JP2002277038A - 風向風量調整用器具 - Google Patents

風向風量調整用器具

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Yoshihiro Kobayashi
佳弘 小林
Miyuki Imoto
みゆき 井本
Taeko Kanematsu
多恵子 兼松
Naoko Suzuki
直子 鈴木
Asako Takahashi
朝子 高橋
Kaoru Tanaka
薫 田中
Yukie Tazaki
幸恵 田崎
Nobuko Yamazaki
伸子 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座席の配置や体感温度の差異に応じ風の個別
的且つきめ細かな吹出量や吹出方向の制御を行い室内に
居る者に対し総じて快適な室内環境を確保する。 【解決手段】 空調ユニットの吹出口周縁部位に取り付
け可能な取付部12と、前記吹出口に対しその周囲に空
間を残して覆うことで当該吹出口から吹き出される空気
を遮蔽する曲面板2と、この曲面板2の内周面に沿うよ
うに配置された曲面板7とで少なくとも構成され、曲面
板2、7に複数の通孔5、8を同じ配置で形成すると共
に、曲面板7を、通孔5と通孔8とが連通する位置から
これら通孔5と8とが連通しない位置までの範囲で、曲
面板2に摺動可能に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば天井埋込
型の空調ユニットの空気吹出口の周縁部位に取り付けら
れて温調空気の吹出量及び吹出方向を調整可能な器具の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特にオフィス等においては、空調ユニッ
トは、例えば、特開平2001−21207号公報に示
すように、天井の凹部に空調ユニット本体を埋め込み、
この空ユニット本体の底面を凹部から部屋内側に露出さ
せて、この底面の中央部位に四角形状の空気取入口を設
けると共に、この空気取入口の四方の外側周縁に当該空
気取入口の周縁に沿って延びる細長い吹出口を設けた天
井埋込型のものが用いられることが少なくない。
【0003】そして、このような構成の天井埋込型の空
調ユニットでは、温調空気の吹出量を附属のスイッチで
調整し、温調空気の風向を吹出口の長手方向に沿って配
されたダンパの傾斜角度を上下方向に変位させることで
調整するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の空調ユニットでは、室内空間に対して総合的
・全体的に一律の風量、風向制御しか行うことができな
い。このため、空調ユニットの吹出口近辺の座席と吹出
口から離れた座席とでは、吹出口からの距離との関係で
冷房率・暖房率に差が出ざるを得ず、同じ設定温度・吹
出風向でも、吹出口近辺の座席の者では、冷やし過ぎや
暖め過ぎという不具合が生じ、吹出口から遠い座席の者
では、冷房・暖房が不十分となるという不具合が生じう
る。また、吹出口から略同距離の座席であっても、座席
に座る者の体感温度に差異があるため、同じ設定温度・
吹出方向でも座席に座る者によっては冷やし過ぎ・暖め
過ぎであるので不快であると感じてしまう。
【0005】そして、このような温調上の不具合に対し
ては、吹出口から離れた座席の者や夏時では暑がりの者
を、冬時では寒がりの者を基準として風量・風向設定を
した場合には、吹出口近辺の者や吹出空気温度に敏感な
者は、座席の直上に位置する吹出口の一部を塞いだり、
冷房運転時には上着を着込んだりすることで、冷やし過
ぎ又は暖め過ぎから人体を保護しようと工夫しているの
が実情であった。
【0006】そこで、この発明は、吹出口に取り付けら
れ、座席の配置や体感温度の差異に応じて、個別的且つ
きめ細かな吹出空気量や吹出空気方向の制御を図ること
を可能とし、室内に居る者に対し総じて快適な室内環境
を確保することができる風向風量調整用器具を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明に係
る風向風量調整用器具は、空調ユニットの吹出口周縁部
位に取り付け可能な取付部と、前記吹出口に対しその周
囲に空間を残して覆うことで当該吹出口から吹き出され
る空気を遮蔽する遮蔽部と、この遮蔽部の所定の面に沿
うように配置されたスライド部とで少なくとも構成さ
れ、前記遮蔽部と前記スライド部とに通孔を形成すると
共に、前記スライド部を、前記遮蔽部の通孔と当該スラ
イド部の通孔とが連通する位置からこれらの通孔同士が
連通しない位置までの範囲で、前記遮蔽部に摺動可能に
取り付けたことを特徴とするものである(請求項1)。
【0008】このような風向風量調整用器具の構成によ
れば、吹出口から吹き出される空気は、遮蔽部及びスラ
イド部に形成された通孔が抵抗となるので、風向風量調
整用器具から外部に吹き出される風量が制限されると共
に、スライド部材を遮蔽部に摺動させることにより通孔
相互間の連通面積を0%から100%の範囲で変動させ
ることができるので、風向風量調整用器具から外部に吹
き出される空気の風量も細かく調整することが可能であ
る。しかも、通孔を遮蔽部及びスライド部に形成する位
置を工夫するだけで、最適な吹出空気の方向を決定する
ことができる。
【0009】そして、前記遮蔽部及び前記スライド部
は、頂部を挟んで両側に形成の第1の面と第2の面とを
有し、前記通孔は、少なくとも前記第1の面と第2の面
とのうちの一方側に形成されている(請求項2)。この
ような構成によれば、空気取入口と吹出口との間に風向
風量調整用器具を配置する必要がある場合には、通孔を
有する側を吹出口より遠い位置になるように配置するこ
とで、通孔から吹き出された空気が短絡して空気取入口
から取り込まれることを防止することができる。
【0010】一方で、この発明に係る風向風量調整用器
具は、遮蔽部及びスライド部の短手方向に並列して通孔
を複数形成し、これらの通孔は、隣接する通孔のうち遮
蔽部及びスライド部の短手方向の中央側に位置する通孔
が遮蔽部及びスライド部の端側に位置する通孔よりも相
対的に短手方向に沿った側の幅が小さいことを特徴とし
ている(請求項3)。
【0011】このような構成によれば、天井に装着され
た空調ユニットの吹出口から吹き出される温調空気は、
天井に吹出口が開口している関係上、当該吹出口の直下
に最も多く流れようとするのを、遮蔽部及びスライド部
の短手方向の中央側に位置する通孔を相対的に小さくす
ることで抑制することができ、吹出口に対し略直角方向
に位置する通孔からも十分な風量の温調空気を送り出す
ことができると同時に、空調ユニットの吹出口の直下に
位置する座席の者に対しては冷やしすぎ、暖めすぎによ
る不快感を減少することができる。
【0012】そして、前記取付部は、前記吹出口の周縁
部位と当接する側に磁石を配したものとなっている(請
求項4)。このような構成によれば、空調ユニットの吹
出口周縁部位が鉄等で形成されている場合にはそのまま
着脱自在に風向風量調整用器具を取り付けることがで
き、空調ユニットの吹出口周縁部位が合成樹脂等で形成
されている場合には、空調ユニットの吹出口周縁部位
に、磁石や金属板を配することで着脱自在に風向風量調
整用器具を取り付けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0014】図1から図5において、この発明に係る風
向風量調整用器具1の実施形態の一例が示されている。
この風向風量調整用器具1は、略半円の円弧状に湾曲し
た薄板状の曲面板2と、この曲面板2の両端を塞ぐよう
に当該曲面板2の短手方向に沿って配された半円状の側
板3、3とで、その外郭が形成されている。この曲面板
2と側板3とは、軽量化のために例えばプラスチック等
の合成樹脂が素材として用いられている。
【0015】曲面板2は、該曲面板2の長手方向に沿っ
て延びる細長い略長方形状の通孔5が例えば合計60個
ほど形成されている。この通孔5は、例えば、図1に示
されるように、曲面板2の片側において、横4列で縦5
列の配置となっている。そして、詳しくは、図2及び図
4に示されるように、横4列の通孔5は、短手方向寸法
の大きい順に、5a、5b、5c、5dが円周方向に配
列され、縦方向の一列目と二列目では、円周方向に適宜
ずれ、更に三列目は前記一列目と同じ位置関係が持た
れ、全体としては通孔5は互い違いの千鳥状に形成され
ている。
【0016】曲面板2の内周側には、略半円の円弧状に
湾曲した薄板状の例えば合成樹脂等からなる曲面板7が
並設されている。この曲面板7は、径方向寸法が曲面板
2の内周面に当接するように、曲面板2の径方向寸法に
