JP2002272700A - 磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

磁気共鳴撮像装置

Info

Publication number
JP2002272700A
JP2002272700A JP2001073623A JP2001073623A JP2002272700A JP 2002272700 A JP2002272700 A JP 2002272700A JP 2001073623 A JP2001073623 A JP 2001073623A JP 2001073623 A JP2001073623 A JP 2001073623A JP 2002272700 A JP2002272700 A JP 2002272700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
invasive device
imaging
catheter
magnetic resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001073623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002272700A5 (ja
JP3911602B2 (ja
Inventor
Hidekazu Nakamoto
秀和 仲本
Tetsuhiko Takahashi
哲彦 高橋
Naoko Nagao
尚子 永尾
Masahiro Takizawa
将宏 瀧澤
Yumiko Tanii
由美子 谷井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2001073623A priority Critical patent/JP3911602B2/ja
Priority to US10/469,566 priority patent/US20040092813A1/en
Priority to PCT/JP2002/001851 priority patent/WO2002069800A1/ja
Publication of JP2002272700A publication Critical patent/JP2002272700A/ja
Publication of JP2002272700A5 publication Critical patent/JP2002272700A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3911602B2 publication Critical patent/JP3911602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラッキング対象の侵襲デバイスを見失うこ
となく追従でき、リアルタイム性に優れたナビゲーショ
ンを実現する。 【解決手段】 侵襲デバイス21の長手方向に間隔を離
してMR画像で他の部分と区別できる特異な画像となる
少なくとも2つの特異点P1、P2を設け、通常のI−
MRIにおいて再構成された2次元又は3次元画像3
1、32、33に基づいて、被検体に挿入される侵襲デ
バイス21の特異点P1、P2を検出するとともに、そ
の2つの特異点を結ぶ直線の方向を求めて、侵襲デバイ
スの位置と3次元進入方向を検出するようにして、侵襲
デバイスを見失うことなく追従するともに、ナビゲーシ
ョン画像のリアルタイム性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴撮像装置
に係り、具体的には、連続撮像を行ないながら被検体の
生体内に挿入されたカテーテル等の侵襲デバイスの動き
に追従させて撮像面を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮像(MRI)装置は、生体中
の所望の計測部位における原子核を励起させ、この励起
により発生する核磁気共鳴信号(NMR信号)に基いて
生体内の計測部位を画像化することにより医療診断に供
する装置である。通常、原子核を励起するには、生体に
均一な静磁場を作用させた状態で高周波磁場パルスを照
射している。また、計測部位の2次元断層像を得るため
に、直交3軸方向に傾斜を有する傾斜磁場を印加して、
NMR信号に2次元空間の位置情報を付与するようにし
ている。これらの高周波磁場パルスの照射、傾斜磁場の
印加、及びNMR信号のサンプリング等のタイミング、
