JP2002279192A - 口座の引き落とし予約通知システム - Google Patents
口座の引き落とし予約通知システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 預金者自身で口座から引き落とされる金額を
確認でき、不正な引き落としを事前に防止できる口座の
引き落とし予約通知システムを提供する。 【解決手段】 通信情報の暗号処理手段と暗号鍵を有す
る金融機関のホストコンピュータと、通信情報の暗号処
理手段と暗号鍵を有する預金者用ＩＣカードと、ホスト
コンピュータとネットワーク網を介して通信可能に設け
られた通信端末と、通信端末に接続されたカードリーダ
ライタとにより構成され、通信端末により預金者が入力
した口座の引き落とし予約情報を、預金者用ＩＣカード
の暗号処理手段と暗号鍵により電子署名を施して暗号化
情報とした後、ネットワーク網を介してホストコンピュ
ータに送信し、ホストコンピュータに備えられた暗号処
理手段と暗号鍵により、受信した暗号化情報を復号化す
ることで預金者から金融機関に対する引き落としの予約
通知を行うようにしたことを特徴とする。
確認でき、不正な引き落としを事前に防止できる口座の
引き落とし予約通知システムを提供する。 【解決手段】 通信情報の暗号処理手段と暗号鍵を有す
る金融機関のホストコンピュータと、通信情報の暗号処
理手段と暗号鍵を有する預金者用ＩＣカードと、ホスト
コンピュータとネットワーク網を介して通信可能に設け
られた通信端末と、通信端末に接続されたカードリーダ
ライタとにより構成され、通信端末により預金者が入力
した口座の引き落とし予約情報を、預金者用ＩＣカード
の暗号処理手段と暗号鍵により電子署名を施して暗号化
情報とした後、ネットワーク網を介してホストコンピュ
ータに送信し、ホストコンピュータに備えられた暗号処
理手段と暗号鍵により、受信した暗号化情報を復号化す
ることで預金者から金融機関に対する引き落としの予約
通知を行うようにしたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関の口座か
らの引き落とし処理に対して、預金者が事前に引き落と
しの予約通知を金融機関に行うことができる口座の引き
落とし予約通知システムに関する。
らの引き落とし処理に対して、預金者が事前に引き落と
しの予約通知を金融機関に行うことができる口座の引き
落とし予約通知システムに関する。
【０００２】従来、金融機関の口座から、例えばガス
代、電気代、水道代、電話料金代などの各種代金の支払
い処理を行なう場合には、あらかじめその口座を持つ預
金者と金融機関との間で、自動支払いを行なうための代
金引き落とし契約を行ない、請求金額について請求者の
口座に請求代金を振り替えることにより代金の自動引き
落としの処理を行えるようにしている場合が多い。
代、電気代、水道代、電話料金代などの各種代金の支払
い処理を行なう場合には、あらかじめその口座を持つ預
金者と金融機関との間で、自動支払いを行なうための代
金引き落とし契約を行ない、請求金額について請求者の
口座に請求代金を振り替えることにより代金の自動引き
落としの処理を行えるようにしている場合が多い。
【０００３】しかしながら、これら引き落としされる代
金は、一般的に各月毎に異なる場合が多く口座を持つ本
人が知らない内に予想していたよりも預金金額が少なく
なっていて、まとまったお金が必要な際に口座から出金
処理を行う時に足りなくなる危険性もあり問題である。
また、近年、不正を働こうとする者が、他人のクレジッ
ト番号やＩＤ番号などを調べるなどして、預金者自身が
知らない内に口座から不正に代金の引き落としを行うな
どの被害が発生しており問題となっている。
金は、一般的に各月毎に異なる場合が多く口座を持つ本
人が知らない内に予想していたよりも預金金額が少なく
なっていて、まとまったお金が必要な際に口座から出金
処理を行う時に足りなくなる危険性もあり問題である。
また、近年、不正を働こうとする者が、他人のクレジッ
ト番号やＩＤ番号などを調べるなどして、預金者自身が
知らない内に口座から不正に代金の引き落としを行うな
どの被害が発生しており問題となっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、預金者自身
で口座から引き落とされる金額を確認できるようにする
ことで、預金者が知らない内に口座の預金残高が予想に
反して減ることがないようにすると共に、不正な引き落
