JP2002279170A - 営業活動のための顧客の来店及び顧客情報の通信報知方法、銀行通信システム及びプログラム - Google Patents

営業活動のための顧客の来店及び顧客情報の通信報知方法、銀行通信システム及びプログラム

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JP2002279170A
JP2002279170A JP2001080857A JP2001080857A JP2002279170A JP 2002279170 A JP2002279170 A JP 2002279170A JP 2001080857 A JP2001080857 A JP 2001080857A JP 2001080857 A JP2001080857 A JP 2001080857A JP 2002279170 A JP2002279170 A JP 2002279170A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現金自動預払機(ATM等)に入力された顧
客データに基づいて、顧客情報及び顧客の来店を営業部
門などに通信報知して、顧客ごとに対応した効果的な営
業促進活動を可能にする。 【解決手段】 総合センタ通信システム1が、顧客情報
を細分化した銀行利用状況及び氏名を含む複数の項目に
おける情報内容を収集し、かつ、転送するとともに、現
在格納している顧客情報を転送されて来た新たな該当す
る顧客情報に書き替える。営業店通信システム2が、総
合センタ通信システム1から転送されてきた収集顧客情
報を取り込んで格納し、顧客による現金自動預払機の使
用開始を認識した際に、格納している該当顧客情報を読
み出して通信報知を行い、かつ、この通信報知後に取り
込んだ顧客ごとの新たな顧客情報を総合センタ通信シス
テム1に転送するとともに、格納している顧客情報及び
新たな顧客情報を消去する。営業店通信報知システム
(ワイヤレスTA28、携帯端末29,29A〜29
C)が、営業店通信システム2からの通信報知を受信し
て表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の各種銀行取
引にかかる収集情報及び顧客の来店を通信報知する、営
業活動のための顧客の来店及び顧客情報の通信報知方
法、銀行通信システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行の本店や営業店には、ATM
(現金自動預払機)が設置されており、このATMを設
置する銀行には、現金の預入や払戻し、銀行振込送金な
どを処理するための勘定系システム、及び顧客属性情報
を処理する業務系システムが構築されている。この業務
系システムとしては、例えば、統合システムセンタ又は
銀行本部などに管理サーバ及び統合顧客データベースフ
ァイル(MCIF:Marketing Customer Information Fi
le)システム(以下、適宜、「MCIFシステム」と記
載する)が設けられている。
【0003】勘定系システムは、総合システムセンタや
銀行本部などに設置されるホストコンピュータ装置と、
このホストコンピュータ装置に閉鎖通信網で収容された
端末としての営業店における多数の現金自動預払機(A
TM)とから構成されている。
【0004】業務系システムでは、顧客ごとの、本店や
複数の営業店におけるATMの利用を含む各種の銀行取
引及びキャンペーンの対応状況やサービス利用状態(適
宜、銀行利用状況と表記する)の収集情報を、営業店ご
とに設けられたMCIFシステム(適宜、営業店管理M
CIFシステムと表記する)からフレームリレー網を通
じて転送を受けたMCIFシステムが収集している。こ
の収集したデータベース情報を、例えば、営業店管理M
CIFシステムがフレームリレー網を通じて、営業キャ
ンペーン情報などとともにダウンロード(取り込み)し
ている。
【0005】そして、営業店管理MCIFシステムとA
TMとの間のデータ転送によって、顧客の来店時に、得
点(ポイント) を付与する営業キャンペーン案内やサー
ビス(例えば、景品)提供案内を現金自動預払機の画面
に表示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、顧客の来店時に、ポイント付与やサービス提供の
案内を行っているものの、効果的な営業促進となってい
ない。これは、このサービス(例えば、景品)提供が、
顧客が出向く必要がある営業店の窓口(カウンタ)で実
施されるためである。換言すれば、顧客が必ずサービス
の提供を受けるために窓口に出向くとは限らないためで
ある。
【0007】さらに、近時の、個々の顧客の個性化に適
合した営業促進となっていない。すなわち、従来は、顧
客ごとの個人属性情報(氏名、住所など)とともに、個
性属性情報(嗜好情報など)を収集して、その営業活動
を実施している。また、ポイント付与の案内やサービス
提供案内が画面表示やカード発行によって顧客に対する
営業促進が画一的に実施されており、対面による案内で
ないため、顧客ごとのキャンペーンやサービス提供への
興味の度合いが正確に判明しない。
【0008】換言すれば、銀行利用状況が、より精緻に
得られないため、より効果的な営業促進を可能にするた
めに個々の顧客の個別の属性又は状況に対応した営業活
動である「One−to−one」マーケティング(パ
ーミッションマーケティング)が実施できないものであ
る。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、本店や複数の営業店におけ
る顧客の銀行利用状況情報を、通信回線網を通じて収集
かつ更新し、この顧客の来店を銀行利用状況情報や現在
のキャンペーンやサービスの提供情報とともに営業部門
などに通信報知できるようになり、その顧客ごとに対応
した効果的な営業促進活動が可能になる、営業活動のた
めの顧客の来店及び顧客情報の通信報知方法、銀行通信
システム及びプログラムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の営業活動のための顧客の来店及び顧客情報
の通信報知方法は、少なくとも現金自動預払機における
銀行利用状況と氏名とを含む顧客情報を、収集・配信側
の装置から営業店側の装置が取り込み、かつ、顧客の来
店及び前記顧客情報を営業担当側の装置に通信報知する
ものであり、前記顧客情報を細分化した銀行利用状況及
び氏名を含む複数の項目における情報内容を収集するス
テップと、この収集した顧客情報を収集・配信側が営業
店側に転送するステップと、この収集・配信側から転送
されてきた収集顧客情報を営業店側が取り込むステップ
と、次に、顧客による前記現金自動預払機の使用開始を
含む来店を営業店側の装置が認識した際に、取り込んで
格納している該当する顧客情報を読み出すステップと、
前記顧客の来店情報及び該当する顧客情報を営業担当側
の装置に通信報知するステップと、この通信報知の後で
得られた顧客ごとの新たな顧客情報を営業店側が収集・
配信側に転送するステップと、前記収集・配信側が、転
送されて来た新たな顧客情報に現在格納している該当顧
客情報を書き替えるステップとを有することを特徴とし
ている。
【0011】本発明の方法は、前記顧客情報を収集・配
信側が営業店側に転送するステップにおいて、予め設定
された時刻に自動的に顧客情報を転送することを特徴と
している。
【0012】本発明の方法は、前記顧客情報を収集・配
信側が営業店側に転送するステップにおいて、営業店側
からの要求に応じて顧客情報を転送することを特徴とし
ている。
【0013】本発明の方法は、前記営業店側からの要求
に応じて転送する顧客情報が、営業店側が指示した顧客
のみの情報であることを特徴としている。
【0014】本発明の方法は、前記収集・配信側が営業
店側に転送する顧客情報は、予め設定した項目における
情報内容、又は格納している全部の項目における情報内
容であることを特徴としている。
【0015】本発明の方法は、前記顧客の来店情報及び
該当する顧客情報を営業担当側の装置に通信報知するス
テップの後に、現金自動預払機の表示画面に、顧客への
営業担当がお伺いする旨の画面表示を行うステップを、
さらに有することを特徴としている。
【0016】本発明の方法は、前記通信報知後に得られ
