JP2002263189A - 自己被覆式シリンジ - Google Patents

自己被覆式シリンジ

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JP2002263189A JP2002025207A JP2002025207A JP2002263189A JP 2002263189 A JP2002263189 A JP 2002263189A JP 2002025207 A JP2002025207 A JP 2002025207A JP 2002025207 A JP2002025207 A JP 2002025207A JP 2002263189 A JP2002263189 A JP 2002263189A
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finger grip
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エイ.アスバギイ ホーマン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動外装装着式歯科用針は、シリンジ本体に
滑動自在に装着されたフィンガ・グリップと、流体薬剤
をシリンジ本体から放出するプランジャとを含む。 【解決手段】 フィンガ・グリップには、フィンガ・グ
リップが遠位方向に十分に前進すると、シリンジ本体の
遠位端付近に位置する作動片が形成される。針ホルダに
装着された針、針ホルダに滑動自在に装着された外装、
および外装を針の遠位端上にある所定の位置にロックす
るロック本体を有する針カートリッジを設ける。カート
リッジがシリンジ本体に取り付けられ、これに整列する
と、ロック本体を再構成して、針に対して動作するよう
外装を解放することができる。特に、作動片をロック本
体に係合させ、外装を解放して、針の遠位端を露出させ
るため、フィンガ・グリップを並進させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概ね医療に使用する
シリンジに関する。特に、自動外装装着式針を有するシ
リンジに関する。本発明は、特に、シリンジの針の頂部
に着脱式にロックできる安全外装を有するシリンジに有
用であるが、それに限定されない。
【0002】
【従来の技術】アメリカ歯科医協会(ADA)は、歯科
診療室における針による刺傷およびその後の感染症の大
部分は、傷害を防止するために慎重に扱い、使用後には
再度キャップをしなければならない鋭利な器具および針
の取扱が原因しているものとしている。患者が1つのシ
リンジから複数の注射を必要とする場合、針は針による
刺傷の可能性を排除するため、使用する毎に再度キャッ
プをするとよい。せいぜい、針はキャップを特殊なホル
ダに入れるか、鉗子または他の適切な器具を使用してキ
ャップを把持するか、単にキャップを器具のトレイに置
き、次に完全に密封されるまで針をキャップ内に手動で
誘導してキャップをすることができる。針による刺傷の
最大の危険は、キャップを使用済みの針に手作業で被せ
なければならない場合に生じる。針による刺傷の90%
近くは、オペレータが患者から針を引き抜く時か、注射
と注射との間に発生する。オペレータは通常、注射する
毎に針にキャップをする時間をとらず、注射した針をカ
バーせずに裸でトレイに放置し、これがまさに事故が発
生する時である。
【0003】傷害を防止するために特別に設計された受
動素子がないこと自体が、感染した血液および体液に対
するオペレータの暴露を防止する上で最大の障害の一つ
であることが分かっている。JADAの1997年9月
号で発表された臨床報告によると、63ヶ月の期間中に
血液および体液に対する非経口露呈が423回報告さ
れ、歯科学生および歯科アシスタントが最高の露呈率を
有し、シリンジ針による傷害が最も一般的なタイプの露
呈であり、注射をし、処置後に器具を洗浄し、穿孔する
ことが、最も頻繁に露呈を伴う行為であった。CDCの
1998年7月の報告書で発表された研究によると、ニ
ューヨーク市の医療従事者にとって針による全刺傷の1
7%が歯科作業者の間で発生し、後者の10%〜18%
がHB感染に至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上を鑑みて、安全で
