JP2002288140A - 個人認証方式 - Google Patents

個人認証方式

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JP2002288140A
JP2002288140A JP2001085574A JP2001085574A JP2002288140A JP 2002288140 A JP2002288140 A JP 2002288140A JP 2001085574 A JP2001085574 A JP 2001085574A JP 2001085574 A JP2001085574 A JP 2001085574A JP 2002288140 A JP2002288140 A JP 2002288140A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】幼児や高齢者等のパソコンを使い慣れていな
い、または操作が不自由な利用者に対して、複雑なパス
ワードを意識させることなくパソコンを使用可能とす
る。 【解決手段】パスワード登録手段211は利用者名/パ
スワードを利用者プロファイル40に登録し、声紋登録
手段212は声紋を利用者プロファイル40に登録す
る。パスワード認証手段221は、入力された利用者名
/パスワードを利用者プロファイル40に登録されてい
る利用者名/パスワードと比較し、一致する利用者名/
パスワードが登録されていれば、利用者プロファイル4
0のシステム生成情報を使用して汎用OSライブラリ5
0からシステム生成を行う。声紋認証手段222は、利
用者の発声を音声認識した声紋を利用者プロファイル4
0に登録されている声紋と比較し、一致する声紋が登録
されていれば、利用者プロファイル40のシステム生成
情報を使用して汎用OSライブラリ50からシステム生
成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個人認証方式に関
し、特にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略
記する)における個人認証方式に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭内に1台のパソコンを設置し、これ
を家族全員で使用する環境を考えた場合、パソコンの使
用に際しては、プライバシー保護のため、利用者各自の
個人認証は必須である。
【0003】従来、パソコンにおける個人認証方法は、
パスワード入力によるものが一般的である。この方法
は、画面よりパスワードをキーボード入力し、予めオペ
レーティングシステム内に記録されている本人照合用パ
スワードと一致するか否かを判別することにより、本人
確認を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術では、パスワードをキーボード入力装置から手入
力する必要があるため、幼児や高齢者等のパソコンをあ
まり使い慣れていない、または操作が不自由な利用者は
パスワード入力に大きな抵抗感を持つので、幼児や高齢
者等の利用者がパスワード入力に抵抗感を持った場合、
それが原因でパソコンが家庭内で広く使用されなくなっ
てしまうという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、幼児や高齢者等のパソコ
ンを使い慣れていない、または操作が不自由な利用者に
対して、複雑なパスワードを意識させることなく、パソ
コンを使用可能とする個人認証方式を提供することにあ
る。
【0006】また、本発明の他の目的は、幼児や高齢者
等のパソコンを使い慣れていない、または操作が不自由
な利用者に対して、複雑なパスワードを意識させること
なく、パソコンを使用可能とする個人認証方法を提供す
ることにある。
【0007】なお、先行技術として、特開平7−649
11号公報に開示された「個人認証システム」がある。
このシステムは、パスワード,筆跡,指紋等の個人認証
データの中から任意項目数の個人認証データを登録し、
照合時に、任意数の入力装置を選択的に接続し、入力装
置から入力された個人認証データと登録された個人認証
データとを照合するようにしたものである。しかし、こ
のシステムは、本発明のようにパソコンに係る個人認証
システムではなく、また個人認証データとして声紋を利
用していない。さらに、一定の条件下で他の個人認証デ
ータで認証するようにしたものでもなく、本願発明とは
その目的,構成および効果を異にするものである。
【0008】また、先行技術として、特開平11−22
4236号公報に開示された「遠隔認証システム」があ
る。このシステムは、ユーザ端末には複数種類のバイオ
メトリクス取得装置が接続され、認証サーバにはユーザ
端末またはユーザに応じた複数の認証情報取得ソフトウ
ェアが格納され、認証に際して認証サーバからダウンロ
ードされるユーザ端末またはユーザに応じた所定の認証
情報取得ソフトウェアの動作に応じて、複数種類のバイ
オメトリクス取得装置で取得されたバイオメトリクス情
報またはキー入力されたユーザ識別情報を用いるように
したものである。しかし、このシステムは、本発明のよ
うにパソコンに係る個人認証システムではなく、また個
人認証データとして声紋を利用していない。また、アク
セス対象の機密レベルに応じて認証手段を選択するよう
にしているが、一定の条件下で他の個人認証手段を選択
するようにしたものでもなく、本願発明とはその目的,
