JP2002049488A - 情報処理装置、設定支援装置、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、設定支援装置、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002049488A
JP2002049488A JP2000234793A JP2000234793A JP2002049488A JP 2002049488 A JP2002049488 A JP 2002049488A JP 2000234793 A JP2000234793 A JP 2000234793A JP 2000234793 A JP2000234793 A JP 2000234793A JP 2002049488 A JP2002049488 A JP 2002049488A
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JP2000234793A
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English (en)
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Kazuhiro Koyama
和宏 小山
Atsushi Hirotomi
淳 広富
Toshiya Kanesaka
俊哉 金坂
Toshiyuki Fujiwara
俊行 藤原
Koichi Moriya
宏一 守屋
Akira Sugiyama
章 杉山
Ko Takano
香 高野
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置における作業環境を、自分用に
変更することを容易にすること。 【解決手段】 携帯端末10の所有者は、自分用の情報
処理装置30(1)の作業環境を構成する様々な項目に
ついて、その設定内容を示す設定ファイル等を、携帯端
末10に保存する。他人用の情報処理装置30(2)を
使用する場合には、携帯端末10から設定ファイルを情
報処理装置30(2)へ送信する。情報処理装置30
(2)は、送信されてきた設定ファイルに基づいて、作
業環境を一時的に変更する。携帯端末10の所有者によ
る使用が終了した場合、あるいは、携帯端末10との接
続が切断された場合、情報処理装置30(2)は携帯端
末10から受け取っていた設定ファイルなどを削除す
る。また、作業中の文書データなどについても同様に、
必要に応じて削除などする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業環境を使用者
の好みに応じて構築可能な情報処理装置、および、この
構築を支援する設定支援装置、さらには、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】個人用の道具として開発されたパーソナ
ルコンピュータは、ワードプロセッサ、スプレッドシー
トなどのビジネスソフトを主な用途として、すなわち、
事務作業を効率化するための電子文具として普及してい
った。このようなパーソナルコンピュータにおいては、
様々な項目について、個人の好み、目的などに応じて設
定できるようになっている。たとえば、表示フォントの
種類、アイコンの大きさ、デスクトップの模様につい
て、各人の好み、目的等に応じて設定変更できるように
なっている。このような項目はさほど重要なものではな
いものの、使用者は自分の好みなどに合わせてこれらの
項目を設定することで、自分にあった環境を構築するこ
とができる。
【0003】近年、パーソナルコンピュータには、これ
までの電子文具としての用途に加えて、通信手段として
も使用されることが多い。このような用途では、使用者
各人の使用環境等に応じて、あらじめ様々な条件を設定
しておく必要がある。たとえば、インターネットにアク
セスするためには、あらかじめネットワーク設定、ダイ
ヤルアップ設定、メール設定、パスワード等を設定して
おく必要がある。これらの条件を設定することは、これ
までの項目(たとえば、アイコンの大きさ)とは異なり
必須である。
【0004】以下、このような使用者によって設定され
る様々な項目等をまとめて、作業環境と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり現在の
パーソナルコンピュータは、あらかじめ各人の用途、好
み等に応じて作業環境を設定することが必須となってい
る。このような作業環境が設定されていないままでは、
十分に活用することができない。このため、パーソナル
コンピュータを買い換えた場合等においては、まず最初
に作業環境を設定することが必要である。
【0006】しかし、パーソナルコンピュータの作業環
境は、一台ごとに設定しなければならず面倒であった。
特に最近のパーソナルコンピュータは、設定する項目が
非常に多くなっており、これらのすべてを設定しなおす
ことは面倒であった。
【0007】項目によっては、当該項目の設定内容を保
持したファイル(設定ファイル)を、新たなパーソナル
コンピュータにコピーすることで、その設定内容を実現
できるものもある。しかし、この場合であっても、設定
ファイルのそれぞれをコピーしなければならず面倒であ
った。また、所望の作業環境を実現するためには、どの
設定ファイルをコピーすればよいのかが、分かり難いこ
とが多い。コピーすべき設定ファイルの名称が分かった
としても、それらのすべてが必ずしも1カ所にまとまっ
て保存されているとは限らない。所望の設定ファイルを
探すことだけでも初心者にとっては非常に困難を極め
る。誤って、関係のないファイルをコピーしてしまうこ
ともある。この場合、OSのバージョンとの関係(相
性、互換性)などから、この関係のないファイルの存在
が、新たなコンピュータにとって障害要因となることも
あった。また、設定ファイルは、特定の場所に格納して
おかなければならないものもある。単に、コピーしただ
けでは正常に機能しないことも多い。場合によっては、
このような要因が、起動障害の原因となることもあっ
た。
【0008】近年では、一人で複数台のパーソナルコン
ピュータを所有することも少なくない。このような場
合、すべてのパーソナルコンピュータで統一的な作業環
境を実現することが好ましいことが多い。しかし、上述
したとおり、各パーソナルコンピュータの作業環境は一
台ごとに行わなければならず、この作業は非常に面倒で
あった。
【0009】また、パーソナルコンピュータの低価格化
およびネットワーク化の進展に伴って、いたる所にパー
ソナルコンピュータを配置し、これを必要に応じて各人
が誰でも使用できるような環境が実現しつつある。しか
し、所望のパーソナルコンピュータにおいて自分専用の
作業環境を実現することは事実上不可能であった。すな
わち、パーソナルコンピュータおよび使用者のそれぞれ
について、その本来の能力を十分に活用できない状態の
ままで使用することが多かった。
【0010】このように使用者が自分の好みに合わせて
必要な項目の設定ファイルをもれなく新規コンピュー
タ、新規OS環境に移行させることのできる手段が望ま
れていた。
【0011】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、作業環境の構築、変更を容易にした情
報処理装置およびその設定支援装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明に係る設定支援装置は、情報処理装置で
の作業環境を構成する項目の設定を支援する設定支援装
置において、前記情報処理装置から送られてくる、前記
項目の内容を規定した情報およびその設定に必要な情報
を含んだデータを受信する受信手段と、前記受信手段が
受信したデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された前記データの送信指示を受け付ける受付手段
と、前記受付手段が送信指示を受け付けた場合、前記記
憶手段に記憶されたデータを前記情報処理装置に送信す
る送信手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0013】この発明によれば、受信手段が、情報処理
装置から送られてくる、作業環境を構成する項目の内容
を規定した情報およびその設定に必要な情報を含んだデ
ータを受信する。記憶手段は、受信手段が受信したデー
タを記憶する。受付手段が、記憶手段に記憶されたデー
タの送信指示を受け付ける。すると、送信手段は、記憶
手段に記憶されたデータを情報処理装置に送信する。
【0014】この発明に係る設定支援装置は、前記項目
は、前記情報処理装置における通信に関する項目、ネッ
トワークに関する項目、電子メールに関する項目、ユー
ザ名、パスワードのうちの少なくとも一つを含むもので
あること、を特徴とするものである。
【0015】この発明によれば、情報処理装置における
通信に関する項目、ネットワークに関する項目、電子メ
ールに関する項目、ユーザ名、パスワードのうちの少な
くとも一つを設定する。
【0016】この発明に係る設定支援装置は、該設定支
援装置を使用者の腕に装着するためのベルトを有するこ
と、を特徴とするものである。
【0017】この発明によれば、ベルトによって設定支
援装置を使用者の腕に装着できる。
【0018】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、情報処理装置での作業環境を構成する項
目の設定を支援する処理をコンピュータに行わせるプロ
グラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体において、コンピュータを、前記情報処理装置から
送られてくる、前記項目の内容を規定した情報およびそ
の設定に必要な情報を含んだデータを受信する受信手段
と、前記受信手段が受信したデータを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された前記データの送信指示を
受け付ける受付手段と、前記受付手段が送信指示を受け
付けた場合、前記記憶手段に記憶されたデータを前記情
報処理装置に送信する送信手段と、として機能させるた
めのプログラムを記録したこと、を特徴とするものであ
