JP2002262252A - 映像情報入出力装置および映像情報の記録媒体 - Google Patents

映像情報入出力装置および映像情報の記録媒体

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JP2002262252A
JP2002262252A JP2001053460A JP2001053460A JP2002262252A JP 2002262252 A JP2002262252 A JP 2002262252A JP 2001053460 A JP2001053460 A JP 2001053460A JP 2001053460 A JP2001053460 A JP 2001053460A JP 2002262252 A JP2002262252 A JP 2002262252A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細(HD)映像情報を入力し外部装置へ
出力する際に、情報提供者の著作権を保護し、かつユー
ザが満足できる範囲の画質を確保すること。 【解決手段】 高精細(HD)映像情報を、標準(S
D)走査線数のインタレースないしプログレッシブ走査
の映像情報に解像度を変換して出力する。また出力時の
解像度を制限する制御情報を記録媒体に記録しておく。
ユーザへの課金に応じて解像度を選択する。これより、
著作権者とユーザの利益を両立できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報を入力し
外部装置へ出力する際、入力した映像情報に対し著作権
を保護するため、解像度等を制御して出力する入出力装
置に関する。さらに本発明は、このような制御を行なう
のに好適な映像情報の記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送や情報ソフトサービス
の分野においては、ディジタル放送やHD(High Defin
ition:高精細)放送が開始された。これにより、放送
の多チャネル化が可能となっただけでなく、映像音声情
報の品質が大幅に向上した。これに対応した高品質な情
報ソフトも、今後現れるであろう。
【0003】近年のディジタル技術による品質向上は様
々な装置で効果をあげているが、これに伴う新たな問題
も発生している。特に、情報を記録再生する機器でディ
ジタル記録方式を用いることにより、良質なダビングソ
フトが著作権者の預かり知らぬところで出回ってしま
い、利益が権利者へ還元できなくなる問題がある。これ
は、民生用のディジタル・オーディオ・レコーダが現れ
た時に問題となって以来、各方面で対応策が検討されて
きた。たとえば、特開平11−146378号公報で
は、情報を記録するに際して、故意に品質を劣化させて
記録することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】映像情報記録機器の場
合、ディジタル出力信号は、これを暗号化して特定のユ
ーザにしか視聴させない方法、または制御データを多重
して不正な記録を禁止する方法が開発されており、秘匿
度が高い。最も問題となるのはアナログ出力信号であ
る。アナログ出力は、類似の方法を適用するとしても手
段が限られており、かつ破られ易い。このため、ある程
度高品質な情報を特にアナログ出力する際は、出力する
以前に品質を劣化させることが、著作権者の権利保護上
は有効である。
【0005】しかし、当然ながらユーザの観点から言え
ば、劣化させるのはある限度にとどめるべきであり、折
角HD放送で得た映像を、解像度でたとえば半分以下な
どとしては、視聴する際に不満足である。これらの条件
を踏まえ、これに相応しい方法を具体的に提案したもの
は、これまでなかった。
【0006】本発明の目的は、特に高品質な映像情報を
記録再生しまた出力するに際し、著作権者の権利保護と
ユーザの利益の双方に適った品質制限を行なう映像情報
入出力装置、またこれに好適な記録媒体を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の映像情報入出力装置は、外部から伝送された
映像情報を受信し、または記録媒体から再生された映像
情報を入力して、所定の信号処理を施して外部装置へ出
力するものであって、入力する映像情報の解像度を、こ
れとは異なる解像度の映像情報に変換する解像度変換回
路と、解像度変換回路の変換条件を制御する制御回路
と、を備え、当該装置から映像情報を出力することに課
金される場合に、上記制御回路は上記解像度変換回路を
制御し、課金条件に応じて出力する映像情報の解像度を
変更するようにした。
【0008】前記入力する映像情報が、走査線数が約1
000本でインタレース走査の高精細方式の情報である
場合、前記制御回路は、課金条件により前記解像度変換
回路の動作を三段階に制御し、課金額が最も高価な場合
には、解像度変換を行わず、走査線数が約1000本で
インタレース走査の高精細方式の映像情報で出力し、課
金額が次に高価な場合には、走査線数が約500本でプ
ログレッシブ走査の映像情報に変換して出力し、課金額
が最も安価な場合には、走査線数が約500本でインタ
レース走査の映像情報に変換して出力する。
【0009】または前記制御回路は、課金条件により前
記解像度変換回路の動作を二段階に制御し、課金額が高
価な場合には、解像度変換を行わず、走査線数が約10
00本でインタレース走査の高精細方式の映像情報で出
力し、課金額が安価な場合には、走査線数が約500本
でインタレース走査またはプログレッシブ走査の映像情
報に変換して出力する。
【0010】また本発明の映像情報を記録した記録媒体
は、当該記録媒体から再生された映像情報を特定の装置
に出力する際に再生された映像情報の解像度を所定のレ
ベルに制限するように指示する解像度制限情報を、上記
映像情報に付随して記録するようにした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態においては、
たとえば放送局などの情報提供部から伝送する情報、あ
るいは記録媒体などに記録された情報ソフト内に、上記
したような特にアナログ出力に対する解像度などの制限
を施すか否かを指示する制御情報を多重する。たとえ
ば、施す場合を0、しない場合を1とするなどして、基
本的には1ビットで多重できる。この解像度などの制限
により、HDの情報は、NTSC、PALなど旧来から
のテレビジョン方式に相当するSD(Standard Definit
ion:標準精細)並みかそれに近い情報に変えられる。
また、一度解像度制限を行って出力したものを、ディス
プレイへ表示する際は、走査線を補間するなどして、H
D情報並みの走査線数に変えて表示することも考慮す
る。さらに、HD情報を特にアナログ出力の形で装置か
ら出力する時の解像度制限の目安の条件として、1フレ
ーム当たりの画素数を現在のSD情報並みの50万画素
程度とする。これは従来から標準的に用いられた基準で
表せば、垂直(走査線数)480×水平853画素、あ
るいは、垂直540×水平960画素などに相当する。
また、表示する際ユーザに課金をし、これに応じた場合
はこの解像度制限を解除する。あるいは支払い金額に応
じて、段階的に解除するようにする。解像度制限は、主
にアナログ出力に対して行う場合を述べるが、必要に応
じて、ディジタル出力に対して行っても良い。
【0012】図1は、本発明の映像情報送受信システム
全体の一実施形態を示すブロック図であって、放送で情
報を送受信し、また記録再生する場合を示す。このシス
テムでは、本発明による解像度などを制限する方式を採
用している。1は放送局などの情報提供局(送信装
置)、2は中継局、3は受信装置(入出力装置)、4は
第一の記録再生装置、5はディスプレイ、6は第二の記
録再生装置である。なお本発明は、第一の記録再生装置
4と第二の記録再生装置6のいずれか一方、または双方
とも存在しない場合も適用でき、その範疇にある。
【0013】放送局など情報提供局1は、たとえば放送
用衛星などの中継局2を介して、情報によって変調され
た信号電波を伝送する。もちろん、それ以外の、たとえ
ばケーブルによる伝送、電話線による伝送、地上波放送
による伝送などを用いても良い。受信側の受信装置3で
受信されたこの信号電波は、後に述べるように、復調さ
れて情報信号となった後、第一の記録再生装置4ないし
第二の記録再生装置6へ記録するに適した信号となって
記録され、また、ディスプレイ5へ送られる。ここでユ
ーザは、情報内容を直接視聴することができる。また、
上記した記録再生装置のうち、少なくも第一の記録再生
装置4で再生された情報は、受信装置3を介してディス
プレイ5へ与えられ、元の映像音声などの情報が視聴さ
れる。第二の記録再生装置6で再生された情報も、必要
に応じて、受信装置3を介してディスプレイ5へ与える
ことができる。取外し可能な記録媒体へ予め記録した情
報が提供される時は、これを取付けた第一の記録再生装
置4ないし第二の記録再生装置6での再生動作以降が行
われる。
【0014】図2は、図1における放送局などの情報提
供局1の構成の一例を示すブロック図である。11はソ
ース発生部、12はMPEG方式等で圧縮を行うエンコ
ード回路、13はスクランブル回路、14は変調回路、
15は送信アンテナ、16は管理情報付与回路、17は
入力端子である。
【0015】カメラ、記録再生装置などから成るソース
発生部11で発生した映像音声などの情報は、より少な
い占有帯域で伝送できるよう、エンコード回路12でデ
ータ量の圧縮が施され、必要に応じてスクランブル回路
13で特定の視聴者のみが視聴可能となるように暗号化
され、変調回路14で伝送するに適した信号となるよう
変調された後、送信アンテナ15から、たとえば放送用
衛星などの中継局に向けて電波として発射される。この
際、管理情報付与回路16からは前記した解像度などの
制限情報を始め、コピー制御情報、現在時刻等の情報を
付加する。また入力端子17からは、先の図1では記さ
なかったが、たとえばリクエスト情報が電話回線などを
介して入力される。これはビデオオンデマンドなど、視
聴者のリクエストに応えて、送出する情報を決定するシ
ステムで活用される。
【0016】図3は、図1における受信装置(入出力装
置)3の構成の一例を示すブロック図である。301は
RF/IF変換回路、302は復調回路、303は誤り
訂正回路、304は信号に施された暗号を解除するデス
クランブル回路、305は第一のデマルチプレクス回
路、306は入出力端子、307は第二のデマルチプレ
クス回路、308はデコード回路、309,310は出
力端子、311は受信装置3全体の制御回路、312は
情報管理回路、313は課金情報管理回路、314はモ
デム(MODEM)回路、315は出力端子、316は
入力端子、317はコマンド入力回路である。図中、実
線は映像音声など主となる情報の流れを、点線は各構成
要素間の制御信号情報の流れを示す。
【0017】まず、実線で示した映像音声などの情報の
流れを説明する。RF/IF変換回路301には、たと
えば放送用衛星などの中継局2からの電波が入力され
る。ここでRF帯域の電波はIF帯域(Intermediate F
requency)に周波数変換され、また受信チャネルに依存
しない一定の帯域の信号となり、復調回路302で伝送
のために施された変調操作が復調される。さらに誤り訂
正回路303で、伝送途中で発生した符合の誤りが検出
さらには訂正された後、デスクランブル回路304で暗
号の解除を行う。その後、第一および第二のデマルチプ
レクス回路305および307へ送られる。特にディジ
タル放送の場合、一つのチャネルには複数の情報が、時
分割、スペクトラム拡散などの方法で多重されるのが普
通である。デマルチプレクス回路は、これから所望の情
報だけを分離するものである。第一、第二とこれを二つ
設ける理由は、いわゆる裏番組記録を可能にするのみな
らず、第一のデマルチプレクス回路305で、記録に値
しない情報を除去するためである。すなわち、情報の中
には天気予報、番組の放送予定などの付加情報が付され
ていることが多く、これは放送時点で見るなら良いが、
記録して後日見るには値しないため、ここで除去するこ
とも可能にしている。
【0018】第一のデマルチプレクス回路305の出力
は、入出力端子306へ与えられ、ここに接続される第
一の記録再生装置4と信号の授受を行う。入出力端子3
06は双方向の端子であって、第一の記録再生装置4と
の間で、記録再生する情報を、たとえばディジタルデー
タで授受する。もちろん必ずしも一本の情報ラインが双
方向となっていなくとも良く、複数の単方向情報ライン
で構成されていても良い。さきの第二のデマルチプレク
ス回路307には、デスクランブル回路304から送ら
れた情報あるいは、入出力端子306からの第一の記録
再生装置4で再生された情報が接続されており、そのい
ずれか視聴したい情報が選択されてデコード回路308
に入力される。
【0019】次のデコード回路308では、伝送前に施
された動画像のデータ圧縮がデコードされ、さらには必
要に応じて、後述するように本発明による方法で、装置
から出力するに適するよう変換して、出力端子309へ
出力され、外部のディスプレイ5へ送られる。また、出
力端子310へ出力する情報は、必要に応じてここに接
続される第二の記録再生装置6へ与えられる。この装置
は、たとえば旧来のSD情報用に作られたものであっ
て、NTSC、PAL用などの汎用アナログ記録VTR
がその代表的なものである。これに記録再生できるよ
う、デコード回路308では、情報がたとえばHD情報
であるならば、SD情報のフォーマットへダウンコンバ
ートして出力端子310へ与えるようにする。
【0020】次に点線で示した制御信号に関して述べ
る。制御回路311は、上記した301より305、3
07、308の各構成要素との間で制御信号の授受を行
い、受信装置3の全体が所望の動作を行うように制御す
る。このうちデコード回路308へ与えられるものは、
後述するように、解像度などを制限する動作も制御す
る。
【0021】情報管理回路312は、制御回路311が
制御を行う時の管理データを、要求に応じて供給する。
たとえば、ここには受信契約の情報が管理されている。
ユーザが視聴したいチャネルを指定した時、この指定は
入力端子316から入力され、コマンド入力回路317
を介して制御回路311に送られる。制御回路311
は、情報管理回路312に受信契約情報を要求する。ユ
ーザが指定したチャネルと契約があると判断した場合、
上記した各構成要素に制御信号を送り、該当チャネルの
受信動作を指示する。また、情報管理回路312には、
ユーザによるタイマ予約情報が管理されている。視聴を
予約した時間になると、制御回路311は上記した各構
成要素に制御信号を送り、受信動作を開始させる。
【0022】また制御回路311は、課金情報管理回路
313との間でも制御信号の授受を行う。本発明におけ
る課金情報管理回路313の動作、特に課金方法につい
ては後述するが、ユーザへの課金が発生した場合には、
この情報がモデム回路314へ与えられる。ここでさら
に、電話回線など通信伝送路へ送出するに適した情報と
なって、出力端子315へ出力される。その後、通信伝
送路を経て著作権者、金融機関あるいは図1の情報提供
局1などへ送られ、規定の金額をユーザから得られるよ
うにする。勿論、通信伝送路は無線であっても良い。
【0023】なお、図1の中継局2、第一の記録再生装
置4、ディスプレイ5、第二の記録再生装置6は、それ
ぞれ情報電波を中継するもの、情報を記録再生し、ない
し表示するものというだけの認識で本発明は理解できる
ため、内部動作の詳しい説明は行わない。なお第一の記
録再生装置4は、ディジタル伝送あるいは放送された圧
縮ビットストリームをそのまま記録する、主には最近
の、あるいは今後現れるディジタル記録方式によるもの
が相応しく、この場合、受信装置3との情報の授受は、
前記したとおりディジタルで行うのが良い。また、その
記録媒体はテープのみならず、ディジタルビデオディス
クなどの取外し可能なディスク、ハードディスクなどの
装置に内蔵されたディスクなど、様々なものが可能であ
る。HD情報を扱う場合、ディスプレイ5はたとえば1
000本以上の走査線数を有するものが最も相応しい。
第二の記録再生装置6は特に限定はしないが、前記した
とおり、SD情報に対応したアナログ記録の装置であっ
ても良い。
【0024】次に図4は、本発明における制御情報信号
の一構成例を示すブロック図であり、その多くは、図2
の情報提供局1の管理情報付与回路16で発生されて伝
送され、記録再生装置、特に図1の第一の記録再生装置
4で記録媒体へ記録される。これはたとえばテープ媒体
の場合、一つの記録トラックに一個記録されれば充分で
あるが、当然ながら映像音声などの情報データとは決ま
った関係で記録され、再生時容易に分離できるようにな
される。
【0025】プログラム番号100は、その媒体で何番
目のプログラムであるかを示す。セクタ情報101は、
プログラムを所定の単位で分割したセクタの番号であ
る。分割は、固定の単位、たとえば2kバイト単位に分
割してもよいし、情報の一定単位、たとえば、エンコー
ドする時の分割の単位でもよい。また、番号はプログラ
ム内で付けてもよいし、記録媒体全体での通し番号でも
よい。後述する記録時刻106等の情報は、このセクタ
単位で付加される。時間情報102は、その記録部分が
そのプログラム開始後、どれだけ経ているかを示す。種
類103は、そのプログラムが販売されたものか、レン
タルか、自作か、放送からかなどの属性情報を示す。
【0026】コピー制御104は、その情報を媒体に記
録して良いか否かを示す。Copy Never,Copy One Gener
ation,Copy No More,Copy Freeといった指定がある。
順に、記録複製の禁止、一世代のみ記録複製の許可、一
世代の記録複製済のためこれ以上は不許可、記録複製の
許可を意味する。Copy No MoreはCopy One Generation
の信号を記録するときに、これ以上複製を許さないとい
う意味で用いられる。Copy Never、Copy One Generatio
n、Copy Freeの指定は、情報の製作者など著作権者が決
めるものであって、これらにCopy No Moreを加えて計4
つなので、2ビットの情報で伝送できる。
【0027】APS105は後述するところの、アナロ
グ記録機器へのコピー制御情報(APS;Analogue Pro
tection System)であり、アナログ映像信号への擬似シ
ンクパルスの追加等によりコピーの可否を制御する。こ
れにより、図3の入出力端子306と出力端子310の
信号に対し、別々のコピー制御を行うことができる。
【0028】記録時刻106は、たとえば、図2の管理
情報付与回路16で与えられた時刻を記録する。記録時
刻106の記録は、たとえばセクタ単位で行われる。視
聴期間107は、媒体に記録した情報の視聴に関し、時
間制限を設ける場合に付加される。これも、さきの管理
情報付与回路16で与えられることが多い。この時間制
限のために、さきの記録時刻106を活用して良い。
【0029】108は、前記したHD情報かSD情報な
ど、その情報が用いている放送方式を示す。109は、
本発明で用いるところの解像度などの制限を行うか否か
を決めるものであって、放送の場合は、やはり管理情報
付与回路16で与えられることが多いが、情報ソフトが
記録媒体で与えられる場合は、その権利者が作成時に記
録する。その具体的な制限方法は後に詳しく述べるが、
たとえばHD情報のような高解像度の映像信号の場合、
そのままでは出力せずに、解像度を落として出力すると
いうような制御を行う。また、ここでは主にこの解像度
などの制限をアナログ出力に対し行う場合を述べるが、
これに限定することなくディジタル出力に対して類似の
制御をしても良い。この場合、解像度のみならず、たと
えば暗号化などによって安全性が確保できるか否かによ
り制御しても良い。
【0030】ユーザ識別110はその媒体に記録した情
報を、記録時と同じ装置あるいは同じユーザでしか再生
できなくするなどのために、ユーザ固有のコードを用い
る際に記録される。暗号化情報111は、記録媒体に暗
号化して記録した時に、再生時に暗号解読する際に使わ
れる。情報そのものはデータ量が多いためコード番号を
記録しておき、再生装置で予め記憶された対応する情報
を引き出して使うようにしてもよい。
【0031】以上は必要に応じ映像のフレーム毎、或い
は決まった量のデータ毎など比較的細かい時間間隔で記
録される。上記した構成要素のうち、特に103から1
09で示したものは、送信する側で予め付加することが
多い。情報ソフトが記録媒体で与えられる場合は、その
権利者が作成時に記録する。ここで示したような制御情
報信号の構成をとることで本発明に適用できるが、図4
で示したものは一例であり、構成、媒体上での記録位
置、頻度など様々なものが適用可能である。また、その
内容は全てが必須ではなく、いくつかが省略されていて
も良い。順番がこれに限定されないことは勿論である。
【0032】図5は、記録媒体上での制御情報信号と、
映像音声などの情報データとの記録位置を模式的に描い
たものである。同図で(a)はテープ媒体に適したもので
ある。この場合、制御信号のブロックはたとえば記録ト
ラック毎にあることが望まれる。したがって、各トラッ
ク毎に映像音声などの情報にたとえば先行して、そのヘ
ッダー部などに制御情報のブロックが配置される。(b)
はディジタルビデオディスクなどに適したものである。
この場合、ある情報量のセクタ毎にあることが望まれ
る。したがって、各セクタ毎そのヘッダー部などに配置
される。(c)はハードディスクなどに適したものであ
る。この場合、映像音声などの情報と制御情報とはディ
スク上で離れた位置に記録し、起動時は短時間の内に全
体の制御情報を読み取れるようにすると良い。
【0033】次に解像度などの制限を行う際の、具体的
な方法を説明する。まず、システム内でこれを行う場所
について述べる。さきの図1で、第一の記録再生装置4
は民生用のディジタルVTRであり、ディスプレイ5は
HD対応のものであり、第二の記録再生装置6はSD対
応の民生用アナログVTRであるとする。
【0034】ここで既に市販されている従来の装置の動
作を述べる。受信装置3で受信され、その中にある図3
のデスクランブル回路304、第二のデマルチプレクス
回路307、デコード回路308を介して、ディスプレ
イ5へ与えられる情報、すなわち現在放送中の情報を表
示する際は、そのまま、即ち解像度制限されることなく
表示された。つまり、HD情報は高い解像度で、SD情
報は旧来並みの解像度で表示された。また、同じく受信
装置3で受信され、その中にある図3の第一のデマルチ
プレクス回路305を介して、第一の記録再生装置4で
記録再生し、第二のデマルチプレクサ回路307、デコ
ード回路308を介してディスプレイ5へ与えられる情
報、すなわち一度装置に録画された情報を表示する際
は、次のようにした。受信装置3に情報が入力された段
階で、図4のコピー制御情報104がCopy Freeである
ならば、そのまま、たとえば解像度などに制限を加える
ことなく記録再生し、また表示される。Never Copyを示
すならば、第一の記録再生装置2では記録動作を行わな
いので、もちろん再生表示することはできない。情報ソ
フトからの情報でCopy No Moreを示す場合も同じで、第
一の記録再生装置4では記録動作を行わない。Copy One
Generationであるならば、第一の記録再生装置4で記
録する際に、これをCopy No Moreと書き直して記録し、
ディスプレイ5で表示する際は、デコード回路308で
解像度などを制限して出力端子309、310から出力
して表示される。
【0035】この制限の方法は次のとおりである。単に
解像度といえば水平解像度をさす場合があるが、これの
制限は、リサンプリングないしローパスフィルタなどに
よるフィルタリングで行える。一方、垂直解像度は走査
線数の削減で行われる。その具体的方法は後記するが、
たとえばインタレース480本ないし540本に制限す
る。SD情報の有効走査線数は元々この程度であるか
ら、制限する必要はないが、HD情報はたとえば108
0本程度のインタレース信号であるから制限を行う。こ
の制限操作は、たとえば図3のデコード回路308に機
能として持たせることができる。出力端子310はもち
ろん、出力端子309でもその情報はアナログの場合が
あり、ここへ出力する前で操作すると良い。
【0036】次に本実施形態における動作を述べる。受
信装置3で受信された情報には、図4の解像度制限情報
109で示した制御情報が付されている。これは、たと
えば図1の管理情報付加回路16で付されたものであっ
て、制限する場合は0、しない場合は1といった1ビッ
トの情報であっても良い。ここでは、解像度制限情報1
09が制限を要求する場合は、現在放送中の情報と、第
一の記録再生装置4を介する一度装置に録画された情報
との双方とも制限を行う。この制限は、水平方向のリサ
ンプリングやフィルタリングと、走査線数の削減などに
より、1フレーム当たり約50万画素、たとえば水平9
60画素、垂直540本程度などとする。さらにディス
プレイ5へ表示する際は、ここから再度変換して、たと
えば見かけ上走査線数を2倍として、インタレースの1
080本として表示し、ディスプレイ5の持つ全走査線
を活用しても良い。なお、解像度制限情報109は、図
3の制御回路311で検出され、これに基づきデコード
回路308で所定の制限作用が行われる。
【0037】本実施形態のさらなる特徴は、必要に応
じ、たとえば540本に一度走査線数を削減する際に、
インタレースではなく、プログレッシブ(ノンインタレ
ース)へ変換することにある。これの意味は少なくも二
つある。一つは当然ながら、この走査線数の制限操作に
よる画質の低下に一定の歯止めを設けることである。前
述したとおり、制限した結果として従来のSD情報並み
の画質となったのでは、折角HD情報を受信したユーザ
にとって不満足が大きく、一方的に不利益を負わされる
こととなる。同じ1フレーム当たり約50万画素ながら
も、プログレッシブとすることで、この不利益を低減で
きる。残る一つは、これにより走査線数の制限操作と、
インタレース1080本への再変換操作が簡単となるこ
とであり、これについての詳しい説明は、後で述べる。
これらの制限ないし再変換の操作は、やはりデコード回
路308に機能として持たせることができる。
【0038】また、インタレース、プログレッシブのい
ずれに変換するかを、後述する課金の額により決定して
も良い。さらに、解像度制限情報109が制限を要求し
た場合でも、課金の額により制限をしないようにしても
良い。これらは、たとえば支払われる額が著作権者の持
つ権利に見合ったものか、などにより決定される。これ
らは、課金情報管理回路313と、コマンド入力回路3
17の双方と情報を授受する制御回路311の判断によ
り、ここからデコード回路308に制御信号を送ること
で実現できる。
【0039】次に図6は、図3におけるデコード回路3
08の一構成例を示すブロック図である。図6におい
て、309,310の各端子は図3に示したものと同じ
でよいため、同一の番号を付した。30801は入力端
子、30802は伝送前に施されたMPEGなど圧縮操
作のデコード回路、30803は入力端子、30804
はアップコンバータ、30805はダウンコンバータ、
30806は第一のスイッチ、30807は第二のスイ
ッチ、30808は解像度などの制限回路、30809
はAPS信号付加回路、30810は第三のスイッチで
ある。
【0040】入力端子30801には、図3に記した第
二のデマルチプレクス回路307の出力である、たとえ
ば現在放送中の情報や、入出力端子306から入力され
る第一の記録再生装置4からの再生情報が与えられる。
これは、デコード回路30802でデコードされ、送信
前に施されたたとえばMPEGなどによる圧縮操作が元
に戻される。このうち、少なくも映像音声などの情報
は、アップコンバータ30804、ダウンコンバータ3
0805、第一のスイッチ30806、第二のスイッチ
30807に与えられる。
【0041】また図3の制御回路311からの制御信号
が、入力端子30803に与えられる。さきに図4で示
した制御情報からAPS105を検出した結果が、AP
S信号付加回路30809に与えられる。放送方式10
8を検出した結果が、第一のスイッチ30806、第二
のスイッチ30807、第三のスイッチ30810に与
えられる。さらに、解像度などの制限情報109と課金
の状況から判断して決めた、解像度制限などの内容を指
示する情報が、解像度などの制限回路30808に与え
られる。
【0042】まず、図4の放送方式108より、情報が
SD情報であると判断された場合を述べる。この時、第
一のスイッチ30806と第二のスイッチ30807は
図6上で下側(図中bと記す)の、第三のスイッチ30
810は図面上で上側(図中a)の信号を選択して、次
の構成要素へ接続する。この情報は走査線数で480本
ないし540本程度のインタレース信号(以下、480iな
いし540iと記す)である。
【0043】デコード回路30802の出力のうち、出
力端子310から外部の第二の記録再生装置6へ送られ
るものは、そのまま第二のスイッチ30807を通過し
て、APS付加回路30809へ与えられる。図4のA
PS105より、アナログ記録機器へのコピー制御情報
APSを施して出力する要求を検出した場合、APS付
加回路30809では、たとえば特開昭61−2885
82号公報に記載されるような、擬似同期信号を付加す
るなどして、外部の第二の記録再生回路6へ正常な情報
を記録することを不可能にする。
【0044】デコード回路30802の出力のうち、出
力端子309から外部のディスプレイ5へ送られるもの
は、まずアップコンバータ30804において走査線数
で1080本程度のインタレース信号(以下、1080iと
記す)に変換され、見かけ上HD情報に相当する走査線
数となる。その後、第一のスイッチ30806と第三の
スイッチ30810を介して、出力端子309へ与えら
れる。
【0045】次に、情報がHD情報であると判断された
場合を述べる。この情報は、走査線数でたとえば108
0本程度のインタレース信号(1080i)である。この
時、第一のスイッチ30806と第二のスイッチ308
07は図面上で上側(図中a)の、第三のスイッチ30
810は図面上で下側(図中b)の信号を選択して、次
の構成要素へ接続する。
【0046】デコード回路30802の出力のうち、出
力端子310から外部の第二の記録再生装置6へ送られ
るものは、まずダウンコンバータ30805で走査線数
を削減して、たとえば480iないし540iの信号とした後、
第二のスイッチ30807を介し、さらに要求に応じて
APS付加回路30809で、擬似同期信号を付加する
などして、出力端子310へ与えられる。
【0047】デコード回路30802の出力のうち、出
力端子309から外部のディスプレイ5へ送られるもの
は、そのまま第一のスイッチ30806を通過して、解
像度などの制限回路30808へ与えられる。図4の解
像度などの制限情報109より、HD情報をたとえば装
置からアナログ出力する際には、解像度などの制限をす
る要求を検出した場合、解像度などの制限回路3080
8では、水平方向をリサンプリングないしフィルタリン
グしてたとえば960画素程度に制限し、また垂直方向
はたとえば走査線数540本程度のインタレース信号
(以下540i)、あるいはプログレッシブ信号(以下540
P)に変換し、制限を行うことができる。その後、第三
のスイッチ30810を通過して、出力端子309へ与
えられる。特にプログレッシブ信号とした場合は、イン
タレース信号とする場合に比べ、ユーザに不満を感じさ
せるような画質の低下を防ぎ、また後述するように走査
線数の変換操作を簡単にすることができる。
【0048】この解像度などの制限を行うか否かは、図
3の制御回路311で決定され、入力端子30803か
ら入力される制御信号に応じて制御される。出力をたと
えば、(a)解像度などの制限なし、(b)540Pに制限、
(c)540iに制限、の三段階で選択でき、これに応じた課
金の金額が決められたとする。一般には、(a)が最も高
額で続いて(b)、(c)の順となる。(c)は無料としても
良い。ユーザはこのうち一つを選択しその指令は図3の
入力端子316から入力され、コマンド入力回路317
を介して、制御回路311へ送られる。選択された内容
により、解像度などの制限回路30808は動作を決め
る。また、課金情報管理回路313にも選択された内容
は伝えられ、モデム回路314、出力端子315より、
著作権者、金融機関あるいは情報提供局などへ送られ、
これに応じた金額がユーザに課金される。勿論、出力の
選択は上記した三段階ではなく、たとえば(a)(b)の二
段階でも良い。
【0049】なお、情報がHD情報であっても解像度制
限が要求されない場合、あるいは課金に応じて解像度制
限をしない場合には、解像度などの制限回路30808
では解像度制限をせずに入力情報をそのまま出力する。
これは、第三のスイッチ30810のうち、a側の入力
情報を選択することでも実現できる。
【0050】また、出力端子309から480i、540i、54
0P(あるいは720P未満)の情報が出力されて、ディスプ
レイ5に入力された場合、ディスプレイ5でアップコン
バートして高精細情報のフォーマットに変換して表示す
ることが多い。このアップコンバートの処理を、解像度
などの制限回路30808で併せて行うこともできる。
【0051】なお、情報をアナログ情報に変換するDA
変換回路については、ここまで触れていないが、場所は
特に限定されない。ディスプレイとアナログ情報で接続
するなら、第三のスイッチ3810と出力端子309と
の間、さらにはAPS付加回路30809と出力端子3
10との間などが考えられる。勿論前者の場合、出力端
子309の外でディスプレイ5の前にあっても良い。デ
ィスプレイ5とディジタル情報で接続するなら、当然な
がらディスプレイ5の内部となる。この場合でも、特に
ディスプレイ5にアナログ出力を設ける時は、ここに解
像度などの制限が必要になる場合がある。次に、HD情
報かSD情報かの判断は、図4の放送方式108で判断
する方法のほか、いくつか手段が考えられる。たとえ
ば、水平同期信号の周期で判断することも可能である。
解像度などの制限回路30808は、図6に示した位置
のほか、図3の第一のデマルチプレクス回路305と入
出力端子306との間にも置いて良い。この場合、解像
度などの制限が要求された場合は、第一の記録再生装置
4に記録する前にこれが施される。但しその場合には、
記録情報自体も解像度制限されるため、ユーザのメリッ
トは低下する。
【0052】図7は、図6とは異なるデコード回路30
8の構成例を示す。ここではアップコンバータ3080
4Aの位置が図6と異なり、また第一のスイッチ308
06は存在しない。ここで、出力端子309へ出力され
る情報は次のようになる。デコード回路30802の出
力が480iないし540iであるSD情報は、第三のスイッチ
30810を通過した後、アップコンバータ30804
Aで1080iの情報に変換されて出力端子309に与えら
れる。また、デコード回路30802の出力が1080iで
あるHD情報は、解像度などの制限回路30808で必
要に応じ、540iないし540Pの情報に変換された後、やは
り第三のスイッチ30810と、アップコンバータ38
04Aを介し、1080iの情報に変換されて出力端子30
9に与えられる。この場合、もとの1080iに戻るのであ
るが、一度540iないし540Pとした場合は、相応の解像度
制限が施されている。この場合、アップコンバータ30
804Aを切離し、たとえばディスプレイ5に内蔵する
ことも可能である。
【0053】図6、図7において、解像度などの制限回
路30808での制限を、480iないし540iなどのインタ
レース信号だけに変換する場合は、これとダウンコンバ
ータ30805を共用することも可能である。
【0054】次に解像度などの制限方法を具体的に述べ
る。前記したとおり、水平方向の制限はリサンプリング
やフィルタリングなどで可能である。ここでは残る垂直
方向、すなわち走査線数の変換について模式的な図面を
用いながら説明する。
【0055】まず図8、図9に示した走査線数の変換方
法について述べる。図8は1080iの情報を、半分の走査
線数の540iへ変換する場合、図9はこの一度540iに変換
した情報を、再度1080iに戻す場合を模式的に示したも
のである。図中(a)は二つのフィールドのうち奇数フ
ィールドを、(b)は偶数フィールドを示し、双方合わ
せて一つのフレームとなる。図中、縦方向はディスプレ
イの垂直方向の相対的な位置を示す。横方向の線は走査
線に相当するものであり、順にAB・・、GH・・ある
いはMN・・の符号を付してある。最初の1080iの情報
は実線で、540iへ変換した後は点線で、再度1080iへ変
換した後は二点破線で示している。
【0056】図8で左側の1080iを右側の540iに変換す
る時、その変換前後の垂直方向の相対位置に着目する
と、(a)に示した奇数フィールドでは、 M=(A+B)/2 N=(C+D)/2 ・・・式(1) と、たとえば走査線Mを等間隔で挟む、走査線A,Bの
平均値の演算をすると良い。一方、(b)に示した偶数
フィールドでは、 T=H U=J ・・・式(2) と、同じ位置にある走査線を持ってくる、すなわち一本
おきに間引くと良い。
【0057】図9で右側の540i(図8の右半分と同じ)
を、左側の1080iに再変換する時、やはり前後の相対位
置に着目すると、(a)に示した奇数フィールドでは、 再B=(3M+N)/4 再C=(M+3N)/4・・・式(3) と、これらを挟む二つの走査線からの距離を考慮した、
加重平均をとることになる。一方、(b)に示した偶数
フィールドでは、 再H=T 再I=(T+U)/2 ・・・式(4) と、一本おきに同じ位置にある走査線を持ってくる、ま
た平均値演算をとるようにする。このように、特に再変
換するに際して、フィールド毎に、また走査線毎に演算
式を変える煩わしさは認められる。
【0058】なお、式(3),(4)に式(1),(2)
を代入するとわかるように、同じ1080iの情報でもこの
変換の前後で、再B=(3A+3B+C+D)/8 再
C=(A+B+3C+3D)/8 再H=H 再I=(H+J)/2 ・・・式(5) と、同じ走査線内に、元は他の走査線にあった情報が混
在し、垂直方向の解像度が失われている。この分が垂直
方向の解像度の制限作用となる。また、各ライン、各フ
ィールドでフィルタ特性が異なるので、フリッカなどの
画質劣化も加わる問題はある。
【0059】次に図10、図11に示した走査線数の変
換方法について説明する。図10は1080iの情報を、半
分の走査線数の540Pへ変換する場合、図11はこの一度
540Pに変換した情報を、再度1080iに戻す場合を模式的
に示したものである。1080iの段階において、(a)は
二つのフィールドのうち奇数フィールドを、(b)は偶
数フィールドを示し、双方合わせて一つのフレームとな
る。しかし540Pの段階においては、フィールドの偶奇の
区別はなく、一つのフィールドが一つのフレームとな
る。最初の1080iの情報は実線で、540Pへ変換した後は
点線で、再度1080iへ変換した後は二点破線で示してい
る。
【0060】図10で左側の1080iを右側の540Pに変換
する時、その変換前後の垂直方向の相対位置に着目する
と、たとえば変換後のMはAとBとの距離の比が1対3
である。したがって、(a)に示した奇数フィールドで
は、 M=(3A+B)/4 M’=(3B+C)/4 ・・・式(6) となる。一方、(b)に示した偶数フィールドでは、 T'=(G+3H)/4 U=(H+3I)/4 ・・・式(7) となる。
【0061】図11で右側の540P(図10の右半分と同
じ)を、左側の1080iに再変換する時、やはり前後の相
対位置に着目すると、(a)に示した奇数フィールドで
は、 再B=(M+3M’)/4 再C=(M’+3N)/4 ・・・式(8) となる。一方、(b)に示した偶数フィールドでは、 再H=(3T’+U)/4 再I=(3U+U’)/4 ・・・式(9) となる。
【0062】以上から分かるように、1080iと540Pの間
の変換および再変換の過程では、変換後の走査線を挟む
ものの3対1の加重平均をとれば良い。すなわち、前記
した一度540iに変換する時のようなフィールド毎、ない
し走査線毎の演算式の変更を要さず、操作の煩わしさが
ないという長所が認められる。
【0063】なお、ここでも式(8),(9)に式
(6),(7)を代入すると分かるように、 再B=(3A+10B+3C)/16 再C=(3B+10C+3D)/16 再H=(3G+10H+3I)/16 再I=(3H+10I+3J)/16 ・・・以上 式(10) と、やはり同じ走査線内に、元は他の走査線にあった情
報が混在し、垂直方向の解像度が失われている。この分
が解像度の制限作用となる。ただし、一旦変換する際
に、プログレッシブへ変換しているため、ユーザが不満
足を感じるような画質とはならないという長所がある。
また、変換後の各走査線とも、元の三本の走査線の3対
10対3の加重平均となり、走査線毎のフリッカが低減
できるし、処理に伴うフィールド間のフリッカも生じな
いという特徴がある。
【0064】なお、ここまでの説明で、情報を装置から
出力する際の解像度などの制限は、アナログ出力に対し
て行う場合を主に述べてきたが、ディジタル出力に対し
ても、本発明は同様に適用できることは、言うまでもな
い。
【0065】また、受信装置3の出力信号としては解像
度などの制限をした、540iの信号として出力する場合に
は図8に示す変換、即ち、式(1)、(2)を、540Pの
信号として出力する場合には図10に示す変換、即ち、
式(6)、(7)を、図6、7に示す解像度などの制限
回路30808に適用すれば良い。
【0066】また、受信装置3の出力信号としては、解
像度などの制限を行った後に高精細の信号フォーマット
で出力する場合は、図8、9に示す変換、即ち、式
(5)、または図10、11に示す変換、即ち、式(1
0)を解像度などの制限回路30808に適用すれば良
い。式(5)、(10)に示す処理を用いれば、二回の
変換処理を一度に行え、信号処理を効率良く行うことが
できる。また、図6、7に示す実施例では回路ブロック
構成を示したが、マイクロプロセッサを用いた演算信号
処理で実現しても良い。
【0067】さらにはまた、図8、9、10、11に示
す実施例では、2ラインの情報を用いて演算を行う場合
に付いて示したが、例えば4ラインの情報を用いて演算
を行えば垂直の解像度の低下を少なくできる。本発明
は、式(1)から(10)に示すフィルタ係数に限定す
るものではなく、さらに高次のフィルタを用いれば、垂
直解像度の低下をより少なくすることができる。
【0068】図1の受信装置3とディスプレイ5との間
が、アナログ信号で接続される場合は本発明が特に有効
である。ディジタル信号で接続される場合、受信装置3
とディスプレイ5が同じ筐体内にある場合などは、必ず
しも本発明による解像度制限の必要はないが、この場合
でもアナログ信号を外部へ出力する時は、これに本発明
を適用することが有効であり、その範疇にある。
【0069】図12は、本発明による受信装置(入出力
装置)3の構成の別な例を示す。さきの図3の実施例で
示したものは、たとえば一般家庭で用いるに適したもの
であり、ユーザが課金されても、その場では現金を必要
としないよう構成されている。図12はこれに対し、た
とえば宿泊所の居室に置かれる場合に適したものであ
る。ここでは、入金検出回路319が追加されている。
宿泊所などでは、館内放送でパッケージソフトの放映な
どを行っており、有料で供給されるものもある。このよ
うな場合、金額に応じた解像度の制限を施して提供する
場合に有効である。入力端子318からは現金が投入さ
れ、入金検出回路319で検出された金額情報(無料を
含んでも良い)が制御回路311へ伝えられ、デコード
回路308でこの金額に見合った解像度の制限などが施
される。これは、宿泊所のオーナなどが現金を回収する
に適したものであるが、前記したような放送など、外部
の機関が回収するものに備え、課金情報管理回路313
とモデム回路314などは、図3と同様に備えていても
良い。
【0070】このパッケージソフトは、一般にはディス
ク、テープなどの記録媒体に、予め映像音声などの情報
データを記録した形で上記したオーナや一般消費者へ提
供される。この映像音声などの情報データとともに、図
4で示した制御情報信号を記録しておけば良い。特に放
送方式108、解像度などの制限情報109を記録して
おけば、前記した実施例と同様の再生時の課金と、これ
に見合った解像度制限を施すことができる。放送方式1
08に関しては、パッケージソフトの場合は放送の場合
と異なるが、用いたテレビジョン方式が同類の放送方式
を記すと良い。
【0071】解像度などの制限動作とこれに対する課金
条件が、全ての情報に対して一律に決まっていない場合
は、各情報毎に課金条件を付すようにすると良い。たと
えば、複数種類の課金条件を準備して各々にコード番号
を付し、これを図4の情報制御信号に加える。図3の受
信装置3でこれを検出して、制御回路311から課金情
報管理回路313へ知らせるようにすれば、情報毎に異
なる課金を施すことができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、高
精細(HD)映像情報など情報量の多いものを、特にア
ナログ情報として出力する際に、ある程度の解像度など
の制限を施せるため、良質な複製を作成することが困難
となり、著作権者などの権利を保護することができる。
また、プログレッシブへの変換を用いた場合は、その画
像の劣化はユーザの不満足を生むには至らず、しかも変
換する際の、フィールド毎、ないし走査線毎の演算式の
変更を要さず、操作の煩わしさがなく、またフリッカな
どの発生が少ないという効果がある。これらの解像度制
限は、ユーザが課金に応じ、相応の対価を支払った時に
解除し、また制限の程度を緩和することができ、著作権
者とユーザの双方の利益をもたらす効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像情報送受信システム全体の一実施
形態を示すブロック図。
【図2】図1における情報提供局(送信装置)1の構成
の一例を示すブロック図。
【図3】図1における受信装置(入出力装置)3の構成
の一例を示すブロック図。
【図4】本発明における制御情報信号の一構成例を示す
ブロック図。
【図5】記録媒体上での制御情報信号と映像情報データ
の記録位置を模式的に示す図。
【図6】図3におけるデコード回路38の一構成例を示
すブロック図。
【図7】図3におけるデコード回路38の他の構成例を
示すブロック図。
【図8】走査線数1080iを540iへ変換する方法を示す模
式図。
【図9】走査線数540iを1080iへ再変換する方法を示す
模式図。
【図10】走査線数1080iを540Pへ変換する方法を示す
模式図。
【図11】走査線数540Pを1080iへ再変換する方法を示
す模式図。
【図12】図1における受信装置(入出力装置)3の構
