JP2002269266A - 標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正システムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびクライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム - Google Patents

標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正システムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびクライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム

Info

Publication number
JP2002269266A
JP2002269266A JP2001071758A JP2001071758A JP2002269266A JP 2002269266 A JP2002269266 A JP 2002269266A JP 2001071758 A JP2001071758 A JP 2001071758A JP 2001071758 A JP2001071758 A JP 2001071758A JP 2002269266 A JP2002269266 A JP 2002269266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calibration
client
server
standard
standard device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001071758A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayasu Muramatsu
孝恭 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2001071758A priority Critical patent/JP2002269266A/ja
Publication of JP2002269266A publication Critical patent/JP2002269266A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーがリアルタイムで校正日時および校
正対象器を校正する標準器を予約できるようにするとと
もに、予約した標準器を用いてユーザ自身が簡単に校正
対象器(デジタル計測器)を校正できるシステムを提供
する。 【解決手段】 校正実施を望むユーザがレンタル会社の
ホームページにアクセスして、使用しているデジタル計
測器50に適合する標準器40を決定して貸出を受け
る。この標準器40を用いて、再度、レンタル会社のホ
ームページにアクセスして、校正の手順がプログラムさ
れた校正プロシージャーをダウンロードして、この校正
プロシージャーの手順に基づいてデジタル計測器50の
校正を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザーが所有す
るデジタル電気計測器を校正する標準器の貸出システム
および貸出方法、ならびにこの貸出システムを利用して
貸し出された標準器を用いた校正システムおよび校正方
法に関する。また、本発明は前記貸出システムおよび校
正システムに利用されるサーバおよびクライアント、並
びにクライアントにて実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】計測器は、各種製造メーカーにおける開
発、設計、生産および検査などの各部署において各種の
物理量を測るために必ず用いられており、計測器の精度
が、直接的・間接的に製品の品質に関与するため、国家
基準値と合致させておく必要がある。このような国家基
準値と合致させることを計測器の校正といい、また、ユ
ーザの計測器がどういう経路で校正されたかが分かり、
その経路がきちんと国家標準までたどれることをトレー
サビリティという。そして、計測器の機種によっても異
なるが、通常は年に1〜2回行なうこととされており、
その校正結果を記録として残すため、試験成績書などを
作成して、その校正履歴を保存することが義務付けられ
ている。
【0003】このトレーサビリティ制度は計量法で法制
化されており、この制度においては、校正が行われたと
きに「校正の鎖」で繋がっている証として校正証明書が
発行されることとなっている。これにより、各種の物理
量を測定する計測器が正確な標準器で校正されていると
いうこととなり、正確に各種の物理量が測定されること
となる。この意味において、校正作業自体も一定の技能
レベルが要求され、従来においては、高技能レベル者に
よる校正手順書の作成、その校正手順書に基づく校正の
実行、校正結果の記録、校正手順書・校正結果の記録の
保管、管理という手順で校正が行なわれていた。
【0004】このような校正手順書に基づく校正の実行
は以下のようにして行われる。即ち、図10に示すよう
に、校正対象器(この場合は、デジタル計測器で、例え
ば、デジタルマルチメータとする)70を校正(試験)
する校正員は、まず、標準器60と校正対象器70とを
校正用ケーブル80を用いて接続する。ついで、校正員
は、標準器60に設けられた入力部61の入力キー61
aにより例えば、直流電圧(測定点)100mVを選択
すると、この選択された100mVが標準器60から校
正用ケーブル80を介して、校正対象器70に入力され
る。すると、校正対象器70の表示部71に、例えば、
99.982mVが表示される。この表示された数値を
校正員は記録する。
【0005】今度は、レンジを変えて、直流電圧1Vを
選択して、その出力値、例えば、1.00083Vを記
録し、直流電圧10Vを選択して、その出力値、例え
ば、9.9983Vを記録する。ついで、測定点を交流
電圧に変えて、60Hzで1V、60Hzで10V、6
0Hzで100V、60Hzで500Vなどのようにレ
ンジを変えて、その結果を記録する。同様に、電流値
(10μA,100μA,1mA,10mA,100m
Aなど)、抵抗値(10μΩ,100μΩ,1mΩ,1
0mΩ,100mΩなど)などを測定して、これらの結
果を記録することにより校正の実行が完了することとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、被校正計測
器(校正対象器)を使用している依頼者が校正を実施す
る場合、校正を実施するメーカーあるいはこのメーカー
の代理店に、予め電話やファクシミリなどで予約状況を
問い合わせた上で、校正の予約を行うようになっている
ため、リアルタイムで校正の予約を行うことが困難であ
るという問題があった。
【0007】また、従来の校正は、校正を実施できるメ
ーカーあるいはこのメーカ指定の代理店を経由してメー
カーに委託して校正を実施するか、あるいは出張校正と
いう形でメーカーの校正員が直接依頼者を訪問して校正
を実施する方法が主流となっている。このうち、メーカ
ーに校正を委託して校正を実施する場合にあっては、依
頼者がメーカーに校正すべき計測器を発送した後、メー
カーの校正員が校正作業を実施して試験成績書あるいは
校正証明書とともに被校正計測器が納品されるという手
順で行われる。このため、通常、約1週間程度の納期が
必要となって、その期間は校正対象器が使用できないと
いう問題を生じた。一方、メーカーが直接依頼者を訪問
して校正を実施する出張校正にあっては、依頼者が指定
した日(通常は1日単位)に校正が実施されるために、
納期が短縮されて校正対象器が使用できないという期間
が短縮される利点がある反面、校正員の出張費も加算さ
れるため、校正に要する費用が高価になるという問題が
あった。
【0008】また、上述した校正作業においては、校正
員が校正対象器と標準器とを所定の手順で接続した後、
校正対象器の測定値を目視により読み取って、読み取っ
た値を試験成績書へ手書きにより記入するという作業を
行うため、人的錯誤いわゆるヒューマンエラーを生じる
恐れがあるとともに、誤字、脱字、計算ミスなどが生じ
る恐れが多分にあった。