としを事前に防止できるようにした口座の引き落とし予
約通知システムを提供する。
で口座から引き落とされる金額を確認できるようにする
ことで、預金者が知らない内に口座の預金残高が予想に
反して減ることがないようにすると共に、不正な引き落
としを事前に防止できるようにした口座の引き落とし予
約通知システムを提供する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の口座の引き落と
し予約通知システムは、通信情報の暗号処理手段と暗号
鍵を有する金融機関のホストコンピュータと、通信情報
の暗号処理手段と暗号鍵を有する預金者用のＩＣカード
と、前記ホストコンピュータとネットワーク網を介して
通信可能に設けられた通信端末と、前記通信端末に接続
され、前記預金者用のＩＣカードの記憶情報の読み取り
または情報の書込みを行うカードリーダライタとにより
構成され、預金者が前記通信端末を用いて自分の口座か
らの引き落としの予約通知を行う口座の引き落とし予約
通知システムであって、前記通信端末により預金者が入
力した口座の引き落とし予約情報を、預金者用のＩＣカ
ードの暗号処理手段と暗号鍵により電子署名を施して暗
号化情報とした後、前記ネットワーク網を介して前記ホ
ストコンピュータに送信し、前記ホストコンピュータに
備えられた暗号処理手段と暗号鍵により、受信した前記
暗号化情報を復号化することで預金者から金融機関に対
する引き落としの予約通知を行うようにしたことを特徴
とする。
し予約通知システムは、通信情報の暗号処理手段と暗号
鍵を有する金融機関のホストコンピュータと、通信情報
の暗号処理手段と暗号鍵を有する預金者用のＩＣカード
と、前記ホストコンピュータとネットワーク網を介して
通信可能に設けられた通信端末と、前記通信端末に接続
され、前記預金者用のＩＣカードの記憶情報の読み取り
または情報の書込みを行うカードリーダライタとにより
構成され、預金者が前記通信端末を用いて自分の口座か
らの引き落としの予約通知を行う口座の引き落とし予約
通知システムであって、前記通信端末により預金者が入
力した口座の引き落とし予約情報を、預金者用のＩＣカ
ードの暗号処理手段と暗号鍵により電子署名を施して暗
号化情報とした後、前記ネットワーク網を介して前記ホ
ストコンピュータに送信し、前記ホストコンピュータに
備えられた暗号処理手段と暗号鍵により、受信した前記
暗号化情報を復号化することで預金者から金融機関に対
する引き落としの予約通知を行うようにしたことを特徴
とする。
【０００６】更に、本発明は、前記金融機関が、前記引
き落としの予約通知のない引き落としを行う場合には、
事前に前記ホストコンピュータに備えられた暗号処理手
段と暗号鍵により、前記予約のない引き落としの情報を
暗号化し、前記ネットワーク網を介して前記通信端末に
送信した後、預金者用のＩＣカードの暗号処理手段と暗
号鍵により受信した暗号化情報を復号化することで預金
者に通知を行うようにしたことを特徴とする。
き落としの予約通知のない引き落としを行う場合には、
事前に前記ホストコンピュータに備えられた暗号処理手
段と暗号鍵により、前記予約のない引き落としの情報を
暗号化し、前記ネットワーク網を介して前記通信端末に
送信した後、預金者用のＩＣカードの暗号処理手段と暗
号鍵により受信した暗号化情報を復号化することで預金
者に通知を行うようにしたことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の口座の引
き落とし予約通知システムの全体構成の概略を示す説明
図、図２は、本発明のシステムブロック図、図３は、本
発明に使用するＩＣカードの平面図、図４は、本発明に
使用するＩＣカードのシステムブロック図、図５は、口
座の引き落とし予約情報のリストの一例を示す図、図６
は、本発明において引き落とし予約情報を送信する場合
の処理手順を示すフローチャート、図７は、本発明にお
いて引き落とした情報を送信する場合の処理手順を示す
フローチャート、図８は、本発明において予約のない引
き落とした情報を送信する場合の処理手順を示すフロー
チャートである。
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の口座の引
き落とし予約通知システムの全体構成の概略を示す説明
図、図２は、本発明のシステムブロック図、図３は、本
発明に使用するＩＣカードの平面図、図４は、本発明に
