JP2002271455A - 電話機状態表示装置 - Google Patents

電話機状態表示装置

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JP2002271455A
JP2002271455A JP2001063857A JP2001063857A JP2002271455A JP 2002271455 A JP2002271455 A JP 2002271455A JP 2001063857 A JP2001063857 A JP 2001063857A JP 2001063857 A JP2001063857 A JP 2001063857A JP 2002271455 A JP2002271455 A JP 2002271455A
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Satoshi Asanuma
智 浅沼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービストーンなどの音情報を視覚情報に変
換することによって、難聴者などに対しても容易に認識
できる電話機状態表示装置を提供する。 【解決手段】 ビジネス電話機14の操作または着信に
より、主装置5の音源部1より、通信インタフェース部
3、15、7を介して、ビジネス電話機14にサービス
トーンが提供される。すると、電話機状態表示装置6a
の通信インタフェース部15は、この通信の中継及びモ
ニタを行い、制御信号分析部16にて、主装置5とビジ
ネス電話機14の動作を分析する。また、音信号分析部
17は、通信信号に含まれる音情報を分析して制御部2
1に通知する。すると、制御部21は、これらの分析結
果に基づいて、相手呼出し中や着信中や回線使用中など
の、ビジネス電話機14の回線使用状態の情報を表示部
20に表示させる。これによって、音声情報を文字情報
として表示でき、難聴者にとっても容易に情報を確認で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話機の着信時に通
知されるサービストーンの報知機能を有する電話機状態
表示装置に係り、特に、電話機のハンドセットまたはス
ピーカから提供されるサービストーンなどの音情報を文
字情報などのメディアに変換して表示する電話機状態表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機における発着信状態の確認
は、一般的に、サービストーンなどの音情報によって行
われている。例えば、特開平05-344189号公報には、電
話機のトーン検出手段が回線から送られてくるサービス
トーンのパターンを分析し、音声によるサービストーン
を識別することによって電話機の回線使用状態の内容を
判断する技術が開示されている。また、特開平06-54354
号公報には、PBXより返送される種々のサービストー
ンを分析してメモリに登録しておくことにより、どのよ
うなPBXにも対応できて、あらゆる周辺端末に対応す
ることのできる音声トーン認識装置が開示されている。
【0003】図9に従来の電話装置の構成図を示す。図
9において、電話装置は、主装置5とビジネス電話機1
4とによって構成されている。そして、主装置5は、ビ
ジートーンなどのサービストーンを生成する音源部1
と、電話機14へのトーンを供給するスイッチ部2と、
電話機14との間の制御情報及び音情報をコード化、デ
コード化して電話機14と通信を行う通信インタフェー
ス部3と、主装置5の全体を制御する制御部4とによっ
て構成されている。
【0004】ビジネス電話機14は、主装置5との間で
やり取りする制御情報及び音情報をコード化、デコード
化して主装置5との間で通信を行う通信インタフェース
部7と、サービストーンや通話信号などの音信号をアナ
ログ信号に変換するコーデック部8と、アナログ信号を
ハンドセット10およびスピーカ11に供給する通話回
路部9と、ハンドセット10と、スピーカ11と、ダイ
ヤルパッド12と、ビジネス電話機14の全体の制御を
行うビジネス電話機制御部13とによって構成されてい
る。
【0005】次に、このように構成された電話装置の動
作について説明する。ビジネス電話機14を操作する
か、またはビジネス電話機14に着信がかかると、主装
置5の音源部1より通信インタフェース部3を介してビ
ジネス電話機14の通信インタフェース部7へサービス
トーンが提供される。
【0006】すると、ビジネス電話機14に供給される
PCM(Pulse Code Modulation)化されたサービスト
ーンは、通信インタフェース部7、コーデック部8を介
しアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換され
