmを、復号処理部320によって得られ
たメモリカードごとに個別公開暗号鍵KPmcxによっ
て暗号化するための暗号処理部326と、暗号処理部3
26の出力を、復号処理部320から与えられるセッシ
ョンキーKs2によってさらに暗号化してバスBS1に
出力するための暗号処理部328とを含む。
【0052】配信サーバ10の配信セッションにおける
動作については、後ほどフローチャートを使用して詳細
に説明する。
【0053】図5は、図4に示す情報データベース30
4に格納された付加情報Dc−infに含まれるキー割
当情報である。キー割当情報は、キーIDと、キーと、
操作IDと、操作とから成る。キーIDは、携帯電話機
100のキーを特定するための情報である。操作ID
は、携帯電話機100のキーに割当てる再生、停止、お
よび早送り等の操作を特定するための情報である。操作
IDは、キーIDに対応付けられている。すなわち、キ
ー割当情報は、キーIDによってコンテンツデータの再
生に必要な操作を割当てるキーを特定し、キーIDに対
応付けられた操作IDを介してキーに割当てる操作を特
定すれば、’0’キー等の各キーに割当てる操作が解か
るようになっている。
【0054】このように、暗号化コンテンツデータとと
もにキー割当情報を配信サーバ10からメモリカード1
10へ配信することによって、後述するように、携帯電
話機100においてコンテンツデータの再生に必要な操
作をキーに割当てることができる。
【0055】図6は、図1に示した携帯電話機100の
構成を説明するための概略ブロック図である。
【0056】携帯電話機100は、携帯電話機100の
各部のデータ授受を行なうためのバスBS2と、携帯電
話網により無線伝送される信号を受信するためのアンテ
ナ1101と、アンテナ1101からの信号を受けてベ
ースバンド信号に変換し、あるいは携帯電話機100の
各部からのデータを変調してアンテナ1101に与える
ための送受信部1102とを含む。
【0057】携帯電話機100は、さらに、キー割当情
報に基づいてコンテンツデータの再生に必要な操作をキ
ー操作部1108に含まれるキーに割当てるキー割当部
1103と、キー割当部1103によって割当てられた
操作を視覚情報としてユーザに与えるためのアイコンを
作成するアイコン作成部1104と、アイコン作成部1
104によって作成されたアイコンを表示パネル111
0に表示するアイコン表示部1105とを含む。なお、
アイコン作成部1104は、アイコンを作成するための
ソフトウェアを保持しており、その保持したソフトウェ
アによってアイコンを作成する。また、アイコン表示部
1105は、アイコンを表示するためのソフトウェアを
保持しており、その保持したソフトウェアによってアイ
コンを表示パネル1110に表示する。
【0058】携帯電話機100は、さらに、バスBS2
を介して携帯電話機100の動作を制御するためのコン
トローラ1106と、外部からの指示を携帯電話機10
0に与えるためのキー操作部1108と、コントローラ
1106等から出力される情報をユーザに視覚情報とし
て与えるための表示パネル1110とを含む。
【0059】携帯電話機100は、さらに、配信サーバ
10からのコンテンツデータ(音楽データ)を記憶し、
かつ、復号処理を行なうための着脱可能なメモリカード
110と、メモリカード110とバスBS2との間のデ
ータの授受を制御するためのメモリインタフェース12
00とを含む。
【0060】携帯電話機100は、さらに、クラス公開
暗号鍵KPp1およびクラス証明書Cp1を公開認証鍵
KPaで復号することでその正当性を認証できる状態に
暗号化した認証データ{KPp1//Cp1}KPaを
保持する認証データ保持部1500を含む。ここで、携
帯電話機100のクラスyは、y=1であるとする。
【0061】携帯電話機100は、さらに、クラス固有
の復号鍵であるKp1を保持するKp1保持部1502
と、バスBS2から受けたデータをKp1によって復号
し、メモリカード110によって発生されたセッション
キーKs2を得る復号処理部1504とを含む。
【0062】携帯電話機100は、さらに、メモリカー
ド110に記憶されたコンテンツデータの再生を行なう
再生セッションにおいてメモリカード110との間でバ
スBS2上においてやり取りされるデータを暗号化する
ためのセッションキーKs3を乱数等により発生するセ
ッションキー発生部1508と、暗号化コンテンツデー
タの再生セッションにおいてメモリカード110からラ
イセンス鍵Kcおよび再生制御情報ACpを受取る際
に、セッションキー発生部1508により発生されたセ
ッションキーKs3を復号処理部1504によって得ら
れたセッションキーKs2によって暗号化し、バスBS
2に出力する暗号処理部1506とを含む。
【0063】携帯電話機100は、さらに、バスBS2
上のデータをセッションキーKs3によって復号して、
ライセンス鍵Kcおよび再生制御情報ACpを出力する
復号処理部1510と、バスBS2より暗号化コンテン
ツデータ{Dc}Kcを受けて、復号処理部1510か
らのライセンス鍵Kcによって暗号化コンテンツデータ
{Dc}Kcを復号してコンテンツデータDcを音楽再
生部1518へ出力する復号処理部1516とを含む。
【0064】携帯電話機100は、さらに、復号処理部
1516からの出力を受けてコンテンツデータを再生す
るための音楽再生部1518と、音楽再生部1518の
出力をディジタル信号からアナログ信号に変換するDA
変換器1519と、DA変換器1519の出力をヘッド
ホーンなどの外部出力装置(図示省略)へ出力するため
の端子1530とを含む。
【0065】携帯電話機100は、さらに、パーソナル
コンピュータからコンテンツデータ、付加情報およびラ
イセンスを受信する際にバスBS2と端子1114との
間のデータ授受を制御するためのUSBインタフェース
1112と、USBケーブルを接続するための端子11
14とを含む。
【0066】なお、USBインタフェース1112およ
び端子1114は、図1に示すデータ配信システムにお
いては必要ないが、後述するように、パーソナルコンピ
ュータがインターネット網を介して受信したコンテンツ
データ、付加情報およびライセンスをUSBケーブルに
よって受信する場合に必要となるものである。
【0067】また、図6においては、点線で囲んだ領域
は暗号化コンテンツデータを復号して音楽データを再生
するコンテンツ再生デバイス1550を構成する。
【0068】さらに、図6においては、通常の通話機能
に必要な音声データの変調および復号を行なう音声コー
デック、マイク等は省略している。
【0069】携帯電話機100の各構成部分の各セッシ
ョンにおける動作については、後ほどフローチャートを
使用して詳細に説明する。
【0070】図7は、図1に示すメモリカード110の
構成を説明するための概略ブロック図である。
【0071】既に説明したように、メモリカードのクラ
ス公開暗号鍵およびクラス秘密復号鍵として、KPmw
およびKmwが設けられ、メモリカードのクラス証明書
Cmwが設けられるが、メモリカード110において
は、自然数w=3で表わされるものとする。また、メモ
リカードを識別する自然数xはx=4で表わされるもの
とする。
【0072】したがって、メモリカード110は、認証
データ{KPm3//Cm3}KPaを保持する認証デ
