JP2002270372A - 有機el表示装置の製造方法 - Google Patents

有機el表示装置の製造方法

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JP2002270372A
JP2002270372A JP2001072929A JP2001072929A JP2002270372A JP 2002270372 A JP2002270372 A JP 2002270372A JP 2001072929 A JP2001072929 A JP 2001072929A JP 2001072929 A JP2001072929 A JP 2001072929A JP 2002270372 A JP2002270372 A JP 2002270372A
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organic
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layer
light emitting
display device
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Takashi Okino
剛史 沖野
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
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    • H10K59/122Pixel-defining structures or layers, e.g. banks
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造歩留まりを改善することが可能であるとと
もに、表示品位の良好な信頼性の高い有機EL表示装置
の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】第1基板100の一主面上に、アノード電
極とカソード電極との間に有機発光層を挟持した複数の
有機EL素子を備える有機EL表示装置の製造方法にお
いて、有機EL素子の一方の電極を形成し、一方の電極
に電位を供給するための端子部Tを覆うように壁部17
0を配置し、有機発光層110を壁部170の高さより
薄い膜厚で配置し、壁部170を除去する、ことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アノード電極と
カソード電極との間に挟まれた有機薄膜層に電界を印加
することにより発光させる有機EL(エレクトロルミネ
ッセンス)表示装置に係り、特に、製造歩留まりを改善
することが可能な有機EL表示装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、平面表示装置として、有機EL表
示装置が注目されている。この有機EL表示装置は、自
発光性素子であるため、視野角が広く、バックライトを
必要とせず薄型化が可能であり、消費電力が抑えられ、
且つ応答速度が速いといった特徴を有している。
【0003】この有機EL表示装置は、透明ガラス基板
上に、透明なITOなどのアノード電極とカソード電極
との間に発光能を有する有機化合物を含む有機発光層を
挟持した有機EL素子をマトリクス状に配置することに
よって構成される。有機EL素子を発光させるために
は、アノード電極とカソード電極との間に電界を印加す
る必要がある。有機発光層の下層に配置されるアノード
電極またはカソード電極と外部の電源回路とを接続する
ためには、この電極に電圧を供給するための端子部を有
機発光層から露出させる必要がある。
【0004】有機発光層は、低分子材料や、高分子材料
を用いて構成される。低分子材料を用いた有機発光層
は、主に、蒸着法によって形成される。また、高分子材
料を用いた有機発光層は、スピンコート法やインクジェ
ット法によって形成されることが多い。この蒸着法で
は、メタルマスクを介して低分子材料の有機発光層を蒸
着するため、有機発光層を容易にパターン化することが
可能である。インクジェット法では、塗布部位の制御が
可能であるため、有機発光層を容易にパターン化するこ
とが可能である。
【0005】しかしながら、高分子材料を用いた有機発
光層を形成する場合、蒸着法を適用することは困難であ
り、また、インクジェット法を利用するとコスト面で不
利となる。このため、高分子材料を用いた有機発光層
は、主にスピンコート法によって形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、有機
EL表示装置における高分子材料を用いた有機発光層の
形成工程においては、スピンコート法を利用することが
多い。しかしながら、この場合、有機発光層の下層に配
