JP2002262070A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002262070A
JP2002262070A JP2001059293A JP2001059293A JP2002262070A JP 2002262070 A JP2002262070 A JP 2002262070A JP 2001059293 A JP2001059293 A JP 2001059293A JP 2001059293 A JP2001059293 A JP 2001059293A JP 2002262070 A JP2002262070 A JP 2002262070A
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Yoshiaki Nishikawa
喜章 西川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網点原稿画像を処理する際に発生するサンプ
リングモアレを軽減して画質の向上を図る。 【解決手段】 画像読取部1で所定の周波数でサンプリ
ングした画像を読取り、読取った画像をA/D変換して
原画像データ得る。モアレ補正回路22において、量子
化された原画像データから画素間の複数の補間データを
演算し、これらの複数の補間データ及び原画像データの
大小関係を認識し、これに基づいて原画像データを複数
ある補間データの一つと置き換える。置き換えられた補
間データの位置が1画素内の左側、中心、右側のどこに
あるかを示す位相データを求める。この位相データによ
り1画素内の左側、中心、右側のどれかに画像データを
画素毎に切換えながらプロットして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、網点原稿画像を処
理する際に発生するサンプリングモアレを軽減する機能
を有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平5−41793
号公報に開示されている発明がある。この発明によれ
ば、所定のサンプリング周波数でA/D変換された原稿
画像の原画像データ(D)のそれぞれの画素間の任意の
位置に原画像データ(D)を基に補間により新たに補間
画像データ(D’)を形成する補間手段、補間によって
得られた補間画像データ(D’)と原画像データ(D)
とにより所定サンプリング周波数より高い周波数の第1
の画像データ(D+D’)を形成し、第1の画像データ
(D+D’)を所定サンプリング周波数の第2の画像デ
ータ(D”=(D+D’)/2)に変換する画像データ
形成手段、および第2の画像データが表す画像を形成す
る画像形成手段を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術おいて
は、原画像データと補間データの平均等をとり、それを
原画像データに置き換える処理をしているため、原画像
で発生しているモアレ成分を充分に取り除くことができ
ないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、網点原稿に対する再生
画像において、網点原稿と読取サンプリングピッチとの
干渉に起因するモアレの発生をシャープ性をほとんど劣
化させることなく防止し、さらにそれを簡単な回路で実
現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像処理装置においては、所定の周
波数でサンプリングした画像を読み取る画像読取手段
と、読み取った画像を量子化して原画像データ得る画像
量子化手段と、量子化された原画像データから画素間の
複数の補間データを演算する画像補間手段と、複数の補
間データを演算処理し原画像データを加工する画像加工
手段と、加工した画像データを出力する画像出力手段と
を設けている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図2は、本発明の実施の形態による画
像処理装置を搭載したデジタル複写機の概観を示すもの
である。図2において、このデジタル複写機は、原稿台
(コンタクトガラス)上にセットされた原稿を露光走査
して画像を読取り、読取った画像に対して所定の処理を
施した後、転写紙上に画面形成する一般的なデジタル機
に、モアレを軽減するための画像処理機能を備えたもの
である。原稿台にセットされた原稿はCCDラインセン