さらに傾斜磁場の強度を制御することにより所望部位の
MR像を撮像する制御手順は、パルスシーケンスと称さ
れる撮像シーケンスによって定められる。
【0003】このような撮像シーケンスとして、スピン
エコー法及びグラディエントエコー法等の基本的なもの
に加え、高速撮像法としてエコープラナー(EPI: E
choPlanar Imaging)法や、高速スピンエコー(FS
E:Fast Spin Echo)法、等が提案されている。このF
SE法は、従来のRARE法を複数のシーケンス列に分
割することにより、従来のSE法に近い画質を有する実
用的な高速シーケンスとして実現した方法である。ここ
で、RARE(rapid acquisition with relaxation en
hancement:緩和増強による急速撮像)法は、90°パル
スによる励起で発生した横磁化を、高周波(RF)によ
る反転を繰り返すことで多量のエコー信号(NMR信
号)を発生させるマルチエコー法を応用し、それぞれの
エコー信号に異なる位相エンコードを付与して、1枚の
画像を高速に得られるようにした撮像シーケンスであ
る。一方、EPI法は、RFによる反転を用いないで、
読み出し傾斜磁場を高速で反転させて1個の励起パルス
で複数のエコー信号を取得する方法である。このEPI
法によれば、数十msという高速の撮像が可能である
が、静磁場不均一に極めて敏感である。
【0004】これらの高速撮像シーケンスを応用して、
フルオロスコピー(透視撮像)と呼ばれるリアルタイム
動態画像化法が臨床に応用されつつある。フルオロスコ
ピーは、1秒以下程度の短時間撮像とリアルタイム画像
再構成とを繰り返し、あたかもX線の透視撮像のように
体内組織の動態描出や、体内に外部からカテーテル等の
侵襲デバイスを挿入する際の位置把握に用いることがで
きる。特に、最近は、患者に対する侵襲性を最小化する
ために、インターベンショナル MRI(I−MRI)
と総称される術中撮像での応用が行なわれつつある。
【0005】I−MRIにおけるフルオロスコピーの用
途として最も期待されているのは、穿刺針やカテーテル
等の侵襲デバイスを患部に誘導する際の画像化手段であ
る。通常の2次元撮像ではカテーテルの3次元的な位置
までは検出することができないから、進行方向などの情
報を得ることは困難である。この点、カテーテルの位置
と進入方向とを3次元的に検出する方法が、文献「マグ
ネッティック リーゾナンス イン メディシン(Magn
etic Resonance in Medicine)44、pp.56〜65(200
0)、Active MR Guidance of Interventional Devices
With Target-Navigation」に提案されている。これによ
れば、カテーテルの長手方向に間隔を空けて複数のRF
受信コイルを埋め込み、それらのコイルのMR画像に基
づいてカテーテルの進入方向を検出し、検出したカテー
テルの進入方向と患部などの目的組織の位置とを含むス
キャン断面を自動的に決定してナビゲーション用のMR
撮像を行なうようにしている。つまり、常に目的組織と
カテーテルを含むように撮像断面が決められるから、カ
テーテルを見失うことはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記文
献に記載されたカテーテルのアクティブ誘導方式は、直
交する3軸断面(例えば、X、Y、Z軸断面)を2回づ
つ撮像してカテーテルの位置及び方向を検出した後、目
的組織とカテーテルを含む撮像断面を決定して実際のス
キャン撮像を行なっている。つまり、カテーテルのトラ
ッキングとナビゲーション画像を2段階に分けて時分割
法で撮像していることから、カテーテルを検出するまで
タイムラグがあり、ナビゲーションとしてのリアルタイ
ム性に問題があり実用的ではない。
【0007】本発明は、トラッキング対象の侵襲デバイ
スを見失うことなく追従でき、リアルタイム性に優れた
ナビゲーションを実現することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、次に述べる手
段により、上記課題を解決するものである。まず、本発
明は、静磁場空間に置かれた被写体に高周波パルスと傾
斜磁場とを印加して前記被写体を励起し、該励起により
発生するエコー信号を収集する撮像シーケンスを繰り返
し実行し、収集したエコー信号に基づいて前記被検体の
所望部位に係る2次元又は3次元画像を再構成し、再構