た顧客ごとの新たな顧客情報が、現金自動預払機の利用
状況にかかる顧客ごとの情報、又は営業担当が顧客に接
客した際に得られた情報を営業担当側の装置に入力した
情報であることを特徴としている。
【0017】本発明の方法は、前記通信報知を行う顧客
が、予め設定した特別な銀行取引状態の顧客であること
を特徴としている。
【0018】本発明の方法は、前記顧客の来店及び顧客
情報の通信報知を営業担当側が移動状態で受け取り、又
は椅子に座った状態を含む固定状態で受け取ることを特
徴としている。
【0019】本発明の方法は、前記通信報知の後で得ら
れた顧客ごとの新たな顧客情報を営業店側が収集・配信
側に転送した後に、取り込んで格納している顧客情報及
び前記新たな顧客情報を消去するステップを、さらに有
することを特徴としている。
【0020】本発明の銀行ATM通信システムは、顧客
来店時に少なくとも現金自動預払機での銀行利用状況と
氏名とを含む顧客情報を通信報知するものであり、顧客
情報を細分化した銀行利用状況及び氏名を含む複数の項
目における情報内容を収集し、かつ、転送するととも
に、現在格納している顧客情報を転送されて来た新たな
該当顧客情報に書き替える総合センタ通信システムと、
前記総合センタ通信システムから転送されてきた収集顧
客情報を取り込んで格納し、顧客による前記現金自動預
払機の使用開始を含む顧客の来店を認識した際に、格納
している該当顧客情報を読み出して通信報知を行い、か
つ、この通信報知後に取り込んだ顧客ごとの新たな顧客
情報を前記総合センタ通信システムに転送するととも
に、格納している顧客情報及び前記新たな顧客情報を消
去する営業店通信システムと、前記営業店通信システム
からの通信報知を受信して表示する営業店通信報知シス
テムとを備えることを特徴としている。
【0021】本発明のシステムは、前記総合センタ通信
システム及び営業店通信システムが、双方向通信を実行
するTCP/IPネットワークに収容されることを特徴
としている。
【0022】本発明のシステムは、前記営業店通信シス
テムに、微弱電波送信による通信報知を行う送信装置を
備えることを特徴としている。
【0023】本発明のシステムは、前記営業店通信報知
システムに、営業店通信システムからの微弱電波による
通信報知を受信して表示する受信装置を備えることを特
徴としている。
【0024】本発明のシステムは、前記営業店通信シス
テムに、通信報知のための微弱電波による双方向通信を
行う通信装置を備えることを特徴としている。
【0025】本発明のシステムは、前記営業店通信報知
システムに、営業店通信システムからの微弱電波による
双方向通信を行う通信装置を備えることを特徴としてい
る。
【0026】本発明のシステムは、前記双方向通信装置
が、携帯電話機、及びこの携帯電話機に有線接続された
実質的にコンピュータとして動作する携帯情報処理端末
又は実質的に携帯が出来ない固定情報処理装置であるこ
とを特徴としている。
【0027】本発明のシステムは、前記双方向通信装置
が、携帯電話機及びこの携帯電話機に無線接続される無
線回線接続装置を備えた実質的にコンピュータとして動
作する携帯情報処理端末であることを特徴としている。
【0028】本発明のシステムは、前記営業店通信シス
テムに、有線による通信報知を行うための伝送装置を備
え、かつ、営業店通信報知システムに、伝送装置からの
通信報知を受信して表示する情報処理装置を備えること
を特徴としている。
【0029】本発明のシステムは、前記営業店通信シス
テムに、顧客情報を表示する画面表示手段とともに、音
出力手段、振動表示手段、画面変化処理手段の少なくと
も一つを備えること特徴としている。
【0030】本発明のシステムは、前記通信報知のため
の微弱電波による双方向通信が、構内無線通信ネットワ
ーク又は公衆移動通信ネットワークで実行されることを
特徴としている。
【0031】本発明のシステムは、前記総合センタ通信
システム及び/又は営業店通信システムに対して、顧客
情報の登録及び処理バージョンアップ設定を含む処理を
実行するための本店通信システムを、さらに備えること
を特徴としている。
【0032】本発明のプログラムは、顧客情報を細分化
した銀行利用状況及び氏名を含む複数の項目における情
報内容を収集するステップと、この収集した情報内容を
転送するステップと、現在格納している顧客情報を、転
送されて来た新たな該当する顧客情報に書き替えるステ
ップとの制御をコンピュータが実行している。
【0033】本発明のプログラムは、転送されてきた収
集顧客情報を取り込むステップと、この取り込んだ顧客
情報を格納するステップと、顧客による現金自動預払機
の使用開始を認識するステップと、この使用開始を認識
した際に、格納している該当顧客情報を読み出すステッ
プと、この読み出した顧客情報を通信報知するステップ
と、この通信報知の後に取り込んだ顧客ごとの新たな顧
客情報を転送するステップと、格納している顧客情報及
び前記新たな顧客情報を消去するステップとの制御をコ
ンピュータが実行している。
【0034】本発明のプログラムは、通信報知を受信し
て表示するステップの制御をコンピュータが実行してい
る。
【0035】このような本発明では、本店や複数の営業
店にまたがる顧客の銀行利用状況を、通信回線網を通じ
て収集・配信側(総合センタ通信システム)で収集かつ
更新している。この収集情報を営業店側(営業店通信シ
ステム)が取り込んで格納し、そして、この銀行利用状
況に基づいて、その顧客の来店を顧客の銀行利用状況の
情報とともに、営業店通信報知システムを通じで営業担
当側に報知している。
【0036】したがって、通信報知を受けた営業担当者
や管理者が即時に顧客と対面した効果的な営業促進活動
を行うことが出来るようになる。換言すれば、顧客ごと
の精緻な「One−to−one」マーケティング/パ
ーミッションマーケティングが可能になる。
【0037】さらに、本発明では、前記した営業担当や
管理者が即時に顧客への営業促進活動を通じて、より精
緻な顧客の銀行利用状況の情報を収集し直すことが出来
るようになる。したがって、この新たな顧客の銀行利用
状況の情報に基づいて、次回に来店した顧客ごとに、さ
らに効果的な営業促進活動が可能になる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明の営業活動のための
顧客の来店及び顧客情報の通信報知方法、銀行通信シス
テム及びプログラムの実施形態を図面参照の上で詳細に
説明する。
【0039】図1は本発明の実施形態における構成を示
す外観図である。図1において、この例は、銀行の本店
や管理センタなどに設けられる総合センタ通信システム
1と、各地の銀行支店やATM店舗などに設けられる営
業店通信システム2と、顧客の情報を統合して処理(例
えば、顧客の情報登録やバージョンアップ管理)する本
店通信システム3と、これらの通信システム1〜3が接
続されたTCP/IPネットワークとしてのフレームリ
レー網4を有している。
【0040】図1に示す総合センタ通信システム1は、
MCIFシステムとしてのMCIFサーバ装置10(1
0a,10b)、基幹的なコンピュータ処理を実行する
管理サーバ11、及び顧客ごとの銀行利用状況の収集情
報(この実施形態では、適宜、顧客情報と記載する)を
更新して収集かつ転送するためのデータベース装置12
を有している。さらに、総合センタ通信システム1に
は、フレームリレー網4との通信制御を実行するための
通信制御装置BCN13が設けられている。
【0041】図1に示す営業店通信システム2には、例
えば、侵入防止用のファイアウォールアプリケーション
などを実装したルータ20と、UNIX(登録商標)ワ
ークステーションのLAN(10BASE−T規格)な
どをもって各装置を収容する集線装置(ハブ)21と、
スイッチ22と、各種の事務処理用の小型汎用コンピュ
ータ23と、通信報知管理用の小型汎用コンピュータ2
4とを有している。
【0042】さらに、営業店通信システム2は、営業店
管理MCIFシステムとしてのデータベース装置25及
び営業店における営業店MCIFサーバ26を有し、さ
らに、複数が設置される現金自動預払機(ATM)27
が設けられている。
【0043】データベース装置25は、営業店ごとに来
店した顧客の新たな銀行利用状況の収集情報を一時的に
格納して総合センタ通信システム1に転送し、また、総