置される電極に電圧を供給するための端子部を有機発光
層から露出させる必要がある。
【0007】すなわち、スピンコート法により、有機発
光層を基板全面に塗布し、端子部が有機発光層によって
覆われてしまった場合には、有機発光層を突き破るよう
に先端の尖った針のようなもので端子部との接点をとる
必要がある。しかしながら、このような方法で接点をと
って素子を駆動することは、ノイズの発生や信頼性の面
での問題を抱えている。しかも、有機EL表示装置を量
産する場合、このような接点のとり方は、不向きであ
り、製造歩留まりが低下する問題を発生する。
【0008】この発明は、上述した問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、製造歩留まりを改善する
ことが可能であるとともに、表示品位の良好な信頼性の
高い有機EL表示装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の有機EL表示装置の
製造方法は、基板の一主面上に、アノード電極とカソー
ド電極との間に有機発光層を挟持した複数の有機EL素
子を備える有機EL表示装置の製造方法において、有機
EL素子の一方の電極を形成し、前記一方の電極に電位
を供給するための端子部を覆うように壁部を配置し、有
機発光層を前記壁部の高さより薄い膜厚で配置し、前記
壁部を除去する、ことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の有機EL表示装置の製造
方法は、基板の一主面上に、アノード電極とカソード電
極との間に有機発光層を挟持した複数の有機EL素子を
備える有機EL表示装置の製造方法において、有機EL
素子の一方の電極を形成し、有機発光層を配置し、前記
一方の電極に電位を供給するための端子部を露出するよ
うに前記有機発光層を選択的に除去して、前記有機発光
層をパターン化する、ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の有機EL表示装
置の製造方法の一実施の形態について図面を参照して説
明する。
【0012】図1に示すように、有機EL表示装置は、
1画素毎に2つの薄膜トランジスタすなわちTFT10
及び20と、補助容量素子30と、有機EL素子すなわ
ち発光部40とを備えている。有機EL素子40は、T
FT10を介して選択され、有機EL素子40に対する
励起電力は、TFT20により制御される。
【0013】このような有機EL表示装置は、有機EL
素子40の行方向に沿って配置された複数の走査線Y
と、有機EL素子40の列方向に沿って配置された複数
の信号線Xとを備えている。TFT10及び20は、走
査線Yと信号線Xとの交差部近傍に配置されている。T
FT20は、有機EL素子40と直列に接続されてい
る。また、補助容量素子30は、TFT10と直列に、
且つTFT20と並列に接続されている。
【0014】すなわち、TFT10のゲート電極は、走
査線Yに接続され、ソース領域は、信号線Xに接続さ
れ、ドレイン領域は、補助容量素子30の一端及びTF
T20のゲート電極に接続されている。TFT20のソ
ース領域は、電源供給線Pに接続され、ドレイン領域
は、有機EL素子40のアノード電極に接続されてい
る。補助容量素子30の他端は、電源供給線Pに接続さ
れている。
【0015】この電源供給線Pは、複数の画素がマトリ
クス状に配置された表示エリアから外部に引き出され、
基板上の端子部Tに接続されている。電源供給線Pは、
端子部Tを介して外部回路としての電源供給回路150
に接続されている。すなわち、電源供給回路150を含
む外部回路は、表示エリアの周辺に引き出された各外周
配線の端子部に異方性導電膜などを介して電気的に接続
されている。
【0016】TFT10は、対応走査線Yを介して選択
されたときに対応信号線Xの駆動信号をTFT20及び
補助容量素子30に供給し、TFT20の駆動を制御す
る。TFT20は、駆動信号に基づいて電源供給線Pか
ら有機EL素子40に駆動電流を供給する。
【0017】図2は、有機EL表示装置の構造を概略的
に示す断面図であり、ここでは、特に1画素分の有機E
L素子すなわち発光部の構造を示している。
【0018】図2に示すように、有機EL表示装置1
は、第1基板100と、この第1基板に所定の間隔をお
いて対向して配置された第2基板200と、を備えてい
る。この第1基板100と第2基板200とは、シール
材300によって貼り合わされ、第1基板100と第2
基板200との間に密閉空間400を形成している。有
機EL素子40を構成する積層体は、密閉空間400内
に収容されている。
【0019】第1基板100は、例えばガラス基板など
の透明な絶縁性基板である。この第1基板100は、有
機EL素子40を構成する積層体を形成するために、T
FT20と、絶縁層102を介してTFT20のドレイ