使用するＩＣカードのシステムブロック図、図５は、口
座の引き落とし予約情報のリストの一例を示す図、図６
は、本発明において引き落とし予約情報を送信する場合
の処理手順を示すフローチャート、図７は、本発明にお
いて引き落とした情報を送信する場合の処理手順を示す
フローチャート、図８は、本発明において予約のない引
き落とした情報を送信する場合の処理手順を示すフロー
チャートである。
【０００８】図１及び図２に示すように、本発明の口座
の引き落とし予約通知システムの一実施形態は、金融機
関の預金口座などの情報管理を行うホストコンピュータ
１と、金融機関に口座を開設している預金者が自宅等か
らインターネット２等の通信網を介して、ホストコンピ
ュータ１に通信可能に備えられた通信端末３とを有す
る。
の引き落とし予約通知システムの一実施形態は、金融機
関の預金口座などの情報管理を行うホストコンピュータ
１と、金融機関に口座を開設している預金者が自宅等か
らインターネット２等の通信網を介して、ホストコンピ
ュータ１に通信可能に備えられた通信端末３とを有す
る。
【０００９】ホストコンピュータ１には、入力手段４
と、表示手段５と、暗号処理手段６と、通信情報を暗号
化または復号化する際に使用する預金者毎の暗号鍵の情
報が登録された暗号鍵データベース７と、あらかじめ預
金者から金融機関に対して通知される情報であって、口
座から引き落としを予定している振込先や金額などの情
報を登録する引き落とし予約情報データベース８と、預
金者毎の口座番号を登録している口座情報データベース
９と、通信手段１０と、制御手段１１とが備えられてい
る。そして、暗号処理手段６と暗号鍵データベース７に
記憶された暗号鍵とにより、暗号化された受信情報を解
読し、また暗号化して送信したい情報を暗号化した後に
送信できるようにしてある。
と、表示手段５と、暗号処理手段６と、通信情報を暗号
化または復号化する際に使用する預金者毎の暗号鍵の情
報が登録された暗号鍵データベース７と、あらかじめ預
金者から金融機関に対して通知される情報であって、口
座から引き落としを予定している振込先や金額などの情
報を登録する引き落とし予約情報データベース８と、預
金者毎の口座番号を登録している口座情報データベース
９と、通信手段１０と、制御手段１１とが備えられてい
る。そして、暗号処理手段６と暗号鍵データベース７に
記憶された暗号鍵とにより、暗号化された受信情報を解
読し、また暗号化して送信したい情報を暗号化した後に
送信できるようにしてある。
【００１０】また、通信端末３には、一般に使用されて
いるパソコンなどが備える各手段である、入力手段１２
と、表示手段１３と、記憶手段１４と、通信手段１５
と、制御手段１６とが備えられている。また、この預金
者側の通信端末３には、金融機関から預金者に付与され
る預金者用のＩＣカード１７の記憶手段の記憶情報を読
み取るデータ読取手段１８と、この記憶手段への情報の
書込みを行うデータ書込手段１９とを有するカードリー
ダライタ２０が通信端末３と交信可能に接続されてい
る。
いるパソコンなどが備える各手段である、入力手段１２
と、表示手段１３と、記憶手段１４と、通信手段１５
と、制御手段１６とが備えられている。また、この預金
者側の通信端末３には、金融機関から預金者に付与され
る預金者用のＩＣカード１７の記憶手段の記憶情報を読
み取るデータ読取手段１８と、この記憶手段への情報の
書込みを行うデータ書込手段１９とを有するカードリー
ダライタ２０が通信端末３と交信可能に接続されてい
る。
【００１１】金融機関から預金者に付与される預金者用
のＩＣカード１７は、図３乃至図４に示すように、ＩＣ
モジュール２９にデータ入出力手段２１と、暗号処理手
段２２と、記憶手段２３と、制御手段２４とが備えられ
ている。そして、記憶手段２３には、通信情報を暗号化
または復号化する際に使用する暗号鍵２５と、あらかじ
め預金者から金融機関に対して通知される情報であっ
て、口座から引き落としを予定している振込先や金額な
どの引き落とし予約情報２６と、暗証番号２７と、口座
番号２８とが記憶されている。
のＩＣカード１７は、図３乃至図４に示すように、ＩＣ
モジュール２９にデータ入出力手段２１と、暗号処理手
段２２と、記憶手段２３と、制御手段２４とが備えられ
ている。そして、記憶手段２３には、通信情報を暗号化
または復号化する際に使用する暗号鍵２５と、あらかじ
め預金者から金融機関に対して通知される情報であっ
て、口座から引き落としを予定している振込先や金額な