構成および効果を異にするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の個人認証方式
は、少なくとも表示装置,キーボード入力装置,音声出
力装置および音声入力装置を備えるパーソナルコンピュ
ータにおいて、前記キーボード入力装置から入力された
利用者名およびパスワードを登録するパスワード登録手
段と、前記音声入力装置から入力された利用者の音声を
音声認識して声紋を登録する声紋登録手段と、システム
生成時にパスワードのキーボード入力を要求し、入力さ
れたパスワードを前記パスワード登録手段で登録された
パスワードと比較して、一致するパスワードがあれば個
人認証されたものとしてシステム生成を続行するパスワ
ード認証手段と、前記パスワードのキーボード入力要求
から所定時間の間にパスワードのキーボード入力がなか
った場合に利用者に対して発声を要求し、この発声を音
声認識した声紋を前記声紋登録手段で登録された声紋と
比較して、一致する声紋があれば個人認証されたものと
してシステム生成を続行する声紋認証手段とを含むこと
を特徴とする。
【0010】また、本発明の個人認証方式は、少なくと
も表示装置,キーボード入力装置,音声出力装置および
音声入力装置を備えるパーソナルコンピュータにおい
て、利用者別に利用者名,パスワード,声紋およびシス
テム生成情報を登録する利用者プロファイルと、前記キ
ーボード入力装置から入力された利用者名およびパスワ
ードを前記利用者プロファイルに登録するパスワード登
録手段と、前記音声入力装置から入力された利用者の音
声を音声認識して声紋を前記利用者プロファイルに登録
する声紋登録手段と、システム生成時にパスワードのキ
ーボード入力を要求し、入力されたパスワードを前記利
用者プロファイルに登録されたパスワードと比較して、
一致するパスワードがあれば個人認証されたものとして
該パスワードに対応するシステム生成情報に基づいてシ
ステム生成を続行するパスワード認証手段と、前記パス
ワードのキーボード入力要求から所定時間の間にパスワ
ードのキーボード入力がなかった場合に利用者に対して
音声にて発声を要求し、この発声を音声認識した声紋を
前記利用者プロファイルに登録された声紋と比較して、
一致する声紋があれば個人認証されたものとして該声紋
に対応するシステム生成情報に基づいてシステム生成を
続行する声紋認証手段とを含むことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の個人認証方式は、少なく
とも表示装置,キーボード入力装置,音声出力装置およ
び音声入力装置を備えるパーソナルコンピュータにおい
て、利用者別に利用者名,パスワード,声紋およびシス
テム生成情報を登録する利用者プロファイルと、前記キ
ーボード入力装置から入力された利用者名およびパスワ
ードを前記利用者プロファイルに登録するパスワード登
録手段と、前記音声入力装置から入力された利用者の音
声を音声認識して声紋を前記利用者プロファイルに登録
する声紋登録手段と、システム生成時にパスワードのキ
ーボード入力を要求し、入力されたパスワードを前記利
用者プロファイルに登録されたパスワードと比較して、
一致するパスワードがあれば個人認証されたものとして
該パスワードに対応するシステム生成情報に基づいてシ
ステム生成を続行するパスワード認証手段と、前記パス
ワードのキーボード入力要求から所定時間の間にパスワ
ードのキーボード入力がなかった場合に利用者に対して
音声にて発声を要求し、この発声を音声認識した声紋を
前記利用者プロファイルに登録された声紋と比較して、
一致する声紋があれば個人認証されたものとして固定プ
ロファイルとして指定された利用者プロファイルのシス
テム生成情報に基づいてシステム生成を続行する声紋認
証手段とを含むことを特徴とする。
【0012】さらにまた、本発明の個人認証方式は、前
記声紋登録手段が利用者名の発声を音声認識して声紋を
登録し、前記声紋認証手段が利用者名の発声を音声認識
した声紋と前記声紋登録手段で登録された声紋とを比較
することを特徴とする。
【0013】また、本発明の個人認証方式は、前記声紋
登録手段がパスワードの発声を音声認識して声紋を登録
し、前記声紋認証手段がパスワードの発声を音声認識し
た声紋と前記声紋登録手段で登録された声紋とを比較す
ることを特徴とする。
【0014】一方、本発明の個人認証方法は、キーボー
ド入力装置から入力された利用者名およびパスワードを
登録するパスワード登録工程と、音声入力装置から入力
された利用者の音声を音声認識して声紋を登録する声紋
登録工程と、システム生成時にパスワードのキーボード
入力を要求し、入力されたパスワードを前記パスワード
登録工程で登録されたパスワードと比較して、一致する
パスワードがあれば個人認証されたものとしてシステム
生成を続行するパスワード認証工程と、前記パスワード
のキーボード入力要求から所定時間の間にパスワードの
キーボード入力がなかった場合に利用者に対して発声を
要求し、この発声を音声認識した声紋を前記声紋登録工
程で登録された声紋と比較して、一致する声紋があれば
個人認証されたものとしてシステム生成を続行する声紋
認証工程とを含むことを特徴とする。
【0015】また、本発明の個人認証方法は、キーボー
ド入力装置から入力された利用者名およびパスワード
を、利用者別に利用者名,パスワード,声紋およびシス
テム生成情報を登録する利用者プロファイルに登録する
パスワード登録工程と、音声入力装置から入力された利
用者の音声を音声認識して声紋を前記利用者プロファイ
ルに登録する声紋登録工程と、システム生成時にパスワ