ン領域にコンタクトしたアノード電極104と、アノー
ド電極104上に配置された有機EL層110と、アノ
ード電極104との間に有機EL層110を挟持するカ
ソード電極112と、カソード電極112を覆うカバー
メタル114を備えている。1画素分の有機EL素子4
0は、格子状に配置された隔壁130によって区画され
ている。
【0020】TFT20は、アモルファスシリコンまた
はポリシリコンの半導体薄膜を有している。アノード電
極104は、透明な絶縁膜102上に配置され、透明な
導電性部材、例えばインジウム−ティン−オキサイド
(ITO)によって形成されている。
【0021】有機EL層110は、ホール輸送層106
及び発光層108を含んでいる。すなわち、ホール輸送
層106は、アノード電極104上に配置され、芳香族
アミン誘導体やポリチオフェン誘導体、ポリアニリン誘
導体などの薄膜によって形成されている。発光層108
は、ホール輸送層106上に配置され、赤(R)、緑
(G)、または青(B)に発光する有機化合物によって
形成されている。この発光層108は、例えばAlq
(アルミキノリ錯体)によって形成された薄膜を含み積
層構造や、PPV(ポリパラフェニレンビニレン)やポ
リフルオレン誘導体またはその前駆体などを積層して構
成されている。
【0022】カソード電極112は、有機EL層110
上に配置され、電子注入の機能を果たす材料によって形
成された反射電極である。このカソード電極112は、
例えばバリウム、カルシウム、バリウム−イッテルビウ
ムなどを蒸着することによって形成される。有機EL層
110は、カソード電極112からの電子注入効率を向
上するために、発光層108とカソード電極112との
間に電子輸送層を含んで構成しても良い。
【0023】カバーメタル114は、カソード電極11
2上に配置され、例えばアルミニウムを蒸着することに
よって形成されている。
【0024】このように構成された有機EL素子40で
は、アノード電極104とカソード電極114との間に
挟持された発光層108に電子及びホールを注入し、こ
れらを再結合させることにより励起子を生成し、この励
起子の失活時に生じる所定波長の光放出により発光す
る。
【0025】なお、第1基板100上において、表示エ
リアの外側まで引き出された電源供給線Pなどの外周配
線160は、シール材300の外側に配置された端子部
Tを有している。
【0026】次に、この有機EL表示装置の製造方法に
ついて説明する。
【0027】すなわち、図3の(a)に示すように、ま
ず、半導体膜、金属膜及び絶縁膜の成膜とパターニング
とを繰り返し、第1基板100の表示エリア内に、薄膜
トランジスタすなわちTFT20を形成する。また、同
時に、第1基板100に、各種電極配線を形成し、縦4
80ピクセル、横640×3(R、G、B)ピクセル、
合計約92万画素を有したアレイ基板を形成する。この
時、各種電極配線は、表示エリアからその外周まで引き
出される。各種配線の外周配線160は、それぞれ端子
部Tに接続される。
【0028】続いて、図3の(b)に示すように、CV
D法により、第1基板100上に透明な絶縁膜102、
例えば酸化シリコン膜を成膜する。さらに、エッチング
により、この絶縁膜102にTFT20のドレイン領域
まで貫通するコンタクトホール102aを形成する。
【0029】続いて、図3の(c)に示すように、各画
素に対応して、透明な電極部材、例えばITOを配置し
てアノード電極104を形成する。このアノード電極1
04は、ITOを基板全面に堆積した後にフォトエッチ
ングプロセスによりパターニングすることによって形成
しても良いし、各画素に対応してITOをマスクスパッ
タ法で堆積することによって形成しても良い。
【0030】続いて、図3の(d)に示すように、各画
素間の電気的なショートを防ぐために、各画素を囲むよ
うに格子状に隔壁130を形成する。この隔壁130
は、紫外線硬化型アクリル樹脂レジストを配置した後、
フォトリソグラフィ工程によってパターニングし、さら
に、220℃で30分間ベーク処理することによって形
成される。
【0031】続いて、図4の(a)に示すように、各画
素のアノード電極104上に有機EL層110を形成す
る。この実施の形態では、アノード電極104上に、ま
ず、ホール輸送層106を形成し、続けて、ホール輸送
層106上に、発光層108を積層する。この有機EL
層110の形成工程は、例えば、スピンコート法によっ
て行われる。例えば、アノード電極104上に塗布され
た有機EL層110の膜厚は、1乃至100μmであ
り、乾燥後、アノード電極104上に形成された有機E
L層110の膜厚は、10乃至10000オングストロ
ームである。
【0032】続いて、図4の(b)に示すように、有機
EL層110上に、カソード電極112を形成し、続け
てカソード電極112上にカバーメタル114を形成す