る。
【0019】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。受信手段が、情報
処理装置から送られてくる、作業環境を構成する項目の
内容を規定した情報およびその設定に必要な情報を含ん
だデータを受信する。記憶手段は、受信手段が受信した
データを記憶する。受付手段が、記憶手段に記憶された
データの送信指示を受け付ける。すると、送信手段は、
記憶手段に記憶されたデータを情報処理装置に送信す
る。
【0020】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、前記項目は、前記情報処理装置における
通信に関する項目、ネットワークに関する項目、電子メ
ールに関する項目、ユーザ名、パスワードのうちの少な
くとも一つを含むものであること、を特徴とするもので
ある。
【0021】この発明によれば、コンピュータによっ
て、情報処理装置における通信に関する項目、ネットワ
ークに関する項目、電子メールに関する項目、ユーザ
名、パスワードのうちの少なくとも一つを設定すること
ができる。
【0022】この発明に係る情報処理装置は、あらかじ
め定められた所定の項目の内容を設定することで、その
作業環境が構築される情報処理装置において、他の装置
と通信することでデータを授受する通信手段と、前記通
信手段によって受信された、前記項目についての内容を
規定する情報およびその設定に必要な情報を含んだデー
タ(以下「受信設定データ」と呼ぶ)を記憶する受信設
定データ記憶手段と、前記受信設定データに基づいて、
該情報処理装置における当該受信設定データに含まれて
いる項目の内容を設定する設定手段と、を備えたことを
特徴とするものである。
【0023】この発明によれば、通信手段が、他の装置
とデータを授受する。受信設定データ記憶手段が、通信
手段によって受信された受信設定データを記憶する。設
定手段が、受信設定データに基づいて、この情報処理装
置におけるその受信設定データに含まれている項目の内
容を設定する。
【0024】この発明に係る情報処理装置は、前記設定
手段は、あらかじめ定められた所定の場合において前記
受信設定データを削除するものであること、を特徴とす
るものである。
【0025】この発明によれば、あらかじめ定められた
場合には、設定手段が受信設定データを削除する。
【0026】この発明に係る情報処理装置は、前記設定
手段は、前記削除を行った後、前記受信設定データに基
づいて設定されていた項目の内容を所定の状態に設定す
るものであること、を特徴とするものである。
【0027】この発明によれば、受信設定データを削除
した後、設定手段が受信設定データに基づいて設定され
ていた項目の内容を所定の状態に設定する。
【0028】この発明に係る情報処理装置は、前記設定
手段は、前記受信設定データに基づいて項目の内容を設
定する際に当該項目の該設定前の内容を示すデータを保
存するものであり、前記受信設定データを削除した後に
は該保存したデータに基づいて当該項目の内容を設定す
るものであること、を特徴とするものである。
【0029】この発明によれば、設定手段は、受信設定
データに基づいて項目の内容を設定する際に、その項目
の設定前の内容を示すデータを保存する。受信設定デー
タを削除した後には、この保存したデータに基づいてそ
の項目の内容を設定する。
【0030】この発明に係る情報処理装置は、前記通信
手段の通信状況および該情報処理装置の動作状況を監視
する監視手段を備え、前記所定の場合とは、前記受信設
定データを送信してきた相手との通信が切断された場合
と、該情報処理装置が再起動された場合と、該情報処理
装置の動作を終了する場合と、のうちの少なくとも一つ
であること、を特徴とするものである。
【0031】この発明によれば、監視手段が、通信手段
の通信状況および情報処理装置の動作状況を監視する。
設定手段は、受信設定データを送信してきた相手との通
信が切断された場合と、該情報処理装置が再起動された
場合と、該情報処理装置の動作を終了する場合と、のう
ちの少なくとも一つの場合には、受信データの削除等を
おこなう。なお、通信が切断される場合としては、たと
えば、受信設定データを送信してきた装置が、この情報
処理装置から離れた場合が考えられる。この場合、この
送信してきた装置が人の腕などに装着して使用されるも
のである場合には、これは、使用者自身が情報処理装置
から離れたことに相当する。該情報処理装置が再起動さ
れた場合としては、たとえば、情報処理装置にエラー等
が生じて、リセットされた場合が考えられる。該情報処
理装置の作業環境設定処理の動作を終了する場合とは、
使用者からの指示に基づいて正常に動作を終了する場合
である。
【0032】この発明に係る情報処理装置は、使用者が
作業しているデータを処理するデータ処理手段を備え、
前記監視手段が通信の切断を検出した場合、前記通信手
段は前記データ処理手段が処理中のデータを、所定の装
置に対して送信するものであること、を特徴とするもの
である。
【0033】この発明によれば、監視手段が通信の切断
を検出した場合、通信手段はデータ処理手段が処理中の
データを、所定の装置に対して送信する。
【0034】この発明に係る情報処理装置は、前記受信
設定データは、所定の装置への宛先を示す宛先情報を含
んで構成されており、前記通信手段は、前記監視手段が
通信の切断を検出した場合には、前記宛先情報によって
特定される装置へ、そのとき処理中のデータを送信する
ものであること、を特徴とするものである。
【0035】この発明によれば、監視手段が通信の切断
を検出した場合、通信手段が受信設定データに含まれて
いる宛先情報によって特定される装置へそのとき処理中
のデータを送信する。
【0036】この発明に係る情報処理装置は、前記受信
設定データを保存する指示を受け付ける保存指示手段を
備え、前記設定手段は、前記保存指示手段が保存の指示
を受け付けている場合には、前記所定の場合であっても
前記受信設定データを削除しないこと、を特徴とするも
のである。
【0037】この発明によれば、保存指示手段は、受信
設定データを保存する指示を受け付ける。設定手段は、
保存指示手段が保存の指示を受け付けている場合には、
所定の場合であっても受信設定データを削除しない。
【0038】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、あらかじめ定められた所定の項目の内容
を設定することで、その作業環境が構築されるコンピュ
ータに行わせるプログラムが記録された、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体において、コンピュータを、他
の装置と通信することでデータを授受する通信手段と、
前記通信手段によって受信された、前記項目についての
内容を規定する情報およびその設定に必要な情報を含ん
だデータ(以下「受信設定データ」と呼ぶ)を記憶する
受信設定データ記憶手段と、前記受信設定データに基づ
いて、該コンピュータにおける当該受信設定データに含
まれている項目の内容を設定する設定手段と、として機
能させるためのプログラムを記録したこと、を特徴とす
るものである。
【0039】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。通信手段が、他の
装置とデータを授受する。受信設定データ記憶手段が、
通信手段によって受信された受信設定データを記憶す
る。設定手段が、受信設定データに基づいて、この情報
処理装置におけるその受信設定データに含まれている項
目の内容を設定する。
【0040】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、前記設定手段は、あらかじめ定められた
所定の場合において前記受信設定データを削除するもの
であること、を特徴とするものである。
【0041】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。あらかじめ定めら
れた所定の場合には、設定手段が受信設定データを削除
する。
【0042】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、請求項15に記載の発明において、前記
設定手段は、前記削除を行った後、前記受信設定データ
に基づいて設定されていた項目の内容を所定の状態に設
定するものであること、を特徴とするものである。
【0043】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。受信設定データを
削除した後、設定手段が受信設定データに基づいて設定
されていた項目の内容を所定の状態に設定する。
【0044】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、前記設定手段は、前記受信設定データに
基づいて項目の内容を設定する際に当該項目の該設定前
の内容を示すデータを保存するものであり、前記受信設
定データを削除した後には該保存したデータに基づいて
当該項目の内容を設定するものであること、を特徴とす
るものである。
【0045】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。設定手段は、受信
設定データに基づいて項目の内容を設定する際に、その
項目の設定前の内容を示すデータを保存する。受信設定
データを削除した後には、この保存したデータに基づい
てその項目の内容を設定する。
【0046】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、前記プログラムは、前記コンピュータ
を、前記通信手段の通信状況および該コンピュータの動
作状況を監視する監視手段としても機能させるものであ
り、前記所定の場合とは、前記受信設定データを送信し
てきた相手との通信が切断された場合と、該コンピュー
タが再起動された場合と、該コンピュータの動作を終了
する場合と、のうちの少なくとも一つであること、を特
徴とするものである。
【0047】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。監視手段が、通信
手段の通信状況および情報処理装置の動作状況を監視す