【0009】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであって、ユーザーがリアルタイムで
校正日時および校正対象器を校正する標準器を決定でき
るとともに、予約、課金などを高速に処理できる予約シ
ステムおよび予約方法を提供することを本発明の第1の
目的とするものである。また、本発明は、この予約シス
テムを利用して、長期間に亘って校正対象器が使用でき
ないことを防止するとともに、低コストで高信頼性の校
正システムおよび校正方法を提供することを第2の目的
とするものである。
【0010】また、本発明は、校正対象器を使用してい
る場所で校正を実行することが可能であるとともに、ト
レーサビリティ(国家標準にトレースできる)を確保で
きる校正システムおよび校正方法を提供することを第3
の目的とするものである。また、本発明は、上記の予約
システムおよび校正システムに利用できるサーバおよび
クライアントを提供することを第4の目的とするもので
ある。さらに、本発明は、クライアントにて実行させる
プログラムを提供することを第5の目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記の目的を達成するため、本発明は、ネットワークに接
続されて交信可能なサーバとクライアントからなり、ユ
ーザが使用するデジタル計測器を校正する標準器を所定
期間だけ貸し出し可能とする標準器の貸出システムであ
って、前記サーバ内に、多数のデジタル計測器に個々に
対応する多数の標準器の機種名を蓄積した標準器データ
ベースと、標準器の貸出および予約状況を記憶した予約
データベースと、クライアントからの予約要求に応じて
標準器に関するIDをクライアントに対して発行するI
D発行手段とを備えるとともに、前記クライアント内
に、サーバに対して標準器データベースに蓄積された標
準器の機種名を要求する標準器機種名要求手段と、サー
バに対して標準器の貸出の予約を要求する予約要求手段
とを備えるようにしている。
【0012】このような貸出システムを採用することに
より、ユーザーが所有する校正すべきデジタル計測器の
機種名に適合する標準器の機種名をリアルタイムに選択
できるようになるとともに、標準器の貸出および予約状
況もリアルタイムに確認することができるようになる。
これにより、ユーザー主導型の貸出システムとすること
が可能となって、ユーザが校正を希望する時に標準器の
貸し出しを自由に選択できるようになるので、校正すべ
きデジタル計測器を長期間に亘って使用できなくなると
いう事態を防止できるようになる。また、標準器をレン
タル形式により貸し出すこととなるため、必要となる経
費はレンタル代のみとなって、必要経費を削減すること
が可能となる。
【0013】この場合、クライアントからの予約要求時
にクライアントのユーザに対して課金する課金手段を設
けるようにすると、標準器をレンタルする料金を的確に
徴収することが可能になるとともに、ユーザに対しても
標準器を安価にレンタルすることができるようになっ
て、ユーザの必要経費を削減することが可能となる。ま
た、クライアントに対して発行するIDは、貸し出しさ
れた標準器を使用する際にサーバにアクセスするための
IDであるようにすると、正規の手続で予約したユーザ
のみが、ユーザ自身の目の前で校正を検証することが可
能となる。
【0014】また、上記目的を達成するため、本発明
は、サーバと、このサーバとネットワークを介して交信
可能なクライアントとを用いて、貸し出した標準器(な
お、この標準器は国家標準にトレースされている標準器
である)によりユーザが所有するデジタル計測器を校正
するデジタル計測器の校正システムであって、以下のよ
うな構成上の特徴を有するものである。
【0015】即ち、前記サーバ内に、クライアントから
入力されたIDに基づいて貸し出した標準器の校正のた
めの手順がプログラムされた校正プロシージャーを同ク
ライアントに送信する校正プロシージャー送信手段と、
クライアントから送信されたセルフチェックデータと標
準器の貸出前のセルフチェックデータとを比較して、標
準器が正常に動作するか否かを判定する動作判定手段
と、校正プロシージャーに基づいて標準器によりデジタ
ル計測器の校正を行った測定結果と、予め設定された基
準値とを比較して校正の合否を判定する比較判定手段と
を備えるようにしている。
【0016】また、クライアント内に、貸出予約時に付
与されたIDをサーバに送信するID送信手段と、標準
器をセルフチェックさせて得られたセルフチェックデー
タをサーバに転送するセルフチェックデータ転送手段
と、校正プロシージャーに基づいて標準器に接続された
デジタル計測器の校正を開始させてその測定データを蓄
積する測定データ蓄積手段と、蓄積された測定データを
一括してサーバに送信する測定データ送信手段とを備え
るようにしている。
【0017】このような構成を採用することにより、ク
ライアントが貸出予約時に付与されたIDをサーバに送
信すると、このIDに基づいて、サーバは貸し出した標
準器の校正のための手順がプログラムされた校正プロシ
ージャーを送信する。すると、クライアントは、標準器
をセルフチェックさせて得られたセルフチェックデータ
をサーバに転送して、サーバはクライアントから送信さ
れたセルフチェックデータと、標準器の貸出前のセルフ
チェックデータとを比較して、標準器が正常に動作する
か否かの判定を行う。これにより、標準器が正常に動作
することが分かるようになるため、この標準器を用いて
実行される校正は国家標準にトレーサブルであるという
ことができる。
【0018】ついで、クライアントは、校正プロシージ
ャーに基づいて標準器に接続されたデジタル計測器の校
正を開始させてその測定データを蓄積するとともに、蓄
積された測定データを一括してサーバに送信する。これ
により、サーバは、クライアントから送信された測定デ
ータと、予め設定された基準値とを比較して校正の合否
を判定することができるようになる。ここで、校正プロ
シージャーは各デジタル計測器の製品出荷時のスペック
を遵守して作成されているので、この標準器を用いて校
正されたデジタル計測器の校正結果は、国家標準に正確
にトレースされたデータとなり得る。このことから、サ
ーバは校正員と同等であるということができる。
【0019】この結果、校正の合否の判定に基づいて校
正証明書を発行することが可能となる。この場合、校正
証明書の発行をクライアントが要求したときには、クラ
イアントのユーザに対して課金する追加課金手段をサー
バ内に備える。また、本発明においては、上述した校正
システムを実現するために、この校正システムに利用さ
れるサーバおよびクライアント、並びにクライアントに
て実行させるプログラムを用いることにより、この校正
システムを適切に構成できるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】ついで、本発明の一実施の形態を
図1〜図9に基づいて説明する。なお、図1は本発明の
校正システムを実施するための全体構成の概略を模式的
に示すブロック図である。図2はこの校正システムの予
約処理の動作を示すフローチャートである。図3はクラ
イアントのディスプレイに表示される予約状況の一例を
示す表示画面である。図4はクライアントのディスプレ
イに表示される予約途中の一例を示す表示画面である。
図5はクライアントのディスプレイに表示される予約結
果の一例を示す表示画面である。図6この校正システム
の校正処理の動作を示すフローチャートである。図7は
クライアントのディスプレイに表示される標準器と校正
対象器との接続状態を説明する画面である。図8はクラ
イアントのディスプレイに表示される校正結果の一例を
示す画面である。図9はクライアントのディスプレイに
表示される校正完了の一例を示す画面である。
【0021】1.校正システム 本発明の校正システムは、図1に模式的に示すように、
校正用コンピュータ(本明細書では、以下ではサーバと
いう)10と、インターネット、電話回線、専用回線、
LANなどの通信ネットワーク20と、端末装置として
の複数のコンピュータ(本明細書では、以下ではクライ
アントという)30と、このクライアント30に通信ケ
ーブルで接続された標準器(この標準器は予約により貸
し出されたものであって、国家標準にトレースされてい
