JP2002276849A - バルブ用アクチュエータの制御システムにおけるデータ漏洩防止方法。 - Google Patents

バルブ用アクチュエータの制御システムにおけるデータ漏洩防止方法。

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JP2002276849A
JP2002276849A JP2001125071A JP2001125071A JP2002276849A JP 2002276849 A JP2002276849 A JP 2002276849A JP 2001125071 A JP2001125071 A JP 2001125071A JP 2001125071 A JP2001125071 A JP 2001125071A JP 2002276849 A JP2002276849 A JP 2002276849A
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valve
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actuator
casing
control
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JP2001125071A
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Yoshiteru Morihiro
芳照 森広
Michio Fukamachi
陸夫 深町
Daisuke Umehara
大祐 梅原
Koushiyun Kanetaka
浩春 金高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを通じてデータ通信を行う場
合の重要なデータの盗難または漏洩を完全に防止するこ
とができるデータ漏洩防止方法を提供すること。 【解決手段】 ケーシング内にバルブの駆動に関わる出
力軸並びに同出力軸をバルブが開閉する方向に回転させ
るモータを設け、且つ、ケーシング内の温度や湿度、バ
ルブの開閉角度、バルブの動作回数、バルブステムの回
転トルク、異常発生回数等のデータを測定する回路並び
にこれを記録するメモリを設け、これら測定された前記
データをケーシング内に設けたインターネット基板を通
じて管理センターにある制御用コンピュータに自動送信
するバルブ用アクチュエータの制御システムにおいて、
前記データを暗号化して送信し、受信後復号化するソフ
トウエアを前記メモリに書き込んだことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブの開閉制御
を行うアクチュエータの動作状況等をインターネット通
信により遠隔監視し、且つ、遠隔制御を行うことができ
るバルブ用アクチュエータの制御システムにおけるデー
タ漏洩防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バルブの開閉制御を行うアクチュ
エータの動作状況等をインターネット通信により遠隔監
視し、且つ、遠隔制御を行うことができるバルブ用アク
チュエータの制御システムが開発されたが、インターネ
ットを通じてデータ通信を行う場合、重要なデータが外
部からの不正なアクセスによって漏洩する危険性があっ
た。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】そのため、データを暗
号化処理してインターネットに流すようにしたが、従来
のデータ漏洩防止方法では、図6のようにLAN(Lo
cal Area Network)とプロバイダの中
間にファイヤーウオールを設け、これによって外部から
の不法侵入またはデータの漏洩を防いでいるだけで、フ
ァイヤーウオールの内側からの不法侵入に対しては無力
であり、また、ファイヤーウオール自体も破られ易く、
データを暗号化処理してあっても、その暗号化は単純に
他のデジタル信号に並び替えただけのものが殆どであ
り,第三者によって簡単に解読されるので、万全なデー
タ漏洩防止方法とはいえなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、バルブの開閉制御を行うアク
チュエータの動作状況等をインターネット通信により遠
隔監視し、且つ、遠隔制御を行うことができるバルブ用
アクチュエータの制御システムにおいて、インターネッ
トを通じてデータ通信を行う場合の重要なデータの盗難
または漏洩を完全に防止することができるデータ漏洩防
止方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ漏洩
防止方法は、ケーシング内にバルブの駆動に関わる出力
軸並びに同出力軸をバルブが開閉する方向に回転させる
モータを設け、且つ、ケーシング内の温度や湿度、バル
ブの開閉角度、バルブの動作回数、バルブステムの回転
トルク、異常発生回数等のデータを測定する回路並びに
これを記録するメモリを設け、これら測定された前記デ
ータをケーシング内に設けたインターネット基板を通じ
て管理センターにある監視・制御用コンピュータに自動
送信するバルブ用アクチュエータの制御システムにおい
て、前記データを暗号化して送信し、受信後復号化する
ソフトウエアを前記メモリに書き込んだことを特徴とす
るものである。
【0005】
【発明の作用】バルブの開閉制御を行うアクチュエータ
と制御用コンピュータとの間で送受信されるデータの全
てが暗号化される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明方法の実施の形態を図面に
ついて具体的に説明する。図1は、本発明方法が適用さ
れるバルブ用アクチュエータの制御システムの概略説明
図、図2は、同システムを構成するアクチュエータをバ
ルブに取り付けた状態の正面図、図3は、同アクチュエ
ータの内部構造を表す概略説明図、図4は、同アクチュ
エータの駆動源たるモータの縦断側面図、図5は、本発
明方法の概略説明図である。
【0007】1は、本発明方法が適用されるバルブ用ア
クチュエータであって、ケーシング11内部にバタフラ
イバルブV等のバルブの駆動に関わる出力軸12並びに
同出力軸をバルブが開閉する方向に回転させる可逆回転
モータ2を設けてある。
【0008】前記モータ2は、回転軸21と一体のロー
タ22、ステータ23とから構成され、モータ2の回転
軸21に装着されたロータリー24とこのロータリー2
4の回転をパルス信号に変換するエンコーダ25が一体
的に組み込まれており、モータ2が回転するとエンコー
ダ25がモータの回転角度を0.1°の単位で計測し、
初動位置から何度回転したかを随時後述する測定データ
記憶用メモリ(RAM)に記憶させるようになってい
る。
【0009】このモータ2によりバルブVをα°回転さ
せたい場合、モータ回転数/バルブ軸回転数をεとすれ
ば、モータの回転角度をε×α°とすればよいので、こ
のように初期設定しておけばよい。
【0010】3は、マイクロコンピュータ(CPU)3
1、初期設定値記憶メモリ(ROM)32、測定データ
記憶用メモリ(RAM)33を搭載したメイン基板であ
る。
【0011】4は、前記測定データ記憶用メモリ(RA
M)33に保存されているデータをインターネットによ
り後述する制御用コンピュータに送信するインターネッ
ト通信基板である。
【0012】5は、センサー群であって、アクチュエー
タ内部の温度及び湿度を測定するセンサー51、52及
びバルブVの流量、圧力、温度を纏めて測定するセンサ
ー53から構成され、センサー群5で測定された流量、
圧力、温度及び湿度のデータは電気信号がアナログ/デ
ジタル変換されて測定データ記憶用メモリ(RAM)3
3に保存されるようになっている。
【0013】また、この測定データ記憶用メモリ(RA
M)33は、データを管理センターにある後述する制御
用コンピュータに自動送信する際に暗号化し、監視・制
御用コンピュータから送信されてくる暗号化されたデー
タを復号化するソフトウエアが書き込まれている。
【0014】6は、前記測定データ記憶用メモリ(RA
M)33に保存されているデータを表示する液晶ディス
プレイ等の表示装置である。
【0015】7は、アクチュエータ1外部にある制御用
コンピュータで、インターネットを通じて前記アクチュ
エータの測定データ記憶用メモリ(RAM)33に保存
されているデータをダウンロードできるようになってい
る。
【0016】また、この制御用コンピュータ7は、デー
タをアクチュエータ1に送信する際に暗号化し、アクチ
ュエータ1から送信されてくる暗号化されたデータを復
号化するソフトウエアが書き込まれている。
【0017】次に、本発明の上記構成に従い、図示する
実施例について本発明方法が適用されるバルブ用アクチ
ュエータについて具体的に説明する。
【0018】制御用コンピュータ7からアクチュエータ
1に割り当てられた電話番号をコールすると、制御用コ
ンピュータ7とアクチュエータ1のメイン基板3がイン
ターネット通信基板4を介して繋がり、測定データ記憶
用メモリ(RAM)33に保存されているデータをダウ
ンロードすれば制御用コンピュータ7のディスプレイに
アクチュエータ1の表示装置6と同じ表示がなされ、ア
クチュエータ1つまりバルブの作動状況やバルブを流れ
る流体の状態をバルブの設置場所に行かなくても把握す
ることができる。
【0019】また、通常運転時にバルブに異常が生じた
ときには、モータの設定電流値等に異常が生じるので、
この異常状態をマイクロコンピュータ(CPU)31が
識別し、制御用コンピュータ7の電話番号を自動的にコ
ールし、同じくインターネットを通して制御用コンピュ
ータ7に異常を通報することができる。
【0020】次に、流体のバルブ通過流量を設定乃至変
更したい場合、モータ2には上述のようにモータの回転
角度を計測し、制御するエンコーダ25が設けられてい
るので、制御用コンピュータ7からインターネットを通
じてアクチュエータ1のメイン基板3にバルブの回転角
度が流体のバルブ通過流量に対応するような角度となる
ように指令することによって流量調節を自在に行うこと
ができる。
【0021】上述したように、インターネットを通じて
アクチュエータを遠隔制御することが可能であるが、監
視・制御用コンピュータとアクチュエータとの間で送受
信されるデータがハッカーによって改ざんされた場合に
はアクチュエータが誤動作して不測の事態を招く虞があ
るので、データを管理センターにある制御用コンピュー
タ7に自動送信する際に暗号化し、制御用コンピュータ
から送信されてくる暗号化されたデータを復号化するソ
フトウエアを書き込み、監視・制御用コンピュータにも
データを送受信する際に暗号化及び復号化するソフトウ
エアを書き込んであり、制御用コンピュータとアクチュ
エータの間は全て暗号化されたデータでやりとりされて
アクチュエータが制御されるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るバルブ用アクチュエータの
制御システムにおけるデータ漏洩防止方法によれば、制
御用コンピュータとアクチュエータの間のデータの送受
信を全て暗号化してあるため、従来法のようにファイヤ
ーウオールの内側からの不法侵入やファイヤーウオール
が破られるようなことがないもので、データ漏洩防止方
法として最適な方法であるといえるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法が適用されるバルブ用アクチュエー
タの制御システムの概略説明図である。
【図2】同システムを構成するアクチュエータをバルブ
に取り付けた状態の正面図である。
【図3】同アクチュエータの内部構造を表す概略説明図
である。
【図4】同アクチュエータの駆動源たるモータの縦断側
面図である。
【図5】本発明方法の概略説明図である。
【図6】従来方法の概略説明図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータ 11 ケーシング 2 モータ 3 メイン基板 31 マイクロコンピュータ(CPU) 32 初期設定値記憶メモリ(ROM) 33 測定データ記憶用メモリ(RAM) 4 インターネット通信基板 5 センサー群 6 表示装置 7 制御用コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H065 AA02 BA07 CA03 CA06 3J071 BB14 EE02 EE05 EE18 EE21 5J104 AA01 PA07 5K101 KK11 LL02 MM07 UU19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内にバルブの駆動に関わる出
    力軸並びに同出力軸をバルブが開閉する方向に回転させ
    るモータを設け、且つ、ケーシング内の温度や湿度、バ
    ルブの開閉角度、バルブの動作回数、バルブステムの回
    転トルク、異常発生回数等のデータを測定する回路並び
    にこれを記録するメモリを設け、これら測定された前記
    データをケーシング内に設けたインターネット基板を通
    じて管理センターにある制御用コンピュータに自動送信
    するバルブ用アクチュエータの制御システムにおいて、
    前記データを暗号化して送信し、受信後復号化するソフ
    トウエアを前記メモリに書き込んだことを特徴とするバ
    ルブ用アクチュエータ制御システムにおけるデータ漏洩
    防止方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ漏洩防止方法にお
    いて、アクチュエータを監視・制御する際に、高セキュ
    リチィ・高信頼性の制御/処理プロトコルを管理センタ
    ーにある制御用コンピュータにインストールして制御用
    コンピュータとアクチュエータの間のデータの送受信を
    全て暗号化することを特徴とするバルブ用アクチュエー
    タの制御システムにおけるデータ漏洩防止方法。
JP2001125071A 2001-03-19 2001-03-19 バルブ用アクチュエータの制御システムにおけるデータ漏洩防止方法。 Pending JP2002276849A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016090884A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 国立大学法人電気通信大学 暗号化制御システムおよび暗号化制御方法、並びにプログラム
CN108626473A (zh) * 2017-08-29 2018-10-09 李占江 智能电子网络互联式阀门控制器程序应用方法
KR102068240B1 (ko) * 2018-12-07 2020-01-20 (주)에너토크 데이터 서버 기능을 탑재한 통신형 액추에이터

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