JP2002270443A - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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JP2002270443A
JP2002270443A JP2001072325A JP2001072325A JP2002270443A JP 2002270443 A JP2002270443 A JP 2002270443A JP 2001072325 A JP2001072325 A JP 2001072325A JP 2001072325 A JP2001072325 A JP 2001072325A JP 2002270443 A JP2002270443 A JP 2002270443A
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JP
Japan
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connection
transformer
terminals
tank
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001072325A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Nakajima
洋悦 中島
Kazuhiro Tamaki
和博 玉木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の端子を変圧器本体カバー上に配列する
際、変圧器カバ−の小形化を図るとともに、タンクも小
形化して、据え付け面積の縮小、質量の減少、絶縁油等
の材料費の低減を図る変圧器を提供する。 【解決手段】 変圧器本体と、該変圧器本体を収納する
タンク及びタンクカバー3とを備え、タンクカバー3上
に複数の端子11、…を設けた変圧器において、複数の
端子11、…をジグザグ状に配列するとともに、隣接す
る端子間距離d及びタンク壁部と近接端子との距離d
をそれぞれ最低限絶縁確保距離とする。複数の端子1
1、…は、接続部材41、42により直列接続又は並列
接続に切換可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器であり、特
に変圧器における端子配列及び直列接続・並列接続の切
換構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の変圧器は、図9に示すように、タ
ンクカバー3´上に複数の端子11´、12´、…を一
直線に配列していた。そして、隣接する端子間距離d
´及びタンク壁部21´と近接端子11´との距離d
´をそれぞれ最低限絶縁確保距離以上離していた。な
お、直列接続又は並列接続に切換える際、変圧器の結線
は図10に示すようになっているため、直列接続すると
きは、図11に示すように、専用接続部材41´を使用
し、また、並列接続するときは、図12に示すように、
専用接続部材42´を使用していた。なお、切換板の長
さの位置に端子を並べてジグザグに配列した無電圧タッ
プ切換器が特開平8−130130号公報等で提案され
ている。
【0003】しかしながら、従来技術においては、複数
の端子を変圧器本体カバー上に配列する際一直線に配列
すると、端子間の絶縁距離や端子とタンク間の絶縁距離
を確保する為、特にタンク間口l´を大きくせざるを
得なくなり、タンクの寸法が大きくなって、変圧器の大
型化による据え付け面積の拡大、油量増、全体質量増の
材料費の増加を招いていた。又、各端子にて直列接続・
並列接続を切り換える構造に於いて、直列接続・並列接
続を切り換える際、専用接続端子を用いて接続換えを行
っていたが、専用接続端子の脱着作業及び保管が容易で
はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題を解決するものであり、複数の端子を変圧器本体カ
バー上に配列する際、変圧器カバ−の小形化を図るとと
もに、タンクも小形化して、据え付け面積の縮小、質量
の減少、絶縁油等の材料費の低減を図ることができる変
圧器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、変圧器本体
と、該変圧器本体を収納するタンク及びタンクカバーと
を備え、該タンクカバー上に複数の端子を設けた変圧器
において、前記複数の端子をジグザグ状に配列するとと
もに、隣接する端子間距離及びタンク壁部と近接端子と
の距離をそれぞれ最低限絶縁確保距離とする変圧器であ
る。
【0006】また、本発明は、上記複数の端子は、接続
部材により直列接続又は並列接続に切換可能である変圧
器である。
【0007】そして、本発明は、上記端子は回転可能な
接続片を有しており、そして、該接続片を回転させて接
続片同士を接続することにより直列接続又は並列接続に
切換可能である変圧器である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
以下、本発明の変圧器の実施例について、図1〜図8を
用いて説明する。図1は、実施例1における端子の配列
の説明図である。図2は、実施例2における結線の説明
図である。図3は、実施例2における直列接続の説明図
である。図4は、実施例2における並列接続の説明図で
ある。図5は、実施例3における端子の説明図である。
図6は、実施例3における結線の説明図である。図7
は、実施例3における直列接続の説明図である。図8
は、実施例3における並列接続の説明図である。
【0009】実施例1を説明する。本実施例の変圧器
は、変圧器本体と、該変圧器本体を収納するタンク及び
タンクカバーとを備えており、そして、図1に示すよう
に、タンクカバー3上に設けた複数の端子11、12、
…を、一直線ではなく、隣接する端子と互い違い(ジグ
ザグ)になるよう配列している。そして、隣接する端子
間距離d及びタンク壁部21と近接端子11との距離
をそれぞれ最低限絶縁確保距離としている。これに
より、従来技術(図9参照)と比較して、端子数が多い
方向のタンク間口lをかなり短く(約半分)すること
ができ、一方、端子数が少ない方向のタンク間口l
増加をわずかとすることができる。なお、端子間距離d
及びタンク壁部と近接端子との距離dは、それぞ
れ、各端子にかかる電圧に応じて相違し、また、最低限