ータ保持部1400と、メモリカードごとに設定される
固有の復号鍵である個別秘密復号鍵Kmc4を保持する
Kmc保持部1402と、クラス秘密復号鍵Km3を保
持するKm保持部1421と、個別秘密復号鍵Kmc4
によって復号可能な公開暗号鍵KPmc4を保持するK
Pmc保持部1416とを含む。
【0073】このように、メモリカードという記録装置
の暗号鍵を設けることによって、以下の説明で明らかに
なるように、配信されたコンテンツデータや暗号化され
たライセンス鍵の管理をメモリカード単位で実行するこ
とが可能になる。
【0074】メモリカード110は、さらに、メモリカ
ードインタフェース1200との間で信号を端子142
6を介して授受するインタフェース1424と、インタ
フェース1424との間で信号をやり取りするバスBS
3と、バスBS3にインタフェース1424から与えら
れるデータから、クラス秘密復号鍵Km3をKm保持部
1421から受けて、配信サーバ10が配信セッション
において生成したセッションキーKs1を接点Paに出
力する復号処理部1422と、KPa保持部1414か
ら公開認証鍵KPaを受けて、バスBS3に与えられる
データから公開認証鍵KPaによる復号処理を実行して
復号結果と得られたクラス証明書をコントローラ142
0に、得られたクラス公開鍵を暗号処理部1410に出
力する復号処理部1408と、切換スイッチ1442に
よって選択的に与えられる鍵によって、切換スイッチ1
446によって選択的に与えられるデータを暗号化して
バスBS4に出力する暗号処理部1406とを含む。
【0075】メモリカード110は、さらに、配信、お
よび再生の各セッションにおいてセッションキーKs2
を発生するセッションキー発生部1418と、セッショ
ンキー発生部1418の出力したセッションキーKs2
を復号処理部1408によって得られるクラス公開暗号
鍵KPpyもしくはKPmwによって暗号化してバスB
S3に送出する暗号処理部1410と、バスBS3より
セッションキーKs2によって暗号化されたデータを受
けてセッションキー発生部1418より得たセッション
キーKs2によって復号する復号処理部1412と、暗
号化コンテンツデータの再生セッションにおいてメモリ
1415から読出されたライセンス鍵Kcおよび再生制
御情報ACpを、復号処理部1412で復号された他の
メモリカード110の個別公開暗号鍵KPmcx(x≠
4)で暗号化する暗号処理部1417とを含む。
【0076】メモリカード110は、さらに、バスBS
3上のデータを個別公開暗号鍵KPmc4と対をなすメ
モリカード110の個別秘密復号鍵Kmc4によって復
号するための復号処理部1404と、配信サーバ10と
の間の通信における履歴を格納するログと、暗号化コン
テンツデータ{Dc}Kcと、暗号化コンテンツデータ
{Dc}Kcを再生するためのライセンス(Kc,AC
p,ACm,ライセンスID,コンテンツID)と、付
加情報Dc−infと、暗号化コンテンツデータの再生
リストと、ライセンスを管理するためのライセンス管理
ファイルとをバスBS3より受けて格納するためのメモ
リ1415とを含む。メモリ1415は、例えば半導体
メモリによって構成される。また、メモリ1415は、
ログ領域1415Aと、ライセンス領域1415Bと、
データ領域1415Cとから成る。ログ領域1415A
は、ログを記録するための領域である。ログ領域141
5Aは、メモリカード110に対してライセンスが入力
され、格納されるときに記録される受信ログを含む。
【0077】ライセンス領域1415Bは、ライセンス
を記録するための領域である。ライセンス領域1415
Bは、ライセンス(ライセンス鍵Kc、再生制御情報A
Cp、アクセス制限情報ACm、ライセンスID、コン
テンツID)を格納する。ライセンスは、エントリ番号
に対応してライセンス領域1415Bに格納されてお
り、ライセンスに対してアクセスする場合には、ライセ
ンスが格納されている、あるいは、ライセンスを記録し
たいエントリをエントリ番号によって指定する構成にな
っている。
【0078】データ領域1415Cは、暗号化コンテン
ツデータ{Dc}Kc、暗号化コンテンツデータの付加
情報Dc−inf、ライセンスを管理するために必要な
情報を暗号化コンテンツごとに記録するライセンス管理
ファイル、およびメモリカードに記録された暗号化コン
テンツデータやライセンスにアクセスするための基本的
な情報を記録する再生リストを記録するための領域であ
る。そして、データ領域1415Cは、外部から直接ア
クセスすることができる。
【0079】メモリカード110は、さらに、バスBS
3を介して外部との間でデータ授受を行ない、バスBS
3との間で再生情報等を受けて、メモリカード110の
動作を制御するためのコントローラ1420を含む。
【0080】なお、データ領域1415Cを除く全ての
構成は、耐タンパモジュール領域に構成される。
【0081】以下、図1に示すデータ配信システムにお
ける各セッションの動作について説明する。
【0082】[配信]まず、図1に示すデータ配信シス
テムにおいて、配信サーバ10から携帯電話機100の
メモリカード110へ暗号化コンテンツデータおよびラ
イセンスを配信する動作について説明する。
【0083】図8および図9は、図1に示すデータ配信
システムにおける暗号化コンテンツデータの購入時に発
生する携帯電話機100に装着されたメモリカード11
0への暗号化コンテンツデータ{Dc}Kc、付加情報
Dc−inf、およびライセンスの配信動作(以下、配
信セッションともいう)を説明するための第1および第
2のフローチャートである。
【0084】図8における処理以前に、携帯電話機10
0のユーザは、配信サーバ10に対して携帯電話網を介
して接続し、購入を希望するコンテンツに対するコンテ
ンツIDを取得していることを前提としている。
【0085】図8を参照して、携帯電話機100のユー
ザからキー操作部1108を介してコンテンツIDの指
定による配信リクエストがなされる(ステップS10
0)。そして、キー操作部1108を介して暗号化コン
テンツデータのライセンスを購入するための購入条件A
Cを入力するように指示し、購入条件ACが入力される
(ステップS102)。つまり、選択した暗号化コンテ
ンツデータを復号するライセンス鍵Kcを購入するため
に、暗号化コンテンツデータのアクセス制御情報AC
m、および再生制御情報ACpを設定して購入条件AC
が入力される。
【0086】暗号化コンテンツデータの購入条件ACが
入力されると、コントローラ1106は、バスBS2お
よびメモリカードインタフェース1200を介してメモ
リカード110へ認証データの出力指示を与える(ステ
ップS104)。メモリカード110のコントローラ1
420は、端子1426、インタフェース1424およ
びバスBS3を介して認証データの送信要求を受信する
(ステップS106)。そして、コントローラ1420
は、バスBS3を介して認証データ保持部1400から
認証データ{KPm3//Cm3}KPaを読出し、
{KPm3//Cm3}KPaをバスBS3、インタフ
ェース1424および端子1426を介して出力する
(ステップS108)。
【0087】携帯電話機100のコントローラ1106
は、メモリカード110からの認証データ{KPm3/