ードのキーボード入力を要求し、入力されたパスワード
を前記利用者プロファイルに登録されたパスワードと比
較して、一致するパスワードがあれば個人認証されたも
のとして該パスワードに対応するシステム生成情報に基
づいてシステム生成を続行するパスワード認証工程と、
前記パスワードのキーボード入力要求から所定時間の間
にパスワードのキーボード入力がなかった場合に利用者
に対して音声にて発声を要求し、この発声を音声認識し
た声紋を前記利用者プロファイルに登録された声紋と比
較して、一致する声紋があれば個人認証されたものとし
て該声紋に対応するシステム生成情報に基づいてシステ
ム生成を続行する声紋認証工程とを含むことを特徴とす
る。
【0016】さらに、本発明の個人認証方法は、キーボ
ード入力装置から入力された利用者名およびパスワード
を、利用者別に利用者名,パスワード,声紋およびシス
テム生成情報を登録する利用者プロファイルに登録する
パスワード登録工程と、音声入力装置から入力された利
用者の音声を音声認識して声紋を前記利用者プロファイ
ルに登録する声紋登録工程と、システム生成時にパスワ
ードのキーボード入力を要求し、入力されたパスワード
を前記利用者プロファイルに登録されたパスワードと比
較して、一致するパスワードがあれば個人認証されたも
のとして該パスワードに対応するシステム生成情報に基
づいてシステム生成を続行するパスワード認証工程と、
前記パスワードのキーボード入力要求から所定時間の間
にパスワードのキーボード入力がなかった場合に利用者
に対して音声にて発声を要求し、この発声を音声認識し
た声紋を前記利用者プロファイルに登録された声紋と比
較して、一致する声紋があれば個人認証されたものとし
て固定プロファイルとして指定された利用者プロファイ
ルのシステム生成情報に基づいてシステム生成を続行す
る声紋認証工程とを含むことを特徴とする。
【0017】さらにまた、本発明の個人認証方法は、前
記声紋登録工程で利用者名の発声を音声認識して声紋を
登録し、前記声紋認証工程で利用者名の発声を音声認識
した声紋と前記声紋登録工程で登録された声紋とを比較
することを特徴とする。
【0018】また、本発明の個人認証方法は、前記声紋
登録工程でパスワードの発声を音声認識して声紋を登録
し、前記声紋認証工程でパスワードの発声を音声認識し
た声紋と前記声紋登録工程で登録された声紋とを比較す
ることを特徴とする。
【0019】他方、本発明のプログラムは、コンピュー
タを、キーボード入力装置から入力された利用者名およ
びパスワードを登録するパスワード登録手段,音声入力
装置から入力された利用者の音声を音声認識して声紋を
登録する声紋登録手段,システム生成時にパスワードの
キーボード入力を要求し、入力されたパスワードを前記
パスワード登録手段で登録されたパスワードと比較し
て、一致するパスワードがあれば個人認証されたものと
してシステム生成を続行するパスワード認証手段,なら
びに前記パスワードのキーボード入力要求から所定時間
の間にパスワードのキーボード入力がなかった場合に利
用者に対して発声を要求し、この発声を音声認識した声
紋を前記声紋登録手段で登録された声紋と比較して、一
致する声紋があれば個人認証されたものとしてシステム
生成を続行する声紋認証手段として機能させる。
【0020】また、本発明のプログラムは、コンピュー
タを、利用者別に利用者名,パスワード,声紋およびシ
ステム生成情報を登録する利用者プロファイル,キーボ
ード入力装置から入力された利用者名およびパスワード
を前記利用者プロファイルに登録するパスワード登録手
段,音声入力装置から入力された利用者の音声を音声認
識して声紋を前記利用者プロファイルに登録する声紋登
録手段,システム生成時にパスワードのキーボード入力
を要求し、入力されたパスワードを前記利用者プロファ
イルに登録されたパスワードと比較して、一致するパス
ワードがあれば個人認証されたものとして該パスワード
に対応するシステム生成情報に基づいてシステム生成を
続行するパスワード認証手段,ならびに前記パスワード
のキーボード入力要求から所定時間の間にパスワードの
キーボード入力がなかった場合に利用者に対して音声に
て発声を要求し、この発声を音声認識した声紋を前記利
用者プロファイルに登録された声紋と比較して、一致す
る声紋があれば個人認証されたものとして該声紋に対応
するシステム生成情報に基づいてシステム生成を続行す
る声紋認証手段として機能される。
【0021】さらに、本発明のプログラムは、コンピュ
ータを、利用者別に利用者名,パスワード,声紋および
システム生成情報を登録する利用者プロファイル,キー
ボード入力装置から入力された利用者名およびパスワー
ドを前記利用者プロファイルに登録するパスワード登録
手段,音声入力装置から入力された利用者の音声を音声
認識して声紋を前記利用者プロファイルに登録する声紋
登録手段,システム生成時にパスワードのキーボード入
力を要求し、入力されたパスワードを前記利用者プロフ
ァイルに登録されたパスワードと比較して、一致するパ
スワードがあれば個人認証されたものとして該パスワー
ドに対応するシステム生成情報に基づいてシステム生成
を続行するパスワード認証手段,ならびに前記パスワー
ドのキーボード入力要求から所定時間の間にパスワード
のキーボード入力がなかった場合に利用者に対して音声
にて発声を要求し、この発声を音声認識した声紋を前記
利用者プロファイルに登録された声紋と比較して、一致
する声紋があれば個人認証されたものとして固定プロフ
ァイルとして指定された利用者プロファイルのシステム
