JP2002272626A - 包丁保持具及びその適用製品 - Google Patents

包丁保持具及びその適用製品

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JP2002272626A
JP2002272626A JP2001080535A JP2001080535A JP2002272626A JP 2002272626 A JP2002272626 A JP 2002272626A JP 2001080535 A JP2001080535 A JP 2001080535A JP 2001080535 A JP2001080535 A JP 2001080535A JP 2002272626 A JP2002272626 A JP 2002272626A
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Koji Okuda
幸爾 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)包丁2を立体的に保持して、接地面積を
小さくした包丁保持具(2)既存の水切台3等への装着手
段と包丁保持手段とを設けた、水切台等装着用包丁保持
具 (3)側壁等に包丁保持手段を設けた水切台等の包丁保
持具適用製品を提供すること。 【解決手段】 (1)下部に安定片13を付けた保持板1
1に包丁保持手段を設ける。 (2)保持板11に包丁保持
手段と水切台3等への装着手段を設ける。 (3)水切台3
や俎立て4等の製品に側壁31等に包丁保持手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包丁を一時的に
保持する包丁保持具及びその適用製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、包丁を洗った後は、水切りかご等
に他の食器等と一緒に入れておくのが一般的であった。
但し、包丁を食器等と分けて、水切りするものも提案さ
れている。包丁専用の水切台では、例えば、実登 3015
925「包丁類の水切り台」のように、丸太を二つ割りし
たものや、直方体の木材の片側に、包丁を挿入する切れ
目を横方向に並べて設けたものがある。
【0003】又、食器等と分けて、包丁だけを入れる部
分を設けた水切りかごも提案されている。例えば、実開
昭 62-127255「水切り容器」、実開平 1-86963「水切
りかご」、実開平1-135071「水切りかご」、特開平8-14
0871「流し台用網篭」、特開平 11-309107「食器用水
切りカゴ」、実登 3066440「食器等の水切り具」等が
ある。
【0004】実開昭62-33745「包丁ハンガー」のよう
に、包丁を立体的に挟持できる板状本体を壁面又は戸棚
や引き出しの内面等に装着する包丁ハンガーも提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の包丁専用の水切
台は、立てた包丁を水平方向に並べるので、底面積が大
きく、流し台等に置いた場合に場所を取り、周りが狭く
なり、実用上困るという問題点があった。
【0006】包丁と食器等とを分けて入れる水切りかご
では、包丁を入れるスペースが確保されているというだ
けで、各包丁は固定されずごちゃごちゃに置かれる。包
丁同士が当って刃先を傷めたり、食器等に当ったり、金
属製の水切りかごでは、包丁の刃先が当って傷めたりす
ることがあった。又、包丁が乱雑に置かれるため、危険
でもあり、不安定で、整理もしにくかった。
【0007】包丁を水切かご上部に、縦に差し込んで、
水切りする型のものは、包丁を垂直に保持しているの
で、水切かごの高さをを高くする必要(少なくとも刃の
長さ以上に)があった。
【0008】「包丁ハンガー」のように、壁面又は戸棚
や引き出しの内面等に装着するものは、下記に示す、こ
の発明が解決しようとする課題とは課題が異なる。
【0009】この発明が解決しようとする課題は、
(1)包丁を立体的に保持して、設置面積を小さくした包
丁保持具、 (2)水切台、食器洗い機、食器乾燥機等へ
の装着手段と包丁保持手段とを設けた、既存の水切台等