効率的な方法で薬剤を注入する目的に適した器具を提供
することが、本発明の目的である。シリンジ本体と係合
するまでロックされ保護された形状を維持する使い捨て
の針カートリッジを有するシリンジを提供することが、
本発明の別の目的である。使用後に受動的に再度外装を
装着し、ロックするシリンジを提供することが、本発明
のさらに別の目的である。再使用可能なシリンジ本体お
よび標準的な薬剤カートリッジと組み合わせて使用する
ことができる自動外装装着の針カートリッジを提供する
ことが、本発明のさらに別の目的である。本発明のさら
に別の目的は、容易に使用でき、比較的単純に製造さ
れ、比較的費用効果が高い自動外装装着の歯科用針を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動外装装着
式歯科用針、および自動外装装着式歯科用針を使用する
方法を指向する。本発明では、歯科用針は、室を囲み、
シリンダ軸を画定する円筒形のシリンジ本体を含む。室
はその遠位端と近位端との両方で開放し、シリンジ本体
には外面が形成される。第1フィンガ・グリップが、近
位端の付近でシリンジ本体の外面に永久的に取り付けら
れる。さらに、室は、十分な量の流体薬剤を有する投薬
カートリッジを保持するようなサイズである。シリンジ
本体の近位端に挿入し、投薬カートリッジと係合して投
薬カートリッジ内の流体薬剤に力を加えるために、プラ
ンジャを設ける。
【0006】第1フィンガ・グリップに加えて、シリン
ジ本体の外面に第2フィンガ・グリップが滑動自在に装
着される。特に、第2フィンガ・グリップは、第2フィ
ンガ・グリップがシリンダ軸に平行な方向でシリンジ本
体に対して動作できるよう配向される。第2フィンガ・
グリップは、指と係合する湾曲した近位部分、遠位作動
片(タング)、および湾曲部分を作動片に接続するほぼ
直線の区間を含むことが好ましい。第2フィンガ・グリ
ップを遠位方向に十分に前進させると、作動片がシリン
ジ本体の遠位端付近に位置する。また、作動片の一部が
シリンダ軸から半径方向外側に延在する。シリンジ本体
に装着されたばねが、第2フィンガ・グリップに遠位方
向のバイアスを加える。
【0007】本発明の自動外装装着式歯科用針は、シリ
ンジ本体と係合可能な針カートリッジも含む。特に、針
カートリッジは、区間の間の流体連絡を提供する相互接
続の中央区間を有する2つの平行なオフセット針区間を
含む。第1針区間には、中央区間から遠位方向に延在す
る端部が形成され、第2針区間には、近位方向に延在す
る端部が形成される。
【0008】針の中央区間は、針ホルダに入れられ、針
を針ホルダにしっかり取り付ける。針ホルダは、針の第
2区間に配置され、第2軸を中心とする円筒形の区間を
含む。本発明では、針ホルダの円筒区間は、近位方向に
針の第2区間を越えて延在し、針の第2区間の端部を保
護する。また、円筒区間の直径は、シリンジ本体の遠位
端に適合するようなサイズであり、針カートリッジがシ
リンジ本体と係合すると、シリンジ本体と円筒区間の間
に密封を生成する。針カートリッジは、さらに、針の第
1区間上に配置され、針ホルダに滑動自在に装着された
外装を含む。外装は、ルーメンを有する長いシリンダと
ほぼ同様の形状であることが好ましい。特に、外装は第
1軸を中心とし、外装がホルダに対して第1軸の方向に
動作できるよう、ホルダに滑動自在に装着される。その
ため、外装はホルダに設けた穴の中に配置される。ガイ
ドを針に装着し、外装のルーメン内に配置して、外装の
第2軸へのセンタリングを維持することができる。針の
中央区間は外装のスリットを通る。スリットは、外装に
沿って軸方向に延在し、外装が針に対して動作できるよ
うにすることが好ましい。
【0009】針カートリッジは、さらに、針ホルダに装
着したばねエンクロージャを含む。ばねエンクロージャ
はほぼ円筒形で、針の第2区間の近位で針ホルダに装着
され、第1軸を中心とすることが好ましい。ばねエンク
ロージャの遠位端は開放し、近位端は閉じている。した
がって、外装とばねエンクロージャの近位端との間で圧
縮するよう、コイルばねをばねエンクロージャ内に配置
することができる。この構造の協働により、ばねエンク
ロージャ内のコイルばねは、外装に遠位方向のバイアス
を加える。ばねエンクロージャの内径は、外装がばねエ
ンクロージャ内で移動できるよう十分なサイズであるこ