サにより400dpiの画素に分解されて読取られる。
主走査はCCDラインセンサと原稿との相対的な位置移
動により行われる。尚、図中5は操作部である。
【0007】図1は、図2に示すデジタル複写機の概略
構成を示すブロック図である。図1において、原稿台上
に読取面を下側にしてセットされた原稿は、原稿読取手
段(図示せず)により露光走査され、この露光光は画像
読取部1のCCDラインセンサ11に入力される。即
ち、原稿画像は画素に分解して読取られる。CCDライ
ンセンサ11から出力されたアナログ画像信号は、増幅
器12で増幅され、A/D変換器13で例えば6ビッ
ト、64階調のデジタル画像データに変換(量子化)さ
れる。
【0008】デジタル画像データは、画像処理部2に入
力され、まず、シェーディング補正部21において、画
像の白を階調0に、黒を階調63に変換する白黒変換お
よびシェーディング補正が行われる。その後、モアレ補
正回路22において、モアレが軽減された画像データに
補正される。このモアレ補正回路22における処理が本
発明に関する処理であり、詳細は後述する。
【0009】モアレ補正された画像データはフィルタ回
路23において、MTF補正や平滑化等の空間フィルタ
リング処理が施され、さらにγ補正回路24において、
反射率−濃度変換や、画像処理部2の後段の画像記録部
3でのγ特性を補正するγ補正処理が行われる。また、
画像処理回路25においては、コピーモードに応じて線
画像に適した階調処理や写真画像に適した階調処理が行
われ、さらに画像記録部3の特性に応じた画像データに
再量子化される。
【0010】画像記録部3は、画像処理部2より出力さ
れた画像データに基づいて画像を記録する。尚、画像記
録部3は電子写真方式によるレーザプリンタであり、4
00dpiの密度で画像再生する。
【0011】以上の操作は操作部5からの入力指示に応
じて制御部4により制御される。尚、図1の各回路にお
いて、モアレ補正回路22以外は一般的なデジタル複写
機に使用されている回路と同様の公知のものであるの
で、詳細な説明は省略する。
【0012】図3はある一様の濃さの網点原稿を読取っ
た時の画像データの一例を示す図である。図3におい
て、各区画が画素を表し、区画内の数値はその画素の階
調を表す。x主走査方向、yが副走査方向である。尚、
以後の説明において、この画像データはDで表す。局所
的に見た場合はモアレの存在やその多少を認識すること
は困難であるが、画素に分解する際のサンプリング周波
数と原稿の網点周波数との干渉により画像データDにモ
アレが発生し、このモアレを補正することなく画像再生
すると、再生画像上にモアレが観測される。読取りの主
走査方向はCCDラインセンサによる電気的な走査、副
走査方向は機械的な走査という走査方法の違いにより、
特に読取りでのMTF劣化が比較的少ない主走査方向で
のモアレが目立つ傾向がある。
【0013】図4にモアレ補正回路22の概略構成を示
す。このモアレ補正回路22は、補間演算部200と画
像比較置換部250とにより構成されている。補間演算
部200では、画像データDとサンプリングクロックC
Kによるサンプリング周波数は同一であるが、位相の異
なる仮想サンプリング点における7つの点D'1〜7 を画
像データDから補間演算により求める。D、D'1〜7 の
サンプリング周期をTとすると、D'1はDに対してT/
8だけ位相が遅れている。つまり、D'nはDに対して
(n×T)/8だけ遅れている。
【0014】図5は、補間演算部200における補間演
算の動作を説明するための図で、サンプリング点にする
画像データの画素階調を示すグラフの一例である。任意
の画像データDn に対する仮想サンプリング点D'nを求
める場合、仮想サンプリング点D'nの前後における各2
画素の実サンプリング画像データDa 、Db 、Dc 、D
d の値と、仮想サンプリング点D'nからの距離とから
D'nの値を算出する。
【0015】この補間演算はいわゆる3次関数補間法に
よるものであり、より具体的には、 D'n = ( W1n * Da ) + ( W2n * Db ) + ( W3n * Dc ) + ( W4n * Dd ) (nは、1〜7) ・・・・・(1) なる関数によりD'nを求めている。係数(W1n 、W2n 、
W3n 、W4n )は仮想サンプリング点D'nからの距離の3
次関数より決めている。係数の具体的な値を表1に示
す。
【0016】
【表1】