成された画像をディスプレイに連続して表示する磁気共
鳴撮影装置を基本手段とする。
【0009】本発明の特徴は、侵襲デバイスの長手方向
に間隔を離してMR画像で他の部分と区別できる特異な
画像となる少なくとも2つの特異点が設けた侵襲デバイ
スを用い、再構成された画像に基づいて、被検体に挿入
される侵襲デバイスの特異点を検出するとともに、その
2つの特異点を結ぶ直線の方向を求めて、侵襲デバイス
の位置と3次元進入方向を検出する侵襲デバイス検出手
段を設けることにある。
【0010】2次元画像を撮像する撮像シーケンスの場
合は、直交する3軸断面像を撮像することにより、侵襲
デバイス検出手段は、3軸断面像により特異点を結ぶ直
線の方向を求めることができる。ここで、3軸断面像と
は、例えば、横臥している状態の患者の水平方向断面
(COR)、垂直縦断面(SAG)及び垂直横断面(T
RS)である。ところで、進入方向が変わらなければ、
直交2軸断面像で追跡でき、3軸断面像を撮像する必要
はないから、撮像シーケンスを切り換えることにより、
撮像時間を短縮することができる。また、3軸断面像を
用いていることにより、1つの軸断面像において侵襲デ
バイスを検出していれば、その位置情報をフィードバッ
クして次の撮像シーケンスによる撮像部位を修正して、
追従性を向上できる。つまり、侵襲デバイスを全く見失
ってしまうことはなく、おおよその位置がわかっていれ
ば、軸断面像で詳細な位置が分かってしまうのである。
【0011】また、3次元画像を撮像する撮像シーケン
スの場合は、侵襲デバイス検出手段は3次元画像を直交
する3軸を含む面に投影した投影画像により、特異点を
結ぶ直線の方向を求めることができる。投影画像は、周
知の最大値投影処理(MIP)により求めることができ
る。
【0012】このように、本発明によれば、3次元的に
変化する侵襲デバイスの進入方向を検出することができ
るから、侵襲デバイスの進入方向が3次元的に変化して
も、トラッキング対象の侵襲デバイスを見失うことなく
追従できる。また、撮像スキャンと同一の撮像シーケン
スにより侵襲デバイスを追跡していることから、リアル
タイム性に優れたナビゲーションを実現することができ
る。
【0013】また、特異点は、例えば、侵襲デバイスの
先端部に小型のRF受信コイルを埋め込むことによって
形成する他、磁性体などの低信号材料又は高信号材料か
らなるマーカをカテーテルの樹脂に混入したりすること
により形成できる。
【0014】本発明の磁気共鳴撮像装置は、侵襲デバイ
ス検出手段により検出された侵襲デバイスの位置もしく
は進行方向を用いて、侵襲デバイス誘導の目標部位と侵
襲デバイスとを含む撮像断面又は撮影領域に変更するた
めに、撮像シーケンスの傾斜磁場条件を変えるナビゲー
ション手段を設けることができる。この場合、従来例の
ように侵襲デバイス位置検出のための撮像をすることな
く、組織画像や血管画像の撮像を連続的に行ない、その
画像情報をフィードバックして侵襲デバイスの位置と進
行方向を検出することができる。これによれば、撮像時
間及び画像処理の時間を短縮することができるから、侵
襲デバイスを目標部位に誘導するナビゲーションのリア
ルタイム性を改善できる。この場合、手術前に目標部位
周囲の組織画像や血管画像を撮像して記憶しておき、こ
の画像に侵襲デバイスのトラッキング画像を重ねて表示
することにより、侵襲デバイスを目標部位に誘導するナ
ビゲーションのリアルタイム性を一層改善できる。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の一実施の形態について、
図1〜図4を用いて説明する。図1は、本発明の特徴に
係る3軸断面像を用いて侵襲デバイスの一例であるカテ
ーテルの進入方向を検出する実施形態を説明する模式図
である。図2は、本発明を適用することができる磁気共
鳴撮像装置の全体のブロック構成図である。図3は、カ
テーテルの一例を示す斜視図である。図4は、血管内に
挿入されたカテーテルの状態を示す模式図である。図5
は、本発明に用いる撮像シーケンスの一例を示す図であ
る。
【0016】図2に示すように、磁気共鳴撮像装置は、
静磁場発生磁石2、傾斜磁場発生系3、シーケンサ4、
送信系5、受信系6、信号処理系7、及び中央処理装置
(CPU)8等を備えて構成される。静磁場発生磁石2
は、被検体1が置かれる空間に均一な静磁場を発生させ
るものである。その静磁場の方向は、通常、被検体1の
体軸方向又は体軸に直交する方向である。また、静磁場
