JP2002277770A - 光路切換装置および光路切換方法 - Google Patents

光路切換装置および光路切換方法

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JP2002277770A
JP2002277770A JP2001075126A JP2001075126A JP2002277770A JP 2002277770 A JP2002277770 A JP 2002277770A JP 2001075126 A JP2001075126 A JP 2001075126A JP 2001075126 A JP2001075126 A JP 2001075126A JP 2002277770 A JP2002277770 A JP 2002277770A
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light receiving
optical path
path switching
switching device
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JP2001075126A
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Noriaki Nagahata
紀明 永幡
Junji Miyake
淳司 三宅
Masahiro Oikawa
正尋 及川
Junichi Nakano
淳一 中野
Hiroshi Miyajima
博志 宮島
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Olympus Corp
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Olympus Optical Co Ltd
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の光ファイバからの信号を分配するメカ
ニカル光スイッチにおいては、光軸を高精度で一致させ
る手段と機械的な移動を行う駆動機構を組み合わせて使
用するため、構造上装置が複雑化するという問題があっ
た。また構造が複雑になると、環境変動などにより長期
的には特性が変動しやすいという問題もあった。 【解決手段】 本発明の光路切換装置は、複数の光源の
発光面を一直線に沿って配列した光源アレイと、この光
源アレイからの光を受光するように前記発光面に対向さ
せた受光手段の受光面を前記直線に平行に移動させる駆
動機構と、前記各光源からの出射光が受光手段に入射す
る光量を最大にするように前記駆動機構を制御する制御
手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信あるいは光
接続の分野において用いられる光路切換装置、とくに光
スイッチ、光モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】光信号の伝達経路において、伝達経路の
切り換えは必須の機能である。例えば、複数の伝達経路
からの光信号を選択して新たな経路に切り換える光スイ
ッチ機能、各経路の状態を監視する光モニタ機能等があ
る。このような目的のため、対向する光ファイバ端面を
互いに移動させて光路を切り換える方式のメカニカル光
スイッチは、構造が簡単であり、低挿入損失、小型化等
の特徴を有しており、これまでに多くの構成が提案され
ている。
【0003】例えば、特開平11-295623号公報には、複
数の送信側光ファイバを配列し、この配列に沿って受光
側光ファイバを移動させ、位置決め後、損失を抑えるた
めに光ファイバ端面をお互いに押し当てる押圧機構が開
示されている。移動、押圧とも超音波リニアモータによ
って行い、受光側光ファイバの停止位置はコンピュータ
により制御している。
【0004】また、特開平7-72398号公報に示されるよ
うに、光ファイバをV溝(断面がV字状の溝)に固定す
ることによって、切換え後の位置精度を向上する方法が
知られている。複数の光ファイバをV溝に固定してお
き、これらに対向する光ファイバを駆動機構によってV
溝間を移動させることによって光路を切り換える。
【0005】また、特開平8-50253号公報には、複数の
光ファイバを円柱表面上に配列し、この円柱をステップ
モータによって回転させることにより、対向する1本の
光ファイバと結合させる光スイッチも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数の光ファイバから