生成情報に基づいてシステム生成を続行する声紋認証手
段として機能させる。
【0022】本発明は、個人認証に使用する手段を利用
者が選択できることを最大の特徴とする。個人認証にあ
たって、パスワードを用いるパスワード認証手段と、利
用者の声を使用する声紋認証手段との2種類を用意し、
利用者のパソコンに対する習熟度によって使い分けるも
のとする。つまり、パソコンを使い慣れている利用者
は、よりセキュリティ機能の高く、操作性もよいパスワ
ードによるパスワード認証手段を選択し、パソコンの操
作に慣れていない、または操作が不自由な利用者は、よ
り入力の負担の少ない声による声紋認証手段を選択する
ことにより、従来通りのセキュリティ機能や操作性を損
なわずに、パソコンの操作に慣れていない、または操作
が不自由な利用者に対して、入力を意識させることなく
個人認証を行うことを可能とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0024】(1)第1の実施の形態 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る個人認証方式
が適用されるパソコンのシステム構成の一例を示す図で
ある。このパソコンは、MUP(Micro Proc
essor Unit)1と、主記憶2と、外部記憶装
置3と、表示装置4と、キーボード入力装置5と、音声
出力装置6と、音声入力装置7とを含んで構成されてい
る。
【0025】図1は、パソコンに搭載されているオペレ
ーティングシステム(OS)10の構成を示すブロック
図である。このオペレーティングシステム10は、シス
テム管理ツール21およびシステム生成プログラム22
を含む処理プログラム20と、ジョブ管理機能31,タ
スク管理機能32およびデータ管理機能33を含む制御
プログラム30と、1つ以上の利用者プロファイル40
とを備えて構成されている。なお、符号50は、システ
ム生成のための各種モジュールを含む汎用OSライブラ
リを示す。
【0026】システム管理ツール21は、キーボード入
力装置5から入力された利用者名およびパスワードを利
用者プロファイル40に登録するパスワード登録手段2
11と、音声入力装置7から入力された利用者の音声を
音声認識して声紋を利用者プロファイル40に登録する
声紋登録手段212とを含んで構成されている。
【0027】システム生成プログラム22には、システ
ム生成時にパスワードのキーボード入力を要求し、入力
されたパスワードを利用者プロファイル40に登録され
たパスワードと比較して、一致するパスワードがあれば
個人認証されたものとして該パスワードに対応するシス
テム生成情報に基づいてシステム生成を続行するパスワ
ード認証手段221と、パスワードのキーボード入力要
求から所定時間の間にパスワードのキーボード入力がな
かった場合に利用者に対して音声にて発声を要求し、こ
の発声を音声認識した声紋を利用者プロファイル40に
登録された声紋と比較して、一致する声紋があれば個人
認証されたものとして該声紋に対応するシステム生成情
報に基づいてシステム生成を続行する声紋認証手段22
2とを含んで構成されている。
【0028】図3を参照すると、利用者プロファイル4
0には、利用者名,パスワード,声紋およびシステム生
成情報が含まれている。システム生成情報には、利用者
固有の環境を生成するためのモジュール名等が含まれて
いる。
【0029】図4を参照すると、第1の実施の形態に係
る個人認証方式の認証情報登録処理は、利用者名/パス
ワード登録画面表示ステップS101と、利用者名/パ
スワードキーボード入力ステップS102と、利用者名
/パスワード登録ステップS103と、利用者名問い合
わせステップS104と、利用者名音声入力ステップS
105と、入力音声の音声認識ステップS106と、声
紋登録ステップS107とからなる。
【0030】図5を参照すると、第1の実施の形態に係
る個人認証方式の個人認証処理は、利用者名/パスワー
ド入力画面表示ステップS201と、入力有無判定ステ
ップS202と、利用者名/パスワード比較ステップS
203と、一致判定ステップS204と、利用者プロフ
ァイルでのシステム生成ステップS205と、所定時間
経過判定ステップS206と、利用者名問合せステップ
S207と、音声応答検出ステップS208と、所定時
間経過判定ステップ209と、音声認識ステップ210
と、一致判定ステップS211と、利用者認証失敗ステ
ップS212とから構成されている。
【0031】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る個人認証方式の動作について、図1ないし図
5を参照して詳細に説明する。
【0032】(1−1)個人認証情報の登録処理 個人認証情報を登録する場合には、利用者は、パソコン
の動作中に、処理プログラム20中のシステム管理ツー
ル21を起動する。
【0033】システム管理ツール21では、まず、パス
ワード登録手段211が、利用者名/パスワード登録画
面を表示装置4に表示して(ステップS101)、利用
者に利用者名/パスワードのキーボード入力を促す。
【0034】利用者がキーボード入力装置5から利用者
名/パスワードを入力すると(ステップS102)、パ
スワード登録手段211は、利用者名/パスワードを利
用者プロファイル40に登録する(ステップS10
3)。
【0035】次に、声紋登録手段212は、音声出力装
置6から利用者名を音声で尋ねる(ステップS10
4)。
【0036】利用者が音声入力装置7に向かって利用者
