JP2002277396A - 発光検出装置 - Google Patents

発光検出装置

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JP2002277396A
JP2002277396A JP2001078180A JP2001078180A JP2002277396A JP 2002277396 A JP2002277396 A JP 2002277396A JP 2001078180 A JP2001078180 A JP 2001078180A JP 2001078180 A JP2001078180 A JP 2001078180A JP 2002277396 A JP2002277396 A JP 2002277396A
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JP2001078180A
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Yoshiaki Hata
良彰 秦
Yasuhiro Santo
康博 山東
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集光効率を向上し、装置の小型化、低コスト
化を図ることができる発光検出装置を提供する。 【解決手段】 発光物を保持する発光物反応生成物保持
部材20が配置される発光部と、発光部の一側に配置さ
れ、光を検出する光検出素子8と、発光部と光検出素子
8との間に配置され、発光部から一側に向けて発光され
た光束300,302の少なくとも一部を、大略、光検
出素子8の受光面Rに集光する、第1の集光手段15
と、発光部の一側とは反対側の他側に配置され、発光部
から他側に向けて発光された光束310,312の少な
くとも一部を、一側に向けて反射する凹面鏡12と、凹
面鏡12で反射された光束の少なくとも一部を、大略、
光検出素子8の受光面Rに集光する、第2の集光手段1
5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光検出装置に関
し、例えば化学的、生物学的な反応生成物からの光エネ
ルギーを光学的に測定する発光検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血液凝固検査、免疫学的検査、生
化学的検査、遺伝子検査等の化学的、生物学的な反応を
行い、反応生成物からの光エネルギーを光学的に測定す
ることで、対象物質の検出や測定を行う発光検出装置が
種々提案されている。
【0003】例えば、免疫血清検査装置であるビオメリ
ュー社製のミニバイダス・システムは、複数の液たまり
(ウエル)に試薬や洗浄液をプリパックした試薬ストリッ
プ上で免疫反応を行い、最終のウエルにパックされた基
質液で蛍光酵素反応を行い蛍光物質を生成する。蛍光の
測定は、基質液ウエルの45度下方から、キセノンラン
プからの励起光を導入し、励起光と90度の方向に放射
される蛍光のみをフォトダイオードで受光して行う。こ
の装置では、集光効率を上げる工夫は、特にしていな
い。
【0004】特開2000−19114号公報に開示さ
れた微弱蛍光検出法および微弱蛍光検出装置は、キャピ
ラリー内のサンプルからの蛍光を球形や楕円球の反射鏡
で反射させ、測定開口を凹レンズ形状にして光センサー
に導く。この検出方向および検出装置は反射屈折系のみ
の構成であり、反射鏡を介さない屈折系での集光効率の
向上はない。
【0005】特開平10―90181号公報に開示され
た試料分析装置は、試料からの蛍光を、集光反射鏡、凹
レンズ、円錐台状の収束光学素子、凹面鏡を介してセン
サーに導く。反射屈折系のみの構成であり、反射鏡を介
さない屈折系での集光効率の向上はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、マイ
クロマシン技術を応用して、化学分析や合成などの機器
・手法を微細化して行うμ−TAS(μ−Total
Analysis System)が注目されている。
従来の装置に比べ微細化されたμ−TASでは試料の量
が少ない、反応時間が短い、廃棄物が少ないなどのメリ
ットがある。また、医療分野に使用した場合、検体(血
液)の量を少なくすることで患者への負担を軽減でき、
試薬の量を少なくすることで検査のコストを下げること
ができる。さらに、検体・試薬の量が少ないことから反
応時間が大幅に短縮され検査の効率化が図れる。このよ
うなことから、免疫学的検査、生化学的検査、遺伝子検
査等に応用する価値は大きい。また、検体・試薬量が減
るので血液凝固検査にも応用できる。
【0007】しかし、例えば抗原・抗体反応を蛍光で検