る。この実施の形態では、真空チャンバ内において、ま
ず、有機EL層110上にバリウム単体を蒸着すること
によってカソード電極112を形成する。続いて、カソ
ード電極112上にアルミニウム単体または合金を蒸着
することによってカバーメタル114を形成する。
【0033】続いて、図4の(c)に示すように、封止
を行うための第2基板200の外周に沿って紫外線硬化
型のシール材300を塗布し、窒素ガスやアルゴンガス
などの不活性ガス雰囲気中において、有機EL素子40
を備えた第1基板100と貼り合わせる。これにより、
有機EL素子40は、不活性ガス雰囲気の密閉空間40
0内に封入される。その後、紫外線を照射して、シール
材300を硬化する。
【0034】このようにして形成したカラー表示型アク
ティブマトリクス有機EL表示装置は、実質的な厚さが
第1基板及び第2基板の厚みしかないにもかかわらず、
素子寿命に優れ、信頼性の高いものとなった。
【0035】ところで、上述した有機EL表示装置の製
造方法において、有機EL層110を形成するプロセス
について、より詳細に説明する。すなわち、有機EL層
110をスピンコート法によって形成する場合、有機E
L層110の下層に配置される各種外周配線160のそ
れぞれの端子部Tは、有機EL層110によって覆われ
てしまう。このため、外周配線160の端子部Tを外部
回路と電気的に接続するためには、端子部Tを露出させ
ることが必要である。
【0036】まず、第1の手法としては、有機EL層1
10を形成する前に、保護したい部分を覆うように壁部
を接着し、その後、有機EL層110を塗布する際に、
壁部によって保護された部分に有機EL層110が塗布
されないようにする方法がある。すなわち、この第1の
手法は、有機EL層110を形成する際に、端子部T上
に有機EL層110が配置されないように壁部を用いて
被覆保護し、有機EL層110を形成した後に壁部を剥
離するものである。なお、このときに用いる壁部として
は、耐有機溶剤性であるものが好ましい。また、この壁
部は、塗布される有機EL層110の膜厚よりも厚い膜
厚を有するものが好ましく、例えば、約0.1mmの膜
厚を有している。
【0037】この第1の手法では、壁部は、その壁面が
接着される基板の一主面に対して90度未満の成す角度
で形成されることが望ましい。これにより、有機EL層
110の上にカソード電極を蒸着した際に、有機EL層
110のエッジによってカソード電極が切断されること
を防止することができる。
【0038】また、この第1の手法では、壁部を除去し
た後、有機EL層110の壁部との境界部近傍を有機E
L層110を溶解可能な溶液に接触させてもよい。これ
により、有機EL層110の境界部近傍のエッジの傾斜
を緩やかにすることができ、有機EL層110のエッジ
によってカソード電極が切断されることを防止すること
ができる。
【0039】この第1の手法では、壁部は、粘着テープ
によって形成されてもよい。また、壁部は、その一部も
しくは全体を強磁性体によって形成し、基板が載置され
る基板ホルダに電磁石を設けることによって磁力により
壁部を基板に接着させるようにしてもよい。このよう
に、壁部を基板に接着させることにより、壁部と基板と
を一体に回転させることができ、有機EL層110をス
ピンコートすることが可能となる。
【0040】また、第2の手法としては、有機EL層1
10を全面に形成した後、何らかの手法で端子部Tを覆
っている有機EL層110を選択的に除去する方法があ
る。
【0041】この第2の手法では、例えば、基板の中心
より外側に有機EL層110を溶解可能な溶液を滴下し
ながら基板を回転させることによって、端子部Tを覆っ
ている有機EL層110を選択的に除去する。また、こ
の第2の手法では、基板の一部を有機EL層110を溶
解可能な溶液に浸すことによって、端子部Tを覆ってい
る有機EL層110を選択的に除去する。
【0042】なお、上述した第1及び第2の手法以外に
端子部Tを有機EL層110から露出させる方法とし
て、有機EL層110の下層に配置される各種外周配線
160を基板の側面または裏面まで引き回し、それぞれ
の端子部Tを基板の側面または裏面に配置する方法があ
る。この方法によれば、例え基板上の全面に有機EL層
110をスピンコート法によって塗布したとしても配線
の端子部Tが有機EL層110によって覆われることが
なく、露出させておくことが可能となる。
【0043】これらの手法によれば、確実に外周配線の
端子部を露出することが可能となり、外部回路との間で
確実に電気的に接続することができる。これにより、信
頼性の高い表示品位の良好な有機EL表示装置を提供す
ることが可能となる。また、これらの手法によれば、容
易に外周配線の端子部を露出させることが可能となるた
め、製造歩留まりを改善することが可能となる。
【0044】以下に、上述した各種の手法に対応した実
