JP2002287784A - 音声合成用圧縮素片作成装置、音声規則合成装置及びそれらに用いる方法並びにそのプログラム - Google Patents

音声合成用圧縮素片作成装置、音声規則合成装置及びそれらに用いる方法並びにそのプログラム

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JP2002287784A
JP2002287784A JP2001091560A JP2001091560A JP2002287784A JP 2002287784 A JP2002287784 A JP 2002287784A JP 2001091560 A JP2001091560 A JP 2001091560A JP 2001091560 A JP2001091560 A JP 2001091560A JP 2002287784 A JP2002287784 A JP 2002287784A
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems
    • G10L13/06Elementary speech units used in speech synthesisers; Concatenation rules

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない音声素片の記憶容量で、高い品質の規
則合成音声が得られる音声合成用圧縮素片作成装置を提
供する。 【解決手段】 分析部11は音声データベース21中の
音声に対して、単位を作成するために必要な分析を行
い、その結果を分析データベース22に蓄える。単位生
成部12は分析データベース22の内容を入力とし、音
声規則合成装置で必要とされる単位を生成する。この
際、単位生成部12は単位毎にインデックスを付与して
単位インデックス23を作成するとともに、音声のどの
部分を音声素片のどの部分に配置するかの配置情報10
1を決定する。圧縮部13は配置情報101を入力と
し、音声データベース21中の音声波形を予め決められ
た固定長のフレーム単位で圧縮して音声素片データベー
ス24に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声合成用圧縮素片
作成装置、音声規則合成装置及びそれらに用いる方法並
びにそのプログラムに関し、特に音声の規則合成及びそ
こで使用する音声素片の作成に関する。
【0002】
【従来の技術】音声の規則合成を行う方法としては、波
形編集方式がよく用いられる。この方式によれば、高品
質を得やすい反面、合成音声波形を作成するための音声
素片と呼ばれる元波形を大量に保持するため、必要な記
憶容量が大きいという問題があり、コスト高の原因とな
っている。
【0003】この問題を解決するために、従来の技術で
は、音声素片を圧縮する試みが行われてきている。例え
ば、特開平08−160991号公報に開示された技術
では、隣接ピッチ間の差分をとった形で記憶するように
している。
【0004】また、特開平05−073100号公報に
開示された技術では、スペクトル情報に対してのみベク
トル量子化を行い、圧縮されたパラメータパタンを生成
し、コードブックで保持するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、音質の低下を抑えつつ、音声素片の圧縮率を高くす
ることが困難であるという問題がある。特に、音声合成
に用いる音声素片は、一般に別々の複数の音声から集め
られるため、細かな音声区間が多数存在するが、圧縮率
の高い圧縮方法を使うと、音声区間の先頭での歪みが大
きくなる場合があるので、全体としての歪みが大きくな
りやすい傾向がある。このような歪みは、合成音声の品
質低下につながる。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、少ない音声素片の記憶容量で、高い品質の規則合
成音声を得ることができる音声合成用圧縮素片作成装
置、音声規則合成装置及びそれらに用いる方法並びにそ
のプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による音声合成用
圧縮素片作成装置は、音声の規則合成を行う音声規則合
成装置に用いる前記音声の波形素片を作成する音声合成
用圧縮素片作成装置であって、固定長のフレーム毎に履
歴を持ちかつ圧縮結果が固定長である圧縮方式を用いて
前記波形素片を圧縮する圧縮手段と、複数の元発声の区
間から前記圧縮された波形素片を順に並べて圧縮素片を
作成する作成手段とを備えている。
【0008】本発明による音声規則合成装置は、音声の
規則合成を行う音声規則合成装置であって、固定長のフ
レーム毎に履歴を持ちかつ圧縮結果が固定長である圧縮
方式を用いて圧縮された波形素片を順に並べて作成され
た圧縮素片を基に合成時に必要な単位の該当固定長フレ
