JP2002261973A - 緊急電話接続方法および音声通信システム - Google Patents

緊急電話接続方法および音声通信システム

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JP2002261973A
JP2002261973A JP2001055526A JP2001055526A JP2002261973A JP 2002261973 A JP2002261973 A JP 2002261973A JP 2001055526 A JP2001055526 A JP 2001055526A JP 2001055526 A JP2001055526 A JP 2001055526A JP 2002261973 A JP2002261973 A JP 2002261973A
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cable modem
telephone
band
emergency
voice
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JP2001055526A
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Katsunori Yoshihara
勝徳 吉原
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急電話時に容易に通話用帯域を確保す
ることにある。 【解決手段】 電話機,PC等の通信機器が接続される
ケーブルモデム1A〜1Cおよび音声、データ通信時の
緊急電話専用帯域を含む帯域確保制御を行うケーブルモ
デム終端装置5を備えた音声通信システムであって、電
話機のオフフックのもとに帯域確保を要求するが、空き
帯域無しのとき、電話機から緊急電話接続用ダイヤル信
号を送出すると、ケーブルモデムがケーブルモデム終端
装置に専用帯域の確保を要求し、ケーブルモデム終端装
置は専用帯域の空き有無をチェックし、空き有りのと
き、ケーブルモデムを介してダイアルトーンを電話機に
送出し、電話機による緊急通話を可能とする音声通信シ
ステムの緊急電話接続方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VOIP(Voice
Over Internet Protocol)技術を用いた緊急電話
接続方法および音声通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーブルモデムを使用した音声通
信システムにおいては、多数の電話機が接続されるPS
TN(Pablic Switched Telephone Network:公衆電
話交換ネットワーク)に音声ゲートウェイを介して接続
され、データ通信プロトコルであるIP上で音声データ
を転送するVOIP技術を用いて、PSTN上の電話機
とシステム側電話機との間で音声による通信が行われて
いる。
【0003】この音声通信システムは、内部的には、例
えばイーサネット(登録商標)などの伝送ラインが設け
られ、イーサネットに接続されるケーブルモデム終端装
置には同軸ケーブルを介して複数のケーブルモデムが接
続され、これら各ケーブルモデムには電話機やパーソナ
ルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)が接続されてい
る。また、イーサネットには交換制御の機能をもつサー
バが接続されている。
【0004】この音声通信システムでは、ケーブルモデ
ムに接続される電話機が音声通信を行おうとしたとき、
ケーブルモデムが当該電話機のオフフックを検出し、ケ
ーブルモデム終端装置に対して音声通信用の帯域確保を
要求する。ケーブルモデム終端装置は、帯域に空きがあ
れば、ケーブルモデムに通知し、電話機にダイヤル入力
を促す処理が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ア
ナログ公衆回線に接続されるモデムやISDN回線に接
続されるルータ、ターミナルアダプタ等では、通信回線
を占有しているので、回線や交換局に障害が発生しない
限り、何時でも緊急電話帯域を確保することが可能であ
る。
【0006】しかしながら、音声通信システムでは、電
話機から緊急電話が発信された場合、特に緊急電話用の
帯域が確保されていないので、通常の電話と同様な手順
に従ってケーブルモデムがケーブルモデム終端装置に通
信帯域を要求し、ケーブルモデム終端装置が通信帯域を
確保した場合だけ、電話機が確保された帯域を使用して
緊急通話を行うことができる。
【0007】よって、音声通信システムのケーブルモデ
ム終端装置は、ケーブルモデムから帯域確保の要求があ
るにも拘わらず、通信帯域を確保できないとか、通信帯
域に空きがないとき、例え緊急電話であっても接続する
ことが不可能であり、緊急通話の内容を必要な相手に伝
えることが難しく、緊急の程度にも依るが、人間の生命
や財産を失う恐れも考えられる。
【0008】また、ケーブルモデムは、電話機から緊急
電話が発信されたとき、他のポートに接続されるPCが
データ通信中であるとか、他の電話機が通話中のとき、
それらPCのデータ通信や電話機の音声通話が終了する
まで待たなければならず、緊急通話の目的が何ら果たせ
ない状況にある。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ケーブルモデムに接続される電話機が緊急電話を必
要とする時、確実に緊急通話を可能とする緊急電話接続