/Cm3}KPaに加えて、コンテンツID、ライセン
ス購入条件のデータAC、および配信リクエストを配信
サーバ10に対して送信する(ステップS110)。
【0088】配信サーバ10では、携帯電話機100か
ら配信リクエスト、コンテンツID、認証データ{KP
m3//Cm3}KPa、およびライセンス購入条件の
データACを受信し(ステップS112)、復号処理部
312においてメモリカード110から出力された認証
データを公開認証鍵KPaで復号処理を実行する(ステ
ップS114)。
【0089】配信制御部315は、復号処理部312に
おける復号処理結果から、正規の機関でその正当性を証
明するための暗号化を施した認証データを受信したか否
かを判断する認証処理を行なう(ステップS116)。
正当な認証データであると判断された場合、配信制御部
315は、クラス公開暗号鍵KPm3およびクラス証明
書Cm3を承認し、受理する。そして、次の処理(ステ
ップS118)へ移行する。正当な認証データでない場
合には、非承認とし、クラス公開暗号鍵KPm3および
クラス証明書Cm3を受理しないで配信セッションを終
了する(ステップS184)。
【0090】認証の結果、正当な認証データを持つメモ
リカードを装着した携帯電話機からのアクセスであるこ
とが確認されると、配信サーバ10において、セッショ
ンキー発生部316は、配信のためのセッションキーK
s1を生成する(ステップS118)。セッションキー
Ks1は、復号処理部312によって得られたメモリカ
ード110に対応するクラス公開暗号鍵KPm3によっ
て、暗号処理部318によって暗号化される(ステップ
S120)。
【0091】配信制御部315は、ライセンスIDを生
成し(ステップS122)、ライセンスIDおよび暗号
化されたセッションキーKs1は、ライセンスID//
{Ks1}Km3として、バスBS1および通信装置3
50を介して外部に出力される(ステップS124)。
【0092】携帯電話機100が、ライセンスID//
{Ks1}Km3を受信すると、コントローラ1106
は、ライセンスID//{Ks1}Km3をメモリカー
ド110に入力する(ステップS126)。そうする
と、メモリカード110においては、端子1426およ
びインタフェース1424を介して、コントローラ14
20は、ライセンスID//{Ks1}Km3を受理す
る(ステップS128)。そして、コントローラ142
0は、バスBS3を介してメモリ1415のログ領域1
415Aに記録されている受信ログを初期化し、受理し
たライセンスIDをログ領域1415Aに格納する(ス
テップS130)。このとき、受信ログ内の受信sta
teは、OFFに設定される。その後、コントローラ1
420は、バスBS3を介して{Ks1}Km3を復号
処理部1422へ与え、復号処理部1422は、Km保
持部1421に保持されるメモリカード110に固有な
クラス秘密復号鍵Km3によって復号処理することによ
り、セッションキーKs1を復号し、セッションキーK
s1を受理する(ステップS132)。
【0093】コントローラ1420は、配信サーバ10
で生成されたセッションキーKs1の受理を確認する
と、セッションキー発生部1418に対してメモリカー
ド110において配信動作時に生成されるセッションキ
ーKs2の生成を指示する。そして、セッションキー発
生部1418は、セッションキーKs2を生成する(ス
テップS134)。コントローラ1420は、生成され
たセッション鍵Ks2をバスBS3を介して受取り、そ
の受取ったセッション鍵Ks2をメモリ1415のログ
領域1415Aに格納し、受信stateをONにする
(ステップS136)。
【0094】暗号処理部1406は、切換スイッチ14
42の接点Paを介して復号処理部1422より与えら
れるセッションキーKs1によって、切換スイッチ14
46の接点を順次切換えることによって与えられるセッ
ションキーKs2、および個別公開暗号鍵KPmc4を
1つのデータ列として暗号化して、{Ks2//KPm
c4}Ks1をバスBS3に出力する。バスBS3に出
力された暗号化データ{Ks2//KPmc4}Ks1
は、バスBS3からインタフェース1424および端子
1426を介して携帯電話機100に出力され(ステッ
プS138)、携帯電話機100から配信サーバ10に
送信される(ステップS140)。
【0095】図9を参照して、配信サーバ10は、{K
s2//KPmc4}Ks1を受信して、復号処理部3
20においてセッションキーKs1による復号処理を実
行し、メモリカード110で生成されたセッションキー
Ks2、およびメモリカード110の個別公開暗号鍵K
Pmc4を受理する(ステップS142)。
【0096】配信制御部315は、ステップS112で
取得したコンテンツIDに従ってライセンス鍵Kcを情
報データベース304から取得し(ステップS14
4)、ステップS112で取得したライセンス購入条件
のデータACに従って、アクセス制御情報ACmおよび
再生制御情報ACpを決定する(ステップS146)。
【0097】配信制御部315は、生成したライセン
ス、すなわち、ライセンスID、コンテンツID、ライ
センス鍵Kc、再生制御情報ACp、およびアクセス制
御情報ACmを暗号処理部326に与える。暗号処理部
326は、復号処理部320によって得られたメモリカ
ード110の個別公開暗号鍵KPmc4によってライセ
ンスを暗号化して暗号化データ{ライセンスID//コ
ンテンツID//Kc//ACm//ACp}Kmc4
を生成する(ステップS148)。そして、暗号処理部
328は、暗号処理部326からの暗号化データ{ライ
センスID//コンテンツID//Kc//ACm//
ACp}Kmc4を、復号処理部320からのセッショ
ンキーKs2によって暗号化し、暗号化データ{{ライ
センスID//コンテンツID//Kc//ACm//
ACp}Kmc4}Ks2を出力する。配信制御部31
5は、バスBS1および通信装置350を介して暗号化
データ{{ライセンスID//コンテンツID//Kc
//ACm//ACp}Kmc4}Ks2を携帯電話機
100へ送信する(ステップS150)。
【0098】携帯電話機100は、送信された暗号化デ
ータ{{ライセンスID//コンテンツID//Kc/
/ACm//ACp}Kmc4}Ks2を受信し、バス
BS2およびメモリカードインタフェース1200を介
してメモリカード110に入力する(ステップS15
2)。メモリカード110においては、端子1426お
よびインタフェース1424を介して、バスBS3に与
えられた受信データを復号処理部1412によって復号
する。復号処理部1412は、セッションキー発生部1
418から与えられたセッションキーKs2を用いてバ
スBS3の受信データを復号し、バスBS3に出力する
(ステップS154)。
【0099】この段階で、バスBS3には、Kmc保持
部1402に保持される個別秘密復号鍵Kmc4で復号
可能な暗号化ライセンス{ライセンスID//コンテン
ツID//Kc//ACm//ACp}Kmc4が出力
される(ステップS154)。
【0100】コントローラ1420の指示によって、暗
号化ライセンス{ライセンスID//コンテンツID/
/Kc//ACm//ACp}Kmc4は、復号処理部
1404において、個別秘密復号鍵Kmc4によって復