とが好ましい。
【0010】本発明の重要な態様は、カートリッジの一
部を形成するロックである。本発明では、ロックに、外
装の近位端に取り付けるための遠位端、およびばねエン
クロージャ内のコイルばねの遠位端と係合する近位端を
有するロック本体を形成する。ロック本体は、ロック本
体がばねエンクロージャ内で移動できるよう、ばねエン
クロージャの内径に対してサイズを決定する。
【0011】ロック用タブがロック本体から半径方向に
延在して、ロック用タブとロック本体との間の蝶番式接
続部を生成する。したがって、ロック用タブは、タブが
応力を受けない状態で、第1軸から延在するロック形態
と、タブが第1軸に比較的近い位置へとタブにバイアス
がかかる解放形態との間で動作可能である。したがっ
て、適切な力を加えると、タブはロック形態から解放形
状に移動し、加えた力を解放すると、タブはロック形態
に復帰しようとする。
【0012】ロック用タブがロック形態である場合、針
に対するロック本体および外装の並進は阻止される。特
に、ロック用タブはばねエンクロージャの遠位縁に突き
当たり、これによって針に対する外装およびロック本体
の近位方向への運動を制限する。また、ロック本体は、
針ホルダに形成された穴より大きくなるようサイズを決
定することが好ましい。したがって、ロック用タブがば
ねエンクロージャに対して遠位側に位置する場合、ロッ
ク本体は針ホルダと突き当たり、針に対する外装および
ロック本体の遠位運動を防止する。
【0013】ロック用タブには、ロック形態から解放形
態へとロック用タブを戻すため、カム表面を形成する。
カム表面は、ロック用タブの遠位側に形成され、第1軸
に対して角度をつけて配向される。したがって、第1軸
に平行に向けられた力は、カム表面に加わり、ロック用
タブをロック形態から解放形態に戻すことができる。
【0014】自動外装装着式歯科用針を組み立てて、使
用するには、最初に流体薬剤およびプランジャをシリン
ジ本体の室に挿入する。次に、作動片がシリンジ本体の
遠位端付近に配置されるまで、第2フィンガ・グリップ
をシリンジ本体に対して遠位方向に前進させる。この時
点で、シリンジ本体は針カートリッジと係合する準備が
整う。そのため、針、針ホルダ、外装、ガイド、ばねエ
ンクロージャ、ばね、ロック本体およびロック用タブを
含む上述のような針カートリッジを、ロック用タブがロ
ック形態にある状態で準備する。したがって、外装は針
の第1区間の端部で遠位方向に延在するよう配置され、
偶発的な針による刺傷から保護する。
【0015】係合するようシリンジ本体および針カート
リッジを準備したら、シリンジ本体の遠位端を針ホルダ
の円筒部分に挿入して、ホルダとシリンジ本体の間に密
封を生成することができる。したがって、針の第2区間
の端部は、シリンジ本体の室と流体連絡した状態で配置
される。投薬カートリッジを使用する場合、針の第2区
間および投薬カートリッジは、シリンジ本体を針ホルダ
に挿入した場合に、針の第2区間の端部が投薬カートリ
ッジに進入するのを保証するよう、適切なサイズに決定
することができる。
【0016】外装のロックを解除するには、カートリッ
ジを最初にシリンジ本体に対してシリンダ軸の周囲で回
転し、第2フィンガ・グリップの作動片をロック用タブ
と整列する。特に、カートリッジは、作動片をロック用
タブのカム表面に隣接させるよう回転する。この回転の
結果、作動片がロック用タブの遠位側に配置される。次
に、第2フィンガ・グリップを、シリンジ本体に対して
近位方向に滑動することができる。第2フィンガ・グリ
ップの初期動作の後、作動片がロック用タブのカム表面
と接触し、ロック用タブに解放形態へのバイアスを加え
る。解放形態では、ロック用タブはもはやばねエンクロ
ージャによって阻止されず、したがって外装およびロッ
ク本体は針に対して近位方向に並進することができる。
【0017】第2フィンガ・グリップが近位方向に動作
し続けると、作動片がロック用タブと係合し、ロック本
体および外装を近位方向に引っ張る。ばねエンクロージ
ャに軸方向のスリットを形成して、第2フィンガ・グリ
ップがロック本体および外装の一部をばねエンクロージ
ャに引き込む間、作動片がロック用タブとの接触状態を
維持できるようにする。この第2フィンガ・グリップ、
外装およびロック本体の近位方向への動作は、シリンジ
