JP2002289921A - Ledモジュール - Google Patents

Ledモジュール

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JP2002289921A
JP2002289921A JP2001088732A JP2001088732A JP2002289921A JP 2002289921 A JP2002289921 A JP 2002289921A JP 2001088732 A JP2001088732 A JP 2001088732A JP 2001088732 A JP2001088732 A JP 2001088732A JP 2002289921 A JP2002289921 A JP 2002289921A
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led module
optical axis
reflecting mirror
module
led
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JP2001088732A
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English (en)
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Keishin Aisaka
敬信 逢坂
Kazuya Miyagaki
一也 宮垣
Ikuo Kato
幾雄 加藤
Kenji Kameyama
健司 亀山
Yasuyuki Takiguchi
康之 滝口
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDモジュールに関し、特に、LEDモジ
ュールに含まれる反射鏡の形状および構造に特徴を有
し、低発散角化、高光利用効率化、高輝度化並びに小型
化を図る上で好適なLEDモジュールを提供する。 【解決手段】 曲面反射鏡とその前方に配置したLED
発光素子4とを内包した胴部とレンズを有するLEDモ
ジュール1において、前記胴部の光軸垂直方向の寸法を
L、反射鏡開口部の径をDとするとき、D≦L≦2Dを
満たすように構成する。更に、前記反射鏡の開口面と前
記LEDモジュール1の先端との光軸上の長さが、前記
LEDモジュール1のレンズ部における光軸方向の長さ
以上とし、また、前記反射鏡の光軸上の長さが前記反射
鏡の光軸垂直方向長の半分以上とし、また、前記LED
モジュール1の光軸上後方端部と、前記反射鏡の光軸上
後方端部との差が零以上とし、また、前記レンズ部の形
状が、凸曲面状、前記反射鏡の形状が曲面状、前記反射
鏡の断面の形状が矩形、前記発光素子4の形状が円形で
ある。更に、前記LEDモジュール1の光軸前方に1枚
以上のレンズを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLEDモジュールに
関し、特に、LEDモジュールに含まれる反射鏡の形状
および構造に特徴を有し、低発散角化、高光利用効率
化、高輝度化並びに小型化を図る上で好適なLEDモジ
ュールに関する。
【0002】
【従来の技術】LEDモジュールは、LED素子として
Gap系GaAsp系GaAlAs系等の発光ダイオー
ドを用いたもので、LEDモジュールを複数配列したパ
ネルを照明装置として表示装置を構成するものは、液晶
ディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置に比べ
て、光の3原色の実現、光源の長寿命化、低価格等の利
点があるため、特に近年の表示画面の大面積化に伴っ
て、この大画面全体の明度を高くするための光源として
有望視されている。この要望を満たすためには、発光モ
ジュール個々の低発散角化、高い光利用効率化、高輝度
化を満たす必要がある。また一方、画像表示装置は薄型
(小型)化が進んでおり、照明用パネルの薄型化には、
LEDモジュールの小型化が必須条件である。LEDモ
ジュールの低発散角、高光利用効率化、高輝度化に関す
る技術としては、従来からLEDモジュールの形状設計
の工夫や、LEDモジュールの光軸上前方に別途レンズ
を配置する方法が知られている。
【0003】図5は、従来のLEDモジュールの構造上
の改良策を示すLEDモジュールの断面図である。この
LEDモジュールは、テーパー状に、先細り形状の円柱
状部18と、凸曲面状のレンズ部19からなり、いわゆ
る弾丸状をした透明樹脂中に発光素子を含む反射鏡20
が収納されたものである。例えば、日亜化学工業社製の
LEDモジュールでは、円柱状部の直径が5.0mmや
3.0mmのものがある。これらをLED照明装置とし
て用いる場合に、充分な輝度を得るための手段として、
照明パネルに配列するLEDモジュールの高密度実装が
考えられるが、この大きさでは、高密度実装したとして
も小型化には限度があった。照明装置の小型化には、L
EDモジュール自体の性能を劣化することなく可能な限
り小型化した方が有利である。なお、前記反射鏡20は
LED発光素子からの出射光を集光することを目的とし
たものである。即ち、LED発光素子は小面積ながら面
光源であり、光軸はこの面光源に対し垂直方向となる。
この面光源から出射した光のうち、光軸に沿った光はそ
のまま進むが、光軸から大きく反れた光は円錐状の反射
鏡で光軸向に集光される。LED発光素子から出射さ
れ、円柱状部を通過した光は、LEDモジュールの凸曲
面状レンズ部で、光軸方向に集光される。このとき、高
い光利用効率化をはかるには、LED発光素子から出射
した光を狭い発散角内に収めることが重要となる。従
来、この光利用効率を高めるためのLEDモジュールの
集光技術に関する技術として、LEDモジュールの形状
設計手法が提案されている。例えば、特開平11−46
013号(「LEDランプ」)公報では、LEDモジュ
ールのレンズ部形状を、式:X2/2.42+y2/3.