の信号を分配するメカニカル光スイッチにおいては、送
信側光ファイバと受信側光ファイバを低結合損失で光学
的に結合させる必要がある。すなわち切換え動作後、送
受信側光ファイバの光軸を一致させる機構が必要とされ
る。光軸を高精度で一致させるためには、上述のように
V溝構造の固定治具や位置合わせ用のマーカなどが一般
に使用される。これらと機械的な移動を行う駆動機構を
組み合わせて使用するため、構造上装置が複雑化すると
いう問題があった。また構造が複雑になると、環境変動
などにより長期的には特性が変動しやすいという問題も
ある。このため光ファイバ端面の押し当てなど特別な機
構を加える必要が生じ、さらに構造が複雑化する場合も
ある。
【0007】また、V溝を用いた構造の光スイッチで
は、切換えを行う際、光ファイバを一旦V溝から浮かせ
て移動させる必要があり、高速での切換えが容易でな
い。移動後、端面の押し当てる動作も高速切換えには適
していない。本発明の目的は、上記の問題に鑑み、構造
が簡単で高速で切換えが可能であり、環境変動に対して
も特性が安定な光スイッチ、光モニタ等の光路切換装置
および光路切換方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の光路切換装置の第1の態様は、複数の光源
の発光面を一直線に沿って配列した光源アレイと、この
光源アレイからの光を受光するように前記発光面に対向
させた受光手段の受光面を前記直線に平行に移動させる
駆動機構と、前記各光源からの出射光が受光手段に入射
する光量を最大にするように前記駆動機構を制御する制
御手段とを有する。
【0009】光源アレイは光ファイバアレイの端面、コ
リメータレンズアレイの端面、もしくは発光素子アレイ
である。また受光手段は光ファイバの端面、コリメータ
レンズの端面、もしくは半導体受光素子である。
【0010】また、駆動機構は、発光面が配列された直
線に平行に配設したガイドレールと、このガイドレール
上を移動可能な受光手段を搭載した架台と、この架台を
制御手段からの制御信号にしたがって移動させる駆動部
とからなる。
【0011】上記の構成からなる光路切換装置の光路切
換方法はつぎのステップからなる。すなわち、受光面の
位置を制御する制御装置に選択する光路を指定する指示
信号を入力する第1のステップ、前記信号に対応して前
記制御装置が有する記憶装置から駆動装置の仮停止位置
情報を読み出し、前記仮停止位置情報にしたがって受光
手段を搭載した架台を所定の位置まで移動させる第2の
ステップ、前記所定の位置において受光手段が受光する
光信号の強度を計測し、該強度が増大する方向に架台を
所定距離移動させる第3のステップ、移動後の新たな位
置において第3のステップと同様の動作を終了指令があ
るまで繰り返す第4のステップである。
【0012】本発明の光路切換装置の第2の態様は、前
記複数の受光手段の受光面を一直線に沿って配列した受
光手段アレイと、該受光手段アレイに光を入射するよう
に前記受光面に対向させた光源の発光面を前記直線に平
行に移動させる駆動機構と、前記光源からの出射光が各
受光手段のいずれかに入射する光量が最大になるように
前記駆動機構を制御する制御手段とを有する
【0013】受光手段アレイは光ファイバアレイの端
面、コリメータレンズアレイの端面、もしくは半導体受
光素子アレイである。また光源は光ファイバの端面、コ
リメータレンズの端面、もしくは発光素子である。
【0014】また、駆動機構は、受光面が配列された直
線に平行に配設したガイドレールと、このガイドレール
上を移動可能な光源を搭載した架台と、この架台を制御
手段からの制御信号にしたがって移動させる駆動部から
なる。
【0015】上記の構成からなる光路切換装置の光路切
換方法はつぎのステップからなる。すなわち、発光面の
位置を制御する制御装置に選択する光路を指定する指示
信号を入力する第1のステップ、前記信号に対応して前
記制御装置が有する記憶装置から駆動装置の仮停止位置
情報を読み出し、前記仮停止位置情報にしたがって光源
を搭載した架台を所定の位置まで移動させる第2のステ
ップ、前記所定の位置において指定された光路に該当す
る受光手段が受光する光信号の強度を計測し、該強度が
増大する方向に架台を所定距離移動させる第3のステッ
プ、移動後の新たな位置において第3のステップと同様
の動作を終了指令があるまで繰り返す第4のステップで
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を具体的