ームを伸長して音声素片波形を取出す波形生成手段を備
えている。
【0009】本発明による音声合成用圧縮素片作成方法
は、音声の規則合成を行う音声規則合成装置に用いる前
記音声の波形素片を作成する音声合成用圧縮素片作成方
法であって、前記波形素片をフレーム毎に圧縮して保持
するようにしている。
【0010】本発明による音声規則合成方法は、音声の
規則合成を行う音声規則合成方法であって、フレーム毎
に圧縮して保持された圧縮素片を基に合成時に必要な単
位の該当フレームを伸長して音声素片波形を取出すよう
にしている。
【0011】本発明による音声合成用圧縮素片作成方法
のプログラムは、音声の規則合成を行う音声規則合成装
置に用いる前記音声の波形素片を作成する音声合成用圧
縮素片作成方法のプログラムであって、コンピュータ
に、前記波形素片をフレーム毎に圧縮して保持する処理
を実行させている。
【0012】本発明による音声規則合成方法のプログラ
ムは、音声の規則合成を行う音声規則合成方法のプログ
ラムであって、コンピュータに、フレーム毎に圧縮して
保持された圧縮素片を基に合成時に必要な単位の該当フ
レームを伸長して音声素片波形を取出す処理を実行させ
ている。
【0013】本発明によるコンピュータチップは、音声
の規則合成を行う音声規則合成装置に用いる前記音声の
波形素片を作成する音声合成用圧縮素片作成方法におい
て、前記波形素片をフレーム毎に圧縮して保持する方法
を実装している。
【0014】本発明によるコンピュータチップは、音声
の規則合成を行う音声規則合成方法において、フレーム
毎に圧縮して保持された圧縮素片を基に合成時に必要な
単位の該当フレームを伸長して音声素片波形を取出す方
法を実装している。
【0015】本発明によるビットストリームは、音声の
規則合成を行う音声規則合成装置に用いる前記音声の波
形素片を作成する音声合成用圧縮素片作成方法におい
て、前記波形素片をフレーム毎に圧縮して保持する方法
で作成された圧縮ビットストリームを順次繋ぎ合わせる
ようにしている。
【0016】すなわち、本発明の音声合成用圧縮素片作
成装置は、音声素片を固定長フレーム単位で圧縮する。
その際、圧縮結果のフレーム長が固定である一定ビット
レート音声圧縮を行い、また履歴を用いる音声圧縮方法
を使うことによって圧縮効率を上げる。
【0017】音声区間の先頭での歪みが大きくなる点に
対しては、ある音声区間の圧縮を行うに先立って、先行
する音声区間を圧縮しておき、伸長時にも先行する音声
区間を先に伸長して読み捨てることによって、音声区間
先頭での歪みを緩和する。
【0018】これによって、少ない音声素片の記憶容量
で、高い品質の規則合成音声を得ることが可能となる。
また、記憶容量が少なくて済むため、低コストで実現す
ることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に
よる音声合成用圧縮素片作成装置の構成を示すブロック
図である。図1において、本発明の第1の実施例による
音声合成用圧縮素片作成装置は分析部11と、単位生成
部12と、圧縮部13と、音声データベース21と、分
析データベース22と、単位インデックス23と、音声
素片データベース24とから構成されている。
【0020】本発明の第1の実施例による音声合成用圧
縮素片作成装置においては、予め人間が発声した音声を
収録して音声データベース21に蓄えられている。分析
部11は音声データベース21中の音声に対して、単位
を作成するために必要な分析を行い、その結果を分析デ
ータベース22に蓄える。
【0021】単位生成部12は分析データベース22の
内容を入力とし、図示せぬ音声規則合成装置で必要とさ
れる単位を生成する。この際、単位毎にインデックスを
付与して単位インデックス23を作成するとともに、音
声のどの部分を音声素片のどの部分に配置するかの配置
情報101を決定する。
【0022】圧縮部13は配置情報101を入力とし、
音声データベース21中の音声波形を予め決められた固
定長のフレーム単位で圧縮して音声素片データベース2
4に格納する。
【0023】図2は本発明の第1の実施例におけるフレ
ーム単位の圧縮を説明するための図である。この図2を
参照して圧縮部13によるフレーム単位の圧縮について
説明する。
【0024】圧縮部13は、図2に示すように、固定長
のフレーム単位で処理を行う。具体的には、実際の音声
区間の始端の時刻t1と、終端の時刻t2とからそれを
含む最小の連続したl個のフレームn,(n+1),
(n+2),...,(n+L−1)を決定する。
【0025】その後、圧縮部13の履歴をリセットして
から、フレームnからフレーム(n+L−1)までの各
フレームを順次圧縮し、圧縮ビットストリームのL個の
組を得る。この圧縮には固定長フレームで履歴を有しか
つ圧縮結果が固定長である圧縮方式を使用する。
【0026】ここで、「履歴を有する」とはあるフレー
ムiを圧縮する際に、時間的にその前のフレームの情報
を使用することである。このような圧縮方式としては、
ADPCM(Adaptive Differenti
al Pulse CodeModulation)、
CELP(Code Excited Linear
Prediction)、VSELP(Vector
Sum Excited Linear Predic
tion)等が知られている。
【0027】実際の単位作成においては、複数の発声か
ら複数の区間を圧縮素片に登録する。その際、単一の音
声区間に対する圧縮ビットストリームを順次つなぎ合わ
せて、音声素片データベース24とする。圧縮結果が固
定長であるため、この圧縮ビットストリームをつなぎ合
わせた列である音声素片データベース24は先頭ビット
ストリームからのフレーム番号によって効率良く参照す
ることが可能である。
【0028】よって、単位インデックス23には対応す
る開始フレーム番号とフレーム数とで記録することがで
きる。また、フレームの先頭Aから実際の音声区間の先
頭Bまでのオフセット(B−A)や、実際の音声区間長
(C−B)も、単位インデックス23にあわせて記録す
る。
【0029】図3は本発明の第1の実施例による音声規
則合成装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、本発明の第1の実施例による音声規則合成装置は単
位インデックス23と、音声素片データベース24と、
入力部31と、韻律生成部32と、単位選択部33と、
波形生成部34と、音声素片読出し部35とから構成さ
れている。
【0030】本発明の第1の実施例による音声規則合成
装置において、入力部31は発音記号列等102の人間
が使いやすい形を入力とし、合成音声の作成に必要な情
報を構造体等の利用しやすい形に展開する。この展開さ
れた情報を発音情報103と定義する。
【0031】韻律生成部32は発音情報103を入力と
し、テンポやイントネーション等の韻律情報104を生
成する。単位選択部33は単位インデックス23を参照
し、発音情報103と韻律情報104とから最適な単位
系列(単位選択情報105)を選択する。
【0032】波形生成部34は単位系列(単位選択情報
105)にしたがって音声素片を編集することによって
合成音声波形(音声波形107)を生成する。この時、
本発明の第1の実施例による音声合成用圧縮素片作成装
置が作成した音声素片データベース24は圧縮されてい
るので、音声素片読出し部35が音声素片データベース
24から必要な個所を読出して伸長することで音声素片
106を作成する。
【0033】波形生成部34は波形を生成するために用
いる単位について、該当する音声素片データベース24
上の格納位置を単位インデックス23から開始フレーム
番号及びフレーム数として取得する。
【0034】音声素片読出し部35は波形生成部34か
ら開始フレーム番号及びフレーム数を受取り、最初に履
歴をリセットし、開始フレーム番号からフレーム数分の
ビットストリーム列をその頭から順次展開し、音声素片
106を生成して波形生成部34に渡す。波形生成部3
4は音声素片106のオフセット(B−A)から実際の
音声素片波形を使用して合成音声波形を作成する。
【0035】図4は本発明の第2の実施例におけるフレ
ーム単位の圧縮を説明するための図である。この図4を
参照して本発明の第2の実施例におけるフレーム単位の
圧縮について説明する。尚、本発明の第2の実施例によ
る音声合成用音声単位作成装置及び音声規則合成装置は
図1に示す本発明の第1の実施例による音声合成用音声
単位作成装置及び図3に示す本発明の第1の実施例によ
る音声規則合成装置と同様の構成となっている。
【0036】上述した本発明の第1の実施例における音
声合成用音声単位作成装置においては、図2に示すよう
に、実際の音声区間の開始点Aと先頭フレームnの開始
点Bとが等しいことは保証していない。
【0037】これに対して、本発明の第2の実施例にお
いては、常に最初のフレームnを実際の音声区間の開始
点Bから開始し、A=Bとする。この様子を図4に示
す。したがって、本実施例においてはフレームの先頭A
から実際の音声区間の先頭Bまでのオフセット(B−
A)を単位インデックス23に記録する必要はない。
【0038】本発明の第2の実施例における音声規則合
成装置においては、音声素片読出し部35の動作は本発
明の第1の実施例における音声規則合成装置と同じであ
る。但し、実際の音声区間の始端がフレームの始端と等
しいため、波形生成部34は音声素片106のオフセッ
ト(B−A)を考慮せずに、フレームの始端から実際の
音声素片波形を使用することができる。
【0039】図5は本発明の第3の実施例におけるフレ
ーム単位の圧縮を説明するための図である。この図5を
参照して本発明の第3の実施例におけるフレーム単位の
圧縮について説明する。尚、本発明の第3の実施例によ
る音声合成用音声単位作成装置及び音声規則合成装置は
図1に示す本発明の第1の実施例による音声合成用音声
単位作成装置及び図3に示す本発明の第1の実施例によ
る音声規則合成装置と同様の構成となっている。
【0040】本発明の第3の実施例における音声合成用
音声単位作成装置においては、図5に示すように、実際
の音声区間から予め決められた固定のフレーム数Nだけ
遡った点から圧縮を行う。また、単位インデックス23
に記録する開始フレーム番号とフレーム数とは実際の音
声区間を含む最小の区間であるフレームだけである。
【0041】本発明の第3の実施例における音声規則合
成装置においては、波形生成部34が実際に必要な開始
フレーム番号とフレーム数とを得た後、音声素片読出し
部35が(開始フレーム番号−N)のフレームから順次
伸長を行う。
【0042】但し、(開始フレーム番号−N)から(開
始フレーム番号−1)までのフレームの内容は、実際の
音声区間を含まないので、その伸長だけを行って、この
伸長結果を読み捨てることになる。これによって、履歴
を伴う圧縮によっても、先頭フレームにおいて履歴がな
いことによる悪影響を緩和することができる。
【0043】図6は本発明の第4の実施例における音声
区間の先頭以外から展開する場合の動作を説明するため
の図である。この図6を参照して本発明の第4の実施例
における音声区間の先頭以外から展開する場合の動作に
ついて説明する。尚、本発明の第4の実施例による音声
合成用音声単位作成装置及び音声規則合成装置は図1に
示す本発明の第1の実施例による音声合成用音声単位作
成装置及び図3に示す本発明の第1の実施例による音声
規則合成装置と同様の構成となっている。
【0044】本発明の第4の実施例による音声規則合成
において、波形生成部34で実際の音声区間の先頭Bか
らではなく、それ以外の時点F以降の音声素片が必要に
なる場合もある。
【0045】この場合、本発明の第4の実施例による
と、この時に実際に使用する開始フレーム番号とフレー
ム数とを音声素片読出し部35に渡すと、音声素片読出
し部35は、図6に示すように、圧縮の際の開始フレー
ムとは別のフレームから展開を行うことになる。
【0046】本発明の第4の実施例による音声規則合成
装置の音声素片読出し部35では、この場合でも音声合
成用音声単位作成装置での実際の音声区間の先頭Bを基
準にして読込むフレームを決定する。この場合、(開始
フレーム番号−N)から(M−1)までのフレームの内
容は実際に使う音声区間を含まないので、その伸長だけ
を行って、この伸長結果を読み捨てることになる。
【0047】図7(a),(b)は本発明の第5の実施
例を説明するための図である。これら図7(a),
(b)を参照して本発明の第5の実施例について説明す
る。尚、本発明の第5の実施例による音声合成用音声単
位作成装置及び音声規則合成装置は図1に示す本発明の
第1の実施例による音声合成用音声単位作成装置及び図
3に示す本発明の第1の実施例による音声規則合成装置
と同様の構成となっている。
【0048】本発明の第5の実施例による音声合成用圧
縮素片作成装置では、単位生成部13が2以上の音声区
間が元発声上で連続することを検出し[図7(a)参
照]、その場合にはそれらの音声区間を一つの音声区間
とみなしてまとめて圧縮する[図7(b)参照]。
【0049】これによって、図7(a)に示すように、
音声区間境界においてフレームが重複して圧縮・格納さ
れることを防ぐ。これによって生成された音声素片デー
タベース24は本発明の第5の実施例による音声規則合
成装置で読出すことができる。
【0050】図8(a),(b)は本発明の第6の実施
例を説明するための図である。これら図8(a),
(b)を参照して本発明の第6の実施例について説明す
る。尚、本発明の第6の実施例による音声合成用音声単
位作成装置及び音声規則合成装置は図1に示す本発明の
第1の実施例による音声合成用音声単位作成装置及び図
3に示す本発明の第1の実施例による音声規則合成装置
と同様の構成となっている。
【0051】本発明の第6の実施例による音声合成用圧
縮素片作成装置では、単位生成部13が2以上の音声区
間が元発声上で一連の近接した発声であることを検出し
かつその間隙の長さが遡るべき予め決められた固定のフ
レーム数N分の長さよりも短い場合[図8(a)参
照]、それらの音声区間を一つの音声区間とみなしてま
とめて圧縮する[図8(b)参照]。
【0052】これによって、図8(a)に示すように、
音声区間境界においてフレームが重複して圧縮・格納さ
れることを防ぐ。この場合、後続側の音声区間の開始点
はフレームの開始点と一致する保証がないので、フレー
ムの先頭Aから実際の音声区間の先頭Bまでのオフセッ
ト(B−A)は省略することができない。
【0053】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。本発明の第7の実施例による音声合成用音声単位
作成装置及び音声規則合成装置は図1に示す本発明の第
1の実施例による音声合成用音声単位作成装置及び図3
に示す本発明の第1の実施例による音声規則合成装置と
同様の構成となっている。
【0054】本発明の第7の実施例による音声合成用圧
縮素片作成装置では、本発明の第2〜第6の実施例にお
ける遡るべき数Nを、圧縮歪によって動的に決定する。
具体的には、Nの最小値Nmin、最大値Nmaxと、
最大基準歪Dmaxを予め決めておく。
【0055】単位生成部12ではNをNminからNm
axまで順次変化させて圧縮部13による圧縮を行い、
圧縮歪を求め、Dmaxを超えない最大の圧縮歪を取る
値Nを採用して音声素片データベース24に書込む。こ
の時、該当単位の遡る数Nを単位インデックス23に記
録しておく。
【0056】本発明の第7の実施例による音声規則合成
装置では、音声素片読出し部35が単位インデックス2
3から該当する単位の遡る数Nを読出し、その値にした
がって本発明の第2〜第6の実施例による音声規則合成
装置の動作を行う。
【0057】このように、音声素片を固定長フレーム単
位で圧縮し、その際、圧縮結果のフレーム長が固定であ
る一定ビットレート音声圧縮を行い、また履歴を用いる
音声圧縮方法を使用することで圧縮効率を上げることに
よって、少ない音声素片の記憶容量で、高い品質の規則
合成音声を得ることができる。また、記憶容量が少なく
て済むため、低コストで実現することができる。
【0058】音声区間の先頭での歪みが大きくなる点に
対しては、ある音声区間の圧縮を行うに先立って、先行
する音声区間を圧縮しておき、伸長時にも先行する音声
区間を先に伸長して読み捨てることによって、音声区間
先頭での歪みを緩和することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声素片を固定長フレーム単位で圧縮する際に、圧縮結果
のフレーム長が固定である一定ビットレート音声圧縮を
行い、また履歴を用いる音声圧縮方法を使うことによっ
て、少ない音声素片の記憶容量で、高い品質の規則合成
音声を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による音声合成用圧縮素
片作成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるフレーム単位の
圧縮を説明するための図である。
【図3】本発明の第1の実施例による音声規則合成装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるフレーム単位の
圧縮を説明するための図である。
【図5】本発明の第3の実施例におけるフレーム単位の
圧縮を説明するための図である。
【図6】本発明の第4の実施例における音声区間の先頭
以外から展開する場合の動作を説明するための図であ
る。
【図7】(a),(b)は本発明の第5の実施例を説明
するための図である。
【図8】(a),(b)は本発明の第6の実施例を説明
するための図である。
【符号の説明】
11 分析部 12 単位生成部 13 圧縮部 21 音声データベース 22 分析データベース 23 単位インデックス 24 圧縮素片データベース 31 入力部 32 韻律生成部 33 単位選択部 34 波形生成部 35 音声素片読出し部 101 配置情報 102 発音記号列等 103 発音情報 104 韻律情報 105 単位選択情報 106 音声素片 107 音声波形

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声の規則合成を行う音声規則合成装置
    に用いる前記音声の波形素片を作成する音声合成用圧縮
    素片作成装置であって、固定長のフレーム毎に履歴を持
    ちかつ圧縮結果が固定長である圧縮方式を用いて前記波
    形素片を圧縮する圧縮手段と、複数の元発声の区間から
    前記圧縮された波形素片を順に並べて圧縮素片を作成す
    る作成手段とを有することを特徴とする音声合成用圧縮
    素片作成装置。
  2. 【請求項2】 前記作成手段は、連続した音声区間に対
    応する前記フレームのうちの先頭フレームの始点が音声
    単位の始点と一致するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の音声合成用圧縮素片作成装置。
  3. 【請求項3】 前記作成手段は、前記音声単位の先頭か
    ら予め決めた数のフレームだけ遡った時刻から圧縮を開
    始してそこから該当音声区間を含むフレーム数をまとめ
    て圧縮するようにしたことを特徴とする請求項3記載の
    音声合成用圧縮素片作成装置。
  4. 【請求項4】 前記作成手段は、複数の音声単位が元音
    声上で連続しかつ合成時に連続して使う可能性がある場
    合に前記複数の音声単位を連続した一つの単位と見なし
    て圧縮するようにしたことを特徴とする請求項1から請
    求項3のいずれか記載の音声合成用圧縮素片作成装置。
  5. 【請求項5】 前記作成手段は、複数の音声単位が元音
    声上で離れて存在しかつその間隙が充分に小さな場合に
    該当する複数の音声単位とその間の間隙とを一つの単位
    と見なして圧縮するようにしたことを特徴とする請求項
    1から請求項3のいずれか記載の音声合成用圧縮素片作
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記作成手段は、音声単位の先頭から遡
    るフレームの数を圧縮時の歪みに応じて可変にするよう
    にしたことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれ
    か記載の音声合成用圧縮素片作成装置。
  7. 【請求項7】 音声の規則合成を行う音声規則合成装置
    であって、固定長のフレーム毎に履歴を持ちかつ圧縮結
    果が固定長である圧縮方式を用いて圧縮された波形素片
    を順に並べて作成された圧縮素片を基に合成時に必要な
    単位の該当固定長フレームを伸長して音声素片波形を取
    出す波形生成手段を有することを特徴とする音声規則合
    成装置。
  8. 【請求項8】 前記波形生成手段は、連続した音声区間
    に対応する前記フレームのうちの先頭フレームの始点が
    音声単位の始点と一致するように作成された圧縮素片を
    基に前記フレームの始点が音声単位の始点と一致するよ
    うにしたことを特徴とする請求項7記載の音声規則合成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記波形生成手段は、前記音声単位の先
    頭から予め決めた数のフレームだけ遡った時刻から圧縮
    を開始してそこから該当音声区間を含むフレーム数をま
    とめて圧縮した圧縮素片を基に前記音声単位の先頭から
    予め決めた数のフレームだけ遡って伸長するようにした
    ことを特徴とする請求項8記載の音声規則合成装置。
  10. 【請求項10】 前記波形生成手段は、前記音声単位の
    先頭以外から合成を開始する場合に該当開始位置を含む
    フレームの先頭から予め決めた数のフレームだけ遡った
    位置から伸長するようにしたことを特徴とする請求項6
    記載の音声規則合成装置。
  11. 【請求項11】 前記波形生成手段は、前記音声単位の
    先頭以外から合成を開始する場合に前記音声単位の先頭
    から予め決めた数のフレームだけ遡った位置から伸長す
    るようにしたことを特徴とする請求項10記載の音声規
    則合成装置。
  12. 【請求項12】 前記波形生成手段は、複数の音声単位
    が元音声上で連続しかつ合成時に連続して使う可能性が
    ある場合に前記複数の音声単位を連続した一つの単位と
    見なして圧縮して作成された圧縮素片を基に前記複数の
    音声単位が一つの単位と見なされて圧縮されていた場合
    にこれらの音声単位を連続した一つの単位と見なして伸
    長するようにしたことを特徴とする請求項7から請求項
    11のいずれか記載の音声規則合成装置。
  13. 【請求項13】 前記波形生成手段は、複数の音声単位
    が元音声上で離れて存在しかつその間隙が充分に小さな
    場合に該当する複数の音声単位とその間の間隙とを一つ
    の単位と見なして圧縮して作成された圧縮素片を基に前
    記複数の音声単位が一つの単位と見なされて圧縮されて
    いた場合にこれらの音声単位とその間の間隙とを一つの
    単位と見なして伸長するようにしたことを特徴とする請
    求項7から請求項12記載の音声規則合成装置。
  14. 【請求項14】 前記波形生成手段は、音声単位の先頭
    から遡るフレームの数を圧縮時の歪みに応じて可変して
    作成された圧縮素片を基に前記遡る数を当該圧縮素片か
    ら得るようにしたことを特徴とする請求項9から請求項
    13のいずれか記載の音声規則合成装置。
  15. 【請求項15】 音声の規則合成を行う音声規則合成装
    置に用いる前記音声の波形素片を作成する音声合成用圧
    縮素片作成方法であって、前記波形素片をフレーム毎に
    圧縮して保持するようにしたことを特徴とする音声合成
    用圧縮素片作成方法。
  16. 【請求項16】 連続した音声区間に対応する前記フレ
    ームのうちの先頭フレームの始点が音声単位の始点と一
    致するようにしたことを特徴とする請求項15記載の音
    声合成用圧縮素片作成方法。
  17. 【請求項17】 前記音声単位の先頭から予め決めた数
    のフレームだけ遡った時刻から圧縮を開始してそこから
    該当音声区間を含むフレーム数をまとめて圧縮するよう
    にしたことを特徴とする請求項16記載の音声合成用圧
    縮素片作成方法。
  18. 【請求項18】 複数の音声単位が元音声上で連続しか
    つ合成時に連続して使う可能性がある場合に前記複数の
    音声単位を連続した一つの単位と見なして圧縮するよう
    にしたことを特徴とする請求項15から請求項17のい
    ずれか記載の音声合成用圧縮素片作成方法。
  19. 【請求項19】 複数の音声単位が元音声上で離れて存
    在しかつその間隙が充分に小さな場合に該当する複数の
    音声単位とその間の間隙とを一つの単位と見なして圧縮
    するようにしたことを特徴とする請求項15から請求項
    18のいずれか記載の音声合成用圧縮素片作成方法。
  20. 【請求項20】 音声単位の先頭から遡るフレームの数
    を圧縮時の歪みに応じて可変にするようにしたことを特
    徴とする請求項17から請求項19のいずれか記載の音
    声合成用圧縮素片作成方法。
  21. 【請求項21】 音声の規則合成を行う音声規則合成方
    法であって、フレーム毎に圧縮して保持された圧縮素片
    を基に合成時に必要な単位の該当フレームを伸長して音
    声素片波形を取出すようにしたことを特徴とする音声規
    則合成方法。
  22. 【請求項22】 連続した音声区間に対応する前記フレ
    ームのうちの先頭フレームの始点が音声単位の始点と一
    致するようにして作成された圧縮素片を基に前記フレー
    ムの始点が音声単位の始点と一致するようにしたことを
    特徴とする請求項21記載の音声規則合成方法。
  23. 【請求項23】 前記音声単位の先頭から予め決めた数
    のフレームだけ遡った時刻から圧縮を開始してそこから
    該当音声区間を含むフレーム数をまとめて圧縮して作成
    された圧縮素片を基に前記音声単位の先頭から予め決め
    た数のフレームだけ遡って伸長を行うようにしたことを
    特徴とする請求項22記載の音声規則合成方法。
  24. 【請求項24】 前記音声単位の先頭以外から合成を開
    始する場合に該当開始位置を含むフレームの先頭から予
    め決めた数のフレームだけ遡った位置から伸長を行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項23記載の音声規則合
    成方法。
  25. 【請求項25】 前記音声単位の先頭以外から合成を開
    始する場合に前記音声単位の先頭から予め決めた数のフ
    レームだけ遡った位置から伸長を行うようにしたことを
    特徴とする請求項23記載の音声規則合成方法。
  26. 【請求項26】 複数の音声単位が元音声上で連続しか
    つ合成時に連続して使う可能性がある場合に前記複数の
    音声単位を連続した一つの単位と見なして圧縮して作成
    された圧縮素片を基に前記複数の音声単位が一つの単位
    と見なされて圧縮されていた場合にこれらの音声単位を
    連続した一つの単位と見なして伸長するようにしたこと
    を特徴とする請求項21から請求項25のいずれか記載
    の音声規則合成方法。
  27. 【請求項27】 複数の音声単位が元音声上で離れて存
    在しかつその間隙が充分に小さな場合に該当する複数の
    音声単位とその間の間隙とを一つの単位と見なして圧縮
    して作成された圧縮素片を基に前記複数の音声単位が一
    つの単位と見なされて圧縮されていた場合にこれらの音
    声単位とその間の間隙とを一つの単位と見なして伸長す
    るようにしたことを特徴とする請求項21から請求項2
    5のいずれか記載の音声規則合成方法。
  28. 【請求項28】 音声単位の先頭から遡るフレームの数
    を圧縮時の歪みに応じて可変にして作成された圧縮素片
    を基に遡る数を当該圧縮素片から得るようにしたことを
    特徴とする請求項23から請求項27のいずれか記載の
    音声規則合成方法。
  29. 【請求項29】 音声の規則合成を行う音声規則合成装
    置に用いる前記音声の波形素片を作成する音声合成用圧
    縮素片作成方法のプログラムであって、コンピュータ
    に、前記波形素片をフレーム毎に圧縮して保持する処理
    を実行させるためのプログラム。
  30. 【請求項30】 前記コンピュータに、連続した音声区
    間に対応する前記フレームのうちの先頭フレームの始点
    が音声単位の始点と一致するようにする処理を実行させ
    ることを特徴とする請求項29記載のプログラム。
  31. 【請求項31】 前記コンピュータに、前記音声単位の
    先頭から予め決めた数のフレームだけ遡った時刻から圧
    縮を開始してそこから該当音声区間を含むフレーム数を
    まとめて圧縮する処理を実行させることを特徴とする請
    求項30記載のプログラム。
  32. 【請求項32】 前記コンピュータに、複数の音声単位
    が元音声上で連続しかつ合成時に連続して使う可能性が
    ある場合に前記複数の音声単位を連続した一つの単位と
    見なして圧縮する処理を実行させることを特徴とする請
    求項29から請求項31のいずれか記載のプログラム。
  33. 【請求項33】 前記コンピュータに、複数の音声単位
    が元音声上で離れて存在しかつその間隙が充分に小さな
    場合に該当する複数の音声単位とその間の間隙とを一つ
    の単位と見なして圧縮する処理を実行させることを特徴
    とする請求項29から請求項32のいずれか記載のプロ
    グラム。
  34. 【請求項34】 前記コンピュータに、音声単位の先頭
    から遡るフレームの数を圧縮時の歪みに応じて可変にす
    るようにする処理を実行させることを特徴とする請求項
    31から請求項33のいずれか記載のプログラム。
  35. 【請求項35】 音声の規則合成を行う音声規則合成方
    法のプログラムであって、コンピュータに、フレーム毎
    に圧縮して保持された圧縮素片を基に合成時に必要な単
    位の該当フレームを伸長して音声素片波形を取出す処理
    を実行させるためのプログラム。
  36. 【請求項36】 前記コンピュータに、連続した音声区
    間に対応する前記フレームのうちの先頭フレームの始点
    が音声単位の始点と一致するようにして作成された圧縮
    素片を基に前記フレームの始点が音声単位の始点と一致
    するようにする処理を実行させることを特徴とする請求
    項35記載のプログラム。
  37. 【請求項37】 前記コンピュータに、前記音声単位の
    先頭から予め決めた数のフレームだけ遡った時刻から圧
    縮を開始してそこから該当音声区間を含むフレーム数を
    まとめて圧縮して作成された圧縮素片を基に前記音声単
    位の先頭から予め決めた数のフレームだけ遡って伸長す
    る処理を実行させることを特徴とする請求項36記載の
    プログラム。
  38. 【請求項38】 前記コンピュータに、前記音声単位の
    先頭以外から合成を開始する場合に該当開始位置を含む
    フレームの先頭から予め決めた数のフレームだけ遡った
    位置から伸長する処理を実行させることを特徴とする請
    求項37記載のプログラム。
  39. 【請求項39】 前記コンピュータに、前記音声単位の
    先頭以外から合成を開始する場合に前記音声単位の先頭
    から予め決めた数のフレームだけ遡った位置から伸長す
    る処理を実行させることを特徴とする請求項37記載の
    プログラム。
  40. 【請求項40】 前記コンピュータに、複数の音声単位
    が元音声上で連続しかつ合成時に連続して使う可能性が
    ある場合に前記複数の音声単位を連続した一つの単位と
    見なして圧縮して作成された圧縮素片を基に前記複数の
    音声単位が一つの単位と見なされて圧縮されていた場合
    にこれらの音声単位を連続した一つの単位と見なして伸
    長する処理を実行させることを特徴とする請求項35か
    ら請求項39のいずれか記載のプログラム。
  41. 【請求項41】 前記コンピュータに、複数の音声単位
    が元音声上で離れて存在しかつその間隙が充分に小さな
    場合に該当する複数の音声単位とその間の間隙とを一つ
    の単位と見なして圧縮して作成された圧縮素片を基に前
    記複数の音声単位が一つの単位と見なされて圧縮されて
    いた場合にこれらの音声単位とその間の間隙とを一つの
    単位と見なして伸長する処理を実行させることを特徴と
    する請求項35から請求項39のいずれか記載のプログ
    ラム。
  42. 【請求項42】 前記コンピュータに、音声単位の先頭
    から遡るフレームの数を圧縮時の歪みに応じて可変にし
    て作成された圧縮素片を基に遡る数を当該圧縮素片から
    得る処理を実行させることを特徴とする請求項37から
    請求項41のいずれか記載のプログラム。
  43. 【請求項43】 請求項15から請求項20のいずれか
    に記載の音声合成用圧縮素片作成方法を実装するように
    したことを特徴とするコンピュータチップ。
  44. 【請求項44】 請求項21から請求項28のいずれか
    に記載の音声規則合成方法を実装するようにしたことを
    特徴とするコンピュータチップ。
  45. 【請求項45】 請求項15から請求項20のいずれか
    に記載の音声合成用圧縮素片作成方法で作成された圧縮
    ビットストリームを順次繋ぎ合わせるようにしたことを
    特徴とする圧縮素片のビットストリーム。
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