JP2002289439A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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JP2002289439A
JP2002289439A JP2001086443A JP2001086443A JP2002289439A JP 2002289439 A JP2002289439 A JP 2002289439A JP 2001086443 A JP2001086443 A JP 2001086443A JP 2001086443 A JP2001086443 A JP 2001086443A JP 2002289439 A JP2002289439 A JP 2002289439A
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gas
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noise
insulated transformer
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JP2001086443A
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Tadahira Hirai
匡平 平井
Juichi Nagata
寿一 永田
Hiroshi Muramatsu
浩史 村松
Yasuo Kawagoe
康夫 川越
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送ガス騒音を低減し、コンパクトな構成の冷
却手段を備えたガス絶縁変圧器を提供する。 【解決手段】 巻線2を構成する高圧巻線と低圧巻線を
円筒巻線によって構成し、冷媒ガスを循環させるブロア
ー19として前傾翼多翼型を用い、このブロアーの運転
条件を、流量を15m3/min以下、且つ、静圧を2
00mmAq以下となるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁変圧器に係
わり、特に、冷媒ガスを冷却器に強制循環させる際に発
生する送ガス騒音を低減すべく改良を施したガス絶縁変
圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、騒音に関する規制はますます厳し
くなっており、変電所等に設置される変圧器の低騒音化
が強く望まれている。特に、住宅地域に隣接する変電所
では、騒音仕様が55〜60dBA程度の低騒音形変圧
器が必要となるケースが増えている。ところで、変圧器
では、変圧器本体の電気的騒音に加えて、冷却装置から
も様々な騒音が発生する。特に、SF6等の絶縁性冷媒
ガスを充填したガス絶縁変圧器では、冷媒ガスを冷却器
に強制循環させる際に発生する送ガス騒音が大きい。
【0003】このような送ガス騒音の主たる音源は、ガ
スブロアーである。すなわち、ブロアー内部において、
ガスを送り出すための羽根車の回転により、ガス流に大
きな乱れが生じ、その流体騒音がブロアーの流入口と流
出口から放射される。そして、この送ガス騒音は、冷媒
ガスの循環閉ループを構成する配管、冷却器及び変圧器
タンク等に伝播し、変圧器全体から放射される。一般
に、巻線や鉄心の冷却に要する冷媒ガスの流量は、ガス
絶縁変圧器の容量が増大するにつれて増加し、ガス流路
の抵抗の大きさを示す圧力損失も大きくなる。このた
め、容量の大きなガス絶縁変圧器では、大流量、高静圧
のブロアーが必要となる。
【0004】ところで、送風機一般に広く用いられる騒
音式によると、冷媒ガスの流量、静圧及び騒音の関係は
以下に示す式(1)のようになる。
【数1】 この式(1)より明らかなように、冷媒ガスの流量と静
圧を増加させると、騒音は急激に増加するので、ガス絶
縁変圧器の大容量化による送ガス騒音の増大は避けられ
ない。
【0005】このような送ガス騒音を低減するために、
従来から様々な方法が用いられている。例えば、第1の
方法は、冷却に必要とされる流量、静圧に応じて、ブロ
アーの型式や羽根車の回転数を選定する方法(特開平1
0−30595等)である。また、第2の方法は、ブロ
アーの流入口と流出口に消音器を設置し、ブロアーで発
生した流体騒音が配管を経由して伝播するのを防止する
方法(特開平9−190929等)である。さらに、第
3の方法は、変圧器タンクや配管類に防音構造を取り付
け、放射音を低減する方法である。
【0006】このような従来技術について、図12〜図