号され、ライセンス(ライセンス鍵Kc、ライセンスI
D、コンテンツID、アクセス制御情報ACmおよび再
生制御情報ACp)が受理される(ステップS15
6)。
【0101】そうすると、コントローラ1420は、受
理したライセンス(ライセンス鍵Kc、ライセンスI
D、コンテンツID、アクセス制御情報ACmおよび再
生制御情報ACp)をメモリ1415のライセンス領域
1415Bに格納する(ステップS158)。そして、
コントローラ1420は、バスBS3を介してメモリ1
415のログ領域1415Aの受信ログに記録された受
信stateをOFFする(ステップS160)。ライ
センスの書込みが終了すると、携帯電話機100のコン
トローラ1106は、ライセンス管理情報を更新し、そ
の更新したライセンス管理情報をメモリカード110へ
入力する(ステップS162)。メモリカード110の
コントローラ1420は、入力されたライセンス管理情
報をメモリ1415のデータ領域1415Cに書込む
(ステップS164)。
【0102】ライセンスの配信が終了した後、携帯電話
機100のコントローラ1106は、暗号化コンテンツ
データの配信要求を配信サーバ10へ送信し(ステップ
S166)、配信サーバ10は、暗号化コンテンツデー
タの配信要求を受信する(ステップS168)。そし
て、配信サーバ10の配信制御部315は、情報データ
ベース304より、暗号化コンテンツデータ{Dc}K
cおよび付加情報Dc−infを取得して、これらのデ
ータをバスBS1および通信装置350を介して出力す
る(ステップS170)。
【0103】携帯電話機100は、{Dc}Kc//D
c−infを受信して、暗号化コンテンツデータ{D
c}Kcおよび付加情報Dc−infを受理する(ステ
ップS172)。そうすると、コントローラ1106
は、暗号化コンテンツデータ{Dc}Kcおよび付加情
報Dc−infをバスBS2およびメモリカードインタ
フェース1200を介してメモリカード110に入力す
る(ステップS174)。
【0104】メモリカード110のコントローラ142
0は、端子1426、インタフェース1424およびバ
スBS3を介して暗号化コンテンツデータ{Dc}Kc
および付加情報Dc−infを受理し、その受理した暗
号化コンテンツデータ{Dc}Kcおよび付加情報Dc
−infをメモリ1415のデータ領域1415Cに記
録する(ステップS176)。これによって、携帯電話
機100において、コンテンツデータの再生に必要な操
作をキーに割当てるためのキー割当情報がメモリカード
110に記録される。そして、コントローラ1420
は、受理したコンテンツの情報をデータ領域1415C
の再生リストに追記する(ステップS178)。
【0105】そうすると、携帯電話機100のコントロ
ーラ1106は、暗号化コンテンツデータ{Dc}Kc
および付加情報Dc−infの配信受理を配信サーバ1
0へ送信し(ステップS180)、配信サーバ10は、
配信受理を受信し、配信制御部315は、バスBS1を
介して課金データベース302に書込んで課金処理を行
なう(ステップS182)。そして、配信動作が終了す
る(ステップS184)。
【0106】このようにして、携帯電話機100に装着
されたメモリカード110が正規の認証データを保持す
る機器であること、同時に、クラス証明書Cm3ととも
に暗号化して送信できた公開暗号鍵KPm3が有効であ
ることを確認した上でコンテンツデータを配信すること
ができ、不正なメモリカードへのコンテンツデータの配
信を禁止することができる。
【0107】次に、再び、図5および図6を参照して、
携帯電話機100が配信サーバ10から受信した暗号化
コンテンツデータ{Dc}Kcの再生に必要な操作をキ
ー操作部1108に含まれるキーに割当てる動作につい
て説明する。携帯電話機100のコントローラ1106
は、バスBS2およびメモリカードインタフェース12
00を介してメモリカード110に記録されたキー割当
情報を読出す。そして、コントローラ1106は、読出
したキー割当情報をバスBS2を介してキー割当部11
03に与える。キー割当部1103は、与えられたキー
割当情報のキーIDに基づいて、コンテンツデータの再
生に必要な操作を割当てるキーを特定する。これによ
り、キー割当部1103は、操作を割当てるキーが’
0’キー〜’9’キー、’*’キー、’#’キー、’u
p’キー、’down’キー、’left’キー、’r
ight’キー、’決定’キー、’電源’キー、’通
話’キー、および’機能1’キー〜’機能k’キーであ
ることを認識する。そして、キー割当部1103は、キ
ーIDに対応する操作IDを介して各キーに割当てる操
作を検出する。そして、その検出した操作の各々をキー
IDを介して各キーに割当てる。これによって、’0’
指定〜’9’指定が、それぞれ、’0’キー〜’9’キ
ーに割当てられ、’*’キーおよび’#’キーには、何
も操作が割当てられず、「音量UP」操作が’up’キ
ーに割当てられ、「音量DOWN」操作が’down’
キーに割当てられ、「早送り」操作が’left’キー
に割当てられ、「巻戻し」操作が’right’キーに
割当てられ、「決定」操作が’決定’キーに割当てら
れ、「再生・停止」操作が’電源’キーに割当てら
れ、’通話’キー、’機能1’キー、および’機能2’
キーには、何も操作が割当てられない。
【0108】つまり、図10に示すように、携帯電話機
100のキー操作部1108のキー1〜キー9,キー1
1に、それぞれ、数字「1」〜「9」,「0」が割当て
られ、キー12,13,16,17,22には何も操作
が割当てられず、キー14に「音量UP」操作が割当て
られ、キー15に「音量DOWN」操作が割当てられ、
キー19に「早送り」操作が割当てられ、キー18に
「巻戻し」操作が割当てられ、キー21に「決定」操作
が割当てられ、キー23に「再生・停止」操作が割当て
られる。これによって、携帯電話機100のユーザは、
操作が割当てられた各キーを用いてコンテンツデータの
再生を行なうことができる。
【0109】[再生]上述したように、携帯電話機10
0に装着されたメモリカード110は、配信サーバ10
から暗号化コンテンツデータ、付加情報およびライセン
スを受信できる。そこで、次に、メモリカードが受信し
た暗号化コンテンツデータの再生について説明する。
【0110】図11は、メモリカード110が受信した
コンテンツデータの携帯電話機100における再生動作
を説明するためのフローチャートである。なお、図11
における処理以前に、携帯電話機100のユーザは、メ
モリカード100のデータ領域1415Cに記録されて
いる再生リストに従って、再生するコンテンツ(楽曲)
を決定し、ライセンス管理ファイルを取得していること
を前提としている。
【0111】図11を参照して、再生動作の開始ととも
に、携帯電話機100のユーザからキー操作部1108
を介して再生リクエストが携帯電話機100にインプッ
トされる(ステップS700)。そうすると、コントロ
ーラ1106は、バスBS2およびメモリカードインタ
フェース1200を介してメモリカード110からキー
割当情報を読出し、その読出したキー割当情報をキー割
当部1103に与える。そして、キー割当部1103
は、上述したようにコンテンツデータの再生に必要な操