発生磁石2は、永久磁石又は常電導あるいは超電導磁石
を用いて形成されている。この静磁場発生磁石2に囲ま
れる静磁場空間内に傾斜磁場発生系3の傾斜磁場コイル
9、送信系5の高周波コイル14a、受信系6の高周波
コイル14bが設置されている。傾斜磁場発生系3は、
直交3軸(X、Y、Z)方向の傾斜磁場を発生する傾斜
磁場コイル9と、その傾斜磁場コイル9の駆動電流を供
給する傾斜磁場電源10を有して構成されている。傾斜
磁場電源10は、シーケンサ4の命令に従って直交3軸
(X、Y、Z)方向の傾斜磁場Gx、Gy、Gzを被検
体1に印加するようになっている。この傾斜磁場の与え
方によって断層像のスライス面を設定することができ
る。
【0017】シーケンサ4は、CPU8の制御により動
作し、被検体1の生体組織を構成する原子の原子核に核
磁気共鳴を起こさせる高周波磁場パルスを、ある所定の
パルスシーケンスと称される撮像シーケンスに従って繰
り返し印加するものである。また、傾斜磁場発生系3、
送信系5、受信系6等に命令を送り、断層像を撮像する
のに必要な制御を実行するものである。
【0018】送信系5は、シーケンサ4の制御により被
検体1の生体組織を構成する原子核に核磁気共鳴を起こ
させるために高周波磁場パルスを照射するもので、高周
波発振器11、変調器12、高周波増幅器13及び高周
波コイル14aを有して構成されている。そして、送信
系5は、シーケンサ4の命令に従って、高周波発振器1
1から出力される高周波パルスを変調器12で振幅変調
し、さらに高周波増幅器13で増幅した後、高周波照射
コイル14aに供給して高周波磁場パルス(RFパル
ス)を被検体1に照射するようになっている。
【0019】受信系6は、被検体1の生体組織の原子核
の核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信
号)を検出するもので、受信側の高周波コイル14b、
増幅器15、直交位相検波器16及びA/D変換器17
を有して構成される。高周波コイル14bにより受波さ
れた磁気共鳴信号は増幅器15で増幅され、直交位相検
波器16で検波された後、A/D変換器17でディジタ
ル信号の計測データに変換される。なお、シーケンサ4
の制御によるタイミングで直交位相検波器16によりサ
ンプリングされた二系列の計測データは、信号処理系7
に送られる。なお、受信系6を複数系統設け、それぞれ
の受信コイル(高周波コイル)により受信した信号を合
成して、画像の再構成を行なうことによりS/N比を向
上して、あるいは視野の広い撮像を可能にすることがで
きる。
【0020】信号処理系7は、CPU8、磁気ディスク
18、磁気テープ19及びCRTなどのディスプレイ2
0を有して構成される。CPU8は、受信系6から入力
される計測データをフーリエ変換処理を含む画像再構成
処理を行い、任意断面の信号強度分布あるいは所定の処
理をした画像を作成して、ディスプレイ20に断層像と
して表示するようになっている。磁気ディスク18及び
磁気テープ19は、CPU8により再構成された画像の
データを記録する。ディスプレイ20は、磁気ディスク
18及び磁気テープ19に格納されている画像データを
映像化して断層像として表示する。また、信号処理系7
は、CPU8の機能として、画像データに対する差分処
理及び重み付けを行なう機能を備えている。これらの処
理の選択及び設定は、CPU8の入力手段(図示せず)
を介して行なう。また、ディスプレイ20は、信号処理
系7の機能に対応して、通常の画像に代えて、あるいは
通常の画像に加えて、差分画像あるいは累積加算画像を
表示する機能を備えている。
【0021】本実施形態では、本発明の特徴である被検
体1の体内に挿入される侵襲デバイスであるカテーテル
21を追跡するトラッキング機能と、追跡結果をディス
プレイ20の画像に表示して術者の挿入操作を誘導する
ナビゲーション機能を、CPU8に備えている。また、
カテーテルの描画性を向上するため、カテーテル21に
は2個の受信コイル22a、22bが設けられており、
それらにより受信されたエコー信号は、受信系23を介
してCPU8に取り込まれ、画像再構成などの処理にお
いて受信系6の画像と合成されるようになっている。
【0022】次に、上記実施形態の磁気共鳴撮像装置を
用いてカテーテル21の追跡と誘導に係る構成につい
て、動作とともに説明する。図3に、カテーテル21の
模式図を示す。本実施形態のカテーテル21は、血管内
に挿入可能な円筒状に形成され、その先端部に間隔を空
