JP2002267743A - 通信レーダ装置 - Google Patents

通信レーダ装置

Info

Publication number
JP2002267743A
JP2002267743A JP2001067105A JP2001067105A JP2002267743A JP 2002267743 A JP2002267743 A JP 2002267743A JP 2001067105 A JP2001067105 A JP 2001067105A JP 2001067105 A JP2001067105 A JP 2001067105A JP 2002267743 A JP2002267743 A JP 2002267743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
radar
communication data
transmitting
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001067105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3608003B2 (ja
Inventor
Ryoji Maekawa
良二 前川
Masaya Takase
雅也 高瀬
Hidehiko Fujii
秀彦 藤井
Takashi Sato
貴志 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001067105A priority Critical patent/JP3608003B2/ja
Publication of JP2002267743A publication Critical patent/JP2002267743A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3608003B2 publication Critical patent/JP3608003B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレーダ装置では、飛行中の航空機の距
離、方位を測定できるが、航空機との間でデータ通信を
行うことができなかった。 【解決手段】 送信局21に、通信データ信号を送信す
る通信用データ送信部24と、通信データ信号を変調す
る変調器25と、変調器25によって変調された通信デ
ータ信号を通信データ付きレーダ波として送信する送信
機26とを設けると共に、受信局22に、送信局21に
よって送信された通信データ付きレーダ波が敵機23に
よって反射された反射波を受信する受信機30と、受信
機30によって受信された反射波から通信データ信号を
復調する復調器31と、復調器31によって復調された
通信データ信号を受信する通信用データ受信部32とを
設け、レーダ波に通信データ信号を載せて送信するよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ波に通信
波をのせて送信することにより、目標の位置を知るだけ
でなく受信側装置との間でデータ通信を可能にする通信
レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のレーダの基本原理を示
す概念図である。図12において、1は特定の周波数を
有する電波を短いパルスで区切って送信アンテナ2から
放射する送信機、3は送信アンテナ2から放射された電
波(レーダ波)がとどく目標、4は目標3で反射された
反射波を受信アンテナ5を介して受信する受信機、6は
指示器である。多くの場合、送信アンテナ2と受信アン
テナ5は共用されている。このようなレーダをモノスタ
ティックレーダという。この従来のレーダでは、所定の
送信繰り返し周期ごとに、パルス変調された電波を送信
し、目標に当たって受信アンテナ5の方向に反射される
ものが受信され、目標の存在の探知や、距離、方位の測
定ができると共に、受信機4の機能によっては、レーダ
と目標との相対速度を知ることができる。
【0003】また、特開2000−230975号公報
に記載された「バイスタティックレーダシステム」で
は、送信アンテナと受信アンテナとを異なる場所に配置
したバイスタティックレーダシステムにおいて、送信
局、受信局が移動しながらでも目標物の位置を観測でき
る方法を開示している。図13は、従来のバイスタティ
ックレーダを示す概念図である。図13において、3は
目標、7は送信局、8は送信局7とは異なる場所に配置
された受信局である。9はデータ送信部、10はレーダ
ビームを送信するレーダ送信部、11は送信局7の位置
を検知する自己位置検知部、12は時計であり、9〜1
2は送信局7を構成する。13はレーダビームの反射ビ
ームを受信するレーダ受信部、14はデータ受信部、1
5は目標3の位置を算定する目標位置算定部である。1
6は受信局8の位置を検知する自己位置検知部、17は
時計12と互いに厳密に時刻を合わされた時計であり、
13〜17は受信局8を構成する。18は送信局7の放
射したレーダビーム、19はレーダビーム18が目標3
により反射されたエコーである。
【0004】送信局7のデータ送信部9は、自局のレー
ダビームの送信スケジュールや移動位置などの送信局デ
ータを2進コード化し、それに基づいてレーダビーム1
8を変調する。受信局8は、変調されたレーダビーム1
8の目標3からのエコー19を受信し、データ受信部1
4がエコー19から送信局データを取り出し、目標位置
算定部15が送信局7の位置、エコー受信方向、ビーム
発射からエコー受信までの遅延時間を用いて、目標3の
位置を算定する。しかし、モノスタティックレーダ及び
バイスタティックレーダのいずれにおいても、レーダ波
は目標の検知、目標の位置算定の機能を果たすだけの専
用のパルスを送信するのみであり、レーダ波にはそれ以
上の役割が含まれていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、地上に設置さ
れた従来のレーダでは、飛行中の航空機の距離、方位を
測定できるが、航空機との間でデータ通信を行うことが
できず、通信を行うためには、レーダとは別に通信専用
の器材を用意し、レーダの送信波とは別の周波数を有し
た通信用の送信波を放射しなければならないという問題
があった。
