JP2002282730A - 廃棄物水粉砕処理装置及び方法 - Google Patents

廃棄物水粉砕処理装置及び方法

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JP2002282730A
JP2002282730A JP2001089420A JP2001089420A JP2002282730A JP 2002282730 A JP2002282730 A JP 2002282730A JP 2001089420 A JP2001089420 A JP 2001089420A JP 2001089420 A JP2001089420 A JP 2001089420A JP 2002282730 A JP2002282730 A JP 2002282730A
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waste
water
crushing
treatment
water hammer
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JP2001089420A
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Sadahiro Kinoshita
貞博 木下
Toshihiro Sato
敏浩 佐藤
Shigeru Nakamura
茂 中村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般家庭や産業廃棄物等の廃棄物を効率よく
処理する廃棄物水粉砕処理装置及び方法を提供する。 【解決手段】 各家庭等から車両11を用いて回収した
廃棄物である投入ゴミ12を粉砕又は裁断して廃棄物を
処理する装置であって、廃棄物12を粉砕する水撃流1
3を発する噴射ノズル14を備えてなるものであり、廃
棄物12を所定時間噴射ノズルからの水撃流13で粉砕
又は裁断処理し、細分化してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭や産業廃
棄物等の廃棄物を効率よく処理する廃棄物水粉砕処理装
置及び方法に関する。
【0002】
【背景技術】一般の家庭ゴミや産業廃棄物ゴミの処理は
焼却や埋め立てに頼っているのが現状である。これはこ
の方法が簡易でゴミ処理の効率は優れているが、以下に
示すような点において、社会的に大きな問題がある。
【0003】 ゴミの焼却により例えば有害物質であ
るダイオキシン類等が発生する場合があり、環境汚染を
惹き起こすというような問題がある。
【0004】 有用な資源ゴミが混入しているような
場合でも全てのゴミを焼却炉において燃焼するので、資
源の無駄となる。一方、事前に資源を回収するには、分
別回収する必要があり、手間と時間がかかり、問題であ
る。
【0005】 燃焼炉において燃焼するには、費用が
かかると共に、NOX 、ダイオキシン類等の排ガス処理
の問題や飛灰処理の問題がある。また、灰は埋め立てす
るので、その用地の確保が問題である。
【0006】 さらに、年々増加するゴミにより、埋
立地の確保が困難となっている。
【0007】 埋立処理は、長期間放置する間に有害
ガスの発生や、地下水の汚染等の二次公害の発生の要因
となる。
【0008】本発明は、以上述べた事情に鑑み、家庭ゴ
ミや産業廃棄物ゴミを効率的に処理する廃棄物水粉砕処
理装置及び方法を提供すると共に、処理したものの内で
有用な資源を回収することができる処理回収システムを
提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の廃棄物水粉砕処理装置の発明は、投入手段に
より投入された廃棄物を粉砕又は裁断して廃棄物を処理
する装置であって、廃棄物を粉砕する水撃流を発する噴
射ノズルを粉体処理設備内に複数個備え、廃棄物を所定
時間噴射ノズルからの水撃流で粉砕又は裁断処理するこ
とを特徴とする。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、上記
粉体処理設備が、投入された廃棄物を粉砕又は裁断する
水撃流噴射ノズルと、落下廃棄物を所定時間浮遊させる
上向水噴射ノズルとを含む粉砕処理部を複数段設けてな
ることを特徴とする。
【0011】第3の発明は、第2の発明において、複数
の粉砕処理部の間に篩手段を介装させ、該篩手段の目開
きが漸次小さくしてなることを特徴とする。
【0012】第4の発明は、第1の発明において、複数
の粉砕処理部の第1段の処理部の開口部側に破砕手段を
設けてなり、水で冷却しつつ破砕することを特徴とす
る。
【0013】第5の発明は、第1の発明において、複数
