JP2002272133A - 自励式インバータ - Google Patents

自励式インバータ

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JP2002272133A
JP2002272133A JP2001063436A JP2001063436A JP2002272133A JP 2002272133 A JP2002272133 A JP 2002272133A JP 2001063436 A JP2001063436 A JP 2001063436A JP 2001063436 A JP2001063436 A JP 2001063436A JP 2002272133 A JP2002272133 A JP 2002272133A
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JP
Japan
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load current
self
circuit
excited inverter
switching element
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JP2001063436A
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English (en)
Inventor
Ippei Wakao
逸平 若尾
Hiroyuki Miyazaki
弘行 宮崎
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Tokin Corp
Original Assignee
NEC Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過大な負荷電流の大きさに対応し、あるいは
過小な負荷電流に対応して、自励式インバータの発振を
停止させる保護回路を有する自励式インバータを得る。 【解決手段】 スイッチングトランジスタQ1、Q2、
コンデンサC1、C2,トランスとT1、負荷電流検知
保護回路とで構成された自励式インバータであって、前
記負荷電流検知保護回路は、シャント抵抗R9の端子電
圧を整流するダイオードD1、D2と、抵抗回路と、制
御用トランジスタのスイッチ回路で構成されていて、前
記保護回路は、2系統配置され、前記2系統の保護回路
のうち1系統は、負荷電流が設定値より小さい状態を検
知し、前記スイッチングトランジスタの発振を停止させ
る負荷電流検知保護回路とし、また他の系統の保護回路
は、負荷電流が設定値より大の状態を検知し、前記スイ
ッチングトランジスタの発振を停止させる負荷電流検知
保護回路である自励式インバータとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として産業機
器、家電機器、OA機器等に使用される自励式インバー
タに関するものであり、特に負荷電流に対する保護機能
を有する自励式インバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自励式インバータについて、以下
に説明する。図2は、従来の自励式インバータの回路図
である。図2の自励式インバータにおいて、自励発振
は、スイッチングトランジスタQ1’、Q2’と、コン
デンサC2’とトランスT1’とで構成される並列共振
回路によって起こされる。自励発振によって生じた交流
電流が、トランスT1’の二次側によって、負荷へ供給
される。
【0003】ここで、従来の自励式インバータでは、自
励式のため、負荷の状態に関わらず、入力電圧条件によ
り出力電圧が決定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自励式インバー
タにおいては、負荷電流の条件によって、以下の不具合
が生ずる。第1の不具合は、出力端子が半挿入時にて、
主力電流が小さいものの、スパークによってスイッチン
グトランジスタQ1’,Q2’、コンデンサC2’,ト
ランスT1’が加熱して、破損する事があった。
【0005】また、第2の不具合は、入力電圧過大の場
合、あるいは負荷インピーダンス過小などの場合、主力
電流が大となって、スイッチングトランジスタQ1’,
Q2’、コンデンサC2’,トランスT1’が加熱し
て、破損する事があった。
【0006】従って、本発明の目的は、過大な負荷電流
の大きさに対応し、あるいは過小な負荷電流に対応し
て、自励式インバータの発振を停止させる保護回路を有
する自励式インバータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自励式インバー
タは、出力端子が半挿入時にて、負荷電流が設定値より
小さい状態を検知し、パワートランジスタの発振を停止
させる保護回路、また入力電圧過大の場合、あるいは負
荷インピーダンス過小などの場合の負荷電流が大の状態
を検知し、パワートランジスタの発振を停止させる保護
回路を有する自励式インバータとするものである。
【0008】即ち、本発明は、スイッチング素子、コン
デンサ、トランスと、負荷電流検知保護回路とで構成さ
れた自励式インバータにおいて、前記負荷電流検知保護
回路は、前記自励式インバータの負荷回路に配置された
シャント抵抗と、前記シャント抵抗の端子電圧を整流す
るダイオードと、前記端子電圧を分圧する抵抗回路と、
前記分圧された電圧をベースに加えられたトランジスタ
のスイッチ回路で構成されていて、かつ、前記負荷電流
検知保護回路が2系統配置され、前記2系統の保護回路
のうち1系統は、前記負荷回路での負荷電流が設定値よ
り小さい状態を検知し、前記スイッチング素子の動作を
停止させる機能を有し、また他の系統の保護回路系統
は、負荷電流が設定値より大の状態を検知し、前記スイ
ッチング素子の動作を停止させる機能を有する自励式イ
ンバータである。
【0009】また、本発明は、前記負荷電流検知保護回
路が前記スイッチング素子のベースを前記トランジスタ
により開放とすることにより、前記スイッチング素子の
動作を停止させる自励式インバータである。
【0010】
【実施例】本発明の実施例による自励式インバータにつ
いて、以下に説明する。
【0011】図1は、本発明の実施例による自励式イン
バータの回路図である。図1の回路は、制御用トランジ
スタQ3のベースとGND間に、コンデンサC4を入
れ、電源投入時抵抗R3とコンデンサC4の時定数で決
められた時間だけ制御用トランジスタQ3をONし、ス
イッチングトランジスタQ1、Q2を起動させる。
【0012】一方、出力側については、負荷電流をシャ
ント抵抗R9により電圧信号として検出し、これをダイ
オードD1、D2、コンデンサC5により平滑整流す
る。コンデンサC5の電圧を抵抗R10、R11で分圧
し(更に、R11の端子電圧を、抵抗R5、R6で分圧
し)、これにより、正常時には、制御用トランジスタQ
4をONして制御用トランジスタQ3の動作を継続させ
る。
【0013】また、コンデンサC5の電圧を抵抗R7、
R8で分圧し、これにより正常時には、制御用トランジ
スタQ5がONしないレベルに設定しておく。
【0014】ここで、本回路の保護回路の動作につい
て、以下に説明する。負荷電流が小の場合は、抵抗R9
の端子電圧が減少するため、抵抗R6の端子電圧が減少
し、即ち、制御用トランジスタQ4のベース電圧が減少
し、制御用トランジスタQ4の駆動電圧以下となり、制
御用トランジスタQ4がOFFする。
【0015】制御用トランジスタQ4がOFFになる
と、制御用トランジスタQ3のベースには、電流が流れ
なくなり、従って、制御用トランジスタQ3がOFFと
なる。これにより、前記スイッチングトランジスタQ
1,Q2のベースが開放となり、前記スイッチングトラ
ンジスタQ1,Q2は動作しなくなり、自励式インバー
タ全体の動作は停止する。
【0016】また、負荷電流が大の場合は、抵抗R7、
R8で設定した抵抗R8の端子電圧が上昇し、制御用ト
ランジスタQ5のベース電圧が上昇し、ONするレベル
まで上昇すると、制御用トランジスタQ5はON状態と
なる。制御用トランジスタQ5がON状態となると、抵
抗R5をGND電位にし、同時に抵抗R6の端子電圧も
GND電位となり、従って、制御用トランジスタQ4の
ベース電圧をGND電位とするため、制御用トランジス
タQ4をOFFとする。
【0017】ここで、制御用トランジスタQ4がOFF
となると、抵抗R3には電流が流れなくなり、従って、
抵抗R3の端子電圧は零となり、従って、制御用トラン
ジスタQ3のベース電圧も零となり、制御用トランジス
タQ3はOFFとなる。これにより、前記スイッチング
トランジスタQ1,Q2のベースが開放となり、前記ス
イッチングトランジスタQ1、Q2は動作しなくなり、
自励式インバータ全体の動作は停止する。
【0018】ここで、負荷電流の正常範囲と、規格以下
の条件と、および規格以上の条件は、シャント抵抗R
9、抵抗R10、R11の比率、抵抗R7、R8の比
率、抵抗R5、R6の比率の設定によって自由に設定で
きるものである。例えば、負荷として1500V、14
ミリアンペア定格電流の場合、下限の規格は、10ミリ
アンペア、上限の規格は20ミリアンペアに設定される
ものである。
【0019】表1に、保護回路の動作状態の一覧表を示
す。
【0020】
【表1】
【0021】表1より、負荷電流が規格内(正常時)、
および規格より小、規格より大の時の各制御用トランジ
スタQ3、Q4、Q5の動作状態が明瞭に分る。なお、
本実施例では、スイッチング素子として、バイポーラ型
のスイッチングトランジスタの例であったが、これを電
界効果型のパワーMOS−FETに置き換えても、同様
の効果が得られるものである。また、本実施例では、制
御用トランジスタとして、バイポーラ型のトランジスタ
の例であったが、これを電界効果型の制御用のMOS−
FETに置き換えても、同様の効果が得られるものであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば、過大な負荷電流
の大きさに対応し、あるいは過小な負荷電流に対応し
て、自励式インバータの発振を停止させる保護回路を有
する自励式インバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による自励式インバータの回路
図。
【図2】従来の自励式インバータの回路図。
【符号の説明】
Q1,Q2,Q1',Q2' スイッチングトランジス
タ Q3,Q4,Q5 制御用トランジスタ C1,C2,C3,C4,C5,C1',C2',C3'
コンデンサ R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8
抵抗 R10,R11,R1',R2' 抵抗 T1,T1' トランス D1,D2 ダイオード R9 シャント抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子、コンデンサ、トラン
    スと、負荷電流検知保護回路とで構成された自励式イン
    バータにおいて、前記負荷電流検知保護回路は、前記自
    励式インバータの負荷回路に配置されたシャント抵抗
    と、前記シャント抵抗の端子電圧を整流するダイオード
    と、前記端子電圧を分圧する抵抗回路と、前記分圧され
    た電圧をベースに加えられたトランジスタのスイッチ回
    路で構成されていて、かつ、前記負荷電流検知保護回路
    が2系統配置され、前記2系統の保護回路のうち1系統
    は、前記負荷回路での負荷電流が設定値より小さい状態
    を検知し、前記スイッチング素子の動作を停止させる機
    能を有し、また他の系統の保護回路系統は、負荷電流が
    設定値より大の状態を検知し、前記スイッチング素子の
    動作を停止させる機能を有することを特徴とする自励式
    インバータ。
  2. 【請求項2】 前記負荷電流検知保護回路は、前記スイ
    ッチング素子のベースを前記トランジスタにより開放と
    することにより、前記スイッチング素子の動作を停止さ
    せることを特徴とする請求項1記載の自励式インバー
    タ。
JP2001063436A 2001-03-07 2001-03-07 自励式インバータ Pending JP2002272133A (ja)

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