る。設定手段は、受信設定データを送信してきた相手と
の通信が切断された場合と、該情報処理装置が再起動さ
れた場合と、該情報処理装置の動作を終了する場合と、
のうちの少なくとも一つの場合には、受信データの削除
等をおこなう。なお、通信が切断される場合としては、
たとえば、受信設定データを送信してきた装置が、この
情報処理装置から離れた場合が考えられる。この場合、
この送信してきた装置が人の腕などに装着して使用され
るものである場合には、これは、使用者自身が情報処理
装置から離れたことに相当する。該情報処理装置が再起
動された場合としては、たとえば、情報処理装置にエラ
ー等が生じて、リセットされた場合が考えられる。該情
報処理装置の動作を終了する場合とは、使用者からの指
示に基づいて正常に動作を終了する場合である。
【0048】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、データを処理するデータ処理手段を備
え、前記監視手段が通信の切断を検出した場合、前記通
信手段は前記データ処理手段が処理中のデータを、所定
の装置に対して送信するものであること、を特徴とする
ものである。
【0049】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。監視手段が通信の
切断を検出した場合、通信手段はデータ処理手段が処理
中のデータを、所定の装置に対して送信する。
【0050】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、前記受信設定データは、所定の装置への
宛先を示す宛先情報を含んで構成されており、前記通信
手段は、前記監視手段が通信の切断を検出した場合に
は、前記宛先情報によって特定される装置へ、そのとき
処理中のデータを送信するものであること、を特徴とす
るものである。
【0051】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。監視手段が通信の
切断を検出した場合、通信手段が受信設定データに含ま
れている宛先情報によって特定される装置へそのとき処
理中のデータを送信する。
【0052】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、前記プログラムは、前記コンピュータ
を、前記受信設定データを保存する指示を受け付ける保
存指示手段としても機能させるものであり、前記設定手
段は、前記保存指示手段が保存の指示を受け付けている
場合には、前記所定の場合であっても、前記受信設定デ
ータを削除しないこと、を特徴とするものである。
【0053】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。保存指示手段は、
受信設定データを保存する指示を受け付ける。設定手段
は、保存指示手段が保存の指示を受け付けている場合に
は、所定の場合であっても受信設定データを削除しな
い。
【0054】この発明に係る情報処理装置は、あらかじ
め定められた所定の項目の内容を設定することで、その
作業環境が構築される情報処理装置において、使用者に
よる所望の項目の指定を受け付ける指定受け付け手段
と、前記指定受け付け手段が指定を受け付けた項目につ
いて、その内容を示す情報およびその設定に必要な情報
を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報を
含んだデータを、送信するデータ送信手段と、を備えた
ことを特徴とするものである。
【0055】この発明によれば、指定受け付け手段が、
使用者による所望の項目の指定を受け付ける。すると、
取得手段は、指定受け付け手段が指定を受け付けた項目
について、その内容を示す情報およびその設定に必要な
情報を取得する。そして、データ送信手段が、取得手段
が取得した情報を含んだデータを、送信する。
【0056】この発明に係るコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、あらかじめ定められた所定の項目の内容
を設定することで、その作業環境が構築されるコンピュ
ータに行わせるプログラムが記録された、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体において、コンピュータを、使
用者による所望の項目の指定を受け付ける指定受け付け
手段と、前記指定受け付け手段が受け付けた項目につい
て、その内容を示す情報およびその設定に必要な情報を
取得する取得手段と、前記取得手段が取得した情報を含
んだデータを、送信するデータ送信手段と、として機能
させるためのプログラムを記録したこと、を特徴とする
ものである。
【0057】この発明によれば、コンピュータに以下の
処理、機能を行わせることができる。指定受け付け手段
が、使用者による所望の項目の指定を受け付ける。する
と、取得手段は、指定受け付け手段が指定を受け付けた
項目について、その内容を示す情報およびその設定に必
要な情報を取得する。そして、データ送信手段が、取得
手段が取得した情報を含んだデータを、送信する。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。
【0059】この実施の形態のシステムは、ある情報処
理装置30の作業環境を、携帯端末10を介して、他の
情報処理装置30において一時的に再現する点を主な特
徴とするものである。以下、詳細に説明する。
【0060】まず、この実施の形態のシステムの概要を
図1を用いて説明する。このシステムは、図1に示すと
おり、携帯端末10と、情報処理装置30(1)とを備
えて構成されている。また、実際の使用においては、他
の情報処理装置30(2),30(3)の存在が想定さ
れる。
【0061】携帯端末10の使用者は、通常、情報処理
装置30(1)において作業をしている。当然、情報処
理装置30(1)上における作業環境は、この使用者の
必要、好みに応じて設定されている。使用者は、この情
報処理装置30(1)における作業環境のうち所望の項
目について、その設定内容(設定ファイル)を携帯端末
10へコピーする。この実施の形態では、このコピーす
る項目の選択を容易にするため、所定の選択画面が表示
されるようになっている。具体的な項目としては、たと
えば、ユーザ名、各種パスワード、通信条件、ネットワ
ーク設定(ダイヤルアップ設定、メール設定等)、画面
表示設定(フォントの種類、サイズ等)があげられる。
さらに、アドレス帳、かな漢字変換、個人データベー
ス、スケジュール、音声データや指紋などの個人認証デ
ータなども上がられる。
【0062】この使用者が情報処理装置30(2)を使
用する場合には、携帯端末10が自動的にこの使用者の
設定内容を情報処理装置30(2)へ送信する。情報処
理装置30(2)はこの送られてきた設定内容(設定フ
ァイル)にしたがって、その作業環境を一時的に変更す
る。これにより、この使用者は、情報処理装置30
(2)でも自分の好みの作業環境で作業をおこなうこと
ができる。
【0063】携帯端末10の所有者による情報処理装置
30(2)の使用が終了した場合には、情報処理装置3
0(2)は自動的に本来の作業環境に復帰する。
【0064】また、情報処理装置30(2)は、携帯端
末10との接続が保たれている限りにおいて、携帯端末
10から送信されてきた設定内容に基づいた作業環境を
維持している。接続が切れた場合等には、情報処理装置
30(2)は自動的に本来の作業環境に復帰する。情報
処理装置30(2)は、本来の作業環境に復帰するに際
しては、機密性保持のため、携帯端末10から送られて
きていた設定ファイル等を破棄する。通信手段は、有線
でも無線でも良い。特に、無線では、省電力方式やBl
uetoothなどの小電力通信方式などで使用され
る、数10cmから10m程度の範囲での接続が望まし
い。以上で概要説明を終わる。
【0065】なお、他の人にとっては、情報処理装置3
0(1)が、この図1における情報処理装置30
(2),30(3)に相当する存在となる。したがっ
て、情報処理装置30(1)と、情報処理装置30
(2),30(3)とはいずれも共通の機能構成を備え
ることになる。したがって、これ以降は、情報処理装置
30(1)と情報処理装置30(2),30(3)とを
特に区別する必要のない場合には、単に情報処理装置3
0と呼ぶことにする。
【0066】本明細書において作業環境とは、使用者が
各情報処理装置30において任意に設定可能な項目の総
称である。これ以降は各部ごとにさらに詳細に説明す
る。
【0067】携帯端末10の外観および概要を図1を用
いて説明する。この携帯端末10は、ベルト15によっ
て使用者の手首に装着されて使用されるタイプ(いわゆ
る腕時計型)である。この携帯端末10のケース11の
全体形状は、所定の厚みを備えた略四角形であり、その
上下にはこの携帯端末10を腕に装着するのに用いられ
るベルト15が取り付けられている。このケース11の
大きさは、この携帯端末10が腕に装着して使用される
ことを前提として決定されている。実際には、縦横いず
れも数cm程度である。特に、腕時計サイズでは、常に
身に付けているので、席を離れたときのパソコン側にの
セキュリティが高くなる。なお、カードサイズ、手帳サ
イズの携帯可能な携帯端末でも実現することも可能であ
る。
【0068】この携帯端末10のケース11の上面中央
には、様々な情報が表示される表示画面12が設けられ
ている。そして、その(図面における)下側には、使用
者による様々な指示入力を受け付けるための操作ボタン
13が配置されている。この実施の形態においては、設
定内容を送信する項目の選択は、この表示画面12およ
び操作ボタン13を用いておこなうように構成されてい
る。
【0069】次にこの携帯端末10の内部構成を図2を
用いて説明する。この携帯端末10は、表示装置21
と、通信回路22と、CPU23と、RAM24と、R
OM25と、操作ボタン13とを備えて構成されてい
る。
【0070】操作ボタン13については、先に述べたと
おりである。なお、図においてはこれらをまとめて一つ
のブロックとして描いている。
【0071】表示装置21は、CPU23からの指示に
基づいて、表示画面12に所望の表示をおこなうための