に説明する。図1は本発明の光路切換装置の第1の構成
例を示している。光信号を伝達する複数の光ファイバ1
0−1〜10−nの端部にそれぞれ屈折率分布型ロッド
レンズ12−1〜12−nの一方の端面に結合し、各ロ
ッドレンズ他方の端面16から平行光100を取り出す
ようにしたコリメータアレイ50が形成されている。各
ロッドレンズ12−1〜12−nの光出射端面16は1
直線40上に配列固定されている。一方、このコリメー
タアレイ50の光出射端面16に対向して、他のロッド
レンズ22と光ファイバ20からなる1組の受光側コリ
メータ52を配置し、上記各ロッドレンズ12−1〜1
2−nの光出射端面16からの平行光100をそれぞれ
入射できるように移動機構60を設ける。
【0017】上記光源側ロッドレンズ12−1〜12−
nの光出射端面16に対して、受光側ロッドレンズ22
の光入射端面26は常に一定距離を保って平行に移動で
きるように配置する。具体的には光源側ロッドレンズ1
2−1〜12−nの光出射端面16が配列された直線4
0に平行になるようにガイドレール62を設け、そのガ
イドレール62上を摺動可能な架台64に受光側コリメ
ータ52を搭載させる。受光側コリメータ52は光源側
コリメータアレイ50からの平行光100を入射できる
ようにその方向を調整する。架台64はそれを固定した
ボールネジ66をステップモータ68によって回転させ
ることによって移動させる。
【0018】この駆動機構は、外部制御信号によって架
台の位置が制御できるものであればよく、超音波リニア
モータ、ボイスコイルモータ等を用いることができる
が、高速移動が可能で回転または移動距離精度の優れた
ものが望ましい。以上の構成では、駆動機構は直線的な
移動を司るだけでよいため、複雑な可動部分がなく、小
型で軽量な装置が実現できる。
【0019】上記構成における光路切換方法についてつ
ぎに説明する。まず光源側の各コリメータと、ガイドレ
ール62上を移動する受光側コリメータ52の光軸がそ
れぞれすべて一致できるようにガイドレール62の方向
と位置を調整する。初めに例えば中央部の光源側コリメ
ータの1つからの出射光を受光側コリメータが受光でき
る位置を原点とする。この原点に対する各コリメータの
位置座標を上記ステップモータ68の駆動制御用コンピ
ュータ90の記憶装置に記憶させる。この位置は機械的
な設計値とする。
【0020】以上の準備により、制御用コンピュータ9
0に受光側コリメータ52を移動させたい光源側コリメ
ータの位置を指示信号82として入力すれば、受光側コ
リメータ52を搭載した架台64は指定された位置まで
移動し、所定の光源側コリメータから出射される光はあ
る程度受光側コリメータ52に入射するようになる。初
めに位置座標を定める際、光源側各コリメータと受光側
コリメータ52を実際に光学的に最適な状態で結合させ
て座標を決定すれば、それだけでかなりよい結合特性を
得ることができる。しかし可動部をもつ光路切換機構は
環境の変化等に影響され、経時的に特性が劣化する場合
がある。
【0021】このような経時的変化を防止するため、本
発明ではさらにつぎのような制御機構を付加する。受光
側コリメータ52に入射する光信号強度を測定するた
め、受光側コリメータの光ファイバ20を伝搬する光の
一部を光ファイバカプラ24によって分岐し、光強度測
定用の受光素子26に入射し、光信号強度を電気信号に
変換する。
【0022】制御の流れはつぎの通りである。図3に流
れ図を示す(各ステップは以下の説明と番号を一致させ
て示してある)。 1.制御用コンピュータ90に選択する光路を指定する
指示信号82を入力する。 2.コンピュータ90は指示信号82に対応して、予め
記憶装置(図示しない)に記憶させた受光側コリメータ
52の仮停止位置情報を読み出し、受光側コリメータ5
2を搭載した架台64を所定の位置まで移動させる制御
信号80をステップモータ68に対して出力する。 3.前記所定の位置に受光側コリメータ52が仮停止位
置へ移動した後、受光側コリメータ52が受光する光信
号強度を測定し、その情報84を記憶装置に入力し記憶
させる。 4.コンピュータ90は受光側コリメータ52を所定距
離移動させる制御信号80を出力する。 5.受光側コリメータ52が所定距離移動した後、受光
側コリメータ52が受光する光信号の強度を計測し、そ
の情報84を記憶装置に入力し記憶させる。 6.コンピュータ90はその結果を記憶装置に記憶され
ている前回の光信号強度と比較し、比較結果に従って受
光側コリメータ52の移動方向を決定する。 7.ここで処理の終了指令があるか判断し、あれば終了