【0006】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、目標の検知や目標の位置の算
定を行うと共に、送信側と受信側との間でのデータ通信
を可能とする通信レーダ装置を得ることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる通信レ
ーダ装置においては、通信データ信号を送信する通信用
データ送信部と、この通信用データ送信部によって送信
された通信データ信号を変調する変調器と、この変調器
によって変調された通信データ信号を通信データ付きレ
ーダ波として送信する送信機とを有する送信局と、この
送信局の送信機によって送信された通信データ付きレー
ダ波を受信する受信機と、この受信機によって受信され
た通信データ付きレーダ波から通信データ信号を復調す
る復調器と、この復調器によって復調された通信データ
信号を受信する通信用データ受信部とを有する受信局を
備えたものである。
【0008】また、受信局は、受信機によって受信され
た通信データ付きレーダ波から目標物の位置を検出する
よう構成されているものである。また、送信局は、送信
機によって送信された通信データ付きレーダ波を受信す
る送信局側受信機を有すると共に、送信局側受信機によ
り受信された通信データ付きレーダ波から目標物の位置
を検出するよう構成されているものである。
【0009】さらに、送信局の送信する通信データ付き
レーダ波は、目標物の位置情報を含むものである。ま
た、送信局と受信局とは、異なる場所に配置されている
ものである。
【0010】また、受信局は、移動体に配置されている
ものである。さらにまた、移動体は、航空機であるもの
である。また、送信局の送信する通信データ付きレーダ
波は、航空機の位置情報を含むものである。
【0011】また、航空機は、無人航空機であると共
に、送信局の送信する通信データ付きレーダ波は、無人
航空機の制御コマンドを含むものである。加えて、送信
局の送信する通信データ付きレーダ波は、無人航空機の
位置情報を含むものである。
【0012】また、移動体は、ミサイルであると共に、
送信局の送信する通信データ付きレーダ波は、ミサイル
の制御コマンドを含むものである。
【0013】さらに、受信局は、通信データ信号を送信
する受信局側通信用データ送信部と、この受信局側通信
用データ送信部によって送信された通信データ信号を変
調する受信局側変調器と、この受信局側変調器によって
変調された通信データ信号を通信データ付きレーダ波と
して送信する受信局側送信機とを有するものである。ま
た、送信局の送信する通信データ付きレーダ波は、飛行
物体を介して送信されるものである。また、送信局は、
複数設置されると共に、複数の送信局は、通信データ付
きレーダ波の干渉により受信局での受信レベルが強くな
るように配置されているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1による通信レーダ装置を示す概念図であ
り、バイスタティックレーダを用いて、レーダ波により
目標の探知や、距離、方位の測定を行いつつ、通信も行
えるようにしたものである。図1において、21は送信
局、22は受信局、23は敵機である。送信局21は次
のように構成される。24は通信情報(通信データ信
号)を送信する通信用データ送信部、25は通信用デー
タ送信部24から送信された通信情報を変調する変調
器、26は通信用データ付きレーダ波を送信する送信
機、27は通信用データ付きレーダ波を放射するアンテ
ナである。28は同期装置で、送信局21と受信局22
を同期させるために設けられている。
【0015】受信局22は次のように構成されている。
29は敵機23で反射された通信用データ付きレーダ波
を受信するアンテナ、30は通信用データ付きレーダ波
をアンテナ29を介して受信する受信機、31は通信情
報を復調する復調器、32は復調器31で復調された通
信情報を受信する通信用データ受信部である。33は同
期装置である。
【0016】次に、動作について説明する。従来から、
例えば、特開2000−230975号公報に記載され
た「バイスタティックレーダシステム」で提供されてい
るように、レーダ波に変調をかけることで、送信局、受
信局が移動しながらでも目標物の位置を観測できるが、
この実施の形態1では、通信情報に周波数変調やパルス
変調などの変調をかけたものをレーダ波として放射する
ことで、目標物の位置を観測できるだけでなく、送信局
21と受信局22間でのデータ通信も行えるようにして
いる。送信局21、受信局22それぞれは、同期するよ
うに同期装置28、33を有しており、送信局21で
は、通信用データ送信部24から通信情報を変調器25
に送り、その変調器25で周波数変調、パルス変調など
の変調をかけ、送信機26を通してアンテナ27より通
信用データ付きレーダ波を放射する。そのレーダ波は敵
機23などにあたり反射する。受信局22では、反射し
た通信用データ付きレーダ波をアンテナ29で受信し、
受信機30を通して復調器31で通信情報を復調し、通
信用データ受信部32へ送ることで通信を行う。
【0017】従来なら、送信局21と受信局22でデー
タ通信を行う場合には、レーダ波とは別の周波数を有し
た通信専用の通信波を利用し、そのための通信用器材を
必要としたが、実施の形態1では、従来のレーダの機能
を拡大させ、レーダに通信機能を持たせることができる
という効果がある。さらに、レーダ波で用いる周波数と
同じ周波数で通信を行うことができるので、電波の周波
数リソースを節約できる効果もある。また、通信用器材
を減らすことができる効果もある。
【0018】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2による通信レーダ装置を示す概念図であり、バイ
スタティックレーダを用いて、レーダ波により目標の探
知や距離、方位の測定を行いつつ、通信も行えるもので
ある。図2において、21〜23、25〜31、33は
図1におけるものと同一のものである。35は送信局2
1に設けられ、目標位置及び通信情報を変調器25に送
信する目標位置及び通信用データ送信部、36は送信局
21に設けられた受信機(送信局側受信機)である。3
7は受信局22に設けられ、復調器31によって復調さ
れた目標位置及び通信情報を受信する目標位置及び通信
用データ受信部である。
【0019】次に、動作について説明する。実施の形態