ものである。表示装置21は、表示画面12を構成する
液晶パネルと、これを駆動する駆動回路とを含んで構成
されている。
【0072】通信回路22は、この携帯端末10が情報
処理装置30と通信するためのものである。作業環境の
設定内容を具体的に記載した設定ファイルなどは、この
通信回路22によって、情報処理装置30と授受される
ように構成されている。この通信回路22は、受信した
データを一時保持する受信バッファ、送信するデータを
一時保持する送信バッファを備えている。
【0073】CPU23は、この携帯端末10の全体を
制御統括するものである。このCPU23は、RAM2
4あるいはROM25に格納されているプログラムを実
行することで様々な機能を実現している。たとえば、こ
の携帯端末10は、設定ファイル等を情報処理装置30
から取得する機能、逆に、保持している設定ファイル等
を情報処理装置30へと送信することで当該情報処理装
置30の作業環境を設定する機能を備えている。ただ
し、これらの機能は携帯端末10単独で実現されるもの
ではなく、情報処理装置30と連係して動作することに
よって実現されるものである。これら機能については後
ほど動作説明においてさらに詳細に説明する。
【0074】この携帯端末10は、この他にも、時刻表
示をおこなう時刻表示機能、経過時間を計測する機能等
を備えている。なお、CPU23が、これらの機能を実
現するに当たって必要な付随的な機能(たとえば、タイ
マあるいはカウンタ機能)をも備えていることは言うま
でもない。PIM(Personal Infor−m
ation Manager)、カレンダー機能、スケ
ジューラなどの機能を備えていても良い。
【0075】RAM24およびROM25は、CPU2
3による制御において必要な各種制御プログラム、デー
タなどが格納されるものである。たとえば、情報処理装
置30から取得した設定ファイル等は、このRAM24
に保持される。また、このRAM24には、情報処理装
置30(2),30(3)から情報処理装置30(1)
へ各種作業ファイル等を転送する場合に必要な各種情報
(たとえば、情報処理装置30(1)のネットワーク上
でのアドレス)も保持されている。また、RAM24
は、電源を切ってもデータを保持することが可能なEE
PROMやFlash ROMとしてもよい。更に、R
OM25においても同様である。
【0076】次に情報処理装置30について図3を用い
て説明する。情報処理装置30は、各種情報処理をおこ
なうためのものである。そのハードウエア構成は、一般
的なパーソナルコンピュータと同様の構成である。すな
わち、CRTなどの表示装置31と、キーボードおよび
マウスなどの操作部32と、通信回路33と、記憶装置
34と、CPU35と、RAM36と、ROM37とを
備えて構成されている。
【0077】表示装置31は、入力の受付画面、情報処
理装置30による処理結果などを表示するためのもので
ある。また、操作部32は、ユーザからの各種入力を受
け付けるためのものである。作業環境の項目の指定等
は、これらを用いて行われるようになっている。
【0078】通信回路33は、情報処理装置30が携帯
端末10あるいは他の情報処理装置30と通信するため
のものである。作業環境の設定に必要な各種設定ファイ
ルなどは、この通信回路33によって授受されるように
構成されている。この通信回路33は、受信したデータ
を一時保持する受信バッファ、送信するデータを一時保
持する送信バッファを備えている。
【0079】記憶装置34には、情報処理装置30全体
を制御統括するためのプログラムであるOS、各種アプ
リケーションプログラムなどが格納されている。特にこ
の実施の形態では、設定ファイル等を携帯端末10へと
送信等するプログラム、携帯端末10から送られてきた
設定ファイル等に基づいて作業環境を一時的に変更する
プログラム、携帯端末10との接続状況を監視するプロ
グラム等が格納されている。これらのプログラムは必要
に応じてRAM36にロードされ、CPU35によって
実行されるようになっている。この実施の形態における
記憶装置34は、具体的には、ハードディスク装置や光
磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメ
モリや、CD−ROM等のような読み出しのみが可能な
記憶媒体、あるいはこれらの組み合わせにより構成され
るものとする。
【0080】CPU35、RAM36およびROM37
は、この情報処理装置30全体を制御統括するものであ
る。CPU35は、RAM36にロードされたプログラ
ム、また、ROM37にあらかじめ格納されているプロ
グラムを実行することで、各種機能を実現している。こ
の実施の形態の特徴である作業環境の取得、再現などの
機能は、このようにして実現されている。なお、これら
機能の詳細については後ほど動作説明において詳細に述
べることにする。
【0081】この情報処理装置30における作業環境の
設定の仕方について述べる。この情報処理装置30は、
さまざまな項目(作業環境)について、ユーザの好みな
どに応じて設定可能に構成されている。
【0082】各項目は、この実施の形態では2種類の方
法で管理(設定)されている。1番目の方法では、設定
内容を、ある特定のファイルに書き込むことで設定され
るようになっている。たとえば、マイクロソフト社製の
OSであるWINDOWS98では、レジストリファイ
ルやINIファイルが、ここで言う特定のファイルに相
当する。
【0083】2番目の方法では、具体的な設定内容を記
載した項目ごとの設定ファイルを、ある特定の場所(あ
るいは、項目ごとにあらかじめ定められた場所)に格納
することで設定されるようになっている。たとえば、ア
ップル社製のOSであるMAC OSでは、「初期設
定」フォルダ等がここで言う特定の場所に相当する。
【0084】これら2種類の方法のいずれを用いるかは
あらかじめ項目ごとに定められている。上述した携帯端
末10と情報処理装置30との間で各項目についての設
定ファイルを授受する際には、その設定ファイルの内容
を実際に情報処理装置30において設定するために必要
な情報(たとえば、上述した特定ファイルの設けられて
いる場所、特定の場所についての情報)も授受するよう
になっている。
【0085】特許請求の範囲において言う「項目の内容
を規定した情報」とは、この実施の形態では、項目の具
体的な内容を保持(記載)した設定ファイルに相当す
る。「その設定に必要な情報を含んだデータ」とは、項
目ごとの設定方法、上述した特定ファイル、特定の場所
に関する情報である。「受信手段」は、通信回路22お
よびCPU23等によって実現されている。「記憶手
段」とは、通信回路22の備える受信バッファ、RAM
24等に相当する。「受付手段」は、操作ボタン13,
表示装置21,CPU23等によって実現されている。
「送信手段」は、通信回路22、CPU23等によって
実現されている。ベルトとは、ベルト15に相当する。
また、「通信手段」は、通信回路33、CPU35等に
よって実現されている。「受信設定データ記憶手段」
は、通信回路33の有する受信バッファ、RAM36等
によって実現されている。「設定手段」は、CPU35
等によって実現されている。「監視手段」は、CPU3
5等によって実現されている。「データ処理手段」は、
CPU35等によって実現されている。「宛先情報」
は、携帯端末10から送信されてくるデータに含まれて
いる、情報処理装置30(1)のアドレスなどに相当す
る。「保存指示手段」とは、操作部32、表示装置3
1、CPU35等によって実現されている。「指定受け
付け手段」とは、操作部32、表示装置31、CPU3
5等によって実現されている。「取得手段」とは、CP
U35等によって実現されている。「データ送信手段」
とは、通信回路33、CPU35等によって実現されて
いる。ただし、上記各部は互いに密接に連係して動作す
ることでそれぞれの機能を実現しており、ここで述べた
対応関係は厳密なものではない。とくに、CPU23
は、RAM24,25に格納されているプログラムを、
また、CPU35は記憶装置34、RAM36、ROM
37に格納されている後述するプログラムを実行するこ
とで各種機能を実現している。
【0086】次に、このシステムにおける動作を説明す
る。動作は、(1)作業環境の取得動作、(2)作業環
境の再現動作、(3)使用終了時動作、に大きく分ける
ことができる。以下、それぞれについて分けて述べるこ
とにする。
【0087】(1)作業環境の取得動作 まず、作業環境の取得動作の概要を図4を用いて説明す
る。情報処理装置30と携帯端末10とを通信させて、
両者間での接続を確立する(ステップS101)。な
お、この接続は、どちら側から先に働きかけても構わな
い。つづいて、情報処理装置30における作業環境を携
帯端末10に取得するための処理(プログラム)を、情
報処理装置30および携帯端末10のそれぞれにおいて
起動する(ステップS102、S103)。これ以降の
動作は、ここで起動された処理に基づいて実現されてい
る。
【0088】情報処理装置30は、ステップS103の
後、取得する項目の使用者による指定(あるいは選択)
を受け付ける(ステップS104)。指定があった場合
には、指定された項目の具体的な設定内容を記載した設
定ファイル等を作成(あるいは、コピー)し、この設定
ファイル等を携帯端末10へと送信する(ステップS1
05)。このとき送信されるファイルには、各項目の設
定ファイル、各設定ファイルの内容を具体的に設定する
ために必要な情報、文書データなどの転送先(たとえ
ば、情報処理装置30(1)のアドレス)等がある。
【0089】一方、携帯端末10は、ステップS102
の後、情報処理装置30から設定ファイルなどが送信さ
れてくるのを待っている(ステップS106)。ステッ
プS105の処理によって、設定ファイルなどが情報処
理装置30から送信されてきた場合には、これを受信す
る(ステップS107)。受信完了後は、受信した設定
ファイルなどをRAM24に保存する(ステップS10
8)。
【0090】この後、所定の終了処理を実行すること
で、情報処理装置30と携帯端末10と接続を切断する
(ステップS109)。さらに、情報処理装置30およ
び携帯端末10のそれぞれにおいて、作業環境取得のた
めの処理を終了する(ステップS110、S111)。
以上で取得動作の概要説明を終わる。
【0091】ここでは、「作業環境取得のための処理」
の具体的内容は、携帯端末10と情報処理装置30とで
互いに異なっていることは言うまでもない。以下におい
ては、携帯端末10と情報処理装置30とのそれぞれの
動作をさらに詳細に説明する。
【0092】次に、図4における情報処理装置30の動
作を、図5を用いてさらに詳細に説明する。情報処理装
置30のCPU35は、電源投入直後に、自動的に接続
状況を監視するプログラムをRAM36に読み込んで、
実行を開始する(ステップS201)。CPU35は、
情報処理装置30の動作中、このプログラムを常に実行
し続けることで、携帯端末10との接続状態を監視して
いる(ステップS202)。
【0093】ステップS202における判定の結果、接
続されたことが確認された場合には、CPU35は、作
業環境を取得するためのプログラムの起動指示があるか
否かを判定する(ステップS203)。判定の結果、起
動が指示されている場合には、このプログラムをRAM
36に読み込んで、実行を開始する(ステップS20
4)。これ以降の動作は、CPU35がこのプログラム
を実行することで実現されている。
【0094】CPU35は、所定の受け付け画面を表示
装置31に表示させるとともに、取得する項目の指定
(あるいは選択)をこの画面上において受け付ける(ス
テップS205)。この指定は、主要な項目について
は、画面上に項目名等を表示させておき、それぞれにつ
いての指定の有無を使用者が操作部32を用いて指示す
ることで行われる。また、これ以外の項目についても、
使用者によって任意に指定できるようになっている。指
定の終了は、この受付画面上に設けられた完了ボタンを
使用者が押すことで指示されるようになっている。
【0095】指定の終了が指示された場合、CPU35
は、指定を受け付けた項目についての具体的な設定内容
を記載した設定ファイル等を作成し、これを通信回路3
3の送信バッファに格納する(ステップS206)。こ
の場合に送信バッファに格納されるファイルとしては、
指定された項目についての設定ファイル、また、設定フ
ァイルの内容を具体的に設定するために必要な情報、文
書ファイルなどを転送する場合の転送先についての情報
などがあげられる。
【0096】この後、CPU35は、この送信バッファ
に格納した設定ファイル等を携帯端末10へと送信する
(ステップS207)。すべての設定ファイル等を送信
した後は、データの終了を示す特定のデータ(End
of data)を送信した上で送信処理を終了する
(ステップS208)。
【0097】以上の一連の動作の後、CPU35は、作
業環境を取得するためのプログラムを終了する(ステッ
プS209)。この後は、ステップS202へ戻り同様
の処理を繰り返す。ここで、取得を1回もおこなわれて
いないものは、自動的におこなう。すでに支援装置のR
AMにデータが入っているときは、ユーザーが選択する
ようなユーザー選択式にしてもよい。
【0098】次に、図4における携帯端末10の動作を
図6を用いてさらに詳細に説明する。携帯端末10のC
PU23は、動作中、常に、情報処理装置30との接続
状態を監視している(ステップS301)。
【0099】ステップS301における判定の結果、接
続されたことが確認された場合には、CPU23は、作
業環境を情報処理装置30から取得するためのプログラ
ムを起動する(ステップS302)。これ以降の動作
は、CPU23がこのプログラムを実行することで実現
されている。
【0100】CPU23は、データ受信の有無を確認す
る処理を繰り返しつつ、情報処理装置30からデータ
(ここでは、作業環境の設定ファイル等)が送られてく
るのを待っている(ステップS303)。データが受信
されていた場合には、受信したデータを通信回路22の
受信バッファに格納する(ステップS304)。つづい
て、このデータがデータの終了を示す特定のデータ(E
nd of data)であるか否かを判定する(ステッ
プS305)。判定の結果、特定のデータ(End o
f data)でなかった場合には、ステップS303
に戻り、後続のデータの受信を待つ。
【0101】一方、ステップS305における判定の結
果、特定のデータ(End of data)であった場
合には、このとき受信された一連のデータをRAM24
に格納する(ステップS306)。
【0102】この後、CPU23は、作業環境を情報処
理装置30から取得するためのプログラムを終了する
(ステップS307)。そして、再び、ステップS30
1へ戻る。使用者が複数台のパソコンを有している場
合、支援装置側にも複数台の設定を保存することも可能
である。
【0103】(2)作業環境の再現動作 作業環境の再現動作の概要を図7を用いて説明する。情
報処理装置30と携帯端末10とを通信させて、両者間
での接続を確立する(ステップS401)。なお、この
接続は、どちら側から先に働きかけても構わない。つづ
いて、携帯端末10に保持されている作業環境を情報処
理装置30に送信し設定するための処理(プログラム)
を、情報処理装置30および携帯端末10のそれぞれに
おいて起動する(ステップS402、S403)。
【0104】ステップS402の後、携帯端末10は、
送信する項目の使用者による選択を受け付ける(ステッ
プS404)。選択があった場合には、指定された項目
の具体的な設定内容を記載した設定ファイル等を情報処
理装置30へと送信する(ステップS405)。
【0105】一方、ステップS403の後、情報処理装
置30は携帯端末10から設定ファイルなどが送信され
てくるのを待っている(ステップS406)。ステップ
S405の処理によって、設定ファイルなどが携帯端末
10から送信されてきた場合には、これを受信する(ス
テップS407)。受信完了後は、受信した設定ファイ
ル等に基づいて作業環境を変更する(ステップS40
8)。
【0106】使用者はこの情報処理装置30において再
現された自らの作業環境の下、この情報処理装置30を
利用して所望の作業をおこなう。この間も、この情報処
理装置30および携帯端末10は、互いの接続状況を監
視している。そして、この接続が切断された場合(ステ
ップS409)、情報処理装置30および携帯端末10
は、それぞれ、作業環境の送信、設定のための処理を終
了する(ステップS410、S411)。
【0107】ここでは、「携帯端末10に保持されてい
る作業環境を情報処理装置30に送信し設定するための
処理」の具体的内容は、携帯端末10と情報処理装置3
0とで互いに異なっていることは言うまでもない。以下
においては、携帯端末10と情報処理装置30とのそれ
ぞれの動作をさらに詳細に説明する。
【0108】次に、携帯端末10における動作を図8を
用いて説明する。使用者が、情報処理装置30との接続
指示を、操作ボタン13によって入力する。すると、携
帯端末10のCPU23は、通信回路22によって情報
処理装置30との通信を開始する。
【0109】携帯端末10のCPU23は、動作中、常
に、情報処理装置30との接続状況を監視している(ス
テップS501)。そして、接続されたことが検出され
た場合には、CPU23は、作業環境を規定した設定フ
ァイル等を情報処理装置30に送信、設定するためのプ
ログラムを起動する(ステップS502)。これ以降の
動作は、CPU23がこのプログラムを実行することで
実現されている。
【0110】CPU23は、所定の送信受け付け画面を
表示装置21に表示させて、送信する項目の指示を受け
付ける(ステップS503)。この送信受け付け画面上
には、一括送信ボタンと、選択送信ボタンとが設けられ
ており、使用者はいずれかを選ぶようになっている。一
括送信ボタンは、RAM24に保持されているすべての
項目についての設定ファイルなどを送信することを望む
場合に操作するボタンである。選択送信ボタンは、一部
の項目についただけ送信する場合に操作するボタンであ
る。
【0111】一括送信ボタンが押された場合、CPU2
3は、ステップS504へ進む。ステップS504にお
いて、CPU23は、RAM24に保持されているすべ
ての項目についての設定ファイル等を、通信回路22の
送信バッファに登録する。
【0112】一方、選択送信ボタンが押された場合、C
PU23は、ステップS505へ進む。ステップS50
5において、CPU23は、項目の選択画面を表示装置
21に表示させるとともに、送信、設定する項目の選択
をこの画面上において受け付ける。この選択画面には、
設定ファイル等がRAM24に保持されている項目の一
覧が表示されている。使用者は、この一覧表示を見なが
ら操作ボタン13を用いて所望の項目を選択する。ま
た、選択の終了は、この受付画面上に設けられた送信ボ
タンを使用者が押すことで指示されるようになってい
る。送信ボタンが押された場合、CPU23は、このと
き選択された項目についての設定ファイル等を、通信回
路22の送信バッファに格納する(ステップS50
6)。
【0113】ステップS504あるいはステップS50
6の後、CPU23は、送信バッファに格納された設定
ファイル等を通信回路22によって情報処理装置30へ
と送信する(ステップS507)。すべての設定ファイ
ル等を送信した後は、データの終了を示す特定のデータ
(End of data)を送信した上で送信処理を終
了する(ステップS508)。
【0114】以上の一連の動作の後、CPU23は、作
業環境を送信、設定するためのプログラムを終了する
(ステップS509)。この後は、ステップS501へ
戻り同様の処理を繰り返す。
【0115】次に、情報処理装置30における動作を図
9を用いて説明する。情報処理装置30のCPU35
は、電源投入直後に、自動的に接続状況を監視するプロ
グラムをRAM36に読み込んで、実行を開始する(ス
テップS601)。CPU35は、情報処理装置30の
動作中、このプログラムを常に実行し続けることで、携
帯端末10との接続状態を監視している(ステップS6
02)。
【0116】ステップS602における判定の結果、接
続されたことが確認された場合には、CPU35は、携
帯端末10から送信されてくる設定ファイルなどに基づ
いて作業環境を設定するためのプログラムを起動するか
否かを確認する(ステップS603)。確認の結果、起
動が指示された場合には、このプログラムをRAM36
に読み込んで、実行を開始する(ステップS604)。
これ以降の動作は、CPU35がこのプログラムを実行
することで実現されている。
【0117】CPU35は、データ受信の有無を確認す
る処理を繰り返しつつ、携帯端末10からデータ(ここ
では、作業環境の設定ファイル等)が送られてくるのを
待っている(ステップS605)。
【0118】通信回路33によってデータが受信されて
いた場合には、受信されたデータを通信回路33の受信
バッファに格納する(ステップS606)。つづいて、
このデータがデータの終了を示す特定のデータ(End
of data)であるか否かを判定する(ステップS
607)。判定の結果、特定のデータ(End ofd
ata)でなかった場合には、ステップS605に戻
り、後続のデータの受信を待つ。
【0119】一方、ステップS607における判定の結
果、特定のデータ(End of data)であった場
合には、このとき受信された一連のデータに基づいて作
業環境を変更するか否かを使用者に確認する(ステップ
S608)。この確認は、確認メッセージを表示装置3
1へ表示させるとともに、使用者による可否の選択を受
け付けることで行われる。
【0120】ステップS608における確認の結果、作
業環境を変更しないことが使用者によって指示された場
合には、受信バッファに保持されている設定ファイルな
どを削除する(ステップS609)。この後、CPU3
5は、ステップS605へ戻り、再びデータの受信を待
つ。
【0121】一方、ステップS608における確認の結
果、作業環境を変更することが使用者によって指示され
た場合、CPU35はその時点での既存の作業環境を保
存する(ステップS610)。この保存は、携帯端末1
0から設定ファイルなどが送られてきた項目について、
その設定ファイルのバックアップ(コピー)を作成し、
これを別途保存することでおこなう。つづいて、受信バ
ッファに保持されているデータ(すなわち、携帯端末1
0から送られてきた設定ファイル等)に基づいて、作業
環境を設定(変更)する(ステップS611)。既に述
べたとおり、作業環境の設定は、設定ファイルを特定の
場所に格納するか、あるいは、その設定ファイルの内容
を特定のファイルに記載することで行われる。
【0122】この後、使用者はこの情報処理装置30に
おいて再現された自らの作業環境の下、情報処理装置3
0を利用して所望の作業をおこなう。この間、CPU3
5は、携帯端末10との接続状況を監視しつづけている
(ステップS612)。また、作業環境を元の状態に復
帰させる指示が使用者から入力されているか否かを監視
し続けている(ステップS613)。
【0123】ステップS612においてこの接続が切断
されたことが検出された場合、あるいは、ステップS6
13において作業環境を元の状態に復帰させる指示が入
力されていることが検出された場合には、ステップS6
14へ進む。
【0124】ステップS614においては、CPU35
は後述する使用終了時動作を実行する。この使用終了時
動作については、この後、図10を用いて説明する。こ
の終了処理の後、CPU35は再びステップS602へ
戻り同様の動作を繰り返す。
【0125】(3) 使用終了時動作 使用終了時動作を図10を用いて説明する。この動作
は、図9におけるステップS614において実行されも
のである。
【0126】CPU35は、機密保持のため、受信バッ
ファの内容、すなわち携帯端末10から送られてきてい
た設定ファイル等を消去する(ステップS701)。つ
づいて、このとき作業中のファイルの有無を判定する
(ステップS702)。この判定の結果、作業中のファ
イル(たとえば、文書データ)がある場合には、この作
業中のファイルの転送が可能であるか否かを判定する
(ステップS703)。この判定には、設定ファイルと
ともに送られてきた情報によって指定されている転送先
へアクセス可能であるか否かの確認、また、転送に必要
な機構の有無の確認も含まれる。
【0127】ステップS703における判定の結果、転
送可能であった場合には、CPU35は、指定されてい
る情報処理装置30等へ、このとき作業中のファイルを
通信回路33によって転送する(ステップS704)。
この後は、ステップS705へ進む。
【0128】ステップS703において転送できなかっ
た場合は、直接、ステップS705へ進む。
【0129】ステップS705において、CPU35
は、機密保持のため、作業中のファイルを削除する。さ
らに、バックアップしていたデータに基づいて、元の作
業環境を復元する(ステップS706)。つづいて、こ
の使用時終了動作を終了する(ステップS707)。こ
の後は、図9におけるステップS602へと戻る。な
お、他人のデータを作業できないように、例えばハード
ディスクの中身が見えないようにしておくなどの処理を
しておくことが望ましい。したがって、自分の持ってき
たファイルのみを操作することも可能である。
【0130】なお、自分用に作業環境が変更された情報
処理装置30を使用している最中に、使用者が誤ってそ
の情報処理装置30をリセットしてしまうことも考えら
れる。この場合には、当該情報処理装置30に残ってい
る設定ファイル等については、再起動の直後に自動的に
削除される。これは、接続状況を監視するプログラムお
よびこれを実行するCPU35等によって実現されてい
る。具体的には、情報処理装置30への電源投入直後
に、CPU35は、この情報処理装置30の動作中、常
に存在しつづける常駐ファイルを作成する。そして、こ
の常駐ファイルに、アプリケーションの起動・終了、各
種ファイルの作成、削除などの動作を記録しつづけてい
る。したがって、起動時に、前回の常駐ファイルの内容
を確認することで、削除の有無等を検出できる。
【0131】以上説明したとおりこの実施の形態の情報
処理システムでは、不特定の人間によって共用されるよ
うな情報処理装置30においても、使用者は自分の作業
環境を再現できる。したがって、効率よく作業をおこな
うことができる。また、携帯端末10と情報処理装置3
0との接続が何らかの理由で切断された場合(たとえ
ば、使用者が情報処理装置30から離れた場合)には、
当該情報処理装置30へ送信されていた各種設定ファイ
ルは自動的に削除される。このため、ネットワーク設
定、パスワード等の秘密性の高い情報が漏洩する可能性
も少ない。その一方で、作業中の文書データなどは、別
途指定される情報処理装置30などへ送信されるため、
これを失うことはない。
【0132】また、主要な項目についてはあらかじめ画
面に表示されるため、項目の選択、指定が容易である。
【0133】作業環境を構成する各種項目の具体的な内
容を取得、設定する手法は、上述した実施の形態に示し
た方法に限定されものではない。いかなる手法であって
も構わない。
【0134】上述した実施の形態では、携帯端末10か
ら送信されてきた設定ファイルなどに基づいて構築され
た作業環境は、使用終了時に必ず破棄されるようになっ
ていた。しかし、使用者からの指示に基づいて正常に使
用を終了する場合には、この作業環境を破棄するか否か
を選択できるようにしてもよい。このようにすれば、自
分用の情報処理装置を新規に追加購入した場合でも、こ
の新規に購入した情報処理装置において自分用の作業環
境を容易に実現できる。
【0135】上述した実施の形態では、受信バッファお
よび送信バッファを、通信回路22、通信回路33が内
蔵しているものとして述べたが、これらについてはRA
M24、36の一部領域を利用して構成しても構わな
い。
【0136】また、上述したCPU35,CPU23に
よって実行されるプログラムをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプ
ログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行す
ることにより上述した各種処理機能を実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS
や周辺機器などのハードウエアを含むものとする。
【0137】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(或いは表示環境)も含むものとする。
【0138】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気
ディスク、ROM、CD−ROMなどの可搬媒体、コン
ピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記
録装置のことをいう。さらに、「コンピュータ読み取り
可能な記録媒体」とは、インターネットなどのネットワ
ークや電話回線などの通信回線を解してプログラムを送
信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプロ
グラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアン
トとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのよ
うに、一定時間プログラムを保持しているものを含むも
のとする。また、上記プログラムは、前述した機能の一
部を実現するためのものであってよく、さらに前述した
機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよ
い。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、所望の作業環境を容易に構築することができるため
利便性に優れる。また、作業環境に必要な情報の秘密性
も確保できる。より詳細には以下の通りである。
【0140】この発明では、情報処理装置の作業環境を
構成する各項目の内容を設定支援装置において保持する
とともに、これをいずれかの情報処理装置に対して送信
することができる。したがって、この設定支援装置が送
信するデータに基づいて作業環境を構築(設定)する機
能を備えた情報処理装置と組み合わせて使用した場合に
おいては、当該情報処理装置において所望の(たとえ
ば、自分用の)作業環境を容易に構築することができ
る。
【0141】この発明では、機能上、設定することが必
須として扱われていることが多い項目(情報処理装置に
おける通信に関する項目、ネットワークに関する項目、
電子メールに関する項目、ユーザ名、パスワード)を、
設定することができる。したがって、自分専用でない情
報処理装置を使用する場合に、これらの項目を設定して
いないことが原因となって所望の機能を使用できないと
いった事態を防止することができる。
【0142】この発明では、使用者はベルトによって設
定支援装置を常に腕に装着できる。したがって、使用者
はこの設定支援装置を常に携帯できる。また、各種項目
についての秘密性の高い設定内容を保持しているこの設
定支援装置を紛失するおそれも少ない。
【0143】この発明では、情報処理装置の作業環境を
構成する各項目の内容を保持するとともに、これをいず
れかの情報処理装置に対して送信することができる。し
たがって、このコンピュータが送信するデータに基づい
て作業環境を構築(設定)する機能を備えた情報処理装
置と組み合わせて使用した場合においては、当該情報処
理装置において所望の(たとえば、自分用の)作業環境
を容易に構築することができる。
【0144】この発明では、機能上、設定することが必
須として扱われていることが多い項目(情報処理装置に
おける通信に関する項目、ネットワークに関する項目、
電子メールに関する項目、ユーザ名、パスワード)を、
設定することができる。したがって、自分専用でない情
報処理装置を使用する場合に、これらの項目を設定して
いないことが原因となって所望の機能を使用できないと
いった事態を防止することができる。
【0145】この発明では、通信によって入手したデー
タに基づいて作業環境を構成する項目の内容を設定する
ことができる。したがって、作業環境を構成する各項目
の内容を保持するとともに、これを送信することができ
る装置と組み合わせて使用した場合には、この情報処理
装置において所望の(たとえば、自分用の)作業環境を
容易に構築することができる。
【0146】この発明では、あらかじめ定められた所定
の場合には、受信設定データが削除されるため、秘密性
を確保することができる。
【0147】この発明では、受信設定データが削除され
た後、この受信設定データに基づいて設定されていた項
目が未設定のままの状態とされることがない。これらの
項目を所定の状態(たとえば、デフォルト設定値)に設
定するため、当該情報処理装置を他の人が使用しようと
した場合でもすぐに使用できる。このような効果は、設
定することが必須とされている項目について特に有用で
ある。
【0148】この発明では、各項目の内容が、受信設定
データに基づいて設定される前の状態に戻る。したがっ
て、使用者がわざわざもとの状態に戻す必要がないた
め、利便性が高い。
【0149】この発明では、受信設定データを送信して
きた相手との通信が切断された場合、該情報処理装置が
再起動された場合、該情報処理装置の動作を終了する場
合、のうちの少なくとも一つの場合には、受信データの
削除等が行われるため、受信設定データの秘密性をより
確実に確保できる。
【0150】この発明では、通信の切断に伴って受信設
定データが削除される場合でも、作業中のデータが失わ
れることがない。したがって、秘密性と利便性とを両立
させることができる。
【0151】この発明では、処理中のデータの送信先
を、使用者それぞれが設定できる。したがって、より利
便性が高い。
【0152】この発明では、所定の場合であっても受信
設定データが削除されてしまうことがない。したがっ
て、受信設定データによって再現した作業環境をそのま
ま残すことができるため、より利便性が高い。たとえ
ば、自分用に新たな情報処理装置を購入した場合、この
新規に購入した情報処理装置で、それまで使用していた
情報処理装置と同じ作業環境を実現することが容易であ
る。
【0153】この発明では、通信によって入手したデー
タに基づいて作業環境を構成する項目の内容を設定する
ことができる。したがって、作業環境を構成する各項目
の内容を保持するとともに、これを送信することができ
る装置と組み合わせて使用した場合には、この情報処理
装置において所望の(たとえば、自分用の)作業環境を
容易に構築することができる。
【0154】この発明では、あらかじめ定められた所定
の場合には、受信設定データが削除されるため、秘密性
を確保することができる。
【0155】この発明では、受信設定データが削除され
た後、この受信設定データに基づいて設定されていた項
目が未設定のままの状態とされることがない。これらの
項目を所定の状態(たとえば、デフォルト設定値)に設
定するため、当該情報処理装置を他の人が使用しようと
した場合でもすぐに使用できる。このような効果は、設
定することが必須とされている項目について特に有用で
ある。
【0156】この発明では、各項目の内容が、受信設定
データに基づいて設定される前の状態に戻る。したがっ
て、使用者がわざわざもとの状態に戻す必要がないた
め、利便性が高い。
【0157】この発明では、受信設定データを送信して
きた相手との通信が切断された場合、該情報処理装置が
再起動された場合、該情報処理装置の動作を終了する場
合、のうちの少なくとも一つの場合には、受信データの
削除等が行われるため、受信設定データの秘密性をより
確実に確保できる。
【0158】この発明では、通信の切断に伴って受信設
定データが削除される場合でも、作業中のデータが失わ
れることがない。したがって、秘密性と利便性とを両立
させることができる。
【0159】この発明では、処理中のデータの送信先
を、使用者それぞれが設定できる。したがって、より利
便性が高い。
【0160】この発明では、所定の場合であっても受信
設定データが削除されてしまうことがない。したがっ
て、受信設定データによって再現した作業環境をそのま
ま残すことができるため、より利便性が高い。たとえ
ば、自分用に新たな情報処理装置を購入した場合、この
新規に購入した情報処理装置で、それまで使用していた
情報処理装置と同じ作業環境を実現することが容易であ
る。
【0161】この発明では、情報処理装置の作業環境を
構成する項目の内容を容易に取得することができる。作
業環境を構成する項目の内容を受信、記憶し、これを必
要に応じて送信する装置(たとえば、設定支援装置)と
組み合わせて使用すれば、作業環境を構成する項目の内
容を容易に取得することができる。
【0162】この発明では、コンピュータの作業環境を
構成する項目の内容を容易に取得することができる。作
業環境を構成する項目の内容を受信、記憶し、これを必
要に応じて送信する装置(たとえば、設定支援装置)と
組み合わせて使用すれば、作業環境を構成する項目の内
容を容易に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概要を示す図である。
【図2】携帯端末の内部構成を示すブロック図である。
【図3】情報処理装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】情報処理装置から送信される個人設定情報を携
帯端末が受信する処理の概要を示す図である。
【図5】図4における情報処理装置側の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図4における携帯端末側の処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】個人設定情報を携帯端末が情報処理装置へ送信
する処理の概要を示す図である。
【図8】図7における携帯端末側の処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】図7における情報処理装置側の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図10】使用終了時動作を示すフロチャートである。
【符号の説明】
10 携帯端末 12 表示画面 13 操作ボタン 15 ベルト 21 表示装置 22 通信回路 23 CPU 24 RAM 25 ROM 30 情報処理装置 31 表示装置 32 操作部 33 通信回路 34 記憶装置 35 CPU 36 RAM 37 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金坂 俊哉 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 藤原 俊行 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 守屋 宏一 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 杉山 章 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 高野 香 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 Fターム(参考) 5B076 AA02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置での作業環境を構成する項
    目の設定を支援する設定支援装置において、 前記情報処理装置から送られてくる、前記項目の内容を
    規定した情報およびその設定に必要な情報を含んだデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信したデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記データの送信指示を受け
    付ける受付手段と、 前記受付手段が送信指示を受け付けた場合、前記記憶手
    段に記憶されたデータを前記情報処理装置に送信する送
    信手段と、 を備えたことを特徴とする設定支援装置。
  2. 【請求項2】 前記項目は、前記情報処理装置における
    通信に関する項目、ネットワークに関する項目、電子メ
    ールに関する項目、ユーザ名、パスワードのうちの少な
    くとも一つを含むものであること、 を特徴とする請求項1に記載の設定支援装置。
  3. 【請求項3】 該設定支援装置を使用者の腕に装着する
    ためのベルトを有すること、 を特徴とする請求項1または2に記載の設定支援装置。
