JP2002290610A - 通信装置ならびにデジタル放送受信装置ならびに携帯型通信装置ならびにアダプター装置 - Google Patents

通信装置ならびにデジタル放送受信装置ならびに携帯型通信装置ならびにアダプター装置

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JP2002290610A
JP2002290610A JP2001092494A JP2001092494A JP2002290610A JP 2002290610 A JP2002290610 A JP 2002290610A JP 2001092494 A JP2001092494 A JP 2001092494A JP 2001092494 A JP2001092494 A JP 2001092494A JP 2002290610 A JP2002290610 A JP 2002290610A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部接続される携帯型通信装置を用いてデジ
タル放送受信機における視聴履歴情報を効率的に送信す
る。 【解決手段】 外部端子に接続される装置の挿抜検出
後、取得する種別や識別データとユーザーが設定する使
用優先順位情報を参考にして、内蔵や外部端子に接続さ
れている装置の中で最も使用優先順位の高い装置を送信
先に設定することと、新たな装置を認識した場合は記憶
している装置情報の内容を更新するとともに装置情報を
提示してユーザーが設定する使用優先順位に使用優先順
位情報の内容を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビジ
ョン放送受信機やパーソナルコンピュータや携帯型電話
機や携帯型情報端末機や携帯型電話用アダプターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型電話機や携帯型情報端末機
を用いてデータ通信する環境が整備され、それらの装置
を用いてインターネットアクセスなどが普及している。
また、テレビジョンやラジオなどの放送もデジタル化さ
れてきており、それらの放送を受信するデジタル放送受
信機も商品化されている。
【0003】以下に従来の通信装置ならびにデジタル放
送受信装置ならびにアダプター装置ならびに携帯型通信
装置について説明する。図16は従来の通信装置の一例
であるデジタル放送受信機の構成を示すものである。
【0004】図16において700はデジタル放送受信
機である。701はチューナーで、アンテナで受信した
デジタル放送信号を入力し選局して出力する。702は
トランスポートデコーダーで、チューナー701からの
出力信号を入力し所望のパケットをフィルタリングして
出力する。703はAVデコーダーで、トランスポート
デコーダー702の出力するAVデータのパケットを入
力しAVデコードして出力する。704は送信日時RA
Mで、トランスポートデコーダー702でフィルタリン
グされる受信機個別情報パケット(以下EMMパケット
と略す)にマッピングされている視聴履歴情報アップロ
ード日時を示すデータを記憶する。
【0005】705は予定送信データRAMで、ユーザ
ーが有料放送を視聴した履歴情報等の視聴履歴情報をマ
イコン707の制御で記憶する。712は内蔵モデム
で、前記視聴履歴情報を公衆電話回線通じて図示してい
ない視聴履歴情報収集センターに送信する。711はモ
デムコマンド処理部で、マイコン707と内蔵モデム7
12間のコマンドの送受信処理やデータ送受信処理や通
信手順の処理を行う。
【0006】一般的にはUARTが多く用いられる。7
07はマイコンで、デジタル放送受信機700の各要素
ブロックの制御を行う。リモコン721、受光回路72
2、OSDコントローラ720は、後述する本従来例に
関係する視聴履歴情報送信に直接関わらないので説明を
省略した。
【0007】また、パケットのやり取りには図示してい
ないRAMを介して行う場合もあるが、本従来例と直接
関わらないので省略した。次に視聴履歴情報送信動作に
ついて図17を用いて説明する。一般的にユーザーの意
志に関わらずEMMパケットは放送局等から送信される
ので、視聴履歴情報アップロード日時はEMMパケット
を受信したタイミングで送信日時RAM704に書き込
まれる。
【0008】その後その日時までは送信待機となりユー
ザーの視聴に応じて予定送信データRAMに記憶されて
いる視聴履歴情報は更新される(STEP111)。マ
イコン707は放送局などから送信される時刻情報を参
照するか、図示していない時計を参照して送信日時RA
M704に記憶されている日時になれば送信要求を発生
させ(STEP112)、予定送信データRAMに記憶
されている視聴履歴情報を読み出して、モデムコマンド
処理部711を用いて、内蔵モデム812から前記収集
センターに視聴履歴情報を送信するよう制御する(ST
EP113)。次に図18は従来の通信装置の一例であ
るパーソナルコンピュータの構成を示したものである。
図18において800はパーソナルコンピュータ(以下
PCと略す)である。807はマイコンで、PC800
の各要素ブロックの後述するような制御を行う。821
はキーボードで、ユーザーがPC800の操作を行うた
めのユーザーインターフェースである。822はキース
キャン部で、キーボード821のキーをスキャンしユー
ザーが押したキーの種別をマイコン807に送信する。
【0009】815は携帯電話Aで、データ通信機能を
備えている携帯型電話機である。814はアダプター
で、携帯電話A815の充電と、PC800と携帯電話
A815との間の通信手順変換を行う。813はアダプ
タ814を接続するコネクタである。818は携帯電話
Bで、データ通信機能を備えている携帯型電話機であ
る。
【0010】817は接続ケーブルで、PC800と携
帯電話B818との接続を行うためのケーブルである。
携帯電話B818はPC800と通信手順が同じである
ため、携帯電話Aの場合のようにアダプタ814は必要
としていない例である。816はケーブル817を接続
するコネクタである。808は携帯電話コマンド処理部
で、マイコン707とコネクタ813やコネクタ816
に接続する携帯電話機間のコマンドの送受信処理やデー
タ送受信処理や通信手順の処理を行う。
【0011】809は挿抜検出部で、コネクタ813や
コネクタ816に接続される装置の抜き差しを検出しそ
の結果をマイコン807に出力する。一般的にはUSB
インターフェースやPCMCIAインターフェースを用
意して挿抜の検出も行っている場合が多い。
【0012】819はコネクタで、公衆電話回線ケーブ
ルを接続する。812は内蔵モデムで、公衆電話回線を
用いてデータ通信を行うモデムである。811はモデム
コマンド処理部で、マイコン807と内蔵モデム812
間のコマンドの送受信処理やデータ送受信処理や通信手
順の処理を行う。
【0013】一般的にはUARTが多く用いられる。8
24は送信データRAMで、ユーザーが携帯電話A81
5か携帯電話B818か内蔵モデム812を用いて送信
したい電子メールなどのデータをマイコン807の制御
で記憶するメモリーである。810は通信装置情報RA
Mで、接続されている通信装置の種別やメーカーなどの
データをマイコン807の制御で記憶するメモリーであ
る。
【0014】823は送信先RAMで、ユーザーの操作
により送信要求が発生した場合に送信データRAMに記
憶されているデーターを送信する通信装置を示すデータ
をマイコン807の制御で記憶するメモリーである。一
般的にこれらのメモリーは図示していないハードディス
ク上の所定領域を割り当てられている場合が多い。82
5はグラフィックコントローラで、マイコン807の制
御でウィンドウ表示などを表示するための描画データの
生成を行う。
【0015】826はLCDコントローラで、グラフィ
ックコントローラ825の出力する描画データをLCD
パネル826に表示するための画素変換などを行う。以
上のデータのやり取りには図示していないRAMを介し
て行う場合もあるが本発明と直接関わらないので説明を
省略する。
【0016】次にPC800での電子メール送信動作に
ついて図19を用いて説明する。
【0017】PC800の外部端子には携帯電話B81
8のみが接続されているとする。通信装置情報RAM8
10には内蔵モデム812と携帯電話B818の情報が
記憶されており、送信先RAMには以前にユーザーが設
定した内蔵モデムを示す情報が記憶されている。その状
態でユーザーが携帯電話A815を接続したアダプター
814をコネクタ813に接続すると、挿抜検出部80
9は挿入を検出しその結果をマイコン807に伝える
(STEP121)。
【0018】マイコン807は携帯電話コマンド処理部
808を用いて、コネクタ813とコネクタ816に接
続されている装置の種別やメーカなどのデータを取得す
る。取得情報を参照し、新たな携帯電話A815が接続
されていることを認識する(STEP122)。その後
通信装置情報RAM810に携帯電話A815の情報を
追加し記憶する(STEP123)。
【0019】一方ユーザーは携帯電話A815を接続し
た後、通信装置情報RAM810に記憶されている装置
のリストの表示をキーボード821を操作して指示す
る。マイコン807はそのユーザーの指示を認識し、通
信装置情報RAM810に記憶されているメーカー名や
機種名などの装置情報を読み出し、その情報を参照して
リストとして描画するようグラフィックコントローラ8
25を制御する(STEP124)。
【0020】LCDコントローラの制御でLCDパネル
に表示された前記リストをユーザーが見て、その中から
携帯電話A815を使用通信装置として選択しキーボー
ド821を操作して指示する。一般的にはリスト上でカ
ーソルを選択する装置にキーボードの方向キーを用いて
移動した後決定キーで選択できる(STEP125)。
【0021】マイコンはその指示を認識した後、送信デ
ータRAM824に記憶されているデータを送信する要
求が発生した時に使用する通信装置を携帯電話A815
に設定し、送信先RAMに記憶されている情報を携帯電
話Aに更新する(STEP127)。その状態でPC8
00は送信待機する(STEP128)。
【0022】なおSTEP121において外部端子の挿
抜が検出しなかった時は、送信待機を維持する。送信待
機中にユーザーがキーボード821を操作して送信デー
タRAM824に記憶されている電子メールを送信する
よう指示すると、マイコン807はユーザーの指示を認
識し電子メールの送信要求を発生する(STEP12
9)。
【0023】マイコン807は送信先RAM823に記
憶されているデータと送信データRAM824に記憶さ
れているデータを読み出し、電子メールの内容を送信先
に送信するよう制御する(STEP130)。マイコン
807は、携帯電話A815を接続しなかった場合は、
スタート時の送信先RAM823に記憶されている内蔵
モデム812を用いて送信するよう制御する。
【0024】また、携帯電話A815を接続して携帯電
話A815を使用するよう設定してあれば携帯電話A8
15を用いて送信するように制御する。また、携帯電話
A815を使用するように設定している状態で携帯電話
A815を外部端子から外した時は、同様に挿抜検出後
(STEP121)、ユーザーの指示で通信リストをウ
インドウ表示し(STEP124)、ユーザーがキーボ
ードを用いて内蔵モデム812あるいは携帯電話B81
8を使用するように指示した内容を認識し(STEP1
25)、その指示に応じてデータ送信先を設定し、送信
先RAM823にその内容を記憶するよう制御する(S
TEP127)。
【0025】次に図20は従来の携帯型通信装置の構成
を示したものである。
【0026】図20において900は携帯型電話機であ
る。909はマイコンで、携帯型電話機900の各要素
部に対し後述する制御を行う。901はコネクタで、P
