JP2002271443A - サーバ装置、サーバ装置の製造方法及びサーバ装置の販売方法 - Google Patents

サーバ装置、サーバ装置の製造方法及びサーバ装置の販売方法

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JP2002271443A
JP2002271443A JP2001068325A JP2001068325A JP2002271443A JP 2002271443 A JP2002271443 A JP 2002271443A JP 2001068325 A JP2001068325 A JP 2001068325A JP 2001068325 A JP2001068325 A JP 2001068325A JP 2002271443 A JP2002271443 A JP 2002271443A
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立 武田
Tomohito Hirayama
智史 平山
Yoshiyuki Kunito
義之 国頭
Minoru Furukawa
実 古川
Masataka Ogawa
正孝 小川
Yuji Sekiguchi
勇二 関口
Yoshihiro Okawa
純弘 大川
Akito Fukutani
亮人 福谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩わしい作業を省き、簡便な作業で例えば家
庭内に設置することが可能なURLサーバ装置、サーバ
装置の製造方法及びサーバ装置の販売方法の提供。 【解決手段】 例えばIPアドレス及びドメイン名に含
まれる文字列を工場出荷時に予め不揮発性メモリ3に格
納した状態でサーバ装置1を販売し、その後の設定にお
いては例えばボタン9aの押下に応じて、不揮発性メモ
リ3に格納されたIPアドレス及びドメイン名文字列を
ネームサーバ102に向けて送信するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
代表されるIPアドレスを用いた通信方式において利用
されるサーバ装置等であって、更に詳しくはいわゆるホ
ームページを提供するための家庭用のURL(Unif
orm・Resource・locator:共通形式
所在表記)サーバ装置、サーバ装置の製造方法及びサー
バ装置の販売方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、家庭内においても手軽にホー
ムページを提供できる環境が整いつつある。このように
ホームページを提供しようとする場合、登録されたUR
Lアドレスをパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼
ぶ。)に設定する必要がある。
【0003】そのようなURLアドレスの取得から設定
は、例えば以下のように行われる。
【0004】まず、例えばJPNIC等のURLアドレ
ス割り当て機関により予め割り当てられるhttp://www.x
xxx.yyyy.zzzzの形式の文字列を入手する。
【0005】次に、家庭内に設置のコンピュータ、サー
バ又はルータ等(以下自PCと略す)内部の記憶装置にそ
の文字列を記録する。
【0006】次に、そのPCが接続されているインタネ
ット・ドメイン内のネームサーバに向かって、そのPC
が割り当てられるべきIPアドレスを要求して入手す
る。
【0007】この後、公衆に向かって開放しようとする
URLアドレス文字列とIPアドレスの関係を定義す
る。
【0008】最後に、該ネーム・サーバ内部にそのPC
のURLアドレス情報を登録させるための手続きを行
い、URLサーバ装置の設置が完了する。
【0009】そして、例えばこのように登録されたUR
Lアドレスを、自己のホームページのURLアドレスと
して公衆に告知・開放する。
【0010】また、別の例として、いわゆるインタネッ
トプロバイダ事業者と契約を結び、事業者が割り当てる
URLアドレスの下位アドレスを賃借する方法もある。
この場合も、そのように賃借されたURアドレスを自己
のホームページのURLアドレスとして公衆に告知・開
放することが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなURLアドレスの取得や設定は、特別な業者を除
き極めて稀な操作であって、例えば家庭内においてホー
ムページ用サーバを設置しようとしている一般のユーザ
にとっては非常に煩わしい、という問題がある。
【0012】本発明は、このような事情に基づきなされ
たもので、煩わしい作業を省き、簡便な作業で例えば家
庭内に設置することが可能なURLサーバ装置、サーバ
装置の製造方法及びサーバ装置の販売方法を提供するこ
とを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の第1の観点に係るサーバ装置は、TCP/
