JP2002287988A - データ転送システム、端末およびユーティリティプログラム - Google Patents

データ転送システム、端末およびユーティリティプログラム

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JP2002287988A
JP2002287988A JP2001092870A JP2001092870A JP2002287988A JP 2002287988 A JP2002287988 A JP 2002287988A JP 2001092870 A JP2001092870 A JP 2001092870A JP 2001092870 A JP2001092870 A JP 2001092870A JP 2002287988 A JP2002287988 A JP 2002287988A
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Hiroaki Mizutani
広昭 水谷
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末間でアプリケーションデータを転送する
システムにおいて、アプリケーションデータを自在に制
御できることを目的とする。 【解決手段】 アプリケーションデータを転送する転送
元の端末は、ユーティリティプログラムUP1を実行す
ると、アプリケーションプログラムAP1を実行して生
成したアプリケーションデータと共に、当該アプリケー
ションデータを制御(表示、印刷、保存或いは削除な
ど)するための制御情報を転送先の端末に転送する。ア
プリケーションデータが転送される転送先の端末は、ユ
ーティリティプログラムUP2を実行すると、転送元の
端末から転送された制御情報を解読し、解読された制御
情報に基づいてアプリケーションプログラムAP2を管
理し、転送元の端末から転送されたアプリケーションデ
ータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末間でアプリケ
ーションデータを転送するデータ転送システム、前記デ
ータ転送システムに用いられる端末ならびに前記端末に
て実行されるユーティリティプログラムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えばBluetoot
h に代表される無線通信技術の進歩に伴って、複数の人
がそれぞれ携帯型の端末(例えばノート型のパーソナル
コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)
などの携帯情報端末など)を持って例えば会議室や講演
会場などに集合し、プレゼンテーションプログラムを実
行して作成したプレゼンテーションデータ、文書作成プ
ログラムを実行して作成した文書データ或いは表計算プ
ログラムを実行して作成した表計算データなどのアプリ
ケーションデータを端末間でBluetooth 通信によって転
送し合うことによって、例えば会議や講演などを端末上
で行うシステムが実現されつつある。
【0003】ところで、このようなシステムにあって
は、アプリケーションデータを他人の端末に転送したユ
ーザは、転送したアプリケーションデータを他人の端末
上で例えばディスプレイに表示させたり、プリンタに印
刷させたり、ハードディスクに保存させたり或いは削除
させたりするなど、自身の手によって制御したい場合が
ある。
【0004】しかしながら、従来のシステムでは、一の
端末は、他の端末に転送したアプリケーションデータを
他の端末上で制御することが不可能である。そのため、
アプリケーションデータを他人の端末に転送したユーザ
は、他人の端末に転送したアプリケーションデータを他
人の端末上で制御することが不可能であり、つまり、他
人の端末に転送したアプリケーションデータを他人の端
末上で例えばディスプレイに表示させたり、プリンタに
印刷させたり、ハードディスクに保存させたり或いは削
除させたりすることが不可能であり、このような点で使
い勝手に劣るものであった。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、端末間でアプリケーションデ
ータを転送するものであって、一の端末が他の端末に転
送したアプリケーションデータを他の端末上で制御可能
とすることによって、使い勝手を高めることができるデ
ータ転送システム、端末ならびにユーティリティプログ
ラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載したデー
タ転送システムによれば、第1の端末は、ユーティリテ
ィプログラムを実行すると、アプリケーションプログラ
ムを実行して生成したアプリケーションデータと共に、
当該アプリケーションデータを制御するための制御情報
を第2の端末に転送し、そして、第2の端末は、ユーテ
ィリティプログラムを実行すると、第1の端末から転送
された制御情報を解読し、解読された制御情報に基づい
