JP2002269026A - マイクロコンピュータ装置 - Google Patents

マイクロコンピュータ装置

Info

Publication number
JP2002269026A
JP2002269026A JP2001065831A JP2001065831A JP2002269026A JP 2002269026 A JP2002269026 A JP 2002269026A JP 2001065831 A JP2001065831 A JP 2001065831A JP 2001065831 A JP2001065831 A JP 2001065831A JP 2002269026 A JP2002269026 A JP 2002269026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interrupt
circuit
peripheral
clock
priority
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001065831A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Koga
弘一 古賀
Yasushi Yonamine
靖 與那嶺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001065831A priority Critical patent/JP2002269026A/ja
Publication of JP2002269026A publication Critical patent/JP2002269026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の周辺I/O回路からの割込み処理を適
切に調停することができ、しかもこの割込み処理の内容
に応じて適切なクロック変更と、クロックに合わせた適
切な周辺I/O回路、周辺メモリに対するアクセスサイ
クル数の変更とを行うことのできるマイクロコンピュー
タ装置を提供する。 【解決手段】 割込みコントローラ回路2において、周
辺I/O回路3−13−3からの割込み優先度の情報P
RI1〜3を受け付ける手段を設けて、動的に割込み優
先度を可変な構成とし、この優先度情報PRI1〜3に
より、CPU1へのクロックCLKを可変とすることが
でき、またクロックCLKに適したバスサイクルで周辺
I/O回路3−13−3へアクセス可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の周辺I/O
回路からの割込み要求を受付可能なマイクロコンピュー
タ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の周辺I/O回路からの割込み要求
を処理するマイクロコンピュータ装置において、周辺I
/O回路からの割込み要求は、一旦、割込みコントロー
ラ回路で調停された後、CPU(中央処理装置)に通知
され、CPUが受け付けた段階で割込み処理が行われ
る。
【0003】図5は、従来のマイクロコンピュータ装置
のブロック図である。図5において、CPU1はそのプ
ログラム初期化段階で、割込みコントローラ回路2と、
クロック供給回路4と、バスコントローラ回路5と、周
辺I/O回路3−1〜3−3のCPU1にアクセス可能
なレジスタとの初期設定を行う。割込みコントローラ回
路2内のプライオリティレジスタ9−1〜9−3もこの
初期設定時に設定されるレジスタであり、これらのプラ
イオリティレジスタ9−1〜9−3には、各々のレジス
タに対応した周辺I/O回路3−1〜3−3から同時に
割込みが発生したときに、どの周辺I/O回路3−1〜
3−3からの割込みを優先的にCPU1に通知するかを
決定するための優先順位が書き込まれている。CPU1
は初期化時に、予め組み込まれたプログラムにより、ク
ロック供給回路4は初期化直後のCPU1の動作クロッ
ク周波数を設定し、バスコントローラ回路5は、周辺I
/O回路3−1〜3−3または周辺メモリ6にアクセス
時のアクセスサイクル数を設定する。
【0004】次に、図6を参照しながら、クロック供給
回路4の内部構成とその動作について説明する。クロッ
ク供給回路4は、CPU1の動作クロックであるCPU
動作クロック信号CLKを出力する。CPU1はその初
期化段階でプログラムにより、CPU内部バスCPUB
USを介してクロック制御レジスタ12に初期化時の動
作クロックに対応する値を設定する。このときに設定す
る値は、クロック生成回路10のクロック出力CK1、
CK2、CK3(例えばCK1>CK2>CK3)のど
れを使用するかという情報であり、クロック制御レジス
タ12の出力はクロック選択回路11に入った段階でク
ロック出力CK1、CK2、CK3のいずれかが選択さ
れ、この選択されたCPU動作クロック信号CLKがC
PU1の動作クロックとして出力される。
【0005】次に、図7を参照しながらバスコントロー
ラ回路5の内部構成とその動作について説明する。バス
コントローラ回路5にはアクセスサイクル数を設定する
バスサイクルレジスタ14が設けられており、周辺I/