IPに従って通信を行う手段と、IPアドレス及びドメ
イン名に含まれる文字列を工場出荷時に予め格納する手
段と、所定のトリガに応じて、前記格納されたIPアド
レス及びドメイン名文字列をインタネット接続業者に向
けて送信する手段とを具備することを特徴とする。
【0014】本発明の第2の観点に係るサーバ装置は、
IPアドレスを工場出荷時に予め格納する手段と、所定
のトリガに応じて、前記格納されたIPアドレスをイン
タネット接続業者に向けて送信する手段と、前記送信に
応じた前記インタネット接続業者からの返信に応じて、
所望のURLアドレスを請求する手段とを具備すること
を特徴とする。
【0015】本発明の第3の観点に係るサーバ装置は、
販売時に梱包箱に収容されたサーバ装置において、前記
梱包箱にURLアドレスが記載され、又は前記梱包箱に
URLアドレスが記載された書面が添付されていること
を特徴とする。
【0016】本発明の第4の観点に係るサーバ装置の製
造方法は、少なくとも不揮発性メモリを有するサーバ装
置を組み立てる工程と、工場出荷前に、前記不揮発性メ
モリにIPアドレスを記憶される工程とを具備すること
を特徴とする。
【0017】本発明の第5の観点に係る梱包箱に梱包さ
れた状態で販売されるサーバ装置の製造方法は、サーバ
装置を組み立てる工程と、前記梱包箱にURLアドレス
を記載し、又は前記梱包箱にURLアドレスが記載され
た書面を添付する工程と、前記サーバ装置を前記梱包箱
に入れて梱包する工程とを具備することを特徴とする。
【0018】本発明の第6の観点に係るサーバ装置の販
売方法は、工場出荷前にIPアドレスをサーバ装置の不
揮発性メモリに記憶させ、前記IPアドレスが記憶され
たサーバ装置を店頭で販売することを特徴とする。
【0019】本発明の第7の観点に係るサーバ装置の販
売方法は、工場出荷前に、前記梱包箱にURLアドレス
を記載し、又は前記梱包箱にURLアドレスが記載され
た書面を添付し、前記梱包箱にサーバ装置を入れて梱包
し、前記梱包されたサーバ装置を店頭で販売することを
特徴とする。
【0020】ここで、従来の技術の問題点を整理する
と、URLサーバ装置の新規設置時の困難は以下の4点
に集約され、これをいわゆるワンストップ・ショッピン
グにより簡便化する事が本発明の主要な課題である。U
RL用サーバ装置のハードを店頭で購入する。持ち帰
り、または託送で自宅に運搬し、設置する。インタネッ
ト・プロバイダからIPアドレスを取得する。URL付
与機関に依頼してIP−URL関係を定義し、登録す
る。これにより、取得したIPアドレスを呼びやすい名
前のURL標記とできる。
【0021】本発明では、例えばIPアドレス及びドメ
イン名に含まれる文字列を工場出荷時に予め格納した状
態でサーバ装置を販売し、その後の設定においては例え
ば所定のトリガに応じて、格納されたIPアドレス及び
ドメイン名文字列をインタネット接続業者に向けて送信
するようにしているので、これらの一連の作業等を自動
化することができ、主として家庭における顧客やSOH
Oと略称される小規模事業を営む顧客等がURLアドレ
スを用いたホームページに供するサーバ装置の設置を煩
わしい作業をなくして簡便に行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0023】図1は本発明の一実施形態に係るサーバ装
置の構成を示すブロック図である。
【0024】同図に示すサーバ装置1は、例えば弁当箱
程度の大きさで、ホームページ開設のための家庭用のサ
ーバ装置として用いられるものであって、多数のPCを
接続して使用する場合はルータ、公衆接続用条件判断機
能を有する場合はゲートウェイとも呼ばれる。
【0025】ここで、符号2はCPUであり、TCP/
IPや各種の通信プロトコルをファームウェアで実行す
るとともにサーバ装置1全体のコントロールを行う。3
はCPU2のBOOT用ファームウェアを格納するフラ
ッシュメモリ等の不揮発性メモリである。4はCPU2
がファームウェアを実行するために必要なRAM等のメ
インメモリである。
【0026】また、5は電話線100を介して公衆網1
01に接続されるモデムであり、6は電源投入スイッ
チ、7は電源投入スイッチ6が投入されたことを検出
し、それをCPU2に伝える電源投入検出回路である。
更に、8はバスであり、9a及び9bは起動ボタンであ
る。また、9cは報知手段としてのランプ、9dは同じ
く表示部である。なお、報知手段の具体的な構成として
は、LEDランプ、LED文字表示器、LCD表示器等
が考えられる。
【0027】なお、公衆網101には、ネームサーバ1
02が接続されているものとする。
【0028】次に、上記構成のサーバ装置1の製造時
(工場出荷前)の工程を図2のフローチャートに基づき
説明する。
【0029】工場側では、予めインタネットを介して又
は文書契約によりインタネット接続業者とサーバ装置1
に設定される固定IPアドレスやURLアドレスを確保
しておく(ステップ201)。
【0030】固定IPアドレスは、例えばハード製造業
者がインタネット接続業者と契約を結ぶことにより、あ
る数値の範囲のIPアドレスの利用権を譲り受けてハー
ド製造業者が一時的に利用権を確保する。このような利
用権の確保はハード製造業者とインタネット接続業者と
の間でインタネットを通じて行われるか、又は文書契約
により行われる。
【0031】また、ハード製造業者は、例えばインタネ
ット接続業者と契約を結ぶことにより、ある数値の範囲
のIPアドレスの利用権を譲り受ける際に、1対1の対
応がついたURLアドレス(多くはアルファベットの文
字列)も同時に付与する契約が可能である。この契約に
基づき、ハード製造業者は、「http://www.xxxx.ne.jp/
takeda」とか「http://www.xxxx.ne.jp/hirayama」のご
とく人間にとって覚えやすい標記のURLアドレスを付
与する。
【0032】なお、http://www.ogawa.comや、http://w
ww.yamaguchi.co.jpのようにインタネット接続業者のU
RL設定権利を超えるアドレスについても、その権利を
有する機関、例えばJPNICと契約を結ぶことによ
り、ハード製造業者またはハード販売業者が、最終顧客
に代行してアドレスの使用権を確保できる。この場合
は、特定のインタネット接続業者名を含まないURLア
ドレスを顧客に提供できる。
【0033】次に、サーバ装置1のハード部分が完成す
ると(ステップ202)、固定IPアドレスを出荷時に
付与するサーバ装置1については(ステップ203)、
1台のサーバ装置1につき上記のように利用権を確保し
た固定IPアドレスを1個付与する(ステップ20
4)。付与された固定IPアドレスは、サーバ装置1内
の不揮発性メモリ3に書き込まれる。
【0034】次に、URLアドレスを出荷時に付与する
サーバ装置1については(ステップ205)、上記のI
Pアドレスと対の関係にあるURLアドレスをサーバ装
置1に付与する(ステップ206)。付与されたURL
アドレスはサーバ装置1内にある不揮発性メモリ3に書
き込まれるその後、例えば図3に示すように、サーバ装
置1の筐体10の外側の所定位置11及び梱包箱12の
外側の所定位置13にそれぞれ当該サーバ装置1に付与
されたIPアドレスやURLアドレスを刻印し、或いは
印刷する(ステップ207)。
【0035】そして、しかる後にこのようなIPアドレ
スやURLアドレスが付与されたサーバ装置1の製品の
出荷を行う。
【0036】このように本実施形態に係るサーバ装置1
には、工場出荷段階で固定IPアドレスやこれに対応す
るURLアドレスが既に付与されており、販売時にはハ
ードに固定IPアドレスやこれに対応するURLアドレ
スが付随して顧客に到達するようになっている。商品の
ラインナップとしては、このまま出荷すると例えば「I
Pアドレス付きサーバ装置」ということになり、梱包箱
12等に印刷されたIPアドレスを確認して購入した顧
客は、あらためてインタネット接続業者と契約を結ぶ必
要がない利便を得る。この場合、販売店はインタネット
接続業者が発行する「IP登録済み証」のような証明書
を添付する。
【0037】次に、工場出荷段階以降のこのサーバ装置
1の店頭購入から自宅での設定までの流れを図4のフロ
ーチャートに基づき説明する。
【0038】上記のアドレスが付与されたサーバ装置1
を購入したい顧客は(ステップ401)、まず販売店で
サーバ装置1を店頭で購入する。このとき、顧客は不揮
発メモリ3に予め記憶されているIPアドレス「AA
A.BBB.CCC.DDD」を同梱添付の証明書等で
確認し、そのIPアドレスで接続できるドメイン「AA
A.BBB.CCC.DDD」を保有するプロバイダを
確認する。ここで「AAA.BBB.CCC.DDD」
は、各々、IPアドレスに用いられる公知の、0から2
55までの値をもつ3桁の10進数である。また、「htt
p://www.xxxx.ne.jp/takeda」など、自分や友人が覚え
やすいURLのついたサーバを選んで購入する(ステッ
プ402、403)。これらの情報は、上記したように
梱包箱12の外側に印刷し、顧客に一目で見えるように
表記されている。
【0039】次に、顧客は自宅に持ちかえり家庭内部の
どこかに設置する(ステップ403)。置き場所は問わ
ないが、多くのケーブル配線がこの装置に集中するの
で、居住空間とは限らず、玄関ホールや、台所空間、配
電盤脇等も設置場所の候補と考えられる。
【0040】そして、電源コンセントを差し込み、電源
スイッチ6を投入する(ステップ404)。その際、起
動ボタン9aによる「初期設定開始ボタン」等をトリガ
とし、このトリガに応じて初期設定プログラムを起動・
開始する(ステップ405)。また、電源投入検出回路
7が線14に現れる直流電圧のステップ・アップを検出
し、線15からCPU2に割り込みを掛け、初期設定プ