Cなどの通信装置やそれらの通信装置との間に接続する
アダプターまたはケーブルを接続するためのコネクタで
ある。
【0027】906はコマンド処理部で、コネクタ90
1に接続される通信装置とマイコン909の間でコマン
ドの送受信や応答などの処理を行う。907は送信デー
タ処理部で、コネクタ901に接続される通信装置から
の送信データを受信して、フォーマット変換などの処理
を行い後述する通信モジュール911に出力する。91
2は時計で、日時を示す情報をマイコン909に出力す
る。911は通信モジュールで、送信データ処理部から
の送信データを入力し、電波に乗せるための変調処理な
どを行う。 他にバッテリー903やキーボード902
やLCD904やLCD905などの要素があるが、本
発明における従来例の説明には直接関わらないので、接
続の図示や説明を省略する。次に図21も用いて従来の
携帯型電話装置のデータ送信動作の説明を行う。携帯型
電話機900はPCなどの通信装置に接続されると、通
信装置が送信する通信手順や送信先をユーザーに提示す
るために必要な種別情報や識別情報を取得するための要
求コマンドをコマンド処理部907で受信後、それらの
情報を通信装置に応答コマンド化して送信する(STE
P131)。
【0028】その後送信待機状態となる(STEP13
2)。PCなどの通信装置から送信要求があれば、送信
するデータが送られてくるので、送信データ処理部90
7で受信し適当にフォーマット変換した後、通信モジュ
ール911から電波に乗せて送信する(STEP13
3)。
【0029】次に図22は従来のアダプター装置の構成
を示したものである。
【0030】図22において1000はアダプターで、
PCなどの通信装置と携帯型電話装置との間に接続する
アダプターである。1007はマイコンで、アダプター
1000の各要素部に対し後述する制御を行う。100
2はPC接続コネクタで、PCやPCと接続するための
ケーブルを接続するコネクタである。1011は携帯電
話接続コネクタで、携帯型電話装置や携帯型電話装置と
の間に接続するケーブルを接続するためのコネクタであ
る。
【0031】1006はコマンド処理部で、PC接続コ
ネクタ1002に接続されるPCとマイコン1007の
間でコマンドの送受信や応答などのコマンドの処理を行
う。1008は携帯コマンド処理部で、携帯電話接続コ
ネクタ1002に接続される携帯型電話装置とマイコン
1007の間でコマンドの送受信や応答などのコマンド
の処理を行う。1009は通信手順処理部で、コネクタ
1002に接続されるPCからの送信データを受信し
て、フォーマット変換や通信手順変換などの処理を行い
携帯型電話装置に出力する。
【0032】1010はAC−DCコンバータでACコ
ンセントに接続されるプラグからAC電源を入力し携帯
型電話装置を充電するためのDC電源に変換して携帯電
話A1012に出力する。
【0033】次に図23も用いて従来のアダプター装置
のデータ転送動作の説明を行う。携帯電話接続コネクタ
1011に携帯電話A1012が接続されているとす
る。アダプター1000はPCなどの通信装置に接続さ
れると、通信装置が通信手順や送信先をユーザーに提示
するために必要な携帯電話接続コネクタ1011に接続
されている携帯型電話機A1012の種別情報や識別情
報を取得するための要求コマンドをコマンド処理部10
06で受信後、マイコン1007の制御により携帯コマ
ンド処理部1008を用いて携帯電話A1012が対応
しているコマンドに作り直して携帯電話A1012に送
信する。
【0034】その後携帯電話A1012より受信する応
答コマンドを携帯コマンド処理部1008が受信し、マ
イコン1007の制御によりコマンド処理部1006を
用いてPC1001が対応しているコマンドに作り直し
てPC1001に送信する。(STEP141)。その
後送信待機状態となる(STEP142)。PC100
1から送信要求があれば、送信するデータが送られてく
るので、通信手順処理部907で受信し適当にフォーマ
ット変換や通信手順変換した後、携帯電話A1012に
送信する(STEP143)。
【0035】なお、アダプター装置で、コマンド処理部
1006、マイコン1007、携帯コマンド処理部10
08、通信手順処理部1009を備えず、コマンドや通
信手順の変換を行わないものもある。
【0036】また、特開2000−286993のよう
な従来例もある。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、デジタル放送受信機の従来例において
は、視聴履歴情報送信のための通信装置を内蔵モデム以
外に選択できないため、公衆電話回線の通信会社と契約
していないユーザーに対しては、視聴履歴情報を送信で
きないという問題が生じていた。また、携帯型電話機を
所有し携帯型電話通信会社と契約しているユーザーが、
所有する携帯型電話機を用いて視聴履歴情報を送信する
事ができないという問題が生じていた。
【0038】PCの従来例においては、アダプタなどを
用いて携帯型電話機を外部端子に接続して、電子メール
の送信などを内蔵モデムまたは携帯型電話機どちらでも
可能であるが、送信要求が発生した場合、外部端子に接
続している複数台の携帯型電話機の識別情報を取得して
使用優先順位に応じて送信先を適当に設定できないた
め、携帯型電話機の接続や取り外すたびにユーザーが送
信に使用する通信装置を選択する手間が発生するという
問題が発生していた。
【0039】また、デジタル放送における視聴履歴情報
の送信のようなユーザーの意志で送信日時が設定できな
い送信要求においては、送信要求が発生する日時に携帯
型電話機を接続しているとは限らず、携帯型電話機のみ
しか契約していないユーザーは、送信できない場合が有
るという問題が発生していた。また、そのような送信要
求が発生する予定日時をユーザーに提示する事ができな
かったため、ユーザーに送信要求が発生する日時に携帯
型電話機を接続するよう注意を促す事ができなかった。
【0040】また、そのような送信要求が発生する予定
日時情報や予定送信データを外部端子に接続されている
携帯型電話機やアダプターに適当に送信する事ができな
かったため、接続されていない携帯型電話機から送信さ
せるための情報を提供する事や、アダプターや携帯型電
話機で送信要求が発生する日時に携帯型電話機を接続す
るようユーザーに注意を促すための情報を提供する事が
できないという問題が発生していた。
【0041】携帯型通信装置の従来例では、接続される
PCなどの通信装置の予定送信データまたは予定送信日
時データを受信して記憶する事ができないため、デジタ
ル放送における視聴履歴情報の送信のようなユーザーの
意志で送信日時が設定できない送信要求において、送信
要求が発生する日時にPCなどの通信装置を接続してい
ない場合、自ら送信要求を発生して送信データを送信で
きないという問題やPCなどの通信装置を接続するよう
ユーザーに注意を促すことができないという問題が発生
していた。
【0042】アダプター装置の従来例では、接続される
PCなどの通信装置の予定送信日時データを受信して記
憶する事ができないため、デジタル放送における視聴履
歴情報の送信のようなユーザーの意志で送信日時が設定
できない送信要求において、送信要求が発生する日時に
携帯型通信装置を接続するようユーザーに注意を促すこ
とができないという問題が発生していた。
【0043】また、特開2000−286993では、
接続される装置の識別情報の取得や記憶ができないた
め、同じ回線を使用する複数の通信装置間においては優
先順位の設定ができないという問題が発生していた。ま
たデジタル放送における視聴履歴情報の送信のようなユ
ーザーの意志で送信日時が設定できない送信要求におい
ては、送信要求が発生する日時に携帯型電話機を接続し
ているとは限らず、携帯型電話機のみしか契約していな
いユーザーは、送信できない場合が有るという問題が発
生していた。
【0044】また、そのような送信要求が発生する予定
日時をユーザーに提示する事ができなかったため、ユー
ザーに送信要求が発生する日時に携帯型電話機を接続す
るよう注意を促す事ができなかった。また、そのような
送信要求が発生する予定日時情報や予定送信データを外
部端子に接続されている携帯型電話機やアダプターに適
当に送信する事ができなかったため、接続されていない
携帯型電話機から送信させるための情報を提供する事
や、アダプターや携帯型電話機で送信要求が発生する日
時に携帯型電話機を接続するようユーザーに注意を促す
ための情報を提供する事ができないという問題が発生し
ていた。
【0045】本発明は上記従来の問題点を解決する通信
装置ならびに携帯型通信装置ならびにアダプター装置を
提供することを目的とする。
【0046】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1に
対応)は、外部端子に接続されている装置の少なくとも
種別情報や識別情報を取得する装置情報取得手段と、少
なくとも前記装置情報取得手段で取得した前記情報を記
憶する装置情報記憶手段と、送信要求が発生した場合の
送信情報送信先を記憶する送信先記憶手段と、前記装置
情報記憶手段に記憶されている装置をユーザーに提示す
る装置提示手段と、提示された装置の使用優先順位をユ
ーザーが設定する設定手段と、ユーザーが設定した使用
優先順位を記憶する優先順位記憶手段と、前記優先順位
記憶手段で記憶している通信装置の使用優先順位と前記
装置情報取得手段で取得する種別情報や識別情報に応じ
て前記送信情報送信先を送信先記憶手段に記憶する制御
手段とを備えるを特徴とする通信装置である。
【0047】第2の発明(請求項2に対応)は、外部端
子に接続される装置の挿抜を検出する挿抜検出手段と、
前記挿抜検出手段による検出後に前記装置情報取得手段
が取得する種別情報や識別情報を参考にして認識する装
置の中で最も使用優先順位の高い装置を前記送信情報送
信先に設定するとともに前記装置情報記憶手段に記憶さ
れていない装置を認識した場合前記装置情報記憶手段の
内容を更新し前記装置提示手段は更新された前記装置情
報記憶手段の内容を提示しユーザーが設定する使用優先
順位に前記優先順位記憶手段の内容を更新する制御手段
とを備えることを特徴とする通信装置である。
【0048】第3の発明(請求項3に対応)は、送信要
求が発生する予定日時を示す情報を記憶する送信日時記
憶手段と、前記送信日時記憶手段に記憶されている送信
予定日時情報を前記送信情報送信先であって外部端子に
接続されている装置に出力する制御手段とを備えること
を特徴とする通信装置である。
【0049】第4の発明(請求項4に対応)は、前記送
信日時記憶手段に記憶している前記予定日時をユーザー
に提示する送信日時提示手段とを備えることを特徴とす
る通信装置である。
【0050】第5の発明(請求項5に対応)は、前記送
信日時記憶手段に記憶されている予定日時に発生する送
信要求で送信予定である予定送信情報を記憶する予定送
信情報記憶手段と、前記予定日時以前においても前記予
定送信情報記憶手段に記憶されている予定送信情報を前
記送信情報送信先であって外部端子に接続されている装
置に出力する制御手段とを備えることを特徴とする通信
装置である。
【0051】第6の発明(請求項6に対応)は、前記使
用優先順位の設定は装置情報記憶手段に記憶されている
通信装置の無効を設定する設定手段を備えることを特徴
とする通信装置である。
【0052】第7の発明(請求項7に対応)は、接続さ
れる通信装置より送信要求を発生する予定日時を示す送
信日時情報を取得する送信日時情報取得手段と、取得し
た前記送信日時情報を記憶する送信日時情報記憶手段
と、送信日時情報記憶手段に記憶されている前記予定日
時をユーザーに提示する日時提示手段とを備えることを
特徴とする携帯型通信装置またはアダプター装置であ
る。
【0053】第8の発明(請求項8に対応)は、接続さ
れる通信装置より前記予定日時に発生する送信要求で送
信予定である予定送信情報を取得する予定送信情報取得