施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0045】(実施例1)まず、図3の(d)に示すよ
うなアノード電極を形成した第1基板100を用意す
る。
【0046】続いて、図5の(a)に示すように、第1
基板100における外周配線160の端子部Tを覆うよ
うに、ポリイミド製の粘着テープを接着し、壁部170
を形成する。続いて、図5の(b)に示すように、第1
基板100の上面に、PPVすなわちポリパラフェニレ
ンビニレン(PFすなわちポリフルオレンなども利用
可)を溶解したキシレン2重量%溶液を滴下し、スピン
ナーにより毎分2000回転で1分間回転塗布する。塗
布した溶液を乾燥することにより、アノード電極及び外
周電極160上に有機EL層110を形成する。
【0047】その後、有機EL層110を塗布する前に
接着した壁部170を除去し、図5の(c)に示すよう
に、壁部170によって覆われていた外周配線160の
一部及び端子部Tを露出させる。この後、図4の(b)
乃至(c)に示したように、カソード電極112などを
形成し、シール材300の外側に露出された端子部Tに
外部回路を接続することによって有機EL表示装置を製
造する。
【0048】このようにして製造された有機EL表示装
置のサンプルにおいて、アノード電極104とカソード
電極112との間に、5Vの電圧を印加した。サンプル
測定数20箇所のうち、17箇所で明るく発光した。
【0049】(実施例2)壁部170は、その壁面と第
1基板100の主面との成す角度θが90度以上である
場合、図6の(a)に示すように、有機EL層110
は、逆台形状の断面を有するようになる。この場合、壁
部170を除去した後に、図6の(b)に示すように、
有機EL層110の上面にカソード電極を配置すると、
カソード電極から基板の外周に引き出された外周配線1
61は、有機EL層110の壁部170との境界部近傍
110X付近で断線を発生しやすい。
【0050】このため、壁部170は、図7の(a)に
示すように、その壁面と第1基板100の主面との成す
角度θが90度未満となるように形成されることが望ま
しい。この場合、有機EL層110は、台形状の断面を
有するようになる。このとき、壁部170を除去した後
に、図7の(b)に示すように、有機EL層110の上
面にカソード電極を配置すると、カソード電極から引き
出された外周配線161は、緩やかな勾配の有機EL層
110の側面に沿って配置されることになる。このた
め、有機EL層110の壁部170との境界部近傍11
0X付近での断線の発生を防止することが可能となる。
【0051】この実施例2では、外周配線160の一部
及び端子部Tを覆う壁部170としての粘着テープの断
面を逆台形状にして、壁部170の壁面と第1基板10
0の主面との成す角度θが90度未満となるようにした
以外は、上述した実施例1と同様にサンプルを作製し、
同様の測定を行ったところ、サンプル測定数20箇所す
べてが明るく発光した。
【0052】(実施例3)図6の(a)及び(b)に示
したように、第1基板100の主面との成す角度θが9
0度以上の場合、有機EL層110の壁部170との境
界部近傍110Xにおいて、いわゆるバリが形成される
おそれがあり、外周配線161を断線させる要因とな
る。また、図7の(a)及び(b)に示したように、第
1基板100の主面との成す角度θが90度未満の場合
であっても、90度に比較的近い急峻な角度の場合に
は、外周配線161を断線させる要因となる。
【0053】そこで、この実施例3では、図8の(a)
に示すように、有機EL層110を形成し、壁部170
を除去した後、有機EL層110を溶解可能な溶液、例
えばキシレン溶液を浸した綿棒180を用いて、有機E
L層110の壁部170との境界部近傍110Xを拭く
ことを特徴としている。このように、有機EL層110
を溶解可能な溶液を有機EL層110の境界部近傍11
0Xに接触させることにより、図8の(b)に示すよう
に、バリを除去することが可能となるとともに、境界部
近傍110Xが比較的急峻な場合であっても緩やかな勾
配とすることが可能となる。
【0054】このように、有機EL層110を溶解可能
な溶液に接触させる以外は、上述した実施例1と同様に
サンプルを作製し、同様の測定を行ったところ、サンプ
ル測定数20箇所すべてが明るく発光した。
【0055】(実施例4)まず、図3の(d)に示すよ
うなアノード電極を形成した第1基板100を用意す
る。
【0056】続いて、図9の(a)に示すように、第1
基板100を電磁石を備えた基板ホルダ182上の所定
位置に載置する。また、第1基板100における外周配
線160の端子部Tを覆うように、鉄などの強磁性体を
多量に含んだ枠体を電磁石の磁力によって接着し、壁部
170を形成する。続いて、図9の(b)に示すよう
に、第1基板100の上面に、PPVを溶解したキシレ