O回路3−1〜3−3、周辺メモリ6へのアクセスサイ
クル数が設定されると、次にCPU1がCPU内部バス
CPUBUSを介して、周辺I/O回路3−1〜3−
3、もしくは周辺メモリ6のデバイスにアクセスしよう
とすると、バスコントローラ回路5に設けられたバス制
御回路13が、該当デバイスのアドレスに対応するバス
サイクルレジスタ14の値をチェックし、設定サイクル
数で該当デバイスに外部バスEXBUSを介してアクセ
スを行う。
【0006】上記マイクロコンピュータ装置の構成にお
いて、初期化設定が終わった段階で、周辺I/O回路3
−1〜3−3から同時に割込み要求が入ったものと仮定
した場合の動作を説明する。
【0007】このときのプライオリティレジスタ9−1
〜9−3に設定した割込み要求IRQ1〜IRQ3の優
先順位を、割込み要求IRQ1>割込み要求IRQ2>
割込み要求IRQ3と仮定する。割込みが入った段階
で、割込みコントローラ回路2に設けられている割込み
要求決定回路7は、プライオリティレジスタ9−1〜9
−3の内容に応じて最大の優先度の割込み要求を選択す
る。割込みベクタ番号SVECは割込み要求決定回路7
からの出力であり、CPU1は割込み通知信号INTを
モニタしており、割込み要求をCPU1が受け付ける段
階であると割込みインタフェース回路8が判断した時点
で、割込み通知信号INTを介して、CPU1に割込み
処理を通知する。このとき、割込み要求IRQ1の優先
順位が一番高いので、割込み要求IRQ1の割込みベク
タが割込み通知信号INTよりCPU1に通知され、C
PU1は周辺I/O回路3−1の割込み要求に対応する
割込み処理プログラムを実行する。CPU1は周辺I/
O回路3−1に対する割込み処理が終わった段階で、割
込み状態信号INTAを介して割込みコントローラ回路
2に割込み処理が終わったことを通知し、割込みコント
ローラ回路2においては、次の割込み調停が行われ、上
記と同様な手順で次の割込み処理が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような条件下にお
いて、図8に示すように周辺I/O回路3の少なくとも
一部(例えば周辺I/O回路3−1)がその内部に複数
の割込み発生回路15,16を有する場合について考え
る。割込み発生回路15は、マイクロコンピュータ装置
の中で高い優先度を必要とする割込み要因であり、ま
た、割込み発生回路16は低い優先度を有する割込み要
因である。双方の割込み出力はOR素子17を通して割
込みコントローラ回路2に通知される。割込みコントロ
ーラ回路2においては、どちらの割込みが発生したかは
不明であるため、プログラム作成時は最悪時を考慮し
て、割込みコントローラ回路2内のプライオリティレジ
スタ9の設定値として常に高い優先度を与えていた。
【0009】このような構成のマイクロコンピュータ装
置において、例えば、周辺I/O回路3−1において、
優先度が低い割込み発生回路16から割込みが発生し、
割込み発生回路15においては割込み無しの場合に、こ
のように処理の優先度が低く、緊急性が低い割込み要因
であってもプライオリティレジスタ9−1で常に高い優
先度を与えているため、他の周辺I/O回路3−2,3
−3で割込み発生回路16よりも優先度が高い割込みが
同時に発生しても、優先度が低い割込み回路16の割込
み処理が先に調停されるという問題があった。
【0010】次に、図6を用いて割込み発生時のCPU
クロック変更について説明する。CPU1は割込みプロ
グラム実行時に、その割込み要因に適したCPUクロッ
クで動作させるため、その要因に対応した割込みプログ
ラム内においてCPU内部バスCPUBUSを介して、
クロック制御レジスタ12にクロックCK1、CK2、
CK3のどれを使用するかを指定する。クロック制御レ
ジスタ12の出力はクロック選択回路11に入り、クロ
ックCK1、CK2、CK3のいずれかが選択されて、
CPU動作クロック信号CLKとして出力される。この
ような構成において、割込み要求が発生した場合でも、
割込み処理プログラムにおいてクロック制御レジスタ1
2に値を設定するまでは、CPU1はそれ以前の設定値
でしか動作ができないという問題があった。また、CP
U動作クロック信号CLKが低速度クロック設定で割込
み処理中に、優先度が高くかつ高速クロック設定が必要
な割込みが発生し、優先度の高い割込みが待たされて
も、CPU1は実行中の割込み処理プログラム完了まで
低速度のまま実行が進み、優先度の高い割込み処理が実
行されるまで多くの時間がかかるという問題があった。
【0011】次に、図7を参照しながら、割込みが発生
してCPU動作クロック信号CLKを可変した場合にお
ける、バスコントローラ回路5のバスサイクルレジスタ
14の変更について説明する。CPU1は割込み発生時
に上記説明のとおり図6に示すクロック制御レジスタ1
2に値を設定し、CPU動作クロック信号CLKを変更
するが、これによりCPU1の周辺メモリ6、周辺I/
O回路3−1〜3−3に対するアクセス時間も変わって
くるため、図7に示したバスサイクルレジスタ14に値
を再設定して、CPU1周辺に対する適切なアクセスタ
イムを保つ必要があった。しかしこれは、割込みプログ