成の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・・情報提供局(送信装置) 16・・・・・管理情報付与回路 108・・・・放送方式 109・・・・解像度などの制限情報 2・・・・・・中継局 3・・・・・・受信装置(入出力装置) 306・・・・入出力端子 308・・・・デコード回路 30801・・入力端子 30802・・デコード回路 30803・・入力端子 30804・・アップコンバータ 30805・・ダウンコンバータ 30806・・第一のスイッチ 30807・・第二のスイッチ 30808・・解像度等制限回路 30809・・APS信号付加回路 30810・・第三のスイッチ 309・・・・出力端子 310・・・・出力端子 311・・・・制御回路 312・・・・情報管理回路 313・・・・課金情報管理回路 314・・・・モデム(MODEM)回路 315・・・・出力端子 316・・・・入力端子 317・・・・コマンド入力回路 318・・・・入力端子 319・・・・入金検出回路 4・・・・・・第一の記録再生装置 5・・・・・・ディスプレイ 6・・・・・・第二の記録再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 厚 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5C053 FA13 FA15 FA17 FA21 FA22 FA23 GB05 GB37 JA21 LA07 LA14 5C063 AC01 BA04 BA06 BA09 BA14 5C064 BB01 BC16 BC20 BC22 BC23 BD04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から伝送された映像情報を受信し、ま
    たは記録媒体から再生された映像情報を入力して、所定
    の信号処理を施して外部装置へ出力する映像情報入出力
    装置において、 該入力する映像情報の解像度を、これとは異なる解像度
    の映像情報に変換する解像度変換回路と、 該解像度変換回路の変換条件を制御する制御回路と、を
    備え、 当該装置から映像情報を出力することに課金される場合
    に、上記制御回路は上記解像度変換回路を制御し、課金
    条件に応じて出力する映像情報の解像度を変更すること
    を特徴とする映像情報入出力装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の映像情報入出力装置にお
    いて、 前記入力する映像情報は、走査線数が約1000本でイ
    ンタレース走査の高精細方式の情報を含み、前記出力す
    る映像情報は、走査線数が約500本でインタレース走
    査、または走査線数が約500本でプログレッシブ走査
    の情報を含むことを特徴とする映像情報入出力装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の映像情報入出力装置にお
    いて、 前記出力する映像情報は、走査線数が540本でインタ
    レース走査、または走査線数が540本でプログレッシ
    ブ走査の情報を含むことを特徴とする映像情報入出力装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の映像情報入出力装置にお
    いて、 前記入力する映像情報が、走査線数が約1000本でイ
    ンタレース走査の高精細方式の情報である場合、前記制
    御回路は、課金条件により前記解像度変換回路の動作を
    三段階に制御し、 課金額が最も高価な場合には、解像度変換を行わず、走
    査線数が約1000本でインタレース走査の高精細方式
    の映像情報で出力し、 課金額が次に高価な場合には、走査線数が約500本で
    プログレッシブ走査の映像情報に変換して出力し、 課金額が最も安価な場合には、走査線数が約500本で
    インタレース走査の映像情報に変換して出力することを
    特徴とする映像情報入出力装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の映像情報入出力装置にお
    いて、 前記入力する映像情報が、走査線数が約1000本でイ
    ンタレース走査の高精細方式の情報である場合、前記制
    御回路は、課金条件により前記解像度変換回路の動作を
    二段階に制御し、 課金額が高価な場合には、解像度変換を行わず、走査線
    数が約1000本でインタレース走査の高精細方式の映
    像情報で出力し、 課金額が安価な場合には、走査線数が約500本でイン
    タレース走査またはプログレッシブ走査の映像情報に変
    換して出力することを特徴とする映像情報入出力装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれか1項に記載の
    映像情報入出力装置において、 出力する映像情報がアナログ信号でない場合には、前記
    制御回路は前記解像度変換回路を動作させないことを特
    徴とする映像情報入出力装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし5のいずれか1項に記載の
    映像情報入出力装置において、 前記入力する映像情報は、解像度の変換を行うか否かを
    指示する制御情報を含み、 該制御情報が解像度の変換を行うよう指示しない場合に
    は、前記制御回路は前記解像度変換回路を動作させない
    ことを特徴とする映像情報入出力装置。
  8. 【請求項8】請求項1ないし5のいずれか1項に記載の
    映像情報入出力装置において、 前記入力する映像情報は、該映像情報が高精細方式の情
    報であるか否かを示す制御情報を含み、 該制御情報が、高精細方式の情報であることを示さない
    場合には、前記制御回路は前記解像度変換回路を動作さ
    せないことを特徴とする映像情報入出力装置。
  9. 【請求項9】映像情報を記録した記録媒体であって、 当該記録媒体から再生された映像情報を特定の装置に出
    力する際、上記再生された映像情報の解像度を所定のレ
    ベルに制限するように指示する、解像度制限情報を上記
    映像情報に付随して記録したことを特徴とする映像情報
    の記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の記録媒体であって、 さらに、前記映像情報が高精細方式の情報であるか否か
    を示す制御情報を付随して記録したことを特徴とする映
    像情報の記録媒体。
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