どの引き落とし予約情報２６と、暗証番号２７と、口座
番号２８とが記憶されている。
【００１２】尚、引き落とし予約情報２６は、預金者が
通信端末３の入力手段１２から必要に応じて情報を入力
する。通信端末３の入力手段１２から入力された引き落
とし予約情報は、ＩＣカード１７の暗号処理手段２２に
組み込まれたハッシュ関数を含む暗号プログラムにより
暗号化された後、記憶手段に記憶された暗号鍵にて暗号
化を行ないこれを預金者の署名データとした後、暗号化
情報としてホストコンピュータ１に送信することができ
る。一方、暗号化情報を受信したホストコンピュータ１
では、暗号鍵データベース７の暗号鍵と暗号処理手段６
により受信情報を復号化して、引き落とし予約情報デー
タベース８に登録することができる。
通信端末３の入力手段１２から必要に応じて情報を入力
する。通信端末３の入力手段１２から入力された引き落
とし予約情報は、ＩＣカード１７の暗号処理手段２２に
組み込まれたハッシュ関数を含む暗号プログラムにより
暗号化された後、記憶手段に記憶された暗号鍵にて暗号
化を行ないこれを預金者の署名データとした後、暗号化
情報としてホストコンピュータ１に送信することができ
る。一方、暗号化情報を受信したホストコンピュータ１
では、暗号鍵データベース７の暗号鍵と暗号処理手段６
により受信情報を復号化して、引き落とし予約情報デー
タベース８に登録することができる。
【００１３】また、引き落とし予約情報データベース８
に登録されていない引き落としを行う場合には、その引
き落とし情報をホストコンピュータ１の暗号処理手段６
に組み込まれたハッシュ関数を含む暗号プログラムによ
り暗号化された後、暗号鍵データベース７に記憶された
預金者毎の暗号鍵にて暗号化を行ない、これを預金者の
通信端末３に送信することで引き落とし処理を行う前に
預金者に対して通知する。
に登録されていない引き落としを行う場合には、その引
き落とし情報をホストコンピュータ１の暗号処理手段６
に組み込まれたハッシュ関数を含む暗号プログラムによ
り暗号化された後、暗号鍵データベース７に記憶された
預金者毎の暗号鍵にて暗号化を行ない、これを預金者の
通信端末３に送信することで引き落とし処理を行う前に
預金者に対して通知する。
【００１４】一方、暗号化情報を受信した預金者の通信
端末３では、ＩＣカード１７に登録された暗号鍵と暗号
処理手段２２により受信情報を復号化した後、通信端末
３の表示手段１３に表示して確認することができるよう
にしてある。
端末３では、ＩＣカード１７に登録された暗号鍵と暗号
処理手段２２により受信情報を復号化した後、通信端末
３の表示手段１３に表示して確認することができるよう
にしてある。
【００１５】また、預金者用のＩＣカード１７に登録さ
れている暗号鍵２５と暗証番号２７と口座番号２８は、
金融機関から預金者に預金者用のＩＣカード１７が発行
される際に、あらかじめそれらの情報を登録させておく
ので、預金者が勝手に変更することはできないようにし
てある。
れている暗号鍵２５と暗証番号２７と口座番号２８は、
金融機関から預金者に預金者用のＩＣカード１７が発行
される際に、あらかじめそれらの情報を登録させておく
ので、預金者が勝手に変更することはできないようにし
てある。
【００１６】次に、本発明の実施形態の処理手順につい
て説明する。まず、預金者は、預金者用のＩＣカード１
７をカードリーダライタ２０にセットする（Ｓ１）。そ
して、預金者の通信端末３の入力手段１２から、図５に
示すような口座からの引き落とし予約情報を入力する
（Ｓ２）。
て説明する。まず、預金者は、預金者用のＩＣカード１
７をカードリーダライタ２０にセットする（Ｓ１）。そ
して、預金者の通信端末３の入力手段１２から、図５に
示すような口座からの引き落とし予約情報を入力する
（Ｓ２）。
【００１７】次に、この引き落とし予約情報は、預金者
用のＩＣカード１７の記憶手段２３に登録される（Ｓ
３）と共に、預金者用のＩＣカード１７の暗号処理手段
２２に組み込まれたハッシュ関数を含む暗号プログラム
により暗号化された後、記憶手段に記憶された暗号鍵に
て暗号化がおこなわれ預金者の署名データとして生成さ
れる（Ｓ４）。
用のＩＣカード１７の記憶手段２３に登録される（Ｓ
３）と共に、預金者用のＩＣカード１７の暗号処理手段
２２に組み込まれたハッシュ関数を含む暗号プログラム
により暗号化された後、記憶手段に記憶された暗号鍵に
て暗号化がおこなわれ預金者の署名データとして生成さ
れる（Ｓ４）。