ン2重量%溶液を滴下し、基板ホルダ182を毎分20
00回転で1分間回転させる。塗布した溶液を乾燥する
ことにより、アノード電極及び外周電極160上に有機
EL層110を形成する。
【0057】その後、有機EL層110を塗布する前に
磁力によって接着した壁部170を除去し、図9の
(c)に示すように、壁部170によって覆われていた
外周配線160の一部及び端子部Tを露出させる。この
後、図4の(b)乃至(c)に示したように、カソード
電極112などを形成し、シール材300の外側に露出
された端子部Tに外部回路を接続することによって有機
EL表示装置を製造する。
【0058】このようにして製造された有機EL表示装
置のサンプルにおいて、アノード電極104とカソード
電極112との間に、5Vの電圧を印加した。この結
果、サンプル測定数20箇所すべてが明るく発光した。
【0059】なお、この強磁性体によって形成された壁
部170も、実施例2と同様に、その壁面と第1基板1
00の主面との成す角度θが90度未満とすることによ
り、断線の発生を防止することが可能である。また、実
施例3と同様に、有機EL層110の壁部170との境
界部近傍を、有機EL層110を溶解可能な溶液に接触
させて緩やかな勾配を形成することにより、断線の発生
を防止することが可能である。
【0060】(実施例5)まず、図3の(d)に示すよ
うなアノード電極を形成した直径10cmの円形の第1
基板100を用意する。
【0061】続いて、第1基板100の上面に、PPV
を溶解したキシレン2重量%溶液を滴下し、スピンナー
により毎分2000回転で1分間回転塗布する。塗布し
た溶液を乾燥することにより、アノード電極及び外周電
極上に有機EL層110を形成する。
【0062】その後、図10の(a)に示すように、毎
分800回転で回転する第1基板100上に、基板中心
から4cm離れた地点で有機EL層110を溶解可能な
溶液、例えばキシレンを滴下する。これにより、図10
の(b)に示すように、円形の第1基板100の外周に
沿って1cm幅の有機EL層110を除去し、有機EL
層110によって覆われていた外周配線160の一部及
び端子部Tを露出させる。
【0063】この後、図4の(b)乃至(c)に示した
ように、カソード電極112などを形成し、シール材3
00の外側に露出された端子部Tに外部回路を接続する
ことによって有機EL表示装置を製造する。
【0064】このようにして製造された有機EL表示装
置のサンプルにおいて、アノード電極104とカソード
電極112との間に、5Vの電圧を印加した。この結
果、サンプル測定数20箇所すべてが明るく発光した。
【0065】(実施例6)まず、図3の(d)に示すよ
うなアノード電極を形成した一辺10cmの正方形の第
1基板100を用意する。
【0066】続いて、第1基板100の上面に、PPV
を溶解したキシレン2重量%溶液を滴下し、スピンナー
により毎分2000回転で1分間回転塗布する。塗布し
た溶液を乾燥することにより、アノード電極及び外周電
極上に有機EL層110を形成する。
【0067】その後、図11の(a)に示すように、毎
分800回転で回転する第1基板100上に、基板外周
から1cm内側の正方形辺上に細かく並べられた滴下口
から有機EL層110を溶解可能な溶液、例えばキシレ
ンを滴下する。なお、滴下口を支持する冶具は、基板1
00を支持する冶具に接続されて固定されており、基板
を回転する際には、同じ回転速度で回転する。
【0068】これにより、図11の(b)に示すよう
に、正方形の基板100の外周に沿って1cm幅の有機
EL層110を除去し、有機EL層110によって覆わ
れていた外周配線160の一部及び端子部Tを露出させ
る。この後、図4の(b)乃至(c)に示したように、
カソード電極112などを形成し、シール材300の外
側に露出された端子部Tに外部回路を接続することによ
って有機EL表示装置を製造する。
【0069】このようにして製造された有機EL表示装
置のサンプルにおいて、アノード電極104とカソード
電極112との間に、5Vの電圧を印加した。この結
果、サンプル測定数20箇所すべてが明るく発光した。
【0070】なお、この実施例では、複数の滴下口を第
1基板100の外周に沿って配置したが、これに代え
て、第1基板100の外周から1cm内側の正方形辺上
を第1基板100に対して移動する単一の滴下口であっ
ても良い。
【0071】(実施例7)まず、図3の(d)に示すよ
うなアノード電極を形成した一辺10cmの正方形の第
1基板100を用意する。
【0072】続いて、第1基板100の上面に、PPV
を溶解したキシレン2重量%溶液を滴下し、スピンナー
により毎分2000回転で1分間回転塗布する。塗布し
た溶液を乾燥することにより、アノード電極及び外周電
極上に有機EL層110を形成する。
【0073】その後、図12に示すように、第1基板1