作をキー操作部1108に含まれるキーに割当てる(ス
テップS701)。そして、コントローラ1106は、
バスBS2を介して認証データの出力要求をコンテンツ
再生デバイス1550に行ない(ステップS702)、
コンテンツ再生デバイス1550は認証データの出力要
求を受信する(ステップS704)。そして、認証デー
タ保持部1500は、認証データ{KPp1//Cp
1}KPaを出力し(ステップS706)、コントロー
ラ1106は、メモリカードインタフェース1200を
介してメモリカード110へ認証データ{KPp1//
Cp1}KPaを入力する(ステップS708)。
【0112】そうすると、メモリカード110は、認証
データ{KPp1//Cp1}KPaを受理し、復号処
理部1408は、受理した認証データ{KPp1//C
p1}KPaを、KPa保持部1414に保持された公
開認証鍵KPaによって復号し(ステップS710)、
コントローラ1420は復号処理部1408における復
号処理結果から、認証処理を行なう。すなわち、認証デ
ータ{KPp1//Cp1}KPaが正規の認証データ
であるか否かを判断する認証処理を行なう(ステップS
712)。復号できなかった場合、ステップS746へ
移行し、再生動作は終了する。認証データが復号できた
場合、コントローラ1420は、セッションキー発生部
1418を制御し、セッションキー発生部1418は、
再生セッション用のセッションキーKs2を発生させる
(ステップS713)。そして、暗号処理部1410
は、セッションキー発生部1418からのセッションキ
ーKs2を、復号処理部1408で復号された公開暗号
鍵KPp1によって暗号化した{Ks2}Kp1をバス
BS3へ出力する。そうすると、コントローラ1420
は、インタフェース1424および端子1426を介し
てメモリカードインタフェース1200へ{Ks2}K
p1を出力する(ステップS714)。携帯電話機10
0のコントローラ1106は、メモリカードインタフェ
ース1200を介して{Ks2}Kp1を取得する。そ
して、コントローラ1106は、{Ks2}Kp1をバ
スBS2を介してコンテンツ再生デバイス1550の復
号処理部1504へ与え(ステップS716)、復号処
理部1504は、Kp1保持部1502から出力され
た、公開暗号鍵KPp1と対になっている秘密復号鍵K
p1によって{Ks2}Kp1を復号し、セッションキ
ーKs2を暗号処理部1506へ出力する(ステップS
718)。そうすると、セッションキー発生部1508
は、再生セッション用のセッションキーKs3を発生さ
せ、セッションキーKs3を暗号処理部1506へ出力
する(ステップS720)。暗号処理部1506は、セ
ッションキー発生部1508からのセッションキーKs
3を復号処理部1504からのセッションキーKs2に
よって暗号化して{Ks3}Ks2を出力し(ステップ
S722)、コントローラ1106は、バスBS2およ
びメモリカードインタフェース1200を介して{Ks
3}Ks2をメモリカード110へ出力する(ステップ
S724)。
【0113】そうすると、メモリカード110の復号処
理部1412は、端子1426、インタフェース142
4、およびバスBS3を介して{Ks3}Ks2を入力
する。復号処理部1412は、セッションキー発生部1
418によって発生されたセッションキーKs2によっ
て{Ks3}Ks2を復号して、携帯電話機100で発
生されたセッションキーKs3を受理する(ステップS
726)。
【0114】そして、コントローラ1420は、ライセ
ンス領域1415Bに格納されたライセンスを取得する
(ステップS728)。コントローラ1420は、取得
したライセンスに含まれるアクセス制限情報ACmを確
認する(ステップS730)。
【0115】ステップS730においては、メモリのア
クセスに対する制限に関する情報であるアクセス制限情
報ACmを確認することにより、具体的には、再生回数
を確認することにより、既に再生不可の状態である場合
には再生動作を終了し、アクセス制限情報の再生回数に
制限がある場合にはアクセス制限情報ACmの再生回数
を変更し(ステップS732)、次のステップに進む
(ステップS734)。一方、アクセス制限情報ACm
の再生回数によって再生が制限されていない場合におい
ては、ステップS732はスキップされ、アクセス制限
情報ACmの再生回数は変更されることなく処理が次の
ステップ(ステップS734)に進行される。
【0116】ステップS730において、当該再生動作
において再生が可能であると判断された場合には、メモ
リ1415のライセンス領域1415Bに記録された再
生リクエスト曲のライセンス鍵Kcおよび再生制御情報
ACpがバスBS3上に出力される(ステップS73
4)。
【0117】得られたライセンス鍵Kcと再生制御情報
ACpは、切換スイッチ1446の接点Pfを介して暗
号処理部1406に送られる。暗号処理部1406は、
切換スイッチ1442の接点Pbを介して復号処理部1
412より受けたセッションキーKs3によって切換ス
イッチ1446を介して受けたライセンス鍵Kcと再生
制御情報ACpとを暗号化し、{Kc//ACp}Ks
3をバスBS3に出力する(ステップS734)。
【0118】バスBS3に出力された暗号化データは、
インタフェース1424、端子1426、およびメモリ
カードインタフェース1200を介して携帯電話機10
0に送出される。
【0119】携帯電話機100においては、メモリカー
ドインタフェース1200を介してバスBS2に伝達さ
れる暗号化データ{Kc//ACp}Ks3を復号処理
部1510によって復号処理を行ない、ライセンス鍵K
cおよび再生制御情報ACpを受理する(ステップS7
36,S738)。復号処理部1510は、ライセンス
鍵Kcを復号処理部1516に伝達し、再生制御情報A
CpをバスBS2に出力する。
【0120】コントローラ1106は、バスBS2を介
して、再生制御情報ACpを受理して再生の可否の確認
を行なう(ステップS740)。
【0121】ステップS740においては、再生制御情
報ACpによって再生不可と判断される場合には、再生
動作は終了される。
【0122】ステップS740において再生可能と判断
された場合、コントローラ1106は、メモリカードイ
ンタフェース1200を介してメモリカード110に暗
号化コンテンツデータ{Dc}Kcを要求する。そうす
ると、メモリカード110のコントローラ1420は、
メモリ1415のデータ領域1415Cから暗号化コン
テンツデータ{Dc}Kcを取得し、バスBS3、イン
タフェース1424、および端子1426を介してメモ
リカードインタフェース1200へ暗号化コンテンツデ
ータ{Dc}Kcを出力する。
【0123】携帯電話機100のコントローラ1106
は、メモリカードインタフェース1200を介して暗号
化コンテンツデータ{Dc}Kcを取得し、バスBS2
を介して暗号化コンテンツデータ{Dc}Kcをコンテ
ンツ再生デバイス1550へ与える。
【0124】そして、コンテンツ再生デバイス1550
の復号処理部1516は、暗号化コンテンツデータ{D
c}Kcを復号処理部1510から出力されたライセン
ス鍵Kcによって復号してコンテンツデータDcを取得
する。
【0125】そして、復号されたコンテンツデータDc
