JP2002278489A - 可搬式のぼり旗支持装置 - Google Patents

可搬式のぼり旗支持装置

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JP2002278489A
JP2002278489A JP2002035187A JP2002035187A JP2002278489A JP 2002278489 A JP2002278489 A JP 2002278489A JP 2002035187 A JP2002035187 A JP 2002035187A JP 2002035187 A JP2002035187 A JP 2002035187A JP 2002278489 A JP2002278489 A JP 2002278489A
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JP2002035187A
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Chinsho Cho
鎭 燮 張
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F17/00Flags; Banners; Mountings therefor
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量・コンパクトな状態で容易に持ち運びす
ることができる一方、大型サイズののぼり旗でも確実に
支持して、宣伝や目印としての効果を最大限に発揮させ
ることができる可搬式のぼり旗支持装置を提供する。 【解決手段】 水などを収納する空間部21を備えた支
持台1に、4本のパイプ部材51,53,55,57か
らなる伸縮ポール3を着脱可能に立設すると共に、伸縮
ポール3に挿入された管状部材101と前記支持台1の
間に支持材5,7,9,11を連結することにより補強
し、伸縮ポール3および該伸縮アーム3の先端部に回転
自在に取り付けた回転アーム13に、複数のフック材1
73および175を介してのぼり旗15を掛止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、各種商品
や店舗の広告や宣伝、各種イベントやレジャー施設の案
内、会場の目印などに、大型ののぼり旗を使用する場合
に、このようなのぼり旗を広げた状態に支持するための
旗竿状の掲示器具に係わり、さらに詳しくは、軽量・コ
ンパクトな状態で容易に持ち運びができる一方、大型サ
イズののぼり旗でも所望の場所にしっかりと保持して、
人目を集め、宣伝効果を高めることができる可搬式のぼ
り旗支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】広告・宣伝用のぼり旗は、一般に、ガソ
リンスタンドや、ディスカウントショップ、ファースト
フード店、コンビニエンスストア、テーマパークや遊園
地などのレジャー施設、自動車やモデルハウスを始めと
する各種の展示場、地域の運動会や祝祭行事などの各種
イベント、などの宣伝や案内、会場の目印等に広く使用
されている。
【0003】このようなのぼり旗は、建物の壁面に取り
付けたり、駐車場や道路際に専用の旗竿を設置して取り
付けたりする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物や
固定式の旗竿に取り付ける場合には、のぼり旗の大きさ
や設置場所が限定されたり、旗竿の数に限りがあったり
して、所望の大きさの旗を所望の数だけ取り付けること
ができず、十分に人目を集めることができず、宣伝効果
が十分に得られないことがないとは言えない。
【0005】特に、公園や広場、体育館や運動場など
で、短期的に行われる展示会やバザーなどのイベントの
場合には、そのイベントのためだけにのぼり旗を取り付
けるための設備を新設することは、費用の点で問題があ
る。また、ファミリーレストランやスーパーマーケット
のような恒久的施設においても、のぼり旗のデザインや
大きさを変えたり、のぼり旗の設置場所を変更させたり
することが宣伝効果を新鮮なものとする観点から望まし
いが、旗竿などの既存設備を移動させたり、新たに設置
したりするには、かなりの費用を要することになるとい
う問題点があり、このような問題点の解決が、広告媒体
としてのぼり旗、とりわけ大型ののぼり旗を用いる場合
の課題となっていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、広告媒体としてののぼり旗に
おける上記課題を解決すべくなされたものであって、軽
量・コンパクトな状態で容易に持ち運びすることがで
き、しかも大型サイズののぼり旗でも確実に支持して、
宣伝や目印としての効果を最大限に発揮させることがで
きる可搬式のぼり旗支持装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる可搬式の
ぼり旗支持装置は、液体もしくは紛粒体を収納可能な空
間部を有する支持台と、前記支持台に着脱自在に立設さ
れると共に、長さ方向に伸縮可能な伸縮ポールと、当該
伸縮ポールを伸長状態に保持する位置固定手段と、前記
伸縮ポールの外周部に挿入された管状部材と、前記支持
台と伸縮ポールに挿入された前記管状部材の間を着脱可
能に連結し、前記伸縮ポールを立設状態に保持する複数
の支持材と、前記伸縮ポールの上端部に着脱可能かつ回
転可能に支持された回転アームと、のぼり旗を係止する
鉤部を有し、前記伸縮ポールおよび回転アームに取り付
けられた複数のフック材を備えた構成としており、のぼ
り旗支持装置におけるこのような構成を上記課題を解決
するための手段としたことを特徴としている。
【0008】本発明に係わるのぼり旗支持装置の好適形
態としては、前記フック材が伸縮ポールに回転自在に取
り付けられている構成、前記伸縮ポールが内外径の異な
る複数のパイプ材からなり、隣接するパイプ材の内部に
順次収納されている構成、さらには前記伸縮ポールのパ
イプ材の内面に、該パイプ材の内側に位置するパイプ材
の外面に設けた突条または溝に係合してパイプ材の相対
回転を防止する溝または突条が長さ方向に沿って形成さ
れている構成としたことを特徴としている。
【0009】そして、本発明に係わるのぼり旗支持装置
の他の好適形態としては、前記位置固定手段がパイプ材
に形成された貫通孔と、該パイプ材の内側に位置するパ
イプ材の外面から突出付勢され、伸縮ポールの伸長状態
において前記貫通孔に嵌合する突出材からなるものであ
る構成とし、さらに前記貫通孔が複数個形成され、前記
突出材が複数の貫通孔のいずれかに選択的に嵌合する構
成としたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係わる可搬式のぼり旗支
持装置は、上記したように、支持台と、伸縮ポールと、
該伸縮ポールを伸長状態に保持する位置固定手段と、伸
縮ポールに嵌挿された管状部材と、前記支持台と管状部
材の間を着脱可能に連結する複数の支持材と、伸縮ポー
ルの先端部に取り付けられた回転アームと、のぼり旗を
前記伸縮ポールと回転アームに掛止する複数のフック材
からなるものであり、例えば、縦横寸法が3m×1mと
いうような大型ののぼり旗をも確実に支持して、遠くか
らでも容易に視認させることができ、宣伝効果、あるい
は目印効果が顕著なものとなる。一方、必要に応じて各
部品を分解し、伸縮ポールを縮小した状態では、軽量・
コンパクトなものとなり、保管や、搬送、移動が容易な
ものとなり、所望の場所に所望の数だけのぼり旗を立て
ることができるようになる。
【0011】すなわち、上記支持台は、搬送時には軽量
性を発揮する一方、使用時には、後述するのぼり旗を支
持する伸縮ポールや回転アームを立設状態に保持すると
共に、風によって移動したり、倒れたりしないだけの重
量を付与して、安定性を確保するために、空間部を備え
たタンク状の構造をなし、現地での使用に際して、当該
空間部に水のような液体や、砂や砂利のような粉粒体を
入れるようになっている。このとき、タンク部に収納す
る液体や粉粒体としては、現地での入手のし易さや、撤
収時の処分(廃棄)の容易さを考慮すると、水を用いる
のが最も一般的であるが、設置場所によっては、砂や砂
利などを用いることも可能である(例えば、海水浴場な
ど)。
【0012】当該支持台の材料としては、特に限定され
ないが、例えばポリエチレンを始めとする樹脂製のもの
がコスト、軽量性、耐久性の点から望ましい。なお、成
形法としては、例えばブロー成形を適用することができ
る。
【0013】伸縮ポールは、保管あるいは搬送時には縮
小状態とされ、使用時には上記支持台に立設されると共
に、後述する位置固定手段によって伸長状態に保持さ
れ、のぼり旗を支持する旗竿として機能する。
【0014】当該伸縮ポールは、例えば、スチールやア
ルミ合金からなる、互いに径の異なる複数のパイプ材か
ら構成し、三脚やアンテナのように隣接するパイプ材の
内部に順次収納することによって、縮小状態となる構造
を採用することが望ましく、このとき、パイプ材の内外
面に、互いに係合する溝および突条を形成して、パイプ
材の相対回転が生じないようにすることがさらに望まし
い。
【0015】位置固定手段は、上記伸縮ポールを伸長状
態に保持するためのものであって、ねじやピン、コレッ
ト機構などが適用できるが、内側パイプ材から突出付勢
された突出材と、外側パイプに形成した貫通孔からなる
ものとし、各パイプ材が十分に引き出された伸長状態に
おいて突出材が貫通孔に嵌合することにより、内外パイ
プ材の相対位置が決定されるような仕組みを採用するこ
とが望ましい。なお、このとき外側パイプ材に貫通孔を
複数個形成しておけば、当該伸縮ポールを任意の長さに
選択することができ、種々の寸法ののぼり旗に対応する
ことができるようになる。
【0016】支持材は、上記支持台による伸縮ポールの
立設構造を補強するためのものであって、支持台の例え
ば四隅と、伸縮ポールに嵌挿された管状部材の間に着脱
可能に連結される。なお、上記管状部材は、伸縮ポール
の支持材の長さに応じた位置に、遊嵌あるいは固定する
ことができる。
【0017】回転アームは、のぼり旗の上縁部を支持す
るものであって、上記伸縮ポールの上端部に着脱可能か
つ回転可能に支持され、のぼり旗を常に風向きに対して
平行に保持し、当該のぼり旗支持装置が風圧によって倒
れたり、移動したりするのを防止する。
【0018】フック材は、のぼり旗を上記伸縮ポールと
回転アームに掛止するためのものであって、風向きに応
じて回転アームおよびのぼり旗と共に移動するように、
上記伸縮ポールに回転自在に取り付けることが望まし
い。なお、回転アームに対しては、必ずしも回転する必
要はない。
【0019】
【実施例】以下に、本発明を図面に基づいてさらに具体
的に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例に係わる可搬式
のぼり旗支持装置の全体構造を示す斜視図であって、図
に示すのぼり旗支持装置は、支持台1と、該支持台1に
立設された伸縮ポール3と、該伸縮ポール3の上端部に
回転自在に連結された回転アーム13から主に構成さ
れ、これら伸縮ポール3と回転アーム13の間に、のぼ
り旗15を拡げた状態に支持するようになっている。
【0021】支持台1は、上記伸縮ポール3を鉛直状態
に支持するためのものであって、この実施例において
は、ブロー成形により成形されたポリエチレン製のもの
である。そして、当該支持台1は、重量を増して安定性
を向上させるために、図2および図3に示すように、例
えば水や砂などを内部に入れるための空間部21と、栓
17を備えている。
【0022】上記支持台1は、図3に示すように、伸縮
ポール3の下端部を受け入れるための挿入穴1aをその
中央部に備えており、該挿入穴1aの底部には、伸縮ポ
ール3の下端部(後述する第1パイプ材51の下端側開
口部)に嵌合されたブッシュ19に当接して伸縮ポール
3の位置決めとなる段差1bが形成されている。
【0023】また、支持台1には、その四隅、すなわち
図2におけるB部分に、図4に拡大して示すようなブラ
ケット31がそれぞれ固定されている。
【0024】すなわち、ブラケット31は、上記伸縮ポ
ール3を当該支持台1に立設状態に保持するための補強
手段である4本の支持材5、7、9、11の下端部を連
結するためのものであって、鉛直方向の突出部31aを
備え、ボルト、ナットにより支持台1の四隅に固定され
ている。そして、当該ブラケット31の突出部31aに
形成された連結孔31bに、前記支持材5(他の支持材
7、9、11についても同様)の下端部がコネクタ12
1を介して、ボルトおよびナットなどの締結具によって
連結されている。
【0025】そして、上記支持材5、7、9、11の上
端側は、図5に示すように、伸縮ポール3に嵌挿された
管状部材101に連結されている。
【0026】管状部材101は、後述する伸縮ポール3
の第1パイプ材51の外周部に摺動可能に嵌挿されてお
り、外周面に放射状に突出する4枚の連結板101a,
101b,101c,101d(図示せず)を備え、こ
れら連結板101a,101b,101c,101dに
形成した締結孔101e,101f,101g,101
h(図示せず)に、上記支持材11(他の支持材5、
7、9についても同様)の上端部がコネクタ123を介
して、ボルトおよびナットなどの締結具によって連結さ
れている。なお、これら支持材5、7、9、11につい
ては、軽量化およびコネクタ121,123との接合の
観点から、パイプ材を用いることが望ましい。
【0027】伸縮ポール3は、この実施例においては、
4本のパイプ材、すなわち下方側から第1パイプ材5
1、第2パイプ材53、第3パイプ材55および第4パ
イプ材57から構成されており、これらパイプ材はそれ
ぞれ異なる内外径を有し、下方側に隣接するパイプ材の
内部に順次収納されるようになっている。
【0028】図6および図7は、上記伸縮ポール3の第
1パイプ材51と第2パイプ材53間の連結構造を示す
斜視図および断面図である。なお、当該伸縮ポール3に
おいては、他のパイプ材、すなわち第2および第3パイ
プ材53および55の間、第3および第4パイプ材55
および57の間の連結についても基本的に同じ構造を有
している。
【0029】図において、第1パイプ材51には、その
内周面に、長さ方向に沿って案内溝51aおよび51b
が形成されており、当該第1パイプ材51の上端部に
は、フランジ71aおよび突起71b,71cを備えた
第1ブッシュ71が取り付けられ、突起71b,71c
がパイプ材51の案内溝51a、51bに嵌合し、フラ
ンジ71aが第1パイプ材51の上端縁に密接した状態
に固定されている。
【0030】第1パイプ材51の上方側に隣接する第2
パイプ材53は、第1パイプ材51の内部空間に収容さ
れると共に、第1パイプ材51の上端に取り付けられた
第1ブッシュ71の内周面に円滑に摺動できる程度の外
径寸法を有しており、内周面には、第1パイプ材51と
同様に、長さ方向に沿って案内溝53aおよび53bが
形成されている。
【0031】第2パイプ材53の下端部には、図7の断
面図に示すように、第1パイプ材51の内部、第1ブッ
シュ71の下方側において、内周側に突起73b,74
cを備えると共に、外周側に第1パイプ材51の内周面
に形成された案内溝51a,51bに係合する突条73
d,73eを備えた第2ブッシュ73が取り付けられ、
突起73b,74cが当該第2パイプ材53の案内溝5
3a,53bに嵌合した状態に固定されている。
【0032】すなわち、第1および第2ブッシュ71お
よび73が第2パイプ材53の第1パイプ材51からの
脱落を防止する抜け止めとして機能すると共に、第2パ
イプ材53の下端部に取り付けた第2ブッシュ73の突
条73dおよび73eが第1パイプ材51の案内溝51
aおよび51bに係合することによって、第2パイプ材
53が第1パイプ材51から引き出されるとき、あるい
は第1パイプ材51の内部に収納されるときに、第2パ
イプ材53が第1パイプ材51に対して回転することな
く直線的に移動するようになっている。
【0033】なお、第2パイプ材53の案内溝53a,
53bは、上記したように第2ブッシュ73の突起73
b,74cが嵌合すると共に、第3パイプ材55の下端
部に取り付けられた、図示しない第3ブッシュの突条が
係止する案内溝として機能し、第2パイプ材53に対す
る第3パイプ材55の回転が防止される。
【0034】また、第1パイプ材51の上端寄りの位置
には、貫通孔51cが形成されている一方、第2パイプ
材53の下端寄りの位置に形成された貫通孔からは、板
ばね93によって突出付勢された突出材91が出没する
ようになっており、第2パイプ材53が第1パイプ材5
1から引き出された状態において、当該突出材91が貫
通孔51cに嵌合して、第1パイプ材51に対して第2
パイプ材53の位置決めがなされるようになっている。
なお、同様の突出材91が第3および第4パイプ材55
および57の下端寄り位置に、同様の貫通孔53cおよ
び55c(図示せず)が第2および第3パイプ材53お
よび55の上端寄りの位置にそれぞれ形成してあり、こ
れら突出材および貫通孔によって伸縮ポール3を伸長状
態に保持するための位置固定手段が構成されている。
【0035】なお、当該実施例においては、突出材91
を付勢する手段として、板バネ93を用い他例を示した
が、これに限定されず、例えばコイルばねなどを用いる
こともできる。また、貫通孔51cをパイプ材51に1
個だけ形成した例を示したが、このような貫通孔をパイ
プ材の長さ方向に沿って複数個形成しておき、突出材9
1をこれら貫通孔のひとつに選択的に嵌合させるように
することによって、伸縮ポール3を任意の長さに調整す
ることができるようになり、種々のサイズののぼり旗に
対応することが可能になる。
【0036】伸縮ポール3の上端部、つまり最上段に位
置する第4パイプ材57の上端には、図8に示すよう
に、基端側に回転部材131を備えた回転アーム13が
回転可能に支持されている。この回転部材131は、樹
脂材からなり、円滑な回転状態を確保すべくインナー部
材132を介して第4パイプ材57の上端に取り付けら
れている。
【0037】回転アーム13は、この実施例において
は、アルミ合金製のパイプ材からなり、ほぼ水平面内で
回転するようになっており、当該パイプ材の先端開口部
にはエンドキャップ171が装着してある。そして、図
9に示すように、フック材として複数の固定リング17
3が取り付けてある。当該固定リング173は、図10
に示すように、回転アーム13に挿通されるリング本体
に、のぼり旗15を掛止するための鉤部を設けたもので
ある。
【0038】一方、伸縮ポール3には、図11に示すよ
うに、フック材として回転リング175が回転自在に取
り付けてある。当該回転リング175は、図12に示す
ように、上記固定リング173と同様、伸縮ポール3に
挿通されるリング本体と、のぼり旗15を掛止するため
の鉤部からなるものであるが、伸縮ポール3の外周面に
摺動して回転できるように、リング本体の内径が伸縮ポ
ール3の外径よりも若干大きめに形成してある。
【0039】次に、このような構造を有する可搬式のぼ
り旗支持装置の設置方法について説明する。
【0040】当該のぼり旗支持装置は、各構成部品、す
なわち支持台1、伸縮ポール3、支持材5,7,9,1
1、および回転アーム13がそれぞれ分解された状態、
あるいは少なくとも伸縮ポール3が縮小された状態で保
管され、設置場所への搬送がなされる。
【0041】設置場所、例えばイベント会場に搬送され
たのぼり旗支持装置においては、まず支持台1の栓17
が開けられ、その空間部21に例えば水が詰められる。
このとき状況によっては、水の代わりに砂や砂利などを
詰めることもできる。
【0042】次に、支持台1の中央部に形成されている
挿入穴1aにブッシュ19を嵌め込み、このブッシュ1
9に伸縮ポール3の下端部を結合する。なお、このとき
ブッシュ19を予め伸縮ポール3の下端部、すなわち第
1パイプ材51の下端部に取り付けておいてもよい。
【0043】そして、伸縮ポール3に管状部材101を
通し、支持台1の四隅に設けた各ブラケット31と、管
状部材101の連結板101a,101b,101c,
101d(図示せず)の間に支持材5,7,9,11を
取り付け、伸縮ポール3が支持台1に確実に立設される
ように補強する。
【0044】次いで、複数個の回転リング175を支持
台1の上に立てられた伸縮ポール3に通した後、当該伸
縮ポール3の上端、すなわち第4パイプ部材57の上端
部に、回転アーム13の回転部材131を結合すると共
に、当該回転アーム13に固定リング173を取り付け
る。なお、このとき、回転アーム13が伸縮ポール3か
ら抜け落ちないように、落下防止ワイヤなどの落下防止
措置を講じておくことが望ましい。
【0045】そして、伸縮ポール3の各パイプ材を引き
出し、各突出材91をそれぞれの貫通孔に嵌合させて伸
長状態にしたのち、あるいは縮小状態のままで、回転ア
ーム13に取り付けた固定リング173および伸縮ポー
ル3に回転可能に取り付けた回転リング175のフック
に、のぼり旗15の上端および側端縁に備えたアイレッ
トを係止する。このとき、伸縮ポール3の最も下側に取
り付けた回転リング175の直上位置には、のぼり旗1
5が風によって舞い上がらないように、当該回転リング
175の上方移動を防止するストッパーリングを取り付
けておくことが望ましい。
【0046】また、このとき、伸縮ポール3を伸長させ
る前にのぼり旗15を取り付け、上端側のパイプ材か
ら、すなわち第4パイプ材57、第3パイプ材55、第
2パイプ材53の順に伸長させていくようになすことに
よって、のぼり旗15が大型のものであっても、はしご
などによる高所作業を必要とすることなく、安全かつ容
易にのぼり旗15を取り付けることができる。
【0047】このようにして、組立てられ設置されたの
ぼり旗支持装置は、支持台1の空間部21に水を入れた
ことにより重量が増し、支持材5,7,9,11と共に
伸縮ポール3をしっかりと立設状態に保持しているの
で、風によって倒れたり、移動したりすることなく、大
型ののぼり旗15をも確実に支持することができ、宣伝
効果、目印効果を最大限に発揮させることができる。ま
た、上記と反対の手順によって、容易かつ速やかに分解
して、軽量・コンパクトなものとすることができるの
で、撤収、移動、搬送が簡単であり、繰返し使用ができ
ることから経済的なものとなる。
【0048】以上、本発明に係わる可搬式のぼり旗支持
装置を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのよう
な実施例のみに限定される訳ではなく、例えば図13に
示すように、複数の回転アーム13を取り付けることに
よって、2枚あるいはそれ以上ののぼり旗15を支持す
ることもでき、広告効果をさらに向上させることができ
る。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係わ
る可搬式のぼり旗支持装置は、水などを収納する空間部
を備えた支持台、該支持台に着脱自在に立設される伸縮
ポール、該伸縮ポールを伸長状態に保持する位置固定手
段、伸縮ポールに嵌挿された管状部材、前記支持台と管
状部材の間を着脱可能に連結する複数の支持材、伸縮ポ
ールの先端部に取り付けられた回転アーム、およびのぼ
り旗を前記伸縮ポールと回転アームに掛止する複数のフ
ック材からなるものであるから、設置状態においては、