対し曲面板2の厚み分程小さくなっていると共に、その
長手方向に沿った寸法も、曲面板7の曲面板2に対して
長手方向に沿って摺動可能なように曲面板2よりも略通
孔5、8の長手方向に沿った寸法ほど短くなっている。
【0017】そして、この曲面板7には、曲面板2の通
孔5の数に応じて例えば60個の通孔8が形成されてい
る。この通孔5の配置も、曲面板7が曲面板2よりも径
方向寸法が短いことを考慮した寸法調整をしつつ、全て
の通孔5と連通可能とするために、ほとんど曲面板2へ
の通孔5の配置と変わらない態様で配置されている。す
なわち、これらの通孔8は、例えば、図1に示すよう
に、曲面板7の片側で横4列、縦15列の配置となって
いる。そして、詳しくは、図3及び図4に示されるよう
に、横4列の通孔8は、短手方向寸法の大きい順に、8
a、8b、8c、8dが円周方向に配列され、縦方向の
一列目と二列目では、円周方向に適宜ずれ、更に三列目
は前記一列目と同じ位置関係が持たれ、全体としては通
孔8は互い違いの千鳥状に形成されている。
【0018】更には、前記曲面板2の通孔5が形成され
た側と反対側には、長手方向に沿って延びるガイド孔6
が2つ形成されていると共に、このガイド孔6には曲面
板7の外周面から延びるつまみ部9が配されている。そ
して、ガイド孔6の縦方向寸法は、曲面板7及び曲面板
2の通孔5、8の縦方向寸法と同一かそれ以上の寸法を
有している。従って、曲面板7のつまみ部9が、ガイド
孔6の一方端部に当る場合には、通孔5と通孔8とが完
全に連通し、逆にガイド孔6の他方端部に当る場合に
は、通孔5と通孔8とが完全に通通しない、密閉された
位置となる。
【0019】一方、曲面板2の長手方向に延びる縁部及
び側面板3の縁端部には、風向風量調整用器具1の強度
を高めるために、例えば合成樹脂等からなる枠体11が
外嵌されており、この枠体11は、図4に示す空調ユニ
ット15の吹出口16の周縁部位17の面にがたつきな
く当接するための取付部12を有している。そして、取
付部12の少なくとも長手方向に沿った側の表面上に
は、例えば薄板状のゴム磁石13が接着されている。そ
して、枠体11間には、曲面板2の歪み等を防止し強度
を高めるために、断面が逆L字状の支持部材14、14
が架設されている。
【0020】このような構成とすることにより、図4に
示される吹出口16の周縁部位17が金属で形成されて
いる場合には、そのまま取付部12を周縁部位17に当
接するのみで、風向風量調整用器具1が吹出口16に装
着される。そして、この風向風量調整用器具1を取り付
けられた吹出口16では、通孔5、8が形成された側の
みから吹出空気が吹き出されるので、通孔5及び通孔8
を形成する位置を変えることで、空調ユニット15のダ
ンパ18の傾斜角度とは関係なく吹出空気の風向や風量
を調整することができる。
【0021】すなわち、図4に示すように、通孔5、8
を曲面板2、7のうち空調ユニット15の空気の吸込口
19側近傍に形成しないことにより、通孔5、8を介し
て吹き出された温調空気が短絡して吸込口19から吸い
込まれて、空調ユニット15の熱交換性能が低下するの
を抑制することができる。また、通孔5、8を、側端近
傍に位置する通孔 5、8から中央近傍部位に位置する通
孔5、8にかけて、隣接する通孔5、8は側端側に位置
するものより中央側に位置する方を相対的に小さくする
ことで、吹出口16から鉛直方向に温調空気が吹き出し
ても、中央部位近傍に位置する通孔5、8から多量の空
気が吹き出されるのを回避し、吹出口16に対し略直角
方向に位置する側端近傍の通孔5、8からも適宜に空気
を吹き出させることができる。更には、吹出口16の真
下に座席がある者に対して、冷風又は温風が多量に浴び
せられるのを低減ることができるので、その者が冷やし
過ぎとか暖め過ぎとかの不快感を受けるのを抑制するこ
とが可能である。
【0022】しかも、吹出口16から吹き出される空気
の風量も、通気孔5、8が抵抗となって多量の空気が吹
き出されるのを規制することができるのみならず、附属
のスイッチによる調整とは別にアナログ的に風量につい
て細かな調整が可能である。すなわち、つまみ部9を持
ってガイド孔6の一方端側に当るまで動かすことで、図
5(A)に示すように、通孔8と通孔5との位置が一致
し、通孔8と通孔5との連通する面積が100%の全開
とすることができる。また、つまみ部9を持ってガイド
孔6の他方端側に当るまで動かすことで、図5(C)に
示すように通孔8が通孔5と通孔5との間に位置して、
通孔8と通孔5との連通する面積が0%の全閉とするこ
とができる。そして、図5(B)に示すように、通孔8
と通孔5との連通する面積を約50%となるように等、
その間の任意の位置でつまみ部9を止めることも可能で
ある。
【0023】よって、吹出口16が四角形状の吸込口1
9にその周縁を囲んでに4個あるタイプでは、風向風量
調整用器具1の取り付けの要否を選択することができる
ので、この点からも個別的な風向風量調整を行うことが
可能である。そして、風向風量調整用器具1を全ての吹
出口16に取り付ける場合でも、各風向風量調整用器具
1でつまみ部9を動かして曲面板7をスライドし通孔8
と通孔5との連通する面積を変えることができるので、
吹出口16毎に独立の風量調整が可能である。
【0024】尚、この風向風量調整用器具1の通孔5、
8が形成される部材について曲面板2、7を用いるとし
て説明したが、必ずしもこれに限定されず、風向風量調
整用器具1を吹出口16に取付けた際に通孔5、8と吹
出口16の開口端との間に空間が形成される形状であれ
ば良い。すなわち、図示しないが、例えば斜めに傾斜し
た面を吹出口16の真下で合わせた断面がV字形状の部
材であっても、また、細長い平面を円弧状に組み合わせ
た多面体の部材であっても良い。
【0025】また、吹出口16の周縁部位であるが、金
属等で形成されていない場合には、図示しないが、ゴム
磁石や金属板を吹出口16の周縁部位に貼り付けること
で、風向風量調整用器具1を取り付けることができる。
【0026】最後に、風向風量調整用器具1の寸法につ
いて、それぞれ取り付けようとする空調ユニット15の
吹出口16の開口寸法に合うように、すなわち、風向風
量調整用器具1よりも吹出口16の方が大きく、このた
め空気洩れを生じないように、適宜変えることは当然の
工夫である。
【0027】
【発明の効果】以上により、この発明に記載の風向風量
調整用器具によれば、吹出口から吹き出される空気は、
遮蔽部及びスライド部に形成された通孔が抵抗となるの
で、冷やし過ぎ又は暖め過ぎとなるような大量の空気が
吹き出されるのを規制することができる。しかも、スラ
イド部材を遮蔽部に対し摺動させるという簡易な動作
で、この規制された空気の吹出量を0%から100%の
間で更に細かく調整することが可能であるので、より適
切な吹出量を得ることができる。
【0028】また、この発明に記載の風向風量調整用器
具によれば、風向風量調整用器具について、快適な室内
環境を得るのに最も適切な部位にのみ通孔を形成するこ
とにより、吹出口から吹き出される空気の方向が通孔で
制御されて、吹出空気が直接に人体に当ってその者に不
快を与えるのを抑制することができる。
【0029】そして、請求項2に記載の風向風量調整用
器具によれば、空気取入口と吹出口との間に配置する必
要がある場合には、通孔を有する側を吹出口から遠い位
置に配置することで、通孔から吹き出された空気が短絡
して空気取入口から取り込まれることを防止することが
できるので、空調ユニットの熱交換能力の減退を抑制す
ることができる。
【0030】更に、請求項3に記載の風向風量調整用器
具によれば、天井に装着された空調ユニットの吹出口か
ら吹き出される温調空気は、天井に沿って吹出口が開口
している関係上、当該吹出口の直下に最も多く流れよう
とするのを、遮蔽部及びスライド部の短手方向の中央側
に位置する通孔を相対的に小さくすることで抑制するこ
とができ、吹出口に対し略直角方向に位置する通孔から
も十分な風量の温調空気を送り出すことができると同時
に、空調ユニットの吹出口の直下に位置する座席の者に
対しては冷やしすぎ、暖めすぎによる不快感を減少する
ことができる。
【0031】更にまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、風向風量調整用器具を着脱自在に空調ユニットの吹
出口周縁部位に取り付け可能であり、設置工事等の特殊
な作業を特に必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明に係る風向風量調整用器具の
全体構成を示す斜視図である。
