JP2002269275A - デジタル情報販売方法およびシステム - Google Patents

デジタル情報販売方法およびシステム

Info

Publication number
JP2002269275A
JP2002269275A JP2001063640A JP2001063640A JP2002269275A JP 2002269275 A JP2002269275 A JP 2002269275A JP 2001063640 A JP2001063640 A JP 2001063640A JP 2001063640 A JP2001063640 A JP 2001063640A JP 2002269275 A JP2002269275 A JP 2002269275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
state
digital information
user
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001063640A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Motoda
敏浩 元田
Masaki Tomita
昌樹 富田
Yoshiaki Sato
良明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2001063640A priority Critical patent/JP2002269275A/ja
Publication of JP2002269275A publication Critical patent/JP2002269275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物販の際に従来通り媒体等の価格に加え、そ
の中身のデジタル情報の価値も含めた価格での販売を可
能とする。 【解決手段】 販売者は、先ずデジタル情報を暗号化手
段11で暗号化し、符号生成手段13で生成された符号
を併せて購入者に対して販売する。また、符号は生成さ
れると同時に、符号状態保持手段14に送られ、予め定
められた初期状態に設定される。次に、購入者は購入し
た暗号化情報を利用する際に、同時に、購入した符号を
符号状態保持手段14に送付する。符号状態保持手段1
4は、当該符号の状態を出力し、次符号状態・金額算定
手段15は、次符号状態および課金すべき金額を算定す
る。符号状態保持手段14は、保持されている符号状態
を、上記算定された次符号状態へと更新する。算定され
た金額情報は課金手段16に送られ、課金を行ない、成
功すれば、復号手段17によって、購入者はデジタル情
報を入手する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル情報の販売
方法に関するものである。
【0002】特に、CD−ROMやDVD−ROM等の
媒体に記録してパッケージ化した実体を伴った物流と、
デジタル情報のみが流通するネットワーク流通とを併用
して、デジタル情報の販売を行なう場合に適する。
【0003】対応可能なデジタル情報は、音楽、映像、
文書のような情報そのものが販売対象となるものや、ソ
フトウェアのような機能解除するための鍵となるデジタ
ル情報が販売対象となるものなど、デジタル化可能で価
値を持つ情報のうち、物販とネットワーク流通の併用が
可能なもの全てである。
【0004】
【従来の技術】近年、デジタル情報が記録された製品が
売買されるようになっている。音楽CDは、その代表的
な例である。他にパソコン用ソフトウェア、映画DVD
などがある。音楽CDは、デジタル情報である音楽著作
物をCDというパッケージで製品化し、既存の流通経路
(物流)にのせ、ユーザが入手できるようにしている。
具体的には、作曲家(コンテンツプロバイダ)→レコー
ド会社(卸し業者:著作物の製品化、取次ぎ)→レコー
ド店(小売店:製品販売)→ユーザという流れになる
(図18(1))。一方、インターネットの普及によ
り、デジタル情報をインターネット経由で販売する流通
形態(ネット流通)が注目されている。ネット流通で扱
えるデジタル情報は、音楽、映像、書籍など各種の著作
物、証明書や受取書などの証書、ノウハウなどを記述し
た資料である。代表的なネット流通による音楽配信で
は、作曲家→ネット上でのショップ(流通業者)→ユー
ザという流れになり(図18(2))、物流のバリュー
チェーンを大幅に簡略化するため、デジタル情報を安価
に販売することが可能になる。
【0005】一般的に物流の世界では、図18(1)に
示すように店頭における支払いでデジタル情報を購入し
ている。ここで、“デジタル情報の購入”の意味につい
て説明する。著作物であるデジタル情報は、作成した著
