JP2002290070A - 配線カバー - Google Patents
配線カバーInfo
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- elongated
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Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ケーブル規制バンドをワンタッチでケーブル規
制板の内側面間に押し込むのみで、細長ベース部材の延
在長のどの位置においても容易にケーブル押さえ目的を
達成できる配線カバーを提供する。 【解決手段】配線面３に設置される底板４から一対のケ
ーブル規制板５を対向して立ち上げた細長ベース部材１
と、該細長ベース部材１の両ケーブル規制板５の外側面
間に外嵌めされて同ケーブル規制板５の内側面間にケー
ブル配線腔６を形成するようにした細長カバー部材２と
から成る配線カバーにおいて、上記両ケーブル規制板５
の内側面間に内嵌めされて同ケーブル規制板５の内側面
間からのケーブル７の逸脱を阻止するケーブル規制バン
ド１２を備え、該ケーブル規制バンド１２の内嵌め後上
記細長カバー部材２を外嵌めする配線カバー。
制板の内側面間に押し込むのみで、細長ベース部材の延
在長のどの位置においても容易にケーブル押さえ目的を
達成できる配線カバーを提供する。 【解決手段】配線面３に設置される底板４から一対のケ
ーブル規制板５を対向して立ち上げた細長ベース部材１
と、該細長ベース部材１の両ケーブル規制板５の外側面
間に外嵌めされて同ケーブル規制板５の内側面間にケー
ブル配線腔６を形成するようにした細長カバー部材２と
から成る配線カバーにおいて、上記両ケーブル規制板５
の内側面間に内嵌めされて同ケーブル規制板５の内側面
間からのケーブル７の逸脱を阻止するケーブル規制バン
ド１２を備え、該ケーブル規制バンド１２の内嵌め後上
記細長カバー部材２を外嵌めする配線カバー。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電線ケーブルや通信
ケーブルの床面配線又は壁面配線に使用する配線カバー
に関する。
ケーブルの床面配線又は壁面配線に使用する配線カバー
に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種配線カバーは配線面に設置される
底板から一対のケーブル規制板を対向して立ち上げた細
長ベース部材と、該細長ベース部材の両ケーブル規制板
の外側面間に外嵌めされて同ケーブル規制板の内側面間
にケーブル配線腔を形成するようにした細長カバー部材
とから成り、ケーブル配線に際しては先ず細長ベース部
材の底板を両面接着テープを介して配線面に設置し、次
いで該細長ベース部材のケーブル規制板間にケーブルを
入れ込み、次に細長カバー部材を外嵌めする方法が採ら
れる。
底板から一対のケーブル規制板を対向して立ち上げた細
長ベース部材と、該細長ベース部材の両ケーブル規制板
の外側面間に外嵌めされて同ケーブル規制板の内側面間
にケーブル配線腔を形成するようにした細長カバー部材
とから成り、ケーブル配線に際しては先ず細長ベース部
材の底板を両面接着テープを介して配線面に設置し、次
いで該細長ベース部材のケーブル規制板間にケーブルを
入れ込み、次に細長カバー部材を外嵌めする方法が採ら
れる。
【０００３】而して上記配線作業においては、ケーブル
を細長ベース部材の両ケーブル規制板間に入れ込んだ
後、細長カバー部材を嵌合するのであるが、一旦入れ込
んだはずのケーブルが反力にて屡々同ケーブル規制板間
から逸脱してしまい、細長カバー部材の嵌合作業、ひい