合センタ通信システム1からの銀行利用状況の収集情報
をダウンロードした際に格納するものである。
【0044】さらに、営業店通信システム2には、顧客
の来店時に、その顧客名や家族などの銀行利用状況の収
集情報を小型汎用コンピュータ24から受け取って送信
する送信装置としてのワイヤレスターミナルナダプタ
(ワイヤレスTA)28と、このワイヤレスTA28か
らの送信情報を受信して画面表示する携帯端末29とを
有している。すなわち、この営業店通信システム2は、
いわゆる、公衆回線網のPHS(Personal Handyphone
System)方式に対比される構内PHS方式(構内無線通
信ネットワーク)である。
【0045】なお、小型汎用コンピュータ24、ワイヤ
レスTA28及び携帯端末29の組み合わせを、適宜、
営業店通信報知システムと表記する。
【0046】さらに、営業店通信システム2には、オペ
レーションシステム(OS/WindowsNTなど)
対応の各装置への図示しないバッテリーバックアップを
行うUPS(無停電電源装置)や、各種の印刷出力を行
うページプリンタなども設けられるのが一般的である。
【0047】営業店通信システム2におけるワイヤレス
TA28は、PHS方式やPDC(Personal Digital C
ellular Telecommunication System)方式の場合、携帯
端末29との通信を実行する周波数切替シンセサイザ、
受信電界強度(RSSI)検出部を備えた無線送受信
部、変調・復調部、時分割多重化部、コーディック(符
号化・復号化)部、マイクロプロセッサ(MPU)、外
部インタフェース(I/F、小型汎用コンピュータ24
接続用)、メモリなどを備えた構成が考えられる。
【0048】また、携帯端末29は、PHS方式やPD
C方式の場合、周波数切替シンセサイザ、受信電界強度
(RSSI)検出部を備えた無線送受信部、変調・復調
部、時分割多重化部、コーディック(符号化・復号化)
部、マイクロプロセッサ(MPU)、外部インタフェー
ス(I/F)部、メモリ、キーパッド及び着信表示発光
ダイオードや液晶ディスプレイなどの表示部、及び送話
用マイクロホンと受話用スピーカなどを備えた構成が周
知である。
【0049】携帯端末29は、携帯装置のみならず固定
装置やワイヤレスTA28を使用しないPHS方式やP
DC方式である公衆移動通信ネットワークとしての公衆
回線網を利用した変形例も用いられる。これらの変形例
については、以降の図3及び図4をもって詳細に説明す
る。
【0050】図1に示す本店通信システム3は、ルータ
30と、スイッチ31と、サーバ32と、本店における
MCIF用のサーバ(本店MCIFクライアント)33
とを有している。
【0051】図1に示すフレームリレー網4は、その構
成及び伝送方式が既知であり、デジタル交換機(PB
X)を回線網に設置したISDNから進展した通信網構
成である。
【0052】なお、フレームリレー網4は、他の高速伝
送方式(例えば、非対象型デジタル伝送)を適用しても
良く、また、高速通信方式(例えば、ギガビット高速デ
ータ通信方式)を適用しても良い。さらに、フレームリ
レー網4は、トラフィック量が小さい場合は、アナログ
電話ネットワークPSTN(Public Switched Telephon
e Network)でも以下同様に機能する。
【0053】図1に示すサーバは、汎用コンピュータに
通信プロトコル機能やデータベーストラッキング処理機
能などを追加したものであり、その動作は汎用コンピュ
ータと基本的に同様である。
【0054】なお、図1に示す構成は、顧客ごとの銀行
利用状況収集情報を処理する業務系システムに対応する
ものである。また、業務系システムとともに設けられる
勘定系システムは、現金の預入や払戻し、銀行振込送金
などを処理するためのものであり、この業務系システム
と勘定系システムとは、通信ネットワーク構成上で独立
している。勘定系システムは、銀行の基幹システムであ
り、多少のシステム変更に対しても膨大な変更作業時間
と費用を伴う。したがって、容易には変更できないた
め、本発明は業務系システム上で実施している。このよ
うに勘定系システムは、本発明と直接関連しないため、
その図示及び説明を省略した。
【0055】図2はATM27の要部構成例を示すブロ
ック図である。図2において、ATM27は、インタフ
ェース(I/F)回路41、マイクロコンピュータ4
2、メモリ43、情報記録媒体用のドライブ装置44、
ビデオ(V)−ROM45を備えている。さらに、AT
M27は、タッチパネルとして構成されるカラー表示装
置(CRTやLCD)46及び入力操作装置47、顧客
情報を格納したデータベースとなるハードディスク装置
48、音出力用のスピーカ49,I/O回路50を備え
ている。
【0056】さらに、ATM27には、現金の収納・出
入機構51と、預金・引出用のカード読取装置52と、
画面表示用の、例えばドットフォントを格納したフォン
ト回路53とともに、通帳読取・印字装置54及び合成
音声出力回路55を有している。
【0057】なお、総合センタ通信システム1、営業店
通信システム2及び本店通信システム3は、MPUが実
行する通信プロトコルやプログラムによって、本発明を
実施している。この通信プロトコルやプログラムは、汎
用TCP/IP通信プロトコルやプログラムとともに、
本発明を実施するための専用の通信プロトコルやプログ
ラムを組み合わせて実装している。換言すれば、流通性
を有した汎用ソフトウェアパッケージ(CD−ROM,
MOなどの情報記録媒体)として提供される。なお、こ
の情報記録媒体には、半導体メモリ、デジタルシグナル
プロセッサ(DSP)など半導体固体素子も含まれる。
さらに、通信ネットワーク上を伝送する、前記したプロ
グラムも本発明の範疇である。
【0058】図3は図1中の携帯端末29の詳細構成及
び変更例を説明するための図であり、図4は図1中の携
帯端末29構成のさらに変更例を説明するための図であ
る。
【0059】図3を参照すると、営業店通信システム2
には、顧客の来店及びその顧客の情報を情報報知管理用
の小型汎用コンピュータ24から受け取って送信するた
めのワイヤレスTA28と、このワイヤレスTA28か
らの送信情報を受信して画面表示する携帯端末29とが
設けられている。
【0060】ここでの携帯端末29Aは、銀行内の、例
えば営業案内係(フロアレディ)が使用するものであ
り、受信装置及び双方向通信としてのPHS方式の携帯
電話機60と、モバイルコンピュータ(携帯情報処理端
末)としてのパームトップ端末(PDA)62とを有
し、この携帯電話機60とパームトップ端末62との間
が変復調器63かつケーブルによる接続(ワイヤード接
続)となっている。
【0061】また、携帯端末29Bは、PHS方式の携
帯電話機60と、固定情報処理装置としての小型汎用コ
ンピュータ61とを有し、この携帯電話機60と小型汎
用コンピュータ61との間が変復調器(伝送装置)かつ
ワイヤード接続となっている。
【0062】さらに、携帯端末29Cは、PHS方式の
携帯電話機60と、このPHS方式の携帯電話機60に
接続された無線回線接続装置としてのブルーツース(Bl
uetooth)方式の送受信機64とを有している。さら
に、この送受信機64と微弱電波の無線区間で接続する
送受信機を備えたパームトップ端末65とを有してい
る。
【0063】また、携帯端末29と、同様な動作を行う
管理装置66が設けられている。この管理装置66は、
例えば、営業担当の机などに設置される小型汎用コンピ
ュータである。この管理装置66は、銀行内の営業案内
係(フロアレディ)に対するアドバイスを行うために使
用するものである。なお、管理装置66は営業担当者と
ともに、預金役席、融資役席、支店長なども利用して、
その顧客に対する顧客ごとへの効果的な営業促進活動を
行う。
【0064】なお、この構成では、管理装置66はLA
Nによって構成(LANサーバは省略)してワイヤード
インタフェース接続し、又は、直接小型汎用コンピュー
タ24にインタフェース接続(例えば、USB/SIS
Cインタフェース接続)する構成でも良い。
【0065】図4を参照すると、この例は、ワイヤレス
TA28に代えて、PHS公衆移動通信網を適用したも
のである。この例では、営業店通信システム2の小型汎
用コンピュータ24に変復調装置70が接続され、か