は音楽再生部1518へ出力され、音楽再生部1518
は、コンテンツデータ{Dc}Kcを再生し、DA変換
器1519はディジタル信号をアナログ信号に変換して
端子1530へ出力する。そして、音楽データは端子1
530から外部出力装置を介してヘッドホーン130へ
出力されて再生される。これによって再生動作が終了す
る(ステップS742)。
【0126】そして、再生動作が終了すると、携帯電話
機100のユーザは、キー操作部1108のキー23を
操作して、コンテンツデータの再生を停止する。また、
携帯電話機100のユーザは、コンテンツデータの再生
中において音量のアップ、音量のダウン、早送り、およ
び巻戻し等の操作をキー操作部1108のキー14,1
5,18,19等を操作して行なう。
【0127】また、この発明による情報端末装置は、図
12に示す折畳式の携帯電話機200であってもよい。
携帯電話機200は、蓋部210と本体部220とを備
える。蓋部210は、矢印201の方向に開閉される。
携帯電話機200の構成は、図6に示す携帯電話機10
0の構成と同じである。そして、蓋部210は、図6に
示す構成のうち、表示パネル1110を含み、本体部2
20は、図6に示す表示パネル1110以外の全ての構
成部分と補助キー操作部230とを含む。補助キー操作
部230は、キー231〜233を含む。キー231〜
233は、蓋部210を閉じた状態でもコンテンツデー
タの再生に必要な操作を行なうためのキーである。
【0128】表示パネル1110には、コンテンツデー
タの再生に必要な操作を視覚情報としてユーザに与える
ためのアイコン31〜35が表示される。アイコン31
は、「音量UP」操作を示す。アイコン32は、「音量
DOWN」操作を示す。アイコン33は、「巻戻し」操
作を示す。アイコン34は、「早送り」操作を示す。ア
イコン35は、「再生・停止」操作を示す。アイコンの
作成および表示パネル1110への表示については、後
述する。
【0129】図13および図14を参照して、補助キー
操作部230に含まれるキー231〜233に、コンテ
ンツデータの再生に必要な操作を割当てる方法について
説明する。なお、図12に示す例では、補助キー操作部
230に設けられるキーの数は3個としている。
【0130】図13は、コンテンツデータが音楽データ
である場合に、携帯電話機200に装着されたメモリカ
ード110に送信される付加情報Dc−infに含まれ
るキー割当情報である。また、図14は、コンテンツデ
ータがニュースコンテンツである場合に、携帯電話機2
00に装着されたメモリカード110に送信される付加
情報Dc−infに含まれるキー割当情報である。
【0131】図13および図14に示すキー割当情報
は、図5に示すキー割当情報に対して必須レベルの欄が
追加になっているだけであり、その他は、図5に示すキ
ー割当情報と同じである。
【0132】携帯電話機200のキー割当部1103
は、コントローラ1106がメモリカード110から読
出したキー割当情報のキーID、キー、操作ID、およ
び操作に基づいて、携帯電話機100の場合と同様の方
法によって各キーに各操作を割当てる。そして、キー割
当部1103は、キー割当情報の必須レベルを参照し
て、補助キー操作部230のキー231〜233にコン
テンツデータの再生に必要な操作のうち、必須の操作を
割当てる。コンテンツデータが音楽データの場合、「再
生・停止」操作が必須レベル「1」であり、「音量U
P」操作および「音量DOWN」操作が必須レベル
「2」であり、その他の操作は必須レベル「0」であ
る。したがって、キー割当部1103は、必須レベル
「0」の操作を除き、必須レベルの高い順に各操作をキ
ー231〜233に割当てる。なお、必須レベル「1」
が最も優先度が高い。
【0133】そうすると、キー割当部1103は、キー
操作部1108の各キーに割当てた各操作の中から、必
須レベルが「1」である「再生・停止」操作と、必須レ
ベルが「2」である「音量UP」操作、および「音量D
OWN」操作とを補助キー操作部230のキー231〜
233に割当てる。
【0134】また、コンテンツデータがニュースコンテ
ンツであるとき、キー割当部1103は、図14に示す
キー割当情報の必須レベルを参照して、必須レベルが
「1」である「再生・停止」操作と、必須レベルが
「2」である「早送り」操作と、必須レベルが「3」で
ある「巻戻し」操作とを補助キー操作部230のキー2
31〜233に割当てる。なお、補助キー操作部230
のキーの数が3個よりも多い場合は、「再生・停止」操
作、「早送り」操作、および「巻戻し」操作に加え、必
須レベルが「4」である「音量UP」操作および「音量
DOWN」操作を補助キー操作部230のキーに割当て
る。
【0135】このように、折畳み式の携帯電話機200
においては、本来のキー操作部1108に追加された補
助キー操作部230に含まれるキーに、コンテンツデー
タの再生に必須の操作を割当てる。これによって、携帯
電話機200のユーザは、蓋部210を閉じた状態でも
コンテンツデータの再生における重要な動作を行なうこ
とができる。
【0136】なお、上述したキー割当情報の必須レベル
が「0」であることは、対応する操作をキーに割当てな
くてもよいことを意味する。
【0137】コンテンツデータの再生に必要な操作の補
助キー操作部230に含まれるキーへの割当が終了する
と、コントローラ1106は、キー割当部1103から
割当てた操作をバスBS2を介して受取り、その受取っ
た操作をアイコン作成部1104に与える。すなわち、
コンテンツデータが音楽データであるとき、コントロー
ラ1106は、キー割当部1103から「音量DOW
N」操作、「音量UP」操作、および「再生・停止」操
作をバスBS2を介して受取り、その受取った「音量D
OWN」操作、「音量UP」操作、および「再生・停
止」操作をアイコン作成部1104に与える。また、コ
ンテンツデータがニュースコンテンツであるとき、コン
トローラ1106は、キー割当部1103から「巻戻
し」操作、「早送り」操作、および「再生・停止」操作
をバスBS2を介して受取り、その受取った「巻戻し」
操作、「早送り」操作、および「再生・停止」操作をア
イコン作成部1104に与える。
【0138】アイコン作成部1104は、与えられた操
作を視覚情報としてユーザに与えるために、保持してい
るソフトウェアによって各操作の内容を示すアイコンを
作成する。そして、アイコン作成部1104は、作成し
たアイコンをバスBS2を介してアイコン表示部110
5に与える。アイコン表示部1105は、与えられたア
イコンを、予め保持しているソフトウェアによって表示
パネル1110に表示する。
【0139】したがって、図12に示すように、アイコ
ン31〜35が携帯電話機200の表示パネル1110
に表示される。コンテンツデータが音楽データであると
き、アイコン31,32,35が表示パネル1110に
表示され、コンテンツデータがニュースコンテンツであ
るとき、アイコン33〜35が表示パネル1110に表
示される。これによって、携帯電話機200のユーザ
は、コンテンツデータの再生のために補助キー操作部2
30に設定されている操作を視覚情報として取得するこ
とができる。
【0140】図15を参照して、コンテンツデータの再
生に必要な操作のキーへの割当動作について説明する。
携帯電話機200のユーザがキー操作部1108からコ