する。 8.終了指令がなければ、コンピュータ90は6の結果
に従って、移動方向および所定の移動距離を指定した制
御信号80を出力し、処理を5へ戻す。
【0023】以上ような制御プロセスにより駆動機構に
経時的変化が生じても、受光側コリメータ52は常に光
源側コリメータに対して最適位置に近づくよう制御され
る。すなわち本発明では電気信号による制御で光結合の
最適化を図るため、位置決めのための高精度部材等が必
要なく、簡単な構成の装置が実現できる。また、経時的
な変動に対しても常に安定な特性が維持できる。
【0024】上記の実施例ではコリメータレンズとして
屈折率分布型ロッドレンズを使用した。このレンズは形
状が円柱状であり、焦点位置をレンズ長によって設定で
きるなどコリメータ用として優れた特徴をもつ。しか
し、他のレンズ、例えば均質材料からなる球面レンズ、
非球面レンズを用いてコリメータを構成してもよい。レ
ンズへの入射光は光ファイバから伝達されるものに限ら
れず、発光素子から直接入射してもよい。
【0025】さらにコリメータの構成をとらず、光ファ
イバ端面からの出射光、発光素子の出射光をそのまま光
源アレイとして用いてもよい。この場合、出射光は発散
するので、受光手段の受光面を発光面に充分近づけて配
置する必要がある。受光側コリメータにおいては、受光
した光を光ファイバに導かずに、受光素子上に集光し入
射してもよい。さらに受光側もコリメータの構成をとら
ず、受光素子や光ファイバ端面に光源アレイからの光を
直接入射するような構成をとってもよい。
【0026】光強度測定用分岐は光ファイバカプラに限
らず、光ファイバからの漏出光を用いるなどの手段を用
いてもよいが、後続の系へ信号をさらに伝搬させる構成
の場合は、損失が大きい方法は望ましくない。
【0027】図2は本発明の光路切換装置の第2の構成
例を示している。この構成例は基本的に第1の構成例に
対して光の入出射方向を逆にしたものである。光信号を
伝達する複数の光ファイバ120−1〜120−nの端
部にそれぞれ屈折率分布型ロッドレンズ122−1〜1
22−nを結合し、ロッドレンズ他端から平行光100
を取り込むようにしたコリメータ152が受光手段とし
て形成されている。各ロッドレンズ122−1〜122
−nの光入射端面126は1直線140上に配列固定さ
れている。
【0028】一方、このコリメータアレイ152の光入
射端面126に対向して、他のロッドレンズ112と光
ファイバ110からなる1組の光源用コリメータ150
を配置し、上記各ロッドレンズ122−1〜122−n
の光入射端面126に平行光100をそれぞれ入射でき
るように移動機構60を設ける。上記受光側ロッドレン
ズ122−1〜122−nの光入射端面126に対して
光源側ロッドレンズ112の光出射端面116は常に一
定距離を保って平行に移動させるように配置する。具体
的には受光側ロッドレンズ122−1〜122−nの光
出射端面126が配列された直線140に平行になるよ
うにガイドレール62を設け、そのガイドレール62上
を摺動する架台64に光源側コリメータ150を搭載さ
せる。駆動機構、光路切換方法については第1の構成例
と同様である。
【0029】光源側コリメータ150を最適位置に移動
させる制御機構も基本的には第1の構成例と同様である
が、つぎの点が異なる。受光側コリメータに入射する光
信号強度を測定するため、受光側コリメータアレイ15
2のそれぞれの光ファイバ120−1〜120−nに光
ファイバカプラ124−1〜124−nと測定用受光素
子126−1〜126−nを設ける。制御用コンピュー
タ90に入力される指示信号82は架台64の仮停止位
置を指定するとともに、その位置に対応した受光素子1
26−1〜126−nのいずれかを指定して光信号強度
を測定する必要がある。受光素子126−1〜126−
nの出力信号線184は図では省略して1本しか描いて
いないが、各受光素子からそれぞれ接続する必要があ
り、n本必要である。
【0030】制御の流れはつぎの通りである。 1.制御用コンピュータ90に選択する光路を指定する
指示信号82を入力する。 2.コンピュータ90は指示信号82に対応して、予め
記憶装置(図示しない)に記憶させた光源側コリメータ
150の仮停止位置情報を読み出し、光源側コリメータ
150を搭載した架台64所定の位置まで移動させる制
御信号80をステップモータ68に対して出力する。 3.前記所定の位置に光源側コリメータ150が移動し
た後、コンピュータ90は対応する受光素子を選択し、
受光側コリメータが受光する光信号の強度情報184を
記憶装置に入力し記憶させる。 4.コンピュータ90は光源側コリメータ150を所定