つ、この変復調装置70にデジタル移動電話回線網71
が接続されている。このデジタル移動電話回線網71の
屋外装置(セル基地局)との無線区間で図3に対応する
携帯端末29A〜29Cと基本的に同様の構成かつ動作
である携帯端末75A,75B,75Cを有している。
【0066】以下、この実施形態の動作について説明す
る。図1において、総合センタ通信システム1、営業店
通信システム2及び本店通信システム3は、例えば、次
の図5に示すプログラム・プロトコルスタックを実行し
ている。
【0067】図5は、図1に示す構成の要部プログラム
・プロトコルスタックを説明するための図である。 (1)総合センタ通信システム1において、 ・配信コントロールアプリケーション ・MCIFコントロールアプリケーション ・OS(WindowsNT) ・TCP/IP(Transmission Control Protocol/Inte
rnet Protocol)プロトコル) (2)営業店通信システム2において、 ・TCP/IP(通信プロトコル) ・OS(WindowsNT) ・配信アプリケーション(ATM27)と営業店MCI
Fサーバ26との間のファイル転送(配信ファイル)の
実行 この転送対象のファイルは、動画(初期画面)、静止画
(伝送中画面)、静止画(顧客別画面)、テロップ(初
期画面)、全銀情報ファイルである。 ・配信コントロールアプリケーション ・配信ファイル(配信対象ファイル及び一世代前のファ
イル登録) ・MCIFアプリケーション(顧客属性情報の検索/回
答) ・MCIFコントロールアプリケーション ・営業店MCIF(データベースエンジンによる営業店
のMCIF検索) (3)ATM27において、 ・TCP/IP ・勘定系取引用の通信アプリケーション ・OS(WindowsNT) ・OSの違いを吸収するためのミドルウェア ・業務アプリケーション(勘定系取引実行用) ・MCIF連動ファイル配信/動画フェーズ
【0068】このような(1)から(3)のプログラム
・プロトコルスタックによって、そのMCIF連動で
は、顧客情報(銀行利用状況の収集情報)要求、及び顧
客情報回答のシーケンスを実行し、さらに、ファイル配
信では、配信要求、及び配信回答のシーケンスを実行し
ている。
【0069】本店通信システム3は、総合センタ通信シ
ステム1への顧客セグメント情報(銀行利用状況の収集
情報(顧客情報)を細分化した個々の情報)の登録やバ
ージョン管理、及び総合センタ通信システム1からの顧
客の来店情報を取得する処理を実行している。
【0070】図1に示す各小型汎用コンピュータやサー
バは、汎用小型コンピュータやコンピュータ構成に通信
プロトコル機能やデータベーストラッキング処理機能な
どを追加したものであり、その動作と基本的に同様の構
成である。
【0071】ワイヤレスTA28及び携帯端末29の動
作は、ARIB−28規格のPHS方式の場合、例え
ば、伝送速度32kbps又は64kbps(32kb
ps×2)による通信を実行する。
【0072】なお、ARIB−27規格のPDC方式や
TIA標準IS95系/IMT−2000のN/W−C
DMA方式を適用しても良い。
【0073】フレームリレー網4は、ITU−T勧告に
よるパケット交換手順(X.25プロトコルなど)で実
行する。
【0074】図6は総合センタ通信システム1と営業店
通信システム2との間の処理内容を示す図であり、図7
は総合センタ通信システム1と営業店通信システム2と
の間の顧客情報のダウンロード及びアップロード手順の
フローチャートである。
【0075】図6において、営業店通信システム2にお
けるATM27は営業店管理MCIFシステムであるデ
ータベース装置25及び営業店MCIFサーバ26(図
1参照)に顧客がATM27を利用した情報(以降の図
10参照)を転送している。また、次に説明するよう
に、データベース装置25及び営業店MCIFサーバ2
6からの顧客セグメントに対応した処理、及びそのコン
テンツの画面表示などを行う。これは、例えば、景品提
供サービスやイベントの画面表示案内、以降で説明する
スクラッチカードの発行である。
【0076】次に、図6及び図7において、営業店通信
システム2が、総合センタ通信システム1が収集してい
る顧客情報の取得スケジュールを判断する(図7(以
下、省略)のステップS1,S2)。これは、例えば、
営業店での開店時に、この営業店を利用している顧客情
報の全てを取り込む場合である。また、顧客がATM2
7に通帳や銀行カードを挿入した時点で、この顧客のみ
の顧客情報を追加して取り込む。
【0077】このステップS2の判断後に、総合センタ
通信システム1からの顧客情報を営業店通信システム2
がダウンロードする。このダウンロードでは、図6に示
すように顧客セグメント情報(銀行利用状況の収集情報
(顧客情報)を細分化した個々の情報)、コンテンツの
自動ダウンロード、スケジュールファイルの自動ダウン
ロードである。これらは、図7ステップS3に示すうよ
うに、FTP(File Transfer Protocol)ファイルで実
行する。
【0078】このダウンロードによる顧客情報をダウン
ロードフォルダとして営業店通信システム2の営業店管
理MCIFシステムであるデータベース装置25(図1
参照)に格納する。営業店通信システム2では、FTP
ファイルの取得に失敗すると(ステップS4:No)、
ステップS9に移行して、そのFTPファイルの取得の
失敗レポートを作成し、次に、FTPファイル書き込み
を行い、ダウンロード結果ファイルをアップロードフォ
ルダによって総合センタ通信システム1へ通知する(ス
テップS10)。
【0079】営業店通信システム2では、FTPファイ
ルの取得が成功すると(ステップS4:Yes)、FT
Pファイル(現在格納している顧客情報に対応)の削除
を実行し、ダウンロード顧客ファイルをもって総合セン
タ通信システム1に通知する(ステップS5)。この場
合、総合センタ通信システム1は、例えば、現在格納し
ている顧客情報を書き替え状態に設定する。
【0080】次に、営業店通信システム2では、FTP
ファイル削除が成功すると(ステップS6:Yes)、
管理フォルダ(営業店管理MCIFシステムであるデー
タベース装置25及び営業店MCIFサーバ26/図1
参照)へインポートファイル格納処理を行う(ステップ
S7)。この格納が成功すると(ステップS7:Ye
s)、ステップS9に移行して、そのFTPファイル取
得の成功レポートを作成し、次に、FTPファイル書き
込みを行い、ダウンロード結果ファイルをアップロード
フォルダによって総合センタ通信システム1へ通知する
(ステップS10)。
【0081】なお、ステップS4で取得に失敗した場合
(No)とステップS6で削除に失敗した場合(N
o)、及びステップS8で格納に失敗した場合(No)
は、それぞれステップS9に移行して、その失敗レポー
トを作成し、次に、FTPファイル書き込みを行い、ダ
ウンロード結果ファイルをアップロードフォルダによっ
て総合センタ通信システム1へ通知する(ステップS1
0)。
【0082】このようにして営業店通信システム2で
は、営業店管理MCIFシステムのデータベース装置2
5及び営業店MCIFサーバ26が顧客情報を総合セン
タ通信システム1から取り込むと、図6に示すように、
顧客の来店を営業担当に通信報知するためのポップアッ
プ画面表示、顧客セグメント別のコントロール機能、ポ
ップアップ画面顧客セグメント名表示、来店状況表示を
実施する。
【0083】図8は営業店通信システム2の顧客情報の
詳細なアップロード手順のフローチャートである。図8
において、営業店通信システム2の小型汎用コンピュー
タ24が営業店MCIFサーバ26のスケジュールを調
べる(ステップS20)。ここで営業店MCIFサーバ
26が停止の場合(ステップS21:Yes)、現在の
顧客情報を営業店管理MCIFシステムのデータベース
装置25から取り出す。ここで現在の顧客情報は、営業
店の営業終了時間後である。この場合、現在の顧客情報
は、当日までの顧客ごとの銀行利用状況の収集情報であ
る。
【0084】この当日までの顧客ごとの銀行利用状況の
収集情報(顧客情報)の取得に成功すると(ステップS
23:Yes)、営業店MCIFサーバ26が、顧客の
それぞれの来店による顧客情報をCSV(Comma Separa