1においては、特開2000−230975号公報に記
載された「バイスタティックレーダシステム」で提供さ
れている方法を用いて、受信局22は送信局21からの
レーダ波を解析し、目標の位置を算出する装置を提供し
ているが、送信局21でも目標の位置を算出しているの
で、この位置情報を通信レーダ装置により送信局21か
ら受信局22へ送信することが可能となる。送信局21
では、目標位置及び通信用データ送信部35から、目標
位置及び通信情報を変調器25に送り、その変調器25
で、周波数変調、パルス変調などの変調をかけ、送信機
26を通してアンテナ27より目標の位置情報を含んだ
通信用データ付きレーダ波を放射する。そのレーダ波
は、敵機23などに当たり反射する。送信局21では受
信機36を有しており、送信局21でもそのレーダ波を
受信して目標位置を測定する。受信局22では、アンテ
ナ29で目標の位置情報を含む通信用データ付きレーダ
波を受信し、受信機30を通して復調器31で目標位置
及び通信情報を復調し、目標位置及び通信用データ受信
部37へ送る。
【0020】実施の形態2でも実施の形態1と同様の効
果が得られる。
【0021】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3による通信レーダ装置を示す概念図であり、モノ
スタティックレーダを用いて、レーダ波に通信波をのせ
ることにより通信も行うようにしている。図3におい
て、21、23、25〜28、35、36は図2におけ
るものと同一のものである。30、31、33、37は
図2におけるものに相当するものであるが、図3では味
方機38に搭載されている。
【0022】次に、動作について説明する。実施の形態
2では、バイスタティックレーダにおいて、レーダ波に
通信波を乗せた通信レーダ装置を提供したが、モノスタ
ティックレーダでも同様のことが行える。例えば、バト
ルフィールド上でドッグファイト等を行っている場合を
想定する。送信局21と味方機38は同期するように同
期装置28、33を有している。味方機38、敵機23
の位置情報などを含む通信用データ付きレーダ波をアン
テナ27より放射する。そのレーダ波は味方機38、敵
機23それぞれに当たって反射し、送信局21に返って
くる。受信機36ではレーダ波を解析することで、味方
機38、敵機23それぞれの時々刻々の位置などを知る
ことができる。さらに味方機38は受信機30を通して
復調器31でレーダ波を復調し、目標位置及び通信用デ
ータ受信部37へ送ることで、レーダから順次送られて
くる味方機38、敵機23それぞれの位置情報などを受
け取ることができる。なお、上記の説明では、航空機で
受信する場合について説明したが、航空機に限らず、移
動体で受信するように構成することができる。
【0023】実施の形態3によれば、モノスタティック
レーダの場合でも、実施の形態2と同様の効果が得られ
る。
【0024】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4による通信レーダ装置を示す概念図であり、気球
などを用いて電波見通し外の目標を探知可能としたもの
である。図4において、23は図1におけるものと同一
のものである。26、27、36は図2の同じ符号のも
のに相当するが、レーダ装置40に設けられている。4
1は飛行物体である。
【0025】次に、動作について説明する。通常のレー
ダの送信波は、電波見通し外まで到達することができな
い。このため、気球や飛行船などの飛行物体41をある
位置に設置し、電波反射の機能を持たせることで、見通
し外にいる敵機23の探知を可能とする。レーダ装置4
0は送信機26と受信機36とアンテナ27を有してお
り、送信機26を通してアンテナ27より放射された電
波は、気球や飛行船などの飛行物体41に当たって反射
し、一部はレーダ装置40に返ってくる。また一部は見
通し外にある敵機23の方へ反射する。敵機23で反射
した電波は、気球や飛行船などの飛行物体41の方へ返
ってきて、さらに気球や飛行船などの飛行物体41で反
射し、レーダ装置40に返ってくる。受信機36はそれ
らの電波を受信し、解析することで、気球や飛行船など
の飛行物体41や敵機23の位置を知ることができる。
【0026】実施の形態4によれば、見通し外にいる敵
機の探知が可能になる。
【0027】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5による通信レーダ装置を示す概念図であり、気球
などを用いて電波見通し外の受信局との通信を可能にす
るものである。図5において、24〜28、36は図1
におけるものに相当するが、通信レーダ装置43に配置
されている。30〜33は図1におけるものに相当する
が、味方機38に搭載されている。41は図4における
ものと同一のものである。
【0028】次に、動作について説明する。実施の形態
1において、送受信局間でデータ通信を行う通信レーダ
装置を提供し、実施の形態4において、見通し外の目標
の探知を可能とする装置を提供した。実施の形態5は、
この2つを組み合わせることで、通信レーダ装置43と
見通し外にある味方機38との間のデータ通信が気球や
飛行船などの飛行物体41を通じて可能になる。
【0029】実施の形態5によれば、実施の形態1と同
様の効果が得られると共に、通信可能な範囲を広げるこ
とができ、見通し外の目標とのデータ通信を可能とする
効果が得られる。
【0030】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6による通信レーダ装置を示す概念図であり、ミサ
イルの制御コマンドをのせたレーダ波を送信することに
より、ミサイルの制御を行うミサイル制御コマンド通信
レーダ装置である。図6において、25〜28、36は
図2の同じ符号を付されたものに相当するが、レーダ装
置44に配置されている。45はレーダ装置44に設け
られ、目標位置及びミサイル制御コマンドの送信を行う
目標位置及びコマンド送信部である。23は敵機であ
る。30、31、33は図3の同じ符号の付されたもの
に相当するが、ミサイル46に搭載されている。47は
ミサイル46に搭載され、目標位置及びミサイル制御コ
マンドを受信する目標位置及びコマンド受信部である。
【0031】次に、動作について説明する。実施の形態
2では、バイスタティックレーダを用いて、目標位置を
算出すると共に送受信局間でデータ通信を行う装置を提
