JP2002290426A - 輻輳度考慮優先パケット送信装置 - Google Patents

輻輳度考慮優先パケット送信装置

Info

Publication number
JP2002290426A
JP2002290426A JP2001084090A JP2001084090A JP2002290426A JP 2002290426 A JP2002290426 A JP 2002290426A JP 2001084090 A JP2001084090 A JP 2001084090A JP 2001084090 A JP2001084090 A JP 2001084090A JP 2002290426 A JP2002290426 A JP 2002290426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
transmission
priority
retransmission
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001084090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Saito
譲 齊藤
Sadatoshi Nakamura
貞利 中村
Motofumi Tanabe
基文 田辺
Shoichiro Senoo
尚一郎 妹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001084090A priority Critical patent/JP2002290426A/ja
Publication of JP2002290426A publication Critical patent/JP2002290426A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送品質が高くない媒体における伝送制御の
効率化を考え、再送制御が必要な場合等、伝送効率が低
下した場合は、優先度の高い情報のみを選択送信する。 【解決手段】 レイヤ1ないしレイヤ3毎に送信制御す
る有線送信装置において、レイヤ1へパケットを送信す
る流量を監視するレイヤ2流量管理手段23と、レイヤ
2流量管理手段からの単位時間当たりのパケット流量と
所定しきい値によりレイヤ2へのパケットの選択を行う
レイヤ3優先制御手段32を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線や電力線搬送
など、伝送品質が安定ではない媒体を介してデータ転送
を行う際の、データの優先度に応じた適切な再送を行う
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の有線LAN間接続においては、中
継装置としてブリッジ、ルータやゲートウェイなどがあ
る。これらの中継装置においては、通常は媒体の伝送品
質が良いので再送制御は装置としては考慮されておら
ず、必要があればシステムとして再送するようになって
いる。また無線通信においては媒体の伝送品質が悪いの
で、再送処理回路が装置に取り込まれてはいるが、構成
が異なり、そのまま有線の中継装置に採用することは適
切ではない。
【0003】そこで、有線LAN接続の装置において、
基本構成のままで再送制御を取り入れた送受信制御のた
めの装置構成を図3に示す。図において、送受信装置1
01がデータを送信する場合の構成と動作を示す図であ
る。Ethernet 4からのデータをインタフェースであるE
thernet送受信制御部41で受け、レイヤ3処理部31
を経由してレイヤ2送受信制御部21に渡す。ここで再
送制御を行うのであれば、それはレイヤ2と定められて
おり、従って再送制御を行う機能を持たせるとすれば、
ここにレイヤ2再送処理部22を設ける必要がある。再
送が必要になると、このレイヤ2再送処理部22が届か
なかったパケット以降を再送処理する。このレイヤ2の
データを受けて、レイヤ1送受信制御部11が網101
に対してデータ送信を行う。レイヤ1においてはレイヤ
1における伝送品質の管理が行われ、例えば媒体対応の
誤り訂正等がされる。なお、有線LANにおいても再送
とは全く別に、伝送情報の内容によって優先度が定めら
れ、例えばリアルタイム性を要求される動画、音声等の
優先度の高いデータが、バッチ処理データ等のリアルタ
イム性の低いデータよりも優先して送信される。こうし
た要求に答えるために、レイヤ3優先制御部32が設け
られることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の優先LAN接続
装置の送受信装置は以上のように構成されており、再送
制御は考慮されているとしても、レイヤ2に対して設け
られており、実は媒体品質が良くない場合に適用する
と、再送処理と優先制御がそれぞれ独自に動作して、結
果的に優先度の高いデータ送信が抑えられるという課題
があった。即ち、図3の構成において、再送制御はレイ
ヤ2で行われる。一方、優先制御はレイヤ3で行われ、
かつレイヤ3での優先制御は自身が送出したデータ量に
よってビジーの度合いが判断されるため、送出量が少な
いと余裕があると自身で判断して優先度の低いデータが
送信される。しかし、この時に再送処理が発生すると、
結果的に優先度の低いデータがレイヤ3から送られるの
で、回線の輻輳度がより高まってしまい、適切な再送が
行われない。
【0005】この発明は上記の課題を解消するためにな
されたもので、伝送品質が高くない媒体における伝送制
御が適切に行われるようにすることを目的とする。即
ち、主として伝送制御の効率化を考え、再送制御が必要
な場合等、伝送効率が低下した場合は、優先度の高い情
報のみを選択送信する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る輻輳度考
慮優先パケット送信装置は、レイヤ1ないしレイヤ3毎
に送信制御する有線送信装置において、レイヤ1へパケ
ットを送信する流量を監視するレイヤ2流量管理手段
と、レイヤ2流量管理手段からの単位時間当たりのパケ
ット流量と所定しきい値によりレイヤ2へのパケットの
選択を行うレイヤ3優先制御手段を備えた。
【0007】また更に、レイヤ2再送処理手段を備え
て、レイヤ2流量管理手段は、レイヤ2再送処理手段が
再送処理を行って輻輳することを付加してレイヤ3優先
制御手段へパケット流量通知し、レイヤ3優先制御手段