本体上のばねおよびばねエンクロージャ内のばねから抵
抗を受ける。結局、第2フィンガ・グリップの近位方向
への動作は、シリンジ本体によって停止し、そのため第
2フィンガ・グリップがシリンジ本体の第1フィンガ・
グリップとは正反対に配置される。第2フィンガ・グリ
ップがこの位置へと動作すると、外装が針の第1区間上
へと後退し、針の第1区間の端部が露出する。ばねエン
クロージャ内のばねのみが、外装のさらなる後退を防止
する。
【0018】針の第1区間の端部が露出すると、使用者
は、針の端部を注射のために患者に挿入することができ
る。針の進入深さは、針の露出部分に制限されない。と
いうのは、使用者がシリンジに力を加えて針を患者に押
し込むにつれ、外装が後退できるからである。この時点
で、ばねエンクロージャ内のばねのみが外装の後退に抵
抗する。患者に流体薬剤を注射するには、プランジャを
シリンジ本体の室内に押下し、薬剤を室から針を通して
患者へと放出する。そのため、フィンガ・グリップを使
用して、プランジャを室内に押下するために必要な力を
相殺することができる。
【0019】針を患者から抜く場合は、ばねエンクロー
ジャ内のばねが拡張し、針の一部のみが露出する位置ま
で外装を戻す。この時点で、使用者は患者に別の注射を
するか、第2フィンガ・グリップを解放し、外装で針の
第1区間を完全に覆うことができる。特に、第2フィン
ガ・グリップを解放すると、シリンジ本体上に装着され
たばねがさらに拡張し、ロック本体が針ホルダに突き当
たるまで、第2フィンガ・グリップ、ロック本体を遠位
方向に並進させる。このようにロック本体が遠位方向に
動作すると、ロック用タブがばねエンクロージャの縁に
対して遠位側の位置まで移動し、ロック用タブを再構成
して解放形態からロック形態に戻し、外装を針の第1区
間の端部に再配置する。この時点で、外装と針との相対
的動作がロック用タブによって阻止される(つまり外装
は、針の第1区間の端部上にある所定の位置でロックさ
れる)。外装を針の第1区間の端部で安全にロックした
ら、後に使用するためにシリンジを安全に保管するか、
針カートリッジをシリンジ本体から外して廃棄すること
ができる。針カートリッジを外したら、シリンジ本体は
再使用のためにオートクレーブで処理することができ
る。
【0020】本発明の新規の特徴、さらに本発明自体
は、その構造の操作との両方について、添付図面をそれ
に伴う説明と組み合わせて考察することにより最もよく
理解され、ここで同様の参照文字は同様の部品を指す。
【0021】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明による
自動外装装着式歯科用針が図示され、概ね10で指定さ
れる。図1で示すように、システムはシリンジ本体12
および針カートリッジ14を含む。図示のように、シリ
ンジ本体12は円筒形で、室16を囲み、シリンダ軸1
8を画定することが好ましい。本発明では、フィンガ・
グリップ20は、シリンジ本体12の外面の近位端付近
に恒久的に取り付けられる。シリンジ本体12の近位端
に挿入し、流体を室16から排出するため、プランジャ
22を設ける。
【0022】図1および図2を相互参照すると、第2フ
ィンガ・グリップ24が、シリンジ本体12の外面に滑
動自在に装着され、フィンガ・グリップ24がシリンダ
軸18に平行の方向にシリンジ本体12に相対に動作で
きるよう配向されていることが分かる。図3で示すよう
に、フィンガ・グリップ24は、使用者の指と係合する
ため湾曲した近位部分26、遠位作動片28、および湾
曲部分26を作動片28に接続するほぼ直線の区間30
を含む。本発明によると、フィンガ・グリップ24は、
作動片28がシリンジ本体12の遠位端付近に位置する
まで、遠位方向に前進することができる。また、図示の
ように、作動片28の一部がシリンダ軸18から半径方
向に延在する。ばね29をシリンジ本体12に装着し
て、フィンガ・グリップ24に遠位方向のバイアスをか
ける。シリンジ本体12,ばね29、フィンガ・グリッ
プ20、24およびプランジャ22は、オートクレーブ
での処理および再使用に適した剛性の金属材料から作成
することが好ましい。
【0023】次に図3および図4を相互参照すると、シ
リンジ本体12と係合するため、針カートリッジ14を
設ける。図示のように、針カートリッジ14は、遠位方