作権者が著作権を原則的に保有している。ユーザはお金
を払って、デジタル情報を格納したパッケージとその利
用権を購入していることになる。このため、パッケージ
からデジタル情報を個人利用以外に複製すると、利用権
を購入していないことになり、図19に示すように、不
正コピーとなる。
【0006】ネット流通においては、デジタル情報を格
納したパッケージは存在せず、ネットを介した複製が前
提となる。このため、確実に対価を徴収し不正コピーを
防止する技術として、各種の著作権保護技術がある。一
般的な著作権保護技術は、予めデジタル情報を暗号化
し、そのままでは利用できない形式として流通させ、利
用者が購入操作をすることで課金を行ない、課金の成功
と引き換えにデジタル情報を復号する利用権を提供して
いる。また、ユーザ間で複製が行なわれても、対価を徴
収できる転々流通も可能となる。
【0007】図20は上記の著作権保護技術を用いた従
来のデジタル情報販売方法を示す図である。
【0008】まず、販売対象となるデジタル情報を暗号
化手段11により暗号化する。暗号化情報を入手した購
入者は、購入を決定すると先ず課金手段16によって販
売者から指定された金額で課金され、課金が成功する
と、復号手段17に復号指示され購入者はデジタル情報
を得る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上、物流とネット流
通によるデジタル情報の販売について説明した。今後、
インターネットの普及が進み、高速化が実現されるにし
たがって、物流からネット流通に推移していくものと予
想される。しかしながら、将来においてもユーザの消費
動向が完全にネット流通に移ることも考えにくく、図2
1に示すように物流とネット流通を併用する仕組みが必
要になる。単に、ネット流通の仕組みを物流に持ち込ん
でも、ファーストユーザが店舗に代金を支払い、セカン
ドユーザ以降のみネット流通の仕組みで課金できない。
なぜなら、プラットフォーム会社が課金すべきセカンド
ユーザと、ファーストユーザとの違いがわからないため
である。
【0010】このため、例えば次のような具体的問題が
発生する。・店頭購入したユーザ(ファーストユーザ)
は、店頭での支払いとネット流通の仕組みでの課金の両
方を行なわなければならず、使用開始(最終的な販売)
に至るまでの障壁が高くなり、販売が抑制される。・流
通事業者にとって利益率の悪い商品となる。すなわち、
店頭販売するパッケージは単なる「物」としての価値の
みで、中身のデジタル情報の価値が無い。そのため、単
価が安くなり(高くできず)、結果として利益率の悪い
商品となる。・上記の結果、流通経路の変更を余儀なく
される。例えば1個数千円〜数万円するソフトウェアパ
ッケージの場合、媒体のみであれば数百円程度となり、
ソフトウェアパッケージ流通経路には乗らず、書籍販売
等の流通経路に乗せざるを得ない。極端な場合、無償配
布となってしまい通常の商品としての物流には乗らなく
なる。・また、流通コストを下げようとすると、1つの
媒体に多くのデジタル情報を搭載することになり、「商
品の主眼が不明確」になったり、店頭価格の安さが「安
っぽさ」につながり、購買意欲の減退につながる。ま
た、購入してもらえるか否か不明なため、マニュアル等
のコストのかかるものを添付することができない。ま
た、パッケージ外部に中の商品をアピールする説明を載
せようにも、1商品当りの記述スペースが小さくなり、
結果として商品をアピールできなくなる。・コンテンツ
プロバイダにとっては、料金回収がユーザ使用時点、す
なわち後払いとなってしまう。
【0011】本発明の目的は、物販の際に従来通り媒体
等の価格に加え、その中身のデジタル情報の価値も含め
た価格での販売を可能とし、また、物販の場合の先払い
を可能とするデジタル情報販売方法およびシステムを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図16は本発明のデジタ
ル情報販売方法を示す図である。デジタル情報を販売す
る販売者は、先ずデジタル情報を暗号化手段11で暗号
化し、符号生成手段13で生成された符号を併せて購入
者に対して販売する。また、符号は生成されると同時
に、符号状態保持手段14に送られる。符号状態保持手
段14では、生成された符号に対応する状態が予め定め
られた初期状態に設定される。
【0013】次に、購入者は購入した暗号化情報を利用
する際に、同時に、購入した符号を符号状態保持手段1
4に送付する。符号状態保持手段14は、符号が入力さ
れると当該符号の状態を出力する。次符号状態・金額算
定手段15は、次符号状態および課金すべき金額を算定
する。符号状態保持手段14は、保持されている符号状
態を、上記算定された次符号状態へと更新する。そし
て、算定された金額情報は課金手段16に送られる。課
金手段16は、販売者が購入者に対して課金を行なう。