出するような場合、検体の量が多いと検出すべき光の量
は多いが、検体の量が滅ると検出すべき光の量も減り、
反応を捕らえるのが困難になってくる。マイクロチップ
のような微小な流路内での反応を検出する場合、検体量
が少ないため検出光が足りなく、検出感度が低下してし
まう。フォトマルチプライヤーや冷却CCDなどの大掛
かりな装置を用いれば検出感度を上げることはできる
が、それでは反応検出装置が大きくなってしまい、また
高価な物になってしまう。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする技
術的課題は、集光効率を向上し、装置の小型化、低コス
ト化を図ることができる発光検出装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の発
光検出装置を提供する。
【0010】発光検出装置は、発光部と、光検出素子
と、第1の集光手段と、凹面鏡と、第2の集光手段とを
備える。上記発光部には、光を発光する発光物を保持す
る発光物保持部材が配置される。上記光検出素子は、上
記発光部の一側に配置され、光を検出する。上記第1の
集光手段は、上記発光部と上記光検出素子との間に配置
され、上記発光部から上記一側に向けて発光された光束
の少なくとも一部を、大略、上記光検出素子の受光面に
集光する。上記凹面鏡は、上記発光部の上記一側とは反
対側の他側に配置され、上記発光部から上記他側に向け
て発光された光束の少なくとも一部を、上記一側に向け
て反射する。上記第2の集光手段は、上記発光部と上記
光検出素子との間に配置され、上記凹面鏡で上記他側に
向けて反射された上記光束の少なくとも一部を、大略、
上記光検出素子の受光面に集光する。
【0011】上記構成において、発光部から一側(片
側)に発光された光束の少なくとも一部(以下、「直接
光」ともいう)は、第1の集光手段により集光され、光
検出素子で検出される。一方、発光部から他側(一側と
は反対側)に発光された光束の少なくとも一部(以下、
「間接光」ともいう)は、凹面鏡で反射された後、第2
の集光手段により集光され、光検出素子で検出される。
凹面鏡は、例えば、球面や楕円の反射面を有する。
【0012】上記構成によれば、発光部から光検出素子
に直接向かう直接光を集光して受光するだけではなく、
光検出素子とは反対側に向かった間接光も反射し、集光
して受光することができる。これにより、発光部からの
直接光と間接光の両方を効率よく捕捉し、無駄なく検出
することができる。また、直接光と間接光とを一つの光
検出素子でまとめて受光するので、構成が簡単になる。
【0013】したがって、集光効率を向上し、装置の小
型化、低コスト化を図ることができる。
【0014】好ましくは、上記発光部から上記一側に発
光された上記光束の少なくとも一部を、大略、平行光束
にして、上記第1の集光手段に導くコリメート部をさら
に備える。
【0015】上記構成によれば、直接光は、コリメート
部により、大略、平行光束になる。光束が広がらないの
で、第1の集光手段が光軸直角方向に小さくなるように
することができ、第1と第2の集光手段を共通化する場
合には、集光効果を上げることが容易になる。
【0016】好ましくは、上記凹面鏡は、上記発光部か
ら上記他側に向けて発光された上記光束を、大略、平行
光束にして、上記発光部の上記一側に向けて反射する。
【0017】上記構成によれば、間接光は、凹面鏡によ
り、大略、平行光束になる。光束が広がらないので、第
2の集光手段が光軸直角方向に小さくなるようにするこ
とができ、第1と第2の集光手段を共通化する場合に
は、集光効果を上げることが容易になる。
【0018】好ましくは、上記第1の集光手段と上記第
2の集光手段が、共通の部材で構成される。
【0019】上記構成によれば、例えば、光軸中心付近
が第1の集光手段と機能し、その外側周囲が第2の集光
手段と機能するようにする共通の部材を用いることがで
きる。第1の集光手段と第2の集光手段とを共通化する
ことにより、構成を簡単にし、装置を小型化したり、低
コスト化を図ることができる。
【0020】好ましくは、上記発光部に配置された上記
発光物保持部材を、上記一側から上記他側に光軸方向に
見ると、上記凹面鏡の反射面の一部分(好ましくは、5
0%以下)を遮蔽する。
【0021】上記構成によれば、発光部から他側に発光
された間接光が凹面鏡で反射された後、発光部に配置さ
れた発光物保持部材によりできるだけ遮られることな
く、光検出素子に達するようにして、集光効率を高める
ことができる。
【0022】好ましくは、上記発光部に配置された上記
発光保持部材に保持された上記発光物に励起光を照射す
る励起光照射手段をさらに備える。
【0023】上記構成によれば、発光物が励起光により