は、再送処理時に優先選択するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.Ethernetと通信回
線としての電力線との間にあって送受信を中継する装置
に本発明を適用する構成を説明する。図1は本実施の形
態における装置構成を示す図である。図において、新規
な要素は、23のレイヤ2流量管理部で、レイヤ2にお
ける単位時間当たりの送出パケット量を監視して、この
計測量をレイヤ3優先制御部に通知する。また22はレ
イヤ2レベルで再送が必要な場合は再送処理を行うレイ
ヤ2再送処理部である。その他のレイヤ1レベルでのパ
ケット送受信を制御するレイヤ1送受信制御部11、レ
イヤ1レベルでの送受信品質を管理するレイヤ1品質部
12、レイヤ2レベルでのパケット送受信を制御するレ
イヤ2送受信制御部21、レイヤ3処理部31、所定の
しきい値を定めて、そのしきい値よりレイヤ3レベルで
送出量が多くなると、優先度が高いパケットを選択して
送信するレイヤ3優先処理部32、Ethernet4とのイン
タフェースであるEthernet送受信制御部41は、従来と
同等の機能を持つ要素である。なお、図において太い実
線は送信時のデータの流れを示し、一点鎖線は情報の流
れを示している。また通信回線は電力線2であり、有線
の通信品質としては悪化する。
【0009】この構成の装置の送信動作を図2の動作フ
ロー図を用いて説明する。先ずEthernet 送受信制御部
41はEthernet4からデータを得て、レイヤ3処理部3
1に渡す。レイヤ3優先制御部32は、S51で優先制
御が設定されている場合は、S52で優先度が高い情報
を優先してレイヤ2送受信制御部21へ送る。S51で
優先制御が設定されていない場合は、S53において装
置で定められている所定の順序に従って情報をレイヤ2
送受信制御部21へ送る。レイヤ2においては、S55
でレイヤ2再送処理管理部22が再送が必要かどうかを
監視していて、必要になるとS56で再送処理を行う。
一方S54で、レイヤ2流量管理部23は一定時間毎の
レイヤ2の送出量を計測し、レイヤ3優先制御部32に
通知する。従って再送等も含めてレイヤ2の流量が増加
すると、レイヤ3はそれを知り、S51で対応した制御
を行い、所定しきい値以上の流量となると、S52で優
先制御を行う。このようにレイヤ2での流量が確実にレ
イヤ3に伝えられるので、上位レイヤの状態により優先
制御がされる事になる。
【0010】レイヤ2の流量が増加するのは再送ばかり
ではなく、レイヤ2独自の動作などにより、レイヤ2の
制御フレームが多発することもある。これは一時的なの
で、レイヤ3優先制御部んに通知するのに再送で流量が
増えたことを併記して、これに基づいて優先制御させる
ようにしてもよい。レイヤ1品質管理部12は、S57
でレイヤ1の伝送品質に基づいてレイヤ2からのパケッ
トを選択して、レイヤ1送受信制御部11から外部の電
力線2へ情報送信する。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、伝送効
率が低下するとこれを考慮して優先制御するようにした
ので、再送が発生しても優先度の高いパケットが送信さ
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における装置構成を
示す図である。
【図2】 実施の形態1における装置の動作フロー図で
ある。
【図3】 従来の再送制御を取り入れた装置構成図であ
る。
【符号の説明】
1 送受信装置、2 電力線、11 レイヤ1送受信制
御部、12 レイヤ1品質管理部、21 レイヤ2送受
信制御部、22 レイヤ2再送処理管理部、23 レイ
ヤ2流量管理部、31 レイヤ3優先制御部、32 レ
イヤ3処理部、41 Ethernet 送受信制御部41。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 基文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 妹尾 尚一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA13 HA08 HC01 HC14 HD03 LA03 LC01 LC11 MA04 MB02 MB10 5K033 AA01 AA03 CB06 CB17 DA06 DB18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイヤ1ないしレイヤ3毎に送信制御す
    る有線送信装置において、 上記レイヤ1へパケットを送信する流量を監視するレイ
    ヤ2流量管理手段と、 上記レイヤ2流量管理手段からの単位時間当たりのパケ
    ット流量と所定しきい値によりレイヤ2へのパケットの
    選択を行うレイヤ3優先制御手段を備えたことを特徴と
    する輻輳度考慮優先パケット送信装置。
  2. 【請求項2】 レイヤ2再送処理手段を備えて、レイヤ
    2流量管理手段は、上記レイヤ2再送処理手段が再送処
    理を行って輻輳することを付加してレイヤ3優先制御手
    段へパケット流量通知し、レイヤ3優先制御手段は、上
    記再送処理時に優先選択するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の輻輳度考慮優先パケット送信装置。
JP2001084090A 2001-03-23 2001-03-23 輻輳度考慮優先パケット送信装置 Withdrawn JP2002290426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084090A JP2002290426A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 輻輳度考慮優先パケット送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001084090A JP2002290426A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 輻輳度考慮優先パケット送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002290426A true JP2002290426A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18939816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001084090A Withdrawn JP2002290426A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 輻輳度考慮優先パケット送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002290426A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197030A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Matsushita Electric Works Ltd ゲートウェイ装置及び遠隔監視制御システム