手段と、取得した予定送信情報を記憶する取得予定送信
情報記憶手段と、前記予定日時において前記通信装置よ
り送信要求が無かった場合、前記予定送信情報記憶手段
に記憶されている予定送信情報を自ら送信要求を発生さ
せ送信する制御手段とを備えることを特徴とする携帯型
通信装置である。
【0054】第9の発明(請求項9に対応)は、前記通
信装置はデジタル放送受信機であり前記送信要求は視聴
履歴情報送信要求であり前記予定日時は視聴履歴情報送
信予定日時であることを特徴とするデジタル放送受信機
である。
【0055】第10の発明(請求項10に対応)は、前
記通信装置はデジタル放送受信機であり前記送信要求は
視聴履歴情報送信要求であり前記予定日時は視聴履歴情
報送信予定日時であり前記予定送信情報は視聴履歴情報
であることを特徴とするデジタル放送受信機である。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の通信装置ならびにデジタ
ル放送受信装置ならびに携帯型通信装置ならびにアダプ
ター装置の実施の形態について図面を参照し説明する。
【0057】(実施の形態1)以下本発明の第1の実施
例を図面を参照しながら説明する。
【0058】図1は本発明の請求項2記載の通信装置の
一例であるデジタル放送受信機の構成を示すものであ
る。
【0059】図1において100はデジタル放送受信機
である。101はチューナーで、アンテナで受信したデ
ジタル放送信号を入力し選局して出力する。102はト
ランスポートデコーダーで、チューナー101からの出
力信号を入力し所望のパケットをフィルタリングして出
力する。
【0060】103はAVデコーダーで、トランスポー
トデコーダー102の出力するAVデータのパケットを
入力しAVデコードして出力する。121はリモコン
で、ユーザーがデジタル放送受信機100の操作を行う
ためのユーザーインターフェースである。122は受光
回路で、リモコン121が出力する光信号を受信し電気
信号に変換した後マイコン107に送信する。
【0061】104は送信日時RAMで、トランスポー
トデコーダー102でフィルタリングされる受信機個別
情報パケット(以下EMMパケットと略す)にマッピン
グされている視聴履歴情報アップロード日時を示すデー
タを記憶する。
【0062】105は予定送信データRAMで、ユーザ
ーが有料放送を視聴した履歴情報等の視聴履歴情報をマ
イコン107の制御で記憶する。110は通信装置情報
RAMで、接続されている通信装置の種別やメーカーな
どのデータをマイコン107の制御で記憶するメモリー
である。
【0063】123は送信先RAMで、送信要求が発生
した場合に送信データRAMに記憶されているデーター
を送信するために使用する通信装置を示すデータをマイ
コン107の制御で記憶するメモリーである。106は
優先順位RAMで、通信装置情報RAM110に記憶さ
れている装置の中の使用優先順位をマイコン107の制
御で記憶するメモリーである。
【0064】120はOSDコントローラで、マイコン
107の制御でウィンドウ表示などを表示するための描
画データの生成を行う。115は携帯電話Aで、データ
通信機能を備えている携帯型電話機である。114はア
ダプターで、携帯電話A115の充電と、デジタル放送
受信機100と携帯電話A115との間の通信手順変換
を行う。
【0065】113はアダプタ114を接続するコネク
タである。118は携帯電話Bで、データ通信機能を備
えている携帯型電話機である。117は接続ケーブル
で、デジタル放送受信機100と携帯電話B118との
接続を行うためのケーブルである。携帯電話B118は
デジタル放送受信機100と通信手順が同じであるた
め、携帯電話Aの場合のようにアダプタ114は必要と
していない例である。
【0066】また携帯電話B118の充電については図
示しない充電器で充電されるものとする。116はケー
ブル117を接続するコネクタである。108は携帯電
話コマンド処理部で、マイコン107とコネクタ113
やコネクタ116に接続する携帯型電話機間のコマンド
の送受信処理やデータ送受信処理や通信手順の処理を行
う。
【0067】一般的にはUSBインターフェースやIE
EE1394インターフェースを用いて実現可能であ
る。109は挿抜検出部で、コネクタ113やコネクタ
116に接続される装置の抜き差しを検出しその結果を
マイコン107に出力する。USBインターフェースや
PCMCIAインターフェースやIEEE1394イン
ターフェースを用いて実現可能である。112は内蔵モ
デムで公衆電話回線を介してデータ通信するモデムであ
る。
【0068】111はモデムコマンド処理部で、マイコ
ン107と内蔵モデム112間のコマンドの送受信処理
やデータ送受信処理や通信手順の処理を行う。一般的に
はUARTが多く用いられる。107はマイコンで、デ
ジタル放送受信機100の各要素ブロックの制御を行
う。
【0069】なおパケットやデータのやり取りには図示
していないRAMを介して行う場合もあるが、本実施例
と直接関わらないので省略した。また、コネクタ113
やコネクタ116の数は2つでなくても良くまたそれら
の形状も異なっていても同じでも良い。
【0070】また、それらのコネクタに接続される通信
装置の対応通信手順については限定するものでなく、デ
ジタル放送受信機100がそららの通信手順に対応して
も良く通信手順アダプターを介して接続しても良い。ま
た、本実施例では、デジタル放送受信機の視聴履歴情報
のようなユーザーの意志に関わらず予定送信日時に自動
的に送信以外の電子メールのようなユーザーの意志で送
信する場合においては、送信日時RAM104は無い場
合もあり得る。
【0071】加えてデジタル放送受信機能が無く単に電
子メールなどの送信をするPCのような通信装置であれ
ば、チューナー101やトランスポートデコーダー10
2や送信日時RAM104は無い場合もある。
【0072】次に視聴履歴情報送信動作について図2と
図3を用いて説明する。一般的にユーザーの意志に関わ
らずEMMパケットは放送局等から送信されるので、視
聴履歴情報アップロード日時はEMMパケットを受信し
たタイミングで送信日時RAM104に書き込まれる。
【0073】デジタル放送受信機100の外部端子には
携帯電話B118のみが接続されているとする。通信装
置情報RAM110には内蔵モデム112と携帯電話B
118の情報が記憶されており、優先順位RAMには以
前ユーザーが設定した内蔵モデム112が一番で携帯電
話B118が二番を示す情報が記憶されており、送信先
RAMには後述する決定方法で決定された内蔵モデムを
示す情報が記憶されている。
【0074】その状態でユーザーが携帯電話A115を
接続したアダプター114をコネクタ113に接続する
と、挿抜検出部109は挿入を検出しその結果をマイコ
ン107に伝える(STEP1)。マイコン107は携
帯電話コマンド処理部108を用いて、コネクタ113
とコネクタ116に接続されている装置の種別やメーカ
などのデータを取得する要求コマンドを送信しその応答
コマンドを受信して接続されている装置の情報を取得す
る。
【0075】これらのコマンドはUSBやIEEE13
94の規格で規定されているコマンドセットを用いるこ
とで実現可能である。取得情報と通信装置情報RAM1
10に記憶されている情報を参照し、新たな携帯電話A
115が接続されていることを認識する(STEP
2)。その後通信装置情報RAM110に携帯電話A1
15の情報を追加し記憶する(STEP3)。
【0076】マイコン107は新たな装置が接続されて
いることを認識したため、通信装置情報RAM110に
記憶されている装置情報を読み出し、その情報を参照し
てメーカー名や機種名などのリストとして描画するよう
OSDコントローラ120を制御する(STEP4)。
OSDコントローラの制御でデジタル放送受信機100
に接続されているテレビの画面に表示されたリストをユ
ーザーが見て、その中から使用優先順位を携帯電話A1
15が一番、内蔵モデム112が二番、携帯電話B11
8が三番にするようリモコン121を操作して指示した
とする。
【0077】使用優先順位の設定はリスト上でリモコン
121の方向キーの操作でカーソルを移動させた後、決
定キーで選択した装置の順番と使用優先順位を関連付け
たり、数字キーと使用優先順位を関連付けることで実現
可能である(STEP5)。マイコン107はその指示
を認識し優先順位RAM106に記憶されている内容を
認識した内容に更新する(STEP6)。
【0078】マイコン107は送信する要求が発生した
時に使用する通信装置をSTEP3で取得して認識した
外部端子に接続されている装置と内蔵モデム112の中
で最も優先順位の高い携帯電話A115に設定し、送信
先RAM123に記憶されている情報を携帯電話A11
5に更新する(STEP7)。なお装置情報を取得する
のはSTEP3ではなく改めてSTEP7で取得しても
良い。
【0079】その状態でデジタル放送受信機100は送
信待機する。その後ユーザーの視聴に応じて予定送信デ
ータRAM105に記憶されている視聴履歴情報は更新
される(STEP8)。なおSTEP1において外部端
子の挿抜が検出しなかった時は、送信待機を維持する。
【0080】マイコン107は放送局などから送信され
る時刻情報を参照するか、図示していない時計を参照し
て送信日時RAM104に記憶されている日時になれば
送信要求を発生させ(STEP9)、予定送信データR
AM105に記憶されている視聴履歴情報を読み出し
て、送信先RAM123に記憶されている送信先に視聴
履歴情報を送信するよう制御する(STEP10)。
【0081】例えば携帯電話A115を接続しなかった
場合は、スタート時の送信先RAM123に記憶されて
いる内蔵モデム112を用いて送信するよう制御する。
携帯電話A115を接続して使用優先順位を携帯電話A
115が一番、内蔵モデム112が二番、携帯電話B1
18が三番になるよう設定してあれば、内蔵モデムや外
部端子に接続されている装置の中で一番優先順位の高い
携帯電話A115を用いて送信するように制御する。
【0082】また、そのような設定の状態で最も優先順
位の高い携帯電話A115を外部端子から外した場合を
図3を用いて説明する。送信待機の状態で携帯電話A1
15の抜き取り検出後(STEP12)、マイコン10
7は携帯電話コマンド処理部108を用いて、コネクタ
113とコネクタ116に接続されている装置の種別や
メーカなどのデータを取得する。
【0083】マイコン107は新たな装置が接続された
ことを認識しないため装置情報RAM110の更新や装
置のリストを描画する制御や優先順位RAM106の更
新を行わず、データを送信する要求が発生した時に使用
する通信装置を、装置情報を取得した外部端子に接続さ
れている装置と内蔵モデム112の中で最も優先順位の
高い内蔵モデム112に設定し、送信先RAMに記憶さ
れている情報を内蔵モデム112に更新する(STEP
14)。
【0084】その状態でデジタル放送受信機100は送
信待機する。その後ユーザーの視聴に応じて予定送信デ
ータRAM105に記憶されている視聴履歴情報は更新
される(STEP15)。なおSTEP12において外
部端子の挿抜が検出しなかった時は、送信待機を維持す
る。
【0085】マイコン107は放送局などから送信され
る時刻情報を参照するか、図示していない時計を参照し
て送信日時RAM104に記憶されている日時になれば
送信要求を発生させ(STEP16)、予定送信データ
RAM105に記憶されている視聴履歴情報を読み出し
て、送信先RAM123に記憶されている送信先に視聴
履歴情報を送信するよう制御する(STEP17)。
【0086】このように外部端子に接続される装置の挿
抜検出後、取得する種別情報や識別情報とユーザーが設
定する使用優先順位情報を参考にして、内蔵や外部端子
に接続されている装置の中で最も使用優先順位の高い装
置を送信先に設定することと、新たな装置を認識した場