14を参照して具体的に説明する。まず、図12に示し
た従来技術において、1は鉄心、2は巻線、5はこれら
を収納する変圧器タンクである。そして、変圧器タンク
5の上部には配管6が接続され、この配管6は共通配管
7に接続され、さらに複数の冷却器8に分岐されてい
る。そして、この冷却器8の下部は共通配管9に接続さ
れ、配管10を経由してブロアー11の流入口に接続さ
れている。また、ブロアー11の流出口は、変圧器タン
ク5の仕切板12により区切られた下部タンク5aに接
続されている。なお、図中13の矢印は、冷媒ガスの循
環する流路を示している。
【0007】このような構成を有する図12に示した従
来型においては、冷媒ガス13はブロアー11から変圧
器タンク5の内部に吐出され、鉄心1と巻線2を冷却し
て温度が上昇し、配管6と共通配管7を経由して冷却器
8に導入され、この冷却器8で冷却され、共通配管9と
配管10を経由して、再びブロアー11に戻される。な
お、図12に示した従来型では、鉄心1と巻線2の冷却
に必要な流量、及び冷媒ガス13の流路の圧力損失に対
して、最も効率の良い動作条件となる型式のブロアー1
1を採用している。すなわち、ブロアー11の羽根車
は、ターボ型やラジアル型等から選択され、ブロアー1
1の回転数は、4極モーターや6極モーター等から選択
される。一般に、ブロアーは最高効率点付近において騒
音が最も低く、最高効率点を外れるにつれて騒音が増加
したり、音色が変化したりする。従って、高効率となる
条件のブロアーを選ぶことにより、同時に送ガス騒音が
低い条件を選定することが可能となる。
【0008】また、図13に示した従来技術において
は、ブロアー11の流入口に消音器14を設置し、また
流出口に消音器15を設置している。この消音器14、
15は流路の拡大縮小や、吸音材との組み合わせによ
り、音のエネルギーを低減するものであり、共鳴型、空
洞型あるいは両者の組み合わせ等が知られている。この
ような構成を有する図13に示した従来型においては、
消音器14、15により、ブロアー11の内部で発生し
た流体騒音が、ブロアー11の流入口と流出口を経由し
て他の冷却系部材に伝播するのを防止することができる
ので、配管6、10、冷却器8、変圧器タンク5等の部
材から放射される送ガス騒音を低減することができる。
【0009】さらに、図14に示した従来技術において
は、変圧器タンク5の外側に防音タンク16を設置し、
配管6を防音カバー17で覆い、配管10を防音カバー
18で覆っている。これらの防音構造により遮音を行
い、冷却系部材から放射される送ガス騒音を低減するこ
とを可能としている。なお、上記の防音手段は、覆う面
積が広いほど騒音低減効果が高いので、ブロアー11
等、他の冷却系部材についても設置することもある。ま
た、配管類6、10は、防音カバー17、18を設置す
る代わりに二重管を採用することにより、同様の効果を
得ることもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のガス
絶縁変圧器の大容量化により、送ガス騒音は増大する傾
向にある。一方、変電所の建設用地の制約は、ますます
厳しくなっており、コンパクトな構成が望まれている。
従って、ガス絶縁変圧器には、両者を満足する性能が求
められており、具体的には、小型で且つ騒音の小さなガ
ス絶縁変圧器が要求されている。
【0011】しかしながら、上記のような従来のガス絶
縁変圧器においては、上記の2つの要求を同時に満足す
るのは困難であった。この点について、図12〜図14
を参照して説明する。すなわち、上述したように、図1
2に示した従来例では、鉄心1と巻線2の冷却に必要な
流量、及び流路の圧力損失に対して、最も効率の良い動
作条件となる型式のブロアー11を採用している。しか
し、一般に、最適なブロアーを選定しても、実現できる
騒音低減量には限界があり、効果は概ね2〜3dB程度
と推定される。この値は騒音低減量としては十分なもの
ではなく、効率の良いブロアーを選定しても、大幅な騒
音低減には繋がらなかった。
【0012】また、上述したように、図13に示した従
来例では、送ガス騒音を低減する手段として、ブロアー
の流入口と流出口に消音器14、15を設けている。し
かし、消音器として共鳴型を用いた場合、共鳴型消音器
は限られた周波数領域でのみ効果があるので、広帯域の
送ガス騒音に対してはあまり有効ではない。また、空洞
型や、吸音材を組み合わせた場合、効果のある周波数帯
域は広がるが、消音器の寸法が大型になり、その結果、
ガス絶縁変圧器の据付面積が大きくなるという問題点が
あった。さらに、消音器内部における流路の拡大・縮小
は、冷媒ガスの流れにとっては大きな抵抗となり、新た
な圧力損失を生じる。その結果、消音器を設けたため
に、より静圧が高く、騒音の大きなブロアーが必要とな
るといった不合理を生じる可能性もある。従って、消音
器の設置は、据付面積の拡大や、ブロアーの大型化に繋
がるという問題点があった。
【0013】さらに、上述したように、図14に示した
従来例では、変圧器タンク5の外側に防音タンク16を
設置し、配管類に防音カバー17、18を設置するとい
う手段により遮音を行い、送ガス騒音の低減を図ってい
る。しかし、変圧器タンク5の全体を覆うような防音タ
ンク16は、変圧器本体の据付寸法を大幅に増大させ
る。また、配管類の防音カバー17、18においては、
防音カバー17、18を配管から支持する部材を経由し
て、送ガス騒音が固体伝播するため、防音カバー自体が
振動して新たな音源となる可能性が高く、得られる騒音
低減効果には限界がある。以上述べたように、従来技術
においては、効率の良いブロアーを選定しても騒音低減
量には限界があり、また、消音器や防音タンクを設置す
ると据付寸法が増加するという不都合があった。
【0014】本発明は、上述したような従来技術の問題
点を解消するために提案されたものであり、その目的
は、送ガス騒音を低減し、且つ、コンパクトな構成の冷
却手段を備えたガス絶縁変圧器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、鉄心及び巻線を絶縁性冷
媒ガスと共に変圧器タンク内に収納すると共に、冷却器
と1又は2以上のブロアーと複数の配管を有する冷却手
段を備えたガス絶縁変圧器において、前記巻線を円筒巻
線によって構成し、前記ブロアーが前傾翼多翼型であ
り、各ブロアーの流量を15m3/min以下、且つ、
静圧を200mmAq以下としたことを特徴とする。上
記のような構成を有する請求項1に記載の発明によれ
ば、巻線を全て円筒巻線で構成することにより、円板巻
線等で構成した場合と比較して、冷媒ガスの循環に要す
るブロアーの静圧を低く設定することができる。そし
て、ブロアーの使用範囲を極めて低流量、低静圧の領域
に限定し、さらに、ブロアーとして特に比騒音レベルの
低い前傾翼多翼型ブロアーを採用したことにより、送ガ
ス騒音を大幅に低減することができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のガス絶縁変圧器において、前記2以上のブロアーが並
列に接続されていることを特徴とする。上記のような構
成を有する請求項2に記載の発明によれば、1台のブロ
アーでは鉄心や巻線の冷却に必要な冷媒ガスの流量に満
たない場合であっても、十分な流量の冷媒ガスを供給す
ることができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のガス絶縁変圧器において、前記2以上のブロアーが、
直列に接続されていることを特徴とする。上記のような
構成を有する請求項3に記載の発明によれば、1台のブ
ロアーでは鉄心や巻線の冷却に必要な冷媒ガスの風圧に
満たない場合であっても、十分な風圧の冷媒ガスを供給
することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のガス絶縁変圧器において、前記2以上のブロアーが、
その一部は前記冷却器の流入口側に配置され、残りは冷
却器の流出口側に分散して配置されていることを特徴と
する。上記のような構成を有する請求項4に記載の発明
によれば、複数のブロアーを冷却器の流入口側と流出口
側の両方に分散配置することにより、1箇所に大きなブ
ロアー据付スペースを確保する必要がなくなり、どちら
か一方に配置した場合に比べ、据付面積を低減すること
ができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれか一に記載のガス絶縁変圧器において、
前記変圧器タンクの内部に、絶縁性冷媒ガスを巻線及び
鉄心に導入するための仕切板が設けられ、この仕切板が
前記変圧器タンクの側板並びに底板から所定の間隔を開
けて構成されていることを特徴とする。上記のような構
成を有する請求項5に記載の発明によれば、ブロアー流
出口から放射される送ガス騒音を、仕切板の内部に封じ
込めることにより、変圧器タンクからの放射騒音を低減
することができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のガス絶縁変圧器において、前記仕切板の内壁に所定の
吸音材を設置したことを特徴とする。上記のような構成
を有する請求項6に記載の発明によれば、仕切板に吸音
材を設置したことより、仕切板内部の騒音を低減し、変
圧器タンクからの放射騒音をさらに低減することができ
る。また、この吸音材として、例えばフォイル状吸音材
を採用すれば、材料の劣化や微小破片の飛散の問題がな
く、長期に渡り安定した特性を維持することができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項6のいずれか一に記載のガス絶縁変圧器において、
前記ブロアーと、ブロアーから吐出した冷媒ガスを前記
冷却器に導入する配管を変圧器タンクの上部に配置し、
防音カバーで覆ったことを特徴とする。上記のような構
成を有する請求項7に記載の発明によれば、冷却手段を
構成する部材の中でも、特に騒音の大きなブロアーと共
通配管だけを防音カバーで覆うことにより、小型の防音
構造で効果的な騒音低減が可能になり、さらに、これら
を変圧器タンクの上部に配置することにより、変圧器の
据付面積の増大を防止することができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のガス絶縁変圧器において、前記ブロアーを所定の弾性
部材を介して変圧器タンクの上部に取付け、前記ブロア
ーの流入口と流出口に伸縮自在の接続部材を配設したこ
とを特徴とする。上記のような構成を有する請求項8に
記載の発明によれば、ブロアーを所定の弾性部材を介し
て変圧器タンクの上部に取付けることにより、ブロアー
の振動が変圧器タンクに伝播するのを防止することがで
きる。また、ブロアーの流入口と流出口に、例えばフレ
キシブル継手等の伸縮自在の接続部材を設けたことによ
り、ブロアーの振動が配管に伝播するのを防止すること
ができる。その結果、変圧器タンクや配管の振動に起因
する騒音を大幅に低減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガス絶縁変圧
器の実施の形態(以下、実施形態という)について図面
を参照して具体的に説明する。なお、図12〜図14に
示した従来型と同一の部材には同一の符号を付して、説
明は省略する。
【0024】(1)第1実施形態 図1は、本発明に係るガス絶縁変圧器の第1実施形態の
構成を示す正面図、図2は、図1のブロアーの内部を示
す断面図、図3は、ブロアーの流量と静圧と騒音の関係
を示す等騒音レベル線図である。本実施形態において
は、巻線2を構成する高圧巻線と低圧巻線はいずれも円
筒巻線によって構成され、ブロアー19として前傾翼多
翼型が用いられている。その他の構成は、図12に示し
た従来型と同一であるので、説明は省略する。
【0025】また、図2に示したように、ブロアー19
は、羽根車19aの各羽根が回転方向に対して前傾した
前傾翼で、羽根枚数の多い多翼型である。さらに、鉄心
1と巻線2の発熱量と、冷媒ガス13の循環流路の圧力
損失に対して、ブロアーの運転条件が、流量を15m3
/min以下、且つ、静圧を200mmAq以下となる
ように設定されている。これにより、ブロアー19を低
流量、低静圧領域に限定して運転できるようになってい
る。
【0026】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。すなわ
ち、一般に円筒巻線は圧力損失が小さいことが知られて
いるが、本実施形態においては巻線を全て円筒巻線で構
成しているため、円板巻線等で構成した場合と比較し
て、冷媒ガスの循環に要するブロアーの静圧を低く設定
することができる。
【0027】また、式(1)に示すとおり、ブロアーの
騒音は、流量や流速によって大きく変化し、例えば、式
(1)において、流量と静圧を半分に下げれば、ブロア
ー騒音を9dB低減することができる。図3は、式
(1)のブロアー流量と静圧と騒音の関係を模式的に示
した等騒音レベル線図であるが、低騒音形変圧器の電気
騒音が、前述のように55〜60dBA程度とするな
ら、ブロアー騒音もそれ以下に抑える必要がある。図3
によれば、流量を15m3/min以下、且つ、静圧を
200mmAq以下とすることにより、この必要条件を
満足することができることがわかる。
【0028】すなわち、前述のように、冷却に必要な風
圧を従来に比べて低く設定し、これに合わせて、ブロア
ーを低流量、低静圧領域に限定して運転すれば、送ガス
騒音を従来より大幅に低減することができる。さらに、
低流量、低静圧領域で効率の高い、前傾翼多翼型ブロア
ーを採用することにより、前記の領域において、他の型
式の羽根車を用いたブロアーよりも比騒音レベルは低め
となり、送ガス騒音を変圧器の電気騒音以下に抑えるこ
とができる。
【0029】このように本実施形態によれば、巻線を全
て円筒巻線で構成し、ブロアーを前傾翼多翼型として、
ブロアーの使用範囲を、流量15m3/min以下、且
つ、静圧200mmAq以下の極めて低流量、低静圧領
域に限定することにより、送ガス騒音を大幅に低減する
ことが可能となる。
【0030】(2)第2実施形態 図4は、本発明の第2実施形態のガス絶縁変圧器の構成
を示す正面図である。すなわち、本実施形態は上記第1
実施形態の変形例であって、2台のブロアー20、21
が冷却器8の出口側の共通配管9に接続され、ブロアー
20、21の流出口が配管22により並列に接続されて
いる。そして、ブロアー20、21から吐出された冷媒
ガス13が、配管22において合流した後、変圧器タン
ク5の内部に流入するように構成されている。また、ブ
ロアーの運転条件は、第1実施形態と同様に、流量が1
5m3/min以下、且つ、静圧が200mmAq以下
となるように設定されている。なお、冷却器8の出口側
の共通配管9に接続するブロアーの台数は、2台に限定
されるものではなく、3台以上であっても差し支えな
い。
【0031】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。すなわ
ち、ブロアー20と21は配管22により並列に接続さ
れており、変圧器タンク5に流入する冷媒ガスの流量
は、ブロアー20と21の流量の合計となる。従って、
ブロアー1台では鉄心1と巻線2の冷却に必要な冷媒ガ
スの流量に満たない場合であっても、ブロアーの台数を
増やすことにより、冷媒ガスの流量を適宜増加させるこ
とができ、十分な流量の冷媒ガスを供給することができ
る。なお、図4に示すブロアー20と21が同定格の場
合、流量は2倍になるが、騒音の増加は3dBに留まる
ことが確認された。
【0032】このように本実施形態によれば、複数のブ
ロアーを並列に接続することにより、ブロアー1台では
鉄心や巻線の冷却に必要な冷媒ガスの流量に満たない場
合であっても、十分な流量の冷媒ガスを供給することが
できる。
【0033】(3)第3実施形態 図5は、本発明の第3実施形態のガス絶縁変圧器の構成
を示す正面図である。すなわち、本実施形態は上記第1
実施形態の変形例であって、2台のブロアー23と24
が、冷却器8の出口側の共通配管9の下流に設けられ、
両者が配管25により直列に接続されている。そして、
冷媒ガス13はブロアー23とブロアー24を経由し
て、変圧器タンク5の内部に吐出されるように構成され
ている。また、各ブロアーの運転条件は、第1実施形態
と同様に、流量が15m3/min以下、且つ、静圧が
200mmAq以下となるように設定されている。な
お、ブロアーの台数は2台に限定されるものではなく、
3台以上であっても差し支えない。
【0034】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。すなわ
ち、2台のブロアー23、24は、配管25により直列
に接続されており、変圧器タンク5に流入する冷媒ガス
の風圧は、ブロアー23、24の静圧の合計となる。従
って、ブロアー1台では鉄心1と巻線2の冷却に必要な
冷媒ガスの風圧に満たない場合であっても、ブロアーの
台数を増やすことにより、冷媒ガスの風圧を適宜増加さ
せることができるので、十分な風圧の冷媒ガスを供給す
ることができる。なお、図5に示すブロアー23と24
が同定格の場合、静圧は2倍になるが、騒音の増加は3
dBに留まることが確認された。
【0035】このように本実施形態によれば、複数のブ
ロアーを直列に接続することにより、ブロアー1台では
鉄心や巻線の冷却に必要な冷媒ガスの風圧に満たない場
合であっても、十分な風圧の冷媒ガスを供給することが
できる。
【0036】(4)第4実施形態 図6は、本発明の第4実施形態のガス絶縁変圧器の構成
を示す正面図である。本実施形態は上記第3実施形態の
変形例であって、冷媒ガスの流路に2台のブロアー2
6、27が直列に設けられているが、その設置位置が第
3実施形態とは異なっている。すなわち、ブロアー26
は、変圧器タンク5の上部に設置され、配管28を介し
て冷却器8の入口側の共通配管7に接続されている。ま
た、ブロアー27は、冷却器8の出口側の共通配管9に
接続され、配管29を介して変圧器タンク5に接続され
ている。
【0037】そして、冷媒ガス13は変圧器タンク5の
上部からブロアー26を経由して、冷却器8を通過し、
さらに、ブロアー27を経由して、変圧器タンク5の内
部に吐出されるように構成されている。また、各ブロア
ーの運転条件は、第1実施形態と同様に、流量が15m
3/min以下、且つ、静圧が200mmAq以下とな
るように設定されている。なお、ブロアーの台数は2台
に限定されるものではなく、3台以上であっても差し支
えない。
【0038】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。すなわ
ち、2台のブロアー26と27は、冷却器8の前後に配
置され、互いに直列に接続されているが、設置場所は冷
却器8の流入口側と流出口側に分散している。従って、
複数のブロアーを1箇所に集中配置する場合と比べて設
置面積を縮小できるので、大きな据付スペースを確保す
る必要がなくなる。
【0039】このように本実施形態によれば、直列に接
続した複数のブロアーを、冷却器の流入口側と流出口側
に分散配置することにより、変圧器の据付面積を低減す
ることができる。
【0040】(5)第5実施形態 図7は、本発明の第5実施形態のガス絶縁変圧器の構成
を示す正面図である。すなわち、本実施形態は上記第1
実施形態の変形例であって、変圧器タンク5の内部にお
いて、ブロアー19から吐出された絶縁性冷媒ガス13
を鉄心1や巻線2に導入するための仕切板30を、変圧
器タンク5の側板31並びに底板32から離し、空間3
3を隔てて成形している。
【0041】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。すなわ
ち、本実施形態においては、ブロアー19から発生する
送ガス騒音は、冷媒ガス13と共に変圧器タンク5の仕
切板30の内部へ放出される。ところで、この仕切板3
0と、変圧器タンク5の側板31や底面32の間には空
間33が形成されているため、この空間33が2重防音
壁と同じ働きをする。従って、空間33がない場合に比
べて、仕切板30の内部から変圧器タンク5の側板31
や底面32に透過する騒音は大幅に低減される。
【0042】このため、ブロアー19から発生する高レ
ベルの送ガス騒音が、変圧器タンク5の側板31を直接
透過して変圧器の周囲に放射されるのを防止することが
でき、また、送ガス騒音が側板31や底面32を経由
し、変圧器タンク全体に固体伝播して、放射音を発生す
るのを防止する効果がある。
【0043】このように本実施形態によれば、仕切板を
変圧器タンクの側板並びに底板から離して構成すること
により、ブロアーの流出口から放射される送ガス騒音を
仕切板の内部に封じ込めることができるので、変圧器タ
ンクからの放射騒音を大幅に低減することができる。
【0044】(6)第6実施形態 図8は、本発明の第6実施形態のガス絶縁変圧器の構成
を示す正面図、図9は、図8のフォイル状吸音材の拡大
図である。すなわち、本実施形態は上記第5実施形態の
変形例であって、変圧器タンク5の側板31並びに底板
32から離し、空間33を隔てて成形された仕切板34
の内壁に、金属や樹脂をエンボス成形した凸型弾性体薄
板35と、その背後の平板状弾性体薄板36と、両者に
より形成される弾性体薄板に囲まれた多数の小空間37
から構成されるフォイル状吸音材38が配設されてい
る。なお、このフォイル状吸音材38は、凸型弾性体薄
板35の平坦部分が、数100〜数1000Hzの固有
振動数を持つように、その寸法と板厚が設定されてい
る。
【0045】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。すなわ
ち、本実施形態においては、ブロアー19から発生する
送ガス騒音は、冷媒ガス13と共に、仕切板34の内部
のフォイル状吸音材38に囲まれた空間に放出される。
ところで、上記のフォイル状吸音材38に音が入射する
と、音圧により凸型弾性体薄板35の平坦部分が振動し
て、弾性体薄板に囲まれた小空間37は圧縮膨張する。
この熱力学的な変化により、入射音は熱エネルギーに変
換されて消費されるため、凸型弾性体薄板35の表面は
吸音効果を発揮する。
【0046】特に、凸型弾性体薄板35の固有振動数が
存在する数100〜数1000Hzの領域では、振動が
大きくなるので吸音率が高い。従って、フォイル状吸音
材38の効果により、送ガス騒音の殆どの周波数成分が
効率良く吸音されるので、仕切板34の内部の騒音レベ
ルが低下する。これにより、仕切板34の内部から側板
31や底面32を透過して変圧器の周囲に放射される騒
音は一層低減される。また、フォイル状吸音材38は、
金属や樹脂の板材で構成されるために、グラスウールや
多孔質ウレタン等を原料とする多孔質吸音材料と異な
り、材料の経年劣化や微小破片の冷媒ガス中への飛散の
可能性がほとんどない。
【0047】このように本実施形態によれば、仕切板の
内壁にフォイル状吸音材を設置したことより、仕切板内
部の騒音を低減し、変圧器タンクからの放射騒音をさら
に低減することができるとともに、長期にわたり安定し
た性能を維持することができる。
【0048】(7)第7実施形態 図10は、本発明の第7実施形態のガス絶縁変圧器の構
成を示す正面図である。すなわち、本実施形態は上記第
1実施形態の変形例であって、ブロアー39と、このブ
ロアー39から吐出した冷媒ガス13を冷却器8に分岐
する共通配管40を変圧器タンク5の上部に配置し、そ
の周囲を防音カバー41で覆ったことを特徴とする。な
お、防音カバー41の内面には、グラスウール等の吸音
材42を配置しても差し支えない。
【0049】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。本実施形
態においては、ブロアー39と共通配管40を変圧器タ
ンク5の上部に配置し、防音カバー41で覆っている
が、これは、冷却系部材のなかではブロアーと共通配管
の騒音が最も大きいことに起因している。すなわち、ブ
ロアーは送ガス騒音の音源であり、一方、共通配管はブ
ロアーの近くに配置されていることに加えて、冷媒ガス
の分岐と合流による騒音も発生する。
【0050】そこで、これらの騒音の大きな音源のみを
防音カバー41で覆うことにより、小型の防音構造で効
果的な騒音低減が可能となる。また、上記の防音カバー
41は、変圧器タンク5の上部に配置されるので、変圧
器タンク5の据付面積が広がることはない。なお、防音
カバー41の内面に吸音材42を設けると、防音性能が
向上するのは公知の通りである。
【0051】このように本実施形態によれば、ブロアー
39と共通配管40を変圧器タンク5の上部において、
防音カバー41で覆うことにより、小型の防音構造で効
果的な騒音低減が可能になり、変圧器の据付面積の増加
を防止できる。
【0052】(8)第8実施形態 図11は、本発明の第7実施形態のガス絶縁変圧器の構
成を示す正面図である。すなわち、本実施形態は上記第
7実施形態の変形例であって、ブロアー39を所定の弾
性部材43を介して変圧器タンク5の上部に取付け、ブ
ロアー39の流入口と流出口にフレキシブル継手44、
45を設け、これらの周囲を防音カバー41で覆ってい
る。なお、前記弾性部材43としては、例えば金属ばね
や防振ゴム等を用いることができるが、ブロアー39を
安定して支持することができ、柔軟性を有するものであ
れば、その材質や数量は任意である。また、フレキシブ
ル継手44、45は、金属製やゴム製のベロー等であ
り、柔軟に変位する配管継手であれば、材料と形状は任
意である。なお、防音カバー41の内面には、グラスウ
ール等の吸音材42を配置しても差し支えない。
【0053】次に、上記のような構成を有する本実施形
態のガス絶縁変圧器の作用について説明する。すなわ
ち、本実施形態においては、ブロアー39を弾性部材4
3で変圧器タンク5から支持し、ブロアー39の流入口
と流出口にフレキシブル継手44、45を設けている。
ところで、ブロアー39は送ガス騒音だけでなく、回転
による機械振動を発生し、その加振力は変圧器タンク5
や共通配管40を振動させて新たな騒音を発生させる。
そこで、ブロアー39と変圧器タンク5の間に、柔軟な
弾性部材43を設けることにより振動が絶縁されるの
で、ブロアー39の振動が変圧器タンク5に伝播するの
を防止することができる。同様に、ブロアー39と共通
配管40の間に、柔軟なフレキシブル継手44、45を
設けたことにより、振動が絶縁されるので、振動が配管
に伝播するのを防止することができる。
【0054】このように本実施形態によれば、ブロアー
39を弾性部材43で支持し、フレキシブル継手44、
45で接続することにより、振動がタンクや配管に伝播
するのを防止して、振動により発生する騒音を低減する
ことができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス絶縁
変圧器によれば、全ての巻線を円筒巻線によって構成
し、冷媒ガスを循環させるブロアーを前傾翼多翼型と
し、1台のブロアーの流量を15m3/min以下、静
圧を200mmAq以下の低流量・低静圧領域に限定す
ることにより、送ガス騒音を低減し、コンパクトな構成
の冷却系を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス絶縁変圧器の第1実施形態の
構成を示す正面図
【図2】本発明に係るガス絶縁変圧器に用いられるブロ
アーの内部構成を示す断面図
【図3】ブロアーの流量と静圧と騒音の関係を示す等騒
音レベル線図
【図4】本発明に係るガス絶縁変圧器の第2実施形態の
構成を示す正面図
【図5】本発明に係るガス絶縁変圧器の第3実施形態の
構成を示す正面図
【図6】本発明に係るガス絶縁変圧器の第4実施形態の
構成を示す正面図
【図7】本発明に係るガス絶縁変圧器の第5実施形態の
構成を示す正面図
【図8】本発明に係るガス絶縁変圧器の第6実施形態の
構成を示す正面図
【図9】図8に示した第6実施形態のガス絶縁変圧器に
用いられるフォイル状吸音材の構成を示す部分拡大図
【図10】本発明に係るガス絶縁変圧器の第7実施形態
の構成を示す正面図
【図11】本発明に係るガス絶縁変圧器の第8実施形態
の構成を示す正面図
【図12】従来のガス絶縁変圧器の構成を示す正面図
【図13】従来のガス絶縁変圧器の構成を示す正面図
【図14】従来のガス絶縁変圧器の構成を示す正面図
【符号の説明】
1…鉄心 2…巻線 5…変圧器タンク 6、10、22、25…配管 7、9、40…共通配管 8…冷却器 11、19、20、21、23、24、26、27、3
9…ブロアー 12、30、34…仕切板 13…冷媒ガス 14、15…消音器 16…防音タンク 17、18、41…防音カバー 31…側板 32…底板 33…空間 35…凸型弾性体薄板 36…平板状弾性体薄板 37…小空間 38…フォイル状吸音材 42…吸音材 43…弾性部材 44、45…フレキシブル継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 浩史 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 川越 康夫 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 5E043 AA01 DA06 5E050 HA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心及び巻線を絶縁性冷媒ガスと共に変
    圧器タンク内に収納すると共に、冷却器と1又は2以上
    のブロアーと複数の配管を有する冷却手段を備えたガス
    絶縁変圧器において、 前記巻線を円筒巻線によって構成し、前記ブロアーが前
    傾翼多翼型であり、各ブロアーの流量を15m3/mi
    n以下、且つ、静圧を200mmAq以下としたことを
    特徴とするガス絶縁変圧器。
  2. 【請求項2】 前記2以上のブロアーが、並列に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁変
    圧器。
  3. 【請求項3】 前記2以上のブロアーが、直列に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁変
    圧器。
  4. 【請求項4】 前記2以上のブロアーが、その一部は前
    記冷却器の流入口側に配置され、残りは冷却器の流出口
    側に分散して配置されていることを特徴とする請求項3
    に記載のガス絶縁変圧器。
  5. 【請求項5】 前記変圧器タンクの内部に、絶縁性冷媒
    ガスを巻線及び鉄心に導入するための仕切板が設けら
    れ、この仕切板が前記変圧器タンクの側板並びに底板か
    ら所定の間隔を開けて構成されていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載のガス絶縁変
    圧器。
  6. 【請求項6】 前記仕切板の内壁に、所定の吸音材を設
    置したことを特徴とする請求項5に記載のガス絶縁変圧
    器。
  7. 【請求項7】 前記ブロアーと、ブロアーから吐出した
    冷媒ガスを前記冷却器に導入する配管を変圧器タンクの
    上部に配置し、防音カバーで覆ったことを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のいずれか一に記載のガス絶縁変圧
    器。
  8. 【請求項8】 前記ブロアーを所定の弾性部材を介して
    変圧器タンクの上部に取付け、前記ブロアーの流入口と
    流出口に伸縮自在の接続部材を配設したことを特徴とす
    る請求項7に記載のガス絶縁変圧器。
JP2001086443A 2001-03-23 2001-03-23 ガス絶縁変圧器 Pending JP2002289439A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109215990A (zh) * 2018-09-04 2019-01-15 常逸坤 一种低噪音变压器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109215990A (zh) * 2018-09-04 2019-01-15 常逸坤 一种低噪音变压器

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