JP2008078966A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Nec Corp 通信システム、トンネリング装置、通信方法、およびプログラム
JP2010074864A (ja) * 2010-01-08 2010-04-02 Fujitsu Ltd 通信装置
JP2012204963A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Hitachi Ltd モニタリングシステム、ネットワーク装置及び通信制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197030A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Matsushita Electric Works Ltd ゲートウェイ装置及び遠隔監視制御システム
JP4622527B2 (ja) * 2005-01-11 2011-02-02 パナソニック電工株式会社 ゲートウェイ装置及び遠隔監視制御システム
JP2008078966A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Nec Corp 通信システム、トンネリング装置、通信方法、およびプログラム
JP2010074864A (ja) * 2010-01-08 2010-04-02 Fujitsu Ltd 通信装置
JP2012204963A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Hitachi Ltd モニタリングシステム、ネットワーク装置及び通信制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6319608B2 (ja) 伝送制御方法、装置およびシステム
KR100548835B1 (ko) 층간플로제어를위한데이터통신프로토콜을구비한통신방법,및데이터통신단말장치
EP1741250B1 (en) System and method for enhancing network quality of service
JP4847541B2 (ja) データパケットトラフィック輻輳を解決する方法及び装置
US20160261516A1 (en) System and method for dynamic bandwidth adjustments for cellular interfaces in a network environment
US7190669B2 (en) System, method and computer readable medium for flow control of data traffic
EP1371192B1 (en) Method and device for improving a data throughput
KR100600607B1 (ko) 무선 휴대 인터넷 시스템에서 arq 제어 장치 및 제어방법
JP2005057757A (ja) 無線データ・ネットワークにおける伝送をスケジューリングする方法および装置
JP4507005B2 (ja) 無線通信システム,無線通信方法及びプログラム
JP2006129487A (ja) 高速移動通信網におけるtcpの流れ制御方法
JP5146693B2 (ja) 擬似的応答フレーム通信システム、擬似的応答フレーム通信方法及び擬似的応答フレーム送信装置
US10412634B2 (en) Predictive adaptive queue management
US10111130B2 (en) Supporting delivery of data packets using transmission control protocol in a wireless communication network
US20060209687A1 (en) Communication rate control method and device
CN111386683A (zh) 基于实时传输网络拥塞状况来加速或减速数据传输网络协议的系统和方法
WO2006040875A1 (ja) アクセスポイント、アクセスポイント制御装置および無線lanシステム
JP2002290426A (ja) 輻輳度考慮優先パケット送信装置
JP3163479B2 (ja) 帯域制御方法
JP2001156795A (ja) パケットのフロー制御装置および方法
US8570929B2 (en) Relay apparatus, communication apparatus, communication system, and relay method
CN110113221B (zh) 用于网络环境中蜂窝接口的动态带宽调整的系统和方法
JP2008011258A (ja) 無線端末装置及びチャネル制御方法
US20130195262A1 (en) Techniques for Handling High Delay Fax Transmissions
EP3355659B1 (en) System and method for buffer management for cellular interfaces in a network environment

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051019

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603