自身の名前(利用者名)を発声すると(ステップS10
5)、声紋登録手段212は、入力音声を音声認識し
(ステップS106)、声紋を利用者プロファイル40
に登録する(ステップS107)。
【0037】この後、パソコンの終了時に、オペレーテ
ィングシステム10は、終了時点での利用者の環境をシ
ステム生成情報として利用者プロファイル40に保存す
る。
【0038】(1−2)個人認証処理 パソコンに電源が投入されると、まず、処理プログラム
20中のシステム生成プログラム21が起動される。
【0039】システム生成プログラム21では、パスワ
ード認証手段221が、利用者名/パスワード入力画面
を表示装置4に表示する(ステップS201)。
【0040】利用者が利用者名/パスワード入力画面に
対して所定時間内に利用者名およびパスワードを入力す
ると(ステップS202でイエス)、パスワード認証手
段221は、入力された利用者名/パスワードを利用者
プロファイル40に登録されている利用者名/パスワー
ドと比較し(ステップ203)、一致する利用者名/パ
スワードが登録されているかどうかを判定する(ステッ
プS204)。一致する利用者名/パスワードが登録さ
れていれば、パスワード認証手段221は、利用者プロ
ファイル40の該当するシステム生成情報を使用して汎
用OSライブラリ50から必要なモジュールを入力して
利用者固有のシステム生成を行い、当該利用者固有の環
境でのオペレーティングシステム10を立ち上げる。一
致する利用者名/パスワードが登録されていなければ、
パスワード認証手段221は、利用者認証の失敗である
として(ステップS212)、オペレーティングシステ
ム10の立ち上げを行わない。なお、利用者認証の失敗
の場合には、ステップS201に制御を戻して、利用者
名/パスワードの再入力を促すようにしてもよい。
【0041】一方、利用者が利用者名/パスワード入力
画面に対して所定時間内に利用者名およびパスワードを
入力しないと(ステップS206でイエス)、パスワー
ド認証手段221は、音声出力装置6から音声を発して
利用者名を尋ねる(ステップS207)。利用者が利用
者名を所定時間内に音声入力装置7に対して発声すると
(ステップS208でイエス)、声紋認証手段222
は、音声認識を行い(ステップS210)、認識結果の
声紋が利用者プロファイル40に登録されている声紋と
一致するかどうかを判定する(ステップS211)。一
致する声紋が登録されていれば、声紋認証手段222
は、利用者プロファイル40の該当するシステム生成情
報を使用して汎用OSライブラリ50から必要なモジュ
ールを入力してシステム生成を行い、当該利用者固有の
環境でオペレーティングシステム10を立ち上げる。
【0042】利用者が利用者名を所定時間内に音声入力
装置7に対して発声しない場合(ステップS209でイ
エス),および一致する声紋が登録されていない場合
(ステップS211でノー)、声紋認証手段222は、
利用者認証の失敗であるとして(ステップS212)、
オペレーティングシステム10の立ち上げを行わない。
なお、利用者認証の失敗の場合には、ステップS201
に制御を戻して、利用者名/パスワードの再入力を促す
ようにしてもよい。
【0043】第1の実施の形態によれば、セキュリティ
機能や操作性はそのままで、パソコンを使い慣れていな
い、または操作が不自由な利用者が抵抗なく個人認証を
利用することが可能となるため、パソコンの広い使用が
可能となる。その理由は、個人認証に使用する手段をパ
スワード認証手段と声紋認証手段とから利用者が選択で
きるためである。
【0044】ところで、第1の実施の形態では、利用者
名の発声を音声認識して声紋の登録および比較を行うよ
うにしたが、利用者に発声させる言葉は利用者名に限ら
れるわけではない。たとえば、パスワードの発声を音声
認識して声紋の登録および比較を行うようにしてもよい
ことはもちろんである。
【0045】(2)第2の実施の形態 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る個人認証方式
における個人認証処理を示すフローチャートである。こ
のフローチャートは、図5に示した第1の実施の形態に
係る個人認証方式における個人認証処理に対して、パソ
コンの管理者(たとえば、親など)があらかじめ定めた
特定の利用者プロファイル40である固定プロファイル
でのシステム生成を行うステップS213を追加した点
だけが異なっている。固定プロファイルは、特定処理の
実行(システムファイルなどの特定ファイルへのアクセ
スやネットワークへの接続など)を制限する利用者プロ
ファイル40となっている。特定処理として、どのよう
な処理を指定するかはパソコンの管理者が決定する。こ
のように、音声を用いて個人認証を行った利用者に対し
て利用制限を設けるようにしたのは、音声認識による個
人認証は録音された音声などにより簡単に偽造すること
が可能であるからである。
【0046】なお、その他の構成は、図1ないし図5に
示した第1の実施の形態に係る個人認証方式と全く同様
に構成されているので、同一部分には同一符号を付し
て、それらの詳しい説明を省略する。
【0047】このように構成された第2の実施の形態に
係る個人認証方式における個人認証処理では、一致する
声紋が登録されていた場合(ステップS211でイエ
ス)、声紋認証手段222は、利用者プロファイル40
でのシステム生成ではなく、固定プロファイルでのシス
テム生成を行う(ステップS213)。これにより、音
声を用いて個人認証を行った利用者に対しては、共通資
源の利用要求にあたり、自動的に利用制限を付与するこ
とができる。
【0048】第2の実施の形態に係る個人認証方式によ
れば、音声認識による個人認証はパソコンを使い慣れて
いない、または操作が不自由な利用者に対する過渡的な
ものであると明確に位置付けることにより、音声を用い
て個人認証を行った利用者に対して利用制限を設け、シ
ステム全体として、より高いセキュリティ機能を持つこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】第1の効果は、セキュリティ機能や操作
性はそのままで、パソコンを使い慣れていない、または
操作が不自由な利用者が抵抗なく個人認証を受けること
が可能となるため、パソコンの広い使用が可能となるこ
とである。その理由は、個人認証に使用する手段をパス
ワード認証手段と声紋認証手段とから利用者が選択でき
るためである。
【0050】第2の効果は、音声を用いて個人認証を行
った利用者に対して利用制限を設け、システム全体とし
て、より高いセキュリティ機能を持つことができること
である。その理由は、音声を用いて個人認証を行った利
用者に対して、パソコンの管理者があらかじめ定めた特
定の利用者プロファイルである固定プロファイルでのシ
ステム生成を行うようにしたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る個人認証方式
が適用されたオペレーティングシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の個人認証方式が適用されるパソコンの
システム構成例を示す図である。
【図3】図1中の利用者プロファイルの内容を例示する
図である。
【図4】第1の実施の形態に係る個人認証方式における
個人認証情報登録処理を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態に係る個人認証方式における
個人認証処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る個人認証方式
における個人認証処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 MPU 2 主記憶 3 外部記憶装置 4 表示装置 5 キーボード入力装置 6 音声出力装置 7 音声入力装置 10 オペレーティングシステム 20 処理プログラム 21 システム管理ツール 22 システム生成プログラム 30 制御プログラム 31 ジョブ管理機能 32 タスク管理機能 33 データ管理機能 40 利用者プロファイル 50 汎用OSライブラリ 211 パスワード登録手段 212 声紋登録手段 221 パスワード認証手段 222 声紋認証手段 S101 利用者名/パスワード登録画面表示ステップ S102 利用者名/パスワードキーボード入力ステッ
プ S103 利用者名/パスワード登録ステップ S104 利用者名問い合わせステップ S105 利用者名音声入力ステップ S106 入力音声の音声認識ステップ S107 声紋登録ステップ S201 利用者名/パスワード入力画面表示ステップ S202 入力有無判定ステップ S203 利用者名/パスワード比較ステップ S204 一致判定ステップ S205 利用者プロファイルでのシステム生成ステッ
プ S206 所定時間経過判定ステップ S207 利用者名問合せステップ S208 音声応答検出ステップ S209 所定時間経過判定ステップ S210 音声認識ステップ S211 一致判定ステップ S212 利用者認証失敗ステップ S213 固定プロファイルでのシステム生成ステップ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表示装置,キーボード入力装
    置,音声出力装置および音声入力装置を備えるパーソナ
    ルコンピュータにおいて、前記キーボード入力装置から
    入力された利用者名およびパスワードを登録するパスワ
    ード登録手段と、前記音声入力装置から入力された利用
    者の音声を音声認識して声紋を登録する声紋登録手段
    と、システム生成時にパスワードのキーボード入力を要
    求し、入力されたパスワードを前記パスワード登録手段
    で登録されたパスワードと比較して、一致するパスワー
    ドがあれば個人認証されたものとしてシステム生成を続
    行するパスワード認証手段と、前記パスワードのキーボ
    ード入力要求から所定時間の間にパスワードのキーボー
    ド入力がなかった場合に利用者に対して発声を要求し、
    この発声を音声認識した声紋を前記声紋登録手段で登録
    された声紋と比較して、一致する声紋があれば個人認証
    されたものとしてシステム生成を続行する声紋認証手段
    とを含むことを特徴とする個人認証方式。
  2. 【請求項2】少なくとも表示装置,キーボード入力装
    置,音声出力装置および音声入力装置を備えるパーソナ
    ルコンピュータにおいて、利用者別に利用者名,パスワ
    ード,声紋およびシステム生成情報を登録する利用者プ
    ロファイルと、前記キーボード入力装置から入力された
    利用者名およびパスワードを前記利用者プロファイルに
    登録するパスワード登録手段と、前記音声入力装置から
    入力された利用者の音声を音声認識して声紋を前記利用
    者プロファイルに登録する声紋登録手段と、システム生