ログラムを起動することも可能である。
【0041】次に、このような初期設定プログラムによ
るサーバ装置1の動作を図5に示すフローチャートに基
づき説明する。
【0042】初期設定プログラムの動作を契機に(ステ
ップ501)、公知のダイヤルアップ機能が起動され、
製造時に予め定められて不揮発メモリ3に記憶されてい
る回線番号に向けてモデム5を起動して発呼させること
により(ステップ502)、インタネットやイントラネ
ットにIP接続する(ステップ503)。なお、このと
き、公知の方法によりDHCP(Dynamic Ho
st ControlProtocol)を用いてラン
ダムに付与される不特定IPアドレスによりIP接続さ
れることもあるが、この実施形態では固定IPアドレス
によりIP接続されるものとする。
【0043】なお、図示しない公知のダイヤルアップ機
能が完動できないことを検知した場合には、タイマを起
動して例えば1分間待機した後、再度、初期設定プログ
ラムを起動して、成功するまで起動を試行する。これが
既定回数以上失敗のときは、電源ランプ点滅等を利用し
て、公知の方法によりエラー報告を使用者に表示する。
【0044】次に、このような設定の元で、起動ボタン
9bにより「WWWサーバ・プログラム」の動作が開始
され、到来するWWWコマンド群に対応する動作が実行
される。
【0045】その結果、ダイヤルアップ接続された、例
えば図1に示したネームサーバ102は、発信元のサー
バが自分のドメインアドレス「AAA.BBB.CC
C.xxx」と上位3バイトが共通の「AAA.BB
B.CCC.DDD」を持っていることを発見し、自ド
メインに属する正規のクライアントであることを確認す
る。
【0046】この後、初期設定確認プログラムが起動さ
れ(ステップ504)、ネームサーバ40に向かって、
確認の目的で自己のURLアドレスを送信する。ネーム
サーバ40は他のURLアドレス受信時と同様に、UR
LアドレスをIPアドレスに翻訳した結果をサーバ装置
1に返信する。この結果がサーバ装置1に記憶されてい
るIPアドレスと一致すれば、サーバ装置1、ダイヤル
アップ及びネームサーバ40のすべてが正常動作と検証
できたことになる。これを例えばランプ9cで表示する
(ステップ506)。
【0047】以上の操作によりサーバ装置1がURLア
ドレスを用いて運用することの設定を完了し、以後、公
知の方法でホームページ等の公開・運用が顧客の自宅に
設置したサーバ装置1上で継続的に動作することが可能
となる。
【0048】この後、図示しない不特定の端末からサー
バ装置1のURLアドレス、例えば「http://www.abcde
f.ghij.ne.jp」を指定したパケットが到来した場合に
は、URLアドレスに相当するIPアドレスが「AA
A.BBB.CCC.DDD」であることを通知する。
これにより不特定の端末からも、URLアドレスを知っ
ている第3者がこのサーバ装置1を購入した顧客にUR
Lでアクセスできるようになる。
【0049】これにより、第3者がホームページを参照
にきた場合の準備が完了する。
【0050】サーバ装置1はこの結果を表示部9dなど
で「アドレス設定完了」または「URL-ready」などと
表示し、サーバ装置1が使用可能な状態に初期設定され
たことを購入した顧客に表示・通報する(ステップ40
6)。
【0051】顧客は、この時点以降、「http://www.abc
def.ghij.ne.jp」を自己のホームページ・アドレスとし
て友人や公衆に向かって、メールなどで通知する。
【0052】このように本実施形態によれば、利用者は
URLアドレスが既に付与されているサーバ装置1を販
売店で購入し、自宅に設置して、(1)電源を接続し、(2)
公衆回線を接続し、(3)インタネットプロバイダの特定
ドメインにアクセスする、のみで自己の保有するURL
アドレスによる動作が可能になり、購入、設置直後から
運用を開始できる利点がある。
【0053】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。
【0054】この実施形態におけるサーバ装置のハード
ウェア構成は図1に示したものと同様である。
【0055】以下、上記構成のサーバ装置1の製造時
(工場出荷前)の工程を図6のフローチャートに基づき
説明する。
【0056】工場側では、予めインタネットを介してイ
ンタネット接続業者とサーバ装置1に設定される固定I
PアドレスやURLアドレスを確保しておく(ステップ
601)。この固定IPアドレスも上記の実施形態と同
様に例えばハード製造業者がインタネット接続業者と契
約を結ぶことにより、ある数値の範囲のIPアドレスの
利用権を譲り受けてハード製造業者が一時的に利用権を
確保する。
【0057】次に、サーバ装置1のハード部分が完成す
ると(ステップ602)、固定IPアドレスを出荷時に
付与するサーバ装置1については(ステップ603)、