00を垂直に保持し、基板外周から1cmだけ有機EL
層110を溶解可能な溶液、例えばキシレン溶液190
に1分間浸した後、第1基板100を引き上げて乾燥す
る。さらに、他の3辺についても同様にキシレン溶液1
90に1分間浸した後に、引き上げて乾燥する工程を繰
り返す。
【0074】これにより、正方形の基板100の外周に
沿って1cm幅の有機EL層110を除去し、有機EL
層110によって覆われていた外周配線160の一部及
び端子部Tを露出させる。この後、図4の(b)乃至
(c)に示したように、カソード電極112などを形成
し、シール材300の外側に露出された端子部Tに外部
回路を接続することによって有機EL表示装置を製造す
る。
【0075】このようにして製造された有機EL表示装
置のサンプルにおいて、アノード電極104とカソード
電極112との間に、5Vの電圧を印加した。この結
果、サンプル測定数20箇所すべてが明るく発光した。
【0076】(実施例8)まず、アノード電極を形成し
た一辺10cmの正方形の第1基板100を用意する。
このとき、外周配線160は、図13の(a)に示すよ
うに、基板の側面まで引き出され、側面に設けられた端
子部Tに接続されている。
【0077】続いて、第1基板100の上面に、PPV
を溶解したトルエン1重量%溶液を滴下し、スピンナー
により毎分1500回転で1分間回転塗布する。塗布し
た溶液を乾燥することにより、アノード電極及び外周電
極160上に有機EL層110を形成する。
【0078】これにより、正方形の第1基板100の側
面に有機EL層110によって覆われていない外周配線
の一部及び端子部を設けることができる。この後、カソ
ード電極112などを形成し、基板の側面に配置された
端子部Tに外部回路を接続することによって有機EL表
示装置を製造する。
【0079】このような製造方法によれば、有機EL層
110を部分的に除去する工程や、端子部を覆う工程が
不要となり、製造工程数を削減することが可能となって
製造歩留まりを改善することが可能となる。
【0080】このようにして製造された有機EL表示装
置のサンプルにおいて、アノード電極104とカソード
電極112との間に、5Vの電圧を印加した。この結
果、サンプル測定数20箇所すべてが明るく発光した。
【0081】また、図13の(b)に示すように、外周
配線160を基板の裏面まで引き出し、基板の裏面に設
けられた端子部Tに接続してもよい。このような構造で
あっても、上述した場合と同様の効果を得ることが可能
となる。
【0082】(比較例)まず、アノード電極を形成した
第1基板を用意する。続いて、第1基板の上面に、PP
Vを溶解したキシレン2重量%溶液を滴下し、スピンナ
ーにより毎分2000回転で1分間回転塗布する。この
後、カソード電極などを形成し、シール材300の外側
で有機EL層110によって覆われた端子部Tに針先を
突き刺して接点をとり、外部回路と接続した有機EL表
示装置を製造する。
【0083】このようにして製造された有機EL表示装
置のサンプルにおいて、アノード電極とカソード電極と
の間に、5Vの電圧を印加した。サンプル測定数20箇
所のうち、13箇所で明るく発光したが、電流波形をモ
ニタしたところ、動作が不安定であった。
【0084】上述したように、この発明の有機EL表示
装置の製造方法によれば、確実に外周配線の端子部を露
出することが可能となり、外部回路との間で確実に電気
的に接続することができる。これにより、信頼性の高い
表示品位の良好な有機EL表示装置を提供することが可
能となる。また、この発明の有機EL表示装置の製造方
法によれば、容易に外周配線の端子部を露出させること
が可能となるため、製造歩留まりを改善することが可能
となる。
【0085】なお、この発明は、上述した実施の形態だ
けに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で様々に変形可能である。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、製造歩留まりを改善することが可能であるととも
に、表示品位の良好な信頼性の高い有機EL表示装置の
製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態にかかる有機
EL表示装置の構成を概略的に示す回路図である。
【図2】図2は、図1に示した有機EL表示装置の1画
素分の構造を概略的に示す断面図である。
【図3】図3の(a)乃至(d)は、この発明の有機E
L表示装置の製造方法を説明するための図である。
【図4】図4の(a)乃至(c)は、この発明の有機E
L表示装置の製造方法を説明するための図である。
【図5】図5の(a)乃至(c)は、この発明の有機E
L表示装置の製造方法における実施例1を説明するため
の図である。
【図6】図6の(a)及び(b)は、この発明の有機E
L表示装置の製造方法における実施例2を説明するため
の図である。
【図7】図7の(a)及び(b)は、この発明の有機E
L表示装置の製造方法における実施例2を説明するため
の図である。
【図8】図8の(a)及び(b)は、この発明の有機E
L表示装置の製造方法における実施例3を説明するため
の図である。
【図9】図9の(a)乃至(c)は、この発明の有機E
L表示装置の製造方法における実施例4を説明するため
の図である。
【図10】図10の(a)及び(b)は、この発明の有
機EL表示装置の製造方法における実施例5を説明する
ための図である。
【図11】図11の(a)及び(b)は、この発明の有
機EL表示装置の製造方法における実施例6を説明する
ための図である。
【図12】図12は、この発明の有機EL表示装置の製
造方法における実施例7を説明するための図である。
【図13】図13の(a)及び(b)は、この発明の有
機EL表示装置の製造方法における実施例8を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1…有機EL表示装置 10、20…TFT 30…補助容量素子 40…有機EL素子 100…第1基板 104…アノード電極 110…有機EL層 112…カソード電極 114…カバーメタル 150…電源供給回路 160…外周配線 170…壁部 200…第2基板 300…シール材 T…端子部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の一主面上に、アノード電極とカソー
    ド電極との間に有機発光層を挟持した複数の有機EL素
    子を備える有機EL表示装置の製造方法において、 有機EL素子の一方の電極を形成し、 前記一方の電極に電位を供給するための端子部を覆うよ
    うに壁部を配置し、 有機発光層を前記壁部の高さより薄い膜厚で配置し、 前記壁部を除去する、ことを特徴とする有機EL表示装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記壁部は、その壁面が前記基板の一主面
    に対して90度未満の成す角度で形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の有機EL表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記壁部を除去した後、前記有機発光層の
    前記壁部との境界部近傍を、前記有機発光層を溶解可能
    な溶液に接触させる工程を有することを特徴とする請求
    項1に記載の有機EL表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記壁部は、粘着テープによって形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の有機EL表示装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】前記壁部は、磁力によって基板に接着され
    たことを特徴とする請求項1に記載の有機EL表示装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】基板の一主面上に、アノード電極とカソー
    ド電極との間に有機発光層を挟持した複数の有機EL素
    子を備える有機EL表示装置の製造方法において、 有機EL素子の一方の電極を形成し、 有機発光層を配置し、 前記一方の電極に電位を供給するための端子部を露出す
    るように前記有機発光層を選択的に除去して、前記有機
    発光層をパターン化する、ことを特徴とする有機EL表
    示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記有機発光層の除去は、基板の中心より
    外側に前記有機発光層を溶解可能な溶液を滴下しながら
    前記基板を回転させることによって行うことを特徴とす
    る請求項6に記載の有機EL表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記有機発光層の除去は、基板の一部を前
    記有機発光層を溶解可能な溶液に浸すことによって行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の有機EL表示装置の
    製造方法。
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WO2018116629A1 (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 表示装置の製造方法、表示装置及び電子機器

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