る)40とから構成される。なお、この標準器40には
デジタル計測器(校正対象器)50が校正用ケーブルを
介して接続されており、このデジタル計測器50は通信
ケーブルで接続されている。また、図1においては、ク
ライアント30は通信ネットワーク20に1つのみが接
続された例を示しているが、実際は通信ネットワーク2
0には複数のクライアント30が接続されている。
【0022】サーバ10は、サーバ部11と、通信制御
部13とからなる。サーバ部11は、HTML(HyperT
ext Markup Language)ファイルからなるID発行ファ
イル11aにアクセスしてIDを取得し、HTMLファ
イルからなる表示画面作成ファイル11bにアクセスし
て各種の表示画面を作成し、HTMLファイルからなる
課金ファイル11cにアクセスして課金画面を作成す
る。また、クライアント30からの要求に応じて、校正
用ファイル11dおよびプロシージャーファイル11e
に格納された各種のファイルを通信部16および通信ネ
ットワーク20を経由してクライアント30にファイル
転送するものである。さらに、HTMLファイルからな
る標準器データベース14にアクセスして、デジタル計
測器(校正対象器)50の機種に適合する標準器40を
検索する。さらに、HTMLファイルからなる予約デー
タベース15にアクセスして、標準器40の予約状況を
検索する。
【0023】なお、サーバ部11はプログラムであっ
て、サーバに搭載されたハードディスクに格納されてい
て、サーバ・ソフトウェアが起動されると、ハードディ
スク内のサーバ・ソフトウェアはメインメモリに読み込
まれ、このメモリに読み込まれたサーバ・ソフトウェア
はCPUで解読されて、本来のサーバの機能が動作する
ものである。そして、クライアント30からの処理要求
に応じて、所定の通信プロトコル(HTTP(HyperTex
t Transfer Protocol)あるいはFTP(File Transfer
Protocol))に従って通信部16および通信ネットワ
ーク20を経由して応答を返すことができるようになさ
れている。
【0024】なお、ID発行ファイル11aは、クライ
アント30のユーザがこのユーザが使用する校正すべき
デジタル計測器に対応する標準器の貸出の予約を希望す
る際にキーファイルを作成するものである。このキーフ
ァイルは、クライアント30からの予約の指示タイミン
グに応じて発行される特有のデータであり、校正すべき
デジタル計測器を校正する際の確認に利用されるもので
ある。表示画面作成ファイル11bは、メモリに記憶さ
れた表示画面作成用データから表示画面形成用の表示材
料を用いて表示画面を形成する機能を有するものであ
る。
【0025】また、課金ファイル11cは、クライアン
ト30からの標準器40の予約要求に応答してクライア
ント30のユーザに対して請求書を発行する機能を有す
るものである。さらに、標準器データベース14は、多
数のデジタル計測器に個々に対応する多数の標準器の機
種名のデータを記憶したハードディスクなどの大容量の
メモリ装置であり、予約データベース15は、多数の標
準器毎の予約データを記憶したハードディスクなどの大
容量のメモリ装置であって、既に予約済みのデータが記
録されている。
【0026】校正用ファイル11dは、標準器40の予
約時に発行したIDに基づいてクライアント30のユー
ザ毎の各種データ(貸し出す標準器の機種名、製造番
号、校正対象器の機種名、氏名、住所、校正の履歴な
ど)を記録したファイルであって、クライアント30が
入力したIDに応じてクライアント30に対してファイ
ル転送されるものである。また、プロシージャーファイ
ル11eは、各標準器40の校正の手順を実行するため
のプログラムであって、ユーザのデジタル計測器の校正
時に、クライアント30から送信されたIDによって関
連づけられた校正用標準器であって既に貸し出している
ものと同一の校正用標準器40に適合するプロシージャ
ーをクライアント30に対して転送されるものである。
通信部16は、通信ネットワーク20に対して所定の通
信プロトコル(例えば、HTTP,FTPなど)にした
がって各種データおよびプログラムを送受信するもので
ある。
【0027】クライアント30は、WWWブラウザ31
と、クライアント部32と、通信制御部33と、GP−
IB接続部34,35とからなる。WWWブラウザ31
とクライアント部32はプログラムであって、クライア
ントに搭載されたハードディスクに格納されていて、ク
ライアント・ソフトウェアが起動されると、ハードディ
スク内のクライアント・ソフトウェアはメインメモリに
読み込まれ、このメモリに読み込まれたクライアント・
ソフトウェアはCPUで解読されて、本来のクライアン
トの機能が動作するものである。
【0028】通信制御部33は、サーバ10の通信制御
部13に対応するもので、通信ネットワーク20に対し
て所定の通信プロトコル(例えば、HTTP,FTPな
ど)に従って各種のデータおよびプログラムを送受信す
るものである。また、GP−IB接続部34,35は、
標準器40とクライアント30、デジタル計測器(校正
対象器)50とクライアント30とをGP−IB接続ケ
ーブルを介して接続するために設けられている。なお、
標準器40とデジタル計測器(校正対象器)50とは校
正ケーブルを介して接続されている。ここで、GP−I
B(General Purpose Interfa
ce Busの略)は、計測器用のインターフェイスで
あって、IEEEで規格化(IEEE−488)されて
おり、8bitパラレルで伝送され、データの転送速度
は1Mbyte/s以下である。
【0029】なお、クライアント30は、図示しない入
力キー、ディスプレイ、プリンタなども備えている。入
力キーは文字および数字などに対応したキー、マウスな
どからなり、ユーザのキー操作に応じた指示信号、入力
データなどをWWWブラウザ31およびクライアント部
32に供給する。ディスプレイは、文字、図形などを視
覚表示するもので、WWWブラウザ31およびクライア
ント部32などの指示により、機種選択画面、予約画面
などの種々のものを表示する。プリンタは、文字、図形
などを印刷するもので、WWWブラウザ31およびクラ
イアント部32などの指示により、機種選択画面、予約
画面などの種々のものを印刷する。
【0030】次に、上記のように構成した校正システム
の動作を説明するが、その前に、この校正システムの構
築について説明しておく。サーバ10側においては、比
較的大型のコンピュータのハードディスク内に、サーバ
部11を実現するための一般的なプログラムおよび専用
のプログラムを記憶、格納させる。これらのプログラム
をハードディスク内に記憶させる場合、予め作成してC
D−ROMなどに記憶しておいたプログラムを、図示し
ない専用のドライバを用いてサーバ10のハードディス
ク内に記憶させればよい。また、多数のデジタル計測器
(校正対象器)50に対応する多数の標準器40のデー
タからなる標準器データファイルを多数作成して、作成
した標準器データファイルを標準器データベース14に
記憶させておく。
【0031】この標準器データファイルにおいては、各
標準器を検索するのに便利なように、ユーザが使用する
デジタル計測器50の機種名、製造番号などに関連付け
がなされており、いつでも追加および更新可能とされて
いる。また、多数の標準器40毎の予約データファイル
を多数作成して、作成した予約データファイルを予約デ
ータベース15に記憶させておく。この予約データファ
イルにおいては、貸し出しする標準器40の1週間単位
のスケジュールが追加および更新が可能なようになされ
ている。さらに、多数の標準器40の1つ1つに対応し
た校正プロシージャーを多数作成して、作成した校正プ
ロシージャーをプロシージャーファイル11eに記憶さ
せておく。この校正プロシージャーは貸し出したデジタ
ル計測器50の校正の手順が記録されたプログラムであ
る。一方、クライアント30側においては、通常のパー
ソナルコンピュータのハードディスク内に、WEBブラ
ウザ31およびクライアント部32を実現するための汎
用のブラウザソフトを記憶させている。
【0032】2.校正方法 次に、上記のように構成したデジタル計測器の校正シス
テムの動作を、図2に示す予約の手順、図6に示す校正
の手順に沿って説明する。 (1)標準器の予約 まず、ユーザは、クライアント30のWWWブラウザ3
1を起動して、サーバ10にアクセスし、サーバ10か
ら供給されるメニューファイルなどを受信してメニュー
画面をディスプレイに表示させる。この後、入力キーを
用いてサーバ10に対して校正対象器(デジタル計測
器)の一覧データを要求する(S100)。これに応答
して、サーバ10のサーバ部11は、標準器データベー
ス14にアクセスして、デジタル計測器データファイル
を読み出して、校正対象器(デジタル計測器)の一覧デ
ータファイルをクライアント30のWWWブラウザ31
に送信(S102)する。
【0033】クライアント30が校正対象器の一覧デー
タファイルを受信すると、WWWブラウザ31は、校正
対象器の一覧データ画面をディスプレイに表示させる。
この後、校正対象器(デジタル計測器)を検索し、入力
キーを用いてユーザが使用する校正対象器(デジタル計
測器)を選択して、選択結果をサーバ10に送信(S1
04)する。これに応答して、サーバ10のサーバ部1
1は、標準器データベース14にアクセスして、デジタ
ル計測器に適合する標準器データファイルを読み出し
て、標準器の一覧データファイルをクライアント30の
WEBブラウザ31に送信(S106)する。
【0034】クライアント30が標準器の一覧データフ
ァイルを受信すると、WWWブラウザ31は、標準器の
一覧データ画面をディスプレイに表示させる。この後、
一覧データ画面から標準器を検索し、標準器のスペッ
ク、利用料金などを考慮して貸し出すべき標準器の機種
名を入力キーを用いて選択する。この選択結果をWWW
ブラウザ31はサーバ10に送信(S108)する。こ
れに応答して、サーバ10のサーバ部11は、予約デー
タベース15にアクセスして、ユーザが選択した標準器
の予約データファイルを読み出して、選択した標準器の
予約データファイル(図3参照)をクライアント30の
WWWブラウザ31に送信(S110)する。
【0035】クライアント30のWWWブラウザ31が
予約データファイルを受信すると、WWWブラウザ31
は、予約データ画面(図3参照)をディスプレイに表示
させる。この後、ユーザが入力キーを用いて予約画面を
選択すると、これに応答して、サーバ10のサーバ部1
1は、予約データベース15にアクセスして予約表示画
面ファイルを読み出して、この予約表示画面ファイルを
クライアント30のWWWブラウザ31に送信(S11
2)する。これにより、クライアント30のディスプレ
イには、図4に示すような予約表示画面が表示されるこ
ととなる。
【0036】ユーザが予約表示画面に、入力キーを用い
て標準器の送り先(会社名、所属部署、氏名、住所、電
話番号、ファクシミリ番号、e−mailアドレスな
ど)を入力した後、予約送信のボタンをクリックする
と、WWWブラウザ31は、会社名、所属部署、氏名、
住所、電話番号、ファクシミリ番号、e−mailアド
レスなどの送り先データとともに予約データをサーバ1
0に送信(S114)する。これに応答して、サーバ1
0のサーバ部11は、標準器の貸出期間を算出(S11
6)し、予約状況を確認(S118)して、これが正し
ければ、予約データベースファイルに更新予約データを
記憶させるとともに貸出費用を算出(S120)する。
なお、予約状況を確認(S118)した際に、この貸出
期間内に既に予約がある場合は、再度、ステップ110
に戻って予約画面を提示させて、クライアントに予約の
やり直しをさせる。
【0037】サーバ10のサーバ部11が貸出費用を算
出(S120)すると、サーバ部11は、表示画面作成
ファイル11bにアクセスして、算出した貸出費用の表
示画面ファイルを作成して、この貸出費用表示画面ファ
イルをクライアント30に送信する。すると、WWWブ
ラウザ31はディスプレイに貸出費用の画面を表示(S
122)させる。この貸出費用画面において、ユーザが
図示しない契約のボタンをクリック(S124)する
と、この結果をWWWブラウザ31はサーバ10に送信
する。これに応答して、サーバ10のサーバ部11は、
ID発行ファイル11aにアクセスして、ID番号を作
成(S126)させる。
【0038】ついで、サーバ10は、作成されたID番
号を表示画面作成ファイル11bに送出して、予約結果
の表示画面ファイル(ID番号に、貸し出す標準器の機
種名、管理番号、発行したID番号、貸出期間、送り先
等を付加したもの)を作成させる。なお、貸出費用画面
において、ユーザが図示しないキャンセルのボタンをク
リックした場合は、この予約処理を終了(S134)さ
せる。ついで、サーバ部11が予約結果の表示画面ファ
イルをWWWブラウザ31に送信(S128)する。W
WWブラウザ31が予約結果の表示画面ファイルを受信
すると、WWWブラウザ31は、図5に示すような予約
結果の表示画面をディスプレイに表示(S130)させ
る。この予約結果の表示画面において、ユーザが図示し
ない終了ボタンをクリックした場合は、この予約処理を
終了(S132)させる。
【0039】一方、クライアント30のWWWブラウザ
31が予約結果の表示画面において、ユーザが予約送信
ボタンをクリックすると、この結果をサーバ10に送信
する。これに応答して、サーバ部11は課金ファイル1
1cにアクセスして、請求書の発行などの所定の課金処
理(S134)を行なわせる。課金処理が完了すると、
この予約処理を終了(S136)させる。なお、この課
金処理において、請求書を発行した場合においては、後
にクライアント30のユーザが所定の口座に入金させた
り、あるいは、クライアント30のユーザの口座番号を
サーバ10に予め入力させておき、後にこの口座番号よ
り引き落としたりする等の方法により行われる。
【0040】(2)校正対象器(デジタル計測器)の校
正 上述のように標準器の予約を行って、所定の予約日にな
ると、ユーザが予約時に指定した住所に標準器(なお、
この標準器は国家標準にトレースされている標準器であ
る)が届けられることとなる。以下では、届けられた
(貸し出された)標準器40を用いて、ユーザが所有す
る校正対象器(デジタル計測器)50の校正方法につい
て、図6の手順に従って説明する。
【0041】まず、ユーザは、図1に示すように、通信
ネットワーク20に通信制御部33を介して接続された
クライアント30のGP−IB接続部34と、借り受け
た標準器40のGP−IB接続部とをGP−IB接続ケ
ーブルを用いて接続する。また、この標準器40の校正
用接続部と、校正対象器(デジタル計測器)50の校正
用接続部とを校正用ケーブルを用いて接続する。さら
に、この校正対象器(デジタル計測器)50のGP−I
B接続部と、クライアントのGP−IB接続部35とを
GP−IB接続ケーブルを用いて接続する。これによ
り、校正作業の準備が完了する。
【0042】上述のように、各装置間の接続を完了した
後、クライアント30のWWWブラウザ31を起動し
て、まず、サーバ10にアクセスして、メニュー画面フ
ァイルを受信して、クライアント30のディスプレイに
メニュー画面を表示させる。このメニュー画面において
校正ボタンをクリックすると、サーバ10から校正画面
ファイルを受信して、クライアント30のディスプレイ
に校正画面を表示させる。この校正画面において、ユー
ザが予約時に発行されたID番号を入力(S200)す
ると、サーバ部11は、このID番号に基づいてこのI
D番号に関連付けられた校正用標準器の機種名、製造番
号および校正対象器(デジタル計測器)の機種名、製造
番号などを校正用ファイル11dから検索して、貸し出
した標準器40の機種名、製造番号および校正対象器
(デジタル計測器)50の機種名、製造番号などの確認
画面ファイルをクライアント30のクライアント部32
に送信(S202)する。
【0043】クライアント30が確認画面ファイルを受
信すると、クライアント部32は標準器40の機種名、
製造番号および校正対象器(デジタル計測器)50の機
種名、製造番号などの確認画面をクライアント30のデ
ィスプレイに表示させる。この確認画面において、ユー
ザが確認ボタンをクリック(S204)すると、サーバ
10のサーバ部11は、クライアント30の確認結果に
基づいて校正対象器(デジタル計測器)50に最適なス
ペックとなる校正プロシージヤー(校正の手順のプログ
ラム)をプロシージャーファイル11eから検索(S2
06)する。
【0044】サーバ部11が校正対象器(デジタル計測
器)50に最適なスペックとなる校正プロシージヤーを
プロシージヤーファイル11eから見つけだすと、この
校正プロシージヤーを読み出して、この校正プロシージ
ヤーを短時間でダウンロードできるように圧縮して、ク
ライアント30が校正プロシージヤーのダウンロードを
できるように準備(S208)するとともに、ダウンロ
ードの確認画面ファイルをクライアント30に送信す
る。クライアント30がダウンロードの確認画面ファイ
ルを受信すると、ダウンロードの確認画面をディスプレ
イに表示させる。
【0045】この確認画面において、ユーザが確認ボタ
ンをクリック(S210)すると、サーバ10のサーバ
部11は、校正プロシージヤーのアップロードを開始す
る。これにより、クライアント30のクライアント部3
2は校正プロシージヤーのダウンロードを開始する。ク
ライアント部32が校正プロシージヤーのダウンロード
を終了すると、この校正プロシージヤーは自己解凍し
て、この校正プロシージヤーのセットアップを開始さ
せ、校正プロシージヤーをクライアント30の所定のハ
ードディスク内にロードする(S212)。ここで、ユ
ーザがクライアント30の所定のハードディスク内にロ
ードされた校正プロシージヤーを実行すると、クライア
ント部32は、図7に示すよう校正画面をクライアント
30のディスプレイに表示させる。
【0046】この校正画面において、ユーザが校正対象
器(デジタル計測器)50と標準器40の接続を確認し
て、接続の仕方が間違っている場合は、正しい接続とな
るように校正対象器(デジタル計測器)50と校正用標
準器40の接続をやり直す。この後、ユーザが標準器4
0が配置されている室内の温度と湿度を測定して、測定
結果をクライアント30のキーボードから入力(図7に
おいては、室温が25℃で、湿度が60%の結果が入力
されたことを示している)する。なお、この室内の温度
と湿度の測定は、校正が正しく行われたことを示すため
に必要条件となる。
【0047】この状態で、ユーサーが校正画面のセルフ
チェックボタンをクリック(S214)すると、クライ
アント30のクライアント部32はセルフチェック開始
信号を校正用標準器40に送信する。これにより、標準
器40はセルフチェックを開始する。標準器40のセル
フチェックが完了すると、標準器40はセルフチェック
データをクライアント30のGP−IB接続部34を介
してクライアント部32に送信する。クライアント部3
2がセルフチェックデータを受信すると、このセルフチ
ェックデータをサーバ10のサーバ部11に転送(S2
16)する。すると、サーバ部11は、校正用ファイル
11dにアクセスして、標準器40の貸出前のセルフチ
ェックデータを読み出して、貸出前のセルフチェックデ
ータとクライアントから転送されたセルフチェックデー
タとを比較する(S218)。
【0048】貸出前のセルフチェックデータとクライア
ント30から転送されたセルフチェックデータとを比較
した結果、所定の基準値内である場合は合格と判定し
て、サーバ部11は合格結果をクライアント30のクラ
イアント部32に送信(S220)する。これにより、
クライアント30のディスプレイに表示された校正画面
の校正開始ボタンは作動状態となる。なお、貸出前のセ
ルフチェックデータとクライアント30から転送された
セルフチェックデータとを比較した結果、所定の基準値
の範囲外である場合は、サーバ部11は不合格と判定し
て、この結果をクライアント30に送信し、校正画面の
校正開始ボタンは非作動状態のままにするとともに、こ
の校正処理を終了させる。
【0049】ここで、ユーザーが校正画面の校正開始ボ
タンをクリック(S222)すると、クライアント部3
2は、サーバ10に校正開始信号を送信する。これに応
答して、サーバ部11は、校正開始信号を受信する(S
224)。サーバ部11が校正開始信号を受信すると、
クライアント30に校正プロシージャーのプログラム開
始の指示信号を送信(S226)する。ここで、クライ
アント部32がプロシージャーのプログラム開始の指示
信号を受信すると、クライアント部32はGP−IB接
続部34を介して、校正開始信号を標準器40に送信す
る。これにより、標準器40は校正プロシージャーに基
づいて校正対象器(デジタル計測器)50の校正を開始
(S228)させる。
【0050】なお、校正対象器50がデジタルマルチメ
ータである場合、標準器40はクライアント部32から
の校正プロシージャーのプログラム開始の指示に基づい
て、例えば、直流電圧値(100mV,1V,10V,
100Vなど)、交流電圧値(60Hzで1V,60H
zで10V,60Hzで100V,60Hzで500
V,1kHzで1V,1kHzで10V,1kHzで1
00V,1kHzで500Vなど)、電流値(10μ
A,100μA,1mA,10mA,100mAな
ど)、抵抗値(10μΩ,100μΩ,1mΩ,10m
Ω,100mΩなど)などの測定区分、測定レンジに基
づいて、各直流電圧値、各交流電圧値、各電流値、各抵
抗値などを順次デジタルマルチメータに入力するように
なされる。なお、この校正プロシージャーは各デジタル
計測器の製品出荷におけるスペックを遵守するレベルの
ものであって、基本的にはカタログスペックを基本にプ
ロシージャー化したものである。そして、この校正プロ
シージャーとは、校正を実施するための手順が示された
プログラムであって、直流電圧値、交流電圧値、電流
値、抵抗値などの値をどの順番で負荷するかを示してあ
る。
【0051】校正用対象器50に各直流電圧、各交流電
圧、各電流値、各抵抗値などの各測定区分およびそれら
の各測定レンジに応じて順次入力されると、校正対象器
50は各測定区分およびそれらの各測定レンジに応じ
て、GP−IB接続部35を介してクライアント30の
クライアント部32に逐次出力される。クライアント部
32に測定データが逐次入力されると、校正プロシージ
ャーは逐次入力された各測定データをクライアント30
のキャッシュメモリに蓄積させる(S230)。全ての
測定データの蓄積が完了すると、クライアント部32
は、蓄積された測定データに基づいて測定結果を図8に
示すようクライアント30のディスプレイに表示させる
とともに、この測定データをサーバ10に転送する(S
232)。なお、蓄積された測定データを転送する際
に、未入力データ(特に、温度、湿度)を発見した場合
は測定データを転送できないようにしている。これは、
国家標準にトレースするために必須な条件である。
【0052】サーバ10が測定データを受信すると、サ
ーバ部11は校正用ファイル11dにアクセスして、校
正に用いた標準器40の基準データを読み出し、測定デ
ータと基準データとを比較、対比する(S234)。こ
の比較、対比においてその誤差が基準値外であると、不
合格の判定(S236)を行い、その誤差が基準値内で
あると、合格の判定(S238)を行う。この後、クラ
イアント30からの表示要求に基づき、サーバ部11は
表示画面作成ファイルにアクセスして、測定結果の終了
画面ファイルを作成(S240)する。
【0053】クライアント30が終了画面ファイルを受
信すると、クライアント部32は、図9に示すような終
了画面をクライアント30のディスプレイに表示させ
る。ここで、この終了画面においては、証明書発行確認
のラジオボタンとデータ転送開始ボタンとが表示される
ようになっており、ユーザが「証明書発行確認」のラジ
オボタンをクリックするとともに、データ転送開始ボタ
ンをクリック(S242)すると、クライアント30
は、これらのデータ(テキストデータ)をサーバ10に
送信する。なお、「証明書発行確認」のラジオボタンを
クリックしなかった場合であっても、後日に、サーバ1
0のホームページで証明書発行の手続きができるように
なっている。
【0054】サーバ10が証明書発行確認の信号を受信
(S244)すると、サーバ部11は課金ファイル11
cにアクセスして、請求書の発行などの所定の追加課金
処理(S246)を行なわせる。追加課金処理が完了す
ると、サーバ部11は校正用ファイル11dにアクセス
して、証明書ファイルを作成(S248)して、証明書
ファイルをクライアント30に送信する。クライアント
30が証明書ファイルを受信すると、クライアント部3
2はクライアント30のディスプレイに証明書の表示画
面を表示させる。なお、ユーザがプリントアウトしたい
場合には、クライアント30のプリンターでプリントす
ることもできる。
【0055】なお、サーバ10が証明書発行確認の信号
を受信しなかった場合は、サーバ部11は校正処理を終
了(S254)させる。また、サーバ10が証明書ファ
イルをクライアント30に送信した後、サーバ部11は
校正処理を終了(S254)させる。一方、クライアン
ト30においては、証明書ファイルを受信した後、校正
画面において続行ボタンをクリック(S250)する
と、校正の初期画面を表示させて、再度、校正処理でき
るようになっている。また、続行ボタンをクリックしな
かった場合は、所定時間が経過すると、校正処理を終了
(S252)させる。上述のようにして校正対象器の校
正作業を完了すると、ユーザは貸出先にこの標準器を返
却する。返却された標準器はこれよりも上位の標準器で
校正して、再度の貸出の準備を行うこととなる。
【0056】なお、上述した実施の形態においては、こ
のような校正処理を1回だけ実施する例について説明し
たが、このような校正処理を2回あるいは3回実施する
ようにして、その平均値を用いてデータ処理するように
すれば、測定のさらなる安全性を確保することができる
ようになる。また、校正処理を3回実施した場合に、各
測定値の間でバラツキが大きい場合は、NGと判定する
ようにすれば、さらに安全性を確保することができるよ
うになる。また、上述した実施の形態においては、クラ
イアントと標準器との接続およびクライアントと校正対
象器との接続をGP−IB接続する例について、説明し
たが、GP−IB接続に代えてRS−232C接続とし
てもよい。
【0057】上述したように、本発明の校正システムを
採用することにより、ユーザーが所有する校正すべきデ
ジタル計測器の機種名に適合する標準器の機種名をリア
ルタイムに選択できるようになるとともに、標準器の貸
出および予約状況もリアルタイムに確認することができ
るようになる。これにより、ユーザー主導型の貸出シス
テムとすることが可能となって、ユーザが校正を希望す
る時に標準器の貸し出しを自由に選択できるようになる
ので、校正すべきデジタル計測器を長期間に亘って使用
できなくなるという事態を防止できるようになる。ま
た、標準器をレンタル形式により貸し出すこととなるた
め、必要となる経費はレンタル代のみとなって、必要経
費を削減することが可能となる。
【0058】また、クライアントが貸出予約時に付与さ
れたIDをサーバに送信し、このIDに基づいて、サー
バは貸し出した標準器の校正のための手順がプログラム
された校正プロシージャーを送信するようにし、標準器
をセルフチェックさせて得られたセルフチェックデータ
をサーバに転送して、サーバはクライアントから送信さ
れたセルフチェックデータと、標準器の貸出前のセルフ
チェックデータとを比較して、標準器が正常に動作する
か否かの判定を行うようにしている。このため、標準器
が正常に動作することが分かるようになるので、この標
準器を用いて実行される校正は国家標準にトレーサブル
であるということができる。
【0059】そして、クライアントは、校正プロシージ
ャーに基づいて標準器に接続されたデジタル計測器の校
正を開始させてその測定データを蓄積するとともに、蓄
積された測定データを一括してサーバに送信する。これ
により、サーバは、クライアントから送信された測定デ
ータと、予め設定された基準値とを比較して校正の合否
を判定することができるようになる。この校正プロシー
ジャーは各デジタル計測器の製品出荷時のスペックを遵
守して作成されているので、この標準器を用いて校正さ
れたデジタル計測器の校正結果は、国家標準に正確にト
レースされたデータとなり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の校正システムを実施するための全体
構成の概略を模式的に示すブロック図である。
【図2】 この校正システムの予約処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】 クライアントのディスプレイに表示される予
約状況の一例を示す表示画面である。
【図4】 クライアントのディスプレイに表示される予
約途中の一例を示す表示画面である。
【図5】 クライアントのディスプレイに表示される予
約結果の一例を示す表示画面である。
【図6】 この校正システムの校正処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【図7】 クライアントのディスプレイに表示される標
準器と校正対象器との接続状態を説明する画面である。
【図8】 クライアントのディスプレイに表示される校
正結果の一例を示す画面である。
【図9】 クライアントのディスプレイに表示される校
正完了の一例を示す画面である。
【図10】 従来例の校正対象器の校正を実行する状態
を模式的に示すブロック図である。
【符号の説明】
10…サーバ、11…サーバ部、11a…ID発行ファ
イル、11b…表示画面作成ファイル、11c…課金フ
ァイル、11d…校正用ファイル、11e…プロシージ
ャーファイル、13…通信制御部、14…標準器データ
ベース、15…予約データベース、20…通信ネットワ
ーク、30…クライアント、31…WWWブラウザ、3
2…クライアント部、33…通信制御部、34,35…
GP−IB接続部、40…標準器、50…校正対象器
(デジタル計測器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正シス テムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびク ライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されて交信可能なサ
    ーバとクライアントからなり、ユーザが使用するデジタ
    ル計測器を校正する標準器を所定期間だけ貸し出し可能
    とする標準器の貸出システムであって、 前記サーバ内に、 多数のデジタル計測器に個々に対応する多数の標準器の
    機種名を蓄積した標準器データベースと、 前記標準器の貸出および予約状況を記憶した予約データ
    ベースと、 前記クライアントからの予約要求に応じて前記標準器に
    関するIDを前記クライアントに対して発行するID発
    行手段とを備えるとともに、 前記クライアント内に、 前記サーバに対して前記標準器データベースに蓄積され
    た標準器の機種名を要求する標準器機種名要求手段と、 前記サーバに対して前記標準器の貸出の予約を要求する
    予約要求手段とを備えたことを特徴とする標準器の貸出
    システム。
  2. 【請求項2】 前記クライアントからの予約要求時に同
    クライアントのユーザに対して課金する課金手段を前記
    サーバ内に備えるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の標準器の貸出システム。
  3. 【請求項3】 前記クライアントに対して発行するID
    は、前記貸し出された標準器を使用する際に前記サーバ
    にアクセスするためのIDであることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の標準器の貸出システム。
  4. 【請求項4】 サーバと、このサーバとネットワークを
    介して交信可能なクライアントとを用いて、ユーザが使
    用するデジタル計測器を校正する標準器を所定期間だけ
    貸し出し可能とする標準器の貸出方法であって、 前記クライアントからの要求に応じて標準器データベー
    スに蓄積された標準器の機種名を前記クライアントに送
    信するステップと、 前記クライアントからの要求に応じて予約データベース
    に蓄積された前記標準器の貸出および予約状況に基づい
    て該標準器の貸出の可否を前記クライアントに送信する
    ステップと、 前記クライアントからの予約要求に応じて前記標準器に
    関するIDを前記クライアントに対して発行するステッ
    プとを備えたことを特徴とする標準器の貸出方法。
  5. 【請求項5】 前記クライアントからの予約要求時に同