方法および音声通信システムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題を解決
するために、PSTNに音声ゲートウェイを介して接続
され、電話機,PC等の通信機器が接続されるケーブル
モデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制御を行う
ケーブルモデム終端装置を備えた音声通信システムであ
って、前記ケーブルモデム終端装置が予め緊急電話専用
帯域を確保する機能を備えることを条件とし、ケーブル
モデムが電話機からのフック状態を検出しケーブルモデ
ム終端装置に帯域確保を要求する帯域要求ステップと、
この帯域確保要求を受けたケーブルモデム終端装置が空
き帯域をチェックし、帯域無しのときケーブルモデムを
介して発信不可を電話機に通知する通知ステップと、こ
の発信不可通知を受けた電話機からの緊急電話接続用ダ
イヤル信号に基づき、ケーブルモデムがケーブルモデム
終端装置に専用帯域の確保を要求する専用帯域要求ステ
ップと、ケーブルモデム終端装置が専用帯域の空き有無
をチェックし、空き有りのとき、前記ケーブルモデムが
ダイアルトーンを前記電話機に送出するステップとを有
する音声通信システムの緊急電話接続方法である。
【0011】本発明は、以上のような方法とすることに
より、ケーブルモデムが通常の電話時にケーブルモデム
終端装置に帯域確保を要求するが、空き帯域がない時に
電話機に発信不可を通知すると、当該電話機は、緊急電
話接続用ダイヤル信号をケーブルモデムに送信すると、
当該ケーブルモデムは専用帯域確保を要求するので、ケ
ーブルモデム終端装置では緊急と判断し、予め用意され
ている緊急電話専用帯域を確保し、ケーブルモデムを介
して要求元電話機に通知するので、要求元電話機は緊急
電話専用帯域を利用して確実の緊急通話を行うことがで
き、人の生命や財産の消失を未然に回避することが可能
である。
【0012】なお、ケーブルモデムは、電話機から緊急
電話接続用ダイヤルを受けた時、専用回線の確保を要求
せずに、自身に接続される他の通信機器による使用の有
無をチェックし、使用中の時には強制終了させた後、ケ
ーブルモデム終端装置に再度帯域確保を要求し、空き帯
域有りのとき、ケーブルモデムがダイアルトーンを電話
機に送出するようにすれば、緊急用の帯域を使用するこ
となく、通常の電話使用時の帯域を緊急電話接続用に利
用するので、通常の電話使用時の帯域を有効に利用する
ことが可能となる。
【0013】また、強制終了させた後、再度帯域確保を
要求したにも拘わらず、空き帯域がないときに初めて緊
急電話専用の帯域を確保する要求を出すことも可能であ
る。
【0014】この場合には、通常の電話使用時でも諸種
の状況から帯域が使用される場合が有る場合には、緊急
電話接続用帯域を利用することにより、確実に緊急通話
を確保することが可能である。
【0015】(2) PSTNに音声ゲートウェイを介
して接続され、電話機,PC等の通信機器が接続される
ケーブルモデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制
御を行うケーブルモデム終端装置を備えた本発明に係わ
る音声通信システムでは、ケーブルモデムは、ケーブル
モデム終端装置が緊急電話専用帯域を確保する機能およ
び前記電話機が緊急電話接続ダイヤル送出機能を備える
ことを条件とし、通常の電話時に空き帯域が無いとき、
前記緊急電話接続ダイヤル送出機能から送出される緊急
電話接続ダイヤルに基づき、前記ケーブルモデム終端装
置に前記緊急電話専用帯域の確保を要求する専用帯域要
求手段を設けた構成である。
【0016】本発明は、以上のような構成とすることに
より、ケーブルモデムでは、通常電話時と緊急電話時と
を区別しながらケーブルモデム終端装置に対して通常帯
域、専用帯域の確保を要求でき、緊急時に適切に対応可
能となる。
【0017】また、ケーブルモデムとしては、電話機が
緊急電話接続ダイヤル送出機能を備えることを条件と
し、通常の電話時に空き帯域が無いとき、緊急電話接続
ダイヤル送出機能から送出される緊急電話接続ダイヤル
に基づき、自身の他の通信機器の使用状態をチェックす
る他通信チェック手段と、このチェックの結果、他の通
信機器が使用中である時、他の通信機器の使用状態をチ
ェックし強制的に通信を終了させる手段と、この強制終
了後、前記ケーブルモデム終端装置に再度帯域確保を要
求する再帯域要求手段とを備えることにより、電話機か
ら緊急電話接続ダイヤルを受けたとしても、他の通信機
器の使用状態をチェックし、使用時に他の通信機器を強
制終了させて帯域を確保可能にするので、通常の電話使
用時の帯域を有効に利用して緊急通話を確保することが
可能となる。
【0018】さらに、ケーブルモデム終端装置として
は、電話機が緊急電話接続ダイヤル送出機能を備えるこ
とを条件とし、ケーブルモデムから専用帯域の確保要求
を受けたとき、緊急電話専用帯域の有無をチェックする
専用帯域有無チェック手段と、このチェック結果を前記
ケーブルモデムに通知する専用帯域有無通知手段とを備
えることにより、電話機から緊急電話接続ダイヤルが送
出された時に限り、緊急電話専用帯域を確保し、要求元
電話機の緊急通話に対応させることが可能となる。
【0019】さらに、ケーブルモデムとしては、ケーブ
ルモデム終端装置が緊急電話専用帯域を確保する機能を
備えていることを条件とし、音声入出力装置および緊急
電話接続用スイッチを設けることにより、ケーブルモデ
ムに接続される全部の電子機器が使用中である場合、緊