装着用包丁保持具及び (3)側壁に包丁保持手段を設け
た水切台等の包丁保持具適用製品を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る包丁保持
具及びその適用製品は、前記の課題を解決したものであ
って、次のようなものである。
【0011】請求項1記載の発明に係る包丁保持具は、
保持板11の下部に倒れ防止のための安定片13を設
け、包丁保持手段を設けたものである。保持板11は、
通常板状であるが、孔が多数空いたものや網目状、格子
状のものでもよい。安定片13は、小さい板状のものを
両脇に設けてもよいし、細長い板状のものを1枚取り付
けてもよい。また、針金状のものを曲げて取り付けても
よいし、棒状のものでもよい。要するに、保持板11が
倒れないようにすればよい。
【0012】包丁保持手段は、包丁2を載せる保持片1
2や挿入する挿入部124、挟み付ける腹押え121、
柄押え125、磁石122のように包丁2を保持するた
めのものである。保持とは、包丁2を一時的にその場所
に保つことで、包丁2を外したいときには容易に外せる
ことをいう。包丁2の金属部分全体を腹21とする。包
丁2は、腹21と柄22とからなる。なお、腹21は、
セラミック包丁の場合はセラミックとなる。
【0013】保持片12や挿入部124は、挟み付けた
り、吸引したりするような包丁2に直接作用する力は働
かないが、包丁2の重量によって、包丁2との摩擦によ
り保持する。
【0014】磁石122は、細長いもの1個でも小さい
もの複数個でもよい。形状、大きさ、強さ、配置は、包
丁2の腹21の形状、大きさ、重量に対応させる。磁石
122の下に、腹21を支える刃受123を設けたもの
は、包丁2の重量に対して磁石122が弱い場合でも、
包丁2がずり落ちるのを防止する。
【0015】請求項2記載の発明に係る包丁保持具は、
包丁保持手段として腹押え121や柄押え125のよう
な包丁2を挟み付けるものを保持片12や保持板11に
取り付け、保持板11の下部に安定片13を付けた包丁
保持具である。
【0016】包丁2を挟み付けるものは、鋼、ステンレ
ス、銅、真鍮のような金属材料や弾性のあるプラスチッ
ク材料で挟むものでも、弾性のないものと弾性のあるも
のとで挟むものでもよい。挟み付けるものの形状は、薄
い板状物でも針金を曲げたものでもよい。
【0017】請求項3記載の発明に係る包丁保持具は、
包丁保持手段として磁石122を保持板11や保持片1
2に取り付け、保持板11の下部に安定片13を設けた
包丁保持具である。
【0018】磁石122により鉄やステンレス製の腹2
1を吸引して包丁2を保持する。磁石122について
は、前記請求項1記載の発明で説明した通りである。
【0019】請求項4記載の発明に係る包丁保持具は、
包丁保持手段と水切台3等への装着手段とを保持板11
に設けた包丁保持具である。包丁保持手段は、前記請求
項1記載の発明で説明の通りである。水切台3等は、水
切台3や食器洗い機、食器乾燥機等流しや調理台等の上
に置く機器をいう。装着手段は、包丁保持具更に詳細に
いうと保持板11を水切台3等に装着するためのもの
で、水切台3等の下に挿入する安定片13、水切台3等
の側壁31に付着するための粘着剤14、吸盤15、側
壁31の上部を挟み付ける引掛片16等をいう。この発
明は、既存の水切台3等に装着して使用する包丁保持具
である。
【0020】請求項5記載の発明に係る包丁保持具の適
用製品は、水切台3の側壁31や俎立て4の側壁41に
包丁保持手段を設けたものである。適用製品としては、
他の製品でもよい。流しや調理台等包丁を使う所に置く
製品であればよい。
【0021】水切台3では、包丁保持手段は、前記請求
項1記載の発明で説明分の他に側壁31の上部に包丁2
を挿入する挿入孔32を設け、側壁31の下部に腹21
を支持する刃受123を設けたものでもよい。挿入孔3
2の他に、細長いU字形、V字形の挿入部でもよい。要
するに、柄22で包丁2を支える機能を持つものであれ
ばよい。腹21が脱落しないように、刃受123にガー
ド125を設けたり、刃受123自体に傾斜を付けても
よい。刃受123を箱型にしたものは、腹21に付いた