【図2】図2は、同上の風向風量調整用器具の遮蔽部を
構成する曲面板を示す拡大図である。
【図3】図3は、同上の風向風量調整用器具のスライド
部を構成する曲面板を示す拡大図である。
【図4】図4は、同上の風向風量調整用器具を空調ユニ
ットの吹出口周縁部位に取り付けた状態を示す要部拡大
断面図である。
【図5】図5は、遮蔽部材の通孔とスライド部材の通孔
との連通面積を変動させる過程を示したもので、図5
(A)は当該連通面積を100%の全開とした場合、図
5(B)は当該連通面積を50%の半開とした場合、図
5(C)は当該連通面積を0%の全閉とした場合であ
る。
【符号の説明】
1 風向風量調整用器具 2 曲面板(遮蔽部) 5 通孔 6 ガイド孔 7 曲面板(スライド部) 8 通孔 9 つまみ部 11 枠体 12 取付部 13 磁石 15 空調ユニット 16 吹出口 17 周縁部位 19 吸込口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501108533 兼松 多恵子 神奈川県川崎市中原区木月伊勢町2273− 201 (71)出願人 501108566 鈴木 直子 東京都大田区千鳥3−13−3 (71)出願人 501108588 高橋 朝子 東京都大田区西蒲田1−18−20 (71)出願人 501108544 田中 薫 埼玉県浦和市道祖土1−27−10 サイドプ ラザ305 (71)出願人 501108599 田崎 幸恵 神奈川県横浜市戸塚区汲沢5−17−5 (71)出願人 501108603 山崎 伸子 東京都品川区西品川3−1−4−201 (72)発明者 小林 佳弘 神奈川県相模原市相模原4−5−17 フレ ンズさがみはら702 (72)発明者 井本 みゆき 千葉県市川市東大和田2−6−9 北野ハ イツ202 (72)発明者 兼松 多恵子 神奈川県川崎市中原区木月伊勢町2273− 201 (72)発明者 鈴木 直子 東京都大田区千鳥3−13−3 (72)発明者 高橋 朝子 東京都大田区西蒲田1−18−20 (72)発明者 田中 薫 浦和市道祖土1−27−10 サイドプラザ 305 (72)発明者 田崎 幸恵 神奈川県横浜市戸塚区汲沢5−17−5 (72)発明者 山崎 伸子 東京都品川区西品川3−1−4−201 Fターム(参考) 3L081 EA01 HA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ユニットの吹出口周縁部位に取り付
    け可能な取付部と、前記吹出口に対しその周囲に空間を
    残して覆うことで当該吹出口から吹き出される空気を遮
    蔽する遮蔽部と、この遮蔽部の所定の面に沿うように配
    置されたスライド部とで少なくとも構成され、 前記遮蔽部と前記スライド部とに通孔を形成すると共
    に、前記スライド部を、前記遮蔽部の通孔と当該スライ
    ド部の通孔とが連通する位置からこれらの通孔同士が連
    通しない位置までの範囲で、前記遮蔽部に摺動可能に取
    り付けたことを特徴とする風向風量調整用器具。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽部及び前記スライド部は、頂部
    を挟んで両側に形成の第1の面と第2の面とを有し、前
    記通孔は、少なくとも前記第1の面と第2の面とのうち
    の一方側に形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の風向風量調整用器具。
  3. 【請求項3】 遮蔽部及びスライド部の短手方向に並列
    して通孔を複数形成し、これらの通孔は、隣接する通孔
    のうち遮蔽部及びスライド部の短手方向の中央側に位置
    する通孔が遮蔽部及びスライド部の端側に位置する通孔
    よりも相対的に短手方向に沿った側の幅が小さいことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の風向風量調整用器
    具。
  4. 【請求項4】 前記取付部は、前記吹出口の周縁部位と
    当接する側に磁石を配したことを特徴とする請求項1に
    記載の風向風量調整用器具。
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