【0017】上式(1)による補間を走査方向に順次行
うことによって仮想サンプリング点に対する画像データ
D'n(nは1〜7)が各画素に対応して得られ、結局D
およびD'nは図5に示すようなものになる。Dおよび
D'nはそれぞれ同じ分解能であり、いずれの場合も例え
ば網点原稿に対してはモアレが発生するが、DとD'n
(nは1〜7)を合成して考えると、所定のサンプリン
グ周波数の8倍で読取ったことに相当し、網点原稿に対
するモアレもほとんどなくなる。
【0018】例えば、Db 、D'1、D'2、D'3、D'4、
D'5、D'6、D'7、Dc 、・・・・の順に画像データを
形成し、これらの画像データに基づいて画像を再生する
と、主走査方向に画像サイズは8倍に拡大されるが、再
生画像にモアレはほとんど発生しない。しかしながら、
8倍に拡大された再生画像を出力するわけにはいかない
ので、周期Tの画像データが必要である。この時、図5
で示すように、周期Tのサンプリングでは、1ライン中
の画像の濃度変化を完全には検知することができていな
い。
【0019】例えば、周期Tでサンプリングされた図5
のDc においては、その近辺でサンプリングされたA点
での画像データを読取ることができない。ここでのA点
での画像データはこの周辺では最高濃度であり、本画像
データの特徴を著しく表しており、この点を取れないこ
とが画像を劣化させてしまう一つの要因となってしま
う。
【0020】さらに、原稿全体が均一的なベタ画像であ
り、図5で示すような多少濃度の濃淡の波を持つ画像デ
ータが一面に広がっている場合、実サンプリングで読取
られる位置が少しずつ画像の周期とずれてしまい、ある
場所ではその近辺の最高濃度値を読めたが、別の場所で
は、図5のように最高濃度値を持つ画像データからずれ
た画像データを読んでしまうことがあり、これがモアレ
の原因の一つになり得るのである。
【0021】そこで、画像比較置換部250では、補間
演算部200で演算された仮想点7点と実サンプリング
点1点、合わせて8点の濃度値の大小関係を比較して、
その中での濃度値の特徴により、それらの8点の内、ど
の点を代表画像データとして後段へ出力するかを決定す
る。
【0022】図6にこの時の一例が示されている。図6
は、主走査方向の連続した3画素(n−1、n、n+
1)をグラフで表したものである。それぞれ画素n−
1、n、n+1の従来の技術におけるサンプリング値は
Db 、Dc 、Dd である。ここで中央の画素nに注目す
ると、中央の画素nの画像データは前記のようにDc で
あるが、この濃度値が必ずしも本画素の特徴点を示して
いるわけではない。それは、所定の周波数でサンプリン
グし、たまたま検知した値がDc であり、このような画
像が別の場所にあり、サンプリング点がずれていれば、
また異なる点の濃度値が本画素の画像データとなるため
である。
【0023】本画素nの特徴的な点といえば、その近辺
の画像の頂点となる画素である図6のB点である。図6
のような画像パターンが原稿のどのような場所にあった
としても上記B点が画像データとして検知されれば、原
稿画像を忠実に再現することができ、さらにサンプリン
グによるばらつきから発生するモアレを除去することが
可能である。よって、画像比較置換部250では、この
場合B点の画像データをDc と置き換えて本画素の代表
値となるように構成されている。この時の画像データの
並びと、その中で代表値とする画素との関係を表2に示
す。
【0024】
【表2】
【0025】例えば、表2の1についていうと、画像デ
ータの並びとしては、8点ある濃度値の中でa点が一番
濃度が高く、しかもa点がただ一つの頂点となってい
る。このような並びの場合は、a点がその画素の代表値
となる。さらに表2の例えば5についていうと、画像デ
ータの並びとして、8点ある濃度値の中でe点が一番濃
度が低く、しかもa点がただ一つの谷点となっている。
このような並びの場合は、e点がその特徴点となり画素
の代表値とする。その他の場合も同様であり、8点のサ
ンプリング点の中で最大濃度でその点がただ一つの頂点
となっている点、または最小濃度でその点がただ一つの
谷点となっている点をその画素の代表値とする。
【0026】そして、この条件を満たさない、例えば頂
点が複数存在したり、頂点と谷点が両方存在したり、8
点が全て同じ値である場合には、その画素の代表値は、
所定のサンプリング点であった点、図5でいうとDc を
代表値とするのである。