たサービストーンは、通話回路部9を介してハンドセッ
ト10またはスピーカ11から音によるサービストーン
で出力される。
【0007】このように、従来の電話装置は、電話が使
用される場合には、回線が空いているか、通話相手が使
用中であるかなどの電話機の回線使用状態の情報を全て
サービストーンによる音情報によって提供するように構
成されている。このようなサービストーンなどの音情報
は、全てビジネス電話機14のハンドセット10または
内蔵されたスピーカ11から使用者へ提供される。使用
者は、音の周波数やインターバルなどを聞き分けて回線
使用状態の内容を判断している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電話装置による音情報は健常者を対象に作られているた
め、難聴者にとっては使いにくいものとなっている。そ
こで、米国などでは、難聴者への外線通話サービスとし
て、1文字づつ独立して情報を伝送するTTY(Tele-T
ype)サービスがある。これにより、通話内容が備え付
けのテレタイプによって文字に変換されて通知されるた
め、難聴者は容易に通話内容を理解することができる。
しかしながら、通常使われているサービストーンなどの
ように、音情報によって情報を通知する機能としては、
難聴者に対して十分に情報を伝達することができない課
題がある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的はサービストーンなどの音情報を
視覚情報に変換することによって、難聴者などに対して
も容易に情報を提供することのできる電話機状態表示装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の電話機状態表示装置は、回線使用状態を
通知するサービストーンを生成して送信する主装置と、
主装置から受信したサービストーン及び通話信号を含む
音信号をアナログ信号に変換して音声として送出する電
話機とを、モニタしながら中継する電話機状態表示装置
であって、主装置と電話機との間で伝送される通信信号
に含まれる音信号から、サービストーンを抽出して分析
する音信号分析手段と、主装置と電話機との間で伝送さ
れる制御信号を分析する制御信号分析手段と、音信号分
析手段及び制御信号分析手段の分析結果に基づいて抽出
されたサービストーンを文字情報に変換する文字情報変
換手段と、文字情報変換手段で変換された文字情報によ
り電話機の回線使用状態を表示する表示手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0011】本発明は、主装置と電話機とを中継してモ
ニタする電話機状態表示装置に、電話機の回線使用状態
を通知するサービストーンなどの音信号を分析する音信
号分析手段を設け、音情報を文字情報に変換して視覚情
報として提供するようにしたものである。したがって、
本発明によれば、このような変換手段によって音情報を
文字等のメディアに変換することができるので、難聴者
に対しても分かり易い情報を容易に提供することができ
る。
【0012】また、本発明の音信号分析手段は、抽出し
たサービストーンをアナログ信号に変換し、且つ、バン
ドパスフィルタを用いて周波数分析とインターバル分析
とを行い、分析結果に基づいて前記サービストーンの種
別を判定し、文字情報変換手段は、音信号分析手段によ
って判定されたサービストーンの種別に応じて、表示手
段に文字情報を表示させることを特徴とする。
【0013】すなわち、本発明の電話機状態表示装置に
よれば、サービストーンの周波数とインターバルとに基
づいてサービストーン種別を判断し、その結果に基づい
て、相手呼出し中や回線使用中などの電話機の回線使用
状態の情報を表示部に表示させている。これにより、音
声情報の内容を文字情報として表示することができる。
したがって、難聴者にとっても容易に電話機の状態を知
ることができ、便利に電話機を使用することができる。
【0014】さらに、本発明の音信号分析手段は、PC
M化されたサービストーンをDSPによってFFT分析
すると共に、サービストーンのインターバルの分析を行
い、分析結果に基づいてサービストーンの種別を判定
し、文字情報変換手段は、音信号分析手段によって判定
されたサービストーンの種別に応じて、表示手段に文字
情報を表示させることを特徴とする。
【0015】本発明の電話機状態表示装置によれば、P
CMの音情報をDSPにてFFT分析を行い、音情報の
周波数を分析すると共に音情報のインターバルの分析を
行い、分析された周波数とインターバルの情報に基づい
てサービストーンの種別を判断し、相手呼出し中や回線
使用中などの電話機の回線使用状態の情報を表示部に表
示させる。これにより、電話機は、サービストーンの音
情報を細分化して文字情報として表示することができ、
難聴者にとって使いやすい電話機を構築することができ
る。
【0016】また、本発明の電話機状態表示装置によれ
ば、アナログ信号に変換することなしに、DSPによ
り、直接、デジタル値にて文字情報への変換処理を行う
ことができる。そのため、雑音の混入などよる誤動作や
認識が排除できるので、ノイズマージンの高い電話装置
を構築することができる。さらに、構成部品の点数を削
減することもできる。
【0017】また、本発明の音信号分析手段は、PCM
化されたサービストーンのビットパターンをDSPによ
って比較分析すると共に、サービストーンのインターバ
ルの分析を行い、分析結果に基づいて前記サービストー
ンの種別を判定し、文字情報変換手段は、音信号分析手
段によって判定されたサービストーンの種別に応じて、
表示手段に文字情報を表示させることを特徴とする。
【0018】すなわち、本発明の電話機状態表示装置に
よれば、PCMのビットパターンを、予め記憶している
サービストーンのビットパターンと比較し、さらに、音
信号のインターバルの分析を行うことによって、サービ
ストーンの種別を判断している。したがって、このよう
な分析結果の情報に基づいて、相手呼出し中や回線使用
中などの電話機の状態情報を表示部に表示させることに
より、サービストーンの内容を詳細に文字情報として表
示することができる。よって、難聴者とって使いやすい
電話機を提供することができる。
【0019】また、本発明の電話機状態表示装置は、ア
ナログ信号へ変換することなしに、DSPにより直接デ
ジタル値にて処理することができる。このため、雑音の
混入などによる誤動作や誤認識を排除することができ
る。さらに、構成部品の点数の削減化を図ることができ
る。
【0020】さらに、本発明の電話機状態表示装置は、
外部表示機器に対して電話機の回線使用状態に関する情
報を出力する外部機器インタフェースを備えたことを特
徴とする。
【0021】本発明の電話機状態表示装置によれば、電
話機に着信などがあると、外部に接続されているPC
(パーソナルコンピュータ)などの外部機器に対して電
話機の状態情報を出力する。すると、外部に接続された
PCは、電話機の状態情報に基づいて、予めインストー
ルされているアプリケーションプログラムにより、PC
画面上に電話機の回線使用状態の情報を文字または画像
にて表示させる。これにより、難聴者においても容易に
電話機を使用することができると共に、PC上のアプリ
ケーションにより状態情報の再加工ができ、難聴者など
の使用者にとって最適な表示方法で通知することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の特徴とするところは、従
来の電話装置に対して、電話機の回線使用状態を文字表
示することのできる電話機状態表示装置をアダプタとし
て付加したことにある。したがって、以下に述べる本発
明の電話機状態表示装置における各実施の形態では、電
話機状態表示装置を含む電話装置全体について説明する
ことにする。
【0023】図1は本発明の第1の実施の形態における
電話機状態表示装置を含む電話装置の全体構成図であ
り、先ずこの図を用いて第1の実施の形態の電話装置に
ついて説明する。第1の実施の形態における電話装置の
特徴は、図9に示す従来技術の電話装置の構成に対し
て、アダプタとして電話機状態表示装置6aが付加され
た点である。図1において、第1の実施の形態の電話装
置は、主装置5と、アダプタとしての電話機状態表示装
置6aと、ビジネス電話機14とによって構成されてい
る。
【0024】主装置5は、ビジートーンなどのサービス
トーンを生成する音源部1と、ビジネス電話機14への
トーンを供給するスイッチ部2と、ビジネス電話機14
との間の制御情報及び音情報をコード化、デコード化し
てビジネス電話機14と通信を行う通信インタフェース
部3と、主装置5の全体を制御する制御部4とによって
構成されている。
【0025】ビジネス電話機14は、主装置5との間で
やり取りする制御情報及び音情報をコード化、デコード
化して、主装置5との間で通信を行う通信インタフェー
ス部7と、サービストーンや通話信号などの音信号をア
ナログ信号に変換するコーデック部8と、アナログ信号
をハンドセット10およびスピーカ11に供給する通話
回路部9と、ハンドセット10と、スピーカ11と、ダ
イヤルパッド12と、ビジネス電話機14の全体の制御
を行うビジネス電話機制御部13とによって構成されて
いる。
【0026】電話機状態表示装置6aは、主装置5とビ
ジネス電話機14との間における通信の中継、及び電話
機状態のモニタを行う通信インタフェース部15と、制
御信号を分析する制御信号分析を構成する制御信号分析
部16と、通信信号に含まれる音信号を分析する音信号
分析手段を構成する音信号分析部17と、ビジネス電話
機14の回線使用状態を表示する表示手段を構成する表
示部20と、電話機状態表示装置6a全体の制御を行う
とともに、音信号分析部17及び制御信号分析部16の
分析結果に基づいて抽出されたサービストーンを文字情
報に変換する文字情報変換手段を備えた制御部21とに
よって構成されている。
【0027】次に、上記のように構成された電話装置の
動作について説明する。ビジネス電話機14を操作する
か、又はビジネス電話機14に着信がかかると、主装置
5の音源部1より、通信インタフェース部3及び電話機
状態表示装置6aの通信インタフェース部15を介して
ビジネス電話機14の通信インタフェース部7へサービ
ストーンが提供される。このとき、電話機状態表示装置
6aの通信インタフェース部15は、通信の中継及びビ
ジネス電話機14の状態に関するモニタを行い、制御信
号分析部16によって主装置5とビジネス電話機14の
動作を分析する。
【0028】また、音信号分析部17は、主装置5から
送られてきたサービストーンを分析して制御部21に通
知する。すると、制御部21の文字情報変換手段は、こ
れらの分析情報に基づいて、相手呼出し中や着信中など
の回線使用中か否かの、ビジネス電話機14の回線使用
状態の音声情報を文字情報に変換して表示部20に表示
させる。これにより、電話機状態表示装置6aは、音声
情報を文字情報として表示することができ、難聴者にと
っても容易にビジネス電話機14の回線使用状態を知る
ことができ、便利に電話装置を使用することが可能とな
る。
【0029】なお、図9に示す電話装置と同様に、コー
デック部8を介してサービストーンをアナログの音声信
号に変換し、変換した音声信号が通話回路部9を介して
ハンドセット10またはスピーカ11から音として出力
される。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態における
電話装置について説明する。図2は本発明の第2の実施
の形態における電話機状態表示装置を含む電話装置の全
体構成図である。この実施の形態が図1に示す第1の実
施の形態と異なるところは、電話機状態表示部6bにお
いて、PC(パソコン)などの外部表示機器(図示せ
ず)に対してビジネス電話機14の回線使用状態を出力
するための外部機器インタフェース部23が追加された
ところである。なお、ビジネス電話機14が、相手呼出
し中であるか回線使用中であるかなどの電話機の回線使
用状態を認識する構成は、図1に示す第1の実施の形態
と同様であるので説明を省略する。
【0031】以下、第2の実施の形態の動作について説
明する。ビジネス電話機14に着信などがあると、電話
機状態表示装置6bの外部機器インタフェース23を介
して、外部に接続された図示しないPCに対してビジネ
ス電話機14の発着信状態の情報を出力する。すると、
外部に接続されたPCは、ビジネス電話機14の回線使
用状態の情報に基づいて予めインストールされているア
プリケーションプログラムにより、PC画面上にビジネ
ス電話機14の回線使用状態の情報を文字または画像に
て表示する。これにより、難聴者においても容易に電話
機を使用することができると共に、PC上のアプリケー
ションにより電話機における状態情報の再加工ができ、
難聴者などの使用者にとって最適な表示方法で通知する
ことができる。なお、この実施の形態の場合も、図9に
示す電話装置と同様に、サービストーンを音情報として
ハンドセット10またはスピーカ11へ提供することが
できる。
【0032】次に、本発明の第3の実施の形態における
電話装置について説明する。図3は本発明の第3の実施
の形態における電話機状態表示装置を含む電話装置の全
体構成図である。第3の実施の形態が図1に示す第1の
実施の形態と異なるところは、電話機状態表示装置6c
において、通信信号に含まれる音信号を分析する音信号
分析部17の代わりに、通信インタフェース部15から
の音信号をアナログ信号に変換するコーデック部18
と、このコーデック部18から入力した信号をB.P.F
(バンドパスフィルタ)で通過させたときに、周波数の
分析とタイミングの分析とを行う周波数・タイミング分
析部19とを設けた点である。
【0033】なお、ビジネス電話機14が、相手呼出し
中であるか回線使用中であるかなどの電話機の回線使用
状態を認識する構成は、図1に示す第1の実施の形態と
同様であるので説明を省略する。
【0034】以下、第3の実施の形態の動作について説
明する。先ず、電話機状態表示装置6cの通信インタフ
ェース部15は、主装置5から入力した音情報(つま
り、サービストーン)を抽出してコデック部18に伝送
する。すると、コデック部18は、PCM化された音情
報をアナログ信号に変換して周波数・タイミング分析部
19へ送信する。周波数・タイミング分析部19は、B.