    クライアントのユーザに対して課金するステップを備え
    るようにしたことを特徴とする請求項4に記載の標準器
    の貸出方法。
  6. 【請求項6】 サーバと、このサーバとネットワークを
    介して交信可能なクライアントとを用いて、貸し出した
    標準器によりユーザが所有するデジタル計測器を校正す
    るデジタル計測器の校正システムであって、 前記サーバ内に、 前記クライアントから入力されたIDに基づいて前記貸
    し出した標準器の校正のための手順がプログラムされた
    校正プロシージャーを同クライアントに送信する校正プ
    ロシージャー送信手段と、 前記クライアントから送信されたセルフチェックデータ
    と前記標準器の貸出前のセルフチェックデータとを比較
    して、該標準器が正常に動作するか否かを判定する動作
    判定手段と、 前記校正プロシージャーに基づいて前記標準器により前
    記デジタル計測器の校正を行った測定結果と、予め設定
    された基準値とを比較して校正の合否を判定する比較判
    定手段とを備えるとともに、 前記クライアント内に、 貸出予約時に付与されたIDを前記サーバに送信するI
    D送信手段と、 前記標準器をセルフチェックさせて得られたセルフチェ
    ックデータを前記サーバに転送するセルフチェックデー
    タ転送手段と、 前記校正プロシージャーに基づいて前記標準器に接続さ
    れた前記デジタル計測器の校正を開始させてその測定デ
    ータを蓄積する測定データ蓄積手段と、 前記蓄積された測定データを一括して前記サーバに送信
    する測定データ送信手段とを備えたことを特徴とするデ
    ジタル計測器の校正システム。
  7. 【請求項7】 前記比較判定手段による校正の合否の判
    定に基づいて校正証明書の発行をクライアントが要求し
    た場合に、同クライアントのユーザに対して課金する追
    加課金手段を前記サーバ内に備えるようにしたことを特
    徴とする請求項6に記載のデジタル計測器の校正システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記クライアントと前記標準器および前
    記クライアントと前記デジタル計測器は通信ケーブルで
    接続されているとともに、前記標準器と前記デジタル計
    測器は校正用ケーブルで接続されていることを特徴とす
    る請求項6または請求項7に記載のデジタル計測器の校
    正システム。
  9. 【請求項9】 貸し出した標準器のプロシージャーファ
    イルを備えたサーバと、このサーバとネットワークを介
    して交信可能なクライアントとを用いて、貸し出した標
    準器によりユーザが所有するデジタル計測器を校正する
    デジタル計測器の校正方法であって、 貸出予約時に付与されたIDを前記サーバに送信するス
    テップと、 前記クライアントから送信されたIDに基づいて前記貸
    し出した標準器の校正のための手順がプログラムされた
    校正プロシージャーを送信するステップと、 前記標準器をセルフチェックさせて得られたセルフチェ
    ックデータをサーバに転送するステップと、 前記クライアントから送信されたセルフチェックデータ
    と、前記標準器の貸出前のセルフチェックデータとを比
    較して、該標準器が正常に動作するか否かを判定するス
    テップと、 前記校正プロシージャーに基づいて前記標準器に接続さ
    れた前記デジタル計測器の校正を開始させてその測定デ
    ータを蓄積するステップと、 前記蓄積された測定データを一括して前記サーバに送信
    するステップと、 前記クライアントから送信された測定データと、予め設
    定された基準値とを比較して校正の合否を判定するステ
    ップとを備えたことを特徴とするデジタル計測器の校正
    方法。
  10. 【請求項10】 前記校正の合否の判定をした後、前記
    クライアントが校正証明書の発行を要求した場合に、同
    クライアントのユーザに対して課金するステップを設け
    たことを特徴とする請求項9に記載のデジタル計測器の
    校正方法。
  11. 【請求項11】 クライアントとネットワークを介して
    交信可能なサーバであって、 前記クライアントから入力されたIDに基づいて貸し出
    した標準器の校正のための手順がプログラムされた校正
    プロシージャーを同クライアントに送信する校正プロシ
    ージャー送信手段と、 前記クライアントから送信されたセルフチェックデータ
    と前記標準器の貸出前のセルフチェックデータとを比較
    して、該標準器が正常に動作するか否かを判定する動作
    判定手段と、 前記校正プロシージャーに基づいて前記標準器により前
    記デジタル計測器の校正を行った測定結果と、予め設定
    された基準値とを比較して校正の合否を判定する比較判
    定手段とを備えたことを特徴とするサーバ。
  12. 【請求項12】 前記比較判定手段による校正の合否の
    判定に基づいて校正証明書の発行をクライアントが要求
    した場合に、同クライアントのユーザに対して課金する
    追加課金手段を設けたことを特徴とする請求項11に記
    載のサーバ。
  13. 【請求項13】 校正用サーバとネットワークを介して
    交信可能なクライアントであって、 貸出予約時に付与されたIDを前記サーバに送信するI
    D送信手段と、 標準器をセルフチェックさせて得られたセルフチェック
    データを前記サーバに転送するセルフチェックデータ転
    送手段と、 校正のための手順がプログラムされた校正プロシージャ
    ーに基づいて前記標準器に接続された前記デジタル計測
    器の校正を開始させてその測定データを蓄積する測定デ
    ータ蓄積手段と、 前記蓄積された測定データを一括して前記サーバに送信
    する測定データ送信手段とを備えたことを特徴とするク
    ライアント。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のクライアントにて
    実行させるプログラムであって、 標準器にセルフチェックを開始させるとともに、該セル
    フチェック結果をサーバに転送するセルフチェック処理
    と、 前記サーバからの指示に基づいて所定の手順で校正動作
    を前記標準器に開始させて各手順毎の測定結果を蓄積す
    る校正処理と、 前記蓄積された測定結果を前記校正用サーバに転送する
    転送処理とを実行させるプログラム。
JP2001071758A 2001-03-14 2001-03-14 標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正システムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびクライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム Pending JP2002269266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001071758A JP2002269266A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正システムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびクライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001071758A JP2002269266A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正システムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびクライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002269266A true JP2002269266A (ja) 2002-09-20

