JP2002285901A - ガス供給システム - Google Patents

ガス供給システム

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JP2002285901A
JP2002285901A JP2001090126A JP2001090126A JP2002285901A JP 2002285901 A JP2002285901 A JP 2002285901A JP 2001090126 A JP2001090126 A JP 2001090126A JP 2001090126 A JP2001090126 A JP 2001090126A JP 2002285901 A JP2002285901 A JP 2002285901A
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Seishi Hayamizu
征志 速水
Shojiro Matsumura
章二郎 松村
Takao Fujiwaka
貴生 藤若
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Osaka Gas Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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  • Pipeline Systems (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス導管に接続した供給設備から供給される燃
料用ガスの成分比を監視することにより、燃料用ガスの
成分によるガス消費機器への影響を抑制する。 【解決手段】燃料用ガスの供給設備1bをガス導管3に
接続する接続用管路5に遮断弁12を設けるとともに、
接続用管路3を通過する燃料用ガスの成分を監視する成
分監視装置11を設ける。ガス導管3にはガスエンジン
4が接続され、成分監視装置11とネットワークNTを
介して接続された総合制御装置22は、成分監視装置1
1により検出した燃料用ガスの成分比からガスエンジン
4にノッキングを生じさせる程度の評価値であるノッキ
ング指標を求め、ノッキング指標が規定の遮断用閾値に
対してガスエンジン4のノッキングを増加させる範囲で
あるときに遮断弁12を閉じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あらかじめ燃料用
ガスの供給に用いられているガス導管に供給設備を接続
して燃料用ガスを供給するガス供給システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料用ガスを供給するガス事業の
自由化に伴って、一般ガス事業者(ガス会社)が敷設し
たガス導管に、他のガス事業者による燃料用ガスの供給
設備を接続することが可能になっている。このようなガ
ス事業者には、供給設備からの燃料用ガスの物性(特
性)に関する規制がある。つまり、供給設備からの燃料
用ガスについて、標準熱量、ウォッベ指数、燃焼速度が
許容範囲内であれば、ガス導管に供給設備を接続しても
よいことになっている。
【0003】すなわち、図3に示すように、一般ガス事
業者(ガス会社)が燃料用ガス(以下、単に「ガス」と
いう)を供給するために供給設備1aと需要家2aとを
結ぶように敷設したガス導管3に、他のガス事業者がガ
スの供給設備1bを接続することが可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したガスの物性に
関する規制は、ガスを通常に燃焼させるガス消費機器に
ついて安全使用が可能であることを目的として設定され
ているが、最近ではガスを燃料として駆動されるガスエ
ンジンのようなガス消費機器も普及してきている。ガス
エンジンは自家発電設備や冷暖房装置の駆動源として用
いられる。ガスエンジンではガスが上述した規制による
許容範囲を満たす場合でも、成分比によって効率が低下
したりノッキングが生じたりすることがある。ガスエン
ジンにおいてノッキングが生じるとガスエンジンが振動
するから、ピストンの欠損や破損のような故障の原因に
なる。つまり、ガスエンジンにおいてノッキングが生じ
るとガスエンジンの寿命が短くなる。
【0005】一方、ガスの供給設備を持つガス事業者で
は、LPGの成分を調整することによって上述の条件を
満たすガスを生成する場合があり、このようなガスは通
常に燃焼させる場合には用いることができても、ガスエ
ンジンには適さない場合がある。
【0006】いま、図3のように、ガス導管3を通して
供給設備1aからガスの供給を受ける需要家2aの一部
はガスエンジン4を用い、供給設備1bはガス導管3を
通して需要家2bにガスを供給する契約があるものとす
る。図示例では供給設備1bと需要家2bとの間のガス
導管3にはガスエンジン4を備える需要家2aがあり、
仮に供給設備1bからガス導管3に供給されるガスの成
分比がガスエンジン4にとって適正ではないときには、
ガス導管3の上で供給設備1bの下流側に存在するガス
エンジン4がノッキングにより故障する可能性が高くな
る。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、ガス導管に接続した供給設備から供
給される燃料用ガスの成分比を監視することにより、燃
料用ガスの成分によるガス消費機器への影響を抑制した
ガス供給システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、燃料
用ガスの供給設備をガス導管に接続する接続用管路に設
けた遮断弁と、接続用管路を通過する燃料用ガスの成分
を監視する成分監視装置と、燃料用ガスの成分の異常を
成分監視装置が検出したときに遮断弁を閉じさせる制御
装置とを備えるものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ガスエンジンの燃料に用いる燃料用ガスが前記ガス
導管を用いて供給され、前記制御装置が、成分監視装置
により検出した燃料用ガスの成分比からガスエンジンに
ノッキングを生じさせる程度の評価値であるノッキング
指標を求める指標演算手段と、ノッキング指標を規定の
遮断用閾値と比較する比較手段とを備え、ノッキング指
標が前記遮断用閾値に対してガスエンジンのノッキング
を増加させる範囲であるときに燃料用ガスの成分の異常
と判断して前記制御装置が前記遮断弁を閉じさせるもの
である。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記遮断用閾値に対してノッキングを減少させる範
囲で警告用閾値が設定され、ノッキング指標が警告用閾
値と遮断用閾値との間の範囲であるときに警報を報知す
る発報手段が前記制御装置に設けられているものであ
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、接続用管路からガス導管に流入する
燃料用ガスがガスエンジンに及ぼす影響度を評価する影
響度判定手段と、前記ガスエンジンを遠方制御する遠方
制御装置とが前記制御装置に設けられ、前記制御装置が
前記遮断弁を閉じたときに影響度判定手段により求めた
影響度が規定の基準値を越えるガスエンジンについて
は、遠方制御装置から運転の停止を指示するものであ
る。
【0012】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記制御装置が前記遮断弁を閉じたときに影響度判
定手段により求めた影響度が基準値以下のガスエンジン
については、ノッキングを生じないように遠方制御装置
によりプラグ点火のタイミングを制御するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本実施形態では、図1に示すよう
に、供給設備1bとガス導管3とが接続用管路5を介し
て接続され、従来構成と同様に、ガス導管3からガスの
供給を受けている需要家2a,2bのうち一般ガス事業
者(つまり、供給設備1aを運営するガス事業者)と契
約している需要家2aの一部はガスエンジン4を用いた
ガス消費機器を用いているものとする。
【0014】接続用管路5には供給設備1bからガス導
管3に供給するガスの成分比を監視する成分監視装置1
1が設けられる。成分監視装置11は、たとえばガスク
ロマトグラフィ技術を利用したものであり、成分監視装
置11では一定時間毎(たとえば、5分毎)に供給設備
1bからのガスをサンプリングする。成分監視装置11
からガス導管3と接続用管路5との接続点に至る経路に
は遠隔制御される遮断弁12が配置され、遮断弁12の
下流側には流量計13が配置される。流量計13は接続
用管路5からガス導管3に流入するガスの供給量を計測
するものである。
【0015】成分監視装置11にはコンピュータ装置を
用いた個別制御装置21が接続され、成分監視装置11
および個別制御装置21はネットワークNTを介してコ
ンピュータ装置からなる総合制御装置22に接続されて
いる。成分監視装置11ではガスに含まれるエタン、プ
ロパン、ブタン、水素、二酸化炭素の5種類の成分の成
分比を分析し、個別制御装置21に設けた指標演算手段
21aにおいて以下の演算を行うことによって、ノッキ
ング指標KIを求める。すなわち、ガスに含まれるエタ
ン、プロパン、ブタン、水素、二酸化炭素の体積百分率
[vol%]をそれぞれ[C2 H6 ]、[C3 H8 ]、[C4 H
10]、[H2 ]、[CO2 ]とすれば、ノッキング指標K
Iはたとえば次式で定義することができる。ノッキング
指標KIについては別の定義式も考えられるが、次式で
定義するときには、KI>6.0になると、ガスエンジ
ンにノッキングが生じることが知られている。また、一
般ガス事業者においては5.68≦KI≦5.91の範
囲に保たれるようにガスの成分比が調整されている。 KI=0.25[C2 H6 ]+0.47[C3 H8 ]+1.00[C4 H10]+0.
12[H2 ]−0.02[CO2 ] そこで、個別制御装置21にはノッキング指標KIを閾
値と比較する比較手段21bが設けられ、比較手段21
bではノッキング指標KIが遮断用閾値として設定され
た6.0を越えるか、警告用閾値である5.9と遮断用
閾値との間の範囲であるか、警告用閾値以下であるかを
判断する。この判断結果は、ネットワークNTを介して
総合制御装置22に通知され、総合制御装置22では個
別制御装置21からの通知内容に応じて後述する制御を
行う。
【0016】一方、ガス導管3からガスが供給されるガ
スエンジン4にはネットワークNTを介して遠方制御装
置23が接続されており、遠方制御装置23ではガスエ
ンジン4の運転状況を監視するとともに、ガスエンジン
4に対して運転・停止の指示やガスエンジン4のプラグ
点火のタイミングの制御が可能になっている。遠方制御
装置23は総合制御装置22とネットワークNTを介し
て接続されている。総合制御装置22はネットワークN
Tを通して遮断弁12を制御可能であり、また流量計1
3により検出される流量も総合制御装置22で監視可能
になっている。ここに、個別制御装置21は供給設備1
bを保有するガス事業者が管理しており、総合制御装置
22および遠方制御装置23はガス導管3を敷設した一
般ガス事業者が管理している。また、個別制御装置21
および総合制御装置22は制御装置として機能する。
【0017】以下に図2を用いて本実施形態の動作を説
明する。上述したように成分監視装置11において成分
が分析されると(S1)、ノッキング指標KIが警告用
閾値を超えるか否かが比較手段21bにおいて判定され
(S2)、警告用閾値以下であれば遮断弁12を開放し
た状態に保つ。一方、警告用閾値を越えていると個別制
御装置21および総合制御装置22に設けた発報手段2
1c,22cにより警報を報知する(S3)。警告用閾
値はガスエンジン4にただちにノッキングを生じるほど
ではないが、ガスの成分比が望ましい状態から逸脱して
いる範囲を規定するように設定されており、発報手段2
1c,22cの発報により供給設備1bから供給される
ガスに成分調整が必要であることが報知される。
【0018】ノッキング指標KIが警告用閾値を越え、
さらに遮断用閾値を越えるときには(S4)、遮断弁1
2をただちに遮断する(S5)。また、このとき同時
に、ガス導管3に接続されているガスエンジン4の動作
への影響度を総合制御装置22に設けた影響度判定手段
22bにより評価して影響度を数値として算出する(S
6)。影響度判定手段22bでは、接続用管路5のガス
導管3への接続位置、ガスの成分比、流量計13で検出
される流量、各ガスエンジン4の配置、各ガスエンジン
4の運転状況などをパラメータとして、各ガスエンジン
4でノッキングが発生する可能性を推定する。
【0019】つまり、接続用管路5の接続位置から遠い
ガスエンジン4では、成分比の異なるガスが接続用管路
5からガス導管3に流入しても大きな影響はなく、ノッ
キングが生じる可能性は少ないが、接続位置に近いガス
エンジン4は影響度が大きいと考えられる。また、接続
用管路5からガス導管3に流入するガスの流量が少なけ
れば、成分比の相違によって影響を受けるガスエンジン
4の台数は少ないと考えられる。あるいはまた、ガスエ
ンジン4が運転されていなければ、成分比の異なるガス
がガス導管3に流入しても影響がない。影響度判定手段
22bでは、上述のような各種条件を考慮してガスエン
ジン4ごとに影響度を評価する。影響度はファジー演算
などを用いて数値化され、影響度が規定の閾値を越える
ガスエンジン4については(S7)、ノッキングを生じ
る可能性があるものとして総合制御装置22から停止を
指示する(S8)。また、影響度が比較的小さい(影響
度が規定の閾値以下の)ガスエンジン4については(S
7)、総合制御装置22からプラグ点火のタイミングの
調整を指示することによってノッキングを回避させる
(S9)。一方、影響度がさらに小さい(影響度が実質
的に影響のないことを示す閾値以下の)ガスエンジン4
については、通常通りの運転を継続させる。その後、成
分監視装置11において監視されている成分比が正常に
戻れば(S10)、総合制御装置22では遮断弁12を
開放させるとともに、各ガスエンジン4も通常の運転状
態に復帰させる(S11)。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明は、燃料用ガスの供給設
備をガス導管に接続する接続用管路に設けた遮断弁と、
接続用管路を通過する燃料用ガスの成分を監視する成分
監視装置と、燃料用ガスの成分の異常を成分監視装置が
検出したときに遮断弁を閉じさせる制御装置とを備える
ものであり、ガス導管に接続された燃料用ガスの供給設
備からガス導管に流入する燃料用ガスの成分に異常があ
れば、遮断弁を閉じることによって供給設備からの燃料
用ガスの流入を遮断するから、ガス導管を通して供給さ
れる燃料用ガスに成分が異常である燃料用ガスが混入す
る可能性が低減され、異常な成分比がガス導管に流入す
ることによるガス消費機器の障害を防止することができ
る。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ガスエンジンの燃料に用いる燃料用ガスが前記ガス
導管を用いて供給され、前記制御装置が、成分監視装置
により検出した燃料用ガスの成分比からガスエンジンに
ノッキングを生じさせる程度の評価値であるノッキング
指標を求める指標演算手段と、ノッキング指標を規定の
遮断用閾値と比較する比較手段とを備え、ノッキング指
標が前記遮断用閾値に対してガスエンジンのノッキング
を増加させる範囲であるときに燃料用ガスの成分の異常
と判断して前記制御装置が前記遮断弁を閉じさせるもの
であり、ガスエンジンにノッキングが生じる可能性があ
るか否かの評価基準として、供給設備からガス導管に流
入する燃料用ガスの成分比に基づいて求めたノッキング
指標を用い、ノッキング指標によりガスエンジンにノッ
キングが生じる可能性があると判断される燃料用ガスが
ガス導管に流入するのを防止しているから、ガスエンジ
ンにノッキングが生じてガスエンジンが故障する可能性
が低減される。
【0022】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記遮断用閾値に対してノッキングを減少させる範
囲で警告用閾値が設定され、ノッキング指標が警告用閾
値と遮断用閾値との間の範囲であるときに警報を報知す
る発報手段が前記制御装置に設けられているものであ
り、ガスエンジンにノッキングが生じる可能性のある成
分比に近付くと警報を報知することによって供給設備に
よる成分の調整を促すことができ、成分比が異常である
ような燃料用ガスがガス導管に流入する可能性をさらに
低減することができる。
【0023】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、接続用管路からガス導管に流入する
燃料用ガスがガスエンジンに及ぼす影響度を評価する影
響度判定手段と、前記ガスエンジンを遠方制御する遠方
制御装置とが前記制御装置に設けられ、前記制御装置が
前記遮断弁を閉じたときに影響度判定手段により求めた
影響度が規定の基準値を越えるガスエンジンについて
は、遠方制御装置から運転の停止を指示するものであ
り、供給装置から成分比が異常な燃料用ガスがガス導管
に流入したとしても、その影響を強く受けると考えられ
るガスエンジンについては運転を停止させることによっ
て、ガスエンジンにノッキングが生じることによる故障
を未然に防止することができる。
【0024】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記制御装置が前記遮断弁を閉じたときに影響度判
定手段により求めた影響度が基準値以下のガスエンジン
については、ノッキングを生じないように遠方制御装置
によりプラグ点火のタイミングを制御するものであり、
供給装置から成分比が異常な燃料用ガスがガス導管に流
入したときに、影響度が比較的小さく運転を停止しなく
てもプラグ点火のタイミングの調整でノッキングを防止
することが可能なガスエンジンについては、ガスエンジ
ンのプラグ点火のタイミング調整によって対応し、ガス
エンジンの停止に伴って需要家に不都合が生じるのを回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】 1a,1b 供給設備 2a,2b 需要家 3 ガス導管 5 接続用管路 11 成分監視装置 12 遮断弁 21 個別制御装置 21a 指標演算手段 21b 比較手段 21c 発報手段 22 総合制御装置 22b 影響度判定手段 22c 発報手段 23 遠方制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 21/02 F02M 21/02 V 3K068 F02P 5/152 F17D 5/06 5/153 F23K 5/00 302 F17D 5/06 F02P 5/15 D F23K 5/00 302 (72)発明者 藤若 貴生 大阪市中央区平野町四丁目1番2号大阪瓦 斯株式会社内 Fターム(参考) 3G022 EA02 GA13 3G084 AA05 BA03 BA17 DA38 FA14 3G092 AB06 AC08 BA09 BB01 DE01S DF08 EA04 EA28 FA16 HB05Z 3G301 HA22 JA22 JB07 NE12 PB02Z 3J071 AA02 BB11 BB14 CC11 DD36 EE02 EE06 EE07 EE19 EE25 EE28 FF03 3K068 AA01 BB12 BB22 DA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料用ガスの供給設備をガス導管に接続
    する接続用管路に設けた遮断弁と、接続用管路を通過す
    る燃料用ガスの成分を監視する成分監視装置と、燃料用
    ガスの成分の異常を成分監視装置が検出したときに遮断
    弁を閉じさせる制御装置とを備えることを特徴とするガ
    ス供給システム。
  2. 【請求項2】 ガスエンジンの燃料に用いる燃料用ガス
    が前記ガス導管を用いて供給され、前記制御装置が、成
    分監視装置により検出した燃料用ガスの成分比からガス
    エンジンにノッキングを生じさせる程度の評価値である
    ノッキング指標を求める指標演算手段と、ノッキング指
    標を規定の遮断用閾値と比較する比較手段とを備え、ノ
    ッキング指標が前記遮断用閾値に対してガスエンジンの
    ノッキングを増加させる範囲であるときに燃料用ガスの
    成分の異常と判断して前記制御装置が前記遮断弁を閉じ
    させることを特徴とする請求項1記載のガス供給システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記遮断用閾値に対してノッキングを減
    少させる範囲で警告用閾値が設定され、ノッキング指標
    が警告用閾値と遮断用閾値との間の範囲であるときに警
    報を報知する発報手段が前記制御装置に設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載のガス供給システム。
  4. 【請求項4】 接続用管路からガス導管に流入する燃料
    用ガスがガスエンジンに及ぼす影響度を評価する影響度
    判定手段と、前記ガスエンジンを遠方制御する遠方制御
    装置とが前記制御装置に設けられ、前記制御装置が前記
    遮断弁を閉じたときに影響度判定手段により求めた影響
    度が規定の基準値を越えるガスエンジンについては、遠
    方制御装置から運転の停止を指示することを特徴とする
    請求項2または請求項3記載のガス供給システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が前記遮断弁を閉じたとき
    に影響度判定手段により求めた影響度が基準値以下のガ
    スエンジンについては、ノッキングを生じないように遠
    方制御装置によりプラグ点火のタイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項4記載のガス供給システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057500A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Toyota Motor Corp 内燃機関の運転制御装置
KR101014519B1 (ko) * 2008-11-24 2011-02-14 현대자동차주식회사 노킹 방지 엔진 제어 방법
JP2015074983A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 大阪瓦斯株式会社 予混合圧縮着火式エンジン及びその運転制御方法

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