JP2002280470A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2002280470A
JP2002280470A JP2001083099A JP2001083099A JP2002280470A JP 2002280470 A JP2002280470 A JP 2002280470A JP 2001083099 A JP2001083099 A JP 2001083099A JP 2001083099 A JP2001083099 A JP 2001083099A JP 2002280470 A JP2002280470 A JP 2002280470A
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Mitsuhiro Ando
充宏 安藤
Shuji Noda
修司 野田
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化及び製造を容易にできる半導体装置及び
その製造方法を提供する。 【解決手段】ヨーレートセンサ1は、シリコン基板2上
にセンシング部3を備え、センシング部3を囲むよう
に、封止用接合壁15が形成されている。封止用接合壁15
には、孔16が形成されている。封止用接合壁15の外側に
電極パッド7,10,13が設けられ、センシング部3の電
気信号が電極パッド7,10,13に取り出されるように構
成されている。封止用接合壁15の上面には、カバー部材
17が低融点ガラス19を介して接合されている。カバー部
材17の上部には蒸着層20が形成され、蒸着層20と同じ金
属で形成された蒸着封止部20aにより孔16が真空封止さ
れ、真空チップパッケージ21を備えたヨーレートセンサ
1が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロマシニン
グ技術を用いて作られる、例えばヨーレートセンサ等の
センサに使用される半導体装置及びその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハから切り出されたセンサチ
ップを、金属、ガラス、セラミックス等で覆って真空状
態でパッケージングする真空チップパッケージがある。
これらは、パッケージに封止されるチップの大きさに対
して、数倍以上の大きなパッケージになっている。
【0003】このパッケージを小型化する方法として、
特開平11−142430号公報に開示されたものがあ
る。この方法は、ウエハ段階で図示しないチップ上にパ
イレックス(登録商標)ガラス基板50が接合され、図
5(a)に示すように、その表面の一部にテーパ状のガ
ス抜き孔50aと、該ガス抜き孔50aと一部が重なる
窪み50bとが形成されている。そして、半田合金製の
球形の封止材51が窪み50bに装填されている。な
お、図5(a)、(b)は、パイレックス基板に設けら
れたガス抜き孔を拡大した模式図である。
【0004】ガス抜き孔50aからパッケージ内部が真
空状態にされた後、封止材51は窪み50bに滞留され
た状態で溶融される。溶融された封止材51は形を変え
て、図5(b)に示すように、封止材51の一部はガス
抜き孔50aに流動して硬化して封止栓52となり、ガ
ス抜き孔50aが封止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は、封止材51を載置するための特殊な形状の窪み50
bを形成しなければならなかった。また、溶融された封
止材51が流動して、ガス抜き孔50aを封止するが、
ガス抜き孔50aの封止が円滑に行われない場合があ
る。
【0006】また、別の封止方法として、金属蒸着でガ
ス抜き孔50aを封止する方法も考えられるが、パイレ
ックスガラス基板50の表面にガス抜き孔50aが形成
されているため、蒸着等を行う際には、蒸着物質がガス
抜き孔50aを通じてパッケージ内部に入る可能性があ
った。さらに、蒸着物質が金属で形成されている場合に
パッケージ内部に蒸着物質が入ると、センサ構造体をシ
ョートさせる原因となる。また、蒸着物質が非金属の場
合でも、パッケージ内で粒状等になり、センサ構造体の
可動部分に固着し、正常な動作を阻害する虞が予想され
る。