【００１８】そして、暗号化された署名データは、預金
者の通信端末３からホストコンピュータ１にインターネ
ット２などの回線網を介して送信される（Ｓ５）。暗号
化された署名データを受信したホストコンピュータ１で
は、暗号鍵データベース７の暗号鍵と暗号処理手段６に
より復号化して（Ｓ６）、引き落とし予約情報データベ
ース８に登録する（Ｓ７）。その後、引き落とし予約情
報データベース８に登録された引き落とし予約情報に基
づいて、金融機関における口座からの引き落とし処理が
行われる（Ｓ８）。
者の通信端末３からホストコンピュータ１にインターネ
ット２などの回線網を介して送信される（Ｓ５）。暗号
化された署名データを受信したホストコンピュータ１で
は、暗号鍵データベース７の暗号鍵と暗号処理手段６に
より復号化して（Ｓ６）、引き落とし予約情報データベ
ース８に登録する（Ｓ７）。その後、引き落とし予約情
報データベース８に登録された引き落とし予約情報に基
づいて、金融機関における口座からの引き落とし処理が
行われる（Ｓ８）。
【００１９】次に、引き落とし予約情報に基づいて処理
された引き落としについて、金融機関から預金者に通知
する場合について説明する。金融機関における口座から
の引き落とし処理が行われると、ホストコンピュータ１
の口座情報データベース９に引き落とした情報が登録さ
れる（Ｓ９）。そして、これらの引き落とした情報は、
ホストコンピュータ１の暗号処理手段６に組み込まれた
ハッシュ関数を含む暗号プログラムにより暗号化された
後、暗号鍵データベース７に記憶された預金者毎の暗号
鍵にて暗号化が行われる（Ｓ１０）。
された引き落としについて、金融機関から預金者に通知
する場合について説明する。金融機関における口座から
の引き落とし処理が行われると、ホストコンピュータ１
の口座情報データベース９に引き落とした情報が登録さ
れる（Ｓ９）。そして、これらの引き落とした情報は、
ホストコンピュータ１の暗号処理手段６に組み込まれた
ハッシュ関数を含む暗号プログラムにより暗号化された
後、暗号鍵データベース７に記憶された預金者毎の暗号
鍵にて暗号化が行われる（Ｓ１０）。
【００２０】そして、暗号化された情報は、預金者の通
信端末３に送信される（Ｓ１１）。次に、暗号化情報を
受信した預金者の通信端末３では、ＩＣカード１７に登
録された暗号鍵と暗号処理手段２２により受信情報を復
号化する（Ｓ１２）。そして、復号化した情報を通信端
末３の表示手段１３に表示することで、間違いなく予約
した引き落としが行われたのかの確認を行う（Ｓ１
３）。
信端末３に送信される（Ｓ１１）。次に、暗号化情報を
受信した預金者の通信端末３では、ＩＣカード１７に登
録された暗号鍵と暗号処理手段２２により受信情報を復
号化する（Ｓ１２）。そして、復号化した情報を通信端
末３の表示手段１３に表示することで、間違いなく予約
した引き落としが行われたのかの確認を行う（Ｓ１
３）。
【００２１】次に、金融機関において、あらかじめ預金
者から引き落とし予約の通知が届いていない引き落とし
処理を行う場合の処理手順について説明する。金融機関
において、引き落としの処理を行う前の段階で、その引
き落としが引き落とし予約情報データベース８に登録さ
れているか否かをチェックする（Ｓ１４）。そして、そ
の引き落としが予約情報データベース８に登録されてい
ない場合には、予約のない引き落とし情報をホストコン
ピュータ１の暗号処理手段６に組み込まれたハッシュ関
数を含む暗号プログラム及び暗号鍵データベース７に記
憶された預金者毎の暗号鍵にて暗号化が行われる（Ｓ１
５）。
者から引き落とし予約の通知が届いていない引き落とし
処理を行う場合の処理手順について説明する。金融機関
において、引き落としの処理を行う前の段階で、その引
き落としが引き落とし予約情報データベース８に登録さ
れているか否かをチェックする（Ｓ１４）。そして、そ
の引き落としが予約情報データベース８に登録されてい
ない場合には、予約のない引き落とし情報をホストコン
ピュータ１の暗号処理手段６に組み込まれたハッシュ関
数を含む暗号プログラム及び暗号鍵データベース７に記
憶された預金者毎の暗号鍵にて暗号化が行われる（Ｓ１
５）。
【００２２】そして、暗号化された情報は、預金者の通
信端末３に送信される（Ｓ１６）。次に、暗号化情報を
受信した預金者の通信端末３では、ＩＣカード１７に登
録された暗号鍵と暗号処理手段２２により受信情報を復
号化する（Ｓ１７）。そして、復号化した情報を通信端