2=1にて示される楕円形状とすれば、高い光利用効
率が得られることが示されている。また、LED発光素
子とLEDモジュールの凸曲面状レンズ部の先端との距
離も高光利用効率化の重要な要素となることが示されて
おり、この距離に最適な範囲があることが述べられてい
る。
【0004】また、特開平10−333599号(「プ
ロジェクタ装置」)公報には、プロジェクタ装置の光源
としてLEDモジュールの利用について述べており、そ
の高光利用効率化、光輝度化をはかる技術として、LE
Dモジュールの配列とマイクロレンズの配列を提案して
いる。この公報に示された手段は、原理的には、LED
モジュールから出射した光を光軸前方にあるマイクロレ
ンズを介して平行光に整形することによって、光の発散
を抑、高光利用効率化をはかるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の手段では、いづれも小型化、高光利用効率化、
低価格化等の目的達成には限界があった。即ち、特開平
11−46013号(「LEDランプ」)公報では、L
EDモジュールのレンズ部形状については工夫がなされ
ているが、LEDモジュールのレンズ部の形状を表すパ
ラメータの数には限りがあり、必ずしも最適な設計が可
能ではなく、更なるパラメータの検討と同時に、他の手
段の併用が望ましい。また、特開平10−333599
号(「プロジェクタ装置」)公報には、プロジェクタ装
置の光源としてLEDモジュールの利用について述べら
れているが、マイクロレンズの配列を提案しているのみ
であって、LEDモジュール自体の出射光の特性向上手
段には言及がない。本発明は、上述したような従来のL
EDモジュールおよびこれらを利用した照明装置の諸問
題を解決するためになされたものであって、LEDモジ
ュールにおいては、出射光の発散角を小さく抑えること
によって、発散角内に多くの光を集め、高い光利用効率
をもたらすと共に、これらを使用するLED照明装置の
小型化、低価格化等を可能にした、LEDモジュールお
よびLED照明装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
達成するために、請求項1記載の発明では、光軸方向に
開口を有する曲面反射鏡と、その開口側前方に配置した
LED発光素子とを内包した透明部材からなる胴部と、
この胴部の光軸前方に配置した半球状の凸状レンズとを
備えたLEDモジュールにおいて、前記胴部の光軸垂直
方向の寸法をL、反射鏡開口部の径をDとするとき、D
≦L≦2Dであることを特徴とする。請求項2記載の発
明では、請求項1記載のLEDモジュールにおいて、前
記反射鏡の開口面と前記LEDモジュールの先端との光
軸上の長さが、前記LEDモジュールのレンズ部におけ
る光軸方向の長さ以上であること特徴とする。請求項3
記載の発明では、請求1、2記載のLEDモジュールに
おいて、前記反射鏡の開口面と前記発光素子の表面とが
光軸垂直面上で一致しないことを特徴とする。請求項4
記載の発明では、請求項1、2、3記載のLEDモジュ
ールにおいて、前記反射鏡の光軸上の長さが前記反射鏡
の光軸垂直方向長の半分以上であることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項1、2、3、4記載の
LEDモジュールにおいて、前記LEDモジュールの光
軸上後方端部と、前記反射鏡の光軸上後方端部との差が
零以上であることを特徴とする。請求項6機足の発明で
は、請求項1、2、3、4、5記載のLEDモジュール
において、前記LEDモジュールのレンズ部の形状が、
凸曲面状であることを特徴とする。請求項7記載の発明
では、請求項1、2、3、4、5、6記載のLEDモジ
ュールにおいて、前記反射鏡の形状が、曲面状であるこ
とを特徴とする。請求項8記載の発明では、請求項1、
2、3、4、5、6、7記載のLEDモジュールにおい
て、前記反射鏡の断面の形状が矩形であることを特徴と
する。請求項9記載の発明では、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8記載のLEDモジュールにおいて、
前記発光素子の形状が、円形であることを特徴とする。
請求項10記載の発明では、請求項1、2、3、4、
5、6、7、8、9記載のLEDモジュールにおいて、
前記LEDモジュールの光軸前方に1枚以上のレンズを
有することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、胴部の光軸前方に配
置した半球状の凸状レンズとを備えたLEDモジュール
において、前記胴部の光軸垂直方向の寸法をL、反射鏡
開口部の径をDとするとき、D≦L≦2Dとしたので、
発散角を小さくしつつ、小型化を図ることができる。請
求項2記載の発明では、請求項1記載のLEDモジュー
ルにおいて、前記反射鏡の開口面と前記LEDモジュー
ルの先端との光軸上の長さが、前記LEDモジュールの
レンズ部における光軸方向の長さ以上であるように構成
したので、請求項1記載の作用に加えて、更に、低発散
角をもたらす上で効果がある。請求項3記載の発明で
は、請求1、2記載のLEDモジュールにおいて、前記
反射鏡の開口面と前記発光素子の表面とが光軸垂直面上
で一致しないように構成し、また、請求項4記載の発明
では、請求項1、2、3記載のLEDモジュールにおい
て、前記反射鏡の光軸上の長さが前記反射鏡の光軸垂直
方向長の半分以上となるように構成したので、小型化を
図っても、発散角の性能劣化を回避することができる。
【0008】請求項5記載の発明では、請求項1、2、
3、4記載のLEDモジュールにおいて、前記LEDモ
ジュールの光軸上後方端部と、前記反射鏡の光軸上後方
端部との差が零以上であるように構成したので、更に一
層の小型化に有用である。請求項6機足の発明では、請
求項1、2、3、4、5記載のLEDモジュールにおい
て、前記LEDモジュールのレンズ部の形状が、凸曲面
状であり、また、請求項7記載の発明では、請求項1、
2、3、4、5、6記載のLEDモジュールにおいて、
前記反射鏡の形状が、曲面状であるように構成したの
で、共に、小型化しつつ低発散角を確保する上で有用で
ある。請求項8記載の発明では、請求項1、2、3、
4、5、6、7記載のLEDモジュールにおいて、前記
反射鏡の断面の形状が矩形であるので、高密度実装を図
る上で有用である。請求項9記載の発明では、請求項
1、2、3、4、5、6、7、8記載のLEDモジュー
ルにおいて、前記発光素子の形状が、円形であるので、
小型化を図りつつ、更に高密度実装を可能とする。請求
項10記載の発明では、請求項1、2、3、4、5、
6、7、8、9記載のLEDモジュールにおいて、前記
LEDモジュールの光軸前方に1枚以上のレンズを有す
るので、更に一層の低発散角をもたらす。
【0009】
【発明の実施形態】以下、図示した具体的実施態様例に
基づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施例(請求項1)を示すLEDモジュールの断面構
成図である。同図に示すLEDモジュール1は、円柱状
部2と、凸曲面状レンズ部3とからなり、両者は透明な
樹脂にて一体成形したものであるが、両者の接合部分で
の光の反射や散乱が小さくできれば、個別部品を組み合
わせたものであってもよい。組み合わせ方式によれば、
円柱状部を共通に大量生産し、個々の仕様に合わせて成
形した凸曲面状レンズ部3を適宜組み合わせて目的とす
るLEDモジュールを作る上で都合がよい。LEDモジ
ュールの円柱状部2と凸曲面状レンズ部3の材質は例え
ば、ポリカーボネート等の透明樹脂を使用し、上記円柱
状部2の中に発光素子4を含む反射鏡5を含んだもので
ある。ここで、LEDモジュールの円柱状部2の中心軸
を通る線が光軸6であり、発光素子4と凸曲面状レンズ
部3の中心は上記光軸6上に配置されている。なお、円
柱状部2の光軸6と垂直方向の長さ7(=L)が円柱状
部の直径となる。
【0010】図2は上記LEDモジュール1の反射鏡4
と発光素子4の部分を抜き出して図示した断面図であ
る。この図に示す反射鏡5は、アルミニウム等の金属板
を円錐形に成形し、その開口側内部に、発光素子4を配
置したものであり、光軸6はこの発光素子4の発光面に
対して垂直である。ここでは反射鏡5の形状を円錐状と
したが、これに限るものではなく、例えば四角錐や三角
錐等の多角形状のも、あるいは半円、放物面、さらには
矩形等であってもよい。この例においては、反射鏡5の
光軸上の長さ9を円錐の高さ(円錐高=M)と云い、光
軸垂直方向の長さ10を円錐の開口部直径(=D)と云
うことにする。まず、この例において、LEDモジュー
ルの円柱状部2の直径7をL=2.8mm、凸曲面状の
レンズ部を半球形としてその半径(=r)をr=1.4
mmとし、発光素子4の光源の面積を200μm×20
0μmと設定して、光線追跡計算を行った結果を示す。
これは、市販されている従来のLEDモジュールに対応
するものである。またこの時の反射鏡5は、光軸方向の
長さ9がM=0.8mm、光軸垂直方向の長さ10がM
=1.0mmである。
【0011】図3は、光線追跡計算の一つの結果を示す
図であり、上述したLEDモジュールを発光させ、ファ
ーフィールドにおいた球形の受光器上の強度と発散角の
関係を表すグラフを図示したものである。即ち、図3に
おいて、横軸は出射光の発散角(度)を表し、縦軸は出
射光の強度を正規化(光強度の最大点、一般に光軸上の
強度を1としてその比を示す)して表している。通常、
最大強度の半分の強度となる角度(一般に半値角と云
う)、即ち、縦軸の値が0.5となる横軸11の点にお
ける角度が発散角であり、この値で出射光の発散角を代
表し、この値が小さいほうが出射光は低発散角であり、
光の収束度が高くその部分の明るさは高くなる。上述し
た従来の寸法形状を有するLEDモジュールでは、光線
追跡計算の結果、発散角の半値角は11.4度であり、
これが従来のLEDモジュールの性能であると云い得
る。次に反射鏡の条件は変えずに、LEDモジュールの
光軸垂直方向の大きさを小さくしたところ、有意な結果
を得た。即ち、LEDモジュールの円柱部の直径をL=
1.1mmと小さくし、同時にレンズ部の半径をr=
0.55mmとして光線追跡計算を行ったところ、発散
角の半値角は11.3度となった。この結果から明らか
なように、LEDモジュールの直径寸法を半分以下にし
たにもかかわらず、従来の大きな寸法と場合とほとんど
同様の発散角11.3度となり、LEDモジュールの小
型化が可能であることが判明した。このLEDモジュー
ルの円柱部の直径が1.1mmという寸法は、市販され
ている従来のものより小さい。しかも、この例における
LEDモジュールの直径寸法は、現在市販されているL
EDモジュールに使用されている反射鏡の直径にほぼ相
当する。従って、光源の特性を劣化することなく、LE
Dモジュールの小型化をはかる際、入手容易な市販品を
反射鏡として採用できるので、コスト上昇を伴うことが
ない。このように本発明によれば、LEDモジュールの
円柱状部の直径が1mmから2mm程度のLEDモジュ
ールを実現でき、現在市販されている小型LEDモジュ
ールよりも遥かに小型のLEDモジュールを提供でき
る。なお、上記実施例においては、発光素子に関しては
特に限定する必要がなく、その材質は有機、無機のいず
れでも構わない。
【0012】本発明は、LEDモジュール先端から反射
鏡の前面までの距離範囲を適切に設定することにより、
発光素子からの出射光の低発散角化をはかることもでき
る(請求項2)。即ち、図1において、LEDモジュー
ル1のレンズ部3の先端と反射鏡5の開口面との距離を
Rとすると、この2点間の距離Rを小さくする程全体の
サイズを小さくすることができるが、この距離を小さく
し過ぎると、出射光の低発散角化には効果がなく、むし
ろ逆効果となり、最適の値が存在することを見出した。
いま、LEDモジュールの円柱部とレンズ部の境界面
(一体成形の場合は仮想面)に反射鏡の開口部が位置す
る場合を零と定めて、反射鏡開口部が前記境界面より光
軸前方にある場合、つまりレンズ側に入り込む状態をマ
イナス(−をつけて標記)、逆に反射鏡開口部が境界面
から光軸後方に位置する場合、つまりレンズから遠のく
場合をプラスとして、この2点間の距離を表す。なお、
この検討においては、反射鏡の光軸上の長さを0.8m
m、光軸垂直上の長さは1.0mmとし、LEDモジュ
ールの円柱部の直径を1.1mm、レンズ部を半球形状
で半径0.55mm(即ち、これがLEDモジュールの
レンズ部の光軸上の長さ)として2点間の距離を種々変
えて光線追跡計算を行った。まず、2点間の距離が−
0.25mm、即ち、反射鏡の開口部分がLEDモジュ
ールのレンズ部のなかに入り込んだ状態のとき(このと
き反射鏡開口部とレンズ先端部との距離はR=0.55
−0.25=0.3mm)、発散角の半値角は28.3
度となる。また2点間の距離が0.0mmのとき(境界
面に反射鏡開口部が位置し、R=r=0.55mm)
は、発散角の半値角は12.3度となり、2点間の距離
が0.35mmのとき(反射鏡開口部が境界面から光軸
後方に後退し、R=r+0.35=0.9mm)は発散
角の半値角は7.3度であり、更に、2点間の距離が
0.95mmのとき(R=1.5mm)は発散角は1
4.8度であった。
【0013】以上の結果から明らかなように、反射鏡の
前面からLEDモジュール先端までの距離Rは、LED
モジュールのレンズ部の光軸上の長さ以上がよく、且
つ、最適な距離が存在することが分かる。従って、本発
明に基づけば、距離と発散角との関係において最適な構
造寸法を設定することができる。更に、本発明では、発
光素子の表面(発光素子の光軸垂直面)と反射鏡の前面
(反射鏡開口面)との距離を適宜設定することによっ
て、出射光の低発散角化をはかることができる(請求項
3)。これは、発光素子の表面と反射鏡の前面との距離
が近すぎると、低発散角化に効果がないと云う現象を発
見し、この事実を積極的に利用して最適設計を可能とし
たものである。いま、LEDモジュールの円柱部の直径
を1.1mm、レンズ部を半球形としその半径を0.5
5mm、反射鏡の光軸上の長さを2.0mm、光軸垂直
方向の長さを1.0mmとして、発光素子の表面から反
射鏡の前面までの距離を0.0mm、0.25mm、
0.5mm、0.75mm、1.00mm、1.25m
mとして光線追跡形を行った。その結果、発散角の半値
角は夫々、38.1度、25.9度、10.3度、8.
3度、8.1度、7.6度であった。この結果から明ら
かなように、反射鏡の前面から発光素子の表面までの距
離は、大きい方が望ましく、反射鏡の光軸上の長さ(こ
の例では2.00mm)の1/4(即ち、0.5mm)
以上から、発散角は急激に小さくなり、その改善効果大
きくなる。なお、発光素子の大きさとも関係するが、こ
の距離があまり大き過ぎると、発光素子が、反射鏡の側
壁に接触することになるので、反射鏡の光軸上の長さと
の関係において、限界が存在する。
【0014】また、本発明においては、前記反射鏡の光
軸垂方向の長さ(D)と光軸上の長さ(M)との関係を
一定条件に設定することによって、出射光の低発散角化
をはかることが可能となる(請求項4)。つまり、反射
鏡の光軸方向の長さには最適寸法が存在し、その寸法が
短かすぎると発散角低減には効果がないことを検証し
た。まず、LEDモジュールの円柱状部の直径を1.1
mm、レンズ部を半球形としその半径を0.55mm、
反射鏡の光軸垂直方向の長さを1.0mmとして、反射
鏡の光軸方向の長さを変えて光線追跡計算を行った。な
お、このときの発光素子の表面の位置は反射鏡の光軸方
向の長さの半分とした。即ち、反射鏡の光軸方向の長さ
(M)を2.0mm、1.5mm、1.0mm、0.5
mm、0.4mmとしたとき、発散角の半値角は夫々、
7.9度、6.5度、9.7度、26.2度、28.1
度であった。この実験結果から明らかなように、反射鏡
の光軸方向の長さは垂直方向の長さの半分以上が条件と
して適当であり、好ましくは、反射鏡の光軸垂直方向の
長さと光軸方向の長さの比が1以上でることがよいこと
が判明した。また、この反射鏡の光軸上の長さの変化
は、光軸に対する反射鏡側壁の傾きと考えることもでき
る。本発明では、LEDモジュールの光軸後方の端部と
反射鏡の光軸上後方の端部との差を小さくすることによ
り、LEDモジュールの光軸方向の小型化をはかること
ができる(請求項5)。既に説明したいくつかの発明で
は、LEDモジュールの光軸垂直方向の小型化を試みた
が、光軸方向の寸法に関しても小型化するほうが好まし
い。LEDモジュールの光軸後方の端部と反射鏡の光軸
後方の端部との差がゼロに近付くほど、LEDモジュー
ルの光軸方向の長さを小さくできる。従来の市販のLE
Dモジュールでは、小型のものでも、この差が1mm程
度であるが、この部分を削減することにより、更にLE
Dモジュールの小型化が可能となる。市販のLEDモジ
ュールで大きいものでもこの差は2.5mmほどであ
り、従来、それ以上小さくしたものはなかった。発光素
子からの出射光の特性は、LEDモジュールのレンズ部
と反射鏡部で決定されるため、LEDモジュールの後方
部が短くても、出射光の特性が低減されることはない。
【0015】本発明の実施に際しては、LEDモジュー
ルのレンズ部の凸曲面形状としては、任意の凸曲面形状
でもよい(請求項6)。上述した本発明の実施例では、
全て半球状の例を示したが、この例に限らず例えば半楕
円曲面のような凸曲面形状であってもよい。レンズ部を
半楕円体とし、その光軸方向の長さを0.62mmとし
て、行った光線追跡計算によれば、発散角の半値角は1
1.8度であった。この実験では、レンズ部を半球形と
し、それ以外の条件を同じにして行った光線追跡計算の
結果と差異はなく、レンズ形状を種々変更したものに関
しても、上述した本発明の実施例が適用できることを示
すものである。更に、本発明では、上記反射鏡の形状と
しては、任意の曲面であってもよい。上記の実施例で
は、円錐を例示したが、これに限られるものでなく、放
物線型、楕円型、双曲線型でも可能である。これらの形
状の反射鏡を用いても、上記の円錐の場合と同様に低発
散角化が可能である(請求項7)。本発明では、反射鏡
の形状を断面が矩形になるようにし、例えば四角錐とし
て、LEDモジュールの小型化をはかることが可能であ
る(請求項8)。例えば、反射鏡を四角錐とすれば、モ
ジュールの胴部の円柱形状を、矩形とすることができ
る。断面形状が正方形であれば、正方形状の発光素子を
隙間なく配列することができるので、高密度実装に好適
である。現在市販されている従来のLEDの発光素子の
形状は正方形であり、これが断面が円形の反射鏡のなか
に収められている。LEDモジュールの直径を小さくす
る際、反射鏡が円錐であれば、その直径が小型化の限度
となるが、反射鏡を断面形状を矩形にすることによりL
EDモジュールの径を更に小さくできる。即ち、発光素
子の大きさが一定であるとしても、通常の断面形状が円
形の反射鏡では、その半径がrであればLEDモジュー
ルの大きさもこの程度にしか小型化できないのに対し、
断面形状が正方形の反射鏡であれば、その1辺を(√2
/2)×rにできるため、LEDモジュールの小型化が
可能となる。本発明では、発光素子の形状を円形にする
ことによって、断面が円形の反射鏡のなかに隙間なく高
密度に収納することができる(請求項9)。この方法に
よれば、正方形状の発光素子を収納するよりも面積が大
きくなり、高輝度化が可能となる。通常のLEDモジュ
ールに使われる正方形状の発光素子の1辺をaとしたと
き、円形の発行素子では、面積にして2π倍広くなり、
その分高輝度化がはかれる。
【0016】本発明では、更に、LEDモジュール単体
による出射光の特性向上の限界を排除するために、集光
用として凸曲面状の別のレンズを用いて、出射光の特性
向上をはかることもできる(請求項10)。特に、出射
光の低発散角化に効果がある。図4はこの発明を説明す
るための断面構成図である。LEDモジュール1の光軸
6上前方に、別のレンズ12を配置する。LEDモジュ
ール1の円柱状部2の径を1.1mm、レンズ部3の半
径rを0.55mmとしたとき、光線追跡計算による発
散角は、11.4度であったのに対し、このLEDモジ
ュール1の光軸前方2mmの位置に、平凸レンズ12を
配置し、光線追跡計算を行った結果得られた出射光の発
散角は8.9度であった。この結果から、上述したよう
に別のレンズを配置することによって、大幅に集光効果
が向上し、発散角の低減項かが得られることが分かる。
またこのレンズのサイズもLEDモジュールの光軸垂直
方向の大きさと同じでよいため、装置の小型化を妨げな
い。
【0017】
【発明の効果】本発明は全体として、LEDモジュール
おいて、反射鏡形状やモジュール寸法、発光素子とレン
ズとの位置関係等を詳細に吟味し、それらの関係を解明
することによって、小型化、出射光の低発散角、高光利
用効率化をもたらす寸法や形状等の構造を提供するもの
であるので、LEDモジュールの小型化、高効率化を可
能とすると同時に、これらを使用する照明用光源として
用いる装置等において、小型化や低電力化をもたらすも
のである。請求項1の本発明においては、LEDモジュ
ールの光軸垂直方向の寸法と、反射鏡の光軸垂直方向寸
法との関係を明らかにし、低発散角化を維持しつつ、最
小化寸法化に最適の構造を提供したので、LEDモジュ
ールの小型化と、それを使用した照明用装置の小型化や
省電力化に有用である。請求項2記載の発明では、請求
項1記載のLEDモジュールにおいて、前記反射鏡の開
口面と前記LEDモジュールの先端との光軸上の長さ
が、前記LEDモジュールのレンズ部における光軸方向
の長さ以上であるように構成したので、請求項1記載の
作用に加えて、更に、低発散角をもたらす上で効果があ
る。請求項3記載の発明では、請求1、2記載のLED
モジュールにおいて、前記反射鏡の開口面と前記発光素
子の表面とが光軸垂直面上で一致しないように構成し、
また、請求項4記載の発明では、請求項1、2、3記載
のLEDモジュールにおいて、前記反射鏡の光軸上の長
さが前記反射鏡の光軸垂直方向長の半分以上となるよう
に構成したので、小型化を図っても、発散角の性能劣化
を回避する効果が得られる。請求項5記載の発明では、
請求項1、2、3、4記載のLEDモジュールにおい
て、前記LEDモジュールの光軸上後方端部と、前記反
射鏡の光軸上後方端部との差が零以上であるように構成
したので、更に一層の小型化に効果がある。請求項6機
足の発明では、請求項1、2、3、4、5記載のLED
モジュールにおいて、前記LEDモジュールのレンズ部
の形状が、凸曲面状であり、また、
【0018】請求項7記載の発明では、請求項1、2、
3、4、5、6記載のLEDモジュールにおいて、前記
反射鏡の形状が、曲面状であるように構成したので、共
に、小型化しつつ低発散角を確保する上で効果がある。
請求項8記載の発明では、請求項1、2、3、4、5、
6、7記載のLEDモジュールにおいて、前記反射鏡の
断面の形状が矩形であるので、高密度実装を図る上で効
果がある。請求項9記載の発明では、請求項1、2、
3、4、5、6、7、8記載のLEDモジュールにおい
て、前記発光素子の形状が、円形であるので、小型化を
図りつつ、更に高密度実装を可能とする上で効果があ
る。請求項10記載の発明では、請求項1、2、3、
4、5、6、7、8、9記載のLEDモジュールにおい
て、前記LEDモジュールの光軸前方に1枚以上のレン
ズを有するので、更に一層の低発散角をもたらす上で効
果がある。なお、夫々の発明のLEDモジュールを使用
した照明装置においても、LEDモジュールの小型化に
伴い、照明装置の小型化を図ったLED照明装置を提供
できる。しかも、いづれの発明においても、光源自身が
小さくなるので、照明装置として構成する場合、より一
層の高密度実装が可能であるので、全体的に高輝度の照
明装置をもたらす上で効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すLEDモジュールの断
面構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を説明するための、反射鏡
と発光素子の関係を示す断面構成図である。
【図3】本発明の効果を説明するための発光強度と発散
角との関係を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面構成図である。
【図5】従来のLEDモジュールを示す断面構成図であ
る。
【符号の説明】
1 LEDモジュール、2、18 円柱状部、3、19
凸曲面状レンズ部、4発光素子、5、20 反射鏡、
6 光軸、7 円柱状部直径、8 欠番、9反射鏡の光
軸長(M)、10 反射鏡の開口部直径(D)、11
発散角の半値角、12 他のレンズ、L 円柱状部直
径、R モジュール先端部と反射鏡開口部との距離、r
レンズ部の半径。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀山 健司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 滝口 康之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H042 DA02 DA10 DB08 DD05 DD06 DD07 DD09 DE00 DE04 5F041 AA24 AA47 DA12 DA26 DA46 DA55 DA57 EE17 EE23 FF01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸方向に開口を有する曲面反射鏡と、
    その開口側前方に配置したLED発光素子とを内包した
    透明部材からなる胴部と、この胴部の光軸前方に配置し
    た半球状の凸状レンズとを備えたLEDモジュールにお
    いて、前記胴部の光軸垂直方向の寸法をL、反射鏡開口
    部の径をDとするとき、D≦L≦2Dであることを特徴
    とするLEDモジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のLEDモジュールにおい
    て、前記反射鏡の開口面と前記LEDモジュールの先端
    との光軸上の長さが、前記LEDモジュールのレンズ部
    における光軸方向の長さ以上であること特徴とするLE
    Dモジュール。
  3. 【請求項3】 請求1、2記載のLEDモジュールにお
    いて、前記反射鏡の開口面と前記発光素子の表面とが光
    軸垂直面上で一致しないことを特徴とするLEDモジュ
    ール。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3記載のLEDモジュー
    ルにおいて、前記反射鏡の光軸上の長さが前記反射鏡の
    光軸垂直方向長の半分以上であることを特徴とするLE
    Dモジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、4記載のLEDモジ
    ュールにおいて、前記LEDモジュールの光軸上後方端
    部と、前記反射鏡の光軸上後方端部との差が零以上であ
    ることを特徴とするLEDモジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4、5記載のLED
    モジュールにおいて、前記LEDモジュールのレンズ部
    の形状が、凸曲面状であることを特徴とするLEDモジ
    ュール。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5、6記載のL
    EDモジュールにおいて、前記反射鏡の形状が、曲面状
    であることを特徴とするLEDモジュール。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6、7記載
    のLEDモジュールにおいて、前記反射鏡の断面の形状
    が矩形であることを特徴とするLEDモジュール。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    記載のLEDモジュールにおいて、前記発光素子の形状
    が、円形であることを特徴とするLEDモジュール。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9記載のLEDモジュールにおいて、前記LEDモ
    ジュールの光軸前方に1枚以上のレンズを有することを
    特徴としたLEDモジュール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244074A (ja) * 2010-07-05 2010-10-28 Seiko Epson Corp 投射型表示装置
CN108550685A (zh) * 2018-03-19 2018-09-18 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 一种叶绿素荧光激发专用led

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