急電話接続用スイッチの操作のもとにケーブルモデム終
端装置に対して専用帯域確保を要求でき、音声入出力装
置にを介して緊急通話を確保することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明に係わる音声通信システムの
一実施の形態を示す構成図である。
【0022】このシステムは、例えば各戸ごとに設置さ
れるケーブルモデム1A,1B、1Cと、これらの各ケ
ーブルモデム1A,1B、1Cに付設される所要の各ポ
ートに接続され、通常の通話を含む緊急通話に利用され
る1台以上の電話機(2A,2B)、(2C,2D)、
(2E,2F)およびデータ通信を行うPC3A,3
B、3Cと、各ケーブルモデム1A,1B、1Cに同軸
ケーブル4を介して接続され、各電話機(2A,2
B)、(2C,2D)、(2E,2F)から発せられる
通常の電話を含む緊急電話接続の信号のもとにケーブル
モデム1A,1B、1Cより通常電話の帯域を含む緊急
電話接続専用帯域の要求を受けたとき、緊急電話専用帯
域を含む帯域の空きの有無をチェックし、例えば緊急電
話専用帯域を割り当てたとき、要求元のケーブルモデム
1A,1B、1Cに通知する緊急電話専用帯域をもつケ
ーブルモデム終端装置5と、複数の電話機6,…が接続
されるPSTN7とケーブルモデム終端装置5が接続さ
れるイーサネット8との間に設けられ、ディジタル・ア
ナログ相互変換を行う音声ゲートウェイ9と、交換制御
を実行するサーバ10と、このサーバ10の交換制御に
必要なデータ,例えば各ケーブルモデム1A,1B、1
Cに接続される電話機2A〜2Fに付与されている電話
番号等のデータを記憶する記憶装置11とによって構成
されている。なお、PSTN7と音声ゲートウェイ9と
は回線12で接続されている。
【0023】次に、以上のような本発明に係わる音声通
信システムの緊急電話接続方法の実施の形態について説
明する。
【0024】(1) 通常の電話接続時の処理動作につ
いて(図2参照)。
【0025】この例では、ケーブルモデム1Aに接続さ
れる電話機2AがPSTN7に接続されている電話機6
に対して接続する処理について説明する。
【0026】今、電話機2Aがオフフックすると(S0
1)、該当ケーブルモデム1Aが電話機2Aのオフフッ
クを検出し(S02)、ケーブルモデム終端装置5に対
して音声通信のための帯域を要求する(S03)。ここ
で、ケーブルモデム終端装置5は、帯域に空きがあるか
否かをチェックし(S04)、空き帯域が無い場合には
要求元のケーブルモデム1Aに対して音声通信のための
帯域無しを通知する(S05)。通知を受けたケーブル
モデム1Aでは、オフフックされた電話機2Aに対して
ビジートーンを送出し(S06)、電話機2Aを介して
発信で不可をユーザに通知する。ここで、ユーザは電話
機2Aをオンフック操作する(S07)。
【0027】ところで、ステップS04において、ケー
ブルモデム終端装置5が空き帯域有りと判断したとき、
その空き帯域を確保し、要求元のケーブルモデム1Aに
対して使用可能な帯域を割り当てたことを通知する(S
08)。この帯域割り当て通知を受けたケーブルモデム
1Aは、要求元電話機2Aに対してダイヤル入力を促す
ためのダイアルトーンを送出する(S09)。ここで、
ユーザは、電話機2AからPSTN7に接続される電話
機6の電話番号を入力すると(S10)、対応するケー
ブルモデム1Aは当該電話機2Aから発するダイヤル信
号を検出し(S11)、着信先の電話番号をサーバ10
に送信する(S12)。
【0028】サーバ10は、受信した電話番号をもつ電
話機がシステム内に存在するか否かを判断し、システム
内に存在しない場合には、音声ゲートウエイ9に対して
PSTN7への発信を要求する(S13)。音声ゲート
ウエイ9は、サーバ10からの要求に従い、回線12を
介してPSTN7に発信要求を行う。
【0029】発信要求を受けたPSTN7は、着信先電
話機6の呼出しを開始し(S14)、音声ゲートウェイ
9に対して発信受付信号を送信する。発信受付信号を受
信した音声ゲートウェイ9がサーバ10に対して発信受
付を通知すると、当該サーバ10では発信元のケーブル
モデム1Aに対して発信受付を通知する。これによって
ケーブルモデム1Aは、発信元の電話機1Aに対して呼
び出し音を送出する。
【0030】ここで、PSTN7に接続される着信先の
電話機6が応答すると(S15)、PSTN7は、音声
ゲートウェイ9に対して応答信号を送信し(S16)、
音声ゲートウェイ9がサーバ10に対して応答を通知し
(S17)、さらにサーバ10が発信元のケーブルモデ
ム1Aに対して応答を通知する(S18)。これによっ
て発信元の電話機1Aと着信先であるPSTN7に接続
される電話機6との通話が開始される(S19)。
【0031】(2) 緊急通話処理について(図3,図
4,図5参照) 電話機2Aがオフフックすると(S01)、該当ケーブ
ルモデム1Aが電話機2Aのオフフックを検出し(S0
2)、ケーブルモデム終端装置5に対して音声通信のた
めの帯域を要求する(S03)。ケーブルモデム終端装
置5は、帯域に空きがあるか否かをチェックする(S0
4)。
【0032】ケーブルモデム終端装置5は、空き帯域が
無いと判断したとき、要求元のケーブルモデム1Aに対
して音声通信のための帯域無しを通知する(S21)。
通知を受けたケーブルモデム1Aは、要求元電話機2A
に対してビジートーンを送出し(S22)、電話機2A
を介して発信不可であることをユーザに通知する。
【0033】ユーザは、ビジートーンから空き帯域無し
の通知を受けると、緊急通話を必要とする場合には緊急