けて2つの受信コイル22a、22bが埋め込まれてい
る。受信コイル22a、22bの間隔は、典型的には、
3〜5cmである。なお、受信コイル22a、22bに
より受信されるエコー信号は図示していない信号線を通
して受信系23に伝送されるようになっている。
【0023】被検体1を、磁気共鳴撮像装置の静磁場内
の測定空間に配置し、図4に示すように、カテーテル2
1を血管25内を通して必要な治療部位にまで挿入す
る。個の挿入過程で、例えば、図5に示すマルチショッ
トEPI法による撮像シーケンスにしたがってMR画像
を取得する。図5は上から順に、高周波パルスRF、ス
ライス傾斜磁場Gs、位相エンコード傾斜磁場Gp、リ
ードアウト傾斜磁場Gr、エコー信号Signalを示してい
る。そして、横軸は時間を示し、縦軸は強度を表わして
いる。図示のように、この撮像シーケンスは、スライス
傾斜磁場パルス102を印加しながら高周波パルスRF
101により励起する。この高周波パルスRF101は
90°以下の適当なフリップ角α°である。次いで、位
相エンコード傾斜磁場パルス103とリードアウト方向
の傾斜磁場パルス104を印加後、リードアウト傾斜磁
場パルス105、106、107を反転しながら繰り返
し印加して、複数のエコー信号108、109、110
を計測する。また、リードアウト傾斜磁場パルス105
と106の間及びリードアウト傾斜磁場パルス106と
107間に、位相エンコード方向にブリップ111、1
12を印加してそれらのエコー信号の位相エンコードを
ずらすようにしている。このような撮像シーケンスを繰
り返し時間TRで繰り返し、1枚の画像を構成するのに
必要なエコー信号を計測する。いま、TRを10msと
し、エコー間隔TEが4ms、FOVが260mm、読
み出し方向のデータ数が128、位相エンコード量が1
20、ショット数が40、エコートレイン数が3(図6
の108〜110)と設定すると、1枚の2次元画像の
更新時間を約0.4秒(10×120/3=400m
s)にすることができる。続いて、スライス傾斜磁場パ
ルス202及び位相エンコード傾斜磁場パルス203を
印加するとともにリードアウト方向の傾斜磁場パルス2
04を印加して、次の画像を取得する撮像シーケンスを
繰返す。
【0024】このようなEPI撮像シーケンスを繰り返
し実行し、計測されるエコー信号をフーリエ変換等の画
像再構成を行なって2次元又は3次元の画像を取得す
る。その間、信号処理系7は、各エコー信号のデータを
各フレームメモリに格納し、3次元(3D)撮像におい
ては最大値投影(MIP)処理を行ない、時系列画像を
連続的に表示する。
【0025】次に、上述のようにして撮像されるMR画
像に基づいて、カテーテル21の位置及び進行方向を検
出する一実施形態を説明する。まず、撮像領域内にカテ
ーテル21が存在する場合、図4のような2次元画像が
表示される。しかし、2次元画像1枚では、カテーテル
21の方向は分からない。そこで、本実施形態では、図
5の撮像シーケンスを用いて、まず3軸断面、例えば、
X軸、Y軸、Z軸を含む3断面をスライス軸として撮像
する。この撮像に要する時間は、前述例では、0.4秒
×3断面=1.2秒である。このようにして撮像された
カテーテル21を含む画像の概念を表わす斜視図を図1
に示す。図1において、(A)はZ軸に沿った断層像で
あるTRS像31、(B)はY軸に沿った断層像である
SAG像32、(C)はX軸に沿った断層像であるCO
R像33を示す。それらの図は、撮像領域のスライス厚
みを考慮して示している。それらの図に示すように、得
られる画象において、カテーテル21の受信コイル22
a、22bに対応する部位が、それぞれの画像に特異点
P1、P2として、他の部位とは著しく異なる輝度の画
像として表示される。この3軸断面像に基いて、CPU
8はカテーテルの位置及び進行方向を検出する。例え
ば、各画像における特異点P1と特異点P2を結ぶ直線
が各軸X、Y、Zと成す傾きθx、θy、θzを幾何学
的に算出し、それらの角度を合成して3次元的な進行方
向を求めることができる。なお、3次元の進行方向を求
める際は、周知の極座標系又は円柱座標系を用いるのが
便利である。また、図中に矢印で示すカテーテルの全体
的な進行方向は、時系列的に以前に撮像された画像比較
して検出する。
【0026】このように、本実施形態では、撮像スキャ
ンと同一の撮像シーケンスにより2次元のI−MRI画
像の3軸断面像を撮像しながら、それらの画像からカテ
ーテルの位置と進行方向を3次元で検出でき、かつ1.