ラムの中で行う必要があったため、クロック制御レジス
タ12の再設定と同様に、プログラムが複雑化するとい
う問題を抱えていた。
【0012】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、複数の周辺I/O回路からの割込み処理を適
切に調停することができ、しかもこの割込み処理の内容
に応じて適切なクロック変更と、クロックに合わせた適
切な周辺I/O回路、周辺メモリに対するアクセスサイ
クル数の変更とを行うことのできるマイクロコンピュー
タ装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数の周辺I/O回路から
の割込み要求を受付可能なマイクロコンピュータ装置に
おいて、周辺I/O回路からの割込み要求信号とこの割
込み要求に対応する割込み優先度を示す割込み優先度信
号とを受け付ける割込みコントローラ回路を有し、該割
込みコントローラ回路は前記割込み要求信号と前記割込
み優先度信号とに基づいて割込みの調停を行うことを特
徴とし、この構成によれば、割込みコントローラ回路
が、割込み要求信号だけでなく、割込み優先度信号を受
け付けるため、一度に複数の割込み要因が生じた場合で
も割込み優先度に応じた周辺I/O回路の適切な調停が
可能となる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のマ
イクロコンピュータ装置において、周波数の異なる動作
クロックを選択可能なクロック選択手段と、割込みコン
トローラ回路内の割込み要求を決定する回路によって決
定した割込み優先度決定信号を受け付けるCPUへのク
ロック供給回路とを有し、該クロック供給回路は前記割
込み優先度決定信号に基づいて動作クロックを選択可能
とすることを特徴とし、この構成によれば、割込み優先
度に応じた適切なクロック変更が可能となる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載のマ
イクロコンピュータ装置において、周辺メモリ、もしく
は周辺I/O回路へのバスアクセスサイクル数を予めプ
ログラムにより設定するための複数のバスサイクルレジ
スタと、周辺I/O回路、もしくは周辺メモリへのバス
アクセスを、割込み優先度決定信号に基づいて適したバ
スサイクルレジスタを選択可能とするバスコントローラ
回路とを有することを特徴とし、この構成によれば、ク
ロック可変時のクロックに合わせた適切な周辺I/O回
路、もしくは周辺メモリに対するアクセスサイクル数の
自動変更が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図4を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態にかかるマイクロコンピュータ装置のブロック図
であり、図2は同マイクロコンピュータ装置のクロック
供給回路の内部構成を示すブロック図であり、図3は同
マイクロコンピュータ装置のバスコントローラ回路の内
部構成を示すブロック図であり、図4は同マイクロコン
ピュータ装置の周辺I/O回路の内部構成を示すブロッ
ク図である。なお、これらの図において、図5〜図8に
示す従来のマイクロコンピュータ装置の構成要素と類似
する機能のものには同じ符号を付し、従来の構成要素と
同機能のものはその説明を一部省略する。
【0017】図1に示すように、このマイクロコンピュ
ータ装置は、CPU1と、CPU1への割込み処理を制
御する割込みコントローラ回路2と、割込みコントロー
ラ回路2へ割込み要求IRQ1〜IRQ3を出力可能な
複数の周辺I/O回路3−1〜3−3と、CPU1へC
PUクロック信号CLKを供給するクロック供給回路4
と、CPU1と外部バスEXBUSとの間に介装された
バスコントローラ5と、周辺メモリ6とを備えており、
割込みコントローラ回路2には、割込み要求決定回路7
と割込みインタフェース回路8と複数のプライオリティ
レジスタ9−1〜9−3とが設けられている。
【0018】図4に示すように、各周辺I/O回路3−
1〜3−3は、複数の割込み発生回路21,22と、こ
れらの割込み要求を割込み要求決定回路7へ出力するO
R素子17と、MAX演算回路23とを有し、各割込み
発生回路21,22は、OR素子17へ割込み要求を出
力するだけでなく、MAX演算回路23へ割込み要求の
優先度を与える信号を出力する。そして、MAX演算回
路23は、割込み発生回路21,22から優先度を与え
る信号が入力されている場合には、入力されている信号
における最も優先度が高い割込み優先度信号PRIを出
力する構成となっている。したがって、従来のマイクロ
コンピュータ装置のような優先順位が書き込まれている
プライオリティレジスタは、設けられていない。
【0019】割込みコントローラ回路2に設けられてい
る割込み要求決定回路7は、周辺I/O回路3−1〜3
−3からの割込み要求IRQ1〜IRQ3と割込み優先
度信号PRI1〜PRI3とを入力とし、割込み優先度
信号PRI1〜PRI3に基づき、どの周辺I/O回路
3−1〜3−3からの割込みを受け付けるかの調停を行
い、割込みインタフェース回路8へ割込みベクタ番号S
VECを出力し、また、クロック供給回路4とバスコン
トローラ回路5とへ割込み優先度決定信号SIGを出力
する。但し、割込み要求が発生していない場合に、割込
み優先度決定信号SIGの出力値は、通常状態を表す信
号値を出力する。
【0020】次に、図2を参照しながら、クロック供給
回路4の内部構成とその動作について説明する。通常状
態時は、割込み要求が発生していないことを割込み優先
度決定信号SIGにより判断できるので、従来のマイク
ロコンピュータ装置の場合と同様に、クロック制御レジ
スタ12の出力がクロック選択回路11に入り、クロッ
ク出力CK1、CK2、CK3のいずれかを選択し、C
PU1の動作クロックは、CPU動作クロック信号CL
Kから出力される。一方、割込み発生時には、割込み優
先度信号SIGより、クロック選択回路11内で、クロ
ック出力CK1、CK2、CK3(例えばCK1>CK
2>CK3)のいずれかが選択され、優先度に応じたC
PU1の動作クロック信号CLKを出力することがで
き、例えば、優先度が高いほど高いクロック出力CK
1、CK2、CK3が選択される。
【0021】次に、図3を参照しながらバスコントロー
ラ回路5の内部構成とその動作について説明する。図3
に示すように、バスコントローラ回路5には、従来のマ
イクロコンピュータ装置に備えられていると同様にアク
セスサイクル数を設定するバスサイクルレジスタ14に
加えて、複数のバスサイクルレジスタ24−1〜24−
3と、バスサイクルレジスタ選択回路25とが設けられ
ている。バスサイクルレジスタ24−1〜24−3は、
周辺I/O回路3−1〜3−3や周辺メモリ6に対して
適切なバスアクセスが可能となるように、プログラム初
期化時に、割込み優先度決定信号SIGにより選択され
たCPU動作クロックになるように設定するレジスタで
ある。上記通常状態時は、割込み優先度決定信号SIG
より判断できるので、バスサイクルレジスタ選択回路1
6により、バスサイクルレジスタ14が選択される。一
方、割込み発生時には、割込み優先度信号SIGに応じ
て、バスサイクルレジスタ24−1〜24−3のいずれ
かがバスサイクルレジスタ選択回路16により選択され
る。
【0022】図1において、CPU1はプログラムの初
期化段階は従来のマイクロコンピュータ装置の場合と同
様に、割込みコントローラ回路2と、クロック供給回路
4と、バスコントローラ回路5と、周辺I/O回路3−
1〜3−3のCPU1にアクセス可能なレジスタとの初
期設定を行う。
【0023】プログラムの初期化設定が終わった段階
で、周辺I/O回路3−1〜3−3から各々割込み要求
IRQ1〜IRQ3を介して、同時に割込み要求が入
り、また、割込み優先度信号PRI1〜PRI3を介し
て、優先度情報が入った場合を想定して動作を説明す
る。なお、優先度情報は、優先度の高さがPRI3>P
RI2>PRI1であるとする。
【0024】割込みが入った段階で、割込み要求決定回
路7は、まず、割込み優先度信号PRI1〜PRI3の
内容に応じて最大の優先度の割込み要求を選択する。割
込みベクタ番号SVECと割込み優先度決定信号SIG
とは割込み要求決定回路7の出力である。CPU1は、
割込み通知信号INTをモニタし、割込み要求をCPU
1が受け付ける段階であると割込みインタフェース回路
8が判断した時点で、割込み通知信号INTを介して、
CPU1に割込み処理を通知する。このとき、周辺I/
O回路3−3の割込み要求11−3の優先順位が一番高
いので、割込み要求11−3の割込みベクタ番号が割込
み通知信号INTよりCPU1に通知され、CPU1は
周辺I/O回路3−3の割込み要求に対応する割込み処
理プログラムを実行する。同時に、割込み決定回路7よ
り出力された割込み優先度決定信号SIGは、クロック
供給回路4とバスコントローラ回路5とへ与えられる。
【0025】図2に示すように、クロック供給回路4
は、割込み要求決定信号SIGに基づき、クロック信号
CK1、CK2、CK3より選択したクロックCLKを
CPU1へ供給する。
【0026】図3に示すように、バスコントローラ回路
5は、割込み要求決定信号SIGに基づき、バスサイク
ルレジスタ15−1〜15−3より選択したバスサイク
ルをバス制御回路13へ与え、適切なサイクル数で、周
辺メモリ6、周辺I/O回路3−1〜3−3へアクセス
することができるよう設定される。
【0027】CPU1は周辺I/O回路3−3に対する
割込み処理が終わった段階で、割込み状態信号INTA
を介して割込みコントローラ回路2に割込み処理が終わ
ったことを通知し、割込みコントローラ回路2では、次
の割込みの調停が行われ、上記同様な手順で処理が行わ
れる。
【0028】上記割込み処理が終了した段階で、割込み
優先度決定信号SIGの出力値は、通常状態を表す信号
値となり、初期設定で設定した、クロック制御レジスタ
12、バスサイクルレジスタ14の値に自動的に戻り、
クロック供給回路4とバスコントローラ回路5は、通常
の動作を行う。
【0029】これにより、割込み優先度に応じた調停が
行われ、しかも、優先度に応じたクロックCLKの設定
と、周辺メモリ7と周辺I/O回路3−1〜3−3に対
して適切なバスサイクル数を供給することができる。し
たがって、従来のように優先度が低い割込み処理が先に
調停されるというようなことが防止され、優先度の高い
割込みが素早く実行される。また、CPU動作クロック
信号CLKが低速度クロック(例えばCK3)設定で割
込み処理中に、優先度が高くかつ高速クロック(例えば
CK1)設定が必要な割込みが発生した場合には、ハー
ドウェアで自動的に高速クロックに切り換えられるた
め、割込み処理の優先度に適したクロックで実行され
る。また、CPU動作クロック信号CLKを変更した際
に、CPU1の周辺メモリ6、周辺I/O回路3−1〜
3−3に対するアクセス時間がハードウェアで自動的に
適切なクロックに変更されるため、従来のように割込み
プログラムが複雑化することもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
割込みコントローラ回路により割込み優先度の信号を受
け付けるように構成したため、複数の割込み発生回路を
有する周辺I/O回路を接続した場合に、割込み優先度
信号により割込みの調停が行われ、優先度の高い割込み
が素早く実行されて割込み応答性が向上する。さらに、
割込み優先度決定信号に基づいてハードウェアで自動的
に、優先度に応じたクロックの設定と、周辺メモリと周
辺I/O回路に対して適切なバスサイクル数を供給する
ことができるので、割り込み処理をその優先度に適応し
たクロックとバスサイクル数とで確実かつ適した速度で
実行することができて、比較的高速で効率良く動作す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるマイクロコンピュ
ータ装置のブロック図
【図2】同マイクロコンピュータ装置のクロック供給回
路の内部構成を示すブロック図
【図3】同マイクロコンピュータ装置のバスコントロー
ラ回路の内部構成を示すブロック図
【図4】同マイクロコンピュータ装置の周辺I/O回路
の内部構成を示すブロック図
【図5】従来のマイクロコンピュータ装置のブロック図
【図6】同従来のマイクロコンピュータ装置のクロック
供給回路の内部構成を示すブロック図
【図7】同従来のマイクロコンピュータ装置のバスコン
トローラ回路の内部構成を示すブロック図
【図8】同従来のマイクロコンピュータ装置の周辺I/
O回路の内部構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 CPU 2 割込みコントローラ回路 3−1〜3−3 周辺I/O回路 4 クロック供給回路 5 バスコントローラ回路 6 周辺メモリ 7 割込み要求決定回路 8 割込みインタフェース回路 10 クロック生成回路 11 クロック選択回路 12 クロック制御レジスタ 13 バス制御回路 14、24−1〜24−3 バスサイクルレジスタ 25 バスサイクルレジスタ選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B061 BA02 BB02 BB16 BC10 CC06 CC09 5B079 AA04 AA07 BA02 DD08 5B098 AA05 AA07 BA01 BA12 BB05 BB18 CC08 FF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の周辺I/O回路からの割込み要求
    を受付可能なマイクロコンピュータ装置において、周辺
    I/O回路からの割込み要求信号とこの割込み要求に対
    応する割込み優先度を示す割込み優先度信号とを受け付
    ける割込みコントローラ回路を有し、該割込みコントロ
    ーラ回路は前記割込み要求信号と前記割込み優先度信号
    とに基づいて割込みの調停を行うことを特徴とするマイ
    クロコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 周波数の異なる動作クロックを選択可能
    なクロック選択手段と、割込みコントローラ回路内の割
    込み要求を決定する回路によって決定した割込み優先度
    決定信号を受け付けるCPUへのクロック供給回路とを
    有し、該クロック供給回路は前記割込み優先度決定信号
    に基づいて動作クロックを選択可能とすることを特徴と
    する請求項1記載のマイクロコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 周辺メモリ、もしくは周辺I/O回路へ
    のバスアクセスサイクル数を予めプログラムにより設定
    するための複数のバスサイクルレジスタと、周辺I/O
    回路、もしくは周辺メモリへのバスアクセスを、割込み
    優先度決定信号に基づいて適したバスサイクルレジスタ
    を選択可能とするバスコントローラ回路とを有すること
    を特徴とする請求項2記載のマイクロコンピュータ装
    置。