水滴の滴受17にもなる。
【0022】俎立て4では、包丁保持手段は、磁石12
2の他前記説明分のものを使用してもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき、図面を参照しながら説明する。
【実施例】実施例1 実施例1を図1に基づいて説明する。図1は、実施例1
の包丁保持具を示すもので、(A)は斜視図、(B)、
(C)、(D)及び(E)は、側面図である。
【0024】実施例1は、(A)に示すように、安定片
13を下部に備えた保持板11の片側に、包丁2を保持
する保持片12を斜め上方に設けた包丁保持具1であ
る。保持片12の上に包丁2を載せる。安定片13は、
保持板11が倒れないようにするものである。保持片1
2は、包丁2の長手方向が水平方向になるように、保持
板11の下辺に平行に、対にして設ける。(B)は、
(A)に示す包丁保持具1の側面図である。保持片12
は、包丁2が落ちないように斜めに設け、図のように2
段にする他に3段以上に増やしてもよい。
【0025】使い方は、流しや調理台等の上にこの包丁
保持具1を置き、洗った包丁2の腹21を保持片12の
上に載せる。包丁2は、一時的に載せておくもので、あ
る程度水気が切れれば、水気をふき取って、所定の収納
場所に収納してもよいし、乾いてから所定の収納場所に
収納してもよい。安定板13は、図に示すような小さな
もの2枚でもよいし、大きなもの1枚にしてもよい。こ
の包丁保持具1は、包丁2を立体的に保持でき、設置面
積が小さいので、場所を取らず調理台等を有効に使え、
実用上便利であるという効果がある。
【0026】(C)は、(A)、(B)に示す包丁保持
具1の保持片12を保持板11の両側に設けたものであ
る。使い方その他は、(A)、(B)のものと同じであ
る。保持片12が保持板11の両側に付いているので、
包丁2を多く載せられる。
【0027】(D)は、(A)、(B)に示す包丁保持
具の保持片12の上に腹押え121を付けたものであ
る。腹押え121は、弾性体の弾性を利用して押さえる
もので、薄い金属製でもよいし、プラスチック製でもよ
い。腹押え121が腹21をしっかり押さえるので、保
持片12に載せた包丁2が落ちにくく安定する。又、保
持片12の傾斜角度を緩く(水平に近く)できるので、
保持片12の数を増やすため、3段にした。なお、腹押
え121は、保持片12の下側に設けてもよい。
【0028】(E)は、(A)、(B)に示す包丁保持
具の保持片12を磁石122に変えた包丁保持具1であ
る。包丁2の腹21は、鉄でもステンレスでも磁石に付
くので、磁石122に腹21を近付けると保持される。
腹21がセラミックの包丁には適用できないが、セラミ
ック包丁はまだ多くない。保持手段が磁石なので、包丁
2の着脱が容易である。外す時は、柄22をねじるよう
にすると外れ易い。腹21が垂直になるので、幅が狭く
一層省スペースになる。
【0029】実施例2 実施例2を図2に基づいて説明する。実施例2の包丁保
持具1は、既存の水切台3等に装着して、使用するもの
である。図2の(A)は斜視図、(B)及び(C)は側
面図である。形状は、実施例1の包丁保持具1の安定片
13を保持板11の片側だけにしたもので、保持板11
と安定片13とがL字形になっている。安定片13は、
薄くした方が水切台3等の下に入れ易くてよい。保持手
段は、保持板11の片側だけに設ける。なお、図面では
水切台3の水切孔は省略している。水切台3は、水切孔
のあるものでも、その外側に水の漏らない一回り大きい
ケースをはめたものでもよい。針金で作られたもので
も、プラスチックで成形されたものでもよい。
【0030】(A)は、実施例1の(E)に相当するも
ので、保持手段を磁石122にした包丁保持具1であ
る。上段の磁石122は角型の磁石を2個水平に並べ、
下段の磁石122は、細長い長方形の磁石1本にしたも
のである。磁石122の形状、個数、配置は、変えても
よい。使い方は、安定片13を既存の水切台3の下に挿
入する。丁度、水切台3の側壁31に磁石122を設け
たようになる。水切台3の側壁31に傾斜があるもので
もよい。磁石122の上に包丁2の腹21を付ける。