  4. 【請求項4】 情報処理装置での作業環境を構成する項
    目の設定を支援する処理をコンピュータに行わせるプロ
    グラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録
    媒体において、 コンピュータを、 前記情報処理装置から送られてくる、前記項目の内容を
    規定した情報およびその設定に必要な情報を含んだデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信したデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記データの送信指示を受け
    付ける受付手段と、 前記受付手段が送信指示を受け付けた場合、前記記憶手
    段に記憶されたデータを前記情報処理装置に送信する送
    信手段と、 として機能させるためのプログラムを記録したこと、 を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記項目は、前記情報処理装置における
    通信に関する項目、ネットワークに関する項目、電子メ
    ールに関する項目、ユーザ名、パスワードのうちの少な
    くとも一つを含むものであること、 を特徴とする請求項4に記載のコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 あらかじめ定められた所定の項目の内容
    を設定することで、その作業環境が構築される情報処理
    装置において、 他の装置と通信することでデータを授受する通信手段
    と、 前記通信手段によって受信された、前記項目についての
    内容を規定する情報およびその設定に必要な情報を含ん
    だデータ(以下「受信設定データ」と呼ぶ)を記憶する
    受信設定データ記憶手段と、 前記受信設定データに基づいて、該情報処理装置におけ
    る当該受信設定データに含まれている項目の内容を設定
    する設定手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記設定手段は、あらかじめ定められた
    場合において前記受信設定データを削除するものである
    こと、 を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、前記削除を行った後、
    前記受信設定データに基づいて設定されていた項目の内
    容を所定の状態に設定するものであること、 を特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記受信設定データに
    基づいて項目の内容を設定する際に当該項目の該設定前
    の内容を示すデータを保存するものであり、前記受信設
    定データを削除した後には該保存したデータに基づいて
    当該項目の内容を設定するものであること、 を特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記通信手段の通信状況および該情報
    処理装置の動作状況を監視する監視手段を備え、 前記所定の場合とは、前記受信設定データを送信してき
    た相手との通信が切断された場合と、該情報処理装置が
    再起動された場合と、該情報処理装置の作業環境設定処
    理の動作を終了する場合と、のうちの少なくとも一つで
    あること、 を特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載の情報
    処理装置。
  11. 【請求項11】 使用者が作業しているデータを処理す
    るデータ処理手段を備え、 前記監視手段が通信の切断を検出した場合、前記通信手
    段は前記データ処理手段が処理中の前期データを、所定
    の装置に対して送信するものであること、 を特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記受信設定データは、所定の装置へ
    の宛先を示す宛先情報を含んで構成されており、 前記通信手段は、前記監視手段が通信の切断を検出した
    場合には、前記宛先情報によって特定される装置へ、そ
    のとき処理中のデータを送信するものであること、 を特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記受信設定データを保存する指示を
    受け付ける保存指示手段を備え、 前記設定手段は、前記保存指示手段が保存の指示を受け
    付けている場合には、前記所定の場合であっても前記受
    信設定データを削除しないこと、 を特徴とする請求項7〜12のいずれか一つに記載の情
    報処理装置。
  14. 【請求項14】 あらかじめ定められた所定の項目の内
    容を設定することで、その作業環境が構築されるコンピ
    ュータに行わせるプログラムが記録された、コンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体において、 コンピュータを、 他の装置と通信することでデータを授受する通信手段
    と、 前記通信手段によって受信された、前記項目についての
    内容を規定する情報およびその設定に必要な情報を含ん
    だデータ(以下「受信設定データ」と呼ぶ)を記憶する
    受信設定データ記憶手段と、 前記受信設定データに基づいて、該コンピュータにおけ
    る当該受信設定データに含まれている項目の内容を設定
    する設定手段と、 として機能させるためのプログラムを記録したこと、 を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記設定手段は、あらかじめ定められ
    た所定の場合において前記受信設定データを削除するも
    のであること、 を特徴とする請求項14に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記設定手段は、前記削除を行った
    後、前記受信設定データに基づいて設定されていた項目
    の内容を所定の状態に設定するものであること、 を特徴とする請求項15に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記設定手段は、前記受信設定データ
    に基づいて項目の内容を設定する際に当該項目の該設定
    前の内容を示すデータを保存するものであり、前記受信
    設定データを削除した後には該保存したデータに基づい
    て当該項目の内容を設定するものであること、 を特徴とする請求項16に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、前記通信手段の通信状況および該コンピュータの動
    作状況を監視する監視手段としても機能させるものであ
    り、 前記所定の場合とは、前記受信設定データを送信してき
    た相手との通信が切断された場合と、該コンピュータが
    再起動された場合と、該コンピュータの作業環境設定処
    理の動作を終了する場合と、のうちの少なくとも一つで
    あること、 を特徴とする請求項15〜17のいずれか一つに記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 データを処理するデータ処理手段を備
    え、 前記監視手段が通信の切断を検出した場合、前記通信手
    段は前記データ処理手段が処理中のデータを、所定の装
    置に対して送信するものであること、 を特徴とする請求項18に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記受信設定データは、所定の装置へ
    の宛先を示す宛先情報を含んで構成されており、 前記通信手段は、前記監視手段が通信の切断を検出した
    場合には、前記宛先情報によって特定される装置へ、そ
    のとき処理中のデータを送信するものであること、 を特徴とする請求項19に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、前記受信設定データを保存する指示を受け付ける保
    存指示手段としても機能させるものであり、 前記設定手段は、前記保存指示手段が保存の指示を受け
    付けている場合には、前記所定の場合であっても、前記
    受信設定データを削除しないこと、 を特徴とする請求項15〜20のいずれか一つに記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 あらかじめ定められた所定の項目の内
    容を設定することで、その作業環境が構築される情報処
    理装置において、 使用者による所望の項目の指定を受け付ける指定受け付
    け手段と、 前記指定受け付け手段が指定を受け付けた項目につい
    て、その内容を示す情報およびその設定に必要な情報を
    取得する取得手段と、 前記取得手段が取得した情報を含んだデータを、送信す
    るデータ送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  23. 【請求項23】 あらかじめ定められた所定の項目の内
    容を設定することで、その作業環境が構築されるコンピ
    ュータに行わせるプログラムが記録された、コンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体において、 コンピュータを、 使用者による所望の項目の指定を受け付ける指定受け付
    け手段と、 前記指定受け付け手段が指定を受け付けた項目につい
    て、その内容を示す情報およびその設定に必要な情報を
    取得する取得手段と、 前記取得手段が取得した情報を含んだデータを、送信す
    るデータ送信手段と、 として機能させるためのプログラムを記録したこと、 を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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