    成時にパスワードのキーボード入力を要求し、入力され
    たパスワードを前記利用者プロファイルに登録されたパ
    スワードと比較して、一致するパスワードがあれば個人
    認証されたものとして該パスワードに対応するシステム
    生成情報に基づいてシステム生成を続行するパスワード
    認証手段と、前記パスワードのキーボード入力要求から
    所定時間の間にパスワードのキーボード入力がなかった
    場合に利用者に対して音声にて発声を要求し、この発声
    を音声認識した声紋を前記利用者プロファイルに登録さ
    れた声紋と比較して、一致する声紋があれば個人認証さ
    れたものとして該声紋に対応するシステム生成情報に基
    づいてシステム生成を続行する声紋認証手段とを含むこ
    とを特徴とする個人認証方式。
  3. 【請求項3】少なくとも表示装置,キーボード入力装
    置,音声出力装置および音声入力装置を備えるパーソナ
    ルコンピュータにおいて、利用者別に利用者名,パスワ
    ード,声紋およびシステム生成情報を登録する利用者プ
    ロファイルと、前記キーボード入力装置から入力された
    利用者名およびパスワードを前記利用者プロファイルに
    登録するパスワード登録手段と、前記音声入力装置から
    入力された利用者の音声を音声認識して声紋を前記利用
    者プロファイルに登録する声紋登録手段と、システム生
    成時にパスワードのキーボード入力を要求し、入力され
    たパスワードを前記利用者プロファイルに登録されたパ
    スワードと比較して、一致するパスワードがあれば個人
    認証されたものとして該パスワードに対応するシステム
    生成情報に基づいてシステム生成を続行するパスワード
    認証手段と、前記パスワードのキーボード入力要求から
    所定時間の間にパスワードのキーボード入力がなかった
    場合に利用者に対して音声にて発声を要求し、この発声
    を音声認識した声紋を前記利用者プロファイルに登録さ
    れた声紋と比較して、一致する声紋があれば個人認証さ
    れたものとして固定プロファイルとして指定された利用
    者プロファイルのシステム生成情報に基づいてシステム
    生成を続行する声紋認証手段とを含むことを特徴とする
    個人認証方式。
  4. 【請求項4】前記声紋登録手段が利用者名の発声を音声
    認識して声紋を登録し、前記声紋認証手段が利用者名の
    発声を音声認識した声紋と前記声紋登録手段で登録され
    た声紋とを比較する請求項1,請求項2または請求項3
    記載の個人認証方式。
  5. 【請求項5】前記声紋登録手段がパスワードの発声を音
    声認識して声紋を登録し、前記声紋認証手段がパスワー
    ドの発声を音声認識した声紋と前記声紋登録手段で登録
    された声紋とを比較する請求項1,請求項2または請求
    項3記載の個人認証方式。
  6. 【請求項6】キーボード入力装置から入力された利用者
    名およびパスワードを登録するパスワード登録工程と、
    音声入力装置から入力された利用者の音声を音声認識し
    て声紋を登録する声紋登録工程と、システム生成時にパ
    スワードのキーボード入力を要求し、入力されたパスワ
    ードを前記パスワード登録工程で登録されたパスワード
    と比較して、一致するパスワードがあれば個人認証され
    たものとしてシステム生成を続行するパスワード認証工
    程と、前記パスワードのキーボード入力要求から所定時
    間の間にパスワードのキーボード入力がなかった場合に
    利用者に対して発声を要求し、この発声を音声認識した
    声紋を前記声紋登録工程で登録された声紋と比較して、
    一致する声紋があれば個人認証されたものとしてシステ
    ム生成を続行する声紋認証工程とを含むことを特徴とす
    る個人認証方法。
  7. 【請求項7】キーボード入力装置から入力された利用者
    名およびパスワードを、利用者別に利用者名,パスワー
    ド,声紋およびシステム生成情報を登録する利用者プロ
    ファイルに登録するパスワード登録工程と、音声入力装
    置から入力された利用者の音声を音声認識して声紋を前
    記利用者プロファイルに登録する声紋登録工程と、シス
    テム生成時にパスワードのキーボード入力を要求し、入
    力されたパスワードを前記利用者プロファイルに登録さ
    れたパスワードと比較して、一致するパスワードがあれ
    ば個人認証されたものとして該パスワードに対応するシ
    ステム生成情報に基づいてシステム生成を続行するパス
    ワード認証工程と、前記パスワードのキーボード入力要
    求から所定時間の間にパスワードのキーボード入力がな
    かった場合に利用者に対して音声にて発声を要求し、こ
    の発声を音声認識した声紋を前記利用者プロファイルに
    登録された声紋と比較して、一致する声紋があれば個人
    認証されたものとして該声紋に対応するシステム生成情
    報に基づいてシステム生成を続行する声紋認証工程とを
    含むことを特徴とする個人認証方法。
  8. 【請求項8】キーボード入力装置から入力された利用者
    名およびパスワードを、利用者別に利用者名,パスワー
    ド,声紋およびシステム生成情報を登録する利用者プロ
    ファイルに登録するパスワード登録工程と、音声入力装
    置から入力された利用者の音声を音声認識して声紋を前