Family

ID=18929442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001071758A Pending JP2002269266A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正システムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびクライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002269266A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105808A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Hitachi Ltd 可搬記憶媒体、rfidタグ、計器、計器トレーサビリティ管理装置、管理方法、管理プログラムおよび管理プログラム記憶媒体
JP2007093323A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 遠隔校正方法及び方式
JP2007263977A (ja) * 2007-06-12 2007-10-11 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 計量機器の遠隔校正システム、および方法
JP2009192338A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 計測結果の信頼性証明を行なう方法及びコンピュータプログラム
JP2012256224A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Seiko Epson Corp 機材管理装置、機材管理方法、プログラム
EP3633402A1 (en) * 2018-10-04 2020-04-08 Schleich GmbH Remote calibration of a testing device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006105808A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Hitachi Ltd 可搬記憶媒体、rfidタグ、計器、計器トレーサビリティ管理装置、管理方法、管理プログラムおよび管理プログラム記憶媒体
JP2007093323A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 遠隔校正方法及び方式
JP4644793B2 (ja) * 2005-09-28 2011-03-02 独立行政法人産業技術総合研究所 遠隔校正方法及び方式
JP2007263977A (ja) * 2007-06-12 2007-10-11 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 計量機器の遠隔校正システム、および方法
JP4629071B2 (ja) * 2007-06-12 2011-02-09 独立行政法人産業技術総合研究所 計量機器の遠隔校正システム、および方法
JP2009192338A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 計測結果の信頼性証明を行なう方法及びコンピュータプログラム
JP2012256224A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Seiko Epson Corp 機材管理装置、機材管理方法、プログラム
EP3633402A1 (en) * 2018-10-04 2020-04-08 Schleich GmbH Remote calibration of a testing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2709650C2 (ru) Аппарат для диагностики неисправностей курительных устройств с электрическим управлением
US7831458B2 (en) Method and system for supplying a number of service providers with technical service devices
US20020093525A1 (en) User support
US20020120521A1 (en) System and method for manufacturing and configuring intelligent electronic devices to order
US7373356B2 (en) Transducer specification database
JP2009526288A (ja) コンテキスト・センシティブなサービス・レベル・アグリーメントの対話型指定、サービス・レベル・アグリーメントによって調整されるサービス配信イベント中に必要なリソースのプロビジョニング、及び、サービス配信イベント中のサービス・レベル・アグリーメントとの適合性の監視のための方法及び装置
AU6524799A (en) System and method for identification and streamlined access to online services
US20050192841A1 (en) Method and system for collecting information before user registration
US20140122350A1 (en) System, apparatus, and method for license management
CN108319550A (zh) 一种测试系统及测试方法
US8930502B2 (en) Internet vehicle data logger framework that provide data controller by the user in standardized human understandable format via web services
JP2002269266A (ja) 標準器の貸出システムおよび貸出方法、この貸出システムを利用したデジタル計測器の校正システムおよび校正方法、これらの貸出システムおよび校正システムに利用されるサーバーおよびクライアント、並びにクライアントにて実行させるプログラム
US20020178081A1 (en) Electronic mall system
JP2002091772A (ja) ソフトウェア更新装置、ソフトウェア更新システム、その更新方法、及び更新プログラムを記録した記録媒体
CN107239662B (zh) 为控制产品分配操作结果的更新参数以及定制参数的方法
CN100416572C (zh) 支持部件设计的设计支持系统和方法
KR100491645B1 (ko) 전력 거래량 자동 검증 시스템 및 그 방법
CN110737879A (zh) 网站版权时间的管理方法、装置、存储介质及设备
KR100467504B1 (ko) 계측장치 또는 분석장치의 판매방법
JP7158867B2 (ja) 測定システム
JP7242724B2 (ja) 制御サーバ装置、移動局装置、情報処理システム、プログラム、及び制御方法
JP7472545B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置
CN112102000B (zh) 一种租车价格验证方法与装置
KR20110129656A (ko) 자동 교정 장치, 자동 교정 방법 및 자동 교정 방법을 기록한 프로그램 기록 매체
Wells Jr A SYSTEMS ENGINEERING APPROACH TO MASTER MEASURAND LISTS AND THEIR METADATA

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711