供したが、実施の形態6は、バイスタティックレーダに
おいて受信局をミサイルとしている。セミアクティブホ
ーミングのミサイルの制御は、ミサイルを発射した航空
機や地上のミサイル制御用のレーダ装置を用いて行われ
ている。ミサイルは、敵機に当たって反射したレーダ波
を受信することで敵機の位置を知る。また、ミサイル
は、レーダ波とは別に、ミサイル制御のコマンドを直接
受信する必要があった。
【0032】実施の形態6では、警戒菅制用等の遠方を
監視するレーダ装置44からミサイル46の制御を行
う。警戒管制等を行うレーダ装置44とミサイル46
は、同期装置28、33を有して同期されている。レー
ダ装置44は、目標の位置やミサイルコマンドを、目標
位置及びコマンド送信部45から変調器25へ送り、変
調をかけた上で送信機26へ送り、アンテナ27よりレ
ーダ波として放射する。そのレーダ波は敵機23に当た
って反射し、レーダ装置44に返って受信機36で敵機
23の位置を測定すると共に、ミサイル46でもレーダ
波は受信され、受信機30を通して復調器31で復調さ
れ、目標位置及びコマンド受信部47へ送られる。ミサ
イル46では、レーダ波からミサイル46自身で敵機2
3の探知や、位置の測定を行えると同時に、レーダ装置
44から送られた敵機23の位置やミサイル46の制御
コマンドも受信しているため、ミサイル46は正確に敵
機23の位置を知ることができ、さらにレーダ装置44
からミサイル46の制御も可能となる。
【0033】実施の形態6によれば、実施の形態2と同
様の効果が得られ、さらにレーダからミサイルの制御も
行える効果が得られる。また、ミサイルがレーダから見
通し外にあっても同様の効果が得られる。
【0034】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態7による通信レーダ装置を示す概念図であり、レー
ダ波に通信波をのせることにより、他場所との間でデー
タ通信を行うようにしたものである。図7において、2
4〜28、36、43は図5におけるものと同一のもの
である。29〜33は図1の同じ符号を付されたものに
相当するが、通信レーダ装置43とは別の場所に設置さ
れた他レーダ49に配置されている。50は航空機であ
る。
【0035】次に、動作について説明する。実施の形態
3では、送受信局間でデータ通信を行う通信レーダ装置
を提供したが、実施の形態7では、他場所とのデータ通
信も可能とする。従来は、レーダはネットワーク化さ
れ、受信して得られた情報を、他の場所やデータを収集
している場所などに送信する場合が多く、専用線やミリ
波などの通信波専用の手段を用いてデータ通信を行って
いる。実施の形態7では、通信レーダ装置43は、レー
ダ波に通信波をのせ、他レーダ49では、その通信波を
受信することで、他場所間とのデータ通信が可能とな
る。
【0036】実施の形態7によれば、実施の形態3と同
様の効果が得られると共に、大電力のレーダの場合は強
力な通信が可能となる効果が得られる。
【0037】実施の形態8.図8は、この発明の実施の
形態8による通信レーダ装置を示す概念図であり、通信
波がのせられたレーダ波を受信した場合に、その送信波
に対する返信の通信情報を付加して双方向通信を行うよ
うにしたものである。図8において、24〜28、30
〜33、36、38、43は図5におけるものと同一の
ものである。51は通信用データ送信部(受信局側通信
用データ送信部)、52は変調器(受信局側変調器)、
53は送信機(受信局側送信機)で、51〜53は味方
機38に搭載されている。
【0038】次に、動作について説明する。実施の形態
3では、レーダ波に通信波をのせ、航空機とレーダ間で
のデータ通信を行う通信レーダ装置を提供したが、これ
は送信局から受信局への一方向のみの通信であり、受信
局から送信局へ通信を行うためには別の通信手段を用い
る必要がある。そこで、実施の形態8では、送信局とな
る通信レーダ装置43から放射された通信用データ付き
レーダ波が受信局となる味方機38に到着したのと、ほ
ぼ同時かパルス繰り返し周期を1回分もしくは数回分遅
らせて、味方機38は通信用データ送信部51からの通
信情報を変調器52によって変調し、送信機53を通し
て、そのレーダ波に通信情報を付加して通信レーダ装置
43に対して送信する。受信局からの反射波に通信情報
を付加したことにより、双方向に通信を行うことが可能
となる。
【0039】実施の形態8によれば、実施の形態3と同
様の効果が得られると共に、双方向での通信が可能とな
る効果が得られる。
【0040】実施の形態9.図9は、この発明の実施の
形態9による通信レーダ装置を示す概念図であり、地上
などのレーダ装置から航空機などの位置が変化するもの
に対して、その航空機の位置情報を添付したレーダ波を
送信することにより、航空機側で位置確認を可能とする
ものである。図9において、25〜28、30、31、
33、36、38、43は図8におけるものと同一のも
のである。35、37は図3におけるものと同一のもの
である。54は味方機38のジャイロ情報である。
【0041】次に、動作について説明する。従来、航空
機は、自身で位置確認を行うために、ジャイロなどの器
材を積んでおり、また、レーダはレーダ波により、その
航空機の位置情報を得ている。実施の形態1で、送受信
局間でデータ通信を行う通信レーダ装置を提供したが、
実施の形態9では、通信レーダ装置43から、味方機3
8の位置情報を含ませてレーダ波にのせて送信すること
により、味方機38では、レーダ波に含まれている自身
の位置情報を確認することが可能となる。味方機38
は、ジャイロ情報54と組み合わせて正確に自身の位置
を知ることができ、またジャイロ情報54がなくても自
身の位置を知ることができる。
【0042】実施の形態9によれば、実施の形態1と同
様の効果が得られると共に、航空機(味方機)に位置確
認用の器材などがなくても、航空機はレーダから航空機
自身の位置情報を得るという効果が得られる。
【0043】実施の形態10.図10は、この発明の実
施の形態10による通信レーダ装置を示す概念図であ
り、地上などのレーダ装置から、無人の航空機を制御す
ることを可能にしたものである。図10において、25
〜28、36、43は図5におけるものと同一のもので
ある。30、31、33、47は図6におけるものに相
当するが、無人航空機55に搭載されている。45は通
信レーダ装置43の目標位置及びコマンド送信部であ