向に延在する第1区間34、および近位方向に延在する
第2区間36を有する針32を含む。中央区間38が第
1区間34を第2区間36と接続する。さらに図示され
ているように、針32の第1区間34は、ほぼ第1軸4
0に沿って延在し、針32の第2区間36は、ほぼ第2
軸42に沿って延在する。図示のように、第1軸40は
第2軸42と平行で、そこから距離があることが好まし
い。
【0024】本発明によると、針32の中央区間は針ホ
ルダ44に入って、針32を針ホルダ44にしっかり取
り付ける。針ホルダ44はプラスチックで構成し、針3
2の第2区間上に配置されて第2軸42に中心がある円
筒形区間46を含むことが好ましい。図3および図4で
さらに示すように、針ホルダ44の円筒区間46は、近
位方向に針32の第2区間36の端部より先まで延在
し、針32の第2区間36の端部を保護する。また、円
筒区間46は、シリンジ本体12の遠位端に適合し、シ
リンジ本体12と針ホルダ44の間に密封を生成するよ
うなサイズにする。
【0025】本発明にとって重要なのは、針カートリッ
ジ14が、針32の第1区間34の端部に配置されて針
ホルダ44上に滑動自在に装着された外装48を含むこ
とである。図示のように、外装48は、ほぼルーメン5
0を有する細長い円筒として形成される。特に、外装4
8は第1軸40を中心とし、針ホルダ44に滑動自在に
装着され、外装48が針ホルダ44に対して第1軸40
の方向に動作できるようにする。そのため、外装48
は、針ホルダ44に設けた穴52(図1にも図示)の中
に配置される。オプションのガイド54を針32に装着
し、外装48のルーメン50内に配置して、外装48の
第2軸42に対するセンタリングを維持することができ
る。スリット56が外装48に沿って軸方向に延在し、
外装48が針32に対して動作できるようにする。
【0026】まだ図3および図4を参照すると、針カー
トリッジ14は、さらに、針ホルダ44に取り付けたば
ねエンクロージャ58を含む。ばねエンクロージャ58
は円筒形で、針32の第2区間36の近位側で針ホルダ
44に装着され、第1軸40を中心とすることが好まし
い。図示のように、ばねエンクロージャ58の遠位端が
開き、近位端が閉じる。したがって、コイルばね60
を、外装48とばねエンクロージャ58の近位端の間で
圧縮するよう、ばねエンクロージャ58内に配置するこ
とができる。このように構造が協働した状態で、ばね6
0が外装48に遠位方向のバイアスをかける。図示のよ
うに、ばねエンクロージャ58は、外装48がばねエン
クロージャ58内で移動できるようなサイズにする。コ
イルばね60およびばねエンクロージャ58は、外装4
8に遠位方向のバイアスを加えるため、当技術分野で知
られている他の機構と交換できることを理解されたい。
【0027】まだ図3および図4を参照すると、針カー
トリッジ14の一部を形成するロック62を設ける。ロ
ック62には、外装48の近位端に取り付けるための遠
位端、およびばね60の遠位端と係合する近位端を有す
るロック本体64を形成する。さらに図示するように、
本発明の好ましい実施形態では、ロック本体64は、ば
ねエンクロージャ58内でロック本体64が移動できる
よう、ばねエンクロージャ58の内径に対してサイズを
決定する。また、ロック用タブ66がロック本体64か
ら半径方向に延在し、ロック用タブ66とロック本体6
4の間に蝶番接続部を生成する。したがって、ロック用
タブ66は、タブ66が応力を受けない状態で、第1軸
40から延在するロック形態(図2に図示)と、ロック
用タブ66がバイアスを受けて、タブがロック形状にあ
る場合より第1軸40に比較的近い位置になる解放形態
(図5Aに図示)との間で動作可能である。したがっ
て、適切な力を加えると、ロック用タブ66はロック形
状から解放形態に移動し、力を解放すると、ロック用タ
ブ66はロック形態に復帰しようとする。
【0028】次に図3を参照すると、ロック形態に位置
するロック用タブ66が図示されている。この形態で
は、針32に相対的なロック本体64および外装48の
移動が阻止される。特に、ロック用タブ66がばねエン
クロージャ58の遠位縁に突き当たり、それによって針
32に対する外装48およびロック本体64の近位側へ
の動作を制限する。また、本発明の好ましい実施形態で
は、ロック本体64は、針ホルダ44に形成された穴5