の粉砕処理部の第1段の処理部の内部に狭隘部を形成し
てなり、投入廃棄物と水撃流との接触回数を増大してな
ることを特徴とする。
【0014】第6の発明は、第1の発明において、上記
粉体処理設備が、廃棄物投入口側に所定間隔を以て相対
向し、廃棄物を押圧する回転自在の押圧手段と、該押圧
された廃棄物を粉砕又は裁断する水撃流噴射ノズルとを
含む粉砕処理部を複数段設けてなることを特徴とする。
【0015】第7の発明は、第6の発明において、上記
粉体処理設部が下方側にいくにつれて段階的に縮径形成
されてなることを特徴とする。
【0016】第8の発明は、第1の発明において、上記
粉体処理設備が、投入された廃棄物を水平方向に搬送す
る搬送手段と、該搬送手段で搬送される廃棄物を粉砕又
は裁断する水撃流噴射ノズルとを含む粉砕処理部を複数
段設けてなることを特徴とする。
【0017】第9の発明は、第8の発明において、上記
水撃流噴射ノズルからの水撃流が搬送方向と略直交する
と共に、上記搬送手段の搬送方向と略平行する方向に沿
って粉砕物又は裁断物の浮き上がり防止の網状体が設け
られてなることを特徴とする。
【0018】第10の発明は、第1又は6又は8の発明
において、上記粉体処理設備の投入手段が、廃棄物が搬
送された車両からの廃棄物を受けるホッパと、該ホッパ
から落下された廃棄物を受け、水平方向に搬送する搬送
手段とからなることを特徴とする。
【0019】第11の発明は、廃棄物を粉砕又は裁断し
て廃棄物を処理する方法であって、噴射ノズルからの水
撃流により廃棄物を粉砕又は裁断することを特徴とす
る。
【0020】第12の発明は、第11の発明において、
投入された廃棄物を所定時間浮遊させつつ水撃流噴射ノ
ズルの水撃流で粉砕又は裁断することを特徴とする。
【0021】第13の発明は、第11の発明において、
投入された廃棄物を押圧した後、所定時間に亙って水撃
流噴射ノズルの水撃流で粉砕又は裁断することを特徴と
する。
【0022】第14の発明は、第11の発明において、
投入された廃棄物を水平方向に搬送しつつ搬送方向と直
交する方向から所定時間に亙って水撃流噴射ノズルの水
撃流で粉砕又は裁断することを特徴とする。
【0023】第15の発明は、第1乃至10のいずれか
一項の装置と、該装置により粉砕又は裁断された廃棄物
を回収する回収手段と、該回収手段により回収された回
収物を分別する分別手段とを具備することを特徴とす
る。
【0024】第16の発明は、第15の発明において、
分別手段が汚染水と廃棄物と資源物とにそれぞれ分別す
るものであることを特徴とする。
【0025】第17の発明は、第16の発明において、
上記分別された汚染水を浄化手段により浄化し、請求項
1乃至10の装置の粉砕用水に用いることを特徴とす
る。
【0026】第18の発明は、第16の発明において、
上記分別された廃棄物汚泥よりCH 4 ガスを回収するこ
とを特徴とする。
【0027】第19の発明は、第15の発明において、
第1乃至10のいずれか一項の装置を複数箇所に散在さ
せ、該散在させた装置からパイプラインを介して粉砕又
は裁断された廃棄物を一箇所の分別手段で集中処理する
ことを特徴とする。
【0028】第20の発明は、第19の発明において、
廃棄物が一般家庭・事業系ゴミであることを特徴とす
る。
【0029】第21の発明は、第1乃至10のいずれか
一項の装置により粉砕又は裁断された廃棄物を回収し、
廃棄物と、資源物とに分別処理することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0031】[第1の実施の形態]図1は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理装置の概略図である。図1に
示すように、本実施の形態にかかる装置10は、各家庭
等から車両11を用いて回収した廃棄物である投入ゴミ
12を粉砕又は裁断して廃棄物を処理する装置であっ
て、廃棄物12を粉砕する水撃流13を発する噴射ノズ
ル14を処理塔21内に鉛直軸方向に沿って周設されて
なるものであり、投入ゴミ12は噴射ノズル14から所
定時間の内向きの水撃流13を受けることで、粉砕又は
裁断処理され、細分化してなるものである。
【0032】図1に示すように、ゴミ投入口(ホッパ
ー)15から投入された投入ゴミ12は搬送手段16に
より、水粉砕処理装置10の粉砕処理塔21の開口部2
2へ移送され、ここから水粉砕処理塔21内に所定量づ
つ供給される。
【0033】本実施の形態では上記水粉砕処理塔21
は、第1水粉砕処理部23と、第2水粉砕処理部24
と、第3水粉砕処理部25との三段階構成となってい
る。なお、本発明はこれに限定されず、ゴミの種類等に
より三段以上としてもよい。
【0034】そして、第1水粉砕処理部23乃至第3水
粉砕処理部25には、各々水撃流13を発する噴射ノズ
ル14が筒周囲に複数個設けられ、処理塔21の周囲か
ら内部に向かって略水平方向に加圧装置26からの加圧
水27を噴出させ、該水撃流13を落下した投入ゴミ1
2を水カッターのようにして粉砕又は裁断している。上
記噴射ノズル14は上下、左右に噴出角度を変化させる
ことができるようにしている。
【0035】また、第1水粉砕処理部23と第2水粉砕
処理部24との間、第2水粉砕処理部24と第3水粉砕
処理部25との間、及び第3水処理部25の下端側に
は、各々上向噴射水28を噴出する上向噴射ノズル29
が複数個設けられており、重力により落下するゴミを一
定時間浮遊させるようにして、水撃流13である水カッ
ターとの接触時間を長くしている。上記噴射ノズル29
は前後、左右に噴出角度を変化させることができるよう
にしている。
【0036】第1水粉砕処理部23乃至第3水粉砕処理
部25の水の噴出速度や圧力は投入するゴミの種類は量
により適宜変化させている。また、事前にゴミの種類に
よる最適処理条件を求めておき、各段毎にその処理条件
に沿うように運転すればよい。
【0037】さらに、上記上向噴射ノズル29が設けら
れている箇所には、第1篩31乃至第3篩33が設けら
れており、下方側にいくにつれてその篩の目開きの大き
さを漸次小さくしている。この篩により、所定径に細分
化されないゴミは上向噴射ノズル29の作用により何度
も持ち上げられ、各々の粉砕処理部において、所定径に
粉砕される。
【0038】最終段での処理の後の所定径にまで粉砕さ
れた粉砕物34は、水と共に回収装置35に落下し、こ
こで回収され、その後ゴミ分別処理がなされる。
【0039】上記装置によれば、水撃流13によりゴミ
を粉砕するので、熱の発生がないと共に、焼却炉を用い
るような有害ガスの発生がなくなり、環境汚染の防止を
図ることができる。また、ゴミを粉砕手段である水と共
に運ぶので輸送が簡単で特別な設備が不要となる。
【0040】[第2の実施の形態]図2は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理装置の概略図である。図2に
示すように、本実施の形態にかかる装置10は、第1水
粉砕処理部23の内壁に通路規制手段41を設けて狭隘
部42を形成してなり、投入ゴミ12と水撃流13との
接触回数を増大してなるものである。これにより、投入
されたゴミ12が確実に粉砕されることになる。
【0041】また、本実施の形態においては、処理塔2
1の開口部22近傍に破砕手段である周囲にカッターを
備えたクラッシャー43を設けてなり、投入されたゴミ
12を確実にクラッシャー43で破砕し、第1水粉砕処
理部23で水激での粉砕前工程において、安定供給され
ることになる。本実施の形態では、上記クラッシャー4
3は、上記搬送手段16により搬送された投入ゴミ12
を相対向して押圧する回転自在の押圧手段を用いている
が、本発明ではこれに限定されるものではなく、投入ゴ
ミを確実に破砕する他の押圧を用いるようにしてもよ
い。
【0042】また、クラッシャー43の代わりに機械的
なカッター等の破砕手段を設け、機械的に裁断した後
に、水処理することもできる。なお、この機械的な裁断
工程においても水を供給することで、ゴミとの接触時に
より発生する発熱を防止することがきる。
【0043】[第3の実施の形態]図3は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理装置の概略図である。図3に
示すように、本実施の形態にかかる装置10は、第1の
搬送手段16Aで投入ゴミ12を投入し、クラッシャー
43により破砕され、該破砕されたゴミ12を第1水粉
砕処理部23でさらに粉砕した後、第2の搬送手段16
Bで裁断ゴミを搬送し、第2水粉砕処理部24で粉砕す
るものである。
【0044】粉砕塔の設置スペースに余裕がある場合に
は、粉砕処理塔の高さを高くする必要がなくなる。な
お、本実施の形態では2段階で処理をしているが、本発
明はこれに限定されず、3段階或いはそれ以上としても
よい。
【0045】また、第1の実施の形態のように、粉砕処
理物を篩にかけるようにしてもよく、また、上向噴射水
28を噴出する上向噴射ノズル29が複数個設けられて
おり、重力により落下するゴミを一定時間浮遊させるよ
うにして、水カッターとの接触時間を長くするようにし
てもよい。
【0046】[第4の実施の形態]図4は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理システムの概略図である。図
4に示すように、本実施の形態にかかる水処理回収シス
テムは、第1の実施の形態の処理塔により処理された粉