る。
【0044】次に、動作について説明する。実施の形態
9で、航空機とレーダ間でのデータ通信を行いジャイロ
などがなくても、航空機が自身の位置情報を得られる通
信レーダ装置を提供したが、実施の形態10では、通信
レーダ装置43から位置情報のみならず、航空機の制御
コマンドを送付することで、無人航空機55を制御する
ようにした。ただし、通信レーダ装置43に目標位置及
びコマンド送信部45を有し、無人航空機55に目標位
置及びコマンド受信部47を有する必要がある。
【0045】実施の形態10によれば、実施の形態9と
同様の効果が得られると共に、無人航空機の制御が可能
になるという効果が得られる。
【0046】実施の形態11.図11は、この発明の実
施の形態11による通信レーダ装置を示す概念図であ
り、複数のレーダを用いて、同じ目標に対して送信を行
い、送信波の干渉を利用することで、反射電力の強い電
波を受信することを可能とする通信干渉縞利用レーダ装
置である。図11において、23、38は図3における
ものと同一のものである。56はネットワーク化された
複数のレーダ装置である。
【0047】次に、動作について説明する。実施の形態
1では、送受信局間でデータ通信を行う通信レーダ装置
を提供した。送信局が複数の場合、敵機などで反射した
電波は、受信機の位置により強い受信波と弱い受信波と
なる状況が存在する。実施の形態11では、このことを
利用し、ネットワーク化された複数のレーダ装置56
は、受信を行う味方機38の位置情報を常に確認して、
味方機38の位置で常に干渉が強くなるような反射波を
生じるタイミングにてレーダ波の送信を行うようにす
る。これにより受信側では、常に強い受信レベルでレー
ダ波を受信することが可能となる。
【0048】実施の形態11によれば、実施の形態1と
同様の効果が得られると共に、味方機は遠方で敵機の探
知を行え、また遠方に味方機がある場合でも、データ通
信が行えるという効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。通信デ
ータ信号を送信する通信用データ送信部と、この通信用
データ送信部によって送信された通信データ信号を変調
する変調器と、この変調器によって変調された通信デー
タ信号を通信データ付きレーダ波として送信する送信機
とを有する送信局と、この送信局の送信機によって送信
された通信データ付きレーダ波を受信する受信機と、こ
の受信機によって受信された通信データ付きレーダ波か
ら通信データ信号を復調する復調器と、この復調器によ
って復調された通信データ信号を受信する通信用データ
受信部とを有する受信局を備えたので、レーダ波によっ
て通信を行うことができる。
【0050】また、受信局は、受信機によって受信され
た通信データ付きレーダ波から目標物の位置を検出する
よう構成されているので、受信局で、目標物の位置を検
出することができる。また、送信局は、送信機によって
送信された通信データ付きレーダ波を受信する送信局側
受信機を有すると共に、送信局側受信機により受信され
た通信データ付きレーダ波から目標物の位置を検出する
よう構成されているので、送信局で、目標物の検出を行
うことができる。
【0051】さらに、送信局の送信する通信データ付き
レーダ波は、目標物の位置情報を含むので、受信局で、
目標物の位置情報を確認することができる。また、送信
局と受信局とは、異なる場所に配置されているので、異
なる場所間に配置された送信局と受信局との間で、レー
ダ波による通信を行うことができる。
【0052】また、受信局は、移動体に配置されている
ので、移動体との間でレーダ波による通信を行うことが
できる。さらにまた、移動体は、航空機であるので、航
空機との間で、レーダ波による通信を行うことができ
る。また、送信局の送信する通信データ付きレーダ波
は、航空機の位置情報を含むので、航空機は、自身の位
置情報を得ることができる。
【0053】また、航空機は、無人航空機であると共
に、送信局の送信する通信データ付きレーダ波は、無人
航空機の制御コマンドを含むので、レーダ波を無人航空
機の制御に用いることができる。加えて、送信局の送信
する通信データ付きレーダ波は、無人航空機の位置情報
を含むので、無人航空機は、自身の位置情報を得ること
ができる。
【0054】また、移動体は、ミサイルであると共に、
送信局の送信する通信データ付きレーダ波は、ミサイル
の制御コマンドを含むので、レーダ波をミサイルの制御
に用いることができる。
【0055】さらに、受信局は、通信データ信号を送信
する受信局側通信用データ送信部と、この受信局側通信
用データ送信部によって送信された通信データ信号を変
調する受信局側変調器と、この受信局側変調器によって
変調された通信データ信号を通信データ付きレーダ波と
して送信する受信局側送信機とを有するので、送信局及
び受信局は、レーダ波による双方向通信を行うことがで
きる。
【0056】また、送信局の送信する通信データ付きレ
ーダ波は、飛行物体を介して送信されるので、電波見通
し外とのレーダ波による通信を可能にする。
【0057】また、送信局は、複数設置されると共に、
複数の送信局は、通信データ付きレーダ波の干渉により
受信局での受信レベルが強くなるように配置されている
ので、遠方の受信局とレーダ波による通信を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図7】 この発明の実施の形態7による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図8】 この発明の実施の形態8による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図9】 この発明の実施の形態9による通信レーダ装
置を示す概念図である。
【図10】 この発明の実施の形態10による通信レー
ダ装置を示す概念図である。
【図11】 この発明の実施の形態11による通信レー
ダ装置を示す概念図である。
【図12】 従来のレーダの基本原理を示す概念図であ
る。
【図13】 従来のバイスタティックレーダを示す概念
図である。
【符号の説明】
21 送信局、22 受信局、23 敵機、24,51
通信用データ送信部、25,52 変調器、26,5
3 送信機、27,29 アンテナ、28,33 同期
装置、30,36 受信機、31 復調器、32 通信
用データ受信部、35 目標位置及び通信用データ送信