2秒間隔で検出できるから、リアルタイム性に優れたナ
ビゲーションを実現することができる。つまり、検出さ
れたカテーテルの位置と進行方向に従ってCPU8によ
り、例えばスライス位置及びスライス方向等の撮像条件
を自動的に変更する指令をシーケンサ4に出力すること
により、画像上でカテーテルを見失うことなく目標部位
まで誘導することができる。
【0027】なお、カテーテルの進行方向が大きく変化
しない状態の場合は、3軸の断面像を撮像しなくてもカ
テーテルを見失うことが少ない。この場合は、2軸断面
像に基いてカテーテルの位置と進行方向を検出するよう
にすることにより、検出時間を短縮して、一層リアルタ
イム性を向上できる。また、3軸断面像を用いているこ
とにより、1つの軸断面像において侵襲デバイスを検出
していれば、その位置情報をフィードバックして次の撮
像シーケンスによる撮像部位を修正して、追従性を向上
できる。つまり、侵襲デバイスを全く見失ってしまうこ
とはなく、おおよその位置がわかっていれば、軸断面像
で詳細な位置が分かってしまう。
【0028】次に、3次元のI−MRI画像を撮像しな
がらカテーテル21の位置及び進行方向を検出する本発
明の他の実施形態を図6〜図8を用いて説明する。図6
はカテーテルを含む対象部位の3次元撮像例であり、カ
テーテル21が血管25内に挿入されている状態を模式
的に示している。この3次元画像の画像データに基づい
てCPU8において3軸断面の投影処理を行ない、その
最大値画素により画像を構成する最大値投影処理(MI
P)を行なう。これにより、図7(A)、(B)、
(C)に示すCOR像41、SAG像42、TRS像4
3を得る。また、同図(D)は、カテーテル挿入前に撮
像しておいた対象部位を含む断層像に、検出したカテー
テルの特異点P1、P2を重ねて表示した合成像44の
例である。なお、これらの画像は、MPR(Multi Plan
ar Projection)像である。
【0029】CPU8は、図7のCOR像41、SAG
像42、TRS像43に基いて、カテーテルの位置及び
進行方向を検出する。例えば、図8(A)、(B)に示
すように、各画像における特異点P1と特異点P2を結
ぶ直線が各軸X、Y、Zと成す傾きθx、θy、θzを
幾何学的に算出し、それらの角度を合成して3次元的な
進行方向S(θx、θy、θz)を求めることができ
る。ここでは、わかり易いために直交座標系を用いて説
明したが、一般には3次元の進行方向を求める際、周知
の極座標系を用いるのが便利である。
【0030】この実施形態の場合も、3次元によるI−
MRI撮像のスラブ枚数(スライス枚数)を3枚に設定
すれば、前述の例と同様、1.2秒ごとにカテーテルの
MIP画像及び位置、進行方向を連続的に求めて表示す
ることができる。また、必要に応じて、カテーテルの進
んだ距離や進行速度を求めて画像に表示してもよい。
【0031】また、利用者が入力手段を介してCPU8
に、撮像シーケンスのTR/TE等のパラメータ、スラ
イス方向、スラブ枚数、その他の条件を可変設定できる
ようにすれば、I−MRI中に測定部位や状況判断によ
り、例えば好みのスライス方向やコントラストのナビゲ
ーション画像を表示させることができる。
【0032】また、以上の説明では、カテーテルの位置
及び進行方向を検出することを中心に説明したが、本発
明はこれに止まるものではなく、利用者の設定に応じ
て、自動的に撮像位置を変えて、カテーテルを追従しな
がら撮像するナビゲーション撮像手段を備えることがで
きる。つまり、検出されたカテーテルの位置と進行方向
を用いて、目標部位とカテーテルとを含む撮像断面又は
撮影領域に変更するため、撮像シーケンスの傾斜磁場条
件を変えるナビゲーション手段を設ける。この場合、従
来例のようにカテーテル位置検出のための撮像をするこ
となく、組織画像の撮像を連続的に行ない、その画像情
報をフィードバックしてカテーテルの位置と進行方向を
検出することができる。そのため、撮像時間及び画像処
理の時間を短縮することができるから、カテーテルを目
標部位に誘導するナビゲーションのリアルタイム性を改
善できる。特に、手術前に目標部位周囲の組織画像を撮
像して記憶しておき、この組織画像にカテーテルのトラ
ッキング画像を重ねて表示することにより、カテーテル
を目標部位に誘導するナビゲーションのリアルタイム性
を確保しつつ、I−MR画像の視認性を向上できる。
【0033】上記の実施形態において、カテーテルに埋
め込む受信コイルは、小型ループ状のコイルでも、線状
のコイルでもよい。また、受信コイルに代えて、磁性体
などの低信号材料又は高信号材料からなるマーカをカテ
ーテルに取り付けたり、カテーテルの樹脂に混入したも
のでもよい。要は、カテーテルの長手方向に間隔を離し
てMR画像で他の部分と区別できる特異な画像となる少
なくとも2つの特異点を設ければよい。
【0034】また、侵襲デバイスとしてカテーテルを例
に説明したが、これに限らず、穿刺針などのような体内
に挿入してもといるデバイスのトラッキングおよびナビ
ゲーションに適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ト
ラッキング対象の侵襲デバイスを見失うことなく追従で
き、リアルタイム性に優れたナビゲーションを実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴に係る3軸断面像を用いて侵襲デ
バイスの一例であるカテーテルの進入方向を検出する一
実施形態を説明する模式図である。
【図2】本発明を適用することができる磁気共鳴撮像装
置の全体のブロック構成図である。
【図3】カテーテルの一例を示す斜視図である。
【図4】血管内に挿入されたカテーテルの状態を示す模
式図である。
【図5】本発明に用いる撮像シーケンスの一例を示す図
である。
【図6】カテーテルを含む対象部位の3次元撮像により
得られるI−MR像を模式的に示す斜視図である。
【図7】図6の3次元画像を最大値投影処理して得られ
るCOR像、SAG像、TRS像及びカテーテルの特異
点P1、P2を重ねて表示した合成画像の一例である。
【図8】3次元撮像の画像を処理してより得られたCO
R像、SAG像、TRS像に基いてカテーテルの位置及
び進入方向を検出する一実施形態を説明する模式図であ
る。
【符号の説明】
21 カテーテル 22a、22b 受信コイル 25 血管 31 TRS像 32 SAG像 33 COR像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永尾 尚子 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 瀧澤 将宏 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 谷井 由美子 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C096 AA12 AA20 AB41 AB50 BA42 CC10 DC18 DC22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場空間に置かれた被写体に高周波パ