P.F(図示せず)によって周波数の分析を行う。さら
に、周波数・タイミング分析部19内のB.P.Fは、音情
報のインターバルを分析してサービストーン種別を判断
し、その結果を制御部21に通知する。
【0035】制御部21の文字情報変換手段は、これら
の分析結果の情報に基づいて、相手呼出し中や回線使用
中などのビジネス電話機14の回線使用状態の音声情報
を文字情報に変換して表示部20に表示させる。これに
より、音声情報を文字情報として表示することができ
る。よって、難聴者にとっても容易に電話機の状態を知
ることができ、便利に電話装置を使用することが可能と
なる。
【0036】次に、本発明の第4の実施の形態における
電話装置について説明する。図4は本発明の第4の実施
の形態における電話機状態表示装置を含む電話装置の全
体構成図である。第4の実施の形態が図3に示す第3の
実施の形態と異なるところは、電話状態表示部6dにお
いて、図示しないPCなどの外部表示機器へビジネス電
話機14の状態情報を出力する外部機器インタフェース
部23を設けた点である。
【0037】なお、ビジネス電話機14が、相手呼出し
中であるか、線使用中であるかなどの電話機の回線使用
状態の情報を認識する構成は、図1に示す第1の実施の
形態と同様であるので説明を省略する。また、ビジネス
電話機14の回線使用状態の情報を外部に接続されたP
Cへ通知したり表示したりする構成も、図2に示す第2
の実施の形態と同じであるので、その説明は省略する。
【0038】このような構成にすることにより、難聴者
にとっても容易にビジネス電話機14を使用することが
できると共に、PC上のアプリケーションによりビジネ
ス電話機14の状態情報の再加工ができるので、難聴者
にとって最適な表示方法で通知することができる。
【0039】次に、本発明の第5の実施の形態における
電話装置について説明する。図5は本発明の第5の実施
の形態における電話機状態表示装置を含む電話装置の全
体構成図である。第5の実施の形態が図1に示す第1の
実施の形態と異なるところは、電話状態表示部6eにお
いて、通信信号に含まれる音信号を分析する音信号分析
部17の代わりに、DSPによる音信号のFFT分析と
タイミング分析を行うためのデジタル処理分析部25を
設けた点である。なお、ビジネス電話機14が、相手呼
出し中であるか回線使用中であるかなどの電話機の回線
使用状態を認識する構成は、図1に示す第1の実施の形
態と同様であるので説明を省略する。
【0040】以下、第5の実施の形態の動作について説
明する。電話状態表示部6eの通信インタフェース15
は、主装置5から受信した音情報(つまり、サービスト
ーン)をデジタル処理分析部25に伝送する。すると、
デジタル処理分析部25は、PCM化された音情報をD
SPにてFFT分析すると共に、その音情報のインター
バル分析も行う。これにより、デジタル処理分析部25
は、サービストーンの種別を判断して制御部21に通知
する。
【0041】制御部21の文字情報変換手段は、分析さ
れた周波数とインターバルの情報に基づいて相手呼出し
中や回線使用中などのビジネス電話機14の回線使用状
態の文字情報に変換して表示部20に表示させる。これ
により、音声情報を文字情報として表示することがで
き、難聴者にとっても容易に電話機を使用することが可
能となる。
【0042】また、第5の実施の形態の電話状態表示部
6eは、図3に示す第3の実施の形態に比ベて、アナロ
グ信号へ変換することなしにDSPにより直接デジタル
値にて変換処理を行うため、雑音の混入などによる誤動
作や誤認識が排除できると共に、構成部品の点数を削減
することができる。
【0043】次に、本発明の第6の実施の形態における
電話装置について説明する。図6は本発明の第6の実施
の形態における電話機状態表示装置を含む電話装置の全
体構成図である。第6の実施の形態が図5に示す第5の
実施の形態と異なるところは、電話状態表示部6fにお
いて、PCなどの外部表示機器(図示せず)に対してビ
ジネス電話機14の情報を出力するための外部機器イン
タフェース部23を設けた点である。
【0044】なお、ビジネス電話機14が、相手呼出し
中であるか、回線使用中であるかなどの電話機の状態を
認識する構成は、図5に示す第5の実施の形態(したが
って第1の実施の形態)と同様であるので説明を省略す
る。また、ビジネス電話機14の回線使用状態の情報
を、外部に接続された図示しないPCに通知したり表示
する構成についても、図2に示す第2の実施の形態と同
じであるので、その説明は省略する。