末３の表示手段１３に表示することで、予約のない引き
落としについての確認を行う（Ｓ１８）。
信端末３に送信される（Ｓ１６）。次に、暗号化情報を
受信した預金者の通信端末３では、ＩＣカード１７に登
録された暗号鍵と暗号処理手段２２により受信情報を復
号化する（Ｓ１７）。そして、復号化した情報を通信端
末３の表示手段１３に表示することで、予約のない引き
落としについての確認を行う（Ｓ１８）。
【００２３】そして、預金者による確認の結果に関する
預金者から金融機関に対する連絡は、預金者の通信端末
３から金融機関のホストコンピュータ１に対して、イン
ターネット２などの回線網を介して送信すればよい。
預金者から金融機関に対する連絡は、預金者の通信端末
３から金融機関のホストコンピュータ１に対して、イン
ターネット２などの回線網を介して送信すればよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の口座の引
き落とし予約通知システムは、あらかじめ預金者自身に
より今後口座から引き落とされる金額を、金融機関に対
して予約の通知を行うとができるので、預金者が知らな
い内に口座の預金残高が減り、いざというときに予想に
反して預金残高が足りないで困るということがない。ま
た、第三者による不正な引き落としに対しても、引き落
とし前にこれを防止できるので安全な預金の管理を行う
ことができる。
き落とし予約通知システムは、あらかじめ預金者自身に
より今後口座から引き落とされる金額を、金融機関に対
して予約の通知を行うとができるので、預金者が知らな
い内に口座の預金残高が減り、いざというときに予想に
反して預金残高が足りないで困るということがない。ま
た、第三者による不正な引き落としに対しても、引き落
とし前にこれを防止できるので安全な預金の管理を行う
ことができる。
【図１】本発明の口座の引き落とし予約通知システムの
全体構成の概略を示す説明図である。
全体構成の概略を示す説明図である。
【図２】本発明のシステムブロック図である。
【図３】本発明に使用するＩＣカードの平面図である。
【図４】本発明に使用するＩＣカードのシステムブロッ
ク図である。
ク図である。
【図５】口座の引き落とし予約情報のリストの一例を示
す図である。
す図である。
【図６】本発明において引き落とし予約情報を送信する
場合の処理手順を示すフローチャートである。
場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図７】本発明において引き落とした情報を送信する場
合の処理手順を示すフローチャートである。
合の処理手順を示すフローチャートである。
【図８】本発明において予約のない引き落とした情報を
送信する場合の処理手順を示すフローチャートである。
送信する場合の処理手順を示すフローチャートである。
１ ホストコンピュータ ２ インターネット ３，１０，１５ 通信端末 ４，１２ 入力手段 ５，１３ 表示手段 ６ 暗号処理手段 ７ 暗号鍵データベース ８ 引き落とし予約情報データベース ９ 口座情報データベース １１，１６，２４ 制御手段 １４，２３ 記憶手段 １７ 預金者用のＩＣカード １８ データ読取手段 １９ データ書込手段 ２０ カードリーダライタ ２１ データ入出力手段 ２２ 暗号処理手段 ２５ 暗号鍵 ２６ 引き落とし予約情報 ２７ 暗証番号 ２８ 口座番号 ２９ ＩＣモジュール
Claims (2)
- 【請求項１】 通信情報の暗号処理手段と暗号鍵を有す
る金融機関のホストコンピュータと、通信情報の暗号処
理手段と暗号鍵を有する預金者用のＩＣカードと、前記
ホストコンピュータとネットワーク網を介して通信可能
に設けられた通信端末と、前記通信端末に接続され、前
記預金者用のＩＣカードの記憶情報の読み取りまたは情
報の書込みを行うカードリーダライタとにより構成さ
れ、預金者が前記通信端末を用いて自分の口座からの引
き落としの予約通知を行う口座の引き落とし予約通知シ
ステムであって、 前記通信端末により預金者が入力した口座の引き落とし
予約情報を、預金者用のＩＣカードの暗号処理手段と暗
号鍵により電子署名を施して暗号化情報とした後、前記
ネットワーク網を介して前記ホストコンピュータに送信
し、前記ホストコンピュータに備えられた暗号処理手段
と暗号鍵により、受信した前記暗号化情報を復号化する
ことで預金者から金融機関に対する引き落としの予約通
知を行うようにしたことを特徴とする口座の引き落とし