【0031】(B)は、(A)の磁石122の下に、刃
受123を設けた包丁保持具1である。使い方は、
(A)の包丁保持具1と同じである。腹21は、磁石1
22に付ける。刃受123があるので、磁石122の強
さに対して包丁2が重いときでも、包丁2がずり落ちる
のを防止する。
【0032】(C)は、実施例1の包丁保持具1を既存
の水切台3に適用したものである。安定片13が水切台
3の外に出るが、実用上は差し支えない。包丁保持手段
は、実施例1に示すようないろいろなものを適用しても
よい。
【0033】実施例2の包丁保持具1は、既存の水切台
3等に装着して、使用できるので、使用中の水切台3等
が無駄にならず、好都合である。(A)、(B)のもの
は、腹21が垂直になるので一層省スペースになる。
又、水切台3の高さに制約されることなく装着できる。
【0034】実施例3 実施例3を図3に基づいて説明する。(A)、(C)は
側面図、(B)は斜視図である。(B)は、(A)の斜
視図である。(C)は、水切台3にこの包丁保持具1を
装着したところを示す。実施例3の包丁保持具1は、既
存の水切台3等に装着して、使用するものである。既存
の水切台3等への装着手段は、粘着剤14を使用する。
粘着剤14の上に剥離紙141をのせる。
【0035】(A)、(B)に示すように、保持板11
の片面に、挿入部124付の保持片12を垂直に設け、
その裏面に粘着剤14、剥離紙141を貼付けた包丁保
持具1である。使い方は、(C)に示すように、既存の
水切台3等の側壁31に、粘着剤14によりこの包丁保
持具1を装着する。包丁2の腹21を挿入部124の中
に挿入して保持させる。水切台3等の側壁31に包丁保
持具1が付いた形になるので、場所を取らず省スペース
になる。挿入部124の数は、3個でなく2個でもよ
い。挿入部124の傾斜は、変えてもよい。
【0036】手持ちの水切台3等が有効に使える他、装
着手段が粘着剤14なので、装着が簡単で、確実であ
る。長期に亘って調整の必要なく使用できる。厚さも小
さい。水切台3等の高さの制約も受けない。
【0037】実施例4 実施例4を図4に基づいて説明する。実施例4の包丁保
持具も、既存の水切台3等に装着して、使用するもので
ある。既存の水切台3等への装着手段は、吸盤15を使
用する。(A)、(B)は側面図、(C)は斜視図であ
る。
【0038】(A)に示すように、保持板11の片面に
薄い弾性材でできた腹押え121を設け、裏面に吸盤1
5を設けた包丁保持具1である。使い方は、(B)に示
すように、既存の水切台3等の側壁31の外側に、吸盤
15でこの包丁保持具1を装着する。包丁2の腹21を
保持板11と腹押え121との間に挿入して保持させ
る。水切台3等の側壁31に包丁保持具1が付いた形に
なるので、場所を取らず省スペースになる。手持ちの水
切台3等が使えるので好都合である。
【0039】(C)は、包丁保持具1を二つに分けたも
のを示す。包丁2の長さに合わせて、水切台3等に装着
できる。勿論、実施例2の包丁保持具1のように、保持
板11が大きな1枚のものでもよい。水切台3の側壁3
1の外側だけでなく、内側に装着してもよい。内側に装
着したものは、包丁2に付いた水滴が外に落ちなくてよ
い。なお、図では、内側と外側との両方に装着したもの
を示しているが、いずれか一方だけに装着したものでも
よい。
【0040】実施例5 実施例5を図5に基づいて説明する。実施例5の包丁保
持具1も、既存の水切台3に装着して、使用するもので
ある。既存の水切台3への装着手段は、引掛片16を使
用する。(A)は側面図、(B)は斜視図、(C)は正
面図である。
【0041】(A)、(B)に示すように、保持板11
の片面に、包丁2の腹21用保持手段としての腹押え1
21及び包丁2の柄22用保持手段としての柄押え12
5を設け、保持板11の上端の両端部分を腹押え121
等の反対側に折り曲げて、水切台3の側壁31上端部を
挟む引掛片16とした包丁保持具1である。引掛片16
の垂直部分は、水切台3の側壁31上部の厚さのばらつ
き等に対応できるように、薄くて弾性を有し、S字形を
伸したような形状にしてもよい。
【0042】使い方は、(B)に示すように、既存の水