絶縁確保距離に少し余裕(例えば1割程度)を持たせる
のが好ましい。
【0010】実施例2を説明する。本実施例の変圧器
は、実施例1の変圧器と同様であって、変圧器本体と、
該変圧器本体を収納するタンク及びタンクカバーとを備
えており、そして、タンクカバー3上に設けた複数の端
子11、12、…を、一直線ではなく、隣接する端子と
互い違い(ジグザグ)になるよう配列している。そし
て、隣接する端子間距離d及びタンク壁部と近接端子
との距離dをそれぞれ最低限絶縁確保距離となってい
る。そして、本実施例の変圧器は、直列接続又は並列接
続の切換えをすることができる。
【0011】実施例2における直列接続又は並列接続の
切換えについて、説明する。なお、端子数を4で説明す
る。変圧器の結線は、図2に示すようになっているた
め、直列接続するときは、図3に示すように、専用接続
部材41を使用して端子12と同13を接続する。ま
た、並列接続するときは、図4に示すように、専用接続
端子42を使用して端子11と同13及び同12と同1
4を接続する。このようにして、直列接続又は並列接続
の切換えをすることができる。
【0012】実施例3を説明する。本実施例の変圧器
は、実施例1、2の変圧器と同様であって、変圧器本体
と、該変圧器本体を収納するタンク及びタンクカバーと
を備えており、そして、タンクカバー21上に設けた複
数の端子11、12、…を、一直線ではなく、隣接する
端子と互い違い(ジグザグ)になるよう配列している。
そして、隣接する端子間距離d及びタンク壁部と近接
端子との距離dをそれぞれ最低限絶縁確保距離となっ
ている。実施例1、2と比較して相違しているのは、端
子の構造である。実施例3の変圧器の端子1は、図5
(a)(b)に示すように、端子の中心導体1aに接続
片1bを取付けている。図5(b)は、図5(a)にお
けるA−A´断面図である。接続片1bは、例えば長さ
が隣接する端子までの距離の半分より少し長い板を重ね
て構成しており、先端部分に接続用穴1cを設けてい
る。そして、接続片1bを中心導体1aへ締付けている
締付ボルト1dを緩めると回転可能となり、接続片1b
を回転させて他の接続片と接続することができ、直列接
続又は並列接続に切換えることができる。
【0013】実施例3における直列接続又は並列接続の
切換えについて、説明する。実施例3における結線は、
図6に示すようになっているため、直列接続するとき
は、図7に示すように、端子12の接続片12bと端子
13の接続片13bとを回転させて接続し、例えば締付
ボルト1eで固着する。なお、端子11、14の接続片
11b、14bは使用しないため、他の接続片等に接触
しない位置としておく。また、並列接続するときは、図
8に示すように、端子11の接続片11bと端子13の
接続片13b及び端子12の接続片12と端子14の接
続片14bをそれぞれ接続する。このようにして、直列
接続又は並列接続に切換えることができる。
【0014】なお、上記実施例では、偶数端子列と奇数
端子列の2列による配列の例について説明したが、端子
数、カバー上のスペースにより3列以上の配列も同様に
行うことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、複数の端子を変圧器本
体カバー上に配列する際、変圧器カバ−の小形化を図る
とともに、タンクも小形化して、据え付け面積の縮小、
質量の減少、絶縁油等の材料費の低減を図ることができ
る変圧器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における端子の配列の説明図。
【図2】実施例2における結線の説明図。
【図3】実施例2における直列接続の説明図。
【図4】実施例2における並列接続の説明図。
【図5】実施例3における端子の説明図。
【図6】実施例3における結線の説明図。
【図7】実施例3における直列接続の説明図。
【図8】実施例3における並列接続の説明図。
【図9】従来例の端子配列の説明図。
【図10】従来例の結線の説明図。
【図11】従来例における直列接続の説明図。
【図12】従来例における並列接続の説明図。
【符号の説明】
1、11、12、… 端子 1a 端子中心導体 1b、11b、12b、… 接続片 1c 接続用穴 1d、1e 締付ボルト 21 変圧器タンクの壁部 3 タンクカバー 41、42 接続部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器本体と、該変圧器本体を収納する
    タンク及びタンクカバーとを備え、該タンクカバー上に
    複数の端子を設けた変圧器において、 前記複数の端子をジグザグ状に配列するとともに、隣接
    する端子間距離及びタンク壁部と近接端子との距離をそ
    れぞれ最低限絶縁確保距離とすることを特徴とする変圧
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変圧器において、 上記複数の端子は、接続部材により直列接続又は並列接
    続に切換可能であることを特徴とする変圧器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の変圧器において、 上記端子は回転可能な接続片を有しており、そして、該
    接続片を回転させて接続片同士を接続することにより直
    列接続又は並列接続に切換可能であることを特徴とする
    変圧器。
JP2001072325A 2001-03-14 2001-03-14 変圧器 Pending JP2002270443A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7191256B1 (ja) 2022-01-31 2022-12-16 三菱電機株式会社 トランス、電力変換装置、トランスの製品群、及びトランスの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7191256B1 (ja) 2022-01-31 2022-12-16 三菱電機株式会社 トランス、電力変換装置、トランスの製品群、及びトランスの製造方法
JP2023110988A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 三菱電機株式会社 トランス、電力変換装置、トランスの製品群、及びトランスの製造方法

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