1台のサーバ装置1につき上記のように利用権を確保し
た固定IPアドレスを1個付与する(ステップ60
4)。付与された固定IPアドレスは、サーバ装置1内
の不揮発性メモリ3に書き込まれる。
【0058】その後、例えば、サーバ装置1の筐体や梱
包箱に当該サーバ装置1に付与されたIPアドレスを刻
印し、或いは印刷する(ステップ605)。
【0059】そして、しかる後にこのようなIPアドレ
スが付与されたサーバ装置1の製品の出荷を行う。
【0060】このように本実施形態に係るサーバ装置1
には、工場出荷段階で固定IPアドレスが既に付与され
ており、販売時にはハードに固定IPアドレスが付随し
て顧客に到達するようになっている。商品のラインナッ
プとしては、このまま出荷すると例えば「IPアドレス
付きサーバ装置」ということになり、梱包箱等に印刷さ
れたIPアドレスを確認して購入した顧客は、あらため
てインタネット接続業者と契約を結ぶ必要がない利便を
得る。この場合、販売店はインタネット接続業者が発行
する「IP登録済み証」のような証明書を添付する。
【0061】以上については上述した実施形態と同様で
あるが、この実施形態ではサーバ装置1に対して予めU
RLアドレスを付与しない点が異なっている。すなわ
ち、IPアドレスだけが付与されたサーバ装置1を製品
として出荷する。
【0062】次に、工場出荷段階以降のこのサーバ装置
1の店頭購入から自宅での設定までの流れを図7のフロ
ーチャートに基づき説明する。
【0063】このサーバ装置1を購入したい顧客は(ス
テップ701)、販売店でサーバ装置1を店頭で購入す
る(ステップ702)。このとき、顧客はサーバ装置1
の不揮発メモリ3に予め記憶されているIPアドレス
「AAA.BBB.CCC.DDD」を同梱添付の証明
書などで確認し、そのIPアドレスで接続できるドメイ
ン「AAA.BBB.CCC.xxx」を保有するプロ
バイダを確認する。ここでAAA、BBB、CCC、D
DDは、各々、IPアドレスに用いられる公知の、0か
ら255までの値をもつ3桁の10進数である。
【0064】顧客はURLアドレスの確認を行わない。
ただし、梱包箱の外観には、「URLの上位アドレスは
http://www.abcdef.ghij.ne.jp/の形式であって、/
の右側のみが顧客の希望に沿うよう変えられる可能性が
ある」と表記する。これらの情報は、梱包箱の外側に印
刷し、顧客に一目で見えるように表記する。
【0065】次に、顧客は自宅に持ちかえり家庭内部の
どこかに設置する(ステップ703)。置き場所は問わ
ないが、多くのケーブル配線がこの装置に集中するの
で、居住空間とはかぎらず、玄関ホールや、台所空間、
配電盤脇、なども設置場所の候補、と考えられる。
【0066】そして、電源コンセントを差し込み、電源
スイッチ6を投入する(ステップ704)。その際、上
述した実施形態と同様に起動ボタン9aによる「IPア
ドレス/URLアドレス設定操作」等をトリガとし、こ
のトリガに応じて初期設定プログラムを起動・開始する
(ステップ705)。また、電源投入検出回路7が線1
4に現れる直流電圧のステップ・アップを検出し、線1
5からCPU2に割り込みを掛け、初期設定プログラム
を起動することも可能である。
【0067】次に、このような初期設定プログラムによ
るサーバ装置1の動作を図8に示すフローチャートに基
づき説明する。
【0068】起動ボタン9aによる「IPアドレス/U
RLアドレス設定操作」を契機に(ステップ801)、
公知のダイヤルアップ機能が起動され、製造時に予め定
められて不揮発メモリ3に記憶されている回線番号に向
けてモデム5を起動して発呼させることにより(ステッ
プ802)、インタネットやイントラネットにIP接続
する(ステップ803)。なお、このとき、公知の方法
によりDHCPを用いてランダムに付与される不特定I
PアドレスによりIP接続されることもあるが、この実
施形態では固定IPアドレスによりIP接続されるもの
とする。
【0069】なお、図示しない公知のダイヤルアップ機
能が完動できないことを検知した場合には、タイマを起
動して例えば1分間待機した後、再度、初期設定プログ
ラムを起動して、成功するまで起動を試行する。これが
既定回数以上失敗のときは、電源ランプ点滅等を利用し
て、公知の方法によりエラー報告を使用者に表示する。
【0070】次に、このような設定の元で、起動ボタン
9bにより「WWWサーバ・プログラム」の動作が開始
され、到来するWWWコマンド群に対応する動作が実行
される。
【0071】その結果、ダイヤルアップ接続された、例
えば図1に示したネームサーバ102は、発信元のサー
バが自分のドメインアドレス「AAA.BBB.CC
C.xxx」と上位3バイトが共通の「AAA.BB
B.CCC.DDD」を持っていることを発見し、自ド
メインに属する正規のクライアントであることを確認す
る。
【0072】以上の点は上述した実施形態と同様である
が、以下の点が異なる。