発光する場合には、励起光を照射することで、発光物を
発光させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態に係る
発光検出装置について、図1〜図9を参照しながら説明
する。発光装置は、化学的、生物学的な反応による生成
物からの化学発光、電気化学発光、蛍光などの光エネル
ギーの放射を測定して対象物質の検出や測定を行う。
【0025】まず、本発明の第1実施形態の発光検出装
置について、図1〜図8を参照しながら説明する。
【0026】図1は、集光光学系10を側面から見たも
のである。反応生成物保持部20には光測定に先立って
行われる化学的、生物学的な反応による反応生成物が保
持されている。反応生成物保持部20が容器の形態であ
る場合は、反応生成物からの光を多方向に放射できるよ
うに、反応生成物保持部20の一部又は全部は少なくと
も測定波長の光は透過する材料で作られる。蛍光測定の
場合は、励起光が反応生成物に到達できるように、反応
生成物保持部20は、一部又は全部が、少なくとも励起
波長と測定波長の光は透過する材料で作られる。反応生
成物保持部20が容器の形態ではなく、反応生成物保持
部20の外周に反応生成物を付着させる場合は、反応生
成物保持部20の材料は透光性であっても透光性でなく
てもよい。反応生成物保持部20に保持された反応生成
物は、化学発光、電気化学発光、蛍光発光などの発光機
構により光エネルギーを放射する。
【0027】図1で反応生成物保持部20から下方向に
発散される光束310は、凹面鏡12により上向きにコ
リメートされた光束311として反射され、集光部15
の2群のレンズ16,18で光センサー8の受光面Rに
集光される。
【0028】反応生成物保持部20から上方向に発散さ
れる光束300は、コリメータレンズ14によりコリメ
ートされ、集光部15の2群のレンズ16,18で光セ
ンサー8の受光面Rに集光される。
【0029】凹面鏡12とコリメータレンズ14による
コリメートは厳密なもの(完全な平行光束)でなくても
よく、集光部15で光センサー8の受光面Rに必要な量
の光が集光さるように、大略、平行光束にコリメートさ
れればよい。
【0030】蛍光を測定する場合は、励起光を凹面鏡1
2とコリメータレンズ14の間から反応生成物保持部2
0に照射する。励起光は、例えば、励起光源2,4,6
からの光を収束レンズ3,5,7により反応生成物保持
部20の反応生成物、すなわち集光領域21に収束させ
て、照射する。凹面鏡12に励起光導入用の穴12aを
設けて、励起光を照射してもよい。
【0031】この構成は、光源となる反応生成物保持部
20の大きさが小さいほど、集光光学系10の収差が小
さくなり、小面積の光センサー8が利用できるようにな
ったり、凹面鏡12から反射した光束を反応生成物保持
部20やコリメータレンズ14が遮る比率が下がるの
で、測定値のS/N比を高くすることができるなど有利
な点がでてくる。このため、微量サンプル中の目的物の
検出・測定用の機器に適している。
【0032】図2は、検出・測定チップの例である。検
出・測定チップ30には、サンプルウエル32、酵素・
抗体ウエル34、基質ウエル36の3つのウエルが設け
られている。検出・測定チップ30は、アクリル樹脂や
ガラス等の透明な材料で作られている。サンプルウエル
32には、測定対象となるサンプル液体を入れる。酵素
・抗体ウエル34には、サンプル波体中の目的物である
タンパクや菌体などと抗原・抗体反応を起こす抗体と酵
素の結合物を含む溶液を入れる。基質ウエル36には、
前記の酵素と反応して化学発光を起こす基質溶波を入れ
る。基質ウエル36が、反応生成物保持部20の反応生
成物が保持される部分となる。
【0033】検出・測定チップ30とは別に、サンプル
液体中の目的物と抗原・抗体反応を起こす抗体を先端部
28tに固定したプローブニードル28を用意し、図示
しないマイクロ・マニピュレイターにより、検出・測定
チップ30の各ウエル32,34,36にプローブニー
ドル28の先端部28tが浸漬できるようにしておく。
【0034】最初に、プローブニードル28の先端部2
8tをサンプルウエル32に浸漬し、ニードル28に固
定した抗体28aで、サンプル液体中の目的物29aを
抗原・抗体反応によりトラップする。サンプル液体中に
目的物がない場合は、固定された抗体28aには何もト
ラップされない。
【0035】次に、プローブニードル28の先端部28
tを、酵素・抗体ウエル34に浸漬し、サンプルウエル
32でトラップされた目的物29aで、このウエルの中
にある抗体29bを抗原・抗体反応によりトラップす
る。この抗体29bには、基質と反応して化学発光を起
こさせる酵素が結合されていて、結果的にプローブニー
ドル28の先端部28tに酵素が付くことになる。サン