通話発信であることを通知するため、電話機2Aから例
えば緊急電話接続ダイヤル,例えば“#”をダイヤルす
ると(S23)、ケーブルモデム1Aでは、ケーブルモ
デム終端装置5に対し、予め用意されている緊急電話専
用の帯域を要求する(S24)。
【0034】ここで、ケーブルモデム終端装置5は、緊
急電話専用帯域の空き有無をチェックし(S25)、専
用帯域空き無しのときには要求元のケーブルモデム1A
に対して音声通信のための専用帯域無しを通知する(S
26)。通知を受けたケーブルモデム1Aでは、要求元
電話機2Aに対してビジートーンを送出し(S27)、
電話機2Aを介して発信不可であることをユーザに通知
する。ここで、ユーザは電話機2Aをオンフック操作す
る(S28)。
【0035】一方、ケーブルモデム終端装置5におい
て、緊急電話専用帯域に空きがあると判断したとき、緊
急電話専用帯域を割り当てた後、要求元のケーブルモデ
ム1Aに通知する(S29)。通知を受けたケーブルモ
デム1Aでは、該当電話機2Aに対してダイヤル入力を
促すためのダイヤルトーンを送出する(S30)。
【0036】ここで、電話機2Aが緊急電話接続用のダ
イヤル信号を送出すると(S31)、ケーブルモデム1
Aはそのダイヤル信号を検出し(S32)、着信先の電
話番号をサーバ10に通知する(S33)。
【0037】サーバ10は、受信した電話番号が緊急電
話番号と判断したとき、音声ゲートウェイ9を介してP
STN7への発信を要求する(S34)。音声ゲートウ
ェイ9は、サーバ10からの要求に従い、回線12を介
してPSTN7に対して発信要求を行う。発信要求を受
け付けたPSTN7は、着信先電話機の呼出しを開始し
(S35)、音声ゲートウェイ9に対して発信受付信号
を送信する。
【0038】発信受付信号を受信した音声ゲートウェイ
9はサーバ10に対して発信受付を通知すると、当該サ
ーバ10では発信元のケーブルモデム1Aに対して発信
受付を通知する。これによってケーブルモデム1Aは、
発信元の電話機1Aに対して呼び出し音を送出する。
【0039】ここで、PSTN7に接続される着信先の
電話機6が応答すると(S36)、PSTN7は、音声
ゲートウェイ9に対して応答信号を送信し(S37)、
音声ゲートウェイ9がサーバ10に対して応答を通知し
(S38)、さらにサーバ10が発信元のケーブルモデ
ム1Aに対して応答を通知する(S39)。これによっ
て発信元の電話機1Aと着信先であるPSTN7に接続
される電話機6との通話が開始される(S40)。
【0040】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、ケーブルモデム終端装置5側において、既設の帯域
確保数のうち、予め1〜2の帯域を緊急電話接続用帯域
として用意し、通常の電話時の帯域要求に対し、一般的
な手順に従って空き帯域の有無を判断し、空き帯域が無
いときに電話機から緊急電話接続用のダイヤルが入力さ
れたとき、緊急電話接続用専用帯域を割り当てるように
したので、緊急電話時に比較的容易に帯域を確保でき、
緊急通話を行うことができ、ひいては緊急、かつ、重大
な通話を行うことにより、個人の生命、財産の消失を未
然に回避することが可能となる。
【0041】(3) 電話機2Bが通話中に電話機2A
から緊急電話接続が要求されたときの処理について(図
6〜図8参照)。
【0042】電話機2Aが緊急電話のためにオフフック
し(S01)、ケーブルモデム1Aがその電話機2Aの
オフフックを検出し(S02)、ケーブルモデム終端装
置5に音声通信のための帯域を要求するが、帯域を確保
できなかった場合(S03,S04)、ケーブルモデム
終端装置5は、ケーブルモデム1Aに対し、音声通信帯
域無しを通知する(S21)。ケーブルモデム1Aは、
電話機2Aに対してビジートーンを送出する(S2
2)。
【0043】ここで、ユーザは、ビジートーンから空き
帯域無しの通知を受けると、緊急通話を必要とする場合
には緊急通話発信であることを通知するため、電話機2
Aから例えば緊急電話接続ダイヤル,例えば“#”をダ
イヤルすると(S23)、ケーブルモデム1Aは、他の
通信手段があるか否かを判断し(S41)、例えば電話
機2Bが通話中であれば、ケーブルモデム終端装置5に
対して緊急電話専用帯域を要求せずに、電話機2Bの通
話を強制終了させ、当該電話機2Bが使用していた音声
帯域を一旦開放した後(S42)、ステップS03に戻
り、ケーブルモデム終端装置5に対して、再度音声通信
のための帯域を確保することを要求する。
【0044】ここで、ケーブルモデム終端装置5は、帯
域に空きがあるか否かをチェックし(S04)、音声帯
域に空きがあると判断したとき、図3のステップS29
からS40と同様な手順に従って処理する。
【0045】すなわち、ケーブルモデム終端装置5は、
その帯域を割り当てた後、要求元のケーブルモデム1A
に通知する(S29)。通知を受けたケーブルモデム1
Aでは、該当電話機2Aに対してダイヤル入力を促すた
めのダイヤルトーンを送出する(S30)。
【0046】ここで、ユーザが緊急電話の番号を入力
し、当該番号に対応するダイヤル信号を送出すると(S
31)、ケーブルモデム1Aはそのダイヤル信号を検出
し(S32)、着信先の電話番号をサーバ10に通知す
る(S33)。
【0047】サーバ10は、受信した電話番号が緊急電
話番号と判断したとき、音声ゲートウェイ9を介してP
STN7への発信を要求する(S34)。音声ゲートウ
ェイ9は、サーバ10からの要求に従い、回線12を介
してPSTN7に対して発信要求を行う。発信要求を受
け付けたPSTN7は、着信先電話機の呼出しを開始し
