JP2002280122A - プラグコネクタ - Google Patents

プラグコネクタ

Info

Publication number
JP2002280122A
JP2002280122A JP2002027296A JP2002027296A JP2002280122A JP 2002280122 A JP2002280122 A JP 2002280122A JP 2002027296 A JP2002027296 A JP 2002027296A JP 2002027296 A JP2002027296 A JP 2002027296A JP 2002280122 A JP2002280122 A JP 2002280122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
contact
signal
contacts
plug connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002027296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3565816B2 (ja
Inventor
Takeshi Okuyama
毅 奥山
Junichi Akama
淳一 赤間
Kazuyuki Futaki
和之 二木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002027296A priority Critical patent/JP3565816B2/ja
Publication of JP2002280122A publication Critical patent/JP2002280122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3565816B2 publication Critical patent/JP3565816B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラグコネクタに関し、より多くの信号コン
タクトをコンパクトに配置し、且つ結線作業を容易に行
うことのできるようにすることを目的とする。 【解決手段】 プラグコネクタは、一列の信号コンタク
ト62とグランドコンタクト64とをそれぞれに支持し
た複数の絶縁性のコンタクト支持部材61a、61b、
61cと、同軸ケーブルのグランド導体71と接続され
る第1のグランド導体膜と、同軸ケーブルの信号導体7
0と接続される信号導体膜と、第2のグランド導体膜と
を有する接続基板74とを備え、各接続基板74の端部
が該一列の信号コンタクト62とグランドコンタクト6
4との間に挿入され、さらに該信号コンタクト及びグラ
ンドコンタクトを取り囲むグランドシェル66を備えた
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグランドシェルを備
えたインピーダンス整合型のプラグコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにおける高速伝送化及び多
極化の要求に従い、伝送線のインピーダンスを整合し、
信号の反射やクロストークを減少させる要求が増加して
いる。コンピュータのプリント基板においては、信号線
を幾つかの平面上に配置し、グランド(及び電源ライ
ン)を他の平面上に配置した多層化が進んでおり、信号
線とグランドとがマイクロストリップライン構造又はス
トリップライン構造を構成するようになっている。
【0003】プリント基板と同軸ケーブルとの間に位置
するコネクタも、マイクロストリップライン構造又はス
トリップライン構造をもつようにすることが望ましい。
このような例として、米国特許第4762500号はマ
イクロストリップ構造をもつコネクタを開示している。
また、米国特許第5195899号はストリップライン
構造をもつコネクタを開示している。
【0004】マイクロストリップ構造のコネクタでは、
グランドコンタクトが2列の信号コンタクトの間に配置
される。上記米国特許に記載されたストリップライン構
造をもつコネクタでは、グランドコンタクトが2列の信
号コンタクトの間に配置されるとともに、グランドシェ
ルがこれらの信号コンタクト及びグランドコンタクトを
取り囲むように設けられている。
【0005】上記米国特許に記載されたストリップライ
ン構造をもつコネクタでは、グランドシェルはプラグコ
ネクタに取り付けられ、プラグコネクタの信号コンタク
ト及びグランドコンタクトよりも長く突出し、ジャック
コネクタの信号コンタクト及びグランドコンタクトをも
取り囲むようになっている。従って、この場合には、プ
ラグコネクタ及びジャックコネクタがともにストリップ
ライン構造をもつようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータに使用さ
