JP2002288225A - ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法 - Google Patents
ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法Info
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- JP2002288225A JP2002288225A JP2001399975A JP2001399975A JP2002288225A JP 2002288225 A JP2002288225 A JP 2002288225A JP 2001399975 A JP2001399975 A JP 2001399975A JP 2001399975 A JP2001399975 A JP 2001399975A JP 2002288225 A JP2002288225 A JP 2002288225A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハイパーテキストシステムの内容の理解を容
易にする。 【解決手段】 データ表現モデルとしてハイパーテキス
トモデルを持ち、ハイパーテキストモデルの木構造／ネ
ット構造を２次元平面上にグラフィカルに表示する手段
を有するシステムにおいて、ハイパーテキストノードが
時間に関する属性を保持する手段を持ち、時間の変化に
応じてその表示形態を変化させるようにしたものであ
る。
易にする。 【解決手段】 データ表現モデルとしてハイパーテキス
トモデルを持ち、ハイパーテキストモデルの木構造／ネ
ット構造を２次元平面上にグラフィカルに表示する手段
を有するシステムにおいて、ハイパーテキストノードが
時間に関する属性を保持する手段を持ち、時間の変化に
応じてその表示形態を変化させるようにしたものであ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子的なデータモデ
ルの静的な構造の図的表示形式（ブラウザ）と動的な時
間属性（時間文脈）を融合して視覚化するためのハイパ
ーテキストモデル表示装置及び表示方法に関するもので
ある。
ルの静的な構造の図的表示形式（ブラウザ）と動的な時
間属性（時間文脈）を融合して視覚化するためのハイパ
ーテキストモデル表示装置及び表示方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】ハイパーテキストは階層構造あるいはネ
ットワーク構造をもったテキストであり、その情報の基
本単位がノードと呼ばれる文書の断片であり、各ノード
間はリンクによって関係付けられ、リンクをたどること
によって関係するノードをナビゲーションできるもので
ある。このようなハイパーテキストシステムではモデル
構造の複雑さから、その情報を利用する人がどのような
プロセスをナビゲーションしてきたのか、ハイパーテキ
スト情報空間の中のどの辺の位置に存在する情報を見て
いるのかがわからなくなるという問題がしばしば発生し
ていた。
ットワーク構造をもったテキストであり、その情報の基
本単位がノードと呼ばれる文書の断片であり、各ノード
間はリンクによって関係付けられ、リンクをたどること
によって関係するノードをナビゲーションできるもので
ある。このようなハイパーテキストシステムではモデル
構造の複雑さから、その情報を利用する人がどのような
プロセスをナビゲーションしてきたのか、ハイパーテキ
スト情報空間の中のどの辺の位置に存在する情報を見て
いるのかがわからなくなるという問題がしばしば発生し
ていた。
【０００３】このような問題は『迷子問題』と呼ばれて
おり、これに対してさまざまなアプローチがなされ、こ
の問題に対する１つの解としてナビゲーションのプロセ
スを示す表現の中に時間文脈を提供することが提案され
ており（ACM Transactionson Information Systems,Vo
l 7,No.1,January 1989,pp58-84 Context andOrientat
ion in Hypermedia Networks(Kenneth Utting and Nico
le Yankelovich（Brown Univ.)) 、これには大きくわけ
て２つの方法が見られる。 データモデル構造を視覚化したブラウザとは別のウィ
ンドウで時間文脈を提供するものであり、これらは、
“ヒストリ”とか“パス”という概念を持ち、これを時
間軸に沿って線形表現したり、参照の軌跡を部分的な木
構造として２次元的に視覚化する。 データモデル構造を視覚化したブラウザの中に、複数
の属性の中の１つとして時間文脈を表示するものであ
り、時間を他の属性と同様に扱い、アイコンの下方に小
さな文字でラベル化する。