(S35)、音声ゲートウェイ9に対して発信受付信号
を送信する。
【0048】発信受付信号を受信した音声ゲートウェイ
9はサーバ10に対して発信受付を通知すると、当該サ
ーバ10では発信元のケーブルモデム1Aに対して発信
受付を通知する。これによってケーブルモデム1Aは、
発信元の電話機1Aに対して呼び出し音を送出する。
【0049】ここで、PSTN7に接続される着信先の
電話機6が応答すると(S36)、PSTN7は、音声
ゲートウェイ9に対して応答信号を送信し(S37)、
音声ゲートウェイ9がサーバ10に対して応答を通知し
(S38)、さらにサーバ10が発信元のケーブルモデ
ム1Aに対して応答を通知する(S39)。これによっ
て発信元の電話機1Aと着信先であるPSTN7に接続
される電話機6との通話が開始される(S40)。
【0050】さらに、ステップS41において、ケーブ
ルモデム1Aは、他の通信手段が無いと判断したとき、
図3,図4のステップS24〜S28と同様な処理を行
う。すなわち、ケーブルモデム1Aは、予め用意されて
いる緊急電話専用の帯域を要求する(S43)。
【0051】ここで、ケーブルモデム終端装置5は、緊
急電話専用帯域の空き有無をチェックし(S44)、専
用帯域空き無しのときには要求元のケーブルモデム1A
に対して音声通信のための専用帯域無しを通知する(S
45)。通知を受けたケーブルモデム1Aでは、オフフ
ックされた電話機2Aに対してビジートーンを送出し
(S46)、電話機2Aを介して発信できないことをユ
ーザに通知する。ここで、ユーザは電話機2Aをオンフ
ックする(S47)。
【0052】一方、ケーブルモデム終端装置5におい
て、緊急電話専用帯域に空きがあると判断したとき、ス
テップS29に戻り、緊急電話専用帯域を割り当てた
後、要求元のケーブルモデム1Aに通知する(S2
9)。通知を受けたケーブルモデム1Aでは、該当電話
機2Aに対してダイヤル入力を促すためのダイヤルトー
ンを送出する(S30)。
【0053】ここで、ユーザが緊急電話の番号を入力
し、当該番号に対応するダイヤル信号を送出すると(S
31)、ケーブルモデム1Aはそのダイヤル信号を検出
し(S32)、着信先の電話番号をサーバ10に通知す
る(S33)。以降の処理についても同様であるので、
省略する(S34〜S40)。
【0054】以上のような実施の形態によれば、電話機
2Aからケーブルモデム1Aを介して帯域要求を受けた
とき、ケーブルモデム終端装置5が一般的な手順に従っ
て空き帯域の有無を判断し、空き帯域無しのときにケー
ブルモデム1Aを介して電話機2Aに空き無しを通知す
るが、ケーブルモデム1Aは、当該電話機2Aから緊急
電話番号が入力されたとき、現在通話中の他の電話機2
Bがあれば、その電話機2Bの通話を強制終了させ、ケ
ーブルモデム終端装置5に再度帯域確保を要求し、緊急
通話のための帯域を確保するので、緊急電話時に音声通
信帯域を緊急通話のために有効に活用することができ
る。
【0055】さらに、現在通話中の他の電話機2Bその
他の通信手段がないとき、予め用意されている緊急電話
専用帯域の確保を要求し、空きありの場合にはその緊急
電話専用帯域を利用するので、緊急電話接続に対し、緊
急時に何れかの帯域を選択しながら適切な方法で緊急通
話を実現することができる。
【0056】(4) PC3Aの通信中に電話機2Aか
ら緊急電話接続が要求されたときの処理について(図
6,図7参照)。
【0057】電話機2Aが緊急電話のためにオフフック
し、ケーブルモデム1Aがその電話機2Aのオフフック
を検出し、ケーブルモデム終端装置5に音声通信のため
の帯域を要求するが、帯域を確保できなかった場合、ケ
ーブルモデム終端装置5は、ケーブルモデム1Aに対
し、音声通信帯域無しを通知する。ケーブルモデム1A
は、電話機2Aに対してビジートーンを送出する(図6
のステップS01からS04、S21,S22参照)。
【0058】ここで、ユーザは、ビジートーンから空き
帯域無しの通知を受けると、緊急通話を必要とする場合
には緊急通話発信であることを通知するため、電話機2
Aから例えば緊急電話接続ダイヤル,例えば“#”をダ
イヤルすると(S23)、図6と同様な処理を実行す
る。
【0059】すなわち、ケーブルモデム1Aは、ケーブ
ルモデム終端装置5に対し、緊急電話専用帯域を要求せ
ずに、PC3Aのデータ通信を強制終了させ、当該PC
3Aが使用していた通信帯域を一旦開放した後、ケーブ
ルモデム終端装置5に対して、再度音声通信のための帯
域確保を要求する。
【0060】ケーブルモデム終端装置5は、図3に示す
ように帯域に空きがあるか否かをチェックし(S0
4)、音声帯域に空きがあると判断したとき、図3のス
テップS29からS40と同様な手順に従って処理する
ので、ここではその説明を省略する。
【0061】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、電話機2Aからケーブルモデム1Aを介して帯域要
求を受けたとき、ケーブルモデム終端装置5は、一般的
な手順に従って空き帯域の有無を判断し、空き帯域無し
のときに電話機2Aに空き無しを通知するが、ケーブル
モデム1Aは、当該電話機2Aから緊急電話番号が入力
されたとき、現在通話中の他のPC3Aがあれば、その
PC3Aのデータ通信を強制終了させ、ケーブルモデム
終端装置5に再度帯域確保を要求し、緊急通話のための
帯域を確保するので、緊急電話時にPC3Aの使用帯域
を緊急通話のために有効に活用することができる。
【0062】さらに、現在通話中の他のPC3Aその他
の通信手段がないとき、予め用意されている緊急電話専