切台3の側壁31の上端に、引掛片16を掛けて、この
包丁保持具1を装着する。包丁2の腹21を腹押え12
1と保持板11との間に挿入し、包丁2の柄22を柄押
え125と保持板11との間にはめて、包丁2を保持さ
せる。水切台3の側壁31に包丁保持具1が付いた形に
なるので、場所を取らず省スペースになる。手持ちの水
切台3もそのまま使える。
【0043】(C)に示すものは、保持板11下部の丁
度腹21の下辺りに滴受17を設けた包丁保持具1であ
る。滴受17は、洗った包丁2に付いた水滴が落下する
のを受けて溜めるもので、包丁保持具1を置いた調理台
等が濡れるのを防止する。滴受17は、形状は自由でよ
いが側壁と底とがあって、水が漏らなければよい。滴受
17は、着脱自在にしてもよい。滴受17は、外側に水
の漏らないケースのある二重構造の水切台3に付けると
よい。
【0044】実施例6 実施例6を図6に基づいて説明する。実施例6は、実施
例5までとは異なり、水切台3の側壁31に包丁保持手
段を設けた、包丁保持具の適用製品である。(A)、
(C)、(G)は斜視図、(B)、(E)は側面図、
(D)は正面図、(F)は断面図である。
【0045】(A)は、水切台3の側壁31に磁石12
2を設けたものである。水切台3は、底面や側壁31に
切れ目があって水が切れるものでも、その下に水の漏ら
ない一回り大きいものが付いた二重になったものでもよ
い。針金で作られたものでもプラスチックで成形された
ものでもよい。包丁2は、腹21が磁石122に吸引さ
れ、保持される。
【0046】(B)は、水切台3の側壁31に、磁石1
22付の保持片12を斜めに設けたものである。包丁2
は、保持片12上の磁石122に腹21が吸い付けら
れ、保持される。勿論、水切台3の内側は、水切台とし
て通常通り食器等を入れて、使用できる。保持片12の
傾斜が緩やかなので、包丁2の保持本数が増やせる。磁
石122により吸引されるので、包丁2の着脱が容易で
あり、包丁2の保持も確実である。セラミック包丁の場
合は、磁石122による吸引はないが、包丁2の重量に
よる摩擦により保持片12としての機能は果たす。
【0047】(C)は、水切台3全体を示すもので、側
壁31上端の水平部に細長い挿入孔32を設け、ここに
包丁2の腹21を挿入する。柄22は、挿入孔32の幅
よりも太いので、柄22は挿入孔32の所で止まる。側
壁31の外側下部の、腹21下端が接触する箇所辺りに
刃受123を設ける。
【0048】(D)は、(C)の挿入孔32に包丁2を
挿入した状態を示す。腹21の下端は、刃受123に支
えられている。包丁2は、柄22と腹21の下端とで支
えられ、斜めに保持される。包丁2が斜めに保持される
ので、水切台3の高さが低くても包丁2が保持できる。
【0049】(C)、(D)に示すものは、包丁2が側
壁31の外側に出ているが、包丁2を内側に保持するよ
うにしてもよい。即ち、側壁31の上端水平部を内側に
曲げ、刃受123を側壁31の内側に設ける。このよう
にすると、包丁2からの滴が水切台3の外にこぼれな
い。又、刃受123を設けなくてもよい。
【0050】なお、柄22を支えるものとして挿入孔3
2を挙げたが、他にも例えば細長いU字形をしたもの等
柄22を支持する機能を持つものを側壁31の上部に設
けたものでもよい。
【0051】(E)に示すように、刃受123は斜めに
取り付けたり、刃受123の先端にガード126を付け
てもよい。腹21が外れるのを防止するためである。
【0052】(F)に示すように、側壁31の内外両側
に腹押え121のような保持手段を設けてもよい。この
ようにすると、側壁31の内外両側に包丁2を保持でき
るので、包丁2の収容数が増える。
【0053】(C)に示すものの刃受123を(G)に
示す滴受17に替えてもよい。このようにすると、滴受
17は包丁2の滴をためる他、刃受123の働きもする
し、腹21の外れも防止するので好都合である。
【0054】この水切台3は、食器等の水切り用途の他
に、側壁31部に包丁2が保持できるので、包丁2が食
器等とは別にでき、整理し易く、刃が傷むこともなく、
安全で、包丁2の水切りにも便利である。
【0055】実施例7 実施例7を図7に基づいて説明する。実施例7は、実施