2より大きくなるようなサイズである。このような構造
の組合せで、ロック用タブ66がロック形態に位置する
場合は、ロック本体64が針ホルダ44に突き当たる。
したがって、ロック用タブ66がロック形態に位置する
場合は、針32に対する外装48およびロック本体64
の遠位側への動作が防止される。
【0029】図4で最もよく示されるように、ロック用
タブ66には、ロック用タブ66をロック形態から解放
形態へ戻すためのカム表面68を形成する。図示のよう
に、カム表面68はロック用タブ66の遠位側に形成さ
れ、第2軸42に対して角度をつけて配向される。した
がって、第2軸42に平行に向けられた力は、カム表面
68に加えられ、ロック用タブ66をロック形態から解
放形態に戻すことができる。
【0030】図3に戻ると、自動外装装着式歯科用針1
0を組み立てるよう構成要素が配置された状態で、シリ
ンジ構成要素の組立分解図が図示されている。図3に関
して、流体薬剤(図示のように、任意選択の薬剤カート
リッジ70に収容してもよい)およびプランジャ22を
シリンジ本体12の室16に挿入できることを理解され
たい。次に、作動片28がシリンジ本体12の遠位端付
近に延在するまで、フィンガ・グリップ24をシリンジ
本体12に対して遠位方向に前進させる。この時点で、
シリンジ本体12は針カートリッジ14と係合する準備
が整っている。そのため、針カートリッジ14は、上述
し、図3および図4で示したように針32、針ホルダ4
4、外装48、ガイド54、ばねエンクロージャ58、
ばね60、ロック本体64およびロック用タブ66を有
し、ロック用タブ66がロック形態にある状態で準備さ
れている。この形態で、外装48は針32の第1区間3
4の端部上で遠位方向に延在し、偶発的な針による刺傷
から防護する。
【0031】次に図1、図2、図3および図4を相互参
照すると、シリンジ本体12および針カートリッジ14
を係合するよう準備すると、シリンジ本体12の遠位端
を針ホルダ44の円筒区間46に挿入し、針ホルダ44
とシリンジ本体12の間に密封を生成できることを理解
されたい。したがって、針32の第2区間36の端部が
シリンジ本体12の室16と流体連絡する。図示のよう
に、薬剤カートリッジ70および針32の第2区間36
は、シリンジ本体12を針ホルダ44に挿入すると、針
32の第2区間36が薬剤カートリッジ70を確実に穿
孔するよう、適切なサイズにすることができる。
【0032】注射のために外装48のロックを解除する
には、カートリッジ14を最初に、シリンジ本体12の
シリンダ軸18に対して回転し、フィンガ・グリップ2
4の作動片28とロック用タブ66を整列させる。カー
トリッジ14がシリンダ軸18を中心に回転すると、針
カートリッジ14の開口72(図1に図示)によって、
作動片28が針カートリッジ14に入り、ロック用タブ
66のカム表面68に隣接し、その遠位側の位置をとる
ことができる(この形状を図2に示す)。
【0033】次に図2および図5Aを相互参照すると、
フィンガ・グリップ24がシリンジ本体12に対して近
位方向に滑動して、外装48のロックを解除できること
が理解される。特に、図5Aは、フィンガ・グリップ4
2の初期動作により、作動片28がロック用タブ66の
カム表面68と接触し、ロック用タブ66にバイアスを
かけて解放形状にした後の自動外装装着式歯科用針10
を示す。図示のように、解放形状では、ロック用タブ6
6はもはやばねエンクロージャ58によって阻止され
ず、したがって外装48およびロック本体64は針32
に対して並進することができる。
【0034】次に図5Aおよび図5Bを相互参照する
と、ロック用タブ66が解放位置(つまり図5A)にな
ると、フィンガ・グリップ24の近位方向へのさらなる
動作により、作動片28がロック用タブ66と係合し
て、ロック本体64および外装48を(図5Bで示すよ
うに)近位方向に引っ張ることが理解される。ばねエン
クロージャ58に軸方向のスリット74(図1に図示)
を設けて、作動片28がフィンガ・グリップ24の並進
中にロック用タブ66との接触を維持できるようにす
る。このような外装48およびロック本体64の近位方
向への動作は、ばね29、60の抵抗を受ける。結局、
フィンガ・グリップ24の近位方向への動作は、シリン
ジ本体12によって停止し、フィンガ・グリップ24