用帯域の確保を要求し、空きありの場合にはその緊急電
話専用帯域を利用するので、緊急電話接続に対し、緊急
時に何れかの帯域を選択しながら適切な方法で緊急通話
を実現できる。
【0063】次に、図1に示す音声通信システムの構成
要素のうち、電話機2A〜2F、ケーブルモデム1A〜
1Cおよびケーブルモデム終端装置5について図9を参
照して説明する すなわち、電話機2A〜2F、ケーブルモデム1A〜1
Cおよびケーブルモデム終端装置5は、以上のような方
法を実施するに際し、少なくとも図11に示すような機
能を備える必要がある。
【0064】各電話機2A〜2Fは、通常の電話機の機
能の他、電話機例えば2Aが帯域確保要求のためのオフ
フック後、ケーブルモデム1Aから音声通信帯域無しの
通知を受けたとき、ケーブルモデム1Aに対して、緊急
電話発信であることを通知するための緊急電話接続ダイ
ヤルを送出する緊急電話接続ダイヤル送出手段21が設
けられている。
【0065】各ケーブルモデム1A〜1Cは、電話機2
Aから入力されるダイヤル情報を識別する機能、電話機
に対してダイアルトーン,ビジートーン等の各種トーン
を送出する機能、電話機から入力された音声信号を音声
パケットに変換して送信する機能、受信した音声パケッ
トを音声信号に変換して電話機に送出する機能等からな
る一般的な機能の他、本願発明の要部を機能的にとらえ
た場合には次のような手段からなっている。
【0066】つまり、各ケーブルモデム1A〜1Cは、
電話機2Aのオフフックを検出し、ケーブルモデム終端
装置5に音声通信帯域の確保を要求する帯域要求手段1
1,この帯域要求手段11からの音声通信帯域の要求に
対し、ケーブルモデム終端装置5から空き帯域有り・無
しの通知を受けたとき、その通知内容に応じてダイヤル
トーンまたは発信不可とする信号を電話機例2Aに通知
する発信可・不可通知手段12、この発信可・不可通知
手段12から通知される発信不可信号のもとに、電話機
2Aから緊急電話発信であることを通知するための緊急
電話接続ダイヤルを受けたとき、緊急電話専用帯域の確
保要求を行う専用帯域要求手段13、また発信可・不可
通知手段12からの発信不可信号のもとに、電話機2A
から緊急電話発信であることを通知するための緊急電話
接続ダイヤルを受けたとき、ケーブルモデム終端装置5
に対し、緊急電話専用帯域を要求せずに他の通信手段,
例えば他の電話機やPCが現在通話中、データ通信中で
あるか否かを判断する他通信チェック手段14、この他
通信チェック手段14によって通話中、データ通信中で
あれば、その通話またはデータ通信を強制的に終了させ
て音声帯域や通信帯域を一旦開放する強制終了手段1
5、この強制終了後、再度ケーブルモデム終端装置5に
対して音声通信帯域の要求を行う再帯域要求手段16な
どによって構成されている。
【0067】各ケーブルモデム1A〜1Cは、以上のよ
うな手段を備えることにより、通常電話時と緊急電話時
とを区別しながらケーブルモデム終端装置5に対して通
常帯域、専用帯域の確保を要求することができ、緊急時
に通常帯域に空きがない場合でも適切に専用帯域の確保
し、緊急電話に適切に対応できる。
【0068】また、電話機から緊急電話接続ダイヤルを
受けたとしても、他の通信機器の使用状態をチェック
し、使用時に他の通信機器を強制終了させて帯域を確保
するので、通常の電話使用時の帯域を有効に利用して緊
急通話を確保できる。
【0069】さらに、ケーブルモデム終端装置5として
は、ケーブルモデム1Aから帯域確保要求を受けたと
き、空き帯域が存在するか否かをチェックする空き帯域
有無チェック手段51、またケーブルモデム1Aから緊
急電話専用帯域の確保要求を受けたとき、当該緊急電話
専用帯域が存在するか否かをチェックする緊急電話専用
帯域有無チェック手段52、空き帯域、専用帯域のチェ
ック後、そのチェック結果をケーブルモデム1Aに通知
する帯域確保有無通知手段53、その他一般的な着信処
理のための制御を実行する着信制御手段54などが設け
られている。
【0070】従って、ケーブルモデム終端装置5として
は、以上のような構成を採用することにより、電話機か
ら緊急電話接続ダイヤルが送出された時に限り、緊急電
話専用帯域を確保し、要求元電話機の緊急通話に適切に
対応させることが可能となるさらに、本発明に係わる音
声通信システムの他の実施の形態例として、例えばケー
ブルモデム1A,1B,1Cの内部バスには電話機・P
Cなどのアナログデータ、デジタルデータを相互に変換
するプロセッサの他、プログラムその他のデータを記憶
する記憶装置、プログラムに従って所定の処理を実行す
るCPUで構成されるデータ処理制御部が設けられてい
るので、例えば内部バスに接続されるようにマイクロホ
ン等の音声入力装置17、スピーカなどの音声出力装置
18および緊急電話接続用スイッチ19を取り付ける構
成とすれば、緊急電話接続用スイッチ19を操作し、デ
ータ処理制御部に割り込みをかけるようにすれば、ケー
ブルモデムからケーブルモデム終端装置5に緊急電話用
の帯域を要求し、帯域確保後に緊急電話接続処理を行う
ことにより、音声入力装置17および音声出力装置18
を用いて、ケーブルモデムに接続される電話機がすべて
発信中、着信中、通話中等によって使用不可の状態にあ
って緊急時のときに緊急通話を行うことができる。
【0071】その他、本願発明は、上記実施の形態に限
定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り
組み合わせて実施することが可能であり、その場合には
組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施