おり、これに対してさまざまなアプローチがなされ、こ
の問題に対する１つの解としてナビゲーションのプロセ
スを示す表現の中に時間文脈を提供することが提案され
ており（ACM Transactionson Information Systems,Vo
l 7,No.1,January 1989,pp58-84 Context andOrientat
ion in Hypermedia Networks(Kenneth Utting and Nico
le Yankelovich（Brown Univ.)) 、これには大きくわけ
て２つの方法が見られる。 データモデル構造を視覚化したブラウザとは別のウィ
ンドウで時間文脈を提供するものであり、これらは、
“ヒストリ”とか“パス”という概念を持ち、これを時
間軸に沿って線形表現したり、参照の軌跡を部分的な木
構造として２次元的に視覚化する。 データモデル構造を視覚化したブラウザの中に、複数
の属性の中の１つとして時間文脈を表示するものであ
り、時間を他の属性と同様に扱い、アイコンの下方に小
さな文字でラベル化する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の方法では、マルチウィンドウのシステムにより２つの
ウィンドウを並べて表示することはできるものの、両者
が融合されているとは言えず、またの方法では、全体
を見渡した時、時間属性に関する認識性は低く、時間の
変化も認識しにくいという問題があった。
の方法では、マルチウィンドウのシステムにより２つの
ウィンドウを並べて表示することはできるものの、両者
が融合されているとは言えず、またの方法では、全体
を見渡した時、時間属性に関する認識性は低く、時間の
変化も認識しにくいという問題があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、複雑なハイパーテキスト構造を効果的に探索し、ユ
ーザの迷子問題を解消するために、ハイパーテキストモ
デル構造と時間に関する情報を融合し、同一の２次元平
面に視覚化することで、ハイパーテキストシステムの利
用者に統合化された情報を提供し、ハイパーテキストシ
ステムの内容の理解を容易にすることを目的とするもの
である。
で、複雑なハイパーテキスト構造を効果的に探索し、ユ
ーザの迷子問題を解消するために、ハイパーテキストモ
デル構造と時間に関する情報を融合し、同一の２次元平
面に視覚化することで、ハイパーテキストシステムの利
用者に統合化された情報を提供し、ハイパーテキストシ
ステムの内容の理解を容易にすることを目的とするもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ表現モ
デルとしてハイパーテキストモデルを持ち、ハイパーテ
キストモデルの木構造／ネット構造を２次元平面上にグ
ラフィカルに表示する手段を有するシステムにおいて、
図１に示すように、ノードデータに時間属性を付加する
時間属性付加手段１ａと、ノードデータに付加された時
間属性を認識するとともに、時間属性値に応じてアイコ
ンを生成するアイコン生成手段１ｂと、生成されたアイ
コンとリンクデータとによりハイパーテキストモデルの
構造を生成するレイアウト生成手段１ｃと、生成された
構造を表示する表示手段４とを備え、時間属性の変化に
応じてその表示形態を変化させることを特徴する。
デルとしてハイパーテキストモデルを持ち、ハイパーテ
キストモデルの木構造／ネット構造を２次元平面上にグ
ラフィカルに表示する手段を有するシステムにおいて、
図１に示すように、ノードデータに時間属性を付加する
時間属性付加手段１ａと、ノードデータに付加された時
間属性を認識するとともに、時間属性値に応じてアイコ
ンを生成するアイコン生成手段１ｂと、生成されたアイ
コンとリンクデータとによりハイパーテキストモデルの
構造を生成するレイアウト生成手段１ｃと、生成された
構造を表示する表示手段４とを備え、時間属性の変化に
応じてその表示形態を変化させることを特徴する。
【０００７】本発明は、情報の単位であるノードに参照
時間、ノード生成日等の時間情報を付加しておき、ハイ
パーテキストデータを読み込んで表示するときに、時間
情報に応じてノードを表示するアイコンの表示形態を生
成して表示することにより、ユーザは表示された各ノー
ドの利用状態を視覚的に把握するとともに、複雑な構造
を有するハイパーテキスト情報空間における迷子問題を
解消し、現在のノードの利用度を認識して不要なノード
を消去するための情報として活用することも可能とな
る。
時間、ノード生成日等の時間情報を付加しておき、ハイ
パーテキストデータを読み込んで表示するときに、時間
情報に応じてノードを表示するアイコンの表示形態を生
成して表示することにより、ユーザは表示された各ノー
ドの利用状態を視覚的に把握するとともに、複雑な構造
を有するハイパーテキスト情報空間における迷子問題を
解消し、現在のノードの利用度を認識して不要なノード
を消去するための情報として活用することも可能とな
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図１は本発明のシステム構成を示す図、図
２はブラウザの生成プロセスを説明する図、図３はノー
ドへの時間属性付加を説明する図、図４はアイコンサイ
ズ決定アルゴリズムを説明する図、図５は基本的なブラ
ウザを示す図、図６は本発明により生成されるブラウザ
を示す図である。図中、１は制御装置、１ａは時間属性
付加手段、１ｂはアイコン生成手段、１ｃはレイアウト
生成手段、２は主記憶装置、２ａはハイパーテキストデ
ータ、３は入力装置、４は表示装置、５は外部記憶装置
である。
て説明する。図１は本発明のシステム構成を示す図、図
２はブラウザの生成プロセスを説明する図、図３はノー
ドへの時間属性付加を説明する図、図４はアイコンサイ
ズ決定アルゴリズムを説明する図、図５は基本的なブラ
ウザを示す図、図６は本発明により生成されるブラウザ
を示す図である。図中、１は制御装置、１ａは時間属性
付加手段、１ｂはアイコン生成手段、１ｃはレイアウト
生成手段、２は主記憶装置、２ａはハイパーテキストデ
ータ、３は入力装置、４は表示装置、５は外部記憶装置
である。
【０００９】本発明は、図１に示すように、外部記憶装
置５に保持しているハイパーテキストモデルを読み込ん
で主記憶装置２に格納し、これを入力情報として取り込
んでアイコン生成手段１ｂによって各ノードの時間属性
に相当するサイズのアイコンが作成され、レイアウト生
成手段１ｃによって２次元的に配置することで出力情報
としてブラウザが生成される。ここで生成されたブラウ
ザはビットマップディスプレイ等からなる表示装置４に
ユーザに認識可能な形で表示される。
置５に保持しているハイパーテキストモデルを読み込ん
で主記憶装置２に格納し、これを入力情報として取り込
んでアイコン生成手段１ｂによって各ノードの時間属性
に相当するサイズのアイコンが作成され、レイアウト生
成手段１ｃによって２次元的に配置することで出力情報
としてブラウザが生成される。ここで生成されたブラウ
ザはビットマップディスプレイ等からなる表示装置４に
ユーザに認識可能な形で表示される。
【００１０】参照されるハイパーテキストモデルには、
２つの要素である“ノード情報”とノード間の関係を規
定する“リンク情報”とが存在している。
２つの要素である“ノード情報”とノード間の関係を規
定する“リンク情報”とが存在している。
【００１１】ノードは情報の基本単位であり、本発明に
おいては図３に示すように時間属性が付加される。この
時間属性は、例えば図３（ａ）に示すように、ノード情
報の最新の参照時間（時刻）、あるいはノードの生成日
等が与えられる。また、図３（ｂ）に示すように、情報
が複数のユーザにより共有されるようなシステムにおい
ては、ユーザ全体としてみたときの最新の参照時間（時
刻）、あるいはユーザＡ、ユーザＢというようにユーザ
毎の最新の参照時間（時刻）が付加される。もちろん、
時間属性としては、上記のもの以外にも利用時間間隔、
参照した時間の積算値等必要に応じて選択付加するよう
にしてもよい。
おいては図３に示すように時間属性が付加される。この
時間属性は、例えば図３（ａ）に示すように、ノード情
報の最新の参照時間（時刻）、あるいはノードの生成日
等が与えられる。また、図３（ｂ）に示すように、情報
が複数のユーザにより共有されるようなシステムにおい
ては、ユーザ全体としてみたときの最新の参照時間（時
刻）、あるいはユーザＡ、ユーザＢというようにユーザ
毎の最新の参照時間（時刻）が付加される。もちろん、
時間属性としては、上記のもの以外にも利用時間間隔、
参照した時間の積算値等必要に応じて選択付加するよう
にしてもよい。
【００１２】図２に示すように、このようなハイパーテ
キストモデルが読み込まれると、ノードに付加されてい
る時間情報がアイコン生成手段１ｂに渡される。アイコ
ン生成手段１ｂは、ノード情報から時間に関する属性値
を獲得し、その情報から後述するように、表示にふさわ
しいアイコンサイズの計算を行い、求められたアイコン
サイズに従ってアイコンが生成される。次に生成された
アイコンとリンク情報からこれらを２次元平面上に配置
するための計算が行われ、レイアウトが決定され、ハイ
パーテキストモデルの構造は各アイコンがグラフィカル
な線で連結され配置されたブラウザへとマッピングさ
れ、ブラウザはビットマップディスプレイ上に表示され
ることで視覚化される。
キストモデルが読み込まれると、ノードに付加されてい
る時間情報がアイコン生成手段１ｂに渡される。アイコ
ン生成手段１ｂは、ノード情報から時間に関する属性値
を獲得し、その情報から後述するように、表示にふさわ
しいアイコンサイズの計算を行い、求められたアイコン
サイズに従ってアイコンが生成される。次に生成された
アイコンとリンク情報からこれらを２次元平面上に配置
するための計算が行われ、レイアウトが決定され、ハイ
パーテキストモデルの構造は各アイコンがグラフィカル
な線で連結され配置されたブラウザへとマッピングさ
れ、ブラウザはビットマップディスプレイ上に表示され
ることで視覚化される。
【００１３】図４は、時間属性に応じたアイコンサイズ
を決定するためのアルゴリズムである。
を決定するためのアルゴリズムである。
【００１４】まず、ハイパーテキストモデルからノード
情報を読み込み、そこから時間属性値を読み取り（ステ
ップ１１）、現在の日時をcurrent time、最大アイコン
サイズをmax 、最小アイコンサイズを min、縮小率をra
te、識別したい時間の単位をinterval としてそれぞれ
セットする（ステップ１２〜１４）。次いで、時間属性
が参照時間（reference time）か、あるいは生成日（cr
eation date ）かに応じてreference timeであれば、 Rate←１ー｛rate×((current time−creation time)/i
nterval ｝ creation time であれば、 Rate←１ー｛rate×((current time−creation date)/i
nterval ｝ により表示倍率（Rate）が算出される（ステップ１５〜
１７）。なお、表示倍率は何段階か存在しており、５段
階の表示が可能であれば縮小率（rate）＝０．２であ
り、１０段階であればrate＝０．１となり、ノードの時
間属性値と現在時刻、識別したい時間単位の３つとrate
からアイコンの表示倍率（Rate）が計算される。このア
ルゴリズムでは、参照時間、生成日が現在に近い程表示
倍率が大きくなり、逆に参照時間、生成日が現在から遠
ざかる程表示倍率が小さくなり、時間の経過したアイコ
ンほど小さく表示されることになる。
情報を読み込み、そこから時間属性値を読み取り（ステ
ップ１１）、現在の日時をcurrent time、最大アイコン
サイズをmax 、最小アイコンサイズを min、縮小率をra
te、識別したい時間の単位をinterval としてそれぞれ
セットする（ステップ１２〜１４）。次いで、時間属性
が参照時間（reference time）か、あるいは生成日（cr
eation date ）かに応じてreference timeであれば、 Rate←１ー｛rate×((current time−creation time)/i
nterval ｝ creation time であれば、 Rate←１ー｛rate×((current time−creation date)/i
nterval ｝ により表示倍率（Rate）が算出される（ステップ１５〜
１７）。なお、表示倍率は何段階か存在しており、５段
階の表示が可能であれば縮小率（rate）＝０．２であ
り、１０段階であればrate＝０．１となり、ノードの時
間属性値と現在時刻、識別したい時間単位の３つとrate
からアイコンの表示倍率（Rate）が計算される。このア
ルゴリズムでは、参照時間、生成日が現在に近い程表示
倍率が大きくなり、逆に参照時間、生成日が現在から遠
ざかる程表示倍率が小さくなり、時間の経過したアイコ
ンほど小さく表示されることになる。
【００１５】次いで、max ×Rateの値をアイコンサイズ
とし（ステップ１８）、アイコンサイズが min以下であ
れば minの、アイコンサイズが min以下でなければ算出
したアイコンサイズの大きさのアイコンサイズのアイコ
ンが生成される。すなわち、アイコンの最大サイズに計
算された縮小率をかけたものが表示されるべきアイコン
サイズとなり、この時アイコンは最小表示サイズを持
ち、計算されたサイズがこれよりも小さくなった場合に
は、最小アイコンサイズで表示される。計算されたアイ
コンサイズにあった大きさのアイコンが生成されて終了
する（ステップ１９〜２１）。
とし（ステップ１８）、アイコンサイズが min以下であ
れば minの、アイコンサイズが min以下でなければ算出
したアイコンサイズの大きさのアイコンサイズのアイコ
ンが生成される。すなわち、アイコンの最大サイズに計
算された縮小率をかけたものが表示されるべきアイコン
サイズとなり、この時アイコンは最小表示サイズを持
ち、計算されたサイズがこれよりも小さくなった場合に
は、最小アイコンサイズで表示される。計算されたアイ
コンサイズにあった大きさのアイコンが生成されて終了
する（ステップ１９〜２１）。
【００１６】このように、アイコンサイズは、あらかじ
め最大の表示サイズと最小の表示サイズのデフォルト値
が決められており、この範囲内で時間変化の値に応じた
アイコンの表示サイズが決定される。
め最大の表示サイズと最小の表示サイズのデフォルト値
が決められており、この範囲内で時間変化の値に応じた
アイコンの表示サイズが決定される。
【００１７】識別したい時間の単位（ interval ）は、
アイコンサイズの変化によって認識したい時間間隔であ
り、これも時間の性質によって異なる。例えば、ハイパ
ーテキストの情報空間を読んでいる時の参照時間であれ
ば、 interval は１０分程度にして認識する必要があ
る。しかし、ノードの生成時間であれば、１日単位、ま
たはそれ以上の場合もある。
アイコンサイズの変化によって認識したい時間間隔であ
り、これも時間の性質によって異なる。例えば、ハイパ
ーテキストの情報空間を読んでいる時の参照時間であれ
ば、 interval は１０分程度にして認識する必要があ
る。しかし、ノードの生成時間であれば、１日単位、ま
たはそれ以上の場合もある。
【００１８】図５はハイパーテキストモデルの静的な構
造を表現したものである。
造を表現したものである。
【００１９】これに対し、図６は時間属性の表示が融合
化された例であり、「時間」が何を表現しているのによ
って意味が異なる。例えば、時間が「参照時間」を表現
しているのであれば、読み手がどのような経路を辿り、
最近どのような情報を参照したのかを読み取ることがで
きる。また情報の「生成時間」であるならば、このハイ
パーテキストモデル中のどの情報が何時作成されたのか
を図的に知ることができ、モデルの成長の過程を知るこ
とができる。
化された例であり、「時間」が何を表現しているのによ
って意味が異なる。例えば、時間が「参照時間」を表現
しているのであれば、読み手がどのような経路を辿り、
最近どのような情報を参照したのかを読み取ることがで
きる。また情報の「生成時間」であるならば、このハイ
パーテキストモデル中のどの情報が何時作成されたのか
を図的に知ることができ、モデルの成長の過程を知るこ
とができる。
【００２０】なお、上記実施例では、時間属性値に応じ
てアイコンサイズを変えるようにしたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、時間属性値に応じてアイコ
ンの表示色や明暗を変化させるようにしてもよく、また
アイコンの形状を変える等、時間属性値に応じて視覚的
に変化が認識できるように表示形態を変えるようにすれ
ばよい。
てアイコンサイズを変えるようにしたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、時間属性値に応じてアイコ
ンの表示色や明暗を変化させるようにしてもよく、また
アイコンの形状を変える等、時間属性値に応じて視覚的
に変化が認識できるように表示形態を変えるようにすれ
ばよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノードに
時間属性値を付加し、ブラウザで表示されるアイコンを
時間属性値に応じて視覚的に変化させるようにしたの
で、ノードの利用状態を視覚的に把握することができ、
従来問題であった迷子問題等の解消に極めて有力である
とともに、各ノードの利用状態の把握から、現在のノー
ドの利用度が分り、不要なノードを消去するための情報
として利用することができ、メモリの有効活用を図るこ
とが可能となる。
時間属性値を付加し、ブラウザで表示されるアイコンを
時間属性値に応じて視覚的に変化させるようにしたの
で、ノードの利用状態を視覚的に把握することができ、
従来問題であった迷子問題等の解消に極めて有力である
とともに、各ノードの利用状態の把握から、現在のノー
ドの利用度が分り、不要なノードを消去するための情報
として利用することができ、メモリの有効活用を図るこ
とが可能となる。
【図１】 本発明のシステム構成を示す図である。
【図２】 ブラウザの生成プロセスを説明する図であ
る。
る。
【図３】 ノードへの時間属性付加を説明する図であ
る。
る。
【図４】 アイコンサイズ決定アルゴリズムを説明する
図である。
図である。
【図５】 基本的なブラウザを示す図である。
【図６】 本発明により生成されるブラウザを示す図で
ある。
ある。
１…制御装置、１ａ…時間属性付加手段、１ｂ…アイコ
ン生成手段、１ｃ…レイアウト生成手段、２…主記憶装
置、２ａ…ハイパーテキストデータ、３…入力装置、４
…表示装置、５…外部記憶装置。
ン生成手段、１ｃ…レイアウト生成手段、２…主記憶装
置、２ａ…ハイパーテキストデータ、３…入力装置、４
…表示装置、５…外部記憶装置。
Claims (4)
- 【請求項１】 データ表現モデルとしてハイパーテキス
トモデルを持ち、ハイパーテキストモデルの木構造また
はネット構造を画面上に表示するハイパーテキストモデ
ル表示装置において、ノードデータに属性を付加する属
性付加手段と、属性に応じたサイズのアイコンを生成す
るアイコン生成手段と、生成されたアイコンとリンクデ
ータによりハイパーテキストモデルの構造を生成するレ
イアウト生成手段とを有し、生成された構造を表示する
ことを特徴とするハイパーテキストモデル表示装置。 - 【請求項２】 データ表現モデルとしてハイパーテキス
トモデルを持ち、ハイパーテキストモデルの木構造また
はネット構造を画面上に表示するハイパーテキストモデ
ル表示装置において、ノードデータに時間属性を付加す
る属性付加手段と、時間属性に応じたサイズのアイコン
を生成するアイコン生成手段と、生成されたアイコンと
リンクデータによりハイパーテキストモデルの構造を生
成するレイアウト生成手段とを有し、生成された構造を
表示することを特徴とするハイパーテキストモデル表示
装置。 - 【請求項３】 データ表現モデルとしてハイパーテキス
トモデルを持ち、ハイパーテキストモデルの木構造また
はネット構造を画面上に表示するハイパーテキストモデ
ル表示方法において、ノードデータに属性を付加し、属
性に応じたサイズのアイコンを生成し、生成されたアイ
コンとリンクデータとによりハイパーテキストモデルの
構造を生成し、生成された構造を表示することを備えた
ハイパーテキストモデル表示方法。 - 【請求項４】 データ表現モデルとしてハイパーテキス
トモデルを持ち、ハイパーテキストモデルの木構造また
はネット構造を画面上に表示するハイパーテキストモデ
ル表示方法において、ノードデータに時間属性を付加
し、時間属性に応じたサイズのアイコンを生成し、生成
されたアイコンとリンクデータとによりハイパーテキス
トモデルの構造を生成し、生成された構造を表示するこ
とを備えたハイパーテキストモデル表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001399975A JP2002288225A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001399975A JP2002288225A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02505292A Division JP3296365B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002288225A true JP2002288225A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=19189546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001399975A Pending JP2002288225A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002288225A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02285470A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | データ構造表示方式 |
| JPH03228179A (ja) * | 1990-02-02 | 1991-10-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経過時間表示処理方式 |
| JP3296365B2 (ja) * | 1992-02-12 | 2002-06-24 | 富士ゼロックス株式会社 | ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法 |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001399975A patent/JP2002288225A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02285470A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-22 | Fuji Xerox Co Ltd | データ構造表示方式 |
| JPH03228179A (ja) * | 1990-02-02 | 1991-10-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 経過時間表示処理方式 |
| JP3296365B2 (ja) * | 1992-02-12 | 2002-06-24 | 富士ゼロックス株式会社 | ハイパーテキストモデル表示装置及び表示方法 |
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