距離移動させる制御信号80を出力する。 5.光源側コリメータ150の移動後、対応する受光側
コリメータが受光する光信号の強度を計測し、コンピュ
ータ90はその結果を記憶装置に記憶されている前回の
光信号強度と比較し、比較結果に従って光源側コリメー
タ150の移動方向を決定する。 6,計測した光信号強度の情報を前回の情報と置き換え
て記憶装置に記憶する。 7.コンピュータ90は5の結果に従って、移動方向お
よび所定の移動距離を指定した制御信号80を出力す
る。 8.5および6のステップと同様の動作を終了指令があ
るまで繰り返す。
【0031】以上の制御プロセスにより第1の構成例の
場合と同様な効果が得られる。コリメータに用いるレン
ズやその他の光学系についても、第1の構成例同様の変
形が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機械的な構成が簡単で小型、軽量の光路切換装置が実現
できる。また本発明の光路切換方法によれば、装置の光
学性能を長期的に安定に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光路切換装置の第1の態様を示す構成
図である。
【図2】本発明の光路切換装置の第2の態様を示す構成
図である。
【図3】本発明の第1の態様における制御の流れ図であ
る。
【符号の説明】 10、20、110,120 光ファイバ 12、22、112,122 屈折率分布型ロッドレン
ズ 24、124 光ファイバカプラ 26、126 受光素子 50、152 コリメータアレイ 52、150 コリメータ 60 駆動機構 62 ガイドレール 64 架台 66 ボールネジ 68 ステップモータ 90 制御用コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 淳司 大阪府大阪市中央区北浜4丁目7番28号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 及川 正尋 大阪府大阪市中央区北浜4丁目7番28号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 中野 淳一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 宮島 博志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H041 AA14 AB19 AC01 AZ01 AZ05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光源のいずれかからの出射光を、受
    光手段を移動させて受光する手段を有する光路切換装置
    において、 前記複数の光源の発光面を一直線に沿って配列した光源
    アレイと、該光源アレイからの光を受光するように前記
    発光面に対向させた受光手段の受光面を前記直線に平行
    に移動させる駆動機構と、前記各光源からの出射光が受
    光手段に入射する光量を最大にするように前記駆動機構
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする光路切
    換装置。
  2. 【請求項2】一光源を移動させ、その出射光を複数の受
    光手段のいずれかに入射させる手段を有する光路切換装
    置において、 前記複数の受光手段の受光面を一直線に沿って配列した
    受光手段アレイと、該受光手段アレイに光を入射するよ
    うに前記受光面に対向させた光源の発光面を前記直線に
    平行に移動させる駆動機構と、前記光源からの出射光が
    各受光手段のいずれかに入射する光量が最大になるよう
    に前記駆動機構を制御する制御手段とを有することを特
    徴とする光路切換装置。
  3. 【請求項3】前記光源アレイが光ファイバアレイの端面
    であることを特徴とする請求項1に記載の光路切換装
    置。
  4. 【請求項4】前記光源アレイがコリメータレンズアレイ
    の端面であることを特徴とする請求項1に記載の光路切
    換装置。
  5. 【請求項5】前記光源アレイが発光素子アレイであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光路切換装置。
  6. 【請求項6】前記受光手段が光ファイバ端面であること
    を特徴とする請求項1に記載の光路切換装置。
  7. 【請求項7】前記受光手段がコリメータレンズ端面であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光路切換装置。
  8. 【請求項8】前記受光手段が半導体受光素子であること
    を特徴とする請求項1に記載の光路切換装置。
  9. 【請求項9】前記光源が光ファイバ端面であることを特
    徴とする請求項2に記載の光路切換装置。
  10. 【請求項10】前記光源がコリメータレンズ端面である
    ことを特徴とする請求項2に記載の光路切換装置。
  11. 【請求項11】前記光源が発光素子であることを特徴と
    する請求項2に記載の光路切換装置。
  12. 【請求項12】前記受光手段アレイが光ファイバアレイ
    の端面であることを特徴とする請求項2に記載の光路切
    換装置。
  13. 【請求項13】前記受光手段アレイがコリメータレンズ
    アレイの端面であることを特徴とする請求項2に記載の
    光路切換装置。
  14. 【請求項14】前記受光手段アレイが半導体受光素子ア
    レイであることを特徴とする請求項2に記載の光路切換
    装置。
  15. 【請求項15】前記駆動機構が、発光面が配列された直
    線に平行に配設したガイドレールと、該ガイドレール上
    を移動可能な受光手段を搭載した架台と、該架台を制御
    手段からの制御信号にしたがって移動させる駆動部から
    なることを特徴とする請求項1に記載の光路切換装置。
  16. 【請求項16】前記駆動機構が、受光面が配列された直
    線に平行に配設したガイドレールと、該ガイドレール上
    を移動可能な光源を搭載した架台と、該架台を制御手段
    からの制御信号にしたがって移動させる駆動部からなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の光路切換装置。
  17. 【請求項17】複数の光源の発光面を一直線に沿って配
    列し、前記発光面に対向した受光手段の受光面を前記直
    線に平行に移動させる光路切換方法において、 受光面の位置を制御する制御装置に選択する光路を指定
    する指示信号を入力する第1のステップと、前記制御装
    置が前記指示信号に対応して、予め記憶装置に記憶させ
    た受光面の仮停止位置情報を読み出し、受光面を所定の
    位置まで移動させる制御信号を出力する第2のステップ
    と、前記所定の位置に受光面が移動後、該受光面が受光
    する光信号の強度を計測し記憶装置に記憶させる第3の
    ステップと、受光面を所定距離移動させる制御信号を出
    力する第4のステップと、受光面の移動後、該受光面が
    受光する光信号の強度を計測し、記憶装置に記憶されて
    いる前回の光信号強度と比較し、比較結果に従って受光
    面の移動方向を決定する第5のステップと、移動方向お
    よび所定の移動距離を指定した制御信号を出力する第6
    のステップと、第5および第6のステップと同様の動作
    を終了指令があるまで繰り返す第7のステップとからな
    ることを特徴とする光路切換方法。
  18. 【請求項18】複数の受光手段の受光面を一直線に沿っ
    て配列し、前記受光面に対向した光源の発光面を前記直
    線に平行に移動させる光路切換方法において、 発光面の位置を制御する制御装置に選択する光路を指定
    する指示信号を入力する第1のステップと、前記制御装
    置が前記指示信号に対応して、予め記憶装置に記憶させ
    た発光面の仮停止位置情報を読み出し、発光面を所定の
    位置まで移動させる制御信号を出力する第2のステップ
    と、前記所定の位置に発光面が移動後、指定された受光
    手段の受光面が受光する光信号の強度を計測し記憶装置
    に記憶させる第3のステップと、発光面を所定距離移動
    させる制御信号を出力する第4のステップと、発光面の
    移動後、前記受光面が受光する光信号の強度を計測し、
    記憶装置に記憶されている前回の光信号強度と比較し、
    比較結果に従って発光面の移動方向を決定する第5のス
    テップと、移動方向および所定の移動距離を指定した制
    御信号を出力する第6のステップと、第5および第6の
    ステップと同様の動作を終了指令があるまで繰り返す第
    7のステップとからなることを特徴とする光路切換方
    法。
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