の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれてお
り、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点
を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つ
かの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場
合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部
分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
話機から緊急電話接続用信号を発せられた時、ケーブル
モデムが緊急電話を識別し、専用帯域の確保を要求し、
ケーブルモデム終端装置にて専用帯域を確保するので、
緊急電話時に確実に緊急通話を確保できる。
【0073】また、本発明は、電話機から緊急電話接続
用信号を発せられた時、ケーブルモデムは、他の通信手
段をチェックし、通話中、データ通信中にも拘わらず強
制終了させ、緊急用として確保するので、通常の電話の
帯域を有効に利用しながら緊急通話を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる音声通信システムの一実施の
形態を示す全体構成図。
【図2】 音声通信システム側電話機とPSTN側電話
機とを接続するまでの処理手順図。
【図3】 本発明に係わる緊急電話接続方法の一実施の
形態を説明する処理手順図。
【図4】 図3に示す処理と連なる一連の処理手順図。
【図5】 本発明に係わる緊急電話接続方法の一実施の
形態を説明する制御シーケンス図。
【図6】 本発明に係わる緊急電話接続方法の他の実施
形態を説明する処理手順図。
【図7】 図6に示す処理と連なる一連の処理手順図。
【図8】 本発明に係わる緊急電話接続方法の他の実施
形態を説明する制御シーケンス図。
【図9】 本発明に係わる音声通信システムの主要構成
部分の機能ブロック図。
【符号の説明】
1A〜1C…ケーブルモデム 2A〜2F…電話機 3A〜3C…PC 4…同軸ケーブル 5…ケーブルモデム終端装置 7…PSTN 8…イーサネット 9…音声ゲートウェイ 10…サーバ 11…帯域要求手段 12…発信可・不可通知手段 13…専用帯域要求手段 14…他通信チェック手段 15…強制終了手段 16…再帯域要求手段 21…緊急電話接続ダイヤル送出手段 51…空き帯域有無チェック手段 52…専用帯域有無チェック手段 53…帯域有無通知手段 54…着信制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA01 GA16 HA01 HA08 HB01 HC01 HC14 HD03 JA08 JA09 JL08 JT01 JT06 LB02 LC05 5K050 AA07 BB01 BB02 BB06 BB12 CC09 DD27 DD30 GG10 GG13 GG19 GG22 HH03 5K101 KK14 LL05 MM01 MM04 MM05 MM07 RR02 RR12 TT05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PSTNに音声ゲートウェイを介して接
    続され、電話機,PC等の通信機器が接続されるケーブ
    ルモデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制御を行
    うケーブルモデム終端装置を備えた音声通信システムに
    おいて、 前記ケーブルモデム終端装置が予め緊急電話専用帯域を
    確保する機能を備え、 前記ケーブルモデムが前記電話機からのフック状態を検
    出し前記ケーブルモデム終端装置に帯域確保を要求する
    帯域要求ステップと、この帯域確保要求を受けた前記ケ
    ーブルモデム終端装置が空き帯域をチェックし、帯域無
    しのとき前記ケーブルモデムを介して発信不可を前記電
    話機に通知する通知ステップと、この発信不可通知を受
    けた電話機からの緊急電話接続用ダイヤル信号に基づ
    き、前記ケーブルモデムが前記ケーブルモデム終端装置
    に前記専用帯域の確保を要求する専用帯域要求ステップ
    と、前記ケーブルモデム終端装置が専用帯域の空き有無
    をチェックし、空き有りのとき、前記ケーブルモデムが
    ダイアルトーンを前記電話機に送出するステップとを有
    し、前記電話機による緊急通話を可能とすることを特徴
    とする音声通信システムの緊急電話接続方法。
  2. 【請求項2】 PSTNに音声ゲートウェイを介して接
    続され、電話機,PC等の通信機器が接続されるケーブ
    ルモデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制御を行
    うケーブルモデム終端装置を備えた音声通信システムに
    おいて、 前記ケーブルモデムが前記電話機からのフック状態を検
    出し前記ケーブルモデム終端装置に帯域確保を要求する
    帯域要求ステップと、この帯域確保要求を受けた前記ケ
    ーブルモデム終端装置が空き帯域をチェックし、帯域無
    しのとき前記ケーブルモデムを介して発信不可を前記電
    話機に通知する通知ステップと、この発信不可通知を受
    けた電話機からの緊急電話接続用ダイヤル信号に基づ
    き、前記ケーブルモデムが自身に接続される他の通信機
    器による使用の有無をチェックし、使用中の時には強制
    終了させる強制終了ステップと、この強制終了後、前記
    ケーブルモデム終端装置に再度帯域要求を行う再帯域要
    求ステップと、前記ケーブルモデム終端装置が空き帯域
    の有無をチェックし、空き帯域有りのとき、前記ケーブ
    ルモデムがダイアルトーンを前記電話機に送出するステ
    ップとを有し、前記電話機による緊急通話を可能とする
    ことを特徴とする音声通信システムの緊急電話接続方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の音声通信システムの緊急
    電話接続方法において、 前記ケーブルモデム終端装置が予め緊急電話専用帯域を
    確保する機能を備えていることを条件とし、 前記再帯域要求ステップの後にケーブルモデム終端装置
    が空き帯域の有無をチェックし、空き帯域無しのとき、
    前記ケーブルモデムに通知するステップと、このケーブ
    ルモデムが空き帯域無しの通知を受けて、前記ケーブル
    モデム終端装置に前記専用帯域の確保を要求する専用帯
    域要求ステップと、前記ケーブルモデム終端装置が専用
    帯域の空き有無をチェックし、空き有りのとき、前記ケ
    ーブルモデムがダイアルトーンを前記電話機に送出する
    ステップとを有し、前記電話機による緊急通話を可能と
    することを特徴とする音声通信システムの緊急電話接続
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の音声通
    信システムの緊急電話接続方法において、 前記他の通信機器の使用有無のチェックは、前記ケーブ
    ルモデムに接続される他の電話機による通話中、前記P
    Cによるデータ通信中であることを特徴とする音声通信
    システムの緊急電話接続方法。
  5. 【請求項5】 PSTNに音声ゲートウェイを介して接
    続され、電話機,PC等の通信機器が接続されるケーブ
    ルモデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制御を行
    うケーブルモデム終端装置を備えた音声通信システムに
    おいて、 前記ケーブルモデムは、前記ケーブルモデム終端装置が
    緊急電話専用帯域を確保する機能および前記電話機が緊
    急電話接続ダイヤル送出機能を備えることを条件とし、
    通常の電話時に空き帯域が無いとき、前記緊急電話接続
    ダイヤル送出機能から送出される緊急電話接続ダイヤル
    に基づき、前記ケーブルモデム終端装置に前記緊急電話
    専用帯域の確保を要求する専用帯域要求手段を設けたこ
    とを特徴とする音声通信システム。
  6. 【請求項6】 PSTNに音声ゲートウェイを介して接
    続され、電話機,PC等の通信機器が接続されるケーブ
    ルモデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制御を行
    うケーブルモデム終端装置を備えた音声通信システムに
    おいて、 前記ケーブルモデムは、前記電話機が緊急電話接続ダイ
    ヤル送出機能を備えることを条件とし、通常の電話時に
    空き帯域が無いとき、前記緊急電話接続ダイヤル送出機
    能から送出される緊急電話接続ダイヤルに基づき、自身
    の他の通信機器の使用状態をチェックする他通信チェッ
    ク手段と、このチェックの結果、他の通信機器が使用中
    である時、該当する通信機器を強制終了させる強制終了
    手段と、この強制終了後、前記ケーブルモデム終端装置
    に再度帯域確保を要求する再帯域要求手段とを備えた特
    徴とする音声通信システム。
  7. 【請求項7】 PSTNに音声ゲートウェイを介して接
    続され、電話機,PC等の通信機器が接続されるケーブ
    ルモデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制御を行
    うケーブルモデム終端装置を備えた音声通信システムに
    おいて、 前記ケーブルモデム終端装置は、前記電話機が緊急電話
    接続ダイヤル送出機能を備えることを条件とし、前記ケ
    ーブルモデムから専用帯域の確保要求を受けたとき、緊
    急電話専用帯域の有無をチェックする専用帯域有無チェ
    ック手段と、このチェック結果を前記ケーブルモデムに
    通知する専用帯域有無通知手段とを備えたことを特徴す
    る音声通信システム。
  8. 【請求項8】 PSTNに音声ゲートウェイを介して接
    続され、電話機,PC等の通信機器が接続されるケーブ
    ルモデムおよび音声、データ通信時の帯域確保制御を行
    うケーブルモデム終端装置を備えた音声通信システムに
    おいて、 前記ケーブルモデムは、前記ケーブルモデム終端装置が
    緊急電話専用帯域を確保する機能を備えていることを条
    件とし、音声入出力装置および緊急電話接続用スイッチ
    を設け、前記ケーブルモデムに接続される全部の電子機
    器が使用中である時、前記緊急電話接続用スイッチの操
    作のもとに専用帯域確保を要求し、前記音声入出力装置
    により緊急通話を可能とすることを特徴とする音声通信
    システム。
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