支持台の空間部内に水などを入れることによって安定性
を確保することができ、風によって倒れたり、移動した
りすることなく、大型ののぼり旗をもしっかりと支持し
て、遠くからでも容易に視認させることができ、広告あ
るいは目印としての効果を発揮させることができる。一
方、各部品を分解した状態、あるいは伸縮ポールを縮小
した状態では、軽量・コンパクトなものとなり、保管ス
ペースを小さくすることができると共に、イベント会場
など所望の場所に容易に移動、搬送することができ、必
要な場所に必要な数だけ適切に設置することが可能で、
しかも何度も繰返し使用することができるので、経済的
にも有利なものとなるという極めて優れた効果がもたら
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる可搬式のぼり旗支持
装置の全体構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示したのぼり旗支持装置の支持台部分を
示す斜視図である。
【図3】図2に示した切断線A−Aについての縦断面図
である。
【図4】図2におけるB部の構造を詳細に示す拡大説明
図である。
【図5】図2に示した管状部材の拡大説明図である。
【図6】図1に示したのぼり旗支持装置における伸縮ポ
ールの連結構造を詳細に示す拡大説明図である。
【図7】図6に示した伸縮ポールの縦断面図である。
【図8】図1に示した伸縮ポールと回転アームとの連結
構造を示す部分断面図である。
【図9】図1に示したのぼり旗支持装置の回転アームを
示す斜視図である。
【図10】図9に示した回転アームに取り付けられた固
定リングの構造を示す拡大図である。
【図11】伸縮ポールへの回転リングの装着状態を示す
斜視図である。
【図12】図11に示した回転リングの構造を示す拡大
図である。
【図13】本発明に係わる可搬式のぼり旗支持装置にお
ける他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 支持台 3 伸縮ポール 5,7,9,11 支持材 13 回転アーム 15 のぼり旗 21 空間部 51a,51b,53a,53b 案内溝(溝) 73d,73e 突条 51c 貫通孔(位置固定手段) 91 突出材(位置固定手段) 101 管状部材 173 固定リング(フック材) 175 回転リング(フック材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体もしくは紛粒体を収納可能な空間部
    を有する支持台と、 前記支持台に着脱自在に立設されると共に、長さ方向に
    伸縮可能な伸縮ポールと、 当該伸縮ポールを伸長状態に保持する位置固定手段と、 前記伸縮ポールの外周部に挿入された管状部材と、 前記支持台と伸縮ポールに挿入された前記管状部材の間
    を着脱可能に連結し、前記伸縮ポールを立設状態に保持
    する複数の支持材と、 前記伸縮ポールの上端部に着脱可能かつ回転可能に支持
    された回転アームと、 のぼり旗を係止する鉤部を有し、前記伸縮ポールおよび
    回転アームに取り付けられた複数のフック材を備えたこ
    とを特徴とする可搬式のぼり旗支持装置。
  2. 【請求項2】 前記フック材が伸縮ポールに回転自在に
    挿入されていることを特徴とする請求項1記載の可搬式
    のぼり旗支持装置。
  3. 【請求項3】 前記伸縮ポールが内外径の異なる複数の
    パイプ材からなり、隣接するパイプ材の内部に順次収納
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の可
    搬式のぼり旗支持装置。
  4. 【請求項4】 前記伸縮ポールのパイプ材の内面に、該
    パイプ材の内側に位置するパイプ材の外面に設けた突条
    または溝に係合してパイプ材の相対回転を防止する溝ま
    たは突条が長さ方向に沿って形成されていることを特徴
    とする請求項3記載の可搬式のぼり旗支持装置。
  5. 【請求項5】 前記位置固定手段は、パイプ材に形成さ
    れた貫通孔と、該パイプ材の内側に位置するパイプ材の
    外面から突出付勢され、伸縮ポールの伸長状態において
    前記貫通孔に嵌合する突出材からなるものであることを
    特徴とする請求項4記載の可搬式のぼり旗支持装置。
  6. 【請求項6】 前記貫通孔が複数個形成され、前記突出
    材が複数の貫通孔のいずれかに選択的に嵌合することを
    特徴とする請求項5記載の可搬式のぼり旗支持装置。
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