JP2001065831A 2001-03-09 2001-03-09 マイクロコンピュータ装置 Pending JP2002269026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001065831A JP2002269026A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 マイクロコンピュータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001065831A JP2002269026A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 マイクロコンピュータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002269026A true JP2002269026A (ja) 2002-09-20

Family

ID=18924420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001065831A Pending JP2002269026A (ja) 2001-03-09 2001-03-09 マイクロコンピュータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002269026A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555501B1 (ko) * 2003-06-26 2006-03-03 삼성전자주식회사 동적으로 버스 점유 우선 순위를 정하는 버스 중재기 및그 버스 중재 방법
JP2011501836A (ja) * 2007-09-28 2011-01-13 中国科学院▲計▼算技▲術▼研究所 マルチコアプロセッサ、周波数変換装置およびコアの間のデータ通信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555501B1 (ko) * 2003-06-26 2006-03-03 삼성전자주식회사 동적으로 버스 점유 우선 순위를 정하는 버스 중재기 및그 버스 중재 방법
JP2011501836A (ja) * 2007-09-28 2011-01-13 中国科学院▲計▼算技▲術▼研究所 マルチコアプロセッサ、周波数変換装置およびコアの間のデータ通信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6272580B1 (en) Apparatus and method for dynamically elevating a lower level bus master to an upper level bus master within a multi-level arbitration system
US5784599A (en) Method and apparatus for establishing host bus clock frequency and processor core clock ratios in a multi-processor computer system
WO1996000940A1 (en) Pci to isa interrupt protocol converter and selection mechanism
JPH04223511A (ja) マイクロコンピュ−タ
JP5578713B2 (ja) 情報処理装置
JP2008276391A (ja) メモリアクセス制御装置
JP3954011B2 (ja) サブシステム間で通信するための方法およびコンピュータ・システム
JP2007058716A (ja) データ転送バスシステム
JP2996183B2 (ja) Dma機能を備えたデータ処理装置
US7310717B2 (en) Data transfer control unit with selectable transfer unit size
JP2002269026A (ja) マイクロコンピュータ装置
JP7468112B2 (ja) インタフェース回路およびインタフェース回路の制御方法
JP4151362B2 (ja) バス調停方式、データ転送装置、及びバス調停方法
US6105082A (en) Data processor used in a data transfer system which includes a detection circuit for detecting whether processor uses bus in a forthcoming cycle
US6085271A (en) System bus arbitrator for facilitating multiple transactions in a computer system
JP4124579B2 (ja) バス制御システム
WO2002093392A1 (fr) Processeur de donnees
JP6008745B2 (ja) データ処理装置
JP2018106583A (ja) 半導体装置
JP2012032936A (ja) マイクロコンピュータ
JP2002073534A (ja) データ転送装置
JPH05165541A (ja) 電子回路
JP2004038265A (ja) データ処理装置
JP2002108489A (ja) データ処理装置
JP2004213142A (ja) 半導体集積回路装置