予約通知システム。 - 【請求項２】 前記金融機関が、前記引き落としの予約
通知のない引き落としを行う場合には、事前に前記ホス
トコンピュータに備えられた暗号処理手段と暗号鍵によ
り、前記予約のない引き落としの情報を暗号化し、前記
ネットワーク網を介して前記通信端末に送信した後、預
金者用のＩＣカードの暗号処理手段と暗号鍵により受信
した暗号化情報を復号化することで預金者に通知を行う
ようにしたことを特徴とする請求項１記載の口座の引き
落とし予約通知システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001079658A JP2002279192A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 口座の引き落とし予約通知システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001079658A JP2002279192A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 口座の引き落とし予約通知システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002279192A true JP2002279192A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18936064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001079658A Withdrawn JP2002279192A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 口座の引き落とし予約通知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002279192A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008112361A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 利用予約システム、通信端末及びそのプログラム、受付システム及びそのプログラム、ｉｃカード及びそのプログラム |
| JP6368446B1 (ja) * | 2018-03-12 | 2018-08-01 | 株式会社インフキュリオン・グループ | 決済制御装置、決済システムおよび決済制御装置の制御プログラム |
| CN111179065A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-19 | 中国银行股份有限公司 | 一种免预约取款量确定方法及装置 |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001079658A patent/JP2002279192A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008112361A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 利用予約システム、通信端末及びそのプログラム、受付システム及びそのプログラム、ｉｃカード及びそのプログラム |
| JP6368446B1 (ja) * | 2018-03-12 | 2018-08-01 | 株式会社インフキュリオン・グループ | 決済制御装置、決済システムおよび決済制御装置の制御プログラム |
| JP2019159650A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 株式会社インフキュリオン・グループ | 決済制御装置、決済システムおよび決済制御装置の制御プログラム |
| CN111179065A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-19 | 中国银行股份有限公司 | 一种免预约取款量确定方法及装置 |
| CN111179065B (zh) * | 2019-12-31 | 2023-04-18 | 中国银行股份有限公司 | 一种免预约取款量确定方法及装置 |
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