【0073】ネームサーバ40は顧客が持つIPアドレ
ス「AAA.BBB.CCC.DDD」に対して例えば
ウイザードを起動して、サーバ装置1ではURL選択プ
ログラムが起動され(ステップ804)、顧客が何のU
RLアドレスを欲するかを質問する。この際、ハード製
造業者が予め購入登録してある「http://www.abcxyz.n
e.jp」は固定で変更できないことを通知する必要があ
る。
【0074】これに対し、顧客は第1希望「http://ww
w.abcxyz.ne.jp/tohmas」から第3希望「http://www.ab
cxyz.ne.jp/tohmas3」程度を送信し、ネームサーバ40
は重複のない第2希望URL例えば「http://www.abcxy
z.ne.jp/tohmas2」を顧客に付与して自己に登録し、こ
れを顧客に通報する。これを顧客が受け入れれば確定す
る。
【0075】この後、初期設定確認プログラムが起動さ
れ(ステップ805)、ネームサーバ40に向かって、
確認の目的で自己のURLアドレスを送信する。ネーム
サーバ40は他のURLアドレス受信時と同様に、UR
LアドレスをIPアドレスに翻訳した結果をサーバ装置
1に返信する。この結果がサーバ装置1に記憶されてい
るIPアドレスと一致すれば、サーバ装置1、ダイヤル
アップ及びネームサーバ40のすべてが正常動作と検証
できたことになる。これを例えばランプ9cで表示する
(ステップ806)。
【0076】この後、インタネット接続業者は、今決ま
ったIPアドレスとURLアドレスの関係を自事業者が
保有するすべてのネームサーバに登録し、世界中からの
アクセスに備える。この登録には数時間から数日を要す
るので、顧客は必ずしも設置直後から運用可能となるわ
けではない。
【0077】この後、図示しない不特定の端末からサー
バ装置1のURLアドレス、例えば「http://www.abcde
f.ghij.ne.jp」を指定したパケットが到来した場合に
は、URLアドレスに相当するIPアドレスが「AA
A.BBB.CCC.DDD」であることを通知する。
これにより不特定の端末からも、URLアドレスを知っ
ている第3者がこのサーバ装置1を購入した顧客にUR
Lアドレスでアクセスできるようになる。
【0078】以上の設定によって第3者がホームページ
を参照にきた場合の準備が完了する。サーバ装置1はこ
の結果を表示部9d等で「アドレス設定完了」または
「URL-ready」などと表示し、サーバ装置1が使用可
能な状態に初期設定されたことを購入した顧客に表示・
通報する(ステップ706)。
【0079】顧客は、この時点以降、「http://www.abc
xyz.ne.jp/tohmas2」を自己のホームページ・アドレスと
して友人や公衆に向かって、メール等で通知する。
【0080】このように本実施形態によれば、購入時に
予めURLアドレスの登録は行われず、サーバ装置1を
購入する顧客は確定したIPアドレスのみを付随的に購
入できる。また、購入に際しては、店頭在庫の中から筐
体や梱包箱の外観に印刷してあるIPアドレスを確認し
て比較の上、より気に入ったアドレスを確保・購入でき
る利点がある。また、本実施形態では、特にURLアド
レスについては、お仕着せでなく、希望アドレスの調査
〜設定登録の手続きを同時にリアルタイムにできる利点
がある。
【0081】次に、本発明の更に別の実施形態を説明す
る。
【0082】上述した2つの実施形態においては、いず
れも固定IPアドレスが付与されたハードウェアとして
のサーバ装置を販売するものであったが、現在の、アド
レスが32ビットのいわゆるバージョン4の方式(IP
v4)ではそれほど多数のIPアドレスを確保すること
ができない。従って、DHCP(Dynamic Ho
st Control Protocol)と呼ばれる手
法を用いて、ダイヤルアップの都度、空きIPを割り当
てる操作が、通常のインタネット・ブラウザを動作させ
る目的では一般的なダイヤルアップの手法である。
【0083】このDHCP方式は、世界中から参照にく
る可能性がある個人のホームページを表記するURLと
しては最適ではないが、アドレスが128ビットのいわ
ゆるバージョン6の方式(IPv6)の普及時期までは
利用せざるを得ない。
【0084】この実施形態におけるサーバ装置のハード
ウェア構成は図1に示したものと同様である。
【0085】以下、この実施形態におけるサーバ装置1
の製造時(工場出荷前)の工程を図9のフローチャート
に基づき説明する。
【0086】工場側では、予めインタネットを介してイ
ンタネット接続業者とサーバ装置1に設定される固定I
PアドレスやURLアドレスを確保しておく(ステップ
901)。
【0087】次に、サーバ装置1のハード部分が完成す
ると(ステップ902)、工場出荷時にはIPアドレス
もURLアドレスも固定されることなく、単に梱包箱の
表面や保証書にURLアドレスが「http://www.abcxyz.