【0027】以上説明した画像比較置換部250の構成
を図7に示す。図7において、主走査方向に入力された
画像データDinを5個のラッチ回路251でラッチし、
順次常に並び合う5系統(a、b、c、d、e)の並列
データとして、仮想点演算部252の入力データとす
る。仮想点演算部252は、この5系統の入力から前記
仮想点演算式(1)を用いて演算する。
【0028】この時、図8に示すように実サンプリング
点a、b、c、dから仮想点0、1、2、3を演算し、
実サンプリング点b、c、d、eから仮想点5、6、
7、8、9を演算する。これで、実サンプリング点c
(4とcは同じ)と合わせて図8に示す10点が導き出
される。次に、この10点の画像データを図7の仮想点
比較部253により、各々比較し、表2で示すような特
徴点を検出する。
【0029】この仮想点比較部253で行われる処理フ
ローを図9、図10、図11に示す。図9は、これらの
10点の中から最小値を求めるフローである。初期値と
してMINに255(本例では1画素8ビットデータと
し、1画素のとり得る値を0〜255としている)を代
入しておき、順次10個の濃度値と比較し、MINより
も小さかった値を順次MINに代入していく。これによ
り、10点と全て比較し終わった時点でMINに最小値
が格納されていることになる。
【0030】図10は、これらの10点の中から最大値
を求めるフローである。初期値としてMAXに0を代入
しておき、順次10個の濃度値と比較し、MAXよりも
大きかった値を更にMAXに順次代入していく。これに
より、10点と全て比較し終わった時点でMAXに最大
値が格納されていることになる。さらに本フローでは、
これらの10点の中で頂点と谷点がいくつあるかを検知
する必要がある。
【0031】図11は頂点、谷点を求めるフローであ
る。DIRは連続する2つの画像データの濃度値の傾き
を示す。DIRが−1の時は、下に傾いていることを示
し、0の時は傾きがないこと、1の時は上に傾いている
ことを示す。先ず最初の2点の傾きを求め、その後、順
次次の点との傾きを求め、傾きが上から下に変化した
時、そこに頂点があると判断しUPに1を加算する。ま
た、傾きが下から上に変化した時、そこに谷点があると
判断しDWNに1を加算していく。このようにして全て
の点を比較し終わった時点でUPとDWNにそれぞれ頂
点の個数と谷点の個数が格納されていることになる。さ
らにNUMには頂点、あるいは谷点があった場合に図8
の1〜8のどの場所にあったかを示す値が格納されてい
る。
【0032】次にこれらの結果を参照して、「UPの値
が1でDWNの値が0」、あるいは「UPの値が0でD
WNの値が1」である2つの場合にだけ表2に適合する
パタンが存在し、仮想点比較部は、表2に示す代表値を
後段へ出力する。これにより、本発明に係る画像の特徴
点をその画素の値として置き換えることができる。
【0033】さらに請求項4記載の発明に関する出力手
段として、位相データにより一画素内の左側、中心、右
側のどれかに画像データを画素毎に切換ながらプロット
出力する機能を有することで、上記図11のフローで説
明したNUMに格納されている値により、その代表値と
なった特徴点が一画素内のどの領域にあるかがわかり、
その値を位相データとして出力装置を制御することでプ
ロット位置を左側、中心、右側と切換ながら出力するこ
とが可能となるのである。表2に画像の並びに対する代
表画素とその時の位相制御信号を示す。
【0034】さらに具体的にいうと、図6に示すように
1画素内にある8個の仮想点の最初の2個は画素内の左
側に位置し、次の3個は中央、そして次の3個は右側に
位置している。さらに図8でいうと仮想点1、2に代表
値がある場合には、1画素内の左側にプロット出力し、
3、4、5に代表値がある場合には、中央にプロット出
力し、そして、6、7、8に代表値がある場合には、1
画素内の右側にプロット出力することでより原稿画像に
近い画像データを出力することができ、しかもモアレが
軽減することも可能な画像処理装置を提供することがで
きる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、所定の周
波数でサンプリングした画像を読み取る画像読取手段、
読み取った画像を量子化して原画像データを得る画像量
子化手段、量子化された原画像データから画素間の複数
の補間データを演算する画像補間手段、複数の補間デー
タを演算処理し原画像データを加工する画像加工手段、