プル液体中に目的物がない場合は、酵素・抗体ウエル3
4の中で抗原・抗体反応は起きないため、プローブニー
ドル28の先端部28tには酵素は付かない。
【0036】次に、プローブニードル28の先端部28
tを、基質ウエル36に浸漬する。サンプル液体中に目
的物29aがある場合は、酵素・抗体ウエル24までの
反応でプローブニードル28の先端部28tに酵素が付
いているため、基質ウエル36内の基質と酵素の反応に
より化学発光が開始される。サンプル液体中に目的物が
ない場合は、プローブニードル28の先端部28tに酵
素が付いていないため、基質ウエル36内での化学発光
は起きない。サンプル液体中の目的物29aの濃度によ
り、トラップされる目的物29aの量やプローブ28の
先端部28tに付く酵素の量が変化するため、発光強度
を測定することにより目的物29aの濃度を測定するこ
ともできる。
【0037】プローブニードル28は、不図示のマイク
ロ・マニピュレイターにより、ウエル32,34,36
の中の液体を攪拌するように上下左右に動かしたり回転
運動や円運動をさせて、抗原・抗体反応や酵素・基質反
応の効率を上げたり促進させたりすることができる。
【0038】図3は、検出・測定チップ30と集光光学
系10の関係を示す図である。前記プローブニードル2
8による操作を行うときに検出・測定チップ30は集光
光学系10から外れた反応位置30aにあり、プローブ
ニードル28による一連の操作が完了すると、検出・測
定チップ30は図示しない移動機構により測定位置30
bに移動する。測定位置30bでは、検出・測定チップ
30上の基質ウエル36が集光光学系10の集光領域に
位置し、基質ウエル36内の溶液が化学発光している場
合は、基質ウエル36の溶液の表面からの光がコリメー
タレンズ14と集光部15の2群のレンズ16,18と
により集光され、光センサー8の受光面Rに集光され
る。基質ウエル36の溶液の底面からの光は、凹面鏡1
2で集光部15の方向に反射してコリメートされ、集光
部15の2群のレンズ16,18により光センサー8の
受光面Rに集光される。基質ウエル36の溶液の表面と
底面の両側からの発光を共通の光センサー8に集光する
ことができるため、測定感度やS/N比を向上すること
ができる。
【0039】図4は、検出・測定チップの別の実施例で
ある。検出・測定チップ40の基板41の表面には、深
さ・幅が10μmから1mm程度の彫り込みがされ、液
体のたまるウエル(サンプルウエル43、酵素・抗体ウ
エル44、基質ウエル45、反応ウエル46)と、液体
の流れる流路(注入流路47a、酵素・抗体流路47
b、基質流路47c、排出流路47d)とが形成されて
いる。
【0040】酵素・抗体ウエル44には、検出・測定で
使用される酵素と抗体の結合物を含む溶液が充填され
る。この溶液は、ウエル44と酵素・抗体流路47bの
一部又は全部に充填され、注入流路47aには充填され
ないようにする。
【0041】基質ウエル45には、検出・測定で使用さ
れる基質を含む溶液が充填される。この溶液は、ウエル
45と基質流路47cの一部又は全部に充填され、注入
流路47aには充填されないようにする。
【0042】反応ウエル46には、検出・測定に用いる
抗体を固定し、必要に応じて特異的な抗原・抗体反応の
みを起こさせるためのブロッキング処理を施したり、保
存用にバッファー液を充填しておいたりする。
【0043】必要に応じて流路47a,47b,47
c,47dに親水化処理を施したり、酵素・抗体流路4
7b、基質流路47cと注入流路47aとの合流部付近
や排出流路47dの反応ウエル出口48付近に疎水化処
理をしたりしてもよい。
【0044】検出・測定チップ40の基板41に液体の
充填や上記各種処理を施した後、検出・測定チップ基板
表面40に検出・測定チップカバー42を固着する。検
出・測定チップカバー42は、サンプルウエル43以外
のウエル44,45,46や流路47a,47b,47
c,47dを覆うように固着される。検出・測定チップ
カバー42がウエル44,45,46や流路47a,4
7b,47c,47dを覆う部分は、必要に応じて、上
記親水化処理、疎水化処理、ブロッキング処理などを施
しておいてもよい。検出・測定チップ基板41と検出・
測定チップカバー42は、ウエル44,45,46、流
路47a,47b,47c,47d以外の部分では水密
になるように固着される。
【0045】検出・測定チップ40の基板41とカバー
42とは、アクリル樹脂やガラス等の透明な材料で作ら
れる。反応ウエル46付近は、他の部分よりも幅を狭く
した形状とし、測定時に反射鏡12からの光を遮る量が
少なくなるようにする。例えば、遮蔽率が50%以下と
なるようにする。
【0046】図5は、図4に示す検出・測定チップ40
の測定状態の説明図である。検出・測定チップ40は、
集光光学系10の集光領域に反応ウエル46が位置する
ように設置される。反応ウエル46にバッファー液が充
填されている場合には、測定に先立ちバッファー液を排
出口48から排出しておく。排出は、検出・測定チップ
40を振ったり、排出口48に吸水性のよい吸い取り紙
を当てたりして行うことができる。サンプルピペット5
0には測定対象となるサンプル液51を吸引しておき、
サンプルウエル43にサンプル液51を滴下して、サン
プルウエル43に充填する。サンプル液は、毛細管現象
により注入流路47aを経て反応ウエル46に満たされ
る。このときに排出流路47dの反応ウエル46の出口
に近い部分が疎水化処理されていると、サンプル液が反
応ウエル46を通り過ぎて排出流路47dまで流れ出す
のを防ぐことができる。
【0047】サンプルピペット50を注入流路47a入
り口に密着させて、サンプル液51を注入流路47aか
ら反応ウエル46に圧入する方式も可能である。この場
合は、反応ウエル46にバッファー液を充填してあって
も、ピペット50の圧力でバッファー液を排出できるの
で、事前にバッファー液を排出しておく必要はない。
【0048】反応ウエル46内では、サンプル液に目的
物が含まれている場合は、反応ウエル46内に固定され
た抗体と目的物との間で抗原・抗体反応が起き、目的物
が反応ウエル46にトラップされる。
【0049】次に、酵素・抗体ウエル44の上に位置す
る酵素・抗体注入ピストン52を所定量降下させ、ウエ
ル44上の検出・測定チップカバー43を下方に撓ませ
ることにより、酵素・抗体結合物を含む溶液を反応ウヱ
ル46に注入する。このときに、サンプル液は酵素・抗
体ウエル44に発生した庄力により排出口48から排出
される。目的物が反応ウエル46にトラップされていれ
ば、酵素・抗体結合物が反応ウエル46にトラップされ
る。
【0050】次に、基質ウエル45の上に位置する基質
注入ピストン54を所定量降下させ、ウエル45上の検
出・測定チップカバー43を下方に撓ませることによ
り、基質を含む溶液を反応ウエル46に注入する。この
ときに、酵素・抗体溶液は基質ウエル46に発生した圧
力により排出口48から排出される。酵素・抗体結合物
が反応ウエル46にトラップされていれば、酵素と基質
の反応により化学発光が起きる。
【0051】化学発光が起きると、反応ウエル46内の
溶液の上面からは、検出・測定チップカバー42を透過
して上方に光が放射され、溶液の下面からは、検出・測
定チップ基板41を透過して下方に光が放射される。上
方へ放射された光は、コリメータレンズ14と集光部1
5の2群のレンズ16,18により、光センサー8の受
光部に集光される。下方へ放射されされた光は、凹面鏡
12で集光部15の方向に反射してコリメートされ、集
光部15の2群のレンズ16,18により、光センサー
8の受光部に集光される。
【0052】検出・測定チップ40の排出口48から排
出される液体58は、廃液容器56にたまる。この装置
では、1回の測定で扱う溶液の量が100μリットル程
度以下であるので、廃液容器56の底面積を広くしてお
くと、液体58の蒸発が進み、多数回の測定を行っても
廃棄容器56が一杯にならず、廃液廃棄の手間を減らす
ことができる。測定の頻度が少ない場合は、実質的に廃
液はたまらず、廃液廃棄の手間はなくなる。
【0053】検出・測定チップ40を延長して排出流路
47dの先端に廃液ウエルを設け、1回の測定ごとに廃
液を検出・測定チップとともに廃棄する構成も可能であ
る。
【0054】図6は、検出・測定チップの別の実施例で
ある。図4の検出・測定チップ40では反応系は1つで
あるが、この例の検出・測定チップ60のでは、反応系
が2系統設けられている。すなわち、2系統の酵素・抗
体ウエル64a,64b、基質ウエル65a,65b、
反応ウエル66a,66b、注入流路67a,67r、
酵素・抗体流路67b,67s、基質流路67c,67
t、排出流路67d,67u、排出口68a,68b
と、2系統に共通のサンプルウエル63とが設けられて
いる。2系統に共通のサンプルウエル63から、サンプ
ル液は2系統の反応ウエル66a,66bにそれぞれに
導入される。2つの系統で異なる項目の検出・測定を行
うために、それぞれの系統の酵素・抗体ウエル64a,
64b、基質ウエル65a,65bの少なくとも一方
は、他系統と異なる溶液を充填しておく。各系統それぞ
れで、図4の検出・測定チップ40上と同様な抗原・抗
体反応、酵素・基質反応を起こさせて、2種類の項目の
検出・測定を実施することができる。この検出・測定チ
ップ60を使用する場合は、集光光学系10に組み込ま
れている光センサー8の受光面Rを2分割し、それぞれ
の受光領域が検出・測定チップ60上の2つの反応ウエ