ては配線作業に支障を来す問題を有している。
を細長ベース部材の両ケーブル規制板間に入れ込んだ
後、細長カバー部材を嵌合するのであるが、一旦入れ込
んだはずのケーブルが反力にて屡々同ケーブル規制板間
から逸脱してしまい、細長カバー部材の嵌合作業、ひい
ては配線作業に支障を来す問題を有している。
【０００４】この問題は細長ベース部材を突き合わせつ
つ設置し、配線長を長くしてケーブルを入れ込む場合に
より顕著となる。
つ設置し、配線長を長くしてケーブルを入れ込む場合に
より顕著となる。
【０００５】従来、この問題に対処するために、細長ベ
ース部材の両ケーブル規制板間の底板内面に結束テープ
や結束紐を接着等して置き、両ケーブル規制板間に入れ
込んだケーブルをこの結束テープや結束紐にて結束して
ケーブル仮押さえ状態を形成し、然る後細長カバー部材
を嵌合する方法などが採られていた。
ース部材の両ケーブル規制板間の底板内面に結束テープ
や結束紐を接着等して置き、両ケーブル規制板間に入れ
込んだケーブルをこの結束テープや結束紐にて結束して
ケーブル仮押さえ状態を形成し、然る後細長カバー部材
を嵌合する方法などが採られていた。
【０００６】然しながらこの方法では、ケーブルを結束
テープや結束紐の内側に入れ込み結束する作業に手間が
かかる問題、更には結束テープや結束紐を設けた位置で
しかケーブルの仮押さえが行えず、同テープ等が存在し
ない場所でのケーブル逸脱に適切に対応できない。
テープや結束紐の内側に入れ込み結束する作業に手間が
かかる問題、更には結束テープや結束紐を設けた位置で
しかケーブルの仮押さえが行えず、同テープ等が存在し
ない場所でのケーブル逸脱に適切に対応できない。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を適切
に解決する配線カバーを提供するものである。この配線
カバーは、細長ベース部材の底板から対向して立ち上げ
られた一対のケーブル規制板間にケーブルを入れ込んだ
後、該ケーブル規制板の内側面間に内嵌めして同ケーブ
ル規制板の内側面間からのケーブルの逸脱を阻止するケ
ーブル規制バンドを具備し、該ケーブル規制バンドの内
嵌め後上記細長カバー部材を外嵌めする構成とした。
に解決する配線カバーを提供するものである。この配線
カバーは、細長ベース部材の底板から対向して立ち上げ
られた一対のケーブル規制板間にケーブルを入れ込んだ
後、該ケーブル規制板の内側面間に内嵌めして同ケーブ
ル規制板の内側面間からのケーブルの逸脱を阻止するケ
ーブル規制バンドを具備し、該ケーブル規制バンドの内
嵌め後上記細長カバー部材を外嵌めする構成とした。
【０００８】上記ケーブル規制バンドはケーブル規制板
の内側面間に押し込むのみで、ワンタッチで且つ細長ベ
ース部材の延在長のどの位置においても容易にケーブル
の仮押さえを図ることができる。
の内側面間に押し込むのみで、ワンタッチで且つ細長ベ
ース部材の延在長のどの位置においても容易にケーブル
の仮押さえを図ることができる。
【０００９】上記ケーブル規制バンドは両端に外側方へ
突出せる係止爪を有し、該係止爪を上記ケーブル規制板
の内側面に形成した係止溝に係合し、上記ケーブル規制
バンドが両係止爪と両係止溝の案内により長手方向にス
ライド可能にする。
突出せる係止爪を有し、該係止爪を上記ケーブル規制板
の内側面に形成した係止溝に係合し、上記ケーブル規制
バンドが両係止爪と両係止溝の案内により長手方向にス
ライド可能にする。
【００１０】作業者は上記ケーブル規制バンドを内嵌め
し易い位置で嵌合した後、これをスライドさせるのみで
逸脱部位のケーブルを適切に矯正することができる。
し易い位置で嵌合した後、これをスライドさせるのみで