    ルスと傾斜磁場とを印加して前記被写体を励起し、該励
    起により発生するエコー信号を収集する撮像シーケンス
    を繰り返し実行し、収集したエコー信号に基づいて前記
    被検体の所望部位に係る2次元又は3次元画像を再構成
    し、再構成された画像をディスプレイに連続して表示す
    る磁気共鳴撮影装置において、 再構成された前記画像に基づいて、前記被検体に挿入さ
    れる侵襲デバイスの長手方向に間隔を離して設けられた
    特異な画像データを形成する少なくとも2つの特異点を
    検出するとともに、該2つの特異点を結ぶ直線の方向を
    求めて、前記侵襲デバイスの位置と3次元進入方向を検
    出する侵襲デバイス検出手段を設けてなることを特徴と
    する磁気共鳴撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記特異点は小型受信コイルであり、前
    記侵襲デバイス検出手段は、2つの小型受信コイルの位
    置を結ぶ直線と直交3軸との成す角度から前記侵襲デバ
    イスの3次元進入方向を検出することを特徴とする請求
    項1に記載のの磁気共鳴撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像シーケンスは、直交する3軸断
    面像を撮像する撮像シーケンスを含んでなり、前記侵襲
    デバイス検出手段は、前記3軸断面像により前記特異点
    を結ぶ直線の方向を求めることを特徴とする請求項1に
    記載の磁気共鳴装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像シーケンスは、3次元画像を撮
    像する撮像シーケンスを含んでなり、前記侵襲デバイス
    検出手段は、前記3次元画像を直交する3軸を含む面に
    投影した投影画像により前記特異点を結ぶ直線の方向を
    求めることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴装
    置。
  5. 【請求項5】 前記侵襲デバイス検出手段により検出さ
    れた前記侵襲デバイスの位置もしくは進行方向を用い
    て、前記所望部位を前記侵襲デバイス誘導する目標部位
    と該侵襲デバイスとを含む撮像断面又は撮影領域に変更
    するため、前記撮像シーケンスの傾斜磁場条件を変える
    ナビゲーション手段を設けたことを特徴とする請求項1
    乃至4の何れかに記載の磁気共鳴装置。
JP2001073623A 2001-03-01 2001-03-15 磁気共鳴撮像装置 Expired - Fee Related JP3911602B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073623A JP3911602B2 (ja) 2001-03-15 2001-03-15 磁気共鳴撮像装置
US10/469,566 US20040092813A1 (en) 2001-03-01 2002-02-28 Magnetic resonance imaging apparatus
PCT/JP2002/001851 WO2002069800A1 (fr) 2001-03-01 2002-02-28 Appareil d'imagerie par resonance magnetique

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001073623A JP3911602B2 (ja) 2001-03-15 2001-03-15 磁気共鳴撮像装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002272700A true JP2002272700A (ja) 2002-09-24
JP2002272700A5 JP2002272700A5 (ja) 2005-09-29
JP3911602B2 JP3911602B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=18931020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001073623A Expired - Fee Related JP3911602B2 (ja) 2001-03-01 2001-03-15 磁気共鳴撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3911602B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003325475A (ja) * 2002-05-16 2003-11-18 Hitachi Medical Corp カテーテルrfアンテナ
JP2006263473A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Siemens Ag X線装置およびx線装置の作動方法
JP2008538703A (ja) * 2005-01-31 2008-11-06 メディガイド リミテッド リアルタイムにおいて、医学画像の電磁界干渉を取り除くための方法およびシステム
US7877129B2 (en) 2001-09-13 2011-01-25 Hitachi Medical Corporation Magnetic resonance imaging apparatus and RF reception coil apparatus
US8543186B2 (en) 2007-03-01 2013-09-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic resonance imaging apparatus and magnetic resonance imaging method
JP2014509918A (ja) * 2011-04-07 2014-04-24 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 目標区域へのシャフトの磁気共鳴ガイダンス

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7877129B2 (en) 2001-09-13 2011-01-25 Hitachi Medical Corporation Magnetic resonance imaging apparatus and RF reception coil apparatus