例6までとは異なり、俎立て4の側壁41に包丁保持手
段を設けた包丁保持具の適用製品である。図7は、斜視
図である。
【0056】側壁41に包丁保持手段として磁石122
を設ける。俎立て4は、底板の上に俎の厚み相当の間隔
を空けて、2枚の板を平行に並べて立てる。2枚の板の
間が俎挿入部42である。俎挿入部42に爼を挿入して
立てる。
【0057】使い方は、磁石122に包丁2の腹21を
吸引させて保持する。磁石122は、両側壁に設けても
よい。保持手段は、磁石122以外のものでもよい。俎
立て4は、他の構造のものでもよい。俎の挿入の有無に
関係なく、包丁保持具として使用できる。
【0058】俎立て4に包丁保持手段を設けたものは、
俎立てと包丁保持具とを兼用できるので、省スペースに
もなり、便利である。
【0059】
【発明の効果】請求項1に示す発明の包丁保持具は、包
丁を立体的に保持できるので、調理台等の設置面積が小
さくて済むという効果がある。
【0060】請求項2に示す発明の包丁保持具は、設置
面積が小さい他に、包丁保持手段が腹押えや柄押えのよ
うな包丁を挟み付けるものなので、包丁の保持が確実
で、包丁の腹の材質を選ばないという効果がある。
【0061】請求項3に示す発明の包丁保持具は、設置
面積が小さい他に、包丁保持手段が磁石なので、包丁の
保持が確実で、着脱が容易であるという効果がある。
【0062】請求項4に示す発明の包丁保持具は、既存
の水切台等へ装着できるので、包丁が立体的に保持さ
れ、便利であり、手持ちの水切台等が無駄にならず、省
スペースにもなるという効果がある。
【0063】請求項5に示す発明の包丁保持具は、水切
台、俎立て等に包丁保持手段を設けた、包丁保持具の適
用製品なので、水切台、俎立て等の本来の機能の他に包
丁を保持する機能も有するので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図及び側面図である。
【図2】実施例2を示す斜視図及び側面図である。
【図3】実施例3を示す側面図及び斜視図である。
【図4】実施例4を示す側面図及び斜視図である。
【図5】実施例5を示す側面図、斜視図及び正面図であ
る。
【図6】実施例6を示す斜視図、側面図、正面図、及び
断面図である。
【図7】実施例7を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 包丁保持具 11 保持板 12 保持片 121 腹押え 122 磁石 123 刃受 124 挿入部 125 柄押え 126 ガード 13 安定片 14 粘着剤 141 剥離紙 15 吸盤 16 引掛片 17 滴受 2 包丁 21 腹 22 柄 3 水切台 31 側壁 32 挿入孔 4 俎立て 41 側壁 42 俎挿入部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に安定片(13)を有する保持板
    (11)に包丁保持手段を設けた包丁保持具。
  2. 【請求項2】 包丁保持手段が腹押え(121)、柄押
    え(125)のような包丁(2)を挟み付けるものであ
    る、請求項1記載の包丁保持具。
  3. 【請求項3】 包丁保持手段が磁石(122)である、
    請求項1記載の包丁保持具。
  4. 【請求項4】 保持板(11)に包丁保持手段と水切台
    (3)等への装着手段とを設けた包丁保持具。
  5. 【請求項5】 側壁(31、41)に包丁保持手段を設
    けた包丁保持具の適用製品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103271682A (zh) * 2013-04-27 2013-09-04 洪赛芹 厨房用具
CN103565322A (zh) * 2012-08-08 2014-02-12 昆山赤子坊国际贸易有限公司 一种新型厨用多功能支架
JP7319490B1 (ja) * 2023-01-24 2023-08-02 有限会社立石通建 包丁収納ボード

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