砕物34であるゴミは水と共に回収装置に落下する。こ
の回収装置の後流側には、浮力や遠心力などを利用して
ゴミを分別処理するを備えたゴミ処理設備50が設けら
れている。このこのゴミ処理設備50は、分別装置51
が設けられ、ここで汚染水52、廃棄ゴミ・汚泥53、
資源ゴミ54に分別される。分別処理の条件は別途実験
により求めておけばよい。
【0047】先ず、分別した汚染水52は浄化装置55
で汚染物質56を除去し、浄水57として利用される。
この浄水57の利用の一形態として、第1の実施の形態
で上述した水撃流13を発するための加圧装置26へ供
給するようにしてもよい。これにより、リサイクル使用
が可能となる。
【0048】なお、浄化装置55により分離された汚染
物質56は廃棄処理する。
【0049】廃棄ゴミ・汚泥は浄化装置55で汚染物質
56とゴミ58とを除去し、浄水57は再利用される。
ゴミ58は装置外へ搬出して処理する。
【0050】また、汚泥はメタンガス発生装置に供給し
てCH4 発酵により、CH4 を回収することもできる。
このように、処理するゴミの量が低減されることにな
る。
【0051】また、紙、プラスチック、木屑等の資源ゴ
ミ54は浄水57を利用した洗浄・乾燥装置59により
汚れを除去し、回収60して、再利用を図ることができ
る。
【0052】本システムによれば、粉砕物より効率的な
分別回収ができる。また、資源ゴミの効率的な回収を行
うことができるので、廃棄ゴミの総量の減少を図ること
ができる。
【0053】また、現在の埋め立て地のゴミの資源を回
収することもできる。廃棄ゴミからの汚染物質の除去が
可能となる。
【0054】[第5の実施の形態]図5は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理装置の概略図である。図5に
示すように、本実施の形態にかかる装置10は、上記粉
体処理塔21が、廃棄物投入口側に所定間隔を以て相対
向し、搬送手段16により搬送された投入ゴミ12を押
圧する回転自在の押圧手段であるクラッシャー43,4
3と、該押圧された投入ゴミ12を粉砕又は裁断する水
撃流噴射ノズル14とを含む粉砕処理部を第1水粉砕処
理部23とが複数段(3段:本実施の形態ではクラッシ
ャー43を介して第2水粉砕処理部24、第3水粉砕処
理部25が設けられている)設けてなるものである。ま
た、本実施の形態では、塔粉砕処理塔21が下方側にい
くにつれて水粉砕する水粉砕処理部23、24、25で
段階的に縮径形成されてなり、それにつれてクラッシャ
ー43の径も小さくしている。上記クラッシャー43の
表面には歯車等が形成され、ゴミの巻込みを容易にして
いる。
【0055】これにより、投入されたゴミ12は第1の
クラッシャー43で徐々に噴射ノズル14での水撃流1
3を受けることになると共に、下方にいくにつれてゴミ
通過量が低減されるので、水撃流噴射ノズル14による
裁断効率が向上し、確実にゴミが裁断又は粉砕処理され
る。
【0056】[第6の実施の形態]図6は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理システムの概略図である。図
6に示すように、本実施の形態にかかる水処理回収シス
テムは、第5の実施の形態の処理塔により処理された粉
砕物34であるゴミは水と共に回収装置35に落下す
る。この回収装置の後流側には、粉砕物パイプ輸送ライ
ン61が設けられており、一箇所のゴミ処理設備50に
送られている。上記ゴミ処理設備50は第4の実施の形
態に示したように分別装置51により汚染水52、廃棄
ゴミ・汚泥53、資源ゴミ54に分別される。
【0057】本実施の形態では、3地区(A地区、B地
区、C地区)にそれぞれ廃棄物水粉砕処理装置10を設
置し、その周辺地域の家庭ゴミや事業ゴミを処理し、そ
の粉砕物34のみをパイプラインである粉砕物パイプ輸
送ライン61A、粉砕物パイプ輸送ライン61B、粉砕
物パイプ輸送ライン61Cにより輸送し、その後集中処
理することで、一括処理ができ、例えばトラック等によ
るゴミの搬送が省略されることになり、処理効率が向上
する。
【0058】[第7の実施の形態]図7は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理装置の概略図である。図8は
図7のA−A断面図である。図7に示すように、本実施
の形態にかかる装置10は、ゴミ投入口15から投入さ
れた投入ゴミ12が搬送手段16で搬送され、その終端
部から落下する投入ゴミ12をを水平方向に搬送する第
1の搬送手段(ベルトコンベア)62と、該第1の搬送
手段62で搬送されるゴミ12を粉砕又は裁断する水撃
流噴射ノズル14とを含む粉砕処理部を複数段(第1水
粉砕処理部23、第2水粉砕処理部24、第3水粉砕処
理部25の3段)設けてなるものである。上記水撃流噴
射ノズル14は搬送手段に沿って搬送方向と略直交する
方向に噴出されるようにノズル取付本体61に設けられ
ている。このノズル取付本体61は裁断されるゴミが飛
散しないような飛散防止手段を兼用するようにしてい
る。ノズル取付本体61の側壁は搬送手段62の上部ベ
ルト側を側面で覆うように形成されており、また、ベル
トとは所定間隔を以て開口されている。
【0059】なお、上記第1乃至第3の搬送手段62は
水撃流13に耐えうるような材質で網目状となってい
る。第1乃至第3の搬送手段62の折り返し側(底面
側)に沿って水回収装置63が設けられており、噴射さ
れた水撃流13の回収を回収パイプ64により回収装置
35へしている。
【0060】本実施の形態では、水粉砕処理部が3段と
なっているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、また、上下方向に限定されるものではなく、例えば
横方向に連続して設置するようにしてもよい。
【0061】上記装置によれば、車両11から投入口
(ホッパー)15に投入されたゴミ12は先ず搬送用の
ベルトコンベア16で処理箇所まで搬送し、粉体処理部
23へ落下する。落下したゴミは第1の水粉砕処理部2
3のベルト62の移動により、ノズル取付本体61内へ
搬送される。該ノズル取付本体61では上部側に取り付
けられたノズル14から水撃流13が噴射され、ゴミ1
2を粉砕処理する。ノズル取付本体61の側壁とベルト
側面側とは開口されているので、ノズル14から噴射さ
れた水13は下部の水回収装置63へ落下する。そし
て、粉砕されたゴミ12は次の第2水粉砕処理部24、
第3水粉砕処理部25と順次送られ、同じ処理が繰替え
され、最終的に粉砕物34となり、回収装置35に送ら
れる。なお、この回収装置35にはパイプ64から水撃
流13からの水が回収され、粉砕物34と合わさって処
理されることになる。
【0062】粉砕処理された粉砕物34は第6の実施の
形態と同様にして、パイプラインで送り、一括処理する
ようにしてもよい。なお、粉砕物34のパイプラインで
の搬送において、水を別途供給することなく、搬送効率
が向上する。
【0063】[第8の実施の形態]図9は本実施の形態
にかかる廃棄物水粉砕処理装置の概略図である。図10
は図9のB−B断面図である。なお、第7の実施の形態
と同一部材については同一符号を付してその説明は省略
する。図9に示すように、本実施の形態にかかる装置1
0は、ノズル取付本体61にゴミの浮き上がり防止の網
目状のゴミ拘束手段65が設けられている。よって、本
実施の形態では、第7の実施の形態の効果に加え、搬送
されたゴミがゴミ拘束手段65により拘束された状態で
水撃流13があたることになり、粉砕効率が向上する。
特に、形状が球体に近いものは第1の実施の形態の処理
装置でははじき飛ばされる場合があるが、本実施の形態
ではそのようなことが解消される。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の第1の廃
棄物水粉砕処理装置の発明によれば、投入手段により投
入された廃棄物を粉砕又は裁断して廃棄物を処理する装
置であって、廃棄物を粉砕する水撃流を発する噴射ノズ
ルを粉体処理設備内に複数個備え、廃棄物を所定時間噴
射ノズルからの水撃流で粉砕又は裁断処理するので、熱
の発生がないと共に、焼却炉を用いるような有害ガスの
発生がなくなり、環境汚染の防止を図ることができる。
また、ゴミを粉砕手段である水と共に運ぶので輸送が簡
単で特別な設備が不要となる。
【0065】第2の発明は、上記粉体処理設備が、投入
された廃棄物を粉砕又は裁断する水撃流噴射ノズルと、
落下廃棄物を所定時間浮遊させる上向水噴射ノズルとを
含む粉砕処理部を複数段設けてなるので、落下するゴミ
を一定時間浮遊させるようにして、水カッターとの接触
時間を長くし、処理効率が向上する。
【0066】第3の発明は、複数の粉砕処理部の間に篩
手段を介装させ、該篩手段の目開きが漸次小さくしてな
るので、裁断されないゴミの落下を防止できる。
【0067】第4の発明は、複数の粉砕処理部の第1段
の処理部の開口部側に破砕手段を設けてなり、水で冷却
しつつ破砕するので、安定してゴミを供給することがで
きる。
【0068】第5の発明は、複数の粉砕処理部の第1段
の処理部の内部に狭隘部を形成してなり、投入廃棄物の
水撃流との接触回数を増大してなるので、ゴミの裁断効
率が向上する。
【0069】第6の発明は、第1の発明において、上記
粉体処理設備が、廃棄物投入口側に所定間隔を以て相対
向し、廃棄物を押圧する回転自在の押圧手段と、該押圧
された廃棄物を粉砕又は裁断する水撃流噴射ノズルとを
含む粉砕処理部を複数段設けてなるので、ゴミが押圧さ
れた後に徐々に裁断処理され、水撃流によりゴミが確実
に裁断され、粉砕処理効率が向上する。
【0070】第7の発明は、第6の発明において、上記
粉体処理設部が下方側にいくにつれて段階的に縮径形成
されてなるので、ゴミの処理量が徐々に少なくなり、裁
断処理量が低減され、水撃流によりゴミが確実に裁断さ
れ、粉砕処理効率が向上する。
【0071】第8の発明は、第1の発明において、上記
粉体処理設備が、投入された廃棄物を水平方向に搬送す
る搬送手段と、該搬送手段で搬送される廃棄物を粉砕又
は裁断する水撃流噴射ノズルとを含む粉砕処理部を複数
段設けてなるで、水平方向に搬送する途中で水撃流によ
りゴミが裁断処理される。また、搬送速度の調整によ
り、ゴミを効率よく処理できる。
【0072】第9の発明は、第8の発明において、上記
水撃流噴射ノズルからの水撃流が搬送方向と略直交する
と共に、上記搬送手段の搬送方向と略平行する方向に沿
って粉砕物又は裁断物の浮き上がり防止の網状体が設け
られてなるので、搬送されたゴミがゴミ拘束手段65に
より拘束された状態で水撃流13があたることになり、
粉砕効率が向上する。
【0073】第10の発明は、第1又は6又は8の発明
において、上記粉体処理設備の投入手段が、廃棄物が搬
送された車両からの廃棄物を受けるホッパと、該ホッパ
から落下された廃棄物を受け、水平方向に搬送する搬送
手段とからなるので、処理設備にゴミを効率的に投入で
きる。
【0074】第11の発明は、廃棄物を粉砕又は裁断し
て廃棄物を処理する方法であって、噴射ノズルからの水
撃流により廃棄物を粉砕又は裁断するので、熱の発生が
ないと共に、焼却炉を用いるような有害ガスの発生がな
くなり、環境汚染の防止を図ることができる。
【0075】第12の発明は、投入された廃棄物を所定
時間浮遊させつつ水撃流噴射ノズルの水撃流で粉砕又は
裁断するので、落下するゴミを一定時間浮遊させるよう
にして、水カッターとの接触時間を長くし、処理効率が
向上する。
【0076】第13の発明は、第11の発明において、
投入された廃棄物を押圧した後、所定時間に亙って水撃
流噴射ノズルの水撃流で粉砕又は裁断するので、ゴミが
押圧された後に徐々に裁断処理され、水撃流によりゴミ
が確実に裁断され、粉砕処理効率が向上する。
【0077】第14の発明は、第11の発明において、
投入された廃棄物を水平方向に搬送しつつ搬送方向と直
交する方向から所定時間に亙って水撃流噴射ノズルの水
撃流で粉砕又は裁断するるで、水平方向に搬送する途中
で水撃流によりゴミが裁断処理される。
【0078】第15の廃棄物処理・回収システムの発明
は、第1乃至第5のいずれかの廃棄物水粉砕処理装置
と、該装置により粉砕又は裁断された廃棄物を回収する
回収手段と、該回収手段により回収された回収物を分別
する分別手段とを具備するので、粉砕物より効率的な分
別回収ができると共に、資源ゴミの効率的な回収を行う
ことができ、単に廃棄する廃棄ゴミの総量の減少を図る
ことができる。
【0079】第16の発明は、分別手段が汚染水と廃棄
物と資源物とにそれぞれ分別するものであるので、資源
ゴミの効率的な回収を行うことができる。
【0080】第17の発明は、上記分別された汚染水を
浄化手段により浄化し、第1乃至第10の装置の粉砕用
水に用いることで水の再利用を図ることができる。
【0081】第18の発明は、上記分別された廃棄物汚
泥よりCH4 ガスを回収するので、有用ガスを得ること
ができる。
【0082】第19の廃棄物処理・回収方法の発明は、
第1乃至第10のいずれか一の装置により粉砕又は裁断
された廃棄物を回収し、廃棄物と、資源物とに分別処理
するので、粉砕物より効率的な分別回収ができると共
に、資源ゴミの効率的な回収を行うことができ、単に廃
棄する廃棄ゴミの総量の減少を図ることができる。
【0083】第20の発明は、第19の発明において、
廃棄物が一般家庭・事業系ゴミを効率よく処理すること
ができる。
【0084】第21の発明は、第1乃至10のいずれか
一項の装置により粉砕又は裁断された廃棄物を回収し、
廃棄物と、資源物とに分別処理するので、一括処理が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理装
置の概略図である。
【図2】第2の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理装
置の概略図である。
【図3】第3の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理装
置の概略図である。
【図4】第4の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理シ
ステムの概略図である。
【図5】第5の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理シ
ステムの概略図である。
【図6】第6の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理シ
ステムの概略図である。
【図7】第7の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理シ
ステムの概略図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】第8の実施の形態にかかる廃棄物水粉砕処理シ
ステムの概略図である。
【図10】図9のB−B断面図である。
【符号の説明】
10 廃棄物水粉砕処理装置 11 車両 12 投入ゴミ 13 水撃流 14 噴射ノズル 15 ゴミ投入口 16 搬送手段 21 粉砕塔 22 開口部 23 第1水粉砕処理部 24 第2水粉砕処理部 25 第3水粉砕処理部 26 加圧装置 27 加圧水 28 上向噴射水 29 上向噴射ノズル 31 第1篩 32 第2篩 33 第3篩 34 粉砕物 35 回収装置 41 通路規制手段 42 狭隘部 43 クラッシャー 50 ゴミ処理設備 51 ゴミ分別装置 52 汚染水 53 廃棄ゴミ・汚泥 54 資源ゴミ 55 浄化装置 56 汚染物質 57 浄水 58 ゴミ 59 洗浄乾燥 60 回収 61 粉砕物パイプ輸送ライン 62 第1乃至第3の搬送手段 63 水回収装置 64 パイプ 65 ゴミ拘束手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 ZAB C02F 11/04 A C02F 11/04 B09B 3/00 ZABZ (72)発明者 中村 茂 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 4D004 AA46 BA03 CA04 CA07 CB13 CB46 CB50 4D059 AA07 BA12 BK11 4D067 CA01 CA09 DD02 DD08 DD13 EE02 EE04 EE14 EE20 EE34 GA18 GA20 GB02 GB07

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入手段により投入された廃棄物を粉砕
    又は裁断して廃棄物を処理する装置であって、 廃棄物を粉砕する水撃流を発する噴射ノズルを粉体処理
    設備内に複数個備え、廃棄物を所定時間噴射ノズルから
    の水撃流で粉砕又は裁断処理することを特徴とする廃棄
    物水粉砕処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記粉体処理設備が、投入された廃棄物を粉砕又は裁断
    する水撃流噴射ノズルと、落下廃棄物を所定時間浮遊さ
    せる上向水噴射ノズルとを含む粉砕処理部を複数段設け
    てなることを特徴とする廃棄物水粉砕処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 複数の粉砕処理部の間に篩手段を介装させ、該篩手段の
    目開きが漸次小さくしてなることを特徴とする廃棄物水
    粉砕処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 複数の粉砕処理部の第1段の処理部の開口部側に破砕手
    段を設けてなり、水で冷却しつつ破砕することを特徴と
    する廃棄物水粉砕処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 複数の粉砕処理部の第1段の処理部の内部に狭隘部を形
    成してなり、投入廃棄物と水撃流との接触回数を増大し
    てなることを特徴とする廃棄物水粉砕処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記粉体処理設備が、廃棄物投入口側に所定間隔を以て
    相対向し、廃棄物を押圧する回転自在の押圧手段と、 該押圧された廃棄物を粉砕又は裁断する水撃流噴射ノズ
    ルとを含む粉砕処理部を複数段設けてなることを特徴と
    する廃棄物水粉砕処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記粉体処理設部が下方側にいくにつれて段階的に縮径
    形成されてなることを特徴とする廃棄物水粉砕処理装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 上記粉体処理設備が、投入された廃棄物を水平方向に搬