ンテンツデータの再生指示を入力することによって、コ
ンテンツデータの再生に必要な操作のキーへの割当が開
始される。そして、コントローラ1106は、メモリカ
ード110のメモリ1415に記録されたライセンス管
理ファイルを取得している。したがって、コントローラ
1106は、コンテンツデータの再生が指示されるとき
にキー操作部1108から入力されたコンテンツIDに
よって再生指示がなされたコンテンツデータを特定す
る。
【0141】コンテンツデータの再生に必要な操作のキ
ーへの割当が開始されると(ステップS200)、コン
トローラ1106は、コンテンツIDによってバスBS
2およびメモリカードインタフェース1200を介して
メモリカード110から再生指示がなされたコンテンツ
データのキー割当情報を読出す(ステップS202)。
そして、コントローラ1106は、読出したキー割当情
報をキー割当部1103に与える。キー割当部1103
は、キー割当情報のキーIDと操作IDとの対応関係に
基づいて、各操作を各キーに割当てる(ステップS20
4)。すなわち、キー割当部1103は、キーIDのK
EY0等から’0’キー等を特定し、その’0’キーに
割当てる操作をキーIDと操作IDとの対応関係から特
定し、その特定した操作を’0’キー等に割当てる。そ
して、キー割当部1103は、キー割当情報の必須レベ
ルの高い操作を抽出し、その抽出した操作を補助キー操
作部230のキー231〜233に割当てる(ステップ
S206)。
【0142】そうすると、コントローラ1106は、各
キーに割当てられた操作をキー割当部1103から読出
し、その読出した操作をアイコン作成部1104に与え
る。そして、アイコン作成部1104は、上述したよう
にアイコン31〜35を作成し、アイコン表示部110
5に与える。そして、アイコン表示部1105は、上述
した方法によって、与えられたアイコンを表示パネル1
110に表示する(ステップS208)。これにより、
携帯電話機200のキー操作部1108および補助キー
操作部230に含まれるキーに、コンテンツデータの再
生に必要な操作が割当てられる。
【0143】また、携帯電話機100においても、コン
テンツデータの再生に必要な操作の中から特に必要なも
のを抽出し、その抽出した操作のアイコンを作成して表
示パネル1110に表示することも可能である。
【0144】携帯電話機200におけるコンテンツデー
タの再生動作も、図11に示すフローチャートに従って
行なわれる。
【0145】なお、上記においては、キー操作部110
8に含まれる複数のキーに割当てられる操作は、コンテ
ンツの種類に応じて変更されない。つまり、上述した例
においては、’up’キー、’down’キー、’le
ft’キー、’right’キー、’決定’キー、およ
び’電源’キーには、それぞれ、「音量UP」操作、
「音量DOWN」操作、「早送り」操作、「巻戻し」操
作、「決定」操作、および「再生・停止」操作が対応付
けられ、この関係はコンテンツの種類が変化しても変わ
らない。しかし、本発明においては、このようなコンテ
ンツデータの再生に必要な操作の各キーへの割当方法に
限らず、コンテンツの種類に応じて、コンテンツデータ
の再生に必要な操作が変更され、その変更された操作を
各キーへ割当てる場合も含まれる。たとえば、コンテン
ツデータが英会話のデータであるとき、「2点間のリピ
ート」操作がコンテンツデータの再生に必要な操作とし
て想定される。したがって、この場合には、たとえば、
「音量UP」操作に代えて「2点間のリピート」操作が
キーに割当てられることになる。
【0146】このように、コンテンツの種類に応じて操
作を変更する必要がある場合には、キー割当情報の「操
作」の欄が、コンテンツの種類に応じて変化されてメモ
リカード110へ配信される。
【0147】また、本発明においては、携帯電話機10
0は、携帯電話網を介して暗号化コンテンツデータ、付
加情報およびライセンスを取得する場合に限らず、図1
6に示すように、インターネット網30を介してパーソ
ナルコンピュータ50が配信サーバ10Aから受信した
コンテンツデータおよび付加情報をUSBケーブル75
を介して受理する場合であってもよい。この場合、US
Bケーブル75は、図6に示す端子1114に接続さ
れ、携帯電話機100のコントローラ1106は、端子
1114およびUSBインタフェース1112を介して
パーソナルコンピュータ50からコンテンツデータおよ
び付加情報を受理する。配信サーバ10Aから配信され
るコンテンツデータおよび付加情報は、暗号化されてい
てもよく、暗号化されていなくてもよい。そして、コン
テンツデータおよび付加情報が暗号化されてパーソナル
コンピュータ50へ配信される場合、たとえば、SSL
(Secure Socket Layer)暗号方式
が用いられる。
【0148】さらに、携帯電話機100は、パーソナル
コンピュータ50がリッピングによって取得したコンテ
ンツデータおよび付加情報をUSBケーブル75を介し
て受理する場合であってもよい。
【0149】このように、携帯電話機100がコンテン
ツデータおよび付加情報を取得する方法は、どんな方法
であってもよい。そして、携帯電話機100が取得する
コンテンツデータおよび付加情報は、暗号化されていて
もよく、暗号化されていなくてもよい。また、図16に
示す携帯電話機100に代えて携帯電話機200を用い
ることも可能である。
【0150】本発明の実施の形態によれば、携帯電話機
は、コンテンツデータの付加情報に含まれるキー割当情
報に基づいてコンテンツデータの再生に必要な操作を割
当てるので、コンテンツデータの再生に適した操作をキ
ーに割当てることができる。
【0151】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【0152】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話機は、コンテ
ンツデータの付加情報に含まれるキー割当情報に基づい
てコンテンツデータの再生に必要な操作を割当てるの
で、コンテンツデータの再生に適した操作をキーに割当
てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ配信システムを概念的に説明する概略
図である。
【図2】 図1に示すデータ配信システムにおける通信
のためのデータ、情報等の特性を示す図である。
【図3】 図1に示すデータ配信システムにおける通信
のためのデータ、情報等の特性を示す図である。
【図4】 図1に示すデータ配信システムにおける配信
サーバの構成を示す概略ブロック図である。
【図5】 付加情報に含まれるキー割当情報である。
【図6】 図1に示すデータ配信システムにおける携帯
電話機の構成を示す概略ブロック図である。
【図7】 図1に示すデータ配信システムにおけるメモ
リカードの構成を示す概略ブロック図である。
【図8】 図1に示すデータ配信システムにおける配信
動作を説明するための第1のフローチャートである。
【図9】 図1に示すデータ配信システムにおける配信
動作を説明するための第2のフローチャートである。
【図10】 図1に示す携帯電話機の平面図である。
【図11】 メモリカードに記録された暗号化コンテン