【0007】また、この方法の場合、電極もセンサ構造
体とともにパッケージングされているため、電極の取り
出しが困難であった。本発明は前述した事情に鑑みてな
されたものであって、第1の目的は、小型化及び製造を
容易にできる半導体装置を提供することにある。また、
第2の目的は、その半導体装置の製造方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明では、基板上にデバイ
スが形成され、前記基板とともに前記デバイスを収容す
る空間を形成するカバー部材を備え、前記空間を真空状
態で封止した真空チップパッケージを備えた半導体装置
において、基板上に形成された壁に孔を形成し、前記壁
の上にカバー部材を接合し、前記空間を真空状態にして
前記孔の外側を封止材で封止した。この発明によれば、
基板上に真空封止するための壁が形成され、前記壁とカ
バー部材とが接合されることにより、半導体装置は容易
に小型化される。また、孔の外側に形成された封止材で
孔が封止されることにより、簡単な構成となり、半導体
装置が容易に製造される。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記孔の封止材に金属が使用され、
前記真空チップパッケージの外面に同じ金属の蒸着層が
形成されている。この発明によれば、真空チップパッケ
ージの外面が金属で覆われ、グランドをとることによ
り、半導体装置への外部からのノイズが防止される。ま
た、金属の蒸着層を真空チップパッケージの外面に形成
するための工程を増やす必要がなく、蒸着層と封止材と
を一つの工程で形成することが可能になる。
【0010】前記第2の目的を達成するために、請求項
3に記載の発明では、基板上にデバイスが形成され、前
記基板とともに前記デバイスを収容する空間を形成する
カバー部材を備え、前記空間を真空状態で封止した真空
チップパッケージを備えた半導体装置の製造方法であっ
て、前記基板としてのウエハ上に前記デバイスを囲むよ
うに壁を形成し、前記壁に孔を形成し、前記壁の上にカ
バー部材を接合し、前記空間を真空状態にし、前記孔の
外側に蒸着により封止材を形成して該孔を封止し、各単
位毎にダイシングにより切断して半導体装置を形成す
る。この発明によれば、ウエハ上で多数の半導体装置
が、一度に形成されることにより、生産性が向上し、容
易に製造される。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記孔の封止材に金属が使用され、
前記封止材の蒸着の際に前記真空チップパッケージの外
面に同じ金属の蒸着層が形成される。この発明によれ
ば、金属の蒸着層を真空チップパッケージの外面に形成
するための工程を増やす必要がなく、蒸着層と封止材と
が一つの工程で形成されることにより、生産性が向上す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をヨーレートセンサ
に具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明す
る。なお、図1(a)は、カバー部材を破断した状態を
示す模式平面図である。図1(b)は、図1(a)のA
−A線における模式断面図である。
【0013】図1(a)に示すように、半導体装置とし
てのヨーレートセンサ1は、基板としてのシリコン基板
2上にセンサの核となるデバイスとしてのセンシング部
3を備え、センシング部3には、可動電極4a〜4dと
固定電極5a〜5dとが対向するように設けられてい
る。固定電極5a、5bは可動電極4bと近接した状態
で配置され、固定電極5c、5dは可動電極4cと近接
した状態で配置されている。固定電極5a、5bにはア
ンカー部6が設けられ、アンカー部6と電極パッド7と
が、ポリシリコン配線8により電気的に接続されてい
る。同様に、固定電極5c、5dにはアンカー部9が設
けられ、アンカー部9と電極パッド10とが、ポリシリ
コン配線11により電気的に接続されている。可動電極
4a〜4dは、アンカー部12に接続され、アンカー部
12と電極パッド13とが、ポリシリコン配線14によ
り電気的に接続されている。
【0014】センシング部3を囲むように、壁としての
封止用接合壁15が略正方形状に形成され、封止用接合
壁15の一つの辺の中央付近には、封止用接合壁15に
対して横孔となるように孔16が形成されている。封止
用接合壁15の外側に電極パッド7,10,13が設け
られ、各々アンカー部6,9,12からの電気信号が電
極パッド7,10,13に取り出されるように構成され
ている。
【0015】図1(b)に示すように、封止用接合壁1
5の上面には、例えばセラミックスで形成されたカバー
部材17が、接合材としての低融点ガラス19を介して
接合されている。カバー部材17の上部には、例えばア
ルミ等の金属の蒸着層20が形成されている。孔16の
外側には、蒸着層20と同じ金属で形成された封止材と
しての蒸着封止部20aが形成され、蒸着封止部20a
により孔16が封止され、真空封止された真空チップパ
ッケージ21を備えたヨーレートセンサ1が構成されて
いる。
【0016】次に、ウエハ上に、一度に複数のヨーレー
トセンサ1を製造する方法を、図2〜図4に従って説明
する。なお、図2(a)は、ダイシング前のウエハ上の
複数の素子チップを示し、この実施の形態では、格子状
の1個の黒色部Sの素子チップが1個のヨーレートセン
サを構成している。また、図1(a),(b)、図2
(b),(c)、図3(a)〜(e)、図4(a)〜
(d)では、1個分のヨーレートセンサを示している。
図3及び図4は、図1(a)のA−A線に対応する模式
断面図である。また、図3及び図4における各部材間の
距離の比率は、分かりやすくするため、図1(a)にお
ける各部材間の距離の比率と異なって示している。
【0017】まず、図3(a)に示すように、単層の単
結晶シリコン基板2上に、マスク用の窒化膜22が成膜
される。その上に、配線用ポリシリコン層23が形成さ
れ、さらにその上に、フォトリソグラフィー技術を用い
て図示しない第1レジスト膜が形成される。この場合、
配線用ポリシリコン層23の上には配線を保護する目的
で配線保護膜を設けてもよい。そして、第1レジスト膜
を必要部位となる配線用ポリシリコン層23の上にマス
クとして、不要部位の配線用ポリシリコン層23が除去
され、その後、不要となった第1レジスト膜は除去され
る。そして、第1レジスト膜の除去後、犠牲層となる二
酸化シリコン(SiO2)層24が形成される。二酸化
シリコン層24の上に、第2レジスト膜25が形成さ
れ、第2レジスト膜25をマスクとして、図3(b)に
示すように、アンカー部を形成するための溝24aが複
数形成される。そして、不要となった第2レジスト膜2
5は除去される。
【0018】次に、溝24aがポリシリコン層27aに
より埋められ、センシング部3と配線用ポリシリコン層
23とを接合するためのアンカー部26が形成される。
さらに、ポリシリコン層27bにより、所定厚みを増し
た状態に形成される。その後、第3レジスト膜28が形
成され、第3レジスト膜28をマスクとして不純物が拡
散されてN型拡散層29が形成され、図3(c)の状態
となる。そして、その上にアルミ電極30が形成され、
その後、第3レジスト膜28は除去され、図3(d)に
示す状態となる。
【0019】次に、アルミ電極30の上面とポリシリコ
ン層27bの上面に、第4レジスト膜31が形成され、
第4レジスト膜31をマスクとして、不活性ガスにAr
を用いたスパッタエッチング法により、図3(e)に示
すように、ポリシリコン層27(27a,27b)が垂
直加工される。その後、犠牲層としての二酸化シリコン
層24は、第4レジスト膜31をマスクとして、BHF
(バッファフッ酸)によるエッチングで除去される。そ
して、図4(a)に示すように、可動部分が自由振動可
能となり、アルミ電極30は電極パッド7,10とな
り、櫛歯状のセンシング部3及び封止用接合壁15が形
成される。不要となった第4レジスト膜31は除去され
る。なお、複数のアンカー部26の所定位置のものが、
アンカー部6,9,12を構成している。また、可動電
極4a〜4d、固定電極5a〜5d及びアンカー部6,
9,12が、センシング部3を構成している。図4
(a)〜(d)では、センシング部3の一部を構成する
固定電極5a〜5d及びアンカー部6,9を示してい
る。
【0020】次に、パッケージングのためのカバー部材
17が用意される。図2(b),(c)に示すように、
カバー部材17には、孔16が形成された封止用接合壁
15の一辺と対応する位置に長孔18が形成されてい
る。なお、図2(b)は、封止用接合壁15の上部に接
合されたカバー部材17の平面図を示している。また、
図2(c)は、図2(b)の状態における図1(a)の
A−A線断面に相当する断面を示している。
【0021】カバー部材17の封止用接合壁15と対応
する位置には、接合材としての低融点ガラス19が形成
され、図2(c)及び図4(b)に示すように、低融点
ガラス19が形成されたカバー部材17が、封止用接合
壁15の上部に載置される。その後、外部からの加熱に
より低融点ガラスが溶融した状態となり、封止用接合壁
15とカバー部材17とが接合され、パッケージされる
空間32が形成された(図4(b)に示す)状態とな
る。
【0022】カバー部材17の接合後、孔16と長孔1
8とを通じて空間32が真空状態にされ、真空状態でカ
バー部材17の上面に対して垂直方向から金属が蒸着さ
れる。そして、孔16を塞ぐために必要な厚さ分の金属
が、長孔18を通過して孔16を塞ぐ位置に蒸着され、
図4(c)に示すように、蒸着封止部20aが形成さ
れ、空間32が真空封止された状態となる。この蒸着の
際に、カバー部材17上にも蒸着封止部20aとほぼ同
じ厚み分の金属が蒸着され、蒸着層20が形成される。
なお、電極パッド7,10は、カバー部材17に覆われ
ているので、蒸着層20が電極パッド7,10に形成さ
れることはなく、ショートすることもない。
【0023】空間32が真空封止された後、カバー部材
17の電極パッド7,10の上部と対応する位置が、第
1のダイシングにより除去され、図4(d)に示すよう
に、真空チップパッケージ21が形成される。その後、
図2(a)に示すように、シリコン基板2上に複数形成
されたヨーレートセンサ1が、通常のダイシングにより
個々のものに切り離され、真空チップパッケージ21を
備えたヨーレートセンサ1が完成した状態となる。
【0024】この実施の形態は、以下のような効果を有
する。 (1)真空チップパッケージ21を形成するために、空
間32のガスを排出する孔16が、封止用接合壁15に
対して横孔となるように形成されたことにより、孔16
を封止する蒸着封止部20aの金属の蒸着の際に、金属
が空間32に入るのを防止できる。
【0025】(2)カバー部材17の金属蒸着と同時
に、孔16を封止する蒸着封止部20aが形成されるこ
とにより、真空チップパッケージ21を封止でき、ヨー
レートセンサ1を容易に製造できる。
【0026】(3)金属蒸着で真空チップパッケージ2
1の上面が金属で覆われ、グランドをとることにより、
ノイズを防止することができる。 (4)電極パッド7,10が、真空チップパッケージ2
1の外部に形成されていることにより、電極パッド7,
10と、例えば実装基板との電気的接続が簡単となる。
【0027】(5)ウエハ段階で、真空チップパッケー
ジ21を形成するための封止用接合壁15やカバー部材
17が接合されることにより、ヨーレートセンサ1を容
易に小型化できる。
【0028】なお、実施の形態は上記に限らず、例えば
以下のように変更してもよい。 ・ヨーレートセンサ1に限らず、真空封止を使用する加
速度センサや角速度センサ等に適用してもよい。この場
合も、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
【0029】・エッチングの際のマスクとして使用され
ている窒化膜を、酸化膜に変更してもよい。 ・ドライエッチング法のスパッタエッチングを、他のド
ライエッチング法のプラズマエッチング法や反応性イオ
ンエッチング法に変更してもよい。
【0030】・カバー部材17はセラミックスに限ら
ず、低融点ガラス19より高い融点を有するガラス材で
形成してもよい。このように構成した場合、封止用接合
壁15と対応する位置に形成される低融点ガラス19の
ためのカバー部材側の凸部を、容易に成形することがで
きる。従って、半導体装置を容易に製造できる。
【0031】・カバー部材17をガラス材で形成し、封
止用接合壁15とカバー部材17との接合方法を、陽極
接合に変更してもよい。このように構成した場合、接合
材を使用せず、ポリシリコンで形成された封止用接合壁
15を陽極、カバー部材を陰極として、直流電圧を印加
すると同時に加熱することにより、封止用接合壁15と
カバー部材17とを容易に接合することができる。
【0032】・カバー部材17の上面に対して垂直方向
からのみ金属を蒸着する構成に限らず、孔16を塞いだ
後、所定角度ずらして、封止用接合壁15の孔16が形
成されている側面に金属を蒸着するようにしてもよい。
このように構成した場合、このヨーレートセンサ1を、
例えばプリント基板等に実装した際に、容易にグランド
をとることができる。
【0033】・真空チップパッケージ21の形成後に、
カバー部材17の電極パッド7,10の上部と対応する
部分を第1のダイシングにより除去する構成に代えて、
エッチングで除去するようにしてもよい。
【0034】・カバー部材17の上部に形成されている
蒸着層20を、形成しない構成に変更してもよい。この
場合、孔16を塞ぐ位置と対応する位置にのみ、孔が設
けられたマスクを使用して蒸着を行う。従って、カバー
部材17の上部の蒸着層20が不要な場合にも、蒸着に
よる孔16の封止を適用することができる。
【0035】・蒸着物質は、金属に限らず樹脂に変更し
てもよい。このように構成した場合、ヨーレートセンサ
1の自重を低減させることができる。次に上記実施の形
態から把握できる技術的思想について、以下に記載す
る。
【0036】(1)請求項1又は請求項3に記載の発明
において、前記孔の封止材は樹脂である。
【0037】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1〜請求
項4に記載の発明によれば、小型化及び製造を容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はヨーレートセンサのカバー部材を破断
した状態を示す模式平面図、(b)は図1(a)のA−
A線における模式断面図。
【図2】(a)はウエハ基板を示す模式平面図、(b)
はカバー部材で覆われた状態を示す模式平面図、(c)
は同じく模式断面図。
【図3】(a)〜(e)は製造工程を示す模式断面図。
【図4】(a)〜(d)は製造工程を示す模式断面図。
【図5】(a)は従来技術を示す模式断面図、(b)は
同じく模式断面図。
【符号の説明】
1…半導体装置としてのヨーレートセンサ、2…基板と
してのシリコン基板、3…デバイスとしてのセンシング
部、15…壁としての封止用接合壁、16…孔、17…
カバー部材、20…蒸着層、20a…封止材としての蒸
着封止部、21…真空チップパッケージ、32…空間。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にデバイスが形成され、前記基板と
    ともに前記デバイスを収容する空間を形成するカバー部
    材を備え、前記空間を真空状態で封止した真空チップパ
    ッケージを備えた半導体装置において、基板上に形成さ
    れた壁に孔を形成し、前記壁の上にカバー部材を接合
    し、前記空間を真空状態にして前記孔の外側を封止材で
    封止したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記孔の封止材に金属が使用され、前記真
    空チップパッケージの外面に同じ金属の蒸着層が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】基板上にデバイスが形成され、前記基板と
    ともに前記デバイスを収容する空間を形成するカバー部
    材を備え、前記空間を真空状態で封止した真空チップパ
    ッケージを備えた半導体装置の製造方法であって、前記
    基板としてのウエハ上に前記デバイスを囲むように壁を
    形成し、前記壁に孔を形成し、前記壁の上にカバー部材
    を接合し、前記空間を真空状態にし、前記孔の外側に蒸
    着により封止材を形成して該孔を封止し、各単位毎にダ
    イシングにより切断して半導体装置を形成することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記孔の封止材に金属が使用され、前記封
    止材の蒸着の際に前記真空チップパッケージの外面に同
    じ金属の蒸着層が形成されることを特徴とする請求項3
    に記載の半導体装置の製造方法。
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