部、37 目標位置及び通信用データ受信部、38 味
方機、40,44 レーダ装置、41 飛行物体、43
通信レーダ装置、45 目標位置及びコマンド送信
部、46 ミサイル、47 目標位置及びコマンド受信
部、49 他レーダ、50 航空機、54 ジャイロ情
報、55 無人航空機、56 複数のレーダ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 秀彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 貴志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AA04 AB07 AC02 AC13 AD02 AE04 AF01 AK27 AK40 5K067 BB21 BB41 DD20 DD27 EE02 EE25 EE32 JJ52 5K072 BB02 BB13 BB27 CC31 DD13 FF19 FF20 GG02 GG12 GG13 GG33 GG36

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信データ信号を送信する通信用データ
    送信部と、この通信用データ送信部によって送信された
    通信データ信号を変調する変調器と、この変調器によっ
    て変調された通信データ信号を通信データ付きレーダ波
    として送信する送信機とを有する送信局、この送信局の
    送信機によって送信された通信データ付きレーダ波を受
    信する受信機と、この受信機によって受信された通信デ
    ータ付きレーダ波から通信データ信号を復調する復調器
    と、この復調器によって復調された通信データ信号を受
    信する通信用データ受信部とを有する受信局を備えたこ
    とを特徴とする通信レーダ装置。
  2. 【請求項2】 上記受信局は、上記受信機によって受信
    された通信データ付きレーダ波から目標物の位置を検出
    するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の通信レーダ装置。
  3. 【請求項3】 上記送信局は、上記送信機によって送信
    された通信データ付きレーダ波を受信する送信局側受信
    機を有すると共に、上記送信局側受信機により受信され
    た通信データ付きレーダ波から目標物の位置を検出する
    よう構成されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の通信レーダ装置。
  4. 【請求項4】 上記送信局の送信する通信データ付きレ
    ーダ波は、目標物の位置情報を含むことを特徴とする請
    求項3記載の通信レーダ装置。
  5. 【請求項5】 上記送信局と上記受信局とは、異なる場
    所に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項
    4のいずれか一項記載の通信レーダ装置。
  6. 【請求項6】 上記受信局は、移動体に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記
    載の通信レーダ装置。
  7. 【請求項7】 上記移動体は、航空機であることを特徴
    とする請求項6記載の通信レーダ装置。
  8. 【請求項8】 上記送信局の送信する通信データ付きレ
    ーダ波は、上記航空機の位置情報を含むことを特徴とす
    る請求項7記載の通信レーダ装置。
  9. 【請求項9】 上記航空機は、無人航空機であると共
    に、上記送信局の送信する通信データ付きレーダ波は、
    上記無人航空機の制御コマンドを含むことを特徴とする
    請求項7記載の通信レーダ装置。
  10. 【請求項10】 上記送信局の送信する通信データ付き
    レーダ波は、上記無人航空機の位置情報を含むことを特
    徴とする請求項9記載の通信レーダ装置。
  11. 【請求項11】 上記移動体は、ミサイルであると共
    に、上記送信局の送信する通信データ付きレーダ波は、
    上記ミサイルの制御コマンドを含むことを特徴とする請
    求項6記載の通信レーダ装置。
  12. 【請求項12】 上記受信局は、通信データ信号を送信
    する受信局側通信用データ送信部と、この受信局側通信
    用データ送信部によって送信された通信データ信号を変
    調する受信局側変調器と、この受信局側変調器によって
    変調された通信データ信号を通信データ付きレーダ波と
    して送信する受信局側送信機とを有することを特徴とす
    る請求項1〜請求項11のいずれか一項記載の通信レー
    ダ装置。
  13. 【請求項13】 上記送信局の送信する通信データ付き
    レーダ波は、飛行物体を介して送信されることを特徴と
    する請求項1〜請求項12のいずれか一項記載の通信レ
    ーダ装置。
  14. 【請求項14】 上記送信局は、複数設置されると共
    に、上記複数の送信局は、通信データ付きレーダ波の干
    渉により上記受信局での受信レベルが強くなるように配
    置されていることを特徴とする請求項1〜請求項13の
    いずれか一項記載の通信レーダ装置。
JP2001067105A 2001-03-09 2001-03-09 通信レーダ装置 Expired - Fee Related JP3608003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001067105A JP3608003B2 (ja) 2001-03-09 2001-03-09 通信レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001067105A JP3608003B2 (ja) 2001-03-09 2001-03-09 通信レーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002267743A true JP2002267743A (ja) 2002-09-18
JP3608003B2 JP3608003B2 (ja) 2005-01-05

Family

ID=18925503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001067105A Expired - Fee Related JP3608003B2 (ja) 2001-03-09 2001-03-09 通信レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3608003B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240511A (ja) * 2005-04-18 2007-09-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 測距・通信複合システム
JP2010008069A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Japan Radio Co Ltd レーダ情報伝送システム及びそのためのレーダ装置
JP2011232346A (ja) * 2005-04-18 2011-11-17 Furukawa Electric Co Ltd:The 測距・通信複合システム
WO2014097756A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 古野電気株式会社 レーダシステム
JP2017219483A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 株式会社東芝 レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法
CN108828528A (zh) * 2018-06-22 2018-11-16 安徽尼古拉电子科技有限公司 一种具有远程监控报警功能的移动式导航雷达
JP2019095391A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 株式会社東芝 レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法
CN111279210A (zh) * 2017-08-24 2020-06-12 瑞典爱立信有限公司 集成无线通信和雷达系统
JP2020523805A (ja) * 2017-05-31 2020-08-06 グーグル エルエルシー 無線通信チップセットを使用するレーダー感知のためのレーダー変調
JP2020165812A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 富士通コンポーネント株式会社 接近検出装置及び接近検出システム
JP2021004723A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 株式会社東芝 誘導システム、誘導装置及び方法
CN112363152A (zh) * 2020-11-04 2021-02-12 北京邮电大学 一种用于毫米波雷达通信系统的共享波形设计及信号处理方法
US11137488B1 (en) 2020-03-10 2021-10-05 Nokia Technologies Oy Radar excitation signals for wireless communications system
US11598844B2 (en) 2017-05-31 2023-03-07 Google Llc Full-duplex operation for radar sensing using a wireless communication chipset
US11740680B2 (en) 2019-06-17 2023-08-29 Google Llc Mobile device-based radar system for applying different power modes to a multi-mode interface

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011232346A (ja) * 2005-04-18 2011-11-17 Furukawa Electric Co Ltd:The 測距・通信複合システム
JP2007240511A (ja) * 2005-04-18 2007-09-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 測距・通信複合システム
JP2010008069A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Japan Radio Co Ltd レーダ情報伝送システム及びそのためのレーダ装置
WO2014097756A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 古野電気株式会社 レーダシステム
JP2017219483A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 株式会社東芝 レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法
US11598844B2 (en) 2017-05-31 2023-03-07 Google Llc Full-duplex operation for radar sensing using a wireless communication chipset
CN112731295A (zh) * 2017-05-31 2021-04-30 谷歌有限责任公司 用于使用无线通信芯片组的雷达感测的雷达调制
JP7100657B2 (ja) 2017-05-31 2022-07-13 グーグル エルエルシー 無線通信チップセットを使用するレーダー感知のためのレーダー変調
JP2020523805A (ja) * 2017-05-31 2020-08-06 グーグル エルエルシー 無線通信チップセットを使用するレーダー感知のためのレーダー変調
US11079470B2 (en) 2017-05-31 2021-08-03 Google Llc Radar modulation for radar sensing using a wireless communication chipset
CN111279210B (zh) * 2017-08-24 2023-09-29 瑞典爱立信有限公司 集成无线通信和雷达系统
CN111279210A (zh) * 2017-08-24 2020-06-12 瑞典爱立信有限公司 集成无线通信和雷达系统
JP2019095391A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 株式会社東芝 レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法
CN108828528A (zh) * 2018-06-22 2018-11-16 安徽尼古拉电子科技有限公司 一种具有远程监控报警功能的移动式导航雷达
JP7339010B2 (ja) 2019-03-29 2023-09-05 富士通コンポーネント株式会社 接近検出装置及び接近検出システム
JP2020165812A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 富士通コンポーネント株式会社 接近検出装置及び接近検出システム
US11740680B2 (en) 2019-06-17 2023-08-29 Google Llc Mobile device-based radar system for applying different power modes to a multi-mode interface
JP2021004723A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 株式会社東芝 誘導システム、誘導装置及び方法
JP7247033B2 (ja) 2019-06-27 2023-03-28 株式会社東芝 誘導システム、誘導装置及び方法
US11137488B1 (en) 2020-03-10 2021-10-05 Nokia Technologies Oy Radar excitation signals for wireless communications system
CN112363152A (zh) * 2020-11-04 2021-02-12 北京邮电大学 一种用于毫米波雷达通信系统的共享波形设计及信号处理方法
CN112363152B (zh) * 2020-11-04 2023-08-15 北京邮电大学 一种用于毫米波雷达通信系统的共享波形设计及信号处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3608003B2 (ja) 2005-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101083169B1 (ko) 레이더와 모의표적신호 발생장치간의 무선원격 동기화 장치 및 방법
JP2002267743A (ja) 通信レーダ装置
Gottinger et al. Coherent automotive radar networks: The next generation of radar-based imaging and mapping
US9664777B2 (en) Radar device
CN104865567B (zh) 弹载调频连续波脱靶量测量雷达系统
US20090243911A1 (en) Method and device for positioning aircraft, such as for automatic guiding during the landing phase
US5157408A (en) Low probability of interception relative position determination system
US4157544A (en) Hybrid terminal assist landing
KR20160047008A (ko) 타겟의 위치 정보 탐지 장치
US4823139A (en) Electronic countermeasure system
ES2427600T3 (es) Procedimiento de generación de falsos ecos hacia un detector que emite una señal y que después detecta unos ecos de la señal
CN104793199A (zh) 连续波一维相扫脱靶量矢量检测方法及其装置
CN110888134B (zh) 一种非协作和协作一体化机场场面监视系统
EP0314715A1 (en) Multi-mode microwave landing system
JPH0534447A (ja) マルチスタテイツクレーダ方式
US3648285A (en) Aircraft electronic landing responser system using scanning pencil beam ground antenna
US6492937B1 (en) High precision range measurement technique
CN104833965A (zh) 一种雷达信标机及其对分集雷达信号的处理方法
KR100794533B1 (ko) 표적의 추적을 위한, 자기유도 방법 및 장치
US3699571A (en) Instrument landing system using a retrodirective sletten antenna responser
KR101591063B1 (ko) 레이더 장치
CN201133935Y (zh) 一种无人直升机雷达系统
JP3040984B1 (ja) バイスタティックレ―ダシステム
CN204613398U (zh) 一种雷达信标机
US11768269B2 (en) Positioning based on signal propagation time difference

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040921

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071022

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121022

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees