JP2002288497A - 予約支援方法及びそのプログラム - Google Patents

予約支援方法及びそのプログラム

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JP2002288497A
JP2002288497A JP2001085813A JP2001085813A JP2002288497A JP 2002288497 A JP2002288497 A JP 2002288497A JP 2001085813 A JP2001085813 A JP 2001085813A JP 2001085813 A JP2001085813 A JP 2001085813A JP 2002288497 A JP2002288497 A JP 2002288497A
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JP2001085813A
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Masashi Uchijo
正志 内條
Yumiko Sawano
裕美子 澤野
Shunichi Yamamoto
俊一 山本
Michio Shimomura
道夫 下村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約が必要な業務における予約時刻の変更に
対処できる予約支援方法を提供する。 【解決手段】 ウェブサーバ1は、顧客端末3から、変
更された予約時刻を通知するときの通知時刻、通知方法
及び通知先を受け付け設定し、契約者端末2から提供さ
れる情報に基づいて、設定した予約時刻を変更する。一
方、設定された通知タイミングが到来したか否かを判定
し、到来したと判定されたときは、変更された予約時刻
を、設定された通知方法で、設定された通知先へ通知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予約が必要な業務
を支援する予約支援方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、美容院、医院等において提供
される業務の予約をインターネットを介して受け付ける
コンピュータシステムが利用されている。この予約シス
テムは、顧客がコンピュータから希望の予約時刻を入力
すると予約の成否を回答するようになっているので、現
地における待ち時間を極力短くでき、そのため、このシ
ステムを利用すれば多くの顧客獲得が望める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の予約システムにあっては、予約時刻の変更へ対処が
行えないという事情がある。つまり、器具の故障や急病
人への対応により、予約時刻は変更を余儀なくされるこ
とがあるが、上記システムにあっては、かかる場合の対
処方法が講じられていないので、せっかく予約を入れて
来た客を長時間待たせてしまうことがあった。なお、電
話等により予約時刻の変更を連絡することも可能ではあ
るが、それだけの手間をかける余裕がないのが現実であ
る。そのため、顧客に対するサービスの品質が低下し、
新規顧客獲得を妨げることにもなってしまう。
【0004】そこで本発明は、上記の従来の課題に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、予約
が必要な業務における予約時刻の変更に対処できる予約
支援方法及びそのプログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の請求項1に係る予約支援方法は、予
約時刻から開始される業務の提供を受ける顧客側のコン
ピュータと業務提供側のコンピュータとに通信回線を介
して接続される1以上のコンピュータが、顧客側から希
望の予約時刻を受け付け、業務提供側からの回答により
予約の成否を顧客側に通知するときに、関連して実行す
る予約支援方法であって、顧客側から、変更された予約
時刻を通知するときの通知タイミング、通知方法及び通
知先を受け付け設定し、業務提供側から提供される情報
に基づいて前記設定した予約時刻を変更し、前記設定さ
れた通知タイミングが到来したか否かを判定し、到来し
たと判定されたときは、前記変更された予約時刻を、前
記設定された通知方法で、前記設定された通知先へ通知
することを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る予約支援方法は、
請求項1記載の予約支援方法において、前記業務提供側
から提供される情報が過去の予約時刻に対する実際の開
始時刻であるときに、当該予約時刻と開始時刻との時間
差を求め、当該時間差を基に前記予約時刻の変更を行う
ことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係る予約支援方法は、
請求項1または2記載の予約支援方法において、前記変
更された予約時刻を通知するときの通知タイミング、通
知方法及び通知先を、予約の成否を通知するときの通知
タイミング、通知方法及び通知先とは別に受け付けて設
定することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る予約支援方法は、
請求項1ないし3のいずれかに記載の予約支援方法にお
いて、前記通知方法が電子メールまたは音声による通知
方法であることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項5に係る予約支援プログラ
ムは、予約時刻から開始される業務の提供を受ける顧客
側のコンピュータと業務提供側のコンピュータとに通信
回線を介して接続される1以上のコンピュータが、顧客
側から希望の予約時刻を受け付け、業務提供側からの回
答により予約の成否を顧客側に通知するときに、関連し
て実行する予約支援プログラムであって、顧客側から、
変更された予約時刻を通知するときの通知タイミング、
通知方法及び通知先を受け付け設定し、業務提供側から
提供される情報に基づいて前記設定した予約時刻を変更
し、前記設定された通知タイミングが到来したか否かを
判定し、到来したと判定されたときは、前記変更された
予約時刻を、前記設定された通知方法で、前記設定され
た通知先へ通知することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6に係る予約支援プログラ
ムは、請求項5記載の予約支援プログラムにおいて、前
記業務提供側から提供される情報が過去の予約時刻に対
する実際の開始時刻であるときに、当該予約時刻と開始
時刻との時間差を求め、当該時間差を基に前記予約時刻
の変更を行うことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項7に係る予約支援プログラ
ムは、請求項5または6記載の予約支援プログラムは、
前記変更された予約時刻を通知するときの通知タイミン
グ、通知方法及び通知先を、予約の成否を通知するとき
の通知タイミング、通知方法及び通知先とは別に受け付
けて設定することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項8に係る予約支援プログラ
ムは、請求項5ないし7のいずれかに記載の予約支援プ
ログラムは、前記通知方法が電子メールまたは音声によ
る通知方法であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明を適用したネット
ワークシステムの構成図である。インターネットに設け
られたウェブサーバ1は、本実施の形態の予約支援にお
いて中心的な役割を果たすコンピュータである。ウェブ
サーバ1は、アクセスしてきたコンピュータの要求に応
じて、ウェブサーバ1内部に記憶された情報や、処理し
た情報を送信する。ウェブサーバ1は、顧客データベー
スDB1と契約者データベースDB2とを備えている。
これらデータベースの内容については後述する。また、
ウェブサーバ1は、電子メールの送受信機能や、メール
文の解析機能(共に図示せず)を備えている。
【0014】本実施の形態では、インターネットに設け
られたメールサーバ11が利用される。つまりメールサ
ーバ11は、ウェブサーバ1の電子メールの送受信機能
から送信されるメールの文章を電子メールアドレス宛に
送信する。なお、電子メールは、いくつかのメールサー
バを介して送信先に到達するが、簡略化のため、メール
サーバ11だけを示している。
【0015】インターネットには、美容院や医院といっ
た、予約が必要な業務を提供する側のコンピュータや、
予約を行って業務提供を受ける顧客側のコンピュータが
接続される。なお、業務提供者は、ウェブサーバ1を運
営するサービス業者との契約により予約支援を受けるこ
とができる。以下、業務提供者側のコンピュータを契約
者端末2という。
【0016】ゲートウェイ(GW)を介してインターネ
ットに接続された電話網や、移動体通信網にも、顧客が
利用する固定電話、携帯電話、PHS(Personal Handy
Phone System)端末などが接続される。なお、顧客側の
コンピュータと、これら電話端末を顧客端末3と総称す
る。なお、電子メールの送受信機能を備える携帯電話、
PHS端末、携帯情報端末(いわゆるPDA:Personal
Digital Assistant)なども顧客端末3として使用する
ことができる。
【0017】契約者端末2には、ウェブサーバ1と交信
するためのブラウザとが搭載される。また、予約登録に
使用される顧客端末3にもブラウザが搭載される。契約
者端末2には、電子メールの送受信機能が搭載される。
また、予約に関する通知を電子メールで受信する顧客端
末3にも、電子メールの送受信機能が搭載される。
【0018】契約者には、予めウェブサーバ1のURL
が通知され、顧客にも、雑誌やバナー広告などにより、
当該URLが案内されているので、契約者端末2や顧客
端末3に当該URLを入力してウェブサーバ1にアクセ
スすることができる。
【0019】また、ウェブサーバ1には、専用線等を介
して、CTIサーバ(Computer Telephony Integration
Server)13が接続され、このCTIサーバ12は、
前述した電話網/移動体通信網にも接続されている。C
TIサーバ12は、ウェブサーバ1から通知文と電話番
号が送信されると、この電話番号に発呼して通知文を読
み上げるように設定されている。
【0020】図2(a),(b)は、それぞれウェブサ
ーバ1に設けられた顧客データベースDB1と契約者デ
ータベースDB2のデータ項目及びデータ例を示す図で
ある。
【0021】顧客データベースDB1のレコードは、検
索キーである項目「顧客氏名」と、項目「予約日」、
「予約時刻」、「予約成否フラグ」、「予約成否を受信
する端末の種類」、「予約成否を受信する端末のアドレ
ス/電話番号」、「予約変更通知時刻」、「変更後の予
約時刻を受信する端末の種類」、「変更後の予約時刻を
受信する端末のアドレス/電話番号」とを含んで構成さ
れる。
【0022】ここで、「予約日」には予約の日が設定さ
れる。「予約時刻」には、希望の予約時刻または変更後
の予約時刻が設定される。「予約成否フラグ」は、レコ
ードが新規に生成されたときには自動的に”不成立”に
設定され、希望の予約時刻で予約が成立したときに”成
立”に更新される。「予約変更通知時刻」には、変更後
の予約時刻を通知する時刻が設定される。
【0023】「予約成否を受信する端末の種類」は、”
コンピュータ”または”電話”に設定される。”コンピ
ュータ”に設定されるときには、「予約成否を受信する
端末のアドレス/電話番号」には、予約成否を受信する
顧客端末3の電子メールアドレスが設定され、一方、”
電話”に設定されるときには、「予約成否を受信する端
末のアドレス/電話番号」には、予約成否を受信する顧
客端末3の電話番号が設定される。なお、顧客データベ
ースDB1を予約内容を設定できるように構成してもよ
い。
【0024】「変更後の予約時刻を受信する端末の種
類」は、”コンピュータ”または”電話”に設定され
る。”コンピュータ”に設定されるときには、「変更後
の予約時刻を受信する端末のアドレス/電話番号」に
は、変更された予約時刻を受信する顧客端末3の電子メ
ールアドレスが設定され、一方、”電話”に設定される
ときには、「変更後の予約時刻を受信する端末のアドレ
ス/電話番号」には、変更された予約時刻を受信する顧
客端末3の電話番号が設定される。
【0025】契約者データベースDB2のレコードは、
検索キーである項目「契約者氏名」と項目「契約者端末
アドレス」とを含んでいる。「契約者氏名」には、契約
者氏名(○○医院等)が設定される。「契約者端末アド
レス」には、契約者端末2の電子メールアドレスが設定
される。また契約者データベースDB2のレコードは、
項目「顧客氏名」、「予約時刻」及び「開始時刻」から
なる項目の組を1または複数設けられるになっている。
「顧客氏名」には、予約した顧客の氏名が、「予約時
刻」には、その予約時刻がそれぞれ設定される。また、
予約された業務が開始され、契約者端末2から、その開
始時刻が送信されると、これが「開始時刻」に設定され
る。
【0026】次に本実施の形態の動作を例を示しながら
説明する。図3は、予約時刻の登録に関わる処理を示す
シーケンス図である。顧客が顧客端末3のブラウザに、
ウェブサーバ1のURL(Uniform ResourceLocator)
を入力してアクセスする(S1)と、ウェブサーバ1
は、顧客端末3のブラウザに、契約済みの契約者名を一
覧表示させる。そして、いずれかの契約者名が選択され
ると、ウェブサーバ1は、その契約者についての予約登
録画面をを表示させる(S3)。以下、○○医院で健康
診断を受ける場合を想定する。
【0027】図4は、予約登録画面を示す図である。こ
の予約登録画面にあっては、契約者データベースDB2
の当該契約者(○○医院)のレコードから読み出され
た、登録済みの各「予約時刻」が表示される。また、
「顧客氏名」、「予約時刻」、「予約成否を受信する端
末の種類」、「予約成否を受信する端末のアドレス/電
話番号」に対応する入力エリアまたは選択メニュが表示
され、顧客は、それぞれデータを入力または選択する。
【0028】ここで、入力等された顧客氏名を”東太
郎”、予約時刻(この時点では予約成立していないので
予約希望時刻)を”15:00”とする。また、この顧
客は、予約成否をオフィスにある自分のコンピュータで
受信したいので、予約成否を受信する端末の種類を”コ
ンピュータ”に設定し、自分宛の電子メールアドレスを
設定したこととする。
【0029】また、この予約登録画面にあっては、「予
約変更通知時刻」、「変更後の予約時刻を受信する端末
の種類」、「変更後の予約時刻を受信する端末のアドレ
ス/電話番号」に対応する各入力エリアまたは選択メニ
ュが表示され、それぞれデータが入力または選択され
る。
【0030】ここで、予約変更通知時刻を”14:3
0”とする。また、この顧客は、予約成否を受信した
後、外出する予定があり、予約時刻の変更を携帯電話で
知りたいので、変更後の予約時刻を受信する端末の種類
を”電話”と設定し、携帯電話の電話番号を設定したこ
ととする。
【0031】なお、電子メールの送受信機能を備える携
帯電話、PHS端末、PDAなどを顧客端末3として使
用する場合は、端末の種類に”コンピュータ”を設定
し、端末のアドレス/電話番号に、その携帯電話等の電
子メールアドレスを設定すればよい。こうすることによ
り、外出時などにおいても、予約の成否や変更後の予約
時刻の通知を電子メールで受け取ることができる。
【0032】図3に戻り、説明を続ける。入力された希
望の予約時刻、予約変更通知時刻等が送信される(S
5)とウェブサーバ1は、これらデータを顧客データベ
ースDB1及び契約者データベースDB2の各項目に登
録する(S7)。
【0033】つまり、先ず顧客データベースDB1に新
規にレコードを生成し、そのレコードの「顧客氏名」
に、送信された顧客氏名”東太郎”を設定し、「予約
日」に現在の日付を設定し、「予約時刻」に、送信され
た予約時刻”15:00”を設定し、「予約成否を受信
する端末の種類」に、送信された”コンピュータ”を設
定し、「予約成否を受信する端末のアドレス/電話番
号」に、送信された電子メールアドレスを設定し、「変
更後の予約時刻を受信する端末の種類」に、送信され
た”電話”を設定し、「変更後の予約時刻を受信する端
末のアドレス/電話番号」に、送信された電話番号を設
定する。
【0034】また、契約者データベースDB2の当該契
約者のレコードに、項目「顧客氏名」、「予約時刻」及
び「開始時刻」からなる項目の組を新たに設け、「顧客
氏名」に、送信された顧客氏名”東太郎”を設定する。
【0035】次に、ウェブサーバ1は、顧客が希望する
予約時刻を契約者に通知するときの通知文を生成する
(S9)。例えば、「○○医院殿 本日15:00の診
療の予約は可能ですか?お客様は東太郎様です」という
通知文が生成される。そして、電子メールの送受信機能
により、契約者データベースDB2の「契約者端末アド
レス」に設定された電子メールアドレス宛に通知文を送
信すると、通知文はメールサーバ11に一旦送信される
(S11)。メールサーバ11は、契約者端末2から
の、例えば定期的になされる受信要求に応じて、当該通
知文を契約者端末2に送信する(S13)。
【0036】契約者端末2から、例えば、「15:00
の予約可能です。」という内容の電子メールがメールサ
ーバ11を介して返信(S15)されると、ウェブサー
バ1は、メール文の解析機能により予約が成立したこと
を認識し、これにより顧客データベースDB1の「予約
成否フラグ」を”不成立”から”成立”に更新する(S
17)。なお、「予約できません。」といった、予約不
成立の旨が返信された場合は、「予約成否フラグ」は更
新されない。
【0037】次に、ウェブサーバ1は、顧客端末3に予
約成否を通知するときの通知文を生成する(S19)。
例えば、「東太郎様 本日15時の診療の予約を承りま
した。○○医院」という通知文が生成される。なお、
「ご予約を承りました。」というように、予約時刻を含
まなくても勿論よい。
【0038】次に、ウェブサーバ1は、顧客データベー
スDB1の「予約成否を受信する端末の種類」を判定し
(S21)、その内容に応じて処理を行う。上記例をと
ると、「予約成否を受信する端末の種類」が”コンピュ
ータ”であるので、電子メールの送受信機能により、
「予約成否を受信する端末のアドレス/電話番号」に設
定された電子メールアドレス宛に通知文を送信する。通
知文はメールサーバ11に一旦送信され(S23)、メ
ールサーバ11は、これを顧客端末3(パソコン)に送
信する(S25)。
【0039】一方、「予約成否を受信する端末の種類」
が”電話”に設定されているときは、「予約成否を受信
する端末のアドレス/電話番号」に設定された電話番号
を読み出し、通知文とともにCTIサーバ12に送信す
る(S27)。CTIサーバ12は、送信された電話番
号に対して発呼し、応答されたときには、送信された通
知文を音声で読み上げる(S29)。
【0040】なお、予約が成立しなかった場合は、その
旨を通知するための通知文を生成する。そして、「予約
成否を受信する端末の種類」が”コンピュータ”に設定
されているときは、「予約成否を受信する端末のアドレ
ス/電話番号」に設定された電子メールアドレス宛にこ
の通知文を送信し、一方、「予約成否を受信する端末の
種類」が”電話”に設定されているときは、「予約成否
を受信する端末のアドレス/電話番号」に設定された電
話番号と通知文とをCTIサーバ12に送信して、発呼
後、音声で読み上げさせる。
【0041】図5は、予約時刻の変更に関わる処理のシ
ーケンス図である。契約者が、ウェブサーバ1のURL
を契約者端末2のブラウザに入力してウェブサーバ1に
アクセスする(S31)と、ウェブサーバ1は、契約者
端末2のブラウザに、開始時刻の入力画面を表示させ
る。当該画面には、予約時刻(例えば、13:00)と
開始時刻を入力するための入力エリアまたは選択するた
めの選択メニュが表示される。この入力エリアなどに、
実際の開始時刻、例えば、14:00が入力される、あ
るいは選択されると、契約者端末2のブラウザは、ウェ
ブサーバ1に入力等された開始時刻を送信する(S3
5)。
【0042】ウェブサーバ1は、予約時刻13:00と
開始時刻14:00との時間差マイナス1時間を算出し
て記憶する(S37)。なお、開始時刻が再び送信され
た場合には、再び時間差が算出され、記憶された時間差
が更新されることになる。一方ウェブサーバ1は、顧客
データベースDB1の「予約変更通知時刻」に設定され
た時刻が到来したかを、継続的に判定し続ける(S4
1)。到来したと判定されたときは、記憶された時間差
を基に、変更後の予約時刻を求める(S43)。上記例
では、予約変更通知時刻14:30において、時間差が
マイナス1時間と算出され、15:00であった予約時
刻は16:00に変更される。
【0043】次に、ウェブサーバ1は、変更後の予約時
刻を通知するときの通知文を生成する(S45)。例え
ば、「こちら○○医院です。本日15時から診療のご予
約を頂いておりますが、前の方の診療が長引いておりま
す。申し訳ございませんが、16時頃お越し願いま
す。」という通知文が生成される。そして、顧客データ
ベースDB1に設定された「予約時刻」を、変更後の予
約時刻で更新する。
【0044】次に、ウェブサーバ1は、顧客データベー
スDB1の「変更後の予約時刻を受信する端末の種類」
を判定し(S47)、その内容に応じて処理を行う。上
記例をとると、「変更後の予約時刻を受信する端末の種
類」が”電話”に設定されているので、ウェブサーバ1
は「変更後の予約時刻を受信する端末のアドレス/電話
番号」に設定された電話番号を読み出し、これと前記通
知文とを、CTIサーバ12に送信する(S49)。C
TIサーバ12は、送信された電話番号の顧客端末3
(携帯電話等)に対して発呼し、通知文を読み上げる
(S51)。
【0045】一方、「変更後の予約時刻を受信する端末
の種類」が”コンピュータ”に設定されているときは、
ウェブサーバ1は、電子メールの送受信機能により、
「変更後の予約時刻を受信する端末のアドレス/電話番
号」に設定された電子メールアドレス宛に、変更後の予
約時刻を含む前述の通知文を送信する。この通知文は一
旦メールサーバ11に送信され(S53)、メールサー
バ11は、受信要求に応じて、この通知文を顧客端末3
(パソコン)に送信する(S55)。
【0046】従って、顧客は、外出中であっても、携帯
電話からの音声により変更後の予約時刻を知ることがで
きる。また、本社と支社にそれぞれコンピュータをもっ
ている顧客などは、本社で予約登録し、支社で変更の連
絡を受けることができる。
【0047】また、電子メールの送受信機能を備える携
帯電話、PHS端末、PDAなどを顧客端末3として設
定すれば、外出時などに、予約の成否や変更後の予約時
刻の通知を電子メールで受け取ることができる。
【0048】なお、「予約変更通知時刻」に設定された
時刻が到来したと判定され、そのときに時間差が記憶さ
れていなかった場合は、それ以降の処理は行われない。
従って、顧客は、最初に希望した予約時刻に医院に来訪
することになる。
【0049】なお、上記実施の形態では、開始時刻と予
約時刻から時間差を求め、この時間差に基づいて変更し
た予約時刻を通知するようにしたが、例えば、おおよそ
の診療時間が決まっている場合に応用する場合は、終了
時刻を入力させ、この終了時刻からその診療時間遡った
時刻を開始時刻と予想し、これを上記実施の形態の「開
始時刻」として処理してもよい。
【0050】また、契約者端末2から、「30分遅れで
す。」というように、時間差を直接送信してもらい、こ
れにより変更後の予約時刻を求めるようにしてもよい。
【0051】また、上記実施の形態に課金処理を加えて
もよい。例えば、通知回数を記憶しておき、記録した通
知回数に単位料金を乗じて契約者側に課金することがで
きる。さらに、予約時刻の変更通知を行わずに済んだ場
合や変更後の予約時刻が変更前の予約時刻より早い時刻
になった場合には前記単位料金を割り引き、逆に、変更
前の予約時刻より遅い時刻になった場合には割り増すよ
うに処理してもよい。また、電子メールでの通知料金と
音声による通知料金とが異なるように設定してもよい。
【0052】なお、上記説明した処理を実行する本発明
に係るプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光
ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記録したり、インターネ
ットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させる
ことができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客側から、変更された予約時刻を通知するときの通知
タイミング、通知方法及び通知先を受け付け設定し、業
務提供側から提供される情報に基づいて前記設定した予
約時刻を変更し、前記設定された通知タイミングが到来
したか否かを判定し、到来したと判定されたときは、前
記変更された予約時刻を、前記設定された通知方法で、
前記設定された通知先へ通知するので、予約が必要な業
務における予約時刻の変更に対処できる。
【0054】また、業務提供側から提供される情報が過
去の予約時刻に対する実際の開始時刻であるときに、当
該予約時刻と開始時刻との時間差を求め、当該時間差を
基に予約時刻の変更を行うので、変更後の予約時刻を正
確に求めることができる。
【0055】また、変更された予約時刻を通知するとき
の通知タイミング、通知方法及び通知先を、予約の成否
を通知するときの通知タイミング、通知方法及び通知先
とは別に受け付けて設定するので、予約の成否とは、異
なる通知タイミング、通知方法及び通知先で、変更され
た予約時刻を知ることができる。
【0056】また、通知方法が電子メールまたは音声に
よる通知方法であるので、電子メールの送受信機能を搭
載した端末と電話端末のどちらでも、変更後の予約時刻
の通知を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの構成
図である。
【図2】図2(a)は、顧客データベースDB1のデー
タ項目及びデータ例を示す図である。図2(b)は、契
約者データベースDB2データ項目及びデータ例を示す
図である。
【図3】予約時刻の登録に関わる処理を示すシーケンス
図である。
【図4】予約登録画面を示す図である。
【図5】予約時刻の変更に関わる処理のシーケンス図で
ある。
【符号の説明】
1 ウェブサーバ 2 契約者端末 3 顧客端末 11 メールサーバ 12 CTIサーバ DB1 顧客データベース DB2 契約者データベース
フロントページの続き (72)発明者 山本 俊一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 下村 道夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予約時刻から開始される業務の提供を受
    ける顧客側のコンピュータと業務提供側のコンピュータ
    とに通信回線を介して接続される1以上のコンピュータ
    が、顧客側から希望の予約時刻を受け付け、業務提供側
    からの回答により予約の成否を顧客側に通知するとき
    に、関連して実行する予約支援方法であって、 顧客側から、変更された予約時刻を通知するときの通知
    タイミング、通知方法及び通知先を受け付け設定し、 業務提供側から提供される情報に基づいて前記設定した
    予約時刻を変更し、 前記設定された通知タイミングが到来したか否かを判定
    し、 到来したと判定されたときは、前記変更された予約時刻
    を、前記設定された通知方法で、前記設定された通知先
    へ通知することを特徴とする予約支援方法。
  2. 【請求項2】 前記業務提供側から提供される情報が過
    去の予約時刻に対する実際の開始時刻であるときに、当
    該予約時刻と開始時刻との時間差を求め、当該時間差を
    基に前記予約時刻の変更を行うことを特徴とする請求項
    1記載の予約支援方法。
  3. 【請求項3】 前記変更された予約時刻を通知するとき
    の通知タイミング、通知方法及び通知先を、予約の成否
    を通知するときの通知タイミング、通知方法及び通知先
    とは別に受け付けて設定することを特徴とする請求項1
    または2記載の予約支援方法。
  4. 【請求項4】 前記通知方法が電子メールまたは音声に
    よる通知方法であることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の予約支援方法。
  5. 【請求項5】 予約時刻から開始される業務の提供を受
    ける顧客側のコンピュータと業務提供側のコンピュータ
    とに通信回線を介して接続される1以上のコンピュータ
    が、顧客側から希望の予約時刻を受け付け、業務提供側
    からの回答により予約の成否を顧客側に通知するとき
    に、関連して実行する予約支援プログラムであって、 顧客側から、変更された予約時刻を通知するときの通知
    タイミング、通知方法及び通知先を受け付け設定し、 業務提供側から提供される情報に基づいて前記設定した
    予約時刻を変更し、 前記設定された通知タイミングが到来したか否かを判定
    し、 到来したと判定されたときは、前記変更された予約時刻
    を、前記設定された通知方法で、前記設定された通知先
    へ通知することを特徴とする予約支援プログラム。
  6. 【請求項6】 前記業務提供側から提供される情報が過
    去の予約時刻に対する実際の開始時刻であるときに、当
    該予約時刻と開始時刻との時間差を求め、当該時間差を
    基に前記予約時刻の変更を行うことを特徴とする請求項
    5記載の予約支援プログラム。
  7. 【請求項7】 前記変更された予約時刻を通知するとき
    の通知タイミング、通知方法及び通知先を、予約の成否
    を通知するときの通知タイミング、通知方法及び通知先
    とは別に受け付けて設定することを特徴とする請求項5
    または6記載の予約支援プログラム。
  8. 【請求項8】 前記通知方法が電子メールまたは音声に
    よる通知方法であることを特徴とする請求項5ないし7
    のいずれかに記載の予約支援プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004178110A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Eran:Kk 美容院等の予約システム
US7680931B2 (en) 2002-10-17 2010-03-16 Hitachi, Ltd. Data relaying apparatus
JP2012178915A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Panasonic Corp 機器制御装置、機器制御方法、及び機器制御プログラム

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