が、図5Bで示すように、シリンジ本体12に対してフ
ィンガ・グリップ20の正反対に位置することになる。
フィンガ・グリップ24をこの位置(つまり図5B)に
移動させると、外装48が針32上を後退して、針32
の第1区間34の一部を露出させる。図示のように、ば
ね60のみが外装48のさらなる後退を防止する。
【0035】次に図5Bおよび図5Cを相互参照する
と、針32の第1区間34の端部が露出すると、外装4
8が針32に対して近位方向に自由に並進し、ばね60
のみが外装48のさらなる後退に抵抗することが理解さ
れる。したがって、使用者(図示せず)は、針32の第
1区間34を患者(図示せず)に挿入して注射すること
ができる。針32の進入深さは、外装48によって制限
されないことが理解される。というのは、外装48は使
用者が針32を患者に押し込むにつれ、後退することが
できるからである。本発明では、低力コイルばねをばね
60として使用し、外装48によって患者の歯肉または
皮膚に軽い圧力しかかからないよう保証することができ
る。
【0036】次に図5Cおよび図5Dを相互参照する
と、自動外装装着式歯科用針10を使用し、プランジャ
22を押下してシリンジ本体12の室16に入れ、室1
6から針32を通して薬剤を患者に放出することによっ
て、患者に流体薬剤を注入できることが理解される。そ
のため、フィンガ・グリップ20、24を使用して、プ
ランジャ22の押下に必要な力を相殺することができ
る。
【0037】針32を患者から抜く場合は、ばね60
が、針32の一部のみが露出する位置(つまり図5B)
まで外装48を戻すために必要な力を提供する。この時
点で、使用者は患者に別の注射をするか、フィンガ・グ
リップ24を解放し、外装48で針32の第1区間34
を完全に覆うことができる(つまり図2)。特に、フィ
ンガ・グリップ24を解放すると、ばね29、60が拡
張し、ロック本体64が針ホルダ44に突き当たる(つ
まり図2に示す形態)まで、フィンガ・グリップ24、
ロック本体64および外装48を遠位方向に並進させ
る。このようにロック本体64が針32に対して遠位方
向に並進すると、ロック用タブ66がばねエンクロージ
ャ58の縁に対して遠位側の位置まで移動し、解放形態
からロック形態に戻す。この構成で、図2に示すよう
に、針32の第1区間34が外装48によって完全に覆
われ、外装48と針32との相対的動作がロック用タブ
66によって阻止される(つまり外装48は、針32の
第1区間34上にある所定の位置でロックされる)。外
装48を針32の第1区間34で安全にロックしたら、
針カートリッジ14をシリンジ本体12から外して、空
の薬剤カートリッジ70とともに廃棄することができ
る。シリンジ本体12は、ばね29、フィンガ・グリッ
プ20、24およびプランジャ22を含め、再使用のた
めにオートクレーブで処理することができる。
【0038】本明細書で図示し、詳細に開示した特定の
自動外装装着式歯科用針は、十分に目的を達成し、前述
した利点を提供することができるが、これは本発明の現
在好ましい実施形態を例示したにすぎず、添付の請求の
範囲に記載されたもの以外、本明細書で示した構造また
は設計の詳細に制限はないことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動外装装着式歯科用針の斜視図
であり、針の一部を露出するために外装を部分的に後退
させた状態で示す。
【図2】図1の線2−2に沿って見た自動外装装着式歯
科用針の断面図であり、外装が針上の所定の位置でロッ
クされた状態で示す。
【図3】図2で見た通りの自動外装装着式歯科用針の組
立分解断面図である。
【図4】図3の線4で囲んだ自動外装装着式歯科用針の
部分の拡大図である。
【図5A】図2の通りの自動外装装着式歯科用針の断面
図であり、第2フィンガ・グリップを近位方向に動作さ
せ、ロック用タブがばねエンクロージャを通過する形状
までロック用タブにバイアスをかけた後の自動外装装着
式歯科用針を示す。
【図5B】図2の通りの自動外装装着式歯科用針の断面
図であり、第2フィンガ・グリップを近位方向に完全に
並進させ、針の第1区間の一部を露出させた後の自動外
装装着式歯科用針を示す。
【図5C】図2の通りの自動外装装着式歯科用針の断面
図であり、外装が完全に後退した状態の自動外装装着式
歯科用針を示す。
【図5D】図2の通りの自動外装装着式歯科用針の断面
図であり、外装が完全に後退し、プランジャが押下され
た状態の自動外装装着式歯科用針を示す。
【符号の説明】
12 シリンジ本体 14 針カートリッジ 16 室 18 シリンダ軸 20 フィンガ・グリップ 22 プランジャ 24 フィンガ・グリップ 26 近位部分 28 作動片 29 ばね 30 直線区間 32 針 34 第1区間 36 第2区間 38 中央区間 40 第1軸 42 第2軸 44 針ホルダ 46 円筒形区間 48 外装 50 ルーメン 52 穴 54 ガイド 56 スリット 58 ばねエンクロージャ 60 コイルばね 62 ロック 64 ロック本体 66 ロック用タブ 68 カム表面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体薬剤を保持する室を有するシリンジ
    本体と、 第1端および第2端を有する針と、 前記針を前記シリンジ本体に着脱式に取り付けて、前記
    針の前記第2端を前記室と流体連絡させる手段が形成さ
    れた針ホルダと、 前記針に配置された外装とを備え、前記外装は、前記外
    装が前記針の前記第1端を覆う第1形態と、前記外装が
    前記針上で後退して前記針の前記第1端を露出させる第
    2形態との間で前記針ホルダに対して動作するよう、そ
    れに滑動自在に取り付けられ、さらに、 前記外装を前記第1形態にロックして、前記外装と前記
    針ホルダとの相対的動作を阻止する手段と、 前記外装のロックを解除して、前記外装が前記第2形態
    に動作できるようにする手段と、 薬剤を前記室から前記針を通して放出するため、前記シ
    リンジ本体の前記室と係合可能なプランジャとを備える
    シリンジ。
  2. 【請求項2】 薬剤を保持する室を有するシリンジ本体
    と、 流体を放出する第1端、および前記室から流体を受ける
    第2端を有する針と、 前記針に相対して動作するためそれに滑動自在に装着し
    た外装とを備え、前記外装は、前記外装と前記針との相
    対的動作を阻止する第1形態と、前記外装と前記針との
    相対的動作を可能にする第2形態との間で動作するた
    め、前記外装から延在する蝶番付きタブを有し、さら
    に、 前記シリンジ本体に滑動自在に装着されたフィンガ・グ
    リップを備え、前記フィンガ・グリップには、前記タブ
    にバイアスをかけて前記第2形態にし、前記外装と前記
    針との相対的動作を可能にするタブが形成され、さら
    に、 前記薬剤の一部を前記室から前記針を通して放出するた
    め、前記シリンジ本体の前記室と係合可能なプランジャ
    を備えるシリンジ。
  3. 【請求項3】 シリンジを使用する方法で、 流体薬剤を保持する室を有するシリンジ本体を設けるス
    テップと、 遠位端が形成されたフィンガ・グリップを前記シリンジ
    本体に滑動自在に装着するステップとを含み、前記フィ
    ンガ・グリップには、前記フィンガ・グリップの前記遠
    位端で前記シリンジ本体から延在する作動片が形成さ
    れ、さらに、 第1端および第2端が形成された針、前記針を保持する
    針ホルダ、前記針ホルダに滑動自在に装着され、自身か
    ら延在するロック用タブによって前記針の前記第1端上
    の位置にロックされた外装を有する針カートリッジを設
    けるステップを含み、前記ロック用タブは前記外装に取
    り付けられて、その間に蝶番式接続を生成し、さらに、 前記針の前記第2端を前記室と流体連絡させるため、前
    記針カートリッジを前記シリンジ本体に取り付けるステ
    ップと、 前記作動片を前記ロック用タブに隣接して、その遠位側
    である位置に整列させるため、前記シリンジ本体に対し
    て前記針カートリッジを回転させるステップと、 前記ロック用タブを前記作動片と接触させて、前記ロッ
    ク用タブを前記蝶番接続部の周囲で旋回させ、前記外装
    のロックを解除して前記針に対する前記外装の動作を可
    能にするため、前記シリンジ本体に対して前記フィンガ
    ・グリップを滑動させるステップとを含む方法。
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