【0045】第6の実施の形態の構成により、難聴者に
とっても容易にビジネス電話機14を使用することがで
きると共に、PC上のアプリケーションによりビジネス
電話機14の状態情報の再加工ができるので、難聴者に
とって最適な表示方法で通知することができる。
【0046】次に、本発明の第7の実施の形態における
電話装置について説明する。図7は本発明の第7の実施
の形態における電話機状態表示装置を含む電話装置の全
体構成図である。第7の実施の形態が図1に示す第1の
実施の形態と異なるところは、電話状態表示部6gにお
いて、通信信号に含まれる音信号を分析する音信号分析
部17の代わりに、音信号のPCMビットパターンを比
較分析するビットパターン・デジタル処理分析部29を
設けた点である。なお、ビジネス電話機14が、相手呼
出し中であるか回線使用中であるかなどの電話機の回線
使用状態を認識する構成は、図1に示す第1の実施の形
態と同様であるので説明を省略する。
【0047】以下、第7の実施の形態の動作について説
明する。電話状態表示部6gの通信インタフェース部1
5は、主装置5から受信した音情報をビットパターン・
デジタル処理分析部29に伝送する。ビットパターン・
デジタル処理分析部29は、受信したPCMビットパタ
ーンと予め記憶してあるサービストーンのビットパター
ンとを比較する。これにより、ビットパターン・デジタ
ル処理分析部29は、サービストーンの種別を判断して
制御部21に通知する。すると、制御部21の文字情報
変換手段は、これらの分析結果の情報に基づいて相手呼
出し中や回線使用中などのビジネス電話機14の回線使
用状態の文字情報に変換して表示部20に表示させる。
これにより、音声情報を文字情報として表示することが
でき、難聴者にとっても容易に電話機を使用することが
可能となる。
【0048】また、第7の実施の形態の電話状態表示部
6gは、図3に示す第3の実施の形態に比べて、アナロ
グ信号へ変換することなしに、直接、デジタル値にて比
較処理を行うため、雑音の混入などによる誤動作や誤認
識を排除することができる。さらに、図3に示す第3の
実施の形態に比べて構成部品の点数を削減することがで
きる。
【0049】次に、本発明の第8の実施の形態における
電話装置について説明する。図8は本発明の第8の実施
の形態における電話機状態表示装置を含む電話装置の全
体構成図である。第8の実施の形態が図7に示す第7の
実施の形態と異なるところは、電話機状態表示部6hに
おいて、PCなどの外部表示機器(図示せず)に対して
ビジネス電話機14の情報を出力するための外部機器イ
ンタフェース部23を設けた点である。
【0050】なお、ビジネス電話機14が、相手呼出し
中であるか回線使用中であるかなどの電話機の回線使用
状態を認識する構成は、図7に示す第7の実施の形態
(したがって第1の実施の形態)と同様であるので説明
を省略する。また、ビジネス電話機14の回線使用状態
の情報を、外部に接続された図示しないPCに通知した
り表示する構成についても、図2に示す第2の実施の形
態と同じであるので、その説明は省略する。
【0051】このような構成にすることより、難聴者に
とっても容易にビジネス電話機14を使用することがで
きると共に、図示しないPC上のアプリケーションによ
り情報の再加工ができ、難聴者にとって最適な表示方法
で通知することができる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の電話機状態
表示装置によれば、従来の主装置とビジネス電話機から
なる電話システムを変更することなく、主装置とビジネ
ス電話機との間のアダプタとして電話機状態表示装置を
挿入することによって、容易に、音情報を視覚情報に変
換して表示することができる。また、電話機状態表示装
置にPCなどの外部機器を接続することにより、PC上
のアプリケーションに音情報を再加工することができ
る。これにより、難聴者にマッチした表示内容に加工す
ることができるので、難聴者にとっても容易に電話機の
状態情報を知ることができる。よって、難聴者に対して
最適な状態で電話機の状態情報を伝達できる機能を備え
た電話装置を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図2】本発明の第2の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図3】本発明の第3の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図4】本発明の第4の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図5】本発明の第5の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図6】本発明の第6の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図7】本発明の第7の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図8】本発明の第8の実施の形態における電話機状態
表示装置を含む電話装置の全体構成図
【図9】従来の電話装置の構成図
【符号の説明】
1 音源部 2 スイッチ部 3、7、15 通信インタフェース部 4、21 制御部 5 主装置 6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6h 電
話機状態表示装置 8、18 コーデック部 9 通話回路部 10 ハンドセット 11 スピーカ 12 ダイヤルパッド 13 ビジネス電話機制御部 14 ビジネス電話機 16 制御信号分析部 17 音信号分析部 19 周波数・タイミング分析部 20 表示部 23 外部機器インタフェース部 25 デジタル処理分析部 29 ビットパターン・デジタル処理分析部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線使用状態を通知するサービストーン
    を生成して送信する主装置と、前記主装置から受信した
    サービストーン及び通話信号を含む音信号をアナログ信
    号に変換して音声として送出する電話機とを、モニタし
    ながら中継する電話機状態表示装置であって、 前記主装置と前記電話機との間で伝送される通信信号に
    含まれる音信号から、サービストーンを抽出して分析す
    る音信号分析手段と、前記主装置と前記電話機との間で
    伝送される制御信号を分析する制御信号分析手段と、前
    記音信号分析手段及び前記制御信号分析手段の分析結果
    に基づいて抽出されたサービストーンを文字情報に変換
    する文字情報変換手段と、前記文字情報変換手段で変換
    された文字情報により前記電話機の回線使用状態を表示
    する表示手段と、を備えたことを特徴とする電話機状態
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記音信号分析手段は、抽出したサービ
    ストーンをアナログ信号に変換し、且つ、バンドパスフ
    ィルタを用いて周波数分析とインターバル分析とを行
    い、分析結果に基づいて前記サービストーンの種別を判
    定し、前記文字情報変換手段は、前記音信号分析手段に
    よって判定されたサービストーンの種別に応じて、前記
    表示手段に文字情報を表示させることを特徴とする請求
    項1に記載の電話機状態表示装置。
  3. 【請求項3】 前記音信号分析手段は、PCM化された
    サービストーンをDSPによってFFT分析すると共
    に、前記サービストーンのインターバルの分析を行い、
    分析結果に基づいて前記サービストーンの種別を判定
    し、前記文字情報変換手段は、前記音信号分析手段によ
    って判定されたサービストーンの種別に応じて、前記表
    示手段に文字情報を表示させることを特徴とする請求項
    1に記載の電話機状態表示装置。
  4. 【請求項4】 前記音信号分析手段は、PCM化された
    サービストーンのビットパターンをDSPによって比較
    分析すると共に、前記サービストーンのインターバルの
    分析を行い、分析結果に基づいて前記サービストーンの
    種別を判定し、前記文字情報変換手段は、前記音信号分
    析手段によって判定されたサービストーンの種別に応じ
    て、前記表示手段に文字情報を表示させることを特徴と
    する請求項1に記載の電話機状態表示装置。
  5. 【請求項5】 外部表示機器に対して電話機の回線使用
    状態に関する情報を出力する外部機器インタフェースを
    備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    または請求項4記載の電話機状態表示装置。
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