加工した画像データを出力する画像出力手段を設けたこ
とにより、所定の周波数よりも高周波数のサンプリング
画像を得、加工することができ、モアレを軽減した画像
を出力できる効果がある。
【0036】請求項2記載の発明によれば、画像加工手
段が、原画像データを複数の補間データの大小関係を認
識し、原画像データを複数ある補間データどれかと置き
返る機能を備えることにより、より原稿画像の特徴とな
る画像データを所定の周波数のサンプリングにより劣化
させることなく出力できる効果がある。
【0037】請求項3記載の発明によれば、画像加工手
段が、置き換えた補間データの位置が一画素内の左側、
中心、右側のどれであったを示す位相データを出力する
機能を備え、入力画像に適合して位相データが自動的に
生成されるため、リアルタイムに適切な位相制御ができ
る効果がある。
【0038】請求項4記載の発明によれば、画像出力手
段が、上記位相データにより一画素内の左側、中心、右
側のどれかに画像データを画素毎に切換ながらプロット
出力する機能を備え、より原稿に近い画像データを出力
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像処理装置を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態による画像処理装置を搭載
したデジタル複写機の外観図である。
【図3】一様な濃さの網点原稿を読取った時の画像デー
タの例を示す図である。
【図4】画像処理装置におけるモアレ補正回路を示すブ
ロック図である。
【図5】モアレ補正回路における補間演算部による補間
演算の動作を説明するためのサンプリング点に対する画
像データの階調を示すグラフである。
【図6】主走査方向の連続した3画素(n−1、n、n
+1)を示すグラフである。
【図7】図4のモアレ補正回路における画像比較置換部
の構成を示すブロック図である。
【図8】画像比較置換部により実サンプリング点a、
b、c、dから仮想点0、1、2、3を演算し、実サン
プリング点b、c、d、eから仮想点5、6、7、8、
9を演算することを説明するための図である。
【図9】図7の仮想点比較部で行われる10点のサンプ
リング点から最小値を求める処理を示すフローチャート
である。
【図10】図7の仮想点比較部で行われる10点のサン
プリング点から最大値を求める処理を示すフローチャー
トである。
【図11】図7の仮想点比較部で行われる10点のサン
プリング点から頂点および谷点を求める処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 画像読取部 2 画像処理部 4 制御部 5 操作部 22 モアレ補正回路 200 補間演算部 250 画像比較置換部 251 ラッチ回路 252 仮想点演算部 253 仮想点比較部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数でサンプリングした画像を
    読み取る画像読取手段と、 読み取った画像を量子化して原画像データ得る画像量子
    化手段と、 量子化された原画像データから画素間の複数の補間デー
    タを演算する画像補間手段と、 複数の補間データを演算処理し原画像データを加工する
    画像加工手段と、 加工した画像データを出力する画像出力手段とを設ける
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像加工手段は、原画像データ、複
    数の補間データの大小関係を認識し、原画像データを複
    数の補間データの一つと置き換える機能を有することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像加工手段は、前記置き換えられ
    た補間データの位置が1画素内の左側、中心、右側のど
    こであるかを示す位相データを出力する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像出力手段は、前記位相データに
    より1画素内の左側、中心、右側のどれかに画像データ
    を画素毎に切換えながらプロット出力する機能を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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