ル66a,66bと光学的共役位置に来るようにする。
コリメータレンズ14経由での像倍率と凹面鏡12経由
での像倍率とは、一致させておく。光センサー8のそれ
ぞれの領域からの出力が検出・測定チップ60上で行わ
れた2つの異なる測定項目の測定値となる。
【0055】2つの項目の反応の結果生じる化学発光の
発光波長が異なるようにすると、光センサー8を分割せ
ずに、光センサー8の前にカラーフィルターやバンドパ
スフィルターを置いて、複数種類切り替えできるように
することで、各項目についての発光強度分別測定するこ
ともできる。フィルターを利用する代わりに、光センサ
ー8として分光センサーを用いてもよい。
【0056】2つの系続でウエルの個数や流路の経路な
どを必要に応じて異なる構成にしてもよい。系統数は、
2以上の複数個あってもよい。
【0057】図7は、複数の項目の検出・測定ができる
ように6系統の反応系を持たせた検出・測定チップの例
である。この検出・測定チップ70は、中央には6系統
に共通のサンプルウエル73が設けられ、その周囲には
放射状に、6系統の酵素・抗体ウエル74a〜74f、
基質ウエル75a〜75f、反応ウエル76a〜76
f、排出口78a〜78f、注入流路80a〜80f、
酵素・抗体流路82a〜82f、基質流路84a〜84
fが設けられている。そして、中央のサンプルウエル7
3からサンプル液を6つの系統に導入し、図4、図5で
の説明と同様に抗原・抗体反応、酵素・基質反応を起こ
させて、各項目の検出・測定を行う。集光光学系10の
集光領域に各反応ウエル76a〜76fが順次、位置す
るように、サンプルウエル73を中心に検出・測定チッ
プ70を回転できるように構成された不図示の回転装置
の上に、検出・測定チップ70を置いて使用する。
【0058】図8は、複数の検出・測定ができるように
した検出・測定チップの別の例である。この検出・測定
チップ100は、サンプルウエル102にはサンプル液
を、試薬ウエル110,112,114,116,11
8,120,120には試薬(基質、バッファ液等を含
む)を、それぞれ注入する。サンプルウエル102に
は、試料中の赤血球を取り除くマイクロフィルター10
3が設けられている。ウエル102,110,114,
116,118,120,122と排出口190,19
2,194,196,198とを結ぶ流路150,15
2,154,156,158,160,162,16
4,166,168,170,172,180,18
2,184,186,188には、ピエゾ薄膜の伸縮に
より流路壁を撓ませて液体を搬送するディフューザ型の
マイクロポンプ130〜143が設けられている。所定
の測定シーケンスに従って、マイクロポンプ130〜1
43によりサンプル液、試薬を流路に導入し、サンプル
液と試薬の混合と反応を起こさせる。これにより、流路
180,182,184,186,188中でできた反
応生成物をマイクロポンプ132〜138,140〜1
43により検出・測定チップ100の測定領域189に
送る。測定領域189の各流路180〜188が集光光
学系10の集光領域に順次、位置するように適宜に移動
させることができる不図示の検出・測定チップ移動装置
の上に、検出・測定チップ100を置いて使用する。
【0059】図9は、本発明の第2実施形態に係る発光
検出装置の集光光学系11の概略構成図である。
【0060】集光光学系11は、図9(a)に示すよう
に、第1実施形態の集光光学系10と同様に、反応生成
物保持部220の下面B1から下方向に発散される光束
320は、凹面鏡212により上向きにコリメートされ
た光束321として反射され、集光部215の3群のレ
ンズ216,217,218で光センサー208の受光
面Lの近傍に焦点を結び、光センサー208の受光面L
に集光される。
【0061】一方、反応生成物保持部220の上面B2
から上方向に発散される光束330,332は、図9
(b)に示すように、直接、集光部215の3群のレン
ズ216,217,218で光センサー208の受光面
Lに集光される。コリメート部を経ることなく集光され
る点で、第1実施形態の集光光学系10とは異なる。
【0062】凹面鏡212によるコリメートは厳密なも
のでなくてもよく、集光部215で光センサー208の
受光面Lに必要な量の光が集光さるようにコリメートさ
れればよい。また、光センサー208の受光面Lへの集
光も厳密なものでなくてもよく、光センサー208の受
光面L又はその近傍に集光されればよい。
【0063】以上の各実施形態では、説明の簡略化のた
めに洗浄については言及していないが、必要に応じて、
最初の抗原・抗体反応と次の抗原・抗体反応の間や、2
回目の抗原・抗体反応の後に、バッファー液で反応生成
物保持部20,220を洗浄する工程を挿入してもよ