れるコネクタは、プリント基板に取り付けられるジャッ
クコネクタと、同軸ケーブルに接続されるプラグコネク
タとからなり、プラグコネクタはジャックコネクタに嵌
合される。このようなコネクタにおいては、より多くの
信号コンタクトをコンパクトに配置し、且つ結線作業を
容易に行うことが求められている。本発明の目的は、よ
り多くの信号コンタクトをコンパクトに配置し、且つ結
線作業を容易に行うことのできるプラグコネクタを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプラグコネクタ
は、一列の信号コンタクト62と少なくとも1つのグラ
ンドコンタクト64とを間隔を開けた状態でそれぞれに
支持した複数の絶縁性のコンタクト支持部材61a、6
1b、61cと、一方の表面の第1端側に同軸ケーブル
のグランド導体71と接続される第1のグランド導体膜
76と、該一方の表面の第2端側に該同軸ケーブルの信
号導体70と接続される信号導体膜78と、他方の表面
に第2のグランド導体膜とを有する接続基板74とを備
え、各接続基板74の該第2端側が該一列の信号コンタ
クト62と少なくとも1つのグランドコンタクト64と
の間に挿入され、該一列の信号コンタクト62が該信号
導体膜78と接触し、該少なくとも1つのグランドコン
タクト64が該第2のグランド導体膜80と接触するよ
うになっており、さらに該信号コンタクト及び少なくと
も1つのグランドコンタクトを取り囲むグランドシェル
66を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】このプラグコネクタは、例えば3列の信号コン
タクトとそれらの間のグランドコンタクトとを含む構造
に採用されることができ、よって多くの信号コンタクト
をコンパクトに配置し、各列の信号コンタクトとそれら
の間のグランドコンタクトは接続基板毎に実施されるこ
とができる。よって結線作業を容易に行うことのできる
プラグコネクタを実現することができる。このプラグコ
ネクタはジャックコネクタに嵌合して使用されることが
できるのは言うまでもない。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例のジャックコネクタの
分解斜視図、図2は図1のジャックコネクタの断面図、
図3は図1のジャックコネクタの正面図である。ただ
し、図2及び図3は図1に対して90度回転した位置で
示されている。
【0010】図1から図3において、ジャックコネクタ
10は、絶縁性のボディ12と、グランドフランジ14
と、グランドシェル16とからなる。絶縁性のボディ1
2は段差をつけた直方体の形状を有し、中央本体部18
と、該中央本体部18のまわりに張り出したベース部2
0とからなる。
【0011】中央本体部18には、3列の信号コンタク
ト22及び2列のグランドコンタクト24が互いに平行
に設けられる。これらのコンタクトは雌コンタクトであ
る。各グランドコンタクト24は隣接する2列の信号コ
ンタクト22の間の中間部に位置する。信号コンタクト
22と、グランドコンタクト24と、グランドシェル1
6とによりストリップライン構造が形成される。
【0012】図2には、プラグコンタクのグランドシェ
ル66及びプリント基板PWBが示されている。プラグ
コンタクのグランドシェル66はジャックコンタクト1
0のグランドシェル16と嵌合可能である。絶縁性のボ
ディ12はプリント基板PWBに固定される。信号コン
タクト22及びグランドコンタクト24はプリント基板
PWB内に延びる信号コンタクト26及びグランドコン
タクト28にそれぞれ接続される。プリント基板PWB
内においては、各列の信号コンタクト26は千鳥状に配
置される。信号コンタクト26及びグランドコンタクト
28は整列板29a、29bに取り付けられている。
【0013】図1から明らかなように、グランドフラン
ジ14は絶縁性のボディ12のベース部20の表面に配
置されるほぼ平坦な形状をしており、グランドシェル1
6は信号コンタクト22及びグランドコンタクト24を
取り囲むように中央本体部18のまわりに配置される。
グランドフランジ14及びグランドシェル16はステン
レス等の板金をプレスし、所定の形状に曲げることによ
って形成されたものである。
【0014】グランドシェル16は、不連続環状に形成
され、対向する開放端部16aと、外方に突出する接触
部30とを有する。接触部30は三方を切り欠きに取り
囲まれ且つ残りの一辺に沿って外方に曲げられた弾性的
なストリップからなる。接触部30はプレス等により突
起として形成することもできる。図2に示されるよう
に、接触部30は、プラグコネクタのグランドシェル6
6がジャックコネクタ10のグランドシェル16と嵌合
されるときにグランドシェル66と確実に電気的に接続
されるためのものである。グランドシェル16はステン
レス等の弾力性の優れた材料で形成できるので、接触部
30はプラグコネクタのグランドシェル66との電気的
な接続を確実且つ良好に達成することができる。グラン
ドシェル16がグランドフランジ14と一体的に連続環
状に形成されている場合には、上記したようにプレスに
よって形成するさとができず、例えば絞り加工等によっ
て形成されねばならないので、ステンレス等の弾力性の
優れた材料を使用することができない。
【0015】グランドシェル16は絶縁性のボディ12
のベース部20に面する側の端面(下端面と言う)から
延びる複数のやじり状のバルジ32を有する。グランド
フランジ14は絶縁性のボディ12の中央本体部18に
対応する形状の中央開口部34を有する。爪部36が中
央開口部34内へ延びるように形成され、各爪部36に
はグランドシェル16のバルジ32を通すスリット38
が形成されている。
【0016】また、中央本体部18の側面にはグランド
フランジ14の爪部36に相当する凹部40が設けられ
る。それによってグランドフランジ14が中央本体部1
8に嵌められて、ベース部20の表面に配置されること
ができる。ベース部20は、グランドフランジ14のス
リット38を通されたグランドシェル16のバルジ32
を受ける穴42を有する。
【0017】ベース部20は、中央本体部18を取り囲
むように、グランドシェル16の形状に相当する浅いス
ロット44を有し、グランドシェル16の下端部がスロ
ット44に挿入されるようになっている。この際、バル
ジ32を受ける穴42の開口部は内奥部よりも広く形成
されており、グランドフランジ14の爪部36はグラン
ドシェル16によって押圧されて変形しながらこの広い
開口部に収まるようになっている。
【0018】グランドシェル16のバルジ32は、ベー
ス部20の穴42に圧入される形状に形成されており、
それによってグランドシェル16が絶縁性のボディ12
のベース部20にしっかりと保持される。グランドシェ
ル16のバルジ32は、グランドフランジ14のスリッ
ト38にも圧入される形状に形成されている。従って、
グランドシェル16はバルジ32によってグランドフラ
ンジ14に機械的及び電気的に接続される。
【0019】中央本体部18は一側面に突出するバンプ
46を有し、中央本体部18の側面と該バンプ46との
間に縦方向のスロット48が形成される。グランドシェ
ル16の各開放端部16aがスロット48に挿入され
る。従って、グランドシェル16は不連続環状形状であ
りながら、外側に開くのが防止される。バルジ32のう
ち、開放端部16aの近くに位置するバルジ32aは、
グランドフランジ14のスリット38に係合することな
く、絶縁性のボディ12のベース部20の穴42に圧入
されるようになっている。従って、バルジ32aは開放
端部16aの反対側にあるバルジ32と協働して、2つ
の開放端部16a間の間隔が広がらないように、絶縁性
のボディ12のベース部20に係止される。
【0020】さらに、図1及び図3に示されるように、
グランドフランジ14はベース部20の側面のガイドス
ロット20aに沿って延びる脚部50を有し、この脚部
50がプリント基板PWB内に延び、プリント基板PW
B内のグランド(図示せず)に接続されるようになって
いる。従って、グランドシェル16は、グランドフラン
ジ14を介してプリント基板PWB内のグランドに電気
的に接続される。そして、プラグコネクタのグランドシ
ェル66はプラグコネクタ内のグランドと電気的に接続
されており、ジャックコネクタ10のグランドシェル1
6がプラグコネクタのグランドシェル66と嵌合される
ときに、ジャックコネクタ10のグランドシェル16は
プラグコネクタのグランドシェル66と電気的に接続さ
れ、これらのグランドシェル66、16間でグランド電
流が連続的に流れ、優れたインピーダンスの整合を達成
することができる。
【0021】また、ベース部20には例えば4つの穴2
0b、20cが設けられている。穴20bは、それにね
じを挿入することによって、ジャックコネクタ10をプ
リント基板PWBに固定するのに使用される。穴20c
は、それにねじを挿入することによって、プラグコネク
タをジャックコネクタ10に固定するのに使用される。
これらの穴20b、20cには必要に応じて内ねじを設
けることができる。
【0022】図4は図3のジャックコネクタ10の変形
例を示す図である。この例では、グランドフランジ14
の脚部50はなく、その代わりに、ジャックコネクタ1
0をプリント基板PWBに固定するための穴20bを利
用してグランドフランジ14をプリント基板PWB内の
グランドに電気的に接続するようになっている。このた
め、例えばグランド導体51がプリント基板PWB内の
穴52内まで延びるように設けられており、固定用のね
じ53が穴20b、52を通ってグランド導体51に接
触し、グランドフランジ14をプリント基板PWB内の
グランドに電気的に接続する。
【0023】図5から図14はプラグコネクタ60の実
施例を示す図である。図5はプラグコネクタ60の断面
図、図6は図5のプラグコネクタ60の線VI─VIに沿っ
た断面図である。プラグコネクタ60は絶縁性のボディ
61と、この絶縁性のボディ61に配置された信号コン
タクト62及びグランドコンタクト64と、信号コンタ
クト62及びグランドコンタクト64を取り囲むグラン
ドシェル66とからなる。信号コンタクト62、グラン
ドコンタクト64、及びグランドシェル66によってス
トリップライン構造が得られる。
【0024】このグランドシェル66が図2のグランド
シェル66に相当する(ただし、図5及び図6は図2と
は異なった縮尺で示されている)。従って、プラグコネ
クタ60をジャックコネクタ10に嵌合するときに、こ
のグランドシェル66がジャックコネクタ10のグラン
ドシェル16に嵌合し且つ接触部30がこのグランドシ
ェル66に密に接触する。プラグコネクタ60の信号コ
ンタクト62及びグランドコンタクト64は雄コンタク
トであって、ジャックコネクタ10の信号コンタクト2
2及びグランドコンタクト24に嵌合するのは言うまで
もない。
【0025】プラグコネタ60は上、中、下段に配置し
た3個のフラットケーブル68を取り付けるようになっ
ている。各フラットケーブル68は一平面上に並べられ
た複数の同軸ケーブル69を含む。各同軸ケーブル69
は中心の信号導体70と、絶縁層を介して信号導体70
を取り囲むグランド導体71と、グランド導体71を取
り囲む外被とからなる。図では、同軸ケーブル69はプ
ラグコネタ60の左側から挿入され、グランド導体71
が外被から露出され、信号導体70がさらに絶縁層から
露出された状態となっている。
【0026】絶縁性のボディ61は3個の絶縁性のコン
タクト支持部材61a、61b、61cからなる。ま
た、各コンタクト支持部材61a、61b、61cに対
して接続基板74が設けられる。図7はコンタクト支持
部材61aと接続基板74を示している。図11は図5
の上方位置にあるコンタクト支持部材61a及びそれに
支持されたコンタクトを示し、図12から図14は他の
コンタクト支持部材61b及びそれに支持されたコンタ
クトを示している。もう1つのコンタクト支持部材61
c及びそれに支持されたコンタクトは図12のコンタク
ト支持部材61b及びそれに支持されたコンタクトと同
様である。これらのコンタクト支持部材61a、61
b、61c自体は同じであるが、グランドコンタクト6
4の取り付け方が違っている。
【0027】各コンタクト支持部材61a、61b、6
1cは、コの字状の平坦な部材であり、コの字の両端の
水平辺部61xには接続基板収容スロット72が設けら
れている。図7に示されるように、接続基板74は接続
基板収容スロット72に差し込まれるようになってい
る。また、コの字の水平辺部61xには2つの位置決め
穴61yが設けられる。一方の位置決め穴61yは丸穴
であり、他の位置決め穴61yは長穴である。
【0028】図12及び図13のコンタクト支持部材6
1bに取り付けられたグランドコンタクト64は、フォ
ーク状に形成され、コンタクト支持部材61bから右側
に突出した幅の広い共通の板状の部分64aと、コンタ
クト支持部材61bから左側に突出した分岐部分64b
とからなる。幅の広い板状の部分64aと分岐部分64
bとの結合部64cはコンタクト支持部材61b内にあ
る。
【0029】図11のコンタクト支持部材61aに取り
付けられたグランドコンタクト64は、同様にフォーク
状に形成され、コンタクト支持部材61aから左側に突
出した分岐部分64bはあるが、コンタクト支持部材6
1aから右側に突出した幅の広い(64aのような)板
状の部分がない。ただし、結合部(64c)はコンタク
ト支持部材61a内にある。全てのグランドコンタクト
64の分岐部分64aの左端部には下向きの突起64d
がある。従って、図5に示されるように、2個のグラン
ドコンタクト64のみが右側に延びているが、各グラン
ドコンタクト64は隣接する2列の信号コンタクト62
の間にあるので、ストリップライン構造を構成する。
【0030】信号コンタクト62は全てのコンタクト支
持部材61a、61b、61cに同じように取り付けら
れ、各コンタクト支持部材61a、61b、61cから
左右両側に突出している。信号コンタクト62の左端部
は上向きにグランドコンタクト64に近づくように湾曲
している。
【0031】図7、図11及び図12に示されるよう
に、各コンタクト支持部材61a、61b、61cは一
列の信号コンタクト62とグランドコンタクト64とを
間隔を開けた状態で支持している。接続基板74は一列
の信号コンタクト62とグランドコンタクト64との間
に挿入され、接続基板収容スロット72に差し込まれて
コンタクト支持部材61a、61b、61cに結合され
る。
【0032】図6、図7、図9、図10に示されるよう
に、接続基板74は矩形状の板であって、両側部に半円
形のスリット74aを有し、コンタクト支持部材61
a、61b、61cの接続基板収容スロット72に差し
込まれる端部に2つの位置決め穴74yが設けられる。
一方の位置決め穴74yは丸穴であり、他の位置決め穴
74yは長穴である。これらの位置決め穴74yはコン
タクト支持部材61a、61b、61cの位置決め穴6
1yと対応する。
【0033】接続基板74は、図7及び図9に示される
一方の表面(図5では下面)の左端部、すなわち同軸ケ
ーブル69取り付け側の端部(第1端部)側に、同軸ケ
ーブル69のグランド導体71と接触する第1のグラン
ド導体膜76と、該一方の表面の反対端側に該同軸ケー
ブル69の信号導体70と接触する信号導体膜78とを
有する。接続基板74は、図6及び図10に示される他
方の表面に第2のグランド導体膜80を有する。第1及
び第2のグランド導体膜76、80は各列の全ての同軸
ケーブル69の幅に対応するベタ膜であり、信号導体膜
78は各同軸ケーブル69毎に区分されたパターンとし
て形成される。
【0034】同軸ケーブル69のグランド導体71は第
1のグランド導体膜76にハンダにより接続され、同軸
ケーブル69の信号導体70は信号導体膜78にハンダ
により接続される。接続基板74は各コンタクト支持部
材61a、61b、61cの一列の信号コンタクト62
とグランドコンタクト64との間に挿入され、且つ、グ
ランドコンタクト64の分岐部分64bには下向きの突
起64dがあり、信号コンタクト62は上向きに湾曲し
ているので、接続基板74は信号コンタクト62とグラ
ンドコンタクト64とによって弾力的に挟みこまれるこ
とになる。従って、グランドコンタクト64は第2のグ
ランド導体膜80と接触し、信号コンタクト62は信号
導体膜78と接触する。
【0035】各接続基板74の第1のグランド導体膜7
6と第2のグランド導体膜80とは、リード線82で接
続される。なお、第1のグランド導体膜76と第2のグ
ランド導体膜80とをその他の適切な手段で接続するこ
ともできる。例えば、第1のグランド導体膜76と第2
のグランド導体膜80とをこれらの膜と同様の導体膜で
接続してもよい。
【0036】図5及び図6に示されるように、同軸ケー
ブル69、接続基板74、及びコンタクト支持部材61
a、61b、61cの一部を覆って導電性のカバーが設
けられる。このカバーは上半カバー部分84aと下半カ
バー部分84bとからなり、ねじ86により一体化され
る。このねじ86は接続基板74の半円形のスリット7
4aを通り、隣接する接続基板74の間及び接続基板7
4と上半カバー部分84a又は下半カバー部分84bと
の間に配置された、馬蹄形のスペーサ88により接続基
板74を固定している。
【0037】図8に示されるように、グランドシェル6
6は下半カバー部分84bと一体的に設けられている。
下半カバー部分84bのグランドシェル66の近くの角
部には位置決め穴84yがある。この位置決め穴84y
はコンタクト支持部材61a、61b、61cの位置決
め穴61yと対応する。ただし、2つとも丸穴である。
また、上半カバー部分84aにも同様の位置決め穴があ
る。図7に示される位置決めピン90が位置決め穴61
y、74y、84yに通されるようになっており、コン
タクト支持部材61a、61b、61c及び接続基板7
4を上半カバー部分84a及び下半カバー部分84b及
びグランドシェル66に対して所定の位置に位置決めす
る。
【0038】さらに、フラットケーブル68はクランプ
金具92及びねじ94によって下半カバー部分84bに
クランプされるようになっている。ねじ94は下半カバ
ー部分84bに設けたねじ穴にねじこまれる。リード線
95の一端が少なくとも1つの接続基板74の第1及び
第2のグランド導体膜76、80の一方にハンダ付けさ
れ、リード線95の他端はクランプ金具92にハンダ付
けされる。従って、グランドシェル66及び上半カバー
部分84a及び下半カバー部分84bは、プラグコネク
タ60のグランドコンタクト64及び同軸ケーブル69
のグランド導体71に電気的に接続されることになる。
【0039】組立においては、各コンタクト支持部材6
1a、61b、61cに信号コンタクト62をインサー
ト成形しておき、あるいは圧入接続する。また各コンタ
クト支持部材61a、61b、61cにグランドコンタ
クト64を取り付けておく。各接続基板74には、同軸
ケーブル69の信号導体70及びグランド導体71をハ
ンダ付けしておく。
【0040】それから、各接続基板74を各コンタクト
支持部材61a、61b、61cに結合し、このアッセ
ンブリを順次下半カバー部分84b及びグランドシェル
66に挿入し、位置決めピン90によって位置決めす
る。馬蹄形のスペーサ88は適当に挿入する。それか
ら、フラットケーブル68をクランプ金具92及びねじ
94によって下半カバー部分84bに固定し、上半カバ
ー部分84aを下半カバー部分84bに取り付けて、ね
じ86で固定で固定する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるプラ
グコネクタでは、信号コンタクトをコンパクトに配置
し、且つ結線作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジャックコネクタの実施例の分解斜視
図である。
【図2】図1のジャックコネクタの断面図である。
【図3】図1のジャックコネクタの正面図である。
【図4】図3のジャックコネクタの変化例を示す図であ
る。
【図5】プラグコネクタの実施例を示す断面図である。
【図6】図5の線VI─VIに沿った断面図である。
【図7】図5及び図6のコンタクト支持部材及び接続基
板を示す斜視図である。
【図8】図5及び図6のグランドシェルの部分を示す斜
視図である。
【図9】接続基板の一方の表面を示す図である。
【図10】接続基板の反対側の表面を示す図である。
【図11】コンタクト支持部材を示す断面図である。
【図12】他のコンタクト支持部材を示す断面図であ
る。
【図13】図12の線XIII−XIIIに沿った断面図であ
る。
【図14】図12の線XIV −XIV に沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
10…ジャックコネクタ 12…絶縁性のボディ 14…グランドフランジ 16…グランドシェル 22…信号コンタクト 24…グランドコンタクト 30…接触部 32…バルジ 38…スリット 60…プラグコネクタ 61a、61b、61c…コンタクト支持部材 62…信号コンタクト 64…グランドコンタクト 66…グランドシェル 74…接続基板 76、80…グランド導体膜 78…信号導体膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二木 和之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA14 FB02 FB05 FB09 FB11 FB17 FC21 FC23 LA06 LA09 LA10 LA21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列の信号コンタクト(62)と少なく
    とも1つのグランドコンタクト(64)とを間隔を開け
    た状態でそれぞれに支持した複数の絶縁性のコンタクト
    支持部材(61a、61b、61c)と、 一方の表面の第1端側に同軸ケーブルのグランド導体
    (71)と接続される第1のグランド導体膜(76)
    と、該一方の表面の第2端側に該同軸ケーブルの信号導
    体(70)と接続される信号導体膜(78)と、他方の
    表面に第2のグランド導体膜とを有する接続基板(7
    4)とを備え、 各接続基板(74)の該第2端側が該一列の信号コンタ
    クト(62)と少なくとも1つのグランドコンタクト
    (64)との間に挿入され、該一列の信号コンタクト
    (62)が該信号導体膜(78)と接触し、該少なくと
    も1つのグランドコンタクト(64)が該第2のグラン
    ド導体膜(80)と接触するようになっており、 さらに該信号コンタクト及び少なくとも1つのグランド
    コンタクトを取り囲むグランドシェル(66)を備える
    ことを特徴とするプラグコネクタ。
  2. 【請求項2】 各接続基板(74)の該第1のグランド
    導体膜(76)と該第2のグランド導体膜(80)とが
    リード線(82)で接続され、全ての接続基板のグラン
    ド導体膜の少なくとも1つがグランドシェル(66)に
    接続されることを特徴とする請求項1に記載のプラグコ
    ネクタ。
JP2002027296A 2002-02-04 2002-02-04 プラグコネクタ Expired - Lifetime JP3565816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027296A JP3565816B2 (ja) 2002-02-04 2002-02-04 プラグコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027296A JP3565816B2 (ja) 2002-02-04 2002-02-04 プラグコネクタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29700194A Division JP3311178B2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002280122A true JP2002280122A (ja) 2002-09-27
JP3565816B2 JP3565816B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=19192401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002027296A Expired - Lifetime JP3565816B2 (ja) 2002-02-04 2002-02-04 プラグコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3565816B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009027079A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Hitachi Cable Ltd 高速信号伝送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009027079A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Hitachi Cable Ltd 高速信号伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3565816B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6739910B1 (en) Cable assembly with internal circuit modules
US4823235A (en) Earth connection device in metal core printed circuit board
US7445502B2 (en) Electrical connector with shell
US6926553B2 (en) Cable assembly with improved grounding means
US6431914B1 (en) Grounding scheme for a high speed backplane connector system
US6857912B2 (en) Cable assembly with internal circuit modules
US20050003707A1 (en) Cable assembly with internal circuit modules
US7736176B2 (en) Modular jack assembly having improved connecting terminal
US7794271B2 (en) Cable connector assembly with wire management member thereof
JPH06314580A (ja) 二基板接続用同軸コネクタ
KR101958063B1 (ko) 전기 커넥터
US7878850B2 (en) Cable connector assembly with grounding device
US6056559A (en) Punched sheet coax header
US6354865B1 (en) Modular electrical plug including a printed circuit substrate
JP3311178B2 (ja) コネクタ
US6126481A (en) Stacked connection device
US6755671B1 (en) Electrical connector having improved ground structure
US5261828A (en) Misalignment tolerant edge connector assembly
JP3565817B2 (ja) 同軸ケーブルコネクタ
US6854998B2 (en) Wiring block and cover shell arrangement for electric connector
JP3565816B2 (ja) プラグコネクタ
JPH06132057A (ja) フレキシブルプリント配線板と回路基板との接続構造
CA2089461C (en) Circuit board connector
US6280204B1 (en) Electrical connector with multiple rows of terminals
US6053778A (en) Rigidizing cover plate for a printed wiring board mounted terminal block

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term