ted Value)ファイルに生成する(ステップS24)。
次に、ステップS24の取得失敗の場合(No)、ステ
ップS24のCSVファイル処理後に、それぞれのレポ
ートを作成し、さらにFTPファイルの取得の成功レポ
ートを作成し(ステップS25)、次に、FTPファイ
ル書き込みを行い、このダウンロード結果ファイルをア
ップロードフォルダによって総合センタ通信システム1
へ通知してシャットダウン待機状態になる(ステップS
26,S27)。
【0085】このようにして、MCIFシステム(総合
センタ通信システム1)は、営業店ごとに該当する顧客
情報(顧客セグメント情報/銀行利用状況の収集情報
(顧客情報)を細分化した個々の情報)、例えば、顧客
の銀行番号、営業店(支店)番号、口座番号を顧客デー
タベースとして切り出している。さらに、この顧客デー
タベース情報にATM画面をセットし、この顧客へのキ
ャンペーンやサービス実施情報をエキスポートし、営業
店通信システム2の営業店管理MCIFシステム(デー
タベース装置25及び営業店MCIFサーバ26)がイ
ンポート(ダウンロード/インストール)している。こ
の後に、以降の図14から図17をもって詳細に説明す
る説明する営業部門への通信報知が行われる。以下、こ
れらの営業店管理MCIFシステム(データベース装置
25及び営業店MCIFサーバ26)の要部処理を詳細
に説明する。
【0086】図9は図1中の営業店通信システム2にお
けるデータベース装置25の格納内容を説明するための
図であり、図10はデータベース装置25の詳細な格納
内容を説明するための図である。
【0087】図9及び図10を参照すると、ここでの情
報は、MCIFシステム(総合センタ通信システム1)
及び営業店管理MCIFシステムが管理する顧客情報で
ある。格納内容は、顧客テーブル及び来店テーブルから
なり、この格納内容が顧客属性情報である。すなわち、
日頃の顧客の取引状況や顧客ごとに異なる性質の情報で
ある。顧客テーブルは、永久(口座開設中)保存され、
抽出顧客データと表示メッセージとが関連付けられてお
り、銀行番号、営業店(支店)番号、口座番号、名前、
画面ID、キャンペーンレシート(スクラッチカード)
有無である。来店テーブルは、保存期間があり、日付、
時刻、銀行番号、支店(営業店)番号、自動機番号、顧
客対応有無である。なお、図10は図9に示す顧客情報
の項目である。すなわち、個々の項目が顧客セグメント
情報(銀行利用状況の収集情報(顧客情報)を細分化し
た個々の情報)を示している。なお、項目における格納
内容(例えば、実際の住所氏名などの表記)については
省略した。
【0088】この項目に対して、来客時の通信報知を行
うか否かの選択設定を行う。この選択は、本店通信シス
テム3(本店)側の本部などが計画したキャンペーンに
対応して選択する。例えば、住宅ローンのキャンペーン
中は、住宅購入年齢層や買い換え年齢層などを選択す
る。この選択は本店通信システム3からMCIFシステ
ム(総合センタ通信システム1)の図9に示す顧客テー
ブル及び来店テーブルにおける項目(顧客セグメント情
報)に、その来客時の通信報知を実施するための選択設
定を行う。このような選択では、前記した住宅ローンの
キャンペーンに対応した住宅購入年齢層や買い換え年齢
層の全国規模の選択にかかわらず、顧客を地域、期間、
商品種類によって限定する選択設定も可能である。
【0089】この選択設定が行われた図9に示す顧客テ
ーブル及び来店テーブルにおける項目(顧客セグメント
情報)が、営業店管理MCIFシステム(営業店通信シ
ステム2/データベース装置25、営業店MCIFサー
バ26)からダウンロード要求を受けたときに、MCI
Fシステム/総合センタ通信システム1から切り出され
て転送されることになる。
【0090】なお、本店通信システム3(サーバ32、
本店MCIFクライアント33)は、顧客セグメント情
報の登録とともに、システム変更に伴うバージョン管
理、及び総合センタ通信システム1からの顧客の来店に
よる新たな情報を取得する処理を実行している。本店通
信システム3側では、この来店による新たな情報に基づ
いて、新たなキャンペーンやサービスの企画立案を行っ
ている。
【0091】図11はATM27と営業店管理MCIF
システム(データベース装置25及び営業店MCIFサ
ーバ26)との間の処理手順を示すフローチャート・シ
ーケンス図であり、図12はATM27と営業店管理M
CIFシステム(データベース装置25及び営業店MC
IFサーバ26)との間の処理の概略を示すブロック図
である。
【0092】図11及び図12において、ここでは営業
店管理MCIFシステム(データベース装置25及び営
業店MCIFサーバ26)が、営業担当への顧客情報を
生成して図1中の小型汎用コンピュータ24及びワイヤ
レスTA28から携帯端末29へ通知報知するまでの処
理を示している。
【0093】図11及び図12において、MCIFシス
テム(総合センタ通信システム1)から切り出された顧
客情報(銀行利用状況の収集情報/セグメント情報、図
10参照)が営業店通信システム2のデータベース装置
25及び営業店MCIFサーバ26に格納される。
【0094】この後、データベース装置25及び営業店
MCIFサーバ26とATM27との間が図5に示した
TCP/IPリンクオープン(LAN接続)され、図2
に示したATM27のカード読取装置52に、顧客が銀
行カードを挿入し、又は図2に示した通帳読取・印字装
置54に通帳が挿入される。顧客情報(銀行番号、支店
(営業店)番号、口座番号等の図9に示した顧客テーブ
ル及び来店テーブルを読み取り、この顧客情報を営業店
MCIFサーバ26に転送する。
【0095】営業店MCIFサーバ26は、顧客サービ
ス実施情報を検索する。ここで検索できた顧客ごと特別
画面情報をATM27に転送して、ATM27が顧客特
別画面を図2中のカラー表示装置46に画面表示する。
この顧客特別画面は、現在のキャンペーン内容やサービ
ス提供内容である。なお、顧客サービス実施情報が検索
できなかった場合は、通常の顧客銀行取引の表示画面に
よる預金引き出しなどを実施する。
【0096】また、営業店MCIFサーバ26は、検索
した顧客情報において、この顧客が特別な顧客の場合、
来店テーブルを更新し、図1中の小型汎用コンピュータ
23がポップアップ表示を行い、この営業店通信システ
ム2の営業店管理MCIFシステム(データベース装置
25及び営業店MCIFサーバ26)の管理者に注意を
促す。そして、営業店通信報知システムにおける図1に
示した小型汎用コンピュータ24を通じてワイヤレスT
A28から携帯端末29へ、特に予め設定を行った場合
などの特別顧客の来店にかかる通信報知を行う。
【0097】なお、図2中のカラー表示装置46に顧客
特別画面を表示した場合の、サービス提供内容の具体例
を次に説明する。
【0098】図13は図12中のサービス提供内容の具
体例を示す図である。図13において、このサービス提
供内容の具体例は、いわゆる、スクラッチカードであ
る。例えば、このスクラッチカードの削り部分の点数に
よって顧客にポイントを提供し、又は景品を提供するも
のである。
【0099】この場合、キャンペーン提供やサービス提
供による顧客の反応、すなわち、ATM27の顧客の対
応状態が、顧客情報として自動的にデータベース装置2
5及び営業店MCIFサーバ26に収集されて、総合セ
ンタ通信システム1にアッブデートされる。また、顧客
ごとのスクラッチカードの取扱状態が、銀行の窓口など
で会話を通じで判明するため、この情報を小型汎用コン
ピュータ23などからデータベース装置25及び営業店
MCIFサーバ26に転送する。
【0100】これによって、より精緻な顧客情報を収集
し直すことが出来るようになる。したがって、この新た
な顧客情報に基づいて、次回の来店顧客ごとに、さらに
効果的な営業促進活動が可能になる。
【0101】このような営業促進活動を通じて収集され
た顧客情報を総合センタ通信システム1で一括して収集
し、この客情報を取り込んだ営業店通信システム2にお
いて、その顧客の来店及顧客情報を営業部門などに通信
で報知している。すなわち、その顧客ごとに対応した効
果的な営業促進活動を、銀行内の営業案内係や営業担当
者とともに、預金役席、融資役席、支店長なども行うこ
とになる。
【0102】以下、顧客の来店及び顧客情報を営業部門
への通信報知について説明する。図14は、顧客の来店
及び顧客情報を営業部門へ通信報知するとともに、その
営業促進活動を説明するための図であり、図15は通信
報知の処理手順を示すフローチャートである。
【0103】図14において、営業店通信報知システム
における図1に示した小型汎用コンピュータ24を通じ
てワイヤレスTA28から携帯端末29へ、「予め設定
を行った特別顧客の来店にかかる通信報知」が行われ
る。この転送データが営業店通信報知システムにおける
携帯端末29で画面表示される。
【0104】ここでの「予め設定を行った特別顧客」
は、前記した図9に示す顧客テーブル及び来店テーブル
における項目(顧客セグメント情報)に、その来客時の
通信報知を行うための選択設定によるものである。
【0105】来店にかかる通信報知は、図15に示すよ
うに、まず、ATM27から営業店通信システム2の営
業店管理MCIFシステム(データベース装置25及び
営業店MCIFサーバ26)が自動的に顧客情報を受け
取る(ステップS30)。この顧客情報に対して、営業
店管理MCIFシステムの営業店MCIFサーバ26が
データベース装置25を検索する(ステップS31)。
【0106】この検索で顧客情報がヒットした場合(ス
テップS32:Yes)、さらに、ポップアップ表示の
設定を判断し(ステップS33)、ここで設定されてい
る場合(Yes)、営業店MCIFサーバ26が、その
ポップアップ表示を行う(ステップS34)。次に、顧
客情報の転送(無線送信)が設定されているかを判断し
(ステップS35)、転送が設定されている場合(Ye
s)、ワイヤレスTA28から携帯端末29への送信を
実行する(ステップS36,S37)。なお、この送信
(通信報知)の実行時に、ATM27の図2に示すカラ
ー表示装置46に、営業担当がお伺いする旨の画面表示
を行うことも可能である。
【0107】図3の携帯端末29Aの例では、PHS方
式の携帯電話機60の電源オン(ON)が判断され(ス
テップS38)、オンの場合(Yes)、ワイヤレスT
A28からの着信を、例えば、バイブレータで報知す
る。ここでPHS方式の携帯電話機60がワイヤレスT
A28からの転送データの送信波を受信したかを判断す
る(ステップS40)。この受信が行われた場合(Ye
s)、パームトップ端末62へ、顧客情報を転送する。
パームトップ端末62が、受け取った転送データ(顧客
情報)を次の図16及び図17に示すように画面表示す
る。
【0108】図16は、通信報知における顧客情報の表
示内容を説明するための図である。図16において、
(a)は顧客情報におけるセグメント化データの表示開
始状態を示し、(b)は顧客情報におけるセグメント化
データを追加表示する状態を示している。
【0109】この通信報知における表示内容において、
例えば、図16(a)では、図3に示す携帯端末29A
におけるパームトップ端末62に、図に示すように複数
のATM27における「番号10」とともに、銀行利用
状況の収集情報(顧客情報)における顧客セグメントと
しての「投資信託対象」が表示されている。また、この
顧客セグメントに対応する顧客名「アサヒタロウ」が表
示され、かつ、ATM27の「操作開始時刻」が表示さ
れている。
【0110】この表示画面による情報を受けた営業担
当、例えば、図14に示す営業案内係が、この番号10
のATM27を操作している顧客に対面し、その営業促
進活動を行う。例えば、「投資信託対象」に対する現在
の困り事がないかや、ATM27の操作中に画面表示さ
れたキャンペーンやサービスに対する捕捉的な説明など
を行う。
【0111】なお、この画面では、「番号10」から
「操作開始時刻」までが表示されているが、この顧客名
「アサヒタロウ」をオブジェクト指示すると、この顧客
に関する詳細な顧客情報(図10参照)を営業店通信シ
ステム2の営業店管理MCIFシステム(データベース
装置25及び営業店MCIFサーバ26)から取り込ん
で画面表示する。これによって、より精緻な顧客への営
業対応が可能になる。
【0112】次に、図16(a)に続く図16(b)の
表示画面では、次に来店し、かつ、通信報知が設定され
た顧客が画面表示される。ここでは、ATM27を操作
している顧客の「ATM番号9」「住宅ローン」顧客名
「アサヒタロウ」「操作開始時刻」が画面表示されてい
る。この場合も、表示画面による情報を受けた営業担
当、例えば、図14に示す営業案内係が、この番号9の
ATM27を操作している顧客に対面し、その営業促進
活動を行う。例えば、「住宅ローン」に対する現在の困
り事がないか否か、又は、ATM27の操作中に画面表
示されたキャンペーンやサービスに対する捕捉的な説明
などを行う。
【0113】なお、ここでは種別欄にマーク(特別色)
の表示を行っているが、これは顧客に対する注意のため
のものである。この注意表示の選択は、予め図9及び図
10に示すデータベース装置25の詳細な格納内容に設
定される。すなわち、営業店ごとに重要(優良)な顧客
を示し、又は表示色を変更して、問題が生じている顧客
(返済が滞っている/不良)などを区別するものであ
る。
【0114】また、この顧客名「アサヒハナコ」をオブ
゛ジェクト指示すると、この顧客に関する詳細な顧客情
報(図10参照)を営業店通信システム2の営業店管理
MCIFシステム(データベース装置25及び営業店M
CIFサーバ26)から取り込んで画面表示する。した
がって、より精緻な顧客ごとの営業対応が可能になる。
さらに、次の画面が表示される。
【0115】図17は通信報知における顧客情報の他の
表示内容を説明するための図である。図17において、
(a)顧客情報におけるセグメント化データ全部の表示
状態を示し、(b)は顧客情報におけるセグメント化デ
ータのスクロール表示状態を示している。
【0116】次に、図16(b)に続く図17(a)の
表示画面では、表示可能な最大の来店顧客数が示されて
いる。ここでは、8件の顧客情報が画面表示されてい
る。この表示内容は、図6(a)(b)と同様である。
そして、この最大の来店顧客数に、さらに、次に来店し
た顧客が有る場合、最も古い最初に来店した顧客の欄の
顧客情報を削除する。そして、新たに来店した顧客情報
を追加表示する。すなわち、満行時には、以降の通信報
知による顧客情報の受信時に1行上へのスクロールが自
動的に行われる。
【0117】次に、図3及び図4に示す携帯端末29の
構成に対応した通信報知及び、その画面表示について説
明する。
【0118】前記では図3に示す携帯端末29A(構内
PHS方式の携帯電話機60/パームトップ端末62)
の例であるが、携帯端末29Bでは、パームトップ端末
62に代えて、固定装置である小型汎用コンピュータ6
1を採用している。表示内容は、前記した図16(a)
(b)及び図17(a)(b)と同様である。この構成
では、構内PHS方式を利用し、かつ、その小型汎用コ
ンピュータ61の大型画面に来客にかかる顧客情報を画
面表示できる。この場合、営業担当者とともに、預金役
席、融資役席、支店長なども表示画面を一人又は多人数
で閲覧できるようになり、その顧客への効果的な営業促
進活動を営業案内担当者(所謂、フロアレディ等)とと
もに行うことが出来るようになる。
【0119】図3の携帯端末29Cでは、携帯電話機6
0からブルーツース方式の送受信機64に顧客情報を通
信報知している。この場合、無線接続であるため、携帯
電話機60を服のポケットに収納し、送受信機64のみ
を一方の手で保持して運用できるようになる。すなわ
ち、装置の携帯(業務活動)が容易になる。表示内容
は、前記した図16(a)(b)及び図17(a)
(b)と同様である。
【0120】次に、携帯端末29と同様な動作を行う固
定の管理装置66では、その表示内容が前記した図16
(a)(b)及び図17(a)(b)と同様である。す
なわち、営業担当者とともに、預金役席、融資役席、支
店長なども表示画面を一人又は多人数で閲覧できるよう
になり、その顧客への効果的な営業促進活動を営業案内
係とともに行うことが出来るようになる。
【0121】次に、図17に示した構成では、ワイヤレ
スTA28に代えて、PHS公衆移動通信ネットワーク
を使用している。ここでの携帯端末75A〜75Cは、
前記した携帯端末29A〜29Cと同じものである。表
示内容も前記した図16(a)(b)及び図17(a)
(b)と同様である。営業担当者や預金役席、融資役
席、支店長などの営業活動も同様である。
【0122】この構成では、ワイヤレスTA28が不要
になり、その保守などが簡素化される。また、このPH
S公衆移動通信ネットワークを用いた方式では、顧客情
報の破壊を防止する必要がある。例えば、この顧客情報
の破壊として盗聴(通信経路上での悪意あるデータ取
得)、否認(通信相手先での通信の否定)、改造(通信
経路上での第三者による伝送データの改変)、なりすま
し(第三者が他人になりすましてデータ伝送を行う)が
ある。このため、慣用暗号系(conventional encryptio
n system)や公開鍵暗号化系(public key encryption
/RSA,MH)による顧客情報などの破壊防止対策を
とるのが好ましい。
【0123】また、PHS公衆移動通信ネットワークを
用いた方式では、携帯端末29A〜29Cから、直接営
業店管理MCIFシステム(データベース装置25及び
営業店MCIFサーバ26)を介しないでMCIFシス
テム(総合センタ通信システム1)への新たな顧客情報
の転送が可能である。この場合、MCIFシステム(総
合センタ通信システム1)にもPHS公衆移動通信方式
の通信接続端末を装備し、又は、フレームリレー網4を
PHS公衆移動通信ネットワークとゲートウェイ装置を
もって接続する構成とすれば良い。
【0124】以下、通信報知における画面表示以外の変
形例について説明する。前記した通信報知は、ワイヤレ
スTA28を通じて携帯端末29との間で図5に示すT
CP/IPリンクによる双方向通信によって実施され
る。したがって、携帯端末29における図3及び図4に
示したパームトップ端末62,65、小型汎用コンピュ
ータ61から営業活動で得られた新たな顧客情報を営業
店管理MCIFシステム(データベース装置25、営業
店MCIFサーバ26)に転送可能である。
【0125】また、前記した例では、通信報知として携
帯端末29での着信バイブレータ呼び出しを例示してい
るが、この他にも携帯端末29で音源ボード(音出力手
段)を搭載することによって、顧客の来店を通知する音
出力を行うことが出来る。また、振動による表示手段や
画面変化を行う処理手段などを設けることも出来る。
【0126】この場合、業務作業中の来客が容易に判明
する。また、表示画面で新たな来客の顧客欄がブリンク
(フラッシュ)するようにしても、その新たな顧客の来
客が容易に判明するようになる。また、携帯端末29
に、営業担当者から良く見える位置に発光ディスプレイ
を設けて、その表示報知を行うようにも出来る。
【0127】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の営業活動のための顧客の来店及び顧客情報の通信報知
方法、銀行通信システム及びプログラムによれば、顧客
情報を、通信回線網を通じて収集・配信側(総合センタ
通信システム)で収集かつ更新している。この収集した
顧客情報を営業店側(営業店通信システム)が取り込ん
で格納し、この銀行利用状況に基づいて、その顧客の来
店を顧客の銀行利用状況の情報とともに、営業店通信報
知システムを通じで営業担当側に報知している。
【0128】この結果、通信報知を受けた営業担当者や
管理者が即時に顧客に対面した効果的な営業促進活動を
行うことが出来るという効果がある。
【0129】さらに、本発明によれば、営業担当や管理
者による即時の営業促進活動を通じて、より精緻な顧客
の銀行利用状況の情報を収集し直すことが出来るように
なる。この結果、この新たな顧客の銀行利用状況の情報
に基づいて、次回に来店した顧客に、さらに効果的な営
業促進活動が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における構成を示す外観図
である。
【図2】 図1中のATMの要部構成例を示すブロック
図である。
【図3】 図1中の携帯端末構成の詳細及び変更例を説
明するための図である。
【図4】 図1中の携帯端末構成のさらに変更例を説明
するための図である。
【図5】 図1に示す構成の要部プログラム・プロトコ
ルスタックを説明するための図である。
【図6】 実施形態における総合センタ通信システムと
営業店通信システムとの間の処理内容を示す図である。
【図7】 実施形態にあって総合センタ通信システムと
営業店通信システムとの間の顧客情報のダウンロード及
びアップロード手順のフローチャートである。
【図8】 実施形態にあって営業店通信システムの顧客
情報の詳細なアップロード手順のフローチャートであ
る。
【図9】 図1中の営業店通信システムにおけるデータ
ベース装置の格納内容を説明するための図である。
【図10】 実施形態でのデータベース装置の詳細格納
内容を説明するための図である。
【図11】 実施形態にあってATMと営業店管理MC
IFシステムとの間の処理手順を示すフローチャート・
シーケンス図である。
【図12】 実施形態にあってATMと営業店管理MC
IFシステムとの間の処理を説明するためのブロック図
である。
【図13】 実施形態にあってサービス提供内容の具体
例を示す図である。
【図14】 実施形態での顧客の来店及び顧客情報を営
業部門などへの通信報知による営業促進活動を説明する
ための図である。
【図15】 実施形態にあって通信報知の処理手順を示
すフローチャートである。
【図16】 実施形態の通信報知における顧客情報の表
示内容を説明するための図である。 (a)顧客情報におけるセグメント化データの表示開始
状態を示す。 (b)顧客情報におけるセグメント化データを追加表示
する状態を示す。
【図17】 通信報知における顧客情報の他の表示内容
を説明するための図である。 (a)顧客情報におけるセグメント化データ全部の表示
状態を示す。 (b)顧客情報におけるセグメント化データのスクロー
ル表示状態を示す。
【符号の説明】
1 総合センタ通信システム 2 営業店通信システム 3 本店通信システム 4 フレームリレー網 11 管理サーバ 12 データベース装置 23,24,61 小型汎用コンピュータ 27 現金自動預払機(ATM) 28 ワイヤレスTA 29,29A〜29C,75A〜75C 携帯端末 33 本店MCIFクライアント 60 携帯電話機 62,65 パームトップ端末 64 送受信機 66 管理装置 71 デジタル移動電話回線網

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも現金自動預払機における銀行
    利用状況と氏名とを含む顧客情報を、収集・配信側の装
    置から営業店側の装置が取り込み、かつ、顧客の来店及
    び前記顧客情報を営業担当側の装置に通信報知する、営
    業活動のための顧客の来店及び顧客情報の通信報知方法
    にあって、 前記顧客情報を細分化した銀行利用状況及び氏名を含む
    複数の項目における情報内容を収集するステップと、 この収集した顧客情報を収集・配信側が営業店側に転送
    するステップと、 この収集・配信側から転送されてきた収集顧客情報を営
    業店側が取り込むステップと、 次に、顧客による前記現金自動預払機の使用開始を含む
    来店を営業店側の装置が認識した際に、取り込んで格納
    している該当する顧客情報を読み出すステップと、 前記顧客の来店情報及び該当する顧客情報を営業担当側
    の装置に通信報知するステップと、 この通信報知の後で得られた顧客ごとの新たな顧客情報
    を営業店側が収集・配信側に転送するステップと、 前記収集・配信側が、転送されて来た新たな顧客情報に
    現在格納している該当顧客情報を書き替えるステップ
    と、 を有することを特徴とする、営業活動のための顧客の来
    店及び顧客情報の通信報知方法。
  2. 【請求項2】 前記顧客情報を収集・配信側が営業店側
    に転送するステップにおいて、 予め設定された時刻に自動的に顧客情報を転送すること
    を特徴とする、請求項1記載の営業活動のための顧客の
    来店及び顧客情報の通信報知方法。
  3. 【請求項3】 前記顧客情報を収集・配信側が営業店側
    に転送するステップにおいて、 営業店側からの要求に応じて顧客情報を転送することを
    特徴とする、請求項1記載の営業活動のための顧客の来
    店及び顧客情報の通信報知方法。
  4. 【請求項4】 前記営業店側からの要求に応じて転送す
    る顧客情報が、 営業店側が指示した顧客のみの情報であることを特徴と
    する、請求項3記載の営業活動のための顧客の来店及び
    顧客情報の通信報知方法。
  5. 【請求項5】 前記収集・配信側が営業店側に転送する
    顧客情報は、 予め設定した項目における情報内容、又は格納している
    全部の項目における情報内容であることを特徴とする、
    請求項1記載の営業活動のための顧客の来店及び顧客情
    報の通信報知方法。
  6. 【請求項6】 前記顧客の来店情報及び該当する顧客情
    報を営業担当側の装置に通信報知するステップの後に、 現金自動預払機の表示画面に、顧客への営業担当がお伺
    いする旨の画面表示を行うステップを、さらに有するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の営業活動のための顧客
    の来店及び顧客情報の通信報知方法。
  7. 【請求項7】 前記通信報知後に得られた顧客ごとの新
    たな顧客情報が、 現金自動預払機の利用状況にかかる顧客ごとの情報、又
    は営業担当が顧客に接客した際に得られた情報を営業担
    当側の装置に入力した情報であることを特徴とする、請
    求項1記載の営業活動のための顧客の来店及び顧客情報
    の通信報知方法。
  8. 【請求項8】 前記通信報知を行う顧客が、 予め設定した特別な銀行取引状態の顧客であることを特
    徴とする、請求項1記載の営業活動のための顧客の来店
    及び顧客情報の通信報知方法。
  9. 【請求項9】 前記顧客の来店及び顧客情報の通信報知
    を営業担当側が移動状態で受け取り、又は椅子に座った
    状態を含む固定状態で受け取ることを特徴とする、請求
    項1記載の営業活動のための顧客の来店及び顧客情報の
    通信報知方法。
  10. 【請求項10】 前記通信報知の後で得られた顧客ごと
    の新たな顧客情報を営業店側が収集・配信側に転送した
    後に、 取り込んで格納している顧客情報及び前記新たな顧客情
    報を消去するステップを、さらに有することを特徴とす
    る、請求項1記載の営業活動のための顧客の来店及び顧
    客情報の通信報知方法。
  11. 【請求項11】 顧客来店時に少なくとも現金自動預払
    機での銀行利用状況と氏名とを含む顧客情報を通信報知
    する銀行通信システムにおいて、 顧客情報を細分化した銀行利用状況及び氏名を含む複数
    の項目における情報内容を収集し、かつ、転送するとと
    もに、現在格納している顧客情報を転送されて来た新た
    な該当顧客情報に書き替える総合センタ通信システム
    と、 前記総合センタ通信システムから転送されてきた収集顧
    客情報を取り込んで格納し、顧客による前記現金自動預
    払機の使用開始を含む顧客の来店を認識した際に、格納
    している該当顧客情報を読み出して通信報知を行い、か
    つ、この通信報知後に取り込んだ顧客ごとの新たな顧客
    情報を前記総合センタ通信システムに転送するととも
    に、格納している顧客情報及び前記新たな顧客情報を消
    去する営業店通信システムと、 前記営業店通信システムからの通信報知を受信して表示
    する営業店通信報知システムと、 を備えることを特徴とする銀行通信システム。
  12. 【請求項12】 前記総合センタ通信システム及び営業
    店通信システムが、双方向通信を実行するTCP/IP
    ネットワークに収容されることを特徴とする請求項11
    記載の銀行通信システム。
  13. 【請求項13】 前記営業店通信システムに、 微弱電波送信による通信報知を行う送信装置を備えるこ
    とを特徴とする請求項11記載の銀行通信システム。
  14. 【請求項14】 前記営業店通信報知システムに、 営業店通信システムからの微弱電波による通信報知を受
    信して表示する受信装置を備えることを特徴とする請求
    項11記載の銀行通信システム。
  15. 【請求項15】 前記営業店通信システムに、 通信報知のための微弱電波による双方向通信を行う通信
    装置を備えることを特徴とする請求項11記載の銀行通
    信システム。
  16. 【請求項16】 前記営業店通信報知システムに、 営業店通信システムからの微弱電波による双方向通信を
    行う通信装置を備えることを特徴とする請求項11記載
    の銀行通信システム。
  17. 【請求項17】 前記双方向通信装置が、 携帯電話機、及びこの携帯電話機に有線接続された実質
    的にコンピュータとして動作する携帯情報処理端末又は
    実質的に携帯が出来ない固定情報処理装置であることを
    特徴とする請求項16記載の銀行通信システム。
  18. 【請求項18】 前記双方向通信装置が、 携帯電話機及びこの携帯電話機に無線接続される無線回
    線接続装置を備えた実質的にコンピュータとして動作す
    る携帯情報処理端末であることを特徴とする請求項16
    記載の銀行通信システム。
  19. 【請求項19】 前記営業店通信システムに、有線によ
    る通信報知を行うための伝送装置を備え、かつ、営業店
    通信報知システムに、伝送装置からの通信報知を受信し
    て表示する情報処理装置を備えることを特徴とする請求
    項11記載の銀行通信システム。
  20. 【請求項20】 前記営業店通信システムに、 顧客情報を表示する画面表示手段とともに、音出力手
    段、振動表示手段、画面変化処理手段の少なくとも一つ
    を備えること特徴とする請求項11記載の銀行通信シス
    テム。
  21. 【請求項21】 前記通信報知のための微弱電波による
    双方向通信が、 構内無線通信ネットワーク又は公衆移動通信ネットワー
    クで実行されることを特徴とする請求項15又は16記
    載の銀行通信システム。
  22. 【請求項22】 前記総合センタ通信システム及び/又
    は営業店通信システムに対して、顧客情報の登録及び処
    理バージョンアップ設定を含む処理を実行するための本
    店通信システムを、さらに備えることを特徴とする請求
    項11記載の銀行通信システム。
  23. 【請求項23】 顧客情報を細分化した銀行利用状況及
    び氏名を含む複数の項目における情報内容を収集するス
    テップと、 この収集した情報内容を転送するステップと、 現在格納している顧客情報を、転送されて来た新たな該
    当顧客情報に書き替えるステップと、 の制御をコンピュータが実行することを特徴とするプロ
    グラム。
  24. 【請求項24】 転送されてきた収集顧客情報を取り込
    むステップと、 この取り込んだ顧客情報を格納するステップと、 顧客による現金自動預払機の使用開始を認識するステッ
    プと、 この使用開始を認識した際に、格納している該当顧客情
    報を読み出すステップと、 この読み出した顧客情報を通信報知するステップと、 この通信報知の後に取り込んだ顧客ごとの新たな顧客情
    報を転送するステップと、 格納している顧客情報及び前記新たな顧客情報を消去す
    るステップと、 の制御をコンピュータが実行することを特徴とするプロ
    グラム。
  25. 【請求項25】 通信報知を受信して表示するステップ
    の制御をコンピュータが実行することを特徴とするプロ
    グラム。
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JP2011134198A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 金融システム及び通信方法
JP2012164181A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Oki Electric Ind Co Ltd 来店通知システム、当該来店通知システムに用いる来店通知装置及び通知ルール管理装置、並びに、プログラム

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