い。この場合は、各検出・測定チップやウエルプレート
にバッファーウエルを追加して、バッファーウエル内の
バッファー液を使用して洗浄を行えるようにすることが
できる。
【0064】以上説明したように、発光検出装置の集光
光学系10,11は、光エネルギーの放射を効率よく光
センサー8,208に集光することができ、検出感度の
向上や測定値のS/N比の向上に有効である。
【0065】第1実施形態の集光光学系10は、反応生
成物から周囲に発散する光束を、凹面鏡12によるコリ
メート部と、凸レンズによるコリメート部14で同一の
方向にコリメートし、共通の集光部15で光センサー8
に収束させることで、発散光束を効率よく捕捉し、捕捉
した光束を無駄なく光センサー8に導くことができる。
集光部15は、両コリメート部12,14に対して共通
であるので、装置の小型化、低コスト化に有効である。
【0066】また、第2実施形態の集光光学系11のよ
うに、反応生成物から周囲に発散する光束のうち、間接
光は凹面鏡212によるコリメート部でコリメートする
が、直接光についてはコリメート部を設けない構成であ
っても、共通の集光部215で光センサー208に収束
させることで、発散光束を効率よく捕捉し、捕捉した光
束を無駄なく光センサー208に導くことが可能であ
る。この場合も、集光部215は共通であるので、装置
の小型化、低コスト化に有効である。
【0067】従来は、内径3〜8mm程度の大きなサイ
ズの容器からの光を計測していたため、反射鏡からの光
束のかなりの部分を容器自体や屈折系のコリメートレン
ズが遮ったり、これを防ぐために光学系全体を大型にし
て光センサーも大面積なものにする必要があるなどの問
題があったが、μ−TASなど微量物質の反応を扱う機
器では、反応生成物保持部20が小型化するため、上記
各実施形態の構成が有効である。
【0068】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0069】発光機構は、化学発光に限らず、蛍光、電
気化学発光などの異なる発光機構を利用することもでき
る。
【0070】検出・測定のために抗原・抗体反応を利用
するほかに、DNAのハイブリダイズ反応など、他の特
異的な結合反応を利用してもよい。
【0071】特異的な結合反応以外で、サンプル液中の
目的物質と試薬の反応による発光、発色、散乱特性の変
化などを光学的に測定してもよい。反応生成物の自己発
光を測定する場合以外は、励起光や照明光を集光領域に
導入して測定を行う。
【0072】また、本発明は、μ−TAS以外の微量物
質の反応を扱う機器についても適用可能である。
【0073】
【実施例】以下に、集光光学系10,11の構成例を示
す。
【0074】図1に示した第1実施形態の集光光学系1
0については、集光部15のレンズ18の出射面P6か
ら光センサー8の受光面Rまでの距離が13.5mm、
発光部の厚さ(面A1と面A2との間の距離)が空気間
換算で0.5mm、面A1から凹面鏡12の反射面P1
までの物体距離が7.5mm、面A2からコリメータレ
ンズ14の入射面Q1までの物体距離が7.5mmであ
る。凹面鏡12の反射面P1は、球面である。
【0075】凹面鏡12経由の光学系の構成を、表1に
示す。表1において、数値の単位はmmである。例え
ば、面P1から面P2までの距離が負方向に22mm、
面P2から面P3までの距離が負方向に11mmであ
る。面A1から面P1までの間の媒体はガラス、面P1
から面P2までの間の媒体は空気である。
【表1】
【0076】コリメータレンズ14経由の光学系の構成
を、表2に示す。表1において、数値の単位はmmであ
る。例えば、面Q1から面Q2までの距離が正方向に
2.5mm、面Q2から面P2までの距離が正方向に4
mmである。面A2から面Q1までの媒体はガラス、面
Q1から面Q2までの媒体はSF5である。
【表2】
【0077】図9に示した第2実施形態の光学系11に
ついては、集光部215のレンズ218の出射面S8か
ら光センサー208の受光面Lまでの距離が7.5m
m、発光部の厚さ(面B1と面B2との間の距離)は空
気間換算で0.8mm、面B1から凹面鏡212の反射
面S1までの物体距離が8mm、面B2からレンズ21
6の入射面S2までの物体距離が58mmである。
【0078】凹面鏡212の反射面S1は非球面であ
り、光軸方向の座標をZ、光軸からの距離をHとする
と、次式(1)で表される。
【数1】 ここで、C=−1/30、A=−0.16×10−3
ある。
【0079】凹面鏡212経由の光学系(図9(a)参
照)の構成を、表3に示す。表3において、数値の単位
はmmである。例えば、凹面鏡212の反射面S1から
レンズ216の入射面S2までの距離が負方向に66.