合は記憶している装置情報の内容を更新するとともに装
置情報を提示してユーザーが設定する使用優先順位に使
用優先順位情報の内容を更新することにより、視聴履歴
情報送信のための通信装置を内蔵モデム以外に選択でき
ないため公衆電話回線の通信会社と契約していないユー
ザーに対しては、視聴履歴情報を送信できないという問
題や、携帯型電話機を所有し携帯型電話通信会社と契約
しているユーザーが、所有する携帯型電話機を用いて視
聴履歴情報を送信する事ができないという問題が解決さ
れている。
【0087】そして携帯型電話機の接続や取り外すたび
にユーザーが送信に使用する通信装置を選択する手間が
発生するという問題については、新たな通信装置が接続
された時の使用優先順位の設定以外において解決されて
いる。
【0088】そして接続される装置の識別情報の取得や
記憶ができないため、同じ回線を使用する複数の通信装
置間においては優先順位の設定ができないという問題を
解決するものである。
【0089】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
例を図面を参照しながら説明する。
【0090】図4は本発明の請求項3そして請求項4そ
して請求項5そして請求項6そして請求項9記載の通信
装置の一例であるデジタル放送受信機の構成を示すもの
である。
【0091】図4において200はデジタル放送受信機
である。201はチューナーで、アンテナで受信したデ
ジタル放送信号を入力し選局して出力する。202はト
ランスポートデコーダーで、チューナー201からの出
力信号を入力し所望のパケットをフィルタリングして出
力する。
【0092】203はAVデコーダーで、トランスポー
トデコーダー202の出力するAVデータのパケットを
入力しAVデコードして出力する。221はリモコン
で、ユーザーがデジタル放送受信機200の操作を行う
ためのユーザーインターフェースである。222は受光
回路で、リモコン221が出力する光信号を受信し電気
信号に変換した後マイコン207に送信する。
【0093】204は送信日時RAMで、トランスポー
トデコーダー202でフィルタリングされる受信機個別
情報パケット(以下EMMパケットと略す)にマッピン
グされている視聴履歴情報アップロード日時を示すデー
タを記憶する。205は予定送信データRAMで、ユー
ザーが有料放送を視聴した履歴情報等の視聴履歴情報を
マイコン207の制御で記憶する。
【0094】210は通信装置情報RAMで、接続され
ている通信装置の種別やメーカーなどのデータをマイコ
ン207の制御で記憶するメモリーである。223は送
信先RAMで、送信要求が発生した場合に送信データR
AMに記憶されているデーターを送信するために使用す
る通信装置を示すデータをマイコン207の制御で記憶
するメモリーである。206は優先順位RAMで、通信
装置情報RAM210に記憶されている装置の中の使用
優先順位をマイコン207の制御で記憶するメモリーで
ある。
【0095】220はOSDコントローラで、マイコン
207の制御でウィンドウ表示などを表示するための描
画データの生成を行う。215は携帯電話Aで、データ
通信機能を備えている携帯型電話機である。214はア
ダプターで、携帯電話A215の充電と、デジタル放送
受信機200と携帯電話A215との間の通信手順変換
を行う。
【0096】213はアダプタ214を接続するコネク
タである。216はその他の装置を外部接続するコネク
タである。208は携帯電話コマンド処理部で、マイコ
ン207とコネクタ213やコネクタ216に接続する
携帯型電話機間のコマンドの送受信処理やデータ送受信
処理や通信手順の処理を行う。
【0097】209は挿抜検出部で、コネクタ213や
コネクタ216に接続される装置の抜き差しを検出しそ
の結果をマイコン207に出力する。USBインターフ
ェースやPCMCIAインターフェースやIEEE13
94インターフェースを用いて実現可能である。
【0098】212は内蔵モデムで公衆電話回線を介し
てデータ通信するモデムである。211はモデムコマン
ド処理部で、マイコン207と内蔵モデム212間のコ
マンドの送受信処理やデータ送受信処理や通信手順の処
理を行う。一般的にはUARTが多く用いられる。20
7はマイコンで、デジタル放送受信機200の各要素ブ
ロックの制御を行う。
【0099】なおパケットやデータのやり取りには図示
していないRAMを介して行う場合もあるが、本実施例
と直接関わらないので省略した。また、コネクタ213
やコネクタ216の数は2つでなくても良くまたそれら
の形状も異なっていても同じでも良い。
【0100】また、それらのコネクタに接続される通信
装置の対応通信手順については限定するものでなく、デ
ジタル放送受信機200がそららの通信手順に対応して
も良く通信手順アダプターを介して接続しても良い。
【0101】次に視聴履歴情報送信動作について図6と
図7を用いて説明する。一般的にユーザーの意志に関わ
らずEMMパケットは放送局等から送信されるので、視
聴履歴情報アップロード日時はEMMパケットを受信し
たタイミングで送信日時RAM204に書き込まれる。
【0102】デジタル放送受信機200の外部端子には
何も接続されていないとする。通信装置情報RAM21
0には内蔵モデム212と携帯電話B218の情報が記
憶されており、優先順位RAMには以前ユーザーが設定
したオフ機器は特に無い事を示す情報が記憶されてお
り、送信先RAMには後述する決定方法で決定された内
蔵モデムを示す情報が記憶されている。
【0103】その状態でユーザーが携帯電話A215を
接続したアダプター214をコネクタ213に接続する
と、挿抜検出部209は挿入を検出しその結果をマイコ
ン207に伝える(STEP21)。マイコン207は
携帯電話コマンド処理部208を用いて、コネクタ21
3とコネクタ216に接続されている装置の種別やメー
カなどのデータを取得する。取得情報と通信装置情報R
AM210に記憶されている情報を参照し、新たな携帯
電話A215が接続されていることを認識する(STE
P22)。
【0104】その後通信装置情報RAM210に携帯電
話A215の情報を追加し記憶する(STEP23)。
マイコン207は新たな装置が接続されていることを認
識したため、通信装置情報RAM210に記憶されてい
る装置情報を読み出し、その情報を参照してリストとし
て描画するようOSDコントローラ220を制御する
(STEP24)。
【0105】OSDコントローラの制御でデジタル放送
受信機200に接続されているテレビの画面に表示され
たリストをユーザーが見て、その中から内蔵モデム21
2をオフにするようリモコン121を操作して指示した
とする。オフの設定はリスト上でリモコン221の方向
キーの操作でカーソルを移動させた後、決定キーで選択
した装置とオフする優先順位を関連付けることや数字キ
ーとオフする優先順位を関連付けることで実現可能であ
る(STEP25)。
【0106】マイコン207はその指示を認識し優先順
位RAM206に記憶されている内容を認識した内容に
更新する(STEP26)。マイコン207は送信する
要求が発生した時に使用する通信装置をSTEP23で
取得して認識した外部端子に接続されている装置と内蔵
モデム212の中で最もオフする優先順位の低い携帯電
話A215に設定し、送信先RAM223に記憶されて
いる情報を携帯電話A215に更新する。
【0107】ここで言う優先順位が高いということは、
オフする優先順位が低いという意味である(STEP2
7)。なお装置情報を取得するのはSTEP23ではな
く改めてSTEP27で取得しても良い。その後マイコ
ン207は、送信先RAM223に記憶されている送信
先が外部端子に接続されている携帯型通信装置であるた
め、送信日時RAM204に記憶されている視聴履歴情
報アップロード日時を示すデータを読み出して、携帯電
話コマンド処理部208を用いて送信先である携帯電話
A215に送信する(STEP28)。
【0108】また予定送信データRAM205に記憶さ
れている視聴履歴情報を読み出して携帯電話コマンド処
理部208を用いて送信先である携帯電話A215に送
信する(STEP29)。これらの送信順序は問わな
い。その状態でデジタル放送受信機100は送信待機す
る。送信待機中その後ユーザーの視聴に応じて予定送信
データRAM105に記憶されている視聴履歴情報は更
新されるがその度に視聴履歴情報や視聴履歴情報アップ
ロード日時データは最新の情報を送信しても良いし定期
的に送信するようにしても良い。
【0109】また待機中マイコン207は送信日時RA
M204に記憶されている予定送信日時情報を読み出し
てOSDコントローラ220を用いてテレビの画面に表
示する場合もある(STEP30)。なおSTEP21
において外部端子の挿抜が検出しなかった時は、送信待
機を維持する。
【0110】マイコン207は放送局などから送信され
る時刻情報を参照するか、図示していない時計を参照し
て送信日時RAM204に記憶されている日時になれば
送信要求を発生させ(STEP31)、予定送信データ
RAM205に記憶されている視聴履歴情報を読み出し
て、送信先RAM223に記憶されている送信先情報に
応じて視聴履歴情報を送信する(STEP32)。
【0111】例えば携帯電話A215を接続しなかった
場合は、スタート時は外部端子に何も接続されておらず
内蔵モデムもオフ設定されていなかったために、送信先
RAM223に記憶されている内蔵モデム212を用い
て送信するよう制御する。携帯電話A215を接続して
使用優先順位を内蔵モデム212がオフになるよう設定
してあれば、内蔵モデムや外部端子に接続されている装
置の中で一番優先順位の高い携帯電話A215を用いて
送信するように制御する。
【0112】また、そのような設定の状態で最も優先順
位の高い携帯電話A215を外部端子から外した場合を
図7を用いて説明する。送信待機の状態で携帯電話A2
15の抜き取り検出後(STEP33)、マイコン20
7は携帯電話コマンド処理部208を用いて、コネクタ
213とコネクタ216に接続されている装置の種別や
メーカなどのデータを取得する。
【0113】マイコン207は新たな装置が接続された
ことを認識しないため装置情報RAM210の更新や装
置のリストを描画する制御や優先順位RAM206の更
新を行わない。そしてデータを送信する要求が発生した
時に使用する通信装置を、装置情報を取得した外部端子
に接続されている装置が無く内蔵モデム212もオフに
設定されていることより設定あるいは更新せず、送信先
RAMに記憶されている情報を、送信先無しを示す内容
に更新する(STEP35)。
【0114】その状態でデジタル放送受信機200は送
信待機する。その後ユーザーの視聴に応じて予定送信デ
ータRAM205に記憶されている視聴履歴情報は更新
される(STEP36)。なおSTEP33において外
部端子の挿抜が検出しなかった時は、送信待機を維持す
る。マイコン207は放送局などから送信される時刻情
報を参照するか、図示していない時計を参照して送信日
時RAM204に記憶されている日時になれば送信要求
を発生させるが(STEP37)、予定送信データRA
M205に記憶されている視聴履歴情報が送信先無しを
示す情報であることを認識し、送信先RAM223に記
憶されている送信先に視聴履歴情報を送信しないよう制
御する(STEP38)。
【0115】その後携帯電話Aが接続された事をマイコ
ン207が認識した場合、以前に送信していた予定送信
データRAM205に記憶されていた視聴履歴情報の送
信が完了したことを携帯電話コマンド処理部を用いて確
認することも可能である。このように外部端子に接続さ
れる装置の挿抜検出後、取得する種別情報や識別情報と
ユーザーが設定する使用優先順位情報を参考にして、内
蔵や外部端子に接続されている装置の中で最も使用優先
順位の高い装置を送信先に設定することと、新たな装置
を認識した場合は記憶している装置情報の内容を更新す