てアプリケーションプログラムを管理し、第1の端末か
ら転送されたアプリケーションデータを制御するように
構成したので、第1の端末を使用するユーザは、アプリ
ケーションデータを第2の端末に転送するに際して、制
御情報を付加することによって、第2の端末に転送した
アプリケーションデータを第2の端末上で制御すること
が可能となる。
【0007】すなわち、第1の端末を使用するユーザ
は、アプリケーションデータを第2の端末に転送するに
際して、制御情報として例えば表示を指令する表示コマ
ンドを付加することによって、第2の端末に転送したア
プリケーションデータを第2の端末上でディスプレイに
表示させたり、また、制御情報として例えば保存を指令
する保存コマンドを付加することによって、第2の端末
に転送したアプリケーションデータを第2の端末上でハ
ードディスクに保存させたりするなどが可能となり、こ
れによって、使い勝手を高めることができる。
【0008】請求項2に記載した転送元の端末によれ
ば、上記した請求項1に記載したデータ転送システムに
用いられるアプリケーションデータが転送される転送先
の端末と組合わせて使用することによって、上記した請
求項1に記載したものと同様の作用効果を得ることがで
きる。すなわち、転送元の端末を使用するユーザは、ア
プリケーションデータを転送先の端末に転送するに際し
て、制御情報を付加することによって、転送先の端末に
転送したアプリケーションデータを転送先の端末上で制
御することが可能となり、これによって、使い勝手を高
めることができる。
【0009】請求項3に記載した転送先の端末によれ
ば、上記した請求項1に記載したデータ転送システムに
用いられるアプリケーションデータを転送する転送元の
端末と組合わせて使用することによって、上記した請求
項1に記載したものと同様の作用効果を得ることができ
る。すなわち、転送元の端末を使用するユーザは、アプ
リケーションデータを転送先の端末に転送するに際し
て、制御情報を付加することによって、転送先の端末に
転送したアプリケーションデータを転送先の端末上で制
御することが可能となり、これによって、使い勝手を高
めることができる。
【0010】請求項4に記載したユーティリティプログ
ラムによれば、当該ユーティリティプログラムが転送元
の端末にインストールされて実行されると、第1の手順
では、アプリケーションデータに当該アプリケーション
データを制御するための制御情報を付加させ、そして、
第2の手順では、第1の手順にて制御情報が付加された
アプリケーションデータを転送先の端末に転送させるよ
うになるので、上記した請求項2に記載したものと同様
にして、上記した請求項1に記載したデータ転送システ
ムに用いられるアプリケーションデータが転送される転
送先の端末と組合わせて使用することによって、上記し
た請求項2に記載したものと同様の作用効果を得ること
ができる。
【0011】請求項5に記載したユーティリティプログ
ラムによれば、当該ユーティリティプログラムが転送先
の端末にインストールされて実行されると、第3の手順
では、転送元の端末から転送されたアプリケーションデ
ータに付加された制御情報を解読し、そして、第4の手
順では、第3の手順にて解読された制御情報に基づいて
アプリケーションプログラムを管理し、転送元の端末か
ら転送されたアプリケーションデータを制御するように
なるので、上記した請求項3に記載したものと同様にし
て、上記した請求項1に記載したデータ転送システムに
用いられるアプリケーションデータを転送する転送元の
端末と組合わせて使用することによって、上記した請求
項3に記載したものと同様の作用効果を得ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の端末をノート型の
パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する)
に適用し、それらパソコン間でアプリケーションデータ
を転送するデータ転送システムに適用した一実施例につ
いて、図面を参照して説明する。まず、図2は、ハード
ウェアの構成を概略的に示している。データ転送システ
ム1にあって、各パソコン2〜6は、キーボードやマウ
スからなる入力装置、ディスプレイからなる出力装置、
読出しおよび書込みが可能なRAM(Random Access Me
mory)や読出専用のROM(Read Only Memory)からな
る主記憶装置、ハードディスクからなる補助記憶装置な
らびに中央処理装置(以下、CPU(Central Processi
ng Unit )と略称する)を主体として構成されている。
また、各パソコン2〜6は、それぞれBluetooth 通信を
実現するBluetooth 通信モジュールを搭載しており、他
のパソコンとの間で無線リンクを確立することによっ
て、他のパソコンとの間でピコネットを形成することが
可能に構成されている。
【0013】各パソコン2〜6において、主記憶装置
は、プレゼンテーションプログラム、文書作成プログラ
ム或いは表計算プログラムなどのアプリケーションプロ
グラムと、ユーティリティプログラムとを記憶してお
り、CPUは、主記憶装置からアプリケーションプログ
ラムとユーティリティプログラムとを読出し、それら読
出したアプリケーションプログラムとユーティリティプ
ログラムとを実行する。
【0014】ここで、アプリケーションプログラムとユ
ーティリティプログラムとの関係について、図3を参照
して説明する。この場合、ユーティリティプログラムが
拡張機能(アドイン機能)を備えていれば、図3(a)
に示すように、ユーティリティプログラムの拡張機能を
利用し、ユーティリティプログラムにアプリケーション
プログラムを追加する形態となる。このとき、CPU
は、ユーティリティプログラムを実行すると、ユーティ
リティプログラムの下で、アプリケーションプログラム
を実行することになり、ユーティリティプログラムの一
部としてアプリケーションプログラムを実行することに
なる。
【0015】また、これとは反対に、アプリケーション
プログラムが拡張機能を備えていれば、図3(b)に示
すように、アプリケーションプログラムの拡張機能を利
用し、アプリケーションプログラムにユーティリティプ
ログラムを追加する形態となる。このとき、CPUは、
アプリケーションプログラムを実行すると、アプリケー
ションプログラムの下で、ユーティリティプログラムを
実行することになり、アプリケーションプログラムの一
部としてユーティリティプログラムを実行することにな
る。
【0016】次に、上記した構成の作用について、図
1、図4ないし図6も参照して説明する。尚、ここで
は、上記した図3(a)に示したようなユーティリティ
プログラムにアプリケーションプログラムを追加する形
態を採用し、図4に示すように、各パソコン2〜6にあ
って、パソコン2がピコネット内でマスターとして動作
することによって、アプリケーションデータを各パソコ
ン3〜6に転送する転送元の端末として作用すると共
に、各パソコン3〜6がピコネット内でスレーブとして
動作することによって、パソコン2からアプリケーショ
ンデータが転送される転送先の端末として作用すること
を前提として説明する。
【0017】まず、図5は、アプリケーションデータを
転送する転送元のパソコン2において、CPUが実行す
る処理を示している。転送元のパソコン2において、C
PUは、ユーティリティプログラムUP1を実行する
と、ユーティリティプログラムUP1の下で、アプリケ
ーションプログラムAP1を実行し、アプリケーション
データを生成する(ステップS1)。
【0018】そして、CPUは、制御情報付加ルーチン
r11にしたがって、生成したアプリケーションデータ
に、入力装置からの入力に基づいた制御情報を付加させ
る(ステップS2、本発明でいう第1の手順)。ここ
で、制御情報とは、例えばアプリケーションデータの表
示を指令する表示コマンド、アプリケーションデータの
印刷を指令する印刷コマンド、アプリケーションデータ
の保存を指令する保存コマンド或いはアプリケーション
データの削除を指令する削除コマンドなどである。そし
て、CPUは、送信ルーチンr12にしたがって、Blue
tooth 通信モジュールに送信動作を行わせ、制御情報が
付加されたアプリケーションデータを各パソコン3〜6
に送信させる(ステップS3、本発明でいう第2の手
順)。
【0019】次に、図6は、アプリケーションデータが
転送される転送先の各パソコン3〜6において、CPU
が実行する処理を示している。転送先の各パソコン3〜
6において、CPUは、ユーティリティプログラムUP
2を実行すると、受信ルーチンr21にしたがって、Bl
uetooth 通信モジュールに受信動作を行わせ、パソコン
2から制御情報が付加されたアプリケーションデータを
受信させる(ステップT1)。
【0020】そして、CPUは、端末状態監視ルーチン
r22にしたがって、パソコンのバッテリの残量が充分
であるか否かを判定し(ステップT2)、バッテリの残
量が充分であれば、ステップT2において「YES」と
判定し、パソコンが再起動状態であるか否かを判定する
(ステップT3)。次いで、CPUは、再起動状態でな
ければ、ステップT3において「NO」と判定し、無線
状態監視ルーチンr23にしたがって、無線リンクが正
常であるか否かを判定する(ステップT4)。
【0021】そして、CPUは、無線リンクが正常であ
れば、ステップT4において「YES」と判定し、制御
情報解読ルーチンr24にしたがって、パソコン2から
受信されたアプリケーションデータから制御情報を分離
し、制御情報を解読する(ステップT5、本発明でいう
第3の手順)。次いで、CPUは、解読された制御情報
に基づいてアプリケーションプログラムを管理し、パソ
コン2から受信されたアプリケーションデータを制御す
る(ステップT6、本発明でいう第4の手順)。
【0022】具体的に説明すると、図4に示すように、
転送元のパソコン2が制御情報として表示コマンドを転
送先のパソコン3に転送した場合には、パソコン3は、
パソコン2から転送された制御情報が表示コマンドであ
ることを認識すると、パソコン2から転送されたアプリ
ケーションデータをディスプレイに表示する。また、転
送元のパソコン2が制御情報として印刷コマンドを転送
先のパソコン4に転送した場合には、パソコン4は、パ
ソコン2から転送された制御情報が印刷コマンドである
ことを認識すると、パソコン2から転送されたアプリケ
ーションデータをプリンタに印刷する。
【0023】また、転送元のパソコン2が制御情報とし
て保存コマンドを転送先のパソコン5に転送した場合に
は、パソコン5は、パソコン2から転送された制御情報
が保存コマンドであることを認識すると、パソコン2か
ら転送されたアプリケーションデータをハードディスク
に保存する。さらに、転送元のパソコン2が制御情報と
して削除コマンドを転送先のパソコン6に転送した場合
には、パソコン6は、パソコン2から転送された制御情
報が削除コマンドであることを認識すると、パソコン2
から転送されたアプリケーションデータを削除する。
【0024】このような処理によって、転送元のパソコ
ン2を使用するユーザは、アプリケーションデータを転
送先の各パソコン3〜6に転送するに際して、制御情報
として表示コマンドを入力すると、アプリケーションを
転送した転送先のパソコン上でアプリケーションデータ
をディスプレイに表示させることができ、また、制御情
報として印刷コマンドを入力すると、アプリケーション
を転送した転送先のパソコン上でアプリケーションデー
タをプリンタに印刷させることができる。
【0025】また、転送元のパソコン2を使用するユー
ザは、アプリケーションデータを転送先の各パソコン3
〜6に転送するに際して、制御情報として保存コマンド
を入力すると、アプリケーションを転送した転送先のパ
ソコン上でアプリケーションデータをハードディスクに
保存させることができ、さらに、制御情報として削除コ
マンドを入力すると、アプリケーションを転送した転送
先のパソコン上でアプリケーションデータを削除させる
ことができる。
【0026】尚、各パソコン3〜6において、CPU
は、バッテリの残量が充分でなければ、ステップT2に
おいて「NO」と判定し、また、再起動状態であれば、
ステップT3において「YES」と判定し、さらに、無
線リンクが正常でなければ、ステップT4において「N
O」と判定し、アプリケーションデータの制御を禁止す
る(ステップT7)。
【0027】ところで、以上は、ユーティリティプログ
ラムの拡張機能を利用し、ユーティリティプログラムに
アプリケーションプログラムを追加する形態を採用した
場合を説明したが、アプリケーションプログラムの拡張
機能を利用し、上記した図3(b)に示したようなアプ
リケーションプログラムにユーティリティプログラムを
追加する形態を採用した場合であっても、これと同様で
ある。
【0028】また、説明の都合上、アプリケーションデ
ータを転送する転送元のパソコン2が実行するユーティ
リティプログラムUP1と、アプリケーションデータが
転送される転送先の各パソコン3〜6が実行するユーテ
ィリティプログラムUP2とを区別して説明したが、1
つのユーティリティプログラムが、ユーティリティプロ
グラムUP1に含まれる制御情報付加ルーチンr11な
らびに送信ルーチンr12と、ユーティリティプログラ
ムUP2に含まれる受信ルーチンr21、端末状態監視
ルーチンr22、無線状態監視ルーチンr23ならびに
制御情報解読ルーチンr24とを実行するものであって
も良い。そして、その場合には、当該ユーティリティプ
ログラムをインストールしたパソコンは、上記したよう
なアプリケーションデータを転送する転送元の端末なら
びにアプリケーションデータが転送される転送先の端末
の双方として作用することが可能となる。
【0029】また、表示コマンド、印刷コマンド、保存
コマンド或いは削除コマンドなどを組合わせても良く、
例えば表示コマンドと保存コマンドとを組合わせれば、
アプリケーションデータをディスプレイに表示させると
共に、ハードディスクに保存させたりすることが可能と
なる。
【0030】以上に説明したように本実施例によれば、
アプリケーションデータを転送する転送元のパソコン2
は、ユーティリティプログラムUP1を実行すると、ア
プリケーションプログラムAP1を実行して生成したア
プリケーションデータと共に、当該アプリケーションデ
ータを制御するための制御情報を各パソコン3〜6に転
送し、そして、アプリケーションデータが転送される転
送先の各パソコン3〜6は、ユーティリティプログラム
UP2を実行すると、パソコン2から転送された制御情
報を解読し、解読された制御情報に基づいてアプリケー
ションプログラムAP2を管理し、パソコン2から転送
されたアプリケーションデータを制御するように構成し
た。
【0031】したがって、パソコン2を使用するユーザ
は、アプリケーションデータを各パソコン3〜6に転送
するに際して、制御情報として例えば表示コマンド、印
刷コマンド、保存コマンド或いは削除コマンドなどを付
加することによって、各パソコン3〜6に転送したアプ
