JP2002287639A - 吊持用係止具及びその成形方法 - Google Patents

吊持用係止具及びその成形方法

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JP2002287639A
JP2002287639A JP2001091843A JP2001091843A JP2002287639A JP 2002287639 A JP2002287639 A JP 2002287639A JP 2001091843 A JP2001091843 A JP 2001091843A JP 2001091843 A JP2001091843 A JP 2001091843A JP 2002287639 A JP2002287639 A JP 2002287639A
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hangingly
boss
base
cover
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JP2001091843A
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English (en)
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Mikio Kubota
幹雄 久保田
Tadashi Suzuki
鈴木  忠
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Toska Co Ltd
Original Assignee
Toska Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紐をはじめとする吊持材の一部を
受体の内部にワンタッチ作業で位置決め固定することが
でき、作業性の向上とリサイクル使用を可能とした吊持
用係止具及びその成形方法とする。 【解決手段】 吊持用係止具は両端に挿込部を備
えた線状体の中程を重合される受体の内部に固定し、そ
の受体に形成され、内部に係止部を備えた二以上の挿込
穴に、目的とするタグ等の吊り孔に前記線状体を通した
状態で挿込みロックして商品に吊持する吊持用係止具に
おいて、前記線状体の中程に嵌合ブロック部を設け、こ
の嵌合ブロック部を受体の内面に設けられた嵌装部に圧
入嵌合してあることとし、吊持用係止具の成形方法は吊
持材の一部を、ベ−スとカバ−とから成る受体の内部に
位置決めし、前記したベ−スとカバ−とをボスとそのボ
スの受穴とを嵌合するスナップインにより重合固定させ
ることとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吊持用係止具及びそ
の成形方法に関し、主としてブランドタグ等の高級品イ
メ−ジを伴うタグ類を吊持し、製品自体にもその高級品
イメ−ジを損なうことがないようロゴやマ−クを施した
吊持用係止具及びその成形方法に関する。
【0002】
【発明の背景】従来より、上記した類の吊持用係止具は
知られているところであり、その多くの場合は吊持材と
して線状体を用い、しかも、その線状体にもより高級志
向のため繊維類を撚った紐が用いられている。そして、
この紐には両端にル−プを形成した際に、その状態をロ
ックするための挿込部が金属板等を加工して取り付けら
れ、また、紐の中程をベ−スとカバ−を重合固定して形
成される受体内に固定し、その受体に前記した挿込部が
挿し込まれ、ロックされる受穴が形成されたものとなっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の吊持用係止具は、紐をはじめとする線状体を受
体を構成するベ−スとカバ−の間にセットし、接着剤を
用いて前記したベ−スとカバ−を重合接着することで固
定し成形するものとなっていた。
【0004】そのために、吊持用係止具の成形に手間と
時間がかかり、時として接着剤のはみ出し等も生じて見
栄えが悪くなることもあった。また、一旦接着剤によっ
て接着されたベ−スとカバ−はこれを剥離して再利用す
ることはでき得なくなり、高価であるセキュリティ要素
等を付加するには経済的にも見合うものではなかった。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の実情、
問題点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消
して、紐をはじめとする吊持材の一部を受体の内部にワ
ンタッチ作業で位置決め固定することができ、作業性の
向上とリサイクル使用を可能とした吊持用係止具及びそ
の成形方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る吊持用係止具は両端に挿込部を備えた
線状体の中程を重合される受体の内部に固定し、その受
体に形成され、内部に係止部を備えた二以上の挿込穴
に、目的とするタグ等の吊り孔に前記線状体を通した状
態で挿込みロックして商品に吊持する吊持用係止具にお
いて、前記線状体の中程に嵌合ブロック部を設け、この
嵌合ブロック部を受体の内面に設けられた嵌装部に圧入
嵌合してあることを特徴とし、前記した受体はベ−スと
カバ−とから成り、相互にボスとそのボスの受穴とを嵌
合させるスナップインで重合固定されるものであること
を特徴としている。
【0007】また、本発明に係る吊持用係止具はベ−ス
とカバ−とを、ボスとそのボスの受穴を嵌合させるスナ
ップインで重合固定した受体に、先端にフックやクリッ
プ等の支持手段を備えた吊持材の端部を係合保持させて
あることを特徴としている。
【0008】さらに、本発明に係る吊持用係止具の成形
方法は吊持材の一部を、ベ−スとカバ−とから成る受体
の内部に位置決めし、前記したベ−スとカバ−とをボス
とそのボスの受穴とを嵌合するスナップインにより重合
固定させることを特徴とし、吊持材を線状体とし、その
線状体の一部に嵌合ブロック部を設け、この嵌合ブロッ
ク部をベ−スもしくはカバ−の内面に設けられた嵌装部
に圧入嵌合することで前記線状体の取り付けを行なうこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】上記した構成としたことによって、何人もが容
易に失敗なく成形することができ、また、簡単にリサイ
クル使用することもできるので、セキュリティ要素を付
加する等しても経済的な負担もかかるものではなくなる
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明を実施した
吊持用係止具の受体を構成するベ−スの平面図、図2は
同じく側面図、図3は同じく線状体を示す正面図、図4
は他の例を示す平面図、図5は同じく使用状態を示す斜
視図、図6は同じく他の使用状態を示す斜視図である。
【0011】これらの図にあって1は受部Aを形成する
ベ−スを示している。このベ−ス1は円盤状となってお
り、その周縁に略無端となる環状の立ち上がり壁2を一
体に備えている。この立ち上がり壁2の一部、本実施の
形態ではベ−ス1の中心線よりずれた部位に、後述する
吊持材としての紐3が嵌め付けられる切り欠き凹部4・
4が直線上の対向する位置に形成されている。
【0012】また、前記した立ち上がり壁2には、前記
した切り欠き凹部4・4と略線対称位置に、やはり後述
する吊持材としての紐3の両端部に具備されたプラスチ
ックや金属等の可塑性材による挿込部5・5が挿入され
る受穴用の切り欠き凹部6・6が形成されている。
【0013】この受穴用の切り欠き凹部6・6の奥方に
は挿込部5・5の先端に形成される係合部7・7を係止
し、抜け止めロックする係止部8が設けられている。こ
の係止部8は複数の拡開復元が可能な爪片より構成され
ている。この係止部8より、さらに奥方には挿込部5・
5の係合部7・7がロック状態で位置されるキャビティ
部9・9となっている。
【0014】また、このベ−ス1には、このベ−ス1と
重合固定されて受部Aを構成するカバ−10をワンタッ
チでスナップイン係合するための大小のボス11・11
‥や、カバ−10に設けられたボスを受けるボス穴12
・12‥が設けられ、相互に段違いとした位置合わせ突
部13・13が設けられている。
【0015】さらに、このベ−ス1には略コ字状とした
一対の立壁14・14を相対向して設け、その立壁14
・14に挟まれたスペ−スを嵌装部15として備えてい
る。この嵌装部15には紐3の略中程にプラスチック等
によって成形され、固定されている略直方体の嵌合ブロ
ック部16が圧入嵌合されることとなる。この嵌合ブロ
ック部16の嵌装部15への圧入嵌合に伴い、嵌合ブロ
ック部16の両端に位置する紐3は切り欠き凹部4・4
へセットされ、カバ−10がベ−ス1に対し、スナップ
インにより重合固定されることとなる。そして、カバ−
10のサイズとしては立ち上がり壁2の内縁に収まる落
とし蓋タイプでも、立ち上がり壁2の外縁と外周を一致
させる同径タイプのものでも可能である。
【0016】この第一の実施の形態に係る吊持用係止具
は上記のように構成されている。ここで、その成形手順
や使用法を説明すると、別々の部材として準備された吊
持材としての紐3の中程に設けられた嵌合ブロック部1
6をベ−ス1に設けられた嵌装部15へ圧入嵌合して、
紐3自体の位置決めをし、切り欠き凹部4・4に紐3を
セットし、カバ−10をベ−ス1に対してスナップイン
により重合固定する。
【0017】この状態で受部Aから突出している紐3の
一端に設けられた挿込部5を一方の受穴6へ挿し込み、
紐3でル−プを形成してロック状態とし、このル−プを
形成した紐3の部分をタグT等の吊孔Hへ通し、絡めて
吊り保持状態とする。そして、他方に突出している紐3
を、例えば商品としての被服のボタン穴等へ通し、挿込
部5を他の受穴6へ挿し込み、タグT等を商品に吊持さ
せることとなる。この場合、挿込部5は金属片を取り付
け、係止部7aとして爪を形成したようなものでもよ
い。
【0018】さらに、受部Aは円盤状に限らず直方体の
ものでも、その他、デザインを多様化した異形のもので
もよく、嵌合ブロック部16も直方体に限らず、嵌装部
15と合わせて円形、楕円等の別異の形態とすることも
可能であり、紐3も吊持材として作用する他の糸やファ
イバ−材を使用することもできる。
【0019】一方、図4として示すのは本発明の第二の
実施例であり、この場合には吊持材としてプラスチック
製のチェ−ン17・17を用い、このチェ−ン17・1
7は別物として分離状態とされている。この場合のベ−
ス1における立ち上がり壁2には略中心線に即した直線
上に切り欠き凹部18・18が形成されており、この切
り欠き凹部18・18に各々のチェ−ン17・17の直
棒状とされた基端部19・19がセットされる。この基
端部19・19の突端には係合部20・20が一体に備
えられ、カバ−が重合固定された状態で抜け止めが図ら
れる。また、チェ−ン17・17の先端には吊持用のフ
ックやクリップが一体的に設けられるものとなってい
る。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る吊持用係止具及びその成形
方法は上述のように構成されている。そのため、何人も
が適切に失敗なくワンタッチ作業で組み立てることがで
き、必要に応じてのリサイクル使用も可能となってお
り、セキュリティ要素を付加した場合でも経済的負担は
小さなもので済むものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した吊持用係止具の受体を構成す
るベ−スの平面図である。
【図2】側面図である。
【図3】線状体を示す正面図である。
【図4】他の例を示す平面図である。
【図5】使用状態を示す斜視図である。
【図6】他の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベ−ス 2 立ち上がり壁 3 紐 4 切り欠き凹部 5 挿込部 6 切り欠き凹部 7 係合部 8 係止部 9 キャビティ部 10 カバ− 11 ボス 12 ボス穴 13 突部 14 立壁 15 嵌装部 16 嵌合ブロック部 17 チェ−ン 18 切り欠き凹部 19 基端部 20 係合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に挿込部を備えた線状体の中程を重
    合される受体の内部に固定し、その受体に形成され、内
    部に係止部を備えた二以上の挿込穴に、目的とするタグ
    等の吊り孔に前記線状体を通した状態で挿込みロックし
    て商品に吊持する吊持用係止具において、前記線状体の
    中程に嵌合ブロック部を設け、この嵌合ブロック部を受
    体の内面に設けられた嵌装部に圧入嵌合してあることを
    特徴とする吊持用係止具。
  2. 【請求項2】 前記した受体はベ−スとカバ−とから成
    り、相互にボスとそのボスの受穴とを嵌合させるスナッ
    プインで重合固定されるものであることを特徴とする請
    求項1に記載の吊持用係止具。
  3. 【請求項3】 ベ−スとカバ−とを、ボスとそのボスの
    受穴を嵌合させるスナップインで重合固定した受体に、
    先端にフックやクリップ等の支持手段を備えた吊持材の
    端部を係合保持させてあることを特徴とする吊持用係止
  4. 【請求項4】 吊持材の一部を、ベ−スとカバ−とから
    成る受体の内部に位置決めし、前記したベ−スとカバ−
    とをボスとそのボスの受穴とを嵌合するスナップインに
    より重合固定させることを特徴とする吊持用係止具の成
    形方法。
  5. 【請求項5】 吊持材を線状体とし、その線状体の一部
    に嵌合ブロック部を設け、この嵌合ブロック部をベ−ス
    もしくはカバ−の内面に設けられた嵌装部に圧入嵌合す
    ることで前記線状体の取り付けを行なうことを特徴とす
    る請求項4に記載の吊持用係止具の成形方法。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS478201Y1 (ja) * 1967-10-27 1972-03-29
JPS59109371A (ja) * 1982-12-16 1984-06-25 Ricoh Co Ltd 流体噴射用マルチノズル板
JPH0345575U (ja) * 1989-09-13 1991-04-26
JPH06156522A (ja) * 1992-11-11 1994-06-03 Toska Co Ltd 物品係止材料

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