るとともに装置情報を提示してユーザーが設定する使用
優先順位に使用優先順位情報の内容を更新することと、
予定送信日時または予定送信データを送信先であって外
部端子に接続されている装置に予め送信しておくことに
より、実施例1で解決した問題に加えて、デジタル放送
における視聴履歴情報の送信のようなユーザーの意志で
送信日時が設定できない送信要求においては、送信要求
が発生する日時に携帯型電話装置を接続しているとは限
らず、そのような送信要求が発生する予定日時をユーザ
ーに提示する事ができなかったため、ユーザーに送信要
求が発生する日時に携帯型電話機を接続するよう注意を
促す事ができないという問題と、そのような送信要求が
発生する予定日時情報や予定送信データを外部端子に接
続されている携帯型電話機に適当に送信する事ができな
かったため、接続されていない携帯型電話装置から送信
させるための情報を提供する事や、携帯型電話装置で送
信要求が発生する日時に携帯型電話装置を接続するよう
ユーザーに注意を促すための情報を提供する事ができな
いという問題を解決するものである。
【0116】(実施の形態3)次に本発明の第3の実施
例を図面を参照しながら説明する。図5は本発明の請求
項7そして請求項8記載の携帯型通信装置の構成を示す
ものである。
【0117】本実施例の携帯型通信装置は実施の形態2
で示した通信装置200に接続するものである。
【0118】図5において300は携帯型電話機であ
る。309はマイコンで、携帯型電話機300の各要素
部に対し後述する制御を行う。301はコネクタで、実
施の形態2で示した通信装置200や通信装置200と
の間に接続するアダプターまたはケーブルを接続するた
めのコネクタである。
【0119】306はコマンド処理部で、コネクタ30
1に接続される通信装置200とマイコン309の間で
コマンドの送受信や応答などの処理を行う。307は送
信データ処理部で、コネクタ301に接続される通信装
置200からの送信データを受信して、フォーマット変
換などの処理を行い後述する通信モジュール311に出
力する。
【0120】312は時計で、日時を示す情報をマイコ
ン309に出力する。311は通信モジュールで、送信
データ処理部307からの送信データを入力し、電波に
乗せるための変調処理などを行う。308は送信データ
RAMで、コネクタ301に接続される通信装置200
より受信する視聴履歴情報などの予定送信データを記憶
するメモリーである。
【0121】310は送信日時RAMで、コネクタ30
1に接続される通信装置200より受信する視聴履歴情
報アップロード日時を示すデータなどの予定送信日時を
記憶するメモリーである。305はLCDコントローラ
でマイコン309の出力する描画データをLCDパネル
304に表示するための画素変換などを行う。
【0122】他にバッテリー303やキーボード302
などの要素があるが、本発明における実施例の説明には
直接関わらないので、接続の図示や説明を省略する。次
に図8も用いて本実施例の携帯型電話機のデータ送信動
作の説明を行う。携帯型電話機300は実施の形態2で
示した通信装置200に接続されると、通信装置200
が送信する通信手順や送信先をユーザーに提示するため
に必要な種別情報や識別情報を取得するための要求コマ
ンドをコマンド処理部307で受信後、マイコン309
の制御でそれらの情報を通信装置200に応答コマンド
化して送信する(STEP41)。
【0123】その後実施の形態2で示した通信装置20
0が送信する視聴履歴情報アップロード日時を示すデー
タをコマンド処理部307で受信後、マイコン307で
予定送信日時を認識し送信日時RAM310に記憶する
(STEP42)。また後実施の形態2で示した通信装
置200が送信する視聴履歴情報をコマンド処理部30
7で受信後、マイコン307で視聴履歴情報を認識し送
信データRAM308に記憶する。これらの受信処理の
順番は、受信する順番に依存する。
【0124】その後送信待機状態となる。待機中マイコ
ン307は通信装置から視聴履歴情報アップロード日時
を示すデータや視聴履歴情報が再送された場合は、その
都度STEP42やSTEP43と同様に受信して対応
するメモリーの内容を更新する。また送信日時RAM3
10に記憶されている予定送信日時情報を読み出してL
CDコントローラ305を用いてLCDパネル304に
予定送信日時を表示する場合もある(STEP44)。
【0125】マイコン307は時計312の出力する日
時データをモニターし、送信日時RAM310に記憶さ
れている予定送信日時において、通信装置から送信要求
があれば、その後送信するデータが送られてくるので、
送信データ処理部307で受信し適当にフォーマット変
換した後、通信モジュール311から電波に乗せて送信
する(STEP45)。
【0126】一方予定送信日時において、通信装置と接
続されていない時のように通信装置から送信要求が無い
場合は、マイコン307自ら送信要求を発生させて、送
信データRAM308に記憶されている予定送信データ
を読み出した後、送信データ処理部を用いて適当にフォ
ーマット変換し、通信モジュール311から電波に乗せ
て送信する(STEP46)。
【0127】その後通信装置200から視聴履歴情報を
送信完了したことを確認するコマンドが送信されてきた
場合、マイコン309はコマンド処理部306を用いて
応答することもできる。
【0128】このように、通信装置から送信される予定
送信データや予定送信日時データを受信し記憶させ、予
定送信日時を表示することや、予定送信日時に通信装置
から送信要求が無かった場合自ら送信要求を発生させ記
憶している予定送信データを送信することにより、デジ
タル放送における視聴履歴情報の送信のようなユーザー
の意志で送信日時が設定できない送信要求において、送
信要求が発生する日時に通信装置を接続していない場
合、自ら送信要求を発生して送信データを送信できない
という問題や通信装置を接続するようユーザーに注意を
促すことができないという問題を解決するものである。
【0129】(実施の形態4)以下本発明の第4の実施
例を図面を参照しながら説明する。
【0130】図9は本発明の請求項3そして請求項9記
載の通信装置の一例であるデジタル放送受信機の構成を
示すものである。
【0131】図9において400はデジタル放送受信機
である。401はチューナーで、アンテナで受信したデ
ジタル放送信号を入力し選局して出力する。402はト
ランスポートデコーダーで、チューナー401からの出
力信号を入力し所望のパケットをフィルタリングして出
力する。
【0132】403はAVデコーダーで、トランスポー
トデコーダー402の出力するAVデータのパケットを
入力しAVデコードして出力する。421はリモコン
で、ユーザーがデジタル放送受信機400の操作を行う
ためのユーザーインターフェースである。422は受光
回路で、リモコン421が出力する光信号を受信し電気
信号に変換した後マイコン407に送信する。
【0133】404は送信日時RAMで、トランスポー
トデコーダー402でフィルタリングされる受信機個別
情報パケット(以下EMMパケットと略す)にマッピン
グされている視聴履歴情報アップロード日時を示すデー
タを記憶する。405は予定送信データRAMで、ユー
ザーが有料放送を視聴した履歴情報等の視聴履歴情報を
マイコン407の制御で記憶する。
【0134】410は通信装置情報RAMで、接続され
ている通信装置の種別やメーカーなどのデータをマイコ
ン407の制御で記憶するメモリーである。423は送
信先RAMで、送信要求が発生した場合に送信データR
AMに記憶されているデーターを送信するために使用す
る通信装置を示すデータをマイコン407の制御で記憶
するメモリーである。
【0135】406は優先順位RAMで、通信装置情報
RAM410に記憶されている装置の中の使用優先順位
をマイコン407の制御で記憶するメモリーである。4
20はOSDコントローラで、マイコン407の制御で
ウィンドウ表示などを表示するための描画データの生成
を行う。
【0136】415は携帯電話Aで、データ通信機能を
備えている携帯型電話機である。414はアダプター
で、携帯電話A415の充電と、デジタル放送受信機4
00と携帯電話A415との間の通信手順変換を行う。
413はアダプタ414を接続するコネクタである。4
18は携帯電話Bで、データ通信機能を備えている携帯
型電話機である。
【0137】417は接続ケーブルで、デジタル放送受
信機400と携帯電話B418との接続を行うためのケ
ーブルである。携帯電話B418はデジタル放送受信機
400と通信手順が同じであるため、携帯電話Aの場合
のようにアダプタ414は必要としていない例である。
【0138】また携帯電話B418の充電については図
示しない充電器で充電されるものとする。416はケー
ブル417を接続するコネクタである。408は携帯電
話コマンド処理部で、マイコン407とコネクタ413
やコネクタ416に接続する携帯型電話機間のコマンド
の送受信処理やデータ送受信処理や通信手順の処理を行
う。
【0139】409は挿抜検出部で、コネクタ413や
コネクタ416に接続される装置の抜き差しを検出しそ
の結果をマイコン407に出力する。USBインターフ
ェースやPCMCIAインターフェースやIEEE13
94インターフェースを用いて実現可能である。412
は内蔵モデムで公衆電話回線を介してデータ通信するモ
デムである。
【0140】411はモデムコマンド処理部で、マイコ
ン407と内蔵モデム412間のコマンドの送受信処理
やデータ送受信処理や通信手順の処理を行う。一般的に
はUARTが多く用いられる。407はマイコンで、デ
ジタル放送受信機400の各要素ブロックの制御を行
う。なおパケットやデータのやり取りには図示していな
いRAMを介して行う場合もあるが、本実施例と直接関
わらないので省略した。また、コネクタ413やコネク
タ416の数は2つでなくても良くまたそれらの形状も
異なっていても同じでも良い。また、それらのコネクタ
に接続される通信装置の対応通信手順については限定す
るものでなく、デジタル放送受信機400がそららの通
信手順に対応しても良く通信手順アダプターを介して接
続しても良い。
【0141】次に視聴履歴情報送信動作について図11
を用いて説明する。一般的にユーザーの意志に関わらず
EMMパケットは放送局等から送信されるので、視聴履
歴情報アップロード日時はEMMパケットを受信したタ
イミングで送信日時RAM404に書き込まれる。
【0142】デジタル放送受信機400の外部端子には
携帯電話B418のみが接続されているとする。通信装
置情報RAM410には内蔵モデム412と携帯電話B
418の情報が記憶されており、優先順位RAMには以
前ユーザーが設定した内蔵モデム412が一番で携帯電
話B418が二番を示す情報が記憶されており、送信先
RAMには後述する決定方法で決定された内蔵モデムを
示す情報が記憶されている。
【0143】その状態でユーザーが携帯電話A415を
接続したアダプター414をコネクタ413に接続する
と、挿抜検出部409は挿入を検出しその結果をマイコ
ン407に伝える(STEP51)。マイコン407は
携帯電話コマンド処理部408を用いて、コネクタ41
3とコネクタ416に接続されている装置の種別やメー
カなどのデータを取得する。
【0144】取得情報と通信装置情報RAM410に記
憶されている情報を参照し、新たな携帯電話A415が
接続されていることを認識する(STEP52)。その
後通信装置情報RAM410に携帯電話A415の情報
を追加し記憶する(STEP53)。マイコン407は
新たな装置が接続されていることを認識したため、通信
装置情報RAM410に記憶されている装置情報を読み
出し、その情報を参照してリストとして描画するようO
SDコントローラ420を制御する(STEP54)。
【0145】OSDコントローラ420の制御でデジタ
ル放送受信機400に接続されているテレビの画面に表