リケーションデータを各パソコン3〜6上で例えばディ
スプレイに表示させたり、プリンタに印刷させたり、ハ
ードディスクに保存させたり或いは削除させたりするな
ど、自身の手によって制御することが可能となり、これ
によって、使い勝手を高めることができる。
【0032】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。端末は、ノート型のパーソナルコンピュータに限
らず、PDA(Personal Digital Assistant)などの携
帯情報端末などの他のものであっても良い。
【0033】制御情報は、アプリケーションデータの表
示を指令する表示コマンド、アプリケーションデータの
印刷を指令する印刷コマンド、アプリケーションデータ
の保存を指令する保存コマンド或いはアプリケーション
データの削除を指令する削除コマンドなどに限らず、ア
プリケーションデータの編集を指令する編集コマンド、
アプリケーションデータの転送を指令する転送コマン
ド、アプリケーションデータのスクランブル化を指令す
るスクランブルコマンドなどの他のものであっても良
い。また、期限を指定するコマンドを転送することによ
って、コマンドの有効期限を指定可能な構成であっても
良い。
【0034】上記した処理を行うユーティリティプログ
ラムは、最初(例えば製品化の段階)から各パソコンの
主記憶装置に記憶されているものに限らず、例えば特定
のサーバからネットワークを通じて各パソコンにダウン
ロードされたり或いはカードなどの記憶媒体から各パソ
コンに転送され、インストールされるものであっても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的に示す図
【図2】ハードウェアの構成を概略的に示す図
【図3】アプリケーションプログラムとユーティリティ
プログラムとの関係を示す図
【図4】作用を示す図
【図5】アプリケーションデータを転送する転送元の端
末が行う処理を示すフローチャート
【図6】アプリケーションデータが転送される転送先の
端末が行う処理を示すフローチャート
【符号の説明】
図面中、1はデータ転送システム、2はノート型のパー
ソナルコンピュータ(第1の端末、転送元の端末)、3
〜6はノート型のパーソナルコンピュータ(第2の端
末、転送先の端末)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端末がアプリケーションプログラ
    ムを実行して生成したアプリケーションデータを第2の
    端末に転送するデータ転送システムであって、 第1の端末は、ユーティリティプログラムを実行するこ
    とによって、前記アプリケーションデータと共に、当該
    アプリケーションデータを制御するための制御情報を第
    2の端末に転送し、 第2の端末は、ユーティリティプログラムを実行するこ
    とによって、第1の端末から転送された制御情報を解読
    し、解読された制御情報に基づいてアプリケーションプ
    ログラムを管理し、第1の端末から転送されたアプリケ
    ーションデータを制御することを特徴とするデータ転送
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したデータ転送システム
    に用いられるアプリケーションデータを転送する転送元
    の端末。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したデータ転送システム
    に用いられるアプリケーションデータが転送される転送
    先の端末。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載したデータ転送システム
    に用いられるアプリケーションデータを転送する転送元
    の端末にて実行されるユーティリティプログラムであっ
    て、 アプリケーションデータに当該アプリケーションデータ
    を制御するための制御情報を付加させる第1の手順と、 前記第1の手順にて制御情報が付加されたアプリケーシ
    ョンデータを転送先の端末に転送させる第2の手順とを
    実行することを特徴とするユーティリティプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載したデータ転送システム
    に用いられるアプリケーションデータが転送される転送
    先の端末にて実行されるユーティリティプログラムであ
    って、 転送元の端末から転送されたアプリケーションデータに
    付加された制御情報を解読する第3の手順と、 前記第3の手順にて解読された制御情報に基づいてアプ
    リケーションプログラムを管理し、転送元の端末から転
    送されたアプリケーションデータを制御する第4の手順
    とを実行することを特徴とするユーティリティプログラ
    ム。
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