8mmである。面B1から面S1までの間の媒体はガラ
ス、面S1から面S2までの間の媒体は空気である。
【0080】
【表3】
【0081】直接光の光学系(図9(b)参照)の構成
を、表4に示す。表4において、数値の単位はmmであ
る。例えば、レンズ216の入射面S2から面S3まで
の距離は正方向に11mmである。面B2から面S2ま
での間の媒体はガラス、面S2から面S3までの間の媒
体はBAFN10である。
【表4】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る発光検出装置の
概略構成図である。
【図2】 図1の発光検出装置で用いる第1の検出・測
定チップの斜視図である。
【図3】 図2の検出・測定チップの使い方の説明図で
ある。
【図4】 図1の発光検出装置で用いる第2の検出・測
定チップの斜視図である。
【図5】 図4の検出・測定チップの使い方の説明図で
ある。
【図6】 図1の発光検出装置で用いる第3の検出・測
定チップの断面図および平面図である。
【図7】 図1の発光検出装置で用いる第4の検出・測
定チップの平面図である。
【図8】 図1の発光検出装置で用いる第5の検出・測
定チップの平面図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係る発光検出装置の
概略構成図である。
【符号の説明】
2 励起光源(励起光照射手段) 3 収束レンズ(励起光照射手段) 4 励起光源(励起光照射手段) 5 収束レンズ(励起光照射手段) 6 励起光源(励起光照射手段) 7 収束レンズ(励起光照射手段) 8 光センサー(光検出素子) 12 凹面鏡 14 コリメータレンズ(コリメート部) 15 集光部(第1の集光手段、第2の集光手段) 20 反応生成物保持部(発光物保持部材) 40,60,70,100 検出・測定チップ(発光物
保持部材) 208 光センサー(光検出素子) 212 凹面鏡 215 集光部(第1の集光手段、第2の集光手段) 220 反応生成物保持部(発光物保持部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01N 21/78 G01N 21/78 C 33/483 33/483 C Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 CA03 DA01 DA05 DA06 EA01 EA06 GA01 GA07 GB01 GB08 HA01 HA03 JA02 JA03 LA01 MA04 2G045 FA11 FB01 FB02 FB03 FB13 GC15 JA07 2G054 EA01 FA17 FA20 FB02 GA04 2G057 AA04 AA14 AC01 AD11 BA01 BA03 BB01 BB06 GA01 HA01 2H087 KA12 LA21 RA05 RA13 RA44 RA45 TA01 TA03 TA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を発光する発光物を保持する発光物保
    持部材が配置される発光部と、 該発光部の一側に配置され、光を検出する光検出素子
    と、 上記発光部と上記光検出素子との間に配置され、上記発
    光部から上記一側に向けて発光された光束の少なくとも
    一部を、大略、上記光検出素子の受光面に集光する、第
    1の集光手段と、 上記発光部の上記一側とは反対側の他側に配置され、上
    記発光部から上記他側に向けて発光された光束の少なく
    とも一部を、上記一側に向けて反射する、凹面鏡と、 上記発光部と上記光検出素子との間に配置され、上記凹
    面鏡で上記他側に向けて反射された上記光束の少なくと
    も一部を、大略、上記光検出素子の受光面に集光する、
    第2の集光手段とを備えたことを特徴とする、発光検出
    装置。
  2. 【請求項2】 上記発光部から上記一側に発光された上
    記光束の少なくとも一部を、大略、平行光束にして、上
    記第1の集光手段に導くコリメート部をさらに備えたこ
    とを特徴とする、請求項1記載の発光検出装置。
  3. 【請求項3】 上記凹面鏡は、上記発光部から上記他側
    に向けて発光された上記光束を、大略、平行光束にし
    て、上記発光部の上記一側に向けて反射することを特徴
    とする、請求項1又は2記載の発光検出装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の集光手段と上記第2の集光手
    段が、共通の部材で構成されたことを特徴とする、請求
    項1、2又は3記載の発光検出装置。
  5. 【請求項5】 上記発光部に配置された上記発光物保持
    部材を、上記一側から上記他側に光軸方向に見ると、上
    記凹面鏡の反射面の一部分を遮蔽することを特徴とす
    る、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の発光検出装
    置。
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