示されたリストをユーザーが見て、その中から使用優先
順位を携帯電話A415が一番、内蔵モデム412が二
番、携帯電話B418が三番にするようリモコン421
を操作して指示したとする(STEP55)。
【0146】マイコン407はその指示を認識し優先順
位RAM406に記憶されている内容を認識した内容に
更新する(STEP56)。マイコン407は送信する
要求が発生した時に使用する通信装置をSTEP53で
取得して認識した外部端子に接続されている装置と内蔵
モデム412の中で最も優先順位の高い携帯電話A41
5に設定し、送信先RAM423に記憶されている情報
を携帯電話A415に更新する(STEP57)。
【0147】なお装置情報を取得するのはSTEP53
ではなく改めてSTEP57で取得しても良い。その後
マイコン407は、送信先RAM423に記憶されてい
る送信先が外部端子に接続されている携帯型通信装置で
あるため、送信日時RAM404に記憶されている視聴
履歴情報アップロード日時を示すデータを読み出して、
携帯電話コマンド処理部408を用いて送信先である携
帯電話A415に送信する(STEP58)。
【0148】その状態でデジタル放送受信機400は送
信待機する。その後ユーザーの視聴に応じて予定送信デ
ータRAM405に記憶されている視聴履歴情報は更新
される(STEP59)。なおSTEP51において外
部端子の挿抜が検出しなかった時は、送信待機を維持す
る。
【0149】マイコン407は放送局などから送信され
る時刻情報を参照するか、図示していない時計を参照し
て送信日時RAM404に記憶されている日時になれば
送信要求を発生させ(STEP60)、予定送信データ
RAM405に記憶されている視聴履歴情報を読み出し
て、送信先RAM423に記憶されている送信先に視聴
履歴情報を送信するよう制御する(STEP61)。
【0150】このように外部端子に接続される装置の挿
抜検出後、取得する種別情報や識別情報とユーザーが設
定する使用優先順位情報を参考にして、内蔵や外部端子
に接続されている装置の中で最も使用優先順位の高い装
置を送信先に設定することと、新たな装置を認識した場
合は記憶している装置情報の内容を更新するとともに装
置情報を提示してユーザーが設定する使用優先順位に使
用優先順位情報の内容を更新することと、予定送信日時
を送信先に予め送信しておくことにより、実施例1で解
決した問題に加えて、デジタル放送における視聴履歴情
報の送信のようなユーザーの意志で送信日時が設定でき
ない送信要求においては、送信要求が発生する日時にア
ダプター装置に携帯型電話機を接続しているとは限ら
ず、そのような送信要求が発生する予定日時情報や予定
送信データを外部端子に接続されているアダプター装置
に適当に送信する事ができなかったため、アダプター装
置で送信要求が発生する日時に携帯型電話機を接続する
ようユーザーに注意を促すための情報を提供する事がで
きないという問題を解決するものである。
【0151】(実施の形態5)以下本発明の第5の実施
例を図面を参照しながら説明する。
【0152】図10は本発明の請求項7記載のアダプタ
ー装置の構成を示すものである。
【0153】図10において500はアダプターで、実
施の形態4で示した通信装置400と携帯型電話装置と
の間に接続するアダプターである。507はマイコン
で、アダプター500の各要素部に対し後述する制御を
行う。502は通信機器接続コネクタで、通信装置40
0や通信装置400と接続するためのケーブルを接続す
るコネクタである。
【0154】511は携帯電話接続コネクタで、携帯型
電話機や携帯型電話機との間に接続するケーブルを接続
するためのコネクタである。506はコマンド処理部
で、通信機器接続コネクタ502に接続される通信装置
400とマイコン507の間でコマンドの送受信や応答
などのコマンドの処理を行う。508は携帯コマンド処
理部で、携帯電話接続コネクタ502に接続される携帯
型電話機とマイコン507の間でコマンドの送受信や応
答などのコマンドの処理を行う。
【0155】509は通信手順処理部で、コネクタ50
2に接続される通信装置400からの送信データを受信
して、フォーマット変換や通信手順変換などの処理を行
い携帯電話A512に出力する。503は日時RAM
で、通信機器接続コネクタ502に接続される通信装置
400より受信する視聴履歴情報アップロード日時を示
すデータなどの予定送信日時を記憶するメモリーであ
る。
【0156】505は表示機コントローラで日時RAM
503に記憶されているデータをマイコン507が読み
出し予定送信日時をLEDディスプレイなどの日時表示
器504に表示するための信号変換などを行う。510
はAC−DCコンバータでACコンセントに接続される
プラグからAC電源を入力し携帯電話A512を充電す
るためのDC電源に変換して携帯電話A512に出力す
る。
【0157】次に図12を用いて本実施例のアダプター
装置のデータ転送動作の説明を行う。アダプター800
は通信装置400に接続されると、通信装置400が通
信手順や送信先をユーザーに提示するために必要な携帯
電話接続コネクタ511に接続される携帯型電話機の種
別情報や識別情報を取得するための要求コマンドをコマ
ンド処理部506で受信後、マイコン507の制御によ
り携帯コマンド処理部508を用いて携帯電話A512
が対応しているコマンドに作り直して携帯電話A512
に送信する。
【0158】その後携帯電話A512より受信する応答
コマンドを携帯コマンド処理部508が受信し、マイコ
ン507の制御によりコマンド処理部506を用いて通
信装置400が対応しているコマンドに作り直して通信
装置400に送信する。(STEP71)。
【0159】その後通信装置400が送信する視聴履歴
情報アップロード日時を示すデータをコマンド処理部5
06で受信後、マイコン507で予定送信日時を認識し
日時RAM503に記憶するとともに携帯コマンド処理
部508を用いて携帯電話A512が対応しているコマ
ンドに作り直して携帯電話A512に送信する。
【0160】ここで携帯電話A512にコマンドを送信
しない場合もあり得る(STEP73)。マイコン50
7は日時RAMに記憶されている予定送信日時を日時表
示器504に表示するよう表示コントローラ505を制
御する(STEP74)。
【0161】その後送信待機状態となる(STEP7
5)。通信装置400からの送信要求やデータが送られ
てくるので、コマンド処理部506や通信手順処理部9
07で受信し適当にフォーマット変換や通信手順変換し
た後、携帯電話A512に送信する(STEP76)。
【0162】なお、アダプター装置で、コマンド処理部
506、マイコン507、携帯コマンド処理部508、
通信手順処理部509を備えず、コマンドや通信手順の
変換を行わないものもある。
【0163】このように、通信装置から送信される予定
送信日時データを受信し記憶させ、予定送信日時を表示
することにより、デジタル放送における視聴履歴情報の
送信のようなユーザーの意志で送信日時が設定できない
送信要求において、送信要求が発生する日時に携帯型通
信装置を接続していない場合、携帯型通信装置を接続す
るようユーザーに注意を促すことができないという問題
を解決するものである。
【0164】(実施の形態6)以下本発明の第6の実施
例を図面を参照しながら説明する。
【0165】図13は本発明の請求項1記載の通信装置
の一例であるデジタル放送受信機の構成を示すものであ
る。
【0166】図13において600はデジタル放送受信
機である。601はチューナーで、アンテナで受信した
デジタル放送信号を入力し選局して出力する。602は
トランスポートデコーダーで、チューナー601からの
出力信号を入力し所望のパケットをフィルタリングして
出力する。
【0167】603はAVデコーダーで、トランスポー
トデコーダー602の出力するAVデータのパケットを
入力しAVデコードして出力する。621はリモコン
で、ユーザーがデジタル放送受信機600の操作を行う
ためのユーザーインターフェースである。622は受光
回路で、リモコン621が出力する光信号を受信し電気
信号に変換した後マイコン607に送信する。
【0168】604は送信日時RAMで、トランスポー
トデコーダー602でフィルタリングされる受信機個別
情報パケット(以下EMMパケットと略す)にマッピン
グされている視聴履歴情報アップロード日時を示すデー
タを記憶する。605は予定送信データRAMで、ユー
ザーが有料放送を視聴した履歴情報等の視聴履歴情報を
マイコン607の制御で記憶する。610は通信装置情
報RAMで、接続されている通信装置の種別やメーカー
などのデータをマイコン607の制御で記憶するメモリ
ーである。
【0169】623は送信先RAMで、送信要求が発生
した場合に送信データRAMに記憶されているデーター
を送信するために使用する通信装置を示すデータをマイ
コン607の制御で記憶するメモリーである。606は
優先順位RAMで、通信装置情報RAM610に記憶さ
れている装置の中の使用優先順位をマイコン607の制
御で記憶するメモリーである。
【0170】620はOSDコントローラで、マイコン
607の制御でウィンドウ表示などを表示するための描
画データの生成を行う。615は携帯電話Aで、データ
通信機能を備えている携帯型電話機である。614はア
ダプターで、携帯電話A615の充電と、デジタル放送
受信機600と携帯電話A615との間の通信手順変換
を行う。613はアダプタ614を接続するコネクタで
ある。
【0171】618は携帯電話Bで、データ通信機能を
備えている携帯型電話機である。617は接続ケーブル
で、デジタル放送受信機600と携帯電話B618との
接続を行うためのケーブルである。携帯電話B618は
デジタル放送受信機600と通信手順が同じであるた
め、携帯電話Aの場合のようにアダプタ614は必要と
していない例である。
【0172】また携帯電話B618の充電については図
示しない充電器で充電されるものとする。616はケー
ブル617を接続するコネクタである。608は携帯電
話コマンド処理部で、マイコン607とコネクタ613
やコネクタ616に接続する携帯型電話機間のコマンド
の送受信処理やデータ送受信処理や通信手順の処理を行
う。
【0173】612は内蔵モデムで公衆電話回線を介し
てデータ通信するモデムである。611はモデムコマン
ド処理部で、マイコン607と内蔵モデム612間のコ
マンドの送受信処理やデータ送受信処理や通信手順の処
理を行う。一般的にはUARTが多く用いられる。60
7はマイコンで、デジタル放送受信機600の各要素ブ
ロックの制御を行う。
【0174】なおパケットやデータのやり取りには図示
していないRAMを介して行う場合もあるが、本実施例
と直接関わらないので省略した。また、コネクタ613
やコネクタ616の数は2つでなくても良くまたそれら
の形状も異なっていても同じでも良い。
【0175】また、それらのコネクタに接続される通信
装置の対応通信手順については限定するものでなく、デ
ジタル放送受信機600がそららの通信手順に対応して
も良く通信手順アダプターを介して接続しても良い。ま
た、本実施例では、デジタル放送受信機の視聴履歴情報
のようなユーザーの意志に関わらず予定送信日時に自動
的に送信以外の電子メールのようなユーザーの意志で送
信する場合においては、送信日時RAM604は無い場
合もあり得る。
【0176】加えてデジタル放送受信機能が無く単に電
子メールなどの送信をするPCのような通信装置であれ
ば、チューナー601やトランスポートデコーダー60
2や送信日時RAM604は無い場合もある。
【0177】次に視聴履歴情報送信動作について図14
と図15を用いて説明する。一般的にユーザーの意志に
関わらずEMMパケットは放送局等から送信されるの
で、視聴履歴情報アップロード日時はEMMパケットを
受信したタイミングで送信日時RAM604に書き込ま
れる。
【0178】デジタル放送受信機600の外部端子には
携帯電話B618のみが接続されているとする。通信装
置情報RAM610には内蔵モデム612と携帯電話B
618の情報が記憶されており、優先順位RAMには以
前ユーザーが設定した内蔵モデム612が一番で携帯電
話B618が二番を示す情報が記憶されており、送信先
RAMには後述する決定方法で決定された内蔵モデムを
示す情報が記憶されている。
【0179】ユーザーの通信装置情報RAM610に記
憶されている通信装置のリストを表示する指示をマイコ
ン607は認識し、通信装置RAM610に記憶されて
いる情報を読み出して参考にし装置のリストとして表示
するようOSDコントローラ620を制御する。
【0180】通信リストを表示する指示はリモコン62
1のキーに関係づけたりすることで実現可能である(S
TEP91)。ユーザーは、携帯電話A615が通信装
置情報RAM610に記憶されていない新たな装置であ
ることをリストを見て認識し、携帯電話A615を接続
したアダプター614をコネクタ613に接続後、携帯
電話A615の情報を取得するようリモコン621を用
いてマイコン607に指示する。
【0181】情報を取得する指示はリモコン621のキ
ーに関係づけたりすることで実現可能である(STEP
92)。マイコン607は携帯電話コマンド処理部60
8を用いて、コネクタ613とコネクタ616に接続さ
れている装置の種別やメーカなどのデータを取得する。
【0182】取得情報と通信装置情報RAM610に記
憶されている情報を参照し、新たな携帯電話A615が
接続されていることを認識し通信装置情報RAM610
に携帯電話A615の情報を追加し記憶する(STEP
93)。マイコン607はリストに携帯電話A615の
情報を追加して表示するようにOSDコントローラ62
0を制御する(STEP94)。
【0183】ユーザーはリストの中から使用優先順位を
携帯電話A615が一番、内蔵モデム612が二番、携
帯電話B618が三番にするようリモコン621を操作
して指示したとする(STEP95)。マイコン607
はその指示を認識し優先順位RAM606に記憶されて
いる内容を認識した内容に更新する(STEP96)。
【0184】マイコン607は送信する要求が発生した
時に使用する通信装置をSTEP93で取得して認識し
た外部端子に接続されている装置と内蔵モデム612の
中で最も優先順位の高い携帯電話A615に設定し、送
信先RAM623に記憶されている情報を携帯電話A6
15に更新する(STEP97)。なお装置情報を取得
するのはSTEP93ではなく改めてSTEP97で取
得しても良い。
【0185】その状態でデジタル放送受信機600は送
信待機する。その後ユーザーの視聴に応じて予定送信デ
ータRAM605に記憶されている視聴履歴情報は更新
される(STEP98)。マイコン607は放送局など
から送信される時刻情報を参照するか、図示していない
時計を参照して送信日時RAM604に記憶されている
日時になれば送信要求を発生させ(STEP99)、予
定送信データRAM605に記憶されている視聴履歴情
報を読み出して、送信先RAM623に記憶されている
送信先に視聴履歴情報を送信するよう制御する(STE
P100)。
【0186】また、そのような設定の状態で最も優先順
位の高い携帯電話A615を外部端子から外した場合を
図15を用いて説明する。送信待機の状態で携帯電話A
615の抜き取り後(STEP101)、ユーザーの通
信装置情報RAM610に記憶されている通信装置のリ
ストを表示する指示をマイコン607は認識し、通信装
置RAM610に記憶されている情報を読み出して参考
にし装置のリストとして表示するようOSDコントロー
ラ620を制御する(STEP102)。
【0187】ユーザーはリストの中から使用優先順位を
内蔵モデム612が一番、携帯電話B618が二番、携
帯電話A615が三番にするようリモコン621を操作
して指示したとする(STEP103)。マイコン60
7はその指示を認識し優先順位RAM606に記憶され
ている内容を認識した内容に更新する(STEP10
4)。
【0188】マイコン607はデータを送信する要求が
発生した時に使用する通信装置を、装置情報を取得した
外部端子に接続されている装置と内蔵モデム612の中
で最も優先順位の高い内蔵モデム612に設定し、送信
先RAMに記憶されている情報を内蔵モデム612に更
新する(STEP105)。
【0189】その状態でデジタル放送受信機600は送
信待機する。その後ユーザーの視聴に応じて予定送信デ
ータRAM605に記憶されている視聴履歴情報は更新
される(STEP106)。マイコン607は放送局な
どから送信される時刻情報を参照するか、図示していな
い時計を参照して送信日時RAM604に記憶されてい
る日時になれば送信要求を発生させ(STEP10
7)、予定送信データRAM605に記憶されている視
聴履歴情報を読み出して、送信先RAM623に記憶さ
れている送信先に視聴履歴情報を送信するよう制御する
(STEP108)。
【0190】このように取得する種別情報や識別情報と
ユーザーが設定する使用優先順位情報を参考にして、内
蔵や外部端子に接続されている装置の中で最も使用優先
順位の高い装置を送信先に設定することにより、視聴履
歴情報送信のための通信装置を内蔵モデム以外に選択で
きないため公衆電話回線の通信会社と契約していないユ
ーザーに対しては、視聴履歴情報を送信できないという
問題や、携帯型電話機を所有し携帯型電話通信会社と契
約しているユーザーが、所有する携帯型電話機を用いて
視聴履歴情報を送信する事ができないという問題が解決
されており、そして接続される装置の識別情報の取得や
記憶ができないため、同じ回線を使用する複数の通信装
置間においては優先順位の設定ができないという問題を
解決するものである。
【0191】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に対応す
る第一の発明では、視聴履歴情報送信のための通信装置
を内蔵モデム以外に選択できないため公衆電話回線の通
信会社と契約していないユーザーに対しては、視聴履歴
情報を送信できないという問題や、携帯型電話機を所有
し携帯型電話通信会社と契約しているユーザーが、所有
する携帯型電話機を用いて視聴履歴情報を送信する事が
できないという問題が解決されており、そして接続され
る装置の識別情報の取得や記憶ができないため、同じ回
線を使用する複数の通信装置間においては優先順位の設
定ができないという問題を解決する通信装置を提供する
ことができる。
【0192】請求項2に対応する第二の発明では、視聴
履歴情報送信のための通信装置を内蔵モデム以外に選択
できないため公衆電話回線の通信会社と契約していない
ユーザーに対しては、視聴履歴情報を送信できないとい
う問題や、携帯型電話機を所有し携帯型電話通信会社と
契約しているユーザーが、所有する携帯型電話機を用い
て視聴履歴情報を送信する事ができないという問題が解
決されており、そして携帯型電話機の接続や取り外すた
びにユーザーが送信に使用する通信装置を選択する手間
が発生するという問題については、新たな通信装置が接
続された時の使用優先順位の設定以外において解決され
ている。そして接続される装置の識別情報の取得や記憶
ができないため、同じ回線を使用する複数の通信装置間
においては優先順位の設定ができないという問題を解決
する通信装置を提供することができる。
【0193】請求項3に対応する第三の発明では、第二
の発明で解決できる問題に加えて、デジタル放送におけ
る視聴履歴情報の送信のようなユーザーの意志で送信日
時が設定できない送信要求においては、送信要求が発生
する日時に携帯型電話装置を接続しているとは限らず、
そのような送信要求が発生する予定日時情報や予定送信
データを外部端子に接続されている携帯型電話機に適当
に送信する事ができなかったため、接続されていない携
帯型電話装置から送信させるための情報を提供する事が
できないという問題を解決する通信装置を提供すること
ができる。
【0194】請求項4に対応する第四の発明では、第三
の発明で解決できる問題に加えて、デジタル放送におけ
る視聴履歴情報の送信のようなユーザーの意志で送信日
時が設定できない送信要求においては、送信要求が発生
する日時に携帯型電話装置を接続しているとは限らず、
そのような送信要求が発生する予定日時をユーザーに提
示する事ができなかったため、ユーザーに送信要求が発
生する日時に携帯型電話機を接続するよう注意を促す事
ができないという問題を解決する通信装置を提供するこ
とができる。
【0195】請求項5に対応する第五の発明では、第三
の発明または第四の発明が解決できる問題に加えて、デ
ジタル放送における視聴履歴情報の送信のようなユーザ
ーの意志で送信日時が設定できない送信要求において
は、送信要求が発生する日時に携帯型電話装置を接続し
ているとは限らず、そのような送信要求が発生する予定
日時情報や予定送信データを外部端子に接続されている
携帯型電話機に適当に送信する事ができなかったため、
接続されていない携帯型電話装置から送信させるための
情報を提供する事ができないという問題を解決する通信
装置を提供することができる。
【0196】請求項6に対応する第六の発明では、第一
の発明または第二の発明または第三の発明または第四の
発明または第五の発明が解決できる問題を解決できる通
信装置を提供することができる。
【0197】請求項7に対応する第七の発明では、デジ
タル放送における視聴履歴情報の送信のようなユーザー
の意志で送信日時が設定できない送信要求において、送
信要求が発生する日時に携帯型通信装置を接続していな
い場合、携帯型通信装置を接続するようユーザーに注意
を促すことができないという問題を解決する携帯型通信
装置またはアダプター装置を提供することができる。
【0198】請求項8に対応する第八の発明では、デジ
タル放送における視聴履歴情報の送信のようなユーザー
の意志で送信日時が設定できない送信要求において、送
信要求が発生する日時に通信装置を接続していない場
合、自ら送信要求を発生して送信データを送信できない
という問題や通信装置を接続するようユーザーに注意を
促すことができないという問題を解決する携帯型通信装
置を提供することができる。
【0199】請求項9に対応する第九の発明では、デジ
タル放送における視聴履歴情報の送信においては、送信
要求が発生する日時に携帯型電話装置を接続していると
は限らず、そのような送信要求が発生する予定日時をユ
ーザーに提示する事ができなかったため、ユーザーに送
信要求が発生する日時に携帯型電話機を接続するよう注
意を促す事ができないという問題やそのような送信要求
が発生する予定日時情報や予定送信データを外部端子に
接続されている携帯型電話機に適当に送信する事ができ
なかったため、接続されていない携帯型電話装置から送
信させるための情報を提供する事ができないという問題
を解決するデジタル放送受信機を提供することができ
る。
【0200】請求項10に対応する第十の発明では、デ
ジタル放送における視聴履歴情報の送信においては、送
信要求が発生する日時に携帯型電話装置を接続している
とは限らず、そのような送信要求が発生する予定日時情
報や予定送信データを外部端子に接続されている携帯型
電話機に適当に送信する事ができなかったため、接続さ
れていない携帯型電話装置から送信させるための情報を
提供する事ができないという問題を解決する通信装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置における第一の実施例におけ
るブロック図
【図2】本発明の通信装置における第一の実施例におけ
る動作フローチャート
【図3】本発明の通信装置における第一の実施例におけ
る動作フローチャート
【図4】本発明の通信装置における第二の実施例におけ
るブロック図
【図5】本発明の携帯型通信装置における第一の実施例
におけるブロック図
【図6】本発明の通信装置における第二の実施例におけ
る動作フローチャート
【図7】本発明の通信装置における第二の実施例におけ
る動作フローチャート
【図8】本発明の携帯型通信装置における第一の実施例
における動作フローチャート
【図9】本発明の通信装置における第三の実施例におけ
るブロック図
【図10】本発明のアダプター装置における第一の実施
例におけるブロック図
【図11】本発明の通信装置における第三の実施例にお
ける動作フローチャート
【図12】本発明のアダプター装置における第一の実施
例における動作フローチャート
【図13】本発明の通信装置における第四の実施例にお
けるブロック図
【図14】本発明の通信装置における第四の実施例にお
ける動作フローチャート
【図15】本発明の通信装置における第四の実施例にお
ける動作フローチャート
【図16】通信装置の第一の従来例のブロック図
【図17】通信装置の第一の従来例の動作フローチャー
【図18】通信装置の第二の従来例のブロック図
【図19】通信装置の第二の従来例の動作フローチャー
【図20】携帯型通信装置の第一の従来例のブロック図
【図21】携帯型通信装置の第一の従来例の動作フロー
チャート
【図22】アダプター装置の第一の従来例のブロック図
【図23】アダプター装置の第一の従来例の動作フロー
チャート
【符号の説明】
100 デジタル放送受信機 101 チューナー 102 トランスポートデコーダー 103 AVデコーダー 104 送信日時RAM 105 予定送信データRAM 106 優先順位RAM 107 マイコン 108 携帯電話コマンド処置部 109 挿抜処理部 110 通信装置情報RAM 111 モデムコマンド処理部 112 内蔵モデム 113 コネクタ 114 アダプター 115 携帯電話A 116 コネクタ 117 ケーブル 118 携帯電話B 119 コネクタ 120 OSDコントローラ 121 リモコン 122 受光回路 123 送信先RAM 100 デジタル放送受信機 201 チューナー 202 トランスポートデコーダー 203 AVデコーダー 204 送信日時RAM 205 予定送信データRAM 206 優先順位RAM 207 マイコン 208 携帯電話コマンド処置部 209 挿抜処理部 210 通信装置情報RAM 211 モデムコマンド処理部 212 内蔵モデム 213 コネクタ 214 アダプター 215 携帯電話A 216 コネクタ 217 ケーブル 218 携帯電話B 219 コネクタ 220 OSDコントローラ 221 リモコン 222 受光回路 223 送信先RAM 300 携帯型電話機 301 コネクタ 302 キーボード 303 バッテリー 304 LCD 305 LCDコントローラ 306 コマンド処理部 307 送信データ処理部 308 送信データRAM 309 マイコン 310 送信日時RAM 311 通信モジュール 400 デジタル放送受信機 401 チューナー 402 トランスポートデコーダー 403 AVデコーダー 404 送信日時RAM 405 予定送信データRAM 406 優先順位RAM 407 マイコン 408 携帯電話コマンド処置部 409 挿抜処理部 410 通信装置情報RAM 411 モデムコマンド処理部 412 内蔵モデム 413 コネクタ 414 アダプター 415 携帯電話A 416 コネクタ 417 ケーブル 418 携帯電話B 419 コネクタ 420 OSDコントローラ 421 リモコン 422 受光回路 423 送信先RAM 500 アダプター 502 通信機器接続コネクタ 503 日時RAM 504 日時表示器 505 表示器コントローラ 506 コマンド処理部 507 マイコン 508 携帯コマンド処理部 509 通信手順処理部 510 AC−DCコンバーター 511 携帯電話接続コネクタ 512 携帯電話A 600 デジタル放送受信機 601 チューナー 602 トランスポートデコーダー 603 AVデコーダー 604 送信日時RAM 605 予定送信データRAM 606 優先順位RAM 607 マイコン 608 携帯電話コマンド処置部 610 通信装置情報RAM 611 モデムコマンド処理部 612 内蔵モデム 613 コネクタ 614 アダプター 615 携帯電話A 616 コネクタ 617 ケーブル 618 携帯電話B 619 コネクタ 620 OSDコントローラ 621 リモコン 622 受光回路 623 送信先RAM 700 デジタル放送受信機 701 チューナー 702 トランスポートデコーダー 703 AVデコーダー 704 送信日時RAM 705 予定送信データRAM 707 マイコン 711 モデムコマンド処理部 712 内蔵モデム 719 コネクタ 720 OSDコントローラ 721 リモコン 722 受光回路 800 パーソナルコンピューター 807 マイコン 808 携帯電話コマンド処置部 810 通信装置情報RAM 811 モデムコマンド処理部 812 内蔵モデム 813 コネクタ 814 アダプター 815 携帯電話A 816 コネクタ 817 ケーブル 818 携帯電話B 819 コネクタ 821 キーボード 822 キースキャン 823 送信先RAM 824 送信データRAM 825 グラフィックコントローラ 826 LCDコントローラ 827 LCD 900 携帯型電話機 901 コネクタ 902 キーボード 903 バッテリー 904 LCD 905 LCDコントローラ 906 コマンド処理部 907 送信データ処理部 909 マイコン 911 通信モジュール 1000 アダプター 1002 通信機器接続コネクタ 1006 コマンド処理部 1007 マイコン 1008 携帯コマンド処理部 1009 通信手順処理部 1010 AC−DCコンバーター 1011 携帯電話接続コネクタ 1012 携帯電話A
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 7/173 630 7/173 630 H04B 7/26 109M Fターム(参考) 5B089 GA23 GA25 JB22 KA16 KB11 KC39 5C025 CB05 CB06 CB10 DA01 DA05 DA10 5C064 BA01 BB01 BB05 BC03 BC06 BC10 BC20 BC23 BD03 BD04 BD08 5K067 AA34 BB04 BB21 EE00 EE02 FF05 FF23 GG01 HH23 5K101 KK20 LL06 LL12 MM06 NN21 QQ04 RR04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子に接続されている装置の少なく
    とも種別情報や識別情報などの装置情報を取得する装置
    情報取得手段と、少なくとも前記装置情報取得手段で取
    得した前記装置情報を記憶する装置情報記憶手段と、送
    信要求が発生した場合の送信情報送信先を記憶する送信
    先記憶手段と、前記装置情報記憶手段に記憶されている
    装置をユーザーに提示する装置提示手段と、提示された
    装置の使用優先順位をユーザーが設定する設定手段と、
    ユーザーが設定した使用優先順位を記憶する優先順位記
    憶手段と、前記優先順位記憶手段で記憶している通信装
    置の使用優先順位と前記装置情報取得手段で取得する種
    別情報や識別情報に応じて前記送信情報送信先を送信先
    記憶手段に記憶する制御手段とを備えた通信装置。
  2. 【請求項2】 外部端子に接続されている装置の少なく
    とも種別情報や識別情報などの装置情報を取得する装置
    情報取得手段と、外部端子に接続される装置の挿抜を検
    出する挿抜検出手段と、少なくとも前記装置情報取得手
    段で取得した前記装置情報を記憶する装置情報記憶手段
    と、送信要求が発生した場合の送信情報送信先を記憶す
    る送信先記憶手段と、前記装置情報記憶手段に記憶され
    ている装置をユーザーに提示する装置提示手段と、提示
    された装置の使用優先順位をユーザーが設定する設定手
    段と、ユーザーが設定した使用優先順位を記憶する優先
    順位記憶手段と、前記挿抜検出手段による検出後に前記
    装置情報取得手段が取得する種別情報や識別情報を参考
    にして認識する装置の中で最も使用優先順位の高い装置
    を前記送信情報送信先に設定するとともに前記装置情報
    記憶手段に記憶されていない装置を認識した場合前記装
    置情報記憶手段の内容を更新し前記装置提示手段は更新
    された前記装置情報記憶手段の内容を提示しユーザーが
    設定する使用優先順位に前記優先順位記憶手段の内容を
    更新する制御手段とを備えた通信装置。
  3. 【請求項3】 送信要求が発生する予定日時を示す情報
    を記憶する送信日時記憶手段と、前記送信日時記憶手段
    に記憶されている送信予定日時情報を前記送信情報送信
    先であって外部端子に接続されている装置に出力する制
    御手段とを備えた請求項2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信日時記憶手段に記憶している前
    記予定日時をユーザーに提示する送信日時提示手段とを
    備えた請求項3記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信日時記憶手段に記憶されている
    予定日時に発生する送信要求で送信予定である予定送信
    情報を記憶する予定送信情報記憶手段と、前記予定日時
    以前においても前記予定送信情報記憶手段に記憶されて
    いる予定送信情報を前記送信情報送信先であって外部端
    子に接続されている装置に出力する制御手段とを備えた
    請求項3または請求項4記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記使用優先順位の設定は装置情報記憶
    手段に記憶されている通信装置の無効を設定する設定手
    段を備えた請求項1または請求項2または請求項3また
    は請求項4または請求項5記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 接続される通信装置より送信要求を発生
    する予定日時を示す送信日時情報を取得する送信日時情
    報取得手段と、取得した前記送信日時情報を記憶する送
    信日時情報記憶手段と、送信日時情報記憶手段に記憶さ
    れている前記予定日時をユーザーに提示する日時提示手
    段とを備えた携帯型通信装置または携帯型通信装置と接
    続するアダプター装置。
  8. 【請求項8】 接続される通信装置より前記予定日時に
    発生する送信要求で送信予定である予定送信情報を取得
    する予定送信情報取得手段と、取得した予定送信情報を
    記憶する取得予定送信情報記憶手段と、前記予定日時に
    おいて前記通信装置より送信要求が無かった場合、前記
    予定送信情報記憶手段に記憶されている予定送信情報を
    自ら送信要求を発生させ送信する制御手段とを備えた請
    求項7記載の携帯型通信装置。
  9. 【請求項9】 前記通信装置はデジタル放送受信機であ
    り前記送信要求は視聴履歴情報送信要求であり前記予定
    日時は視聴履歴情報送信予定日時である請求項3または
    請求項4記載または請求項7記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 前記通信装置はデジタル放送受信機で
    あり前記送信要求は視聴履歴情報送信要求であり前記予
    定日時は視聴履歴情報送信予定日時であり前記予定送信
    情報は視聴履歴情報である請求項5または請求項6記載
    または請求項8記載の通信装置。
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