課金が成功すれば、課金手段16は復号手段17に対し
て復号を指示し、購入者はデジタル情報を入手する。
【0014】この際、課金手段16に送られる金額が0
の場合、すなわち無償の場合には課金手段16は課金を
行なわずに復号手段17に対して復号を指示する。
【0015】符号生成手段13による符号生成は、1符
号あたり一回限りで、生成された符号は複数回使用され
る。
【0016】次符号状態・金額算定手段15によって生
成される金額は、負の金額や、無償を含む任意の金額で
ある。
【0017】また、購入者が販売者に支払う対価は無償
もしくは負の対価である場合も含まれる。
【0018】本発明と従来技術の差異は、暗号化情報を
入手する際の購入者から販売者への対価の支払い、およ
び課金手段16に与える金額の決定方法にある。すなわ
ち、本発明では暗号化情報と同時に購入者に受け渡す符
号に価値を持たせることで、購入者が暗号化情報を入手
する際に販売対象となるデジタル情報の価値に対応する
対価の支払いを行なえる。また、課金手段16における
金額については、発行した符号が使用される毎の符号状
態を管理し、符号の使用毎にそれぞれ算定する点が従来
技術と異なっている。
【0019】本発明によれば、図17に示すように、店
頭販売でパッケ-ジソフトウェアを購入した購入者A
は、その後の追加支払いなしにソフトウェアを利用で
き、一方購入者Aが購入者Bにパッケージソフトウェア
を無償貸与した場合、購入者Bは一定金額を支払った
後、それを正当に使用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。第1の実施形態 図1に示すように、デジタル情報を販売しようとする販
売者は、まず暗号鍵を準備し、暗号化手段11に鍵
とデジタル情報を送り、暗号化を行なう。ここで使用す
る暗号は例えば、FEAL、DES、RC5といった共
通鍵暗号を想定しているが、本発明は特に暗号の種類に
は依存しない。暗号化に使用した鍵は、購入者がデジタ
ル情報を得る際に利用するために鍵管理データベース
(鍵管理DB)12に保管しておく。暗号化された情
報は、パッケージ販売するためにCD等に大量にプレス
する。この際、後述する符号生成手段13において生
成された符号を、1パッケージに1符号づつプレスした
CDとともに封入して、通常の物流による流通経路にて
販売する。
【0021】図2は、符号生成手段13および符号状態
保持手段14を示す図である。符号生成手段13では、
まず順序数生成において連続した整数を生成する。こ
の例では「12345」から「12348」を生成して
いる。次に、生成された整数から2種類のチェックデ
ジットを計算する。これは、生成された符号が第三者に
よって推測されることを防ぐためのものである。本実施
形態では簡単のため、生成された順序数の各桁の数字を
掛け合せた数に7を加えた数値の1桁目および、順序数
の各桁の数字を足し合わせた数に7を加えた数値の1桁
目の2種類を計算している。最後に、順序数とチェッ
クデジットを結合して符号が生成される。
【0022】その後、生成された符号は符号状態保持
手段14に送られる。ここでは、送られきた符号のそれ
ぞれについて内部に格納すると同時に、各符号の状態と
して「金額」を持たせており、金額の初期値を0として
いるため、符号と0とを記録する。なお、「状態」とし
て保持する情報は「金額」以外に、「使用回数」「残使
用回数」「度数」(金額を単位化したもの)「残金額」
「購入してからの経過時間」など各種考えられる。
【0023】図3は、本実施形態における購入から利用
までの動作を示す。販売者が販売するパッケージをユー
ザAが店頭にて購入する。ユーザAはこの際、パッケー
ジに対する対価を店頭にて支払う。その後、ユーザA
はまず購入したパッケージを自分のパソコンにインスト
ールする。そして、最初に起動しようとした段階で、ユ
ーザAは、シリアル番号入力を求められる。その際、
パッケージに媒体と共に封入されていた符号を取り出
し、パソコンに入力する。
【0024】入力された符号はサーバ(販売者)に送
信され、符号状態保持手段14に送られる。符号状態
保持手段14では、初期化段階で設定された符号「12
34613」に対応した符号の状態0を出力する。状態
0を入力された次符号状態・金額算定手段15では、
次符号状態としては、常に「3,000」を出力し、
金額情報としては入力と同じ情報(ここでは、0)を出
力する。
【0025】金額0を入力された課金手段16では、課
金の必要が無いので、直ちに鍵管理DB12から対応
する鍵を取り出してユーザAの復号手段17へと送り、
ユーザAは無課金でコンテンツを取り出し、視聴する
ことができる。また、課金が終わった段階で、符号の状
態はの次符号の値(3,000)に設定される。
【0026】ユーザAはその後、メディアおよび符号
をユーザBに貸与する。
【0027】図4は、本実施形態において、ユーザAか
らメディアを貸与されたユーザBが後払いで使用開始す
るまでの動作を示す。
【0028】ユーザBは、図3と同様にインストール
し、起動時にシリアル番号を入力する。すると、今度
は対応する符号の状態は先ほどの、ユーザAの利用によ
って「3,000」になっている。「3,000」を入
力された次符号状態・金額算定手段15においては、
次符号状態として「3,000」を出力すると同時に、
金額情報として入力と同じ「3,000」を出力す
る。この部分以降が最初に符号を使用した、ユーザAの
場合と異なる。
【0029】金額として「3,000」を受け取った課
金手段16は、クレジットカード会社等への信用照会
を行ない、課金が成功した場合には、鍵管理DB12
から取り出した鍵情報を、復号手段17に送って視聴
することができる。もしの信用照会が失敗したなら
ば、復号が行なわれずユーザBは視聴できない。
【0030】図5は、本実施形態の全体を示す。販売者
は符号生成手段13において生成された符号を含めて
パッケージ化して販売する。例えば、4,000円で
店頭購入したユーザAは、同封された符号を入力する
ことによって追加課金無しに利用することができる。
ユーザAがユーザBに媒体と符号を貸与し、ユーザBは
3,000円を支払うことで利用することができる。
符号状態保持手段14および次符号状態等算定手段15
の動作をまとめて簡単のため、「1回目=¥0、2回目
以降=¥3,000」と表記した。以下の実施形態はこ
の表記に基づいて示す。第2の実施形態 図6は第2の実施形態を示す図である。本実施形態は、
第1の実施形態での販売者を、販売者とプラットフォー
ム会社に分割した例である。暗号化手段11は販売者
が、符号生成手段13、符号状態保持手段14、次符号
状態・金額算定手段15はプラットフォーム会社が持
つ。
【0031】販売者は、プラットフォーム会社から符
号を発行してもらい、パッケージ化して流通させる。料
金回収はプラットフォーム会社が行ない、店頭購入した
ユーザ以外に対する課金はプラットフォーム会社が行な
い、販売者に代金を支払う。
【0032】通常、符号の状態管理等の設備負担が必要
な部分は多くの販売者間で共用することで負担が軽減さ
れるため、実際にはこの実施形態のような形態が一般的
であると想定される。第3の実施形態 図7は第3の実施形態を示す図である。構成は第2の実
施形態と同じであるが、符号の販売の方法が異なる。
販売者に符号を渡す際、販売者からユーザB等、店頭購
入者以外が課金されている額と同じ額の対価をプラット
フォーム会社が受け取り、一時保管する。
【0033】その後、店頭購入したユーザAが同封さ
れた符号を入力した後で、プラットフォーム会社が預
かっていた代金を販売者に支払う。
【0034】この実施形態は、代金回収を統一的な方
法で行ないたい場合に相当し、結果的に全ての代金が後
払いとなる。第2の実施形態の場合は、物流の場合の代
金は先払いである。第4の実施形態 図8は第4の実施形態を示す図である。本実施形態は第
2の実施形態のプラットフォーム会社をさらに、符号生
成手段13と符号状態保持手段14および次符号状態・
金額算定手段15を持つ符号管理会社と、課金を行なう
決済会社に分割した構成となっている。
【0035】本実施形態は、既に本発明によらない一般
的な権利保護技術を用いたデジタル情報販売を行なって
いる決済会社があった場合に、それを本発明の構成にな
るよう変更した場合に考えられる構成である。決済会社
での課金金額の決定部分に、符号管理会社から金額情報
を入れることで実現している。第5の実施形態 図9は第5の実施形態を示す図である。これは、第4の
実施形態の構成にて、第3の実施形態の符号販売方法を
実施した例である。符号管理会社が符号を販売する際
に、販売者から対価を受け取って渡している。符号管理
会社は、店頭購入したユーザAが符号を入力するまでの
間、対価を預かっておく。第5の実施形態と同じく決済
会社での課金金額の決定部分には、符号管理会社からの
金額情報を入れている。店頭購入したユーザAが符号
を入力した際、ユーザAに対する課金金額は0とするも
のの、代わりに符号管理会社から決済会社への支払い
を行なう。最終的に代金は全て決済会社が集約して、販
売者に受け渡す。第6の実施形態 図10は第6の実施形態を示す図である。本実施形態は
殆ど第1の実施形態と同様であるが、の部分でユーザ
Aに対して無償で渡す部分が異なっている。すなわち、
本発明の方法によって物販において無償で配布すること
で、受領した最初のユーザAにとって完全に無料でコン
テンツを利用することが可能となる。
【0036】従来の権利保護の無い単なる無償配布と異
なるのは、配布したコンテンツを他人に貸与した場合
には無償ではなく、有償での利用となり不正流通に対す
る歯止めがあるという点である。
【0037】また、従来の一般的な権利保護技術を用い
たコンテンツの無償配布では、媒体のみが無償配布され
ても、利用する際に必ず対価の支払いが必要になり、真
の無償でのコンテンツ提供とはなっていない。しかし、
本発明の方法では最初に利用するユーザにとって真に無
償でのコンテンツ利用を可能としている。第7の実施形態 図11は本発明の第7の実施形態を示す図である。基本
的には第1の実施形態と同様である。ただし、符号の利
用回数1回目の金額が、第1の実施形態での0円(無
償)と異なり、1,000円となっている。これは、本
来課金したい金額3,000円に対して割引販売を意味
する。また、本実施形態での店頭購入は中のデジタルコ
ンテンツの代金分も支払うパッケージの店頭購入ではな
く、中身の価値を除いた媒体等のみの店頭購入である。
いわゆる、雑誌に付録するCD−ROMや無償配布する
CD−ROMを想定している。
【0038】この実施形態では、店頭購入したユーザ
Aに対して割引販売を行なうことで購入への動機付け
を行なうと同時に、これを貸与したユーザBなど以降
の利用に対しては、通常の価格を適用することによっ
て、値崩れ等による売上げへの影響を防止することがで
きる。第8の実施形態 図12は本発明の実施形態を示す図である。第7の実施
形態と同様割引販売の権利を符号として配布する実施形
態であるが、この実施形態では媒体を用いず暗号化した
コンテンツはネットワーク経由でユーザがダウンロード
することを想定しており、符号のみをダイレクトメー
ルのような形でユーザに送り、これを受け取ったユーザ
に対してネットワーク販売しているコンテンツを割引販
売することで、購入に対する動機付けを行なう。
【0039】本実施形態では、さらに符号の状態とし
て金額以外に使用回数も持たせることで、1回目および
2回目を1,000円として割引販売し、3回目以降は
3,000円での販売としている。これにより、ダイレ
クトメールを受け取ったユーザA本人が割引購入できる
だけでなく、その知り合いのユーザBも割引購入するこ
とができる。しかし、その先のユーザCについては3,
000円の課金となる。第9の実施形態 図13と14は第9の実施形態を示す図である。本実施
形態は、例えばワープロ、表計算、プレゼンテーション
資料作成のようにオフィス用ソフトウェアといった一定
の趣旨に沿ったソフトウェア群を一括してパッケージ化
し、購入者はそのうちの必要なものを一定金額まで利用
することができ、さらに追加で必要なものは追加金額を
支払うことで利用できるシステムを想定している。しか
も、この利用は購入者本人のみならず、同じパッケージ
を共有する二人の利用者が同じ条件で利用でき、かつ第
三者が利用した場合には全て料金を支払うことで使用で
きるという販売方法である。最初のパッケージ販売は、
物流による店頭販売を想定している。
【0040】図13はこのうち符号状態保持手段14と
次符号状態・金額算定手段15の構成を示す。本実施形
態では、ユーザ毎に購入金額に含まれている利用権を管
理する必要があるため、ユーザは予め与えられた固有の
識別子(ユーザIDまたはUID)を持つものと想定し
ている。二人分のユーザの状態を管理するため、符号の
状態としては、UID1およびUID2と、各UIDに
属する残金額を管理するための残数1と残数2から構成
されている。この実施形態では、残金額の管理方法とし
て500円を単位とした「本数」で管理するものとす
る。そのため、符号状態保持手段14での符号状態の初
期値は、UID1とUID2は空で、残数1と残数2は
各10すなわち、5,000円分利用可能であるとす
る。
【0041】ユーザが、パッケージを購入後利用したい
ソフトウェアを選択した段階で、ユーザ側からパッケー
ジに封入してあった符号および、ユーザID(要求UI
D)および当該ソフトウェアの価格を表す要求本数が送
られてくる。次符号状態・金額算定手段15において
は、符号に対応して符号状態保持手段14が出力する符
号の状態および、要求UIDと要求本数から、次の符号
の状態および現在の金額情報を出力する。このロジック
を簡単のためアルゴリズムで示したのが図13の次符号
状態・金額算定手段15の中のフローチャートである。
一言で表すと、「最初の二人のユーザについて、10本
分以内は無償で利用許諾し、それを超える分については
1本500円を課金して利用許諾する。それ以外は、無
条件に一本500円を課金する」となる。
【0042】図14は第9の実施形態を示す図である。
まず、ユーザAからユーザCについては予め登録が行な
われ、ユーザIDが付与されているものとする。また、
パッケージの中には暗号化したコンテンツと1つの符号
のほか、ソフトウェア毎の価格表を入れておく。
【0043】その後、ユーザAがパッケージを店頭にて
購入し、インストールする。まずユーザAは、「アラ!
テーブル」を使おうとして、パッケージに同封されてい
る符号を打ち込むと、図13の例の通り、ユーザAから
符号1234613および、要求UIDとして「A」、
要求本数として「2」を送る。その結果、UID1には
Aが入り残数は8になり、金額情報として無課金が返却
され、課金されること無くユーザAは「アラ!テーブ
ル」を使用することができる。同様に、「アラ!ポイン
ト」「アラ!フォトストア」「アラ!年賀」までは所定
の残数10の範囲内で、ユーザAは追加課金されること
無く利用することができる。
【0044】次に、ユーザAはパッケージをユーザBに
渡すと、ユーザBが利用したソフト「アラ!ワード」を
選択する。ユーザAの場合と同様、今度はUID2にB
が入り残数が9になることで無課金で利用することがで
き、同様に複数のソフトを利用することができる。
【0045】さらに、ユーザBがユーザCにパッケージ
を渡した場合には、符号の状態のUID欄は両方とも満
たされているため、ユーザCのIDを格納することがで
きず、ユーザCに対しては本数分の課金が要求され、課
金が成功した段階で利用することができるようになる。
【0046】本実施形態は、このようなパッケージ販売
以外にも例えばパソコン販売の際に、安価に添付するソ
フトウェアの代わりに、より多くのソフトウェアを添付
した上でいくつかを選択利用できるようにする仕組みと
して利用することもできる。第10の実施形態 図15は第10の実施形態を示す図である。これは、第
1の実施形態をより具体的なソフトウェアパッケージ流
通に適用したものである。先ず、ソフトウェアを開発し
たソフトハウスでは、ソフトを流通させるため暗号化
を行なう。この段階で、暗号化したコンテンツをそのま
ま流通させてもネット流通として課金することが可能で
ある。一方、プラットフォーム会社では、符号生成手段
13により生成された符号を、符号管理表に記録する
と同時に暗号化したソフトをパッケージ化して流通させ
るリアル卸業者に対して送付する。ここで、リアル卸業
者はこの送付された符号をそれぞれ1パッケージ当り1
つづつ、第三者への漏洩による不正な権利流通の防止の
意味で、例えば隠蔽はがきに番号を記入して同封する等
の方法が考えられる。
【0047】次に、パッケージ化したものを、従来通り
パッケージソフトを扱う物流に乗せる。この際、パッ
ケージを小売店に代金と引き換えに受け渡す。例えば、
卸価格は3,500円である。その後、小売店は従来の
パッケージ流通と全く同等の商品として、違いを意識す
ること無く流通させることができる。小売店が流通マ
ージンを500円とした場合、これを購入するユーザA
は、4,000円支払ってパッケージを購入してくる。
【0048】商品を購入した一般ユーザAは、ソフトウ
ェアをインストール後初めて動作させる際に、パッケ
ージ添付の隠蔽はがきを開き、符号を入力することで、
一般ユーザAに対しては無償との結果が返り、追加費
用負担無しにソフトを利用する。また、この際に′プ
ラットフォーム会社は、このサービスの利用料金(手数
料)として、300円をリアル卸業者から得る。
【0049】次に、このパッケージが転々流通したと
する。転々流通したソフトを入手したユーザBは、同様
にソフトをインストールし、使おうとした所で符号を打
ち込むと、当該符号の2回目の使用として3,000
円の課金を要求する。課金が成功すれば、ユーザBもソ
フトを利用することができるようになる。′ユーザB
に対する課金の一部300円は手数料として、プラット
フォーム会社が差し引いた上で、残金の2,700円
をリアル卸業者に支払う。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記のような効果がある。 ・商品を店頭購入したユーザは、店頭での支払いのみで
デジタル情報を使用することができる。 ・中身のデジタル情報の価値分も含めた価格設定となっ
ているため、流通単価は従来通りの物販と同等となり、
既存の物販の流通にそのまま適用することができる。 ・また、比較的高い流通コストも許容されるため、個々
の商品を単体で流通させることが可能となる。そのた
め、従来通りマニュアルを添付したり、パッケージに商
品内容をアピールする説明を十分に記載することができ
る。 ・複数のソフトウェアのセット販売においては、セット
内容の組合わせが個々人の要求によってさまざま存在す
る場合に、利用するセットの自由度を利用者に対して与
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】第1の実施形態における符号生成手段と符号状
態保持手段の構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態において購入者であるユーザA
がデジタル情報を購入する方法を示す図である。
【図4】第1の実施形態においてユーザAからパッケー
ジを借りたユーザBがデジタル情報を購入する方法を示
す図である。
【図5】第1の実施形態における情報と金の流れを示す
図である。
【図6】本発明の第2の実施形態(販売者とプラットフ
ォーム会社が分離)を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施形態(販売者とプラットフ
ォーム会社が分離し、かつ符号の販売時にコンテンツ代
金相当分のお金を取る)を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施形態(符号管理会社と決済
会社が分離)を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施形態(符号管理会社と決済
会社が分離し、かつ符号の販売時にコンテンツ代金相当
分のお金を取る)を示す図である。
【図10】本発明の第6の実施形態(最初の利用者に無
償でコンテンツを配布)を示す図である。
【図11】本発明の第7の実施形態(割引販売)を示す
図である。
【図12】本発明の第8の実施形態(ダイレクトメール
によるネット販売)を示す図である。
【図13】本発明の第9の実施形態で、符号状態保持手
段と次符号状態・金額算定手段の構成を示す図である。
【図14】本発明の第9の実施形態(複数ソフトウェア
のセット販売で、2つのユーザが選択して利用すること
が可能)を示す図である。
【図15】本発明の第10の実施形態(第2の実施形態
において符号の販売に隠蔽はがきを用いる)を示す図で
ある。
【図16】本発明の構成図である。
【図17】本発明の効果の説明図である。
【図18】物流とネット流通の仕組みを示す図である。
【図19】物流における不正流通の説明図である。
【図20】従来技術の説明図である。
【図21】物流とネット流通を併用する仕組みを示す図
である。
【符号の説明】
11 暗号化手段 12 鍵管理DB 13 符号生成手段 14 符号状態保持手段 15 次符号状態・金額算定手段 16 課金手段 17 復号手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/08 H04L 9/00 601B (72)発明者 佐藤 良明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA08 BA07 CA15 5J104 AA13 AA16 EA04 EA16 EA24 NA02 PA07 PA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売対象となるデジタル情報を暗号化す
    るステップと、 符号を生成するステップと、 生成された符号と、該符号に対応する状態の初期値を保
    持するステップと、 前記デジタル情報を購入したユーザが該デジタル情報に
    添付されていた符号を送信すると、該符号に対応する状
    態を出力し、前記ユーザに課金するステップと、 課金が終了すると、前記デジタル情報を復号するととも
    に、前記符号に対応する次の状態を算定し、保持すると
    ともに課金すべき金額を算定するステップを有するデジ
    タル情報販売方法。
  2. 【請求項2】 販売対象となるデジタル情報を暗号化す
    るステップと、 前記デジタル情報を購入したユーザが該デジタル情報に
    添付されていた符号を送信すると、該符号に対応する状
    態を出力し、前記ユーザに課金するステップと、 課金が終了すると、前記デジタル情報を復号するステッ
    プを有するデジタル情報販売方法。
  3. 【請求項3】 販売対象となる暗号化されたデジタル情
    報に添付される符号を生成するステップと、 生成された符号と、該符号に対する状態の初期値を保持
    するステップと、 前記デジタル情報を購入したユーザへの課金が終了する
    と、前記符号に対する次の状態を算定するとともに、課
    金すべき金額を算定するステップを有するデジタル情報
    販売方法。
  4. 【請求項4】 前記ユーザより前記デジタル情報を前記
    符号とともに貸与されたユーザが該符号を送信すると、
    該符号に対応する状態を出力し、該ユーザに課金し、課
    金が終了すると、前記デジタル情報を復号する、請求項
    1から3のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記各符号に対応する状態が複数のユー
    ザに対して存在する請求項1から4のいずれか1項記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 販売対象となるデジタル情報を暗号化す
    る暗号化手段と、 重複しない複数の符号を生成する符号生成手段と、 前記符号生成手段により生成された各符号に対応する状
    態を保持および出力し、符号生成時に前記状態を初期状
    態とし、外部から符号が入力される毎に当該符号の状態
    を次の状態に変更する符号状態保持手段と、 前記符号状態保持手段から出力されている状態から、次
    回の符号入力時の状態および課金すべき金額を算定し、
    該状態を前記次の状態として前記符号状態保持手段に出
    力する次符号状態・金額算定手段と、 前記次符号状態・金額算定手段で算定された金額で前記
    デジタル情報を購入したユーザに対して課金を行ない、
    課金が成功した場合に復号手段に復号を指示する課金手
    段とを有するデジタル情報販売システム。
  7. 【請求項7】 前記符号状態保持手段は、各符号に対し
    てユーザ識別子毎に状態を保持し、出力する、請求項6
    記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記状態が、各識別子に属する利用金額
    の残金額を管理するための残数であり、前記次符号状態
    ・金額算定手段は、要求のあった識別子に対応する状態
    がない場合、要求本数分の金額情報を出力し、要求のあ
    った残別子に対応する状態があった場合、当該残数が要
    求本数未満であれば、当該残数欄にゼロを出力し、(要
    求本数−残数)分の金額情報を出力し、当該残数が要求
    本数以上であれば、当該残数欄に(現残数−要求本数)
    を出力し、金額情報としてゼロを出力する、請求項7記
    載のシステム。
  9. 【請求項9】 販売対象となるデジタル情報を暗号化す
    る暗号化手段と、 前記デジタル情報を購入したユーザに対して課金し、課
    金が成功した場合に復号手段に復号を指示する課金手段
    とを有するデジタル情報販売装置。
  10. 【請求項10】 重複しない複数の符号を生成する符号
    生成手段と、 前記符号生成手段により生成された各符号に対応する状
    態を保持および出力し、符号生成時に前記状態を初期状
    態とし、外部から符号が入力される毎に当該符号の状態
    を次の状態に変更する符号状態保持手段と、 前記符号状態保持手段から出力されている状態から、次
    回の符号入力時の状態および課金すべき金額を算定し、
    該状態を前記次の状態として前記符号状態保持手段に出
    力する次符号状態・金額算定手段を有する符号管理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記符号状態保持手段は、各符号に対
    してユーザ識別子毎に状態を保持し、出力する、請求項
    10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記状態が、各識別子に属する利用金
    額の残金額を管理するための残数であり、前記次符号状
    態・金額算定手段は、要求のあった識別子に対応する状
    態がない場合、要求本数分の金額情報を出力し、要求の
    あった識別子に対応する状態があった場合、当該残数が
    要求本数未満であれば、当該残数欄にゼロを出力し、
    (要求本数−残数)分の金額情報を出力し、当該残数が
    要求本数以上であれば、当該残数欄に(現残数−要求本
    数)を出力し、金額情報としてゼロを出力する、請求項
    11記載の装置。
JP2001063640A 2001-03-07 2001-03-07 デジタル情報販売方法およびシステム Pending JP2002269275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063640A JP2002269275A (ja) 2001-03-07 2001-03-07 デジタル情報販売方法およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001063640A JP2002269275A (ja) 2001-03-07 2001-03-07 デジタル情報販売方法およびシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002269275A true JP2002269275A (ja) 2002-09-20

Family

ID=18922596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001063640A Pending JP2002269275A (ja) 2001-03-07 2001-03-07 デジタル情報販売方法およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002269275A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008079817A1 (en) * 2006-12-22 2008-07-03 Yahoo! Inc. Dynamic pricing models for digital content
JP2009512072A (ja) * 2005-10-11 2009-03-19 アップル インコーポレイテッド コンテンツ配信システムにおける複数のコンテンツのピースを伴うメディア・ストレージ構造の使用

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512072A (ja) * 2005-10-11 2009-03-19 アップル インコーポレイテッド コンテンツ配信システムにおける複数のコンテンツのピースを伴うメディア・ストレージ構造の使用
JP4897820B2 (ja) * 2005-10-11 2012-03-14 アップル インコーポレイテッド コンテンツ配信システムにおける複数のコンテンツのピースを伴うメディア・ストレージ構造の使用
JP2012069141A (ja) * 2005-10-11 2012-04-05 Apple Inc コンテンツ配信システムにおける複数のコンテンツのピースを伴うメディア・ストレージ構造の使用
JP2012099112A (ja) * 2005-10-11 2012-05-24 Apple Inc コンテンツ配信システムにおける複数のコンテンツのピースを伴うメディア・ストレージ構造の使用
WO2008079817A1 (en) * 2006-12-22 2008-07-03 Yahoo! Inc. Dynamic pricing models for digital content
US9076148B2 (en) 2006-12-22 2015-07-07 Yahoo! Inc. Dynamic pricing models for digital content

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3133243B2 (ja) オンラインショッピングシステム
US20020007351A1 (en) Digital tokens and system and method relating to digital tokens
JP4880595B2 (ja) 電子使用許諾および電子コンテンツの効率的配信のためのシステムおよび方法
US20030125964A1 (en) System and method for controlling distribution of digital copyrighted material using a multi-level marketing model
JP3701350B2 (ja) コンテンツ販売期間検証端末及びセンタ並びにコンテンツ復号鍵有効期限検証端末
JP2001118332A (ja) データ配信システムとその方法、データ処理装置、データ使用制御装置および配信用データが記録された機械読み取り可能な記録媒体
JPH0973480A (ja) コンテンツ販売価格課金システム及び課金方法
US20050080638A1 (en) Product marketing system and method
KR100538931B1 (ko) 피투피네트웍을 기반으로 하는 컨텐츠 거래방법 및 시스템
US20050121514A1 (en) Pre-paid electronic access system and method
WO2001001226A9 (en) A system, method and article of manufacture for software source authentication for return purposes
US20070282714A1 (en) System, method and computer program product for providing an e-commerce interface on a web page to facilitate e-commerce involving digital assets
JP2003124921A (ja) コンテンツ流通方法およびシステム
WO2003036537A1 (fr) Systeme de distribution d'informations electroniques
US9785937B2 (en) Computer enabled methods and systems for facilitating micropayments via public networks
WO2002067168A1 (fr) Systeme, procede, dispositif et programme de distribution et de facturation de contenus en circulation, et support d'enregistrement de programmes
US20070268163A1 (en) System, method and computer program product for facilitating e-commerce involving digital assets
US20020095420A1 (en) System and method of managing pre-paid electronic access to goods, services and other content
KR100891261B1 (ko) 특정 사이트에 종속적이지 않은 drm이 적용된 디지털콘텐츠 유통 시스템 및 방법
JP2001297262A (ja) 著作物使用料課金方法、これに用いるネットワークシステム、及びその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2002269275A (ja) デジタル情報販売方法およびシステム
US20110264500A1 (en) Method and system for authenticated transaction history
WO2001001319A1 (en) A system, method and article of manufacture for a customer profile-tailored support interface in an electronic software distribution environment
CN100397898C (zh) 灵活的内容分发方法和设备
KR20150088949A (ko) 오프라인 매장에서 구매된 콘텐츠를 제공하는 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050831