    記利用者プロファイルに登録する声紋登録工程と、シス
    テム生成時にパスワードのキーボード入力を要求し、入
    力されたパスワードを前記利用者プロファイルに登録さ
    れたパスワードと比較して、一致するパスワードがあれ
    ば個人認証されたものとして該パスワードに対応するシ
    ステム生成情報に基づいてシステム生成を続行するパス
    ワード認証工程と、前記パスワードのキーボード入力要
    求から所定時間の間にパスワードのキーボード入力がな
    かった場合に利用者に対して音声にて発声を要求し、こ
    の発声を音声認識した声紋を前記利用者プロファイルに
    登録された声紋と比較して、一致する声紋があれば個人
    認証されたものとして固定プロファイルとして指定され
    た利用者プロファイルのシステム生成情報に基づいてシ
    ステム生成を続行する声紋認証工程とを含むことを特徴
    とする個人認証方法。
  9. 【請求項9】前記声紋登録工程で利用者名の発声を音声
    認識して声紋を登録し、前記声紋認証工程で利用者名の
    発声を音声認識した声紋と前記声紋登録工程で登録され
    た声紋とを比較する請求項6,請求項7または請求項8
    記載の個人認証方法。
  10. 【請求項10】前記声紋登録工程でパスワードの発声を
    音声認識して声紋を登録し、前記声紋認証工程でパスワ
    ードの発声を音声認識した声紋と前記声紋登録工程で登
    録された声紋とを比較する請求項6,請求項7または請
    求項8記載の個人認証方法。
  11. 【請求項11】コンピュータを、キーボード入力装置か
    ら入力された利用者名およびパスワードを登録するパス
    ワード登録手段,音声入力装置から入力された利用者の
    音声を音声認識して声紋を登録する声紋登録手段,シス
    テム生成時にパスワードのキーボード入力を要求し、入
    力されたパスワードを前記パスワード登録手段で登録さ
    れたパスワードと比較して、一致するパスワードがあれ
    ば個人認証されたものとしてシステム生成を続行するパ
    スワード認証手段,ならびに前記パスワードのキーボー
    ド入力要求から所定時間の間にパスワードのキーボード
    入力がなかった場合に利用者に対して発声を要求し、こ
    の発声を音声認識した声紋を前記声紋登録手段で登録さ
    れた声紋と比較して、一致する声紋があれば個人認証さ
    れたものとしてシステム生成を続行する声紋認証手段と
    して機能させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】コンピュータを、利用者別に利用者名,
    パスワード,声紋およびシステム生成情報を登録する利
    用者プロファイル,キーボード入力装置から入力された
    利用者名およびパスワードを前記利用者プロファイルに
    登録するパスワード登録手段,音声入力装置から入力さ
    れた利用者の音声を音声認識して声紋を前記利用者プロ
    ファイルに登録する声紋登録手段,システム生成時にパ
    スワードのキーボード入力を要求し、入力されたパスワ
    ードを前記利用者プロファイルに登録されたパスワード
    と比較して、一致するパスワードがあれば個人認証され
    たものとして該パスワードに対応するシステム生成情報
    に基づいてシステム生成を続行するパスワード認証手
    段,ならびに前記パスワードのキーボード入力要求から
    所定時間の間にパスワードのキーボード入力がなかった
    場合に利用者に対して音声にて発声を要求し、この発声
    を音声認識した声紋を前記利用者プロファイルに登録さ
    れた声紋と比較して、一致する声紋があれば個人認証さ
    れたものとして該声紋に対応するシステム生成情報に基
    づいてシステム生成を続行する声紋認証手段として機能
    されるためのプログラム。
  13. 【請求項13】コンピュータを、利用者別に利用者名,
    パスワード,声紋およびシステム生成情報を登録する利
    用者プロファイル,キーボード入力装置から入力された
    利用者名およびパスワードを前記利用者プロファイルに
    登録するパスワード登録手段,音声入力装置から入力さ
    れた利用者の音声を音声認識して声紋を前記利用者プロ
    ファイルに登録する声紋登録手段,システム生成時にパ
    スワードのキーボード入力を要求し、入力されたパスワ
    ードを前記利用者プロファイルに登録されたパスワード
    と比較して、一致するパスワードがあれば個人認証され
    たものとして該パスワードに対応するシステム生成情報
    に基づいてシステム生成を続行するパスワード認証手
    段,ならびに前記パスワードのキーボード入力要求から
    所定時間の間にパスワードのキーボード入力がなかった
    場合に利用者に対して音声にて発声を要求し、この発声
    を音声認識した声紋を前記利用者プロファイルに登録さ
    れた声紋と比較して、一致する声紋があれば個人認証さ
    れたものとして固定プロファイルとして指定された利用
    者プロファイルのシステム生成情報に基づいてシステム
    生成を続行する声紋認証手段として機能させるためのプ
    ログラム。
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