ne.jp/tohmas5」と表示してあるだけである(ステップ
903)が、このURLアドレスはインタネット接続業
者とハード製造業者の契約で、「取得済み扱い」とされ
ている。
【0088】次に、工場出荷段階以降のこのサーバ装置
1の店頭購入から自宅での設定までの流れを図10のフ
ローチャートに基づき説明する。
【0089】これを購入した顧客は(ステップ1001
〜1002)、自宅に持ち帰り、設置して電源を投入す
る(ステップ1003〜1004)。
【0090】この後、予め保証書が指定するダイヤルア
ップ接続番号をダイヤルし、インタネット接続業者と接
続する(ステップ1005)。この「予め保証書が指定
するダイヤルアップ接続番号」では、固定IP方式も受
け付けるが、サーバ装置1側がDHCP要求を出すの
で、DHCPで受け付けるものとする。
【0091】このとき、URLアドレス登録が「http:/
/www.abcxyz.ne.jp/tohmas5」として登録済みであるこ
とをインタネット接続業者側に通報するため、例えばロ
グイン名を「www. tohmas5」のように通常のログイン
名とは異なる形式を採用する。さらに初回パスワードも
製品保証書の中に公知の秘密保持印刷を用いて、購入者
本人のみがわかるパスワードを付与する。このパスワー
ドは初回のみ有効とし、公知の手段で、次回からは本人
のみが知るパスワードに切り替える。
【0092】その結果、URLアドレスを「www. tohma
s5」と宣言して登録済パスワードでログインしたサー
バ装置1には(ステップ1006)、「http://www.abc
xyz.ne.jp/tohmas5」が公式に付与され、同時に付与さ
れるダイヤルアップ接続中のみ一時的に付与する32ビ
ットのIPアドレスが「AAA.BBB.CCC.DD
D」形式で付与される。
【0093】このIPアドレスとURLアドレスの関係
は、インタネット接続業者が保有する世界中のネームサ
ーバに対してすみやかに通報・更新され、世界中からの
URLアクセスに対応してIPアドレスを返す。これに
より不特定の端末からも、URLアドレスを知っている
第3者がこのサーバ装置1を購入した顧客にURLアド
レスでアクセスできるようになる。
【0094】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。
【0095】例えばIPアドレスが128ビットのいわ
ゆるバージョン6の方式(IPv6)についても当然本
発明を適用できる。
【0096】また上述した実施形態では、ルータ装置を
「弁当箱サイズの箱」としたが、さらに小型化して例え
ばICチップサイズとなし、各種家電製品に内蔵される
場合にも効果が及ぶ。例えば、ルータ、ゲートウェイ、
PC、TV、冷蔵庫などに大きな効果を発揮する。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーバ装
置、サーバ装置の製造方法及びサーバ装置の販売方法に
よれば、煩わしい作業を省き、簡便な作業で例えば家庭
内にURL付のサーバ装置を設置することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るサーバ装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示したサーバ装置の製造時のフローチャ
ートである。
【図3】図1に示したサーバ装置及び梱包箱の斜視図で
ある。
【図4】図1に示したサーバ装置の販売から設置までを
示すフローチャートである。
【図5】図1に示したサーバ装置の初期設定を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の他の実施形態におけるサーバ装置の製
造時のフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施形態におけるサーバ装置の販
売から設置までを示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態におけるサーバ装置の初
期設定を示すフローチャートである。
【図9】本発明の更に別の実施形態におけるサーバ装置
の製造時のフローチャートである。
【図10】本発明の更に別の実施形態におけるサーバ装
置の販売から設置、設定までを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2 CPU 3 不揮発性メモリ 4 メインメモリ 5 モデム 6 電源投入スイッチ 7 電源投入検出回路 8 バス 9a、9b 起動ボタン 9c ランプ 9d 表示部 100 電話線 101 公衆網 102 ネームサーバ
フロントページの続き (72)発明者 国頭 義之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 古川 実 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小川 正孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 関口 勇二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大川 純弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 福谷 亮人 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B082 EA07 HA08 5B085 AA01 AA08 BE01 BG07 5B089 GA11 HA10 JB00 KB06 5K030 GA17 HA08 HC01 HD09 KA02 5K034 AA19 DD03 EE11

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IPアドレス及びドメイン名に含まれる
    文字列を工場出荷時に予め格納する手段と、 所定のトリガに応じて、前記格納されたIPアドレス及
    びドメイン名文字列をインタネット接続業者に向けて送
    信する手段とを具備することを特徴とするサーバ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサーバ装置において、 前記インタネット接続業者へのIPアドレス及びドメイ
    ン名文字列の送信に応じた当該インタネット接続業者か
    らの応答結果を報知する手段を更に具備することを特徴
    とするサーバ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のサーバ装置において、 前記報知手段が、LEDランプ、LED文字表示器及び
    LCD表示器のうち1つであることを特徴とするサーバ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置において、 前記工場出荷時に予め格納されているIPアドレスを自