    送する搬送手段と、 該搬送手段で搬送される廃棄物を粉砕又は裁断する水撃
    流噴射ノズルとを含む粉砕処理部を複数段設けてなるこ
    とを特徴とする廃棄物水粉砕処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記水撃流噴射ノズルからの水撃流が搬送方向と略直交
    すると共に、上記搬送手段の搬送方向と略平行する方向
    に沿って粉砕物又は裁断物の浮き上がり防止の網状体が
    設けられてなることを特徴とする廃棄物水粉砕処理装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1又は6又は8において、 上記粉体処理設備の投入手段が、廃棄物が搬送された車
    両からの廃棄物を受けるホッパと、該ホッパから落下さ
    れた廃棄物を受け、水平方向に搬送する搬送手段とから
    なることを特徴とする廃棄物水粉砕処理装置。
  11. 【請求項11】 廃棄物を粉砕又は裁断して廃棄物を処
    理する方法であって、 噴射ノズルからの水撃流により
    廃棄物を粉砕又は裁断することを特徴とする廃棄物水粉
    砕処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 投入された廃棄物を所定時間浮遊させつつ水撃流噴射ノ
    ズルの水撃流で粉砕又は裁断することを特徴とする廃棄
    物水粉砕処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 投入された廃棄物を押圧した後、所定時間に亙って水撃
    流噴射ノズルの水撃流で粉砕又は裁断することを特徴と
    する廃棄物水粉砕処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項11において、 投入された廃棄物を水平方向に搬送しつつ搬送方向と直
    交する方向から所定時間に亙って水撃流噴射ノズルの水
    撃流で粉砕又は裁断することを特徴とする廃棄物水粉砕
    処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至10のいずれか一項の装
    置と、該装置により粉砕又は裁断された廃棄物を回収す
    る回収手段と、該回収手段により回収された回収物を分
    別する分別手段とを具備することを特徴とする廃棄物処
    理・回収システム。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 分別手段が汚染水と廃棄物と資源物とにそれぞれ分別す
    るものであることを特徴とする廃棄物処理・回収システ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 上記分別された汚染水を浄化手段により浄化し、請求項
    1乃至5の装置の粉砕用水に用いることを特徴とする廃
    棄物処理・回収システム。
  18. 【請求項18】 請求項16において、 上記分別された廃棄物汚泥よりCH4 ガスを回収するこ
    とを特徴とする廃棄物処理・回収システム。
  19. 【請求項19】 請求項15において、 請求項1乃至10のいずれか一項の装置を複数箇所に散
    在させ、該散在させた装置からパイプラインを介して粉
    砕又は裁断された廃棄物を一箇所の分別手段で集中処理
    することを特徴とする廃棄物処理・回収システム。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 廃棄物が一般家庭・事業系ゴミであることを特徴とする
    廃棄物処理・回収システム。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至10のいずれか一項の装
    置により粉砕又は裁断された廃棄物を回収し、廃棄物
    と、資源物とに分別処理することを特徴とする廃棄物処
    理・回収方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110756312A (zh) * 2019-10-21 2020-02-07 大同新成新材料股份有限公司 一种不规则半导体材料智能破碎方法
WO2023161560A1 (en) * 2022-02-22 2023-08-31 Waprece Oy An arrangement for crushing an object

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