逸脱部位のケーブルを適切に矯正することができる。
【００１１】好ましくは、上記ケーブル規制バンドの両
端に内外側に弾性変位する弾性内嵌め板部を連設し、該
弾性内嵌め板部の端部に上記外側方へ突出せる係止爪を
設け、該弾性内嵌め板部を内側方へ強制変位しつつ上記
両ケーブル規制板の内側面間に内嵌めし、該弾性内嵌め
板部の外側方への復元力にて上記係止爪を上記ケーブル
規制板の内側面に形成した係止溝に弾力的に係合する構
成とする。
端に内外側に弾性変位する弾性内嵌め板部を連設し、該
弾性内嵌め板部の端部に上記外側方へ突出せる係止爪を
設け、該弾性内嵌め板部を内側方へ強制変位しつつ上記
両ケーブル規制板の内側面間に内嵌めし、該弾性内嵌め
板部の外側方への復元力にて上記係止爪を上記ケーブル
規制板の内側面に形成した係止溝に弾力的に係合する構
成とする。
【００１２】上記ケーブル規制バンドは、上記両弾性内
嵌め板部を両ケーブル規制板の内側面に弾接して保持さ
れつつ上記係止爪を係止溝に係合し、確固に内嵌めされ
てケーブル逸脱をより確実に防止する。
嵌め板部を両ケーブル規制板の内側面に弾接して保持さ
れつつ上記係止爪を係止溝に係合し、確固に内嵌めされ
てケーブル逸脱をより確実に防止する。
【００１３】又上記ケーブル規制バンドは上記細長カバ
ー部材を外嵌めした時に、上記両ケーブル規制板間にお
いて同カバー部材の内面に添接するようにして配線腔の
容積を確保し、ひいては配線カバー全体の低背化を図っ
た。
ー部材を外嵌めした時に、上記両ケーブル規制板間にお
いて同カバー部材の内面に添接するようにして配線腔の
容積を確保し、ひいては配線カバー全体の低背化を図っ
た。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図１乃
至図６に基づいて説明する。
至図６に基づいて説明する。
【００１５】配線カバーは合成樹脂にて一体成形された
定長の細長ベース部材１と、同様に合成樹脂にて一体成
形された定長の細長カバー部材２とから成る。
定長の細長ベース部材１と、同様に合成樹脂にて一体成
形された定長の細長カバー部材２とから成る。
【００１６】実際例では、上記細長ベース部材１と細長
カバー部材２は１ｍ程度の長さにし、配線長に応じて突
き合わせ設置される。
カバー部材２は１ｍ程度の長さにし、配線長に応じて突
き合わせ設置される。
【００１７】図１や図４等に示すように、上記細長ベー
ス部材１は配線面３に両面接着等を介して設置される底
板４と、該底板４から対向して立ち上げた一対のケーブ
ル規制板５を有する。このケーブル規制板５は細長ベー
ス部材１、即ち底板４の短手方向において対向し、且つ
長手方向へ平行に延在する。
ス部材１は配線面３に両面接着等を介して設置される底
板４と、該底板４から対向して立ち上げた一対のケーブ
ル規制板５を有する。このケーブル規制板５は細長ベー
ス部材１、即ち底板４の短手方向において対向し、且つ
長手方向へ平行に延在する。
【００１８】上記一方のケーブル規制板５は図示の通り
くの字形に屈曲し、他方のケーブル規制板５は逆くの字
形に屈曲する対称形状を有し、これにより両ケーブル規
制板５の上端開口部の間隔を狭め、ケーブル７の脱出を
抑止する。
くの字形に屈曲し、他方のケーブル規制板５は逆くの字
形に屈曲する対称形状を有し、これにより両ケーブル規
制板５の上端開口部の間隔を狭め、ケーブル７の脱出を
抑止する。
【００１９】他方上記細長カバー部材２は天板部８の短
手方向の両端に、同短手方向において対向し、且つ長手
方向に亘って延在する弾性外嵌め板部９を立ち下げ、断
面視樋状にする。
手方向の両端に、同短手方向において対向し、且つ長手
方向に亘って延在する弾性外嵌め板部９を立ち下げ、断
面視樋状にする。
【００２０】上記一方の弾性外嵌め板部９の内面は図示
の通りくの字形に屈曲した内面形状を有し、他方の弾性
外嵌め板部９は逆くの字形に屈曲した内面形状を有する
対称形状を呈する。
の通りくの字形に屈曲した内面形状を有し、他方の弾性
外嵌め板部９は逆くの字形に屈曲した内面形状を有する
対称形状を呈する。
【００２１】図５に示すように、上記細長カバー部材２
の上記弾性外嵌め板部９を上記細長ベース部材１の両ケ
ーブル規制板５の外側面間に強制的に押し込んで外嵌め
し、同ケーブル規制板５の内側面間にケーブル配線腔６
を形成する。
の上記弾性外嵌め板部９を上記細長ベース部材１の両ケ
ーブル規制板５の外側面間に強制的に押し込んで外嵌め
し、同ケーブル規制板５の内側面間にケーブル配線腔６
を形成する。
【００２２】上記各弾性外嵌め板部９の端部内側面には
内側方へ膨出する係止爪１０を設け、細長カバー部材２
を該両弾性外嵌め板部９を以って両ケーブル規制板５の
外側面間に押し込むことによって、同外嵌め板部９を弾
性に抗し外方へ開きつつケーブル規制板５の外側面に外
嵌めし、その復元力によって上記くの字形と逆くの字形
のケーブル規制板５の外側面に上記各弾性外嵌め板部９
のくの字形と逆くの字形の内側面が弾力的に倣い係合
し、上記係止爪１０をくの字形と逆くの字形の各ケーブ
ル規制板５の基部外側面に形成された係止溝１１に嵌合
し、抜け止めを図る。
内側方へ膨出する係止爪１０を設け、細長カバー部材２
を該両弾性外嵌め板部９を以って両ケーブル規制板５の
外側面間に押し込むことによって、同外嵌め板部９を弾
性に抗し外方へ開きつつケーブル規制板５の外側面に外
嵌めし、その復元力によって上記くの字形と逆くの字形
のケーブル規制板５の外側面に上記各弾性外嵌め板部９
のくの字形と逆くの字形の内側面が弾力的に倣い係合
し、上記係止爪１０をくの字形と逆くの字形の各ケーブ
ル規制板５の基部外側面に形成された係止溝１１に嵌合
し、抜け止めを図る。
【００２３】而して図３等に示すように、上記両ケーブ
ル規制板５の内側面間に入れ込まれたケーブル７の逸脱
を阻止する手段として、ケーブル規制バンド１２を備え
る。このケーブル規制バンド１２は合成樹脂製、又は金
属板から打ち抜きし曲げ加工した金属製とする。
ル規制板５の内側面間に入れ込まれたケーブル７の逸脱
を阻止する手段として、ケーブル規制バンド１２を備え
る。このケーブル規制バンド１２は合成樹脂製、又は金
属板から打ち抜きし曲げ加工した金属製とする。
【００２４】図２，図４に示すように、該ケーブル規制
バンド１２は両ケーブル規制板５の内側面間に内嵌めさ
れて同ケーブル規制板５の内側面間からのケーブル７の
逸脱を阻止する状態を形成し、該ケーブル規制バンド１
２の内嵌め後、上記細長カバー部材２を外嵌めする。
バンド１２は両ケーブル規制板５の内側面間に内嵌めさ
れて同ケーブル規制板５の内側面間からのケーブル７の
逸脱を阻止する状態を形成し、該ケーブル規制バンド１
２の内嵌め後、上記細長カバー部材２を外嵌めする。
【００２５】上記ケーブル規制バンド１２は細長ベース
部材１及び細長カバー部材２の短手方向に、細長い板材
にて形成されたケーブルを横断するケーブル押さえ板部
１６の両端（上記短手方向の両端）に外側方へ突出せる
係止爪１３を有し、該係止爪１３を上記ケーブル規制板
５の内側面に形成した係止溝１４に係合し、上記内嵌め
を図る。
部材１及び細長カバー部材２の短手方向に、細長い板材
にて形成されたケーブルを横断するケーブル押さえ板部
１６の両端（上記短手方向の両端）に外側方へ突出せる
係止爪１３を有し、該係止爪１３を上記ケーブル規制板
５の内側面に形成した係止溝１４に係合し、上記内嵌め
を図る。
【００２６】上記係止溝１４は各ケーブル規制板５の長
手方向に亘り延在し、上記ケーブル規制バンド１２は両
係止爪１３と両係止溝１４の案内により長手方向にスラ
イド可能である。
手方向に亘り延在し、上記ケーブル規制バンド１２は両
係止爪１３と両係止溝１４の案内により長手方向にスラ
イド可能である。
【００２７】上記ケーブル規制バンド１２はケーブル規
制板５の内側面間に押し込むのみで、ワンタッチで且つ
細長ベース部材１の延在長のどの位置においても容易に
ケーブル７の仮押さえを図ることができる。
制板５の内側面間に押し込むのみで、ワンタッチで且つ
細長ベース部材１の延在長のどの位置においても容易に
ケーブル７の仮押さえを図ることができる。
【００２８】図６に示すように、作業者は複数のケーブ
ル規制バンド１２を内嵌めし易い位置でケーブル規制板
５の内側面間に内嵌めした後、これを所定の位置へスラ
イドさせるのみで、図１Ｂに示す如く両ケーブル規制板
５間から逸脱したケーブル７を逸脱部位で適切に矯正す
ることができる。
ル規制バンド１２を内嵌めし易い位置でケーブル規制板
５の内側面間に内嵌めした後、これを所定の位置へスラ
イドさせるのみで、図１Ｂに示す如く両ケーブル規制板
５間から逸脱したケーブル７を逸脱部位で適切に矯正す
ることができる。
【００２９】好ましくは、上記ケーブル規制バンド１２
の両端に内外側に弾性変位する弾性内嵌め板部１５を立
ち下げて断面視逆樋状にする。この弾性内嵌め板部１５
の端部に外側方へ突出せる係止爪１３を設け、該弾性内
嵌め板部１５を内側方へ強制変位しつつ上記両ケーブル
規制板５の内側面間に内嵌めし、該弾性内嵌め板部１５
の外側方への復元力にて上記係止爪１３を上記ケーブル
規制板５の内側面に形成した係止溝１４に弾力的に係合
する構成とする。
の両端に内外側に弾性変位する弾性内嵌め板部１５を立
ち下げて断面視逆樋状にする。この弾性内嵌め板部１５
の端部に外側方へ突出せる係止爪１３を設け、該弾性内
嵌め板部１５を内側方へ強制変位しつつ上記両ケーブル
規制板５の内側面間に内嵌めし、該弾性内嵌め板部１５
の外側方への復元力にて上記係止爪１３を上記ケーブル
規制板５の内側面に形成した係止溝１４に弾力的に係合
する構成とする。
【００３０】上記ケーブル規制バンド１２は、上記両弾
性内嵌め板部１５が両ケーブル規制板５の内側面に弾接
して保持されつつ、上記係止爪１３が係止溝１４に係合
して確固に内嵌めされ、ケーブル逸脱阻止作用を確実に
する。
性内嵌め板部１５が両ケーブル規制板５の内側面に弾接
して保持されつつ、上記係止爪１３が係止溝１４に係合
して確固に内嵌めされ、ケーブル逸脱阻止作用を確実に
する。
【００３１】又図５に示すように、上記ケーブル規制バ
ンド１２は上記細長カバー部材２を外嵌めした時に、そ
のケーブル押さえ板部１６の外面が上記両ケーブル規制
板５間において同カバー部材２の天板部８の内面に添接
する。
ンド１２は上記細長カバー部材２を外嵌めした時に、そ
のケーブル押さえ板部１６の外面が上記両ケーブル規制
板５間において同カバー部材２の天板部８の内面に添接
する。
【００３２】これにより配線腔６の容積を確保し、ひい
ては配線カバー全体の低背化を図る。即ちケーブル規制
バンド１２のケーブル押さえ板部１６をケーブル規制板
５の内側面間において上記細長カバー部材２の内面と同
調する形状にし、ケーブル押さえ板部１６の略全長を細
長カバー部材２の天板部８の内面に添接する。
ては配線カバー全体の低背化を図る。即ちケーブル規制
バンド１２のケーブル押さえ板部１６をケーブル規制板
５の内側面間において上記細長カバー部材２の内面と同
調する形状にし、ケーブル押さえ板部１６の略全長を細
長カバー部材２の天板部８の内面に添接する。
【００３３】上記ケーブル規制バンド１２は図２Ａ，Ｂ
等に示すように、定長の細長ベース部材１一本につき複
数個使用し、細長ベース部材の長手方向における幅は１
０〜６０ｍｍ程度である。
等に示すように、定長の細長ベース部材１一本につき複
数個使用し、細長ベース部材の長手方向における幅は１
０〜６０ｍｍ程度である。
【００３４】
【発明の効果】本発明によれば、ケーブル規制バンドを
ワンタッチでケーブル規制板の内側面間に押し込むのみ
で、細長ベース部材の延在長のどの位置においても容易
にケーブル押さえ目的を達成できる。
ワンタッチでケーブル規制板の内側面間に押し込むのみ
で、細長ベース部材の延在長のどの位置においても容易
にケーブル押さえ目的を達成できる。
【００３５】又作業者は上記ケーブル規制バンドを内嵌
めした後、これをスライドさせるのみで逸脱部位のケー
ブルを両ケーブル規制板の内側面間に収容されるよう矯
正することができる。
めした後、これをスライドさせるのみで逸脱部位のケー
ブルを両ケーブル規制板の内側面間に収容されるよう矯
正することができる。
【００３６】又上記ケーブル規制バンドは上記両弾性内
嵌め板部を両ケーブル規制板の内側面に弾接しつつ、上
記係止爪を係止溝に係合して確固に内嵌めされ、ケーブ
ル逸脱阻止作用を確実に発揮する。
嵌め板部を両ケーブル規制板の内側面に弾接しつつ、上
記係止爪を係止溝に係合して確固に内嵌めされ、ケーブ
ル逸脱阻止作用を確実に発揮する。
【００３７】又上記ケーブル規制バンドは上記細長カバ
ー部材を外嵌めした時に、上記両ケーブル規制板間にお
いて同カバー部材の内面に添接するようにして配線腔の
容積を確保し、ひいては配線カバー全体の低背化を図る
ことができる。
ー部材を外嵌めした時に、上記両ケーブル規制板間にお
いて同カバー部材の内面に添接するようにして配線腔の
容積を確保し、ひいては配線カバー全体の低背化を図る
ことができる。
【図１】Ａは配線面に設置した細長ベース部材とこれに
嵌合される細長カバー部材の側面図、Ｂは上記細長ベー
ス部材にケーブルを入れ込み、その一部が逸脱している
状態を示す同細長ベース部材の平面図。
嵌合される細長カバー部材の側面図、Ｂは上記細長ベー
ス部材にケーブルを入れ込み、その一部が逸脱している
状態を示す同細長ベース部材の平面図。
【図２】Ａは上記ケーブルを入れ込んだ細長ベース部材
にケーブル規制バンドを内嵌めし、ケーブル矯正を図っ
た状態を示す平面図、Ｂは細長ベース部材に細長カバー
部材を外嵌めした状態を一部切欠して示す平面図。
にケーブル規制バンドを内嵌めし、ケーブル矯正を図っ
た状態を示す平面図、Ｂは細長ベース部材に細長カバー
部材を外嵌めした状態を一部切欠して示す平面図。
【図３】細長ベース部材にケーブルを入れ込みケーブル
規制バンドを内嵌めする直前の状態を示す横断面図。
規制バンドを内嵌めする直前の状態を示す横断面図。
【図４】細長ベース部材にケーブルを入れ込みケーブル
規制バンドを内嵌めし、細長カバー部材を外嵌めする直
前の状態を示す横断面図。
規制バンドを内嵌めし、細長カバー部材を外嵌めする直
前の状態を示す横断面図。
【図５】細長ベース部材にケーブルを入れ込みケーブル
規制バンドを内嵌めし、細長カバー部材を外嵌めした状
態を示す横断面図。
規制バンドを内嵌めし、細長カバー部材を外嵌めした状
態を示す横断面図。
【図６】上記細長ベース部材に内嵌めしたケーブル規制
バンドをケーブル押さえ位置にスライドする状態を説明
する平面図。
バンドをケーブル押さえ位置にスライドする状態を説明
する平面図。
１ 細長ベース部材 ２ 細長カバー部材 ３ 配線面 ４ 底板 ５ ケーブル規制板 ６ ケーブル配線腔 ７ ケーブル ８ 天板部 ９ 弾性外嵌め板部 １０ 係止爪 １１ 係止溝 １２ ケーブル規制バンド １３ 係止爪 １４ 係止溝 １５ 弾性内嵌め板部 １６ ケーブル押さえ板部
Claims (4)
- 【請求項１】配線面に設置される底板から一対のケーブ
ル規制板を対向して立ち上げた細長ベース部材と、該細
長ベース部材の両ケーブル規制板の外側面間に外嵌めさ
れて同ケーブル規制板の内側面間にケーブル配線腔を形
成するようにした細長カバー部材とから成る配線カバー
において、上記両ケーブル規制板の内側面間に内嵌めさ
れて同ケーブル規制板の内側面間からのケーブルの逸脱
を阻止するケーブル規制バンドを備え、該ケーブル規制
バンドの内嵌め後上記細長カバー部材を外嵌めする構成
としたことを特徴とする配線カバー。 - 【請求項２】上記ケーブル規制バンドは両端に外側方へ
突出せる係止爪を有し、該係止爪を上記ケーブル規制板
の内側面に形成した係止溝に係合し、上記ケーブル規制
バンドが両係止爪と両係止溝の案内により長手方向にス
ライド可能にしたことを特徴とする請求項１記載の配線
カバー。 - 【請求項３】上記ケーブル規制バンドは両端に内外側に
弾性変位する弾性内嵌め板部を有し、該弾性内嵌め板部
の端部に外側方へ突出せる係止爪を設け、該弾性内嵌め
板部を内側方へ強制変位しつつ上記両ケーブル規制板の
内側面間に内嵌めし、該弾性内嵌め板部の外側方への復
元力にて上記係止爪を上記ケーブル規制板の内側面に形
成した係止溝に弾力的に係合する構成としたことを特徴
とする請求項１記載の配線カバー。 - 【請求項４】上記ケーブル規制バンドは上記両ケーブル
規制板間において上記細長カバー部材の内面に添接する
ことを特徴とする請求項１記載の配線カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001090988A JP2002290070A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 配線カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001090988A JP2002290070A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 配線カバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101128461B1 (ko) * | 2004-06-30 | 2012-03-26 | 엘지디스플레이 주식회사 | 센서 케이블을 고정하는 로보트 암 |
| CN108258625A (zh) * | 2017-06-27 | 2018-07-06 | 浙江亚厦装饰股份有限公司 | 一种线槽组件及布线方法 |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001090988A patent/JP2002290070A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101128461B1 (ko) * | 2004-06-30 | 2012-03-26 | 엘지디스플레이 주식회사 | 센서 케이블을 고정하는 로보트 암 |
| CN108258625A (zh) * | 2017-06-27 | 2018-07-06 | 浙江亚厦装饰股份有限公司 | 一种线槽组件及布线方法 |
| CN108258625B (zh) * | 2017-06-27 | 2023-09-05 | 浙江亚厦装饰股份有限公司 | 一种线槽组件及布线方法 |
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