    己のIPアドレスとすることを特徴とするサーバ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置において、 前記工場出荷時に予め格納されているドメイン名文字列
    を自己のURLアドレスとすることを特徴とするサーバ
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置において、 所定のトリガが、初期状態からの電源投入であることを
    特徴とするサーバ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置において、 所定のトリガが、所定の操作ボタンの押下であることを
    特徴とするサーバ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置において、 前記格納されたIPアドレス及びドメイン名文字列のう
    ち少なく一つが当該サーバ装置の筐体に刻印されている
    ことを特徴とするサーバ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置において、 前記格納されたIPアドレス及びドメイン名文字列のう
    ち少なくとも一つが当該サーバ装置を梱包する梱包箱に
    印刷されていることを特徴とするサーバ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のうちいずれか
    1項に記載のサーバ装置において、 前記格納されたIPアドレスが、全長32ビットである
    ことを特徴とするサーバ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項9のうちいずれか
    1項に記載のサーバ装置において、 前記格納されたIPアドレスが、全長128ビットであ
    ることを特徴とするサーバ装置。
  12. 【請求項12】 IPアドレスを工場出荷時に予め格納
    する手段と、 所定のトリガに応じて、前記格納されたIPアドレスを
    インタネット接続業者に向けて送信する手段と、 前記送信に応じた前記インタネット接続業者からの返信
    に応じて、所望のURLアドレスを請求する手段とを具
    備することを特徴とするサーバ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のサーバ装置におい
    て、 前記所望のURLアドレスは、前記インタネット接続業
    者からの送信される特定のURL文字列に所望の文字列
    を追加したものであることを特徴とするサーバ装置。
  14. 【請求項14】 販売時に梱包箱に収容されたサーバ装
    置において、 前記梱包箱にURLアドレスが記載され、又は前記梱包
    箱にURLアドレスが記載された書面が添付されている
    ことを特徴とするサーバ装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のサーバ装置におい
    て、 前記URLアドレスの文字列は、インタネット接続業者
    のドメイン名と所定の文字列を含み、前記所定の文字列
    が、少なくとも初期設定時のインタネット接続業者のへ
    のログイン名として用いられることを特徴とするサーバ
    装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも不揮発性メモリを有するサ
    ーバ装置を組み立てる工程と、 工場出荷前に、前記不揮発性メモリにIPアドレスを記
    憶される工程とを具備することを特徴とするサーバ装置
    の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のサーバ装置におい
    て、 前記記憶工程では、ドメイン名に含まれる文字列も記憶
    されることを特徴とするサーバ装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 サーバ装置を組み立てる工程と、 前記梱包箱にURLアドレスを記載し、又は前記梱包箱
    にURLアドレスが記載された書面を添付する工程と、 前記サーバ装置を前記梱包箱に入れて梱包する工程とを
    具備することを特徴とする梱包箱に梱包された状態で販
    売されるサーバ装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 工場出荷前にIPアドレスをサーバ装
    置の不揮発性メモリに記憶させ、 前記IPアドレスが記憶されたサーバ装置を店頭で販売
    することを特徴とするサーバ装置の販売方法。
  20. 【請求項20】 請求項19のサーバ装置の販売方法に
    おいて、 工場出荷前にドメイン名に含まれる文字列を前記サーバ
    装置の不揮発性メモリ更に記憶させることを特徴とする
    サーバ装置の販売方法。
  21. 【請求項21】 工場出荷前に、前記梱包箱にURLア
    ドレスを記載し、又は前記梱包箱にURLアドレスが記
    載された書面を添付し、前記梱包箱にサーバ装置を入れ
    て梱包し、 前記梱包されたサーバ装置を店頭で販売することを特徴
    とするサーバ装置の販売方法。
  22. 【請求項22】 請求項19から請求項21のうちいず
    れか1項に記載のサーバ装置の販売方法において、 前記IPアドレス又は前記URLアドレスは、前記サー
    バ装置を製造する業者とインタネット接続業者との間で
    予めインタネットを通じて使用権の確保が行われている
    ことを特徴とするサーバ装置の販売方法。
  23. 【請求項23】 請求項19から請求項21のうちいず
    れか1項に記載のサーバ装置の販売方法において、 前記IPアドレス又は前記URLアドレスは、前記サー
    バ装置を製造する業者とインタネット接続業者との間で
    予め文書契約により使用権の確保が行われていることを
    特徴とするサーバ装置の販売方法。
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JPH10290264A (ja) * 1997-02-13 1998-10-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> インターネット電話端末識別処理方法、その装置及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2000132614A (ja) * 1998-10-22 2000-05-12 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引システム

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