JP2003325475A (ja) * 2002-05-16 2003-11-18 Hitachi Medical Corp カテーテルrfアンテナ
JP2008538703A (ja) * 2005-01-31 2008-11-06 メディガイド リミテッド リアルタイムにおいて、医学画像の電磁界干渉を取り除くための方法およびシステム
US9622681B2 (en) 2005-01-31 2017-04-18 Mediguide Ltd. Method and system eliminating electromagnetic interference in a medical image, in real-time
USRE47766E1 (en) 2005-01-31 2019-12-17 St. Jude Medical International Holding S.À R.L. Method and system for eliminating electromagnetic interference in a medical image, in real-time
JP2006263473A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Siemens Ag X線装置およびx線装置の作動方法
US8543186B2 (en) 2007-03-01 2013-09-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic resonance imaging apparatus and magnetic resonance imaging method
US9795318B2 (en) 2007-03-01 2017-10-24 Toshiba Medical Systems Corporation Magnetic resonance imaging apparatus and magnetic resonance imaging method
JP2014509918A (ja) * 2011-04-07 2014-04-24 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 目標区域へのシャフトの磁気共鳴ガイダンス
US9968277B2 (en) 2011-04-07 2018-05-15 Koninklijke Philips N.V. Magnetic resonance guidance of a shaft to a target zone
US10251579B2 (en) 2011-04-07 2019-04-09 Koninklijke Philips N.V. Magnetic resonance guidance of a shaft to a target zone

Also Published As

Publication number Publication date
JP3911602B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5810728A (en) MR imaging method and apparatus for guiding a catheter
US7542793B2 (en) MR-guided breast tumor ablation and temperature imaging system
US20080024127A1 (en) Magnetic Resonance Imaging Apparatus and Method
US6876198B2 (en) Magnetic resonance imaging system
RU2580189C2 (ru) Интервенционная мр-томография с компенсацией движения
WO2003005902A1 (fr) Procede de saisie d'images endoscopiques et dispositif d'irm l'utilisant
US20020165449A1 (en) Magnetic resonance imaging utilizing a microcoil
JP2004527301A (ja) 連続的テーブル移動を使用して大視野からmriデータを取得する方法
JPWO2005034749A1 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及びこれを用いた造影アンジオグラフィー法
JP3976845B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US20040092813A1 (en) Magnetic resonance imaging apparatus
US10548505B2 (en) System and method for real-time MRI-guided object navigation
JP3911602B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
WO2016021440A1 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP3514547B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2004008398A (ja) 医療画像診断装置
JP3972236B2 (ja) 磁気共鳴撮像装置
JP2004305454A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US6215305B1 (en) Method and device for imaging an object by means of magnetic resonance
JP3971268B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2000316830A (ja) 磁気共鳴イメージング方法及びそれを用いた磁気共鳴イメージング装置
JP4219028B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP4118119B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2002143121A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP6912341B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置、それを用いたデバイス位置検出方法、および、画像ガイド下インターベンション支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees