JP2002263833A - ハンダ付け装置 - Google Patents

ハンダ付け装置

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JP2002263833A
JP2002263833A JP2001061551A JP2001061551A JP2002263833A JP 2002263833 A JP2002263833 A JP 2002263833A JP 2001061551 A JP2001061551 A JP 2001061551A JP 2001061551 A JP2001061551 A JP 2001061551A JP 2002263833 A JP2002263833 A JP 2002263833A
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JP
Japan
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molten solder
jet
solder
soldering
nozzle
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JP2001061551A
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English (en)
Inventor
Haruo Noda
治男 野田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融ハンダの温度低下や表面酸化を有効に防
止すると共に、ノズル治具の清掃効率の向上を図ったハ
ンダ付け装置を提供する。 【解決手段】 マルチポイントソルダ20は、溶融ハン
ダ槽9内にノズル治具6を備え、ノズル治具6は、溶融
ハンダ層14液面に位置する天板部6aより上方に突出
する溶融ハンダ8噴流用の噴流ノズル部5を備える。噴
流ノズル部5から噴流された溶融ハンダ8を、溶融ハン
ダ層14内に案内して戻す噴流ハンダ案内路16を天板
部6a上面側に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に複
数のリード付き部品等をハンダ付けするのに適したハン
ダ付け装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハンダ付け装置としてい
わゆるマルチポイントソルダがあり、例えば、図5およ
び6に示される如く、トランジスタ等のチップ部品1が
リフローハンダ付けにより両面に表面実装されたプリン
ト基板2に対して、コンデンサ等の複数のリード付き部
品3等を後付けする場合のように、スポット的に複数個
所のハンダ付けを行う際に使用される。
【0003】そして、ハンダ付け装置4は、ハンダ付け
されるリード付き部品3の実装位置に対応して、それぞ
れ噴流される溶融ハンダを案内する噴流ノズル部5が備
えられたノズル治具6を有しており、このノズル治具6
は溶融ハンダ8が貯留される溶融ハンダ槽9の所定位置
に装着されている。
【0004】また、溶融ハンダ槽9の上方位置には、ハ
ンダ付け対象部材としてのプリント基板2が載置状にセ
ットされるセット枠10が備えられ、溶融ハンダ槽9に
は、溶融ハンダ8をノズル治具6の各噴流ノズル部5か
ら噴流させる噴流機構としての駆動モータや駆動モータ
によって回転駆動される噴流ファン12等が適宜位置に
備えられている。
【0005】なお、図においては、リード付き部品3お
よび噴流ノズル部5は単一のみ示されており、その他の
リード付き部品3および噴流ノズル部5は省略されてい
る。
【0006】そして、ハンダ付けに際しては、セット枠
10にプリント基板2がセットされた状態で、所定位置
まで下降操作され、プリント基板2の各リード付き部品
3等のハンダ付け対象部3aが各案内ノズル5の直上位
置にそれぞれ接近したハンダ付け位置に到着する。
【0007】その後、噴流ファン12が回転駆動され
て、溶融ハンダ槽9内の溶融ハンダ8が撹拌されて各噴
流ノズル部5内に案内され、各噴流ノズル部5より噴流
され、この各噴流ノズル部5から噴流される溶融ハンダ
8が各ハンダ付け対象部3aに接触し、溶融ハンダ8に
より各ハンダ付け対象部3aがそれぞれハンダ付けされ
る構造とされていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方式のハンダ付け装置によれば、噴流ノズル部5の上
端部一側に形成された切欠部5aにより噴流後の溶融ハ
ンダ8の流れ方向が規制されるものの、ノズル治具6に
おける溶融ハンダ層14液面上に位置する天板部6a上
面においては、水平方向に自由に広がって天板部6a外
周部から溶融ハンダ層14内に流れ込む構造であった。
【0009】従って、この噴流後の溶融ハンダ8の天板
部6a上面における自由な広がりにより、溶融ハンダ8
が空気にさらされる面積も多くなり、溶融ハンダ8の温
度低下や表面酸化も大きくなり、さらにはノズル治具6
の清掃時においても清掃面積が広くなるという問題があ
った。
【0010】そこで、本発明の課題は、溶融ハンダの温
度低下や表面酸化を有効に防止すると共に、ノズル治具
の清掃効率の向上を図ったハンダ付け装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、溶融ハンダ槽に備えられたノズル治具
の溶融ハンダ層液面に位置する天板部より上方に突出す
る溶融ハンダ噴流用の噴流ノズル部が備えられ、該噴流
ノズル部から噴流される溶融ハンダによってハンダ付け
を行うハンダ付け装置において、前記噴流ノズル部から
噴流された溶融ハンダを、溶融ハンダ層内に案内して戻
す噴流ハンダ案内路が前記天板部上面側に備えられた点
にある。
【0012】また、前記噴流ハンダ案内路が前記噴流ノ
ズル部側から前記溶融ハンダ層側に向けて下降傾斜して
備えられた構造としてもよい。
【0013】さらに、前記噴流ノズル部が複数備えら
れ、各噴流ノズル部に対応してそれぞれ備えられた構造
としてもよい。
【0014】また、前記各噴流ハンダ案内路の合流され
た部分から溶融ハンダ層の加熱部近傍に戻す構造として
もよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図面に基づいて説明する。なお、前述と同様構成部分は
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0016】図1はハンダ付け装置の一例としてのマル
チポイントソルダ20における一部斜視図を示してお
り、前述同様、噴流ノズル部5の上端部一側には切欠部
5aが形成されている。そして、本実施形態において
は、溶融ハンダ8の噴流によりこの切欠部5aから流下
する下方領域に対応して、切欠部5aを通じて噴流され
てくる溶融ハンダ8を溶融ハンダ層14内に案内して戻
すための樋状の噴流ハンダ案内路16が形成されてい
る。
【0017】即ち、噴流ハンダ案内路16は、溶融ハン
ダ8の流下位置両側に立設された案内壁部16aを備
え、切欠部5aから流下する流下位置では幅広に構成さ
れ、天板部6aの周縁部に位置する下流側では幅狭に構
成されている。
【0018】なお、噴流ノズル部5、天板部6a、噴流
ハンダ案内路16等を備えたノズル治具6は、ハンダが
付着しがたいステンレス製が好ましく、厚さは約1mm
程度で構成すればよい。
【0019】本実施形態は以上のように構成されてお
り、ハンダ付け時に噴流により噴流ノズル部5から流下
した溶融ハンダ8は、噴流ハンダ案内路16の両側に立
設された案内壁部16aにより天板部6a上面での不用
意な広がりが有効に防止され、噴流ハンダ案内路16に
沿って下流側に案内され、天板部6a周縁部から溶融ハ
ンダ層14内に戻される。
【0020】従って、噴流により流下した溶融ハンダ8
の天板部6a上での広がりが、噴流ハンダ案内路16に
よって有効に防止できるため、溶融ハンダ8の温度低下
や表面酸化が有効に防止でき、このことから加熱するた
めの消費電力低減やハンダ不良、さらにはハンダ消費量
の低減が図れる。
【0021】また、溶融ハンダ8の流れが所定の範囲で
規制されるため、ノズル治具6の清掃に際しても清掃必
要個所の面積が少なくなり清掃効率の向上が図れる。
【0022】図2は第2の実施形態を示しており、前記
第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0023】即ち、本実施形態においては、前記噴流ハ
ンダ案内路16が両案内壁部16aと共に樋状を構成す
る底板部16bを備え、噴流ノズル部5側の上流側から
溶融ハンダ層14に流れ込む天板部6a周縁部の下流側
に向けて漸次下降傾斜して備えられた構造とされてい
る。
【0024】この場合、第1の実施形態と同様の効果を
奏するだけでなく、噴流ハンダ案内路16の傾斜によっ
てより効率よく、溶融ハンダ層14内に溶融ハンダ8を
戻すことができるという利点がある。
【0025】図3は第3の実施形態を示しており、前記
第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0026】即ち、本実施形態においては、複数の各噴
流ノズル部5に対応してそれぞれ備えられた各噴流ハン
ダ案内路16が、その流路途中の下流側で互いに合流さ
れた構造とされている。
【0027】この場合、第1の実施形態と同様の効果を
奏するだけでなく、各噴流ハンダ案内路16の合流によ
り、溶融ハンダ8の温度低下や表面酸化がより有効に防
止でき、従って、消費電力低減、ハンダ不良、ハンダ消
費量のより低減が図れる利点がある。
【0028】また、この場合において、各噴流ハンダ案
内路16の合流された部分から溶融ハンダ層14内に溶
融ハンダ8を戻す際、溶融ハンダ槽9における溶融ハン
ダ層14のヒータ等の加熱部近くに流れ込ます構造とす
れば、噴流により温度低下した溶融ハンダ8を効率よく
加熱することができ、加熱効率の向上が図れ、溶融ハン
ダ層14の温度の安定化に寄与することができる。
【0029】なお、上記各実施形態において、マルチポ
イントソルダ20を例示しているが、同様のノズル治具
6を利用したハンダ付け装置にも同様に適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明のハンダ付け装置
によれば、噴流ノズル部から噴流された溶融ハンダを、
溶融ハンダ層内に案内して戻す噴流ハンダ案内路がノズ
ル治具の天板部上面側に備えられたものであり、噴流に
より流下した溶融ハンダの天板部上での広がりが、噴流
ハンダ案内路によって有効に防止でき、溶融ハンダの温
度低下や表面酸化が有効に防止でき、加熱するための消
費電力低減やハンダ不良、さらにはハンダ消費量の低減
が図れると共に、溶融ハンダの流れが所定の範囲で規制
されるため、ノズル治具の清掃に際しても清掃必要個所
の面積が少なくなり清掃効率の向上が図れるという利点
がある。
【0031】また、噴流ハンダ案内路が噴流ノズル部側
から溶融ハンダ層側に向けて下降傾斜して備えられた構
造とすれば、噴流ハンダ案内路の傾斜によってより効率
よく、溶融ハンダ層内に溶融ハンダを戻すことができる
という利点がある。
【0032】さらに、噴流ノズル部が複数備えられ、各
噴流ノズル部に対応してそれぞれ備えられた各噴流ハン
ダ案内路が下流側で互いに合流された構造とすれば、溶
融ハンダの温度低下や表面酸化がより有効に防止でき、
消費電力低減、ハンダ不良、ハンダ消費量のより低減が
図れるという利点がある。
【0033】また、各噴流ハンダ案内路の合流された部
分から溶融ハンダ層の加熱部近傍に戻す構造とすれば、
加熱効率の向上が図れ、溶融ハンダ層の温度の安定化に
寄与することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる要部斜視図で
ある。
【図2】第2の実施形態を示す断面図である。
【図3】第3の実施形態におけるノズル治具の平面図で
ある。
【図4】従来例におけるハンダ付け装置における動作説
明図である。
【図5】従来例におけるハンダ付け装置における動作説
明図である。
【図6】従来例におけるハンダ付け装置の一部斜視説明
図である。
【符号の説明】 5 噴流ノズル部 5a 切欠部 6 ノズル治具 6a 天板部 8 溶融ハンダ 9 溶融ハンダ槽 12 噴流ファン 14 溶融ハンダ層 16 噴流ハンダ案内路 16a 案内壁部 16b 底板部 20 マルチポイントソルダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融ハンダ槽に備えられたノズル治具の
    溶融ハンダ層液面に位置する天板部より上方に突出する
    溶融ハンダ噴流用の噴流ノズル部が備えられ、該噴流ノ
    ズル部から噴流される溶融ハンダによってハンダ付けを
    行うハンダ付け装置において、 前記噴流ノズル部から噴流された溶融ハンダを、溶融ハ
    ンダ層内に案内して戻す噴流ハンダ案内路が前記天板部
    上面側に備えられたことを特徴とするハンダ付け装置。
  2. 【請求項2】 前記噴流ハンダ案内路が前記噴流ノズル
    部側から前記溶融ハンダ層側に向けて下降傾斜して備え
    られたことを特徴とする請求項1記載のハンダ付け装
    置。
  3. 【請求項3】 前記噴流ノズル部が複数備えられ、各噴
    流ノズル部に対応してそれぞれ備えられた各噴流ハンダ
    案内路が下流側で互いに合流されたことを特徴とする請
    求項1または2記載のハンダ付け装置。
  4. 【請求項4】 前記各噴流ハンダ案内路の合流された部
    分から溶融ハンダ層の加熱部近傍に戻すことを特徴とす
    る請求項3記載のハンダ付け装置。
JP2001061551A 2001-03-06 2001-03-06 ハンダ付け装置 Pending JP2002263833A (ja)

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