JP2002287641A - 表示器具 - Google Patents

表示器具

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JP2002287641A
JP2002287641A JP2001087881A JP2001087881A JP2002287641A JP 2002287641 A JP2002287641 A JP 2002287641A JP 2001087881 A JP2001087881 A JP 2001087881A JP 2001087881 A JP2001087881 A JP 2001087881A JP 2002287641 A JP2002287641 A JP 2002287641A
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JP2001087881A
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English (en)
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Tomoji Higuchi
知以 樋口
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ETEITSUKU KK
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ETEITSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビル等の高所に設置される看板の表示変更
を、梯子や高所作業者などの設備を要することなく、簡
単な操作で実施できるようにする。 【解決手段】ビル1の壁面高所に設置する看板4の表面
に、予め旧表示を施したフィルム状の被覆材5を剥離可
能な接着剤により接着しておく。被覆材5には上端部に
紐状部材7を連結しておき、看板設置状態でその下端部
が地上から手の届く高さとなるように垂れ下げておくよ
うにする。看板の表示変更が必要となったときには、前
記紐状部材7を地上から引っ張る操作を行うだけで被覆
材5を看板本体4から引き剥がすことができ、これによ
り看板本体4に予め施してあった新表示に切り替えるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主にビル等の建築物
に看板として設置される表示器具に関し、特に高所に設
置される看板等の表示の変更を簡単かつ速やかに行える
ようにした表示器具に関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】企業のCI変更等に伴
い屋内外に設置した看板の社名やシンボルマーク、商標
等の更新が必要になる。看板の数が限られる場合は看板
そのものを付け替えればよいが、多数の事業所がある場
合には看板の付け替えは費用および労力の点から現実的
ではない。特にCI変更によるときは一般に期日を指定
して一斉に看板の表示を変更する必要があるので、看板
が多数の時には1日でその付け替え作業を完了すること
は困難である。
【0003】このような場合の対策として、社名等の新
しい表示をした看板面に旧表示を印刷したフィルムを被
覆したものを事前に設置しておくという手法が用いられ
ている。フィルムは剥離可能な粘着剤により看板面に貼
り付けられているので、指定された期日には表面のフィ
ルムを剥がすだけで新表示に切り替えることができ、そ
のための作業に要する手間は看板そのものの付け替えに
比較すれば大幅に少ない。
【0004】しかしながら、一般に看板は高所に設置さ
れているため、フィルムを剥がすだけどはいえ、その作
業のためには梯子やクレーン車など高所作業のための設
備が不可欠であり、したがって看板数が多い場合にはや
はり多大な費用と労力を要する。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、高所にある看板等の表示を高所作業
車などの特殊な設備を要することなく人手のみで容易に
変更できる表示器具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、看板等の
表示面に剥離可能に接着するフィルムもしくはシート状
の被覆材に紐状部材を連結して構成される。
【0007】第2の発明は、建築物に設置される看板等
の表示体と、この表示体の表示面に剥離可能に接着され
るフィルムもしくはシート状の被覆材と、この被覆材に
連結される紐状部材とを備え、前記紐状部材の一端部を
表示体の下方に垂下させるようにした。
【0008】第3の発明は、前記各発明において、被覆
材の接着面側には、前記紐状部材と連結する網目状もし
くは格子状の補強部材を設けた。
【0009】第4の発明は、前記第1または第2の発明
において、被覆材の接着面側に、この被覆材の輪郭形状
に沿って前記紐状部材と連結する補強部材を設けた。
【0010】第5の発明は、前記第3または第4の発明
において、補強部材を被覆材と表示面との間に挟持する
構成とした。
【0011】第6の発明は、前記第3または第4の発明
において、補強部材を被覆材の接着面にあらかじめ取り
付けておくものとした。
【0012】第7の発明は、前記第3または第4の発明
において、補強部材と前記紐状部材とを同一材質により
一体的に形成した。
【0013】第8の発明は、前記第2の発明において、
紐状部材を表示面と干渉しない位置に係止しておく係止
手段を備えた。
【0014】第9の発明は、前記第1または第2の発明
において、紐状部材の一端部に環状もしくは鉤状の係合
部を設けた。
【0015】
【作用・効果】第1または第2の発明によれば、被覆材
に紐状部材が取り付けられているので、この被覆材を看
板等の表示面に接着した状態で紐状部材の一端部を被覆
材が剥がれる方向に引っ張ることにより被覆材を容易に
表示面から離脱させることができる。したがって、看板
等が高所に設置される場合であっても、その設置高さに
合わせて紐状部材を地上の作業員の手が届く程度の長さ
としてこれを表示部分から垂下させておくことにより、
高所作業車等を要することなく、地上からの人力の作業
のみにより簡単に看板等の表示変更を行うことができ
る。
【0016】第3または第4の発明のように、被覆材の
接着面側に網目状、格子状あるいは被覆材の輪郭形状に
沿った形状の補強部材を設けておくことにより、前述の
ような剥離作業を行うときの被覆材の破損を防止して被
覆材全体を確実に表示面から離脱させることができる。
【0017】前記補強部材は、第5の発明として示した
ように被覆材を表示面に接着するときに被覆材と表示面
との間に挟持する構成としてもよいし、あるいは第6の
発明として示したように被覆面の接着面側に予め接着し
ておく構成としてもよい。また、補強部材は第7の発明
として示したように紐状部材と同一材質により一体的に
構成することができる。
【0018】第8の発明のように、紐状部材を看板等の
表示面と干渉しない位置に係止しておくフック等の係止
手段を備えることにより、看板等の設置状態で紐状部材
を表示面と干渉しない例えば建物の壁面付近に位置決め
しておくことができ、あるいは風等による紐状部材の揺
れを防止することができる。
【0019】第9の発明のように紐状部材の一端部に環
状もしくは鉤状の係合部を設けることにより、被覆材の
剥離作業時に紐状部材を操作する作業がより容易にな
る。また、この構成によれば、先端部に前記係合部と係
合可能なフック等を設けた棒状の工具を用意しておくこ
とにより、紐状部材の一端部がいくらか高い位置にある
場合でも被覆材の剥離作業が可能となる。言い換えれ
ば、紐状部材の長さを短めに設定して通行人等の手が届
かない程度の高さにしておくことにより、被覆材がいた
ずら等による不測の事態により剥がされてしまうおそれ
を軽減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。図1は、ビル1の壁面高所に支持アー
ム2,3を介して本発明に係る看板(看板本体)4を固
定した状態を示している。看板4は、図2に示したよう
にその両看板面4aに樹脂製のフィルムあるいはシート
材からなる被覆材5を接着してある。被覆材5にはこの
場合看板面4aとの間に挟み込む態様で補強部材6を設
け、この補強部材6の上端部には長尺の紐状部材7を連
結してある。なお、図2は看板4の構造を説明するため
の図であって、被覆材5および補強部材6の間隔や厚さ
を誇張して描いてある。
【0021】被覆材5は剥離可能な接着剤または粘着材
により部分的にまたは全面的に看板面4aに接着する構
成であり、看板4は被覆材5を前述のようにして予め接
着した状態でビル1に設置する。また、看板4の表面に
は、被覆材5を剥がしたときに現れる社名等の新表示
を、また被覆材5には旧表示(この場合「ABC」)
を、それぞれ塗装または印刷により表示してある。
【0022】補強部材6は、被覆材5と看板4との接着
に支障がないように細径の紐あるいは薄厚のテープから
なり、後述する剥離作業の際に被覆材5が破損しないよ
うに被覆材5に比較して強度の高い材質から形成してあ
る。図3〜5は補強部材6の構成例を示している。図3
は矩形の被覆材5に対して補強部材6を梯子状あるいは
格子状に形成している。これに対して、図4は被覆材5
の強度が比較的高い場合、または被覆材5の周囲部分の
みを接着するようにした場合に適した構成であり、図示
したように補強部材6を被覆材5の輪郭に沿った部分に
のみ設けている。また、図5は被覆材5の強度が比較的
低い場合、または被覆材5の全面を接着するようにした
場合に適した構成であり、補強部材6を網目状に形成し
ている。なお被覆材5の強度が十分にある場合には必ず
しも補強部材6は設けなくともよい。
【0023】紐状部材7は、繊維ロープやワイヤ、テー
プ、あるいはチェーンなどの比較的柔軟なまたは屈曲可
能な長尺材からなり、その一端部は前記補強部材6また
は被覆材5の上端部に連結する。紐状部材7を前記補強
部材6と同一材質にて一体に形成するようにしてもよ
い。紐状部材7は、看板4を設置した直後においてはそ
の途中部分を支持アーム2に設けたフック8に係止して
おく。フック8は紐状部材7をビル壁面付近の目立たな
い位置に仮止めしておくためのものである。フック8を
設ける代わりに、看板設置時に紐状部材7を粘着テープ
等の容易に離脱可能な固定手段により支持アーム2やビ
ル壁面等に仮止めしておくようにしてもよい。
【0024】紐状部材7は、前記フック8から地上に向
けて垂らした状態で、その下端部が地上の作業員から操
作可能な程度の高さとなるように長さを決めてある。こ
の場合、紐状部材7の下端部には作業の手がかりとしや
すいように環状の係合部7aが設けられている。既述し
たように、このような係合部7aを設けた場合には、適
当な道具を使用して紐状部材7を操作することが可能と
なるので、紐状部材7の下端部の位置を通行人の手が届
かない程度の高い位置に設定していたずら防止等を図る
こともできる。
【0025】図1は、前述の被覆材5および紐状部材7
を備えた看板4をビル1に設置した直後の状態を示して
おり、この状態から被覆材5を剥がすには、地上から紐
状部材7の下端部を操作して係止部8から外し、図7に
示したように紐状部材7を下方(矢印方向)に引っ張れ
ばよい。この引っ張り操作に伴い、紐状部材7および補
強部材6に作用する剥離力により図示したように被覆材
5はその上端部から剥がれ、最終的には看板面4aから
全体が剥離して新しい表示「XY…」が現れる。このよ
うに地上からの簡単な作業により被覆材5の剥離作業は
完了するのであり、したがって看板が多数ある場合であ
っても、高所作業のための設備や手続きを要することな
く、最小限の時間、労力およびコストで看板の表示変更
を行うことができる。
【0026】なお、実施形態としては本発明を看板の表
示変更に適用するものを示したが、本発明は建築物内外
装の模様替えなど看板以外の用途にも適用できることは
言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したビルの正面図。
【図2】前記実施形態の看板部分を側面から見た説明
図。
【図3】補強部材の第1の実施形態の正面図。
【図4】補強部材の第2の実施形態の正面図。
【図5】補強部材の第3の実施形態の正面図。
【図6】図1に示した看板の剥離作業過程を示す正面
図。
【符号の説明】
1 ビル 2 看板の支持アーム 3 看板の支持アーム 4 看板(本体) 4a 看板面 5 被覆材 6 補強部材 7 紐状部材 7a 係合部 8 フック(係止手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】看板等の表示面に剥離可能に接着するフィ
    ルムもしくはシート状の被覆材に紐状部材を連結したこ
    とを特徴とする表示器具。
  2. 【請求項2】看板等の表示体と、この表示体の表示面に
    剥離可能に接着されるフィルムもしくはシート状の被覆
    材と、この被覆材に連結される紐状部材とを備え、前記
    紐状部材の一端部を表示体の下方に垂下させた表示器
    具。
  3. 【請求項3】前記被覆材の接着面側には、前記紐状部材
    と連結する網目状もしくは格子状の補強部材が設けられ
    ている請求項1または請求項2に記載の表示器具。
  4. 【請求項4】前記被覆材の接着面側には、この被覆材の
    輪郭形状に沿って前記紐状部材と連結する補強部材が設
    けられている請求項1または請求項2に記載の表示器
    具。
  5. 【請求項5】前記補強部材は被覆材と表示面との間に挟
    持される構成である請求項3または請求項4に記載の表
    示器具。
  6. 【請求項6】前記補強部材は被覆材の接着面にあらかじ
    め取り付けられている請求項3または請求項4に記載の
    表示器具。
  7. 【請求項7】前記補強部材と前記紐状部材とは同一材質
    により一体的に形成されている請求項3または請求項4
    に記載の表示器具。
  8. 【請求項8】紐状部材を表示面と干渉しない位置に係止
    しておく係止手段を有する請求項2に記載の表示器具。
  9. 【請求項9】紐状部材の一端部には環状もしくは鉤状の
    係合部が設けられている請求項1または請求項2に記載
    の表示器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2400717A (en) * 2003-04-05 2004-10-20 Royal British Legion Ind Ltd A method of temporarily concealing information displayed by a sign.
JP2008216410A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Obayashi Road Corp 表示面の短期形成工法
JP2021124695A (ja) * 2020-02-10 2021-08-30 株式会社ジェイアール西日本ビルト 掲示物およびそれを用いた掲示の変更方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040323