ツデータの再生動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図12】 図1に示すデータ配信システムに用いる他
の携帯電話機の斜視図である。
【図13】 付加情報に含まれる他のキー割当情報であ
る。
【図14】 付加情報に含まれるさらに他のキー割当情
報である。
【図15】 コンテンツデータの再生に必要な操作をキ
ーに割当てる割当動作を説明するためのフローチャート
である。
【図16】 他のデータ配信システムを概念的に説明す
る概略図である。
【符号の説明】
1〜9,11〜19,21〜23,231〜233 キ
ー、10,10A 配信サーバ、20 配信キャリア、
30 インターネット網、31〜35 アイコン、50
パーソナルコンピュータ、60 CD、75 USB
ケーブル、100,200 携帯電話機、110 メモ
リカード、130 ヘッドホーン、201 矢印、21
0 蓋部、220 本体部、230 補助キー操作部、
302課金データベース、304 情報データベース、
307 メニューデータベース、308 配信記録デー
タベース、310 データ処理部、312,320,1
404,1408,1412,1422,1504,1
510,1516 復号処理部、313 認証鍵保持
部、315 配信制御部、316,1418,1508
セッションキー発生部、318,326,328,1
406,1410,1417,1506 暗号処理部、
350 通信装置、1101 アンテナ、1102 送
受信部、1103 キー割当部、1104 アイコン作
成部、1105 アイコン表示部、1106,1420
コントローラ、1112 USBインタフェース、1
114,1426,1530 端子、1108 キー操
作部、1110 表示パネル、1200 メモリカード
インタフェース、1400,1500 認証データ保持
部、1402 Kmc保持部、1414 KPa保持
部、1415 メモリ、1415A ログ領域、141
5B ライセンス領域、1415C データ領域、14
16 KPmc保持部、1421 Km保持部、142
4 インタフェース、1442,1446 切換スイッ
チ、1502 Kp1保持部、1518 音楽再生部、
1519 DA変換器、1550 コンテンツ再生デバ
イス。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10K 15/02 G10K 15/02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツデータと前記コンテンツデー
    タの付加情報とを取得し、その取得したコンテンツデー
    タの再生に必要な操作をキーに割当てる情報端末装置で
    あって、 前記コンテンツデータおよび前記付加情報が記録された
    データ記録装置とのやり取りを制御するインタフェース
    と、 前記コンテンツデータの再生に必要な複数の操作を割当
    てるための複数のキーを含むキー操作部と、 前記付加情報に含まれるキー割当情報に基づいて前記複
    数の操作を前記複数のキーに割当てるキー割当部と、 制御部とを備え、 前記制御部は、前記コンテンツデータの再生要求に応じ
    て、前記インタフェースを介して前記データ記録装置か
    ら前記キー割当情報を読出し、その読出したキー割当情
    報を前記キー割当部に与える、情報端末装置。
  2. 【請求項2】 各種の情報を視覚情報としてユーザに与
    える表示部と、 前記複数のキーに割当てられた複数の操作を視覚情報と
    してユーザに与えるためのアイコンを作成するアイコン
    作成部と、 前記アイコン作成部によって作成されたアイコンを前記
    表示部に表示するアイコン表示部とをさらに備え、 前記制御部は、前記複数のキーに割当てられた前記複数
    の操作を前記キー割当部から取得し、その取得した複数
    の操作を前記アイコン作成部に与える、請求項1に記載
    の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 コンテンツデータと前記コンテンツデー
    タの付加情報とを取得し、その取得したコンテンツデー
    タの種類に応じて前記コンテンツデータの再生に必要な
    操作をキーに割当てる情報端末装置であって、 本体部と、 開閉可能な蓋部とを備え、 前記本体部は、 前記コンテンツデータおよび前記付加情報が記録された
    データ記録装置とのやり取りを制御するインタフェース
    と、 前記コンテンツデータの再生に必要な複数の操作を割当
    てるための複数のキーを含む第1のキー操作部と、 前記蓋部が閉じられた状態でも操作可能であり、かつ、
    前記複数の操作を割当てるための複数のキーを含む第2
    のキー操作部と、 前記付加情報に含まれるキー割当情報に基づいて前記複
    数の操作を前記第1および第2のキー操作部に含まれる
    複数のキーに割当てるキー割当部と、 制御部とを含み、 前記制御部は、前記コンテンツデータの再生要求に応じ
    て、前記インタフェースを介して前記データ記録装置か
    ら前記キー割当情報を読出し、その読出したキー割当情
    報を前記キー割当部に与える、情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記蓋部は、 各種の情報を視覚情報としてユーザに与える表示部を含
    み、 前記本体部は、 前記複数のキーに割当てられた複数の操作を視覚情報と
    してユーザに与えるためのアイコンを作成するアイコン
    作成部と、 前記アイコン作成部によって作成されたアイコンを前記
    蓋部の前記表示部に表示するアイコン表示部とをさらに
    含み、 前記制御部は、前記複数のキーに割当てられた前記複数
    の操作を前記キー割当部から取得し、その取得した複数
    の操作を前記アイコン作成部に与える、請求項3に記載
    の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記キー割当情報は、 前記複数のキーを特定するための複数のキー特定情報
    と、 前記複数のキー特定情報に対応付けられ、かつ、前記複
    数の操作を特定するための複数の操作特定情報と、 前記複数のキー特定情報に対応付けられ、かつ、前記複
    数の操作を前記複数のキーに割当てる優先順位を決定す
    るための割当レベルとから成り、 前記キー割当部は、前記複数のキー特定情報と前記複数
    の操作特定情報とに基づいて前記複数のキーと前記複数
    の操作とを対応付け、前記割当レベルの高い操作から順
    に前記第2のキー操作部に含まれるキーに割当てる、請
    求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報端末装
    置。
  6. 【請求項6】 前記割当レベルは、前記キーへの割当を
    しない割当除外レベルを含み、 前記キー割当部は、前記割当除外レベルが設定された操
    作以外の操作を前記第2のキー操作部に含まれるキーに
    割当てる、請求項5に記載の情報端末装置。
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