JP2002260621A - バッテリーとその製造方法及び携帯端末 - Google Patents

バッテリーとその製造方法及び携帯端末

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JP2002260621A JP2001052543A JP2001052543A JP2002260621A JP 2002260621 A JP2002260621 A JP 2002260621A JP 2001052543 A JP2001052543 A JP 2001052543A JP 2001052543 A JP2001052543 A JP 2001052543A JP 2002260621 A JP2002260621 A JP 2002260621A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラミネートパックを備えたバッテリーの薄型
化と機械的強度の向上を図る。 【解決手段】 バッテリー1は、ラミネートパックのバ
ッテリーセルと、このバッテリーセルの各端子に電気的
に接続された回路基板と、この回路基板に電気的に接続
されたコネクターと、このコネクターの差し込み部7a
を露出させてこれらバッテリーセル,回路基板,コネク
ターを収納する上ケース8,下ケース9を備え、上下ケ
ース8,9内の空間を樹脂モールド部3によって埋めて
一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話用等と
して好適なバッテリーとその製造方法及びこのバッテリ
ーを備えた携帯端末に係るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話機、PHS(簡易型携
帯電話)等の携帯端末に使用されるバッテリーは、バッ
テリー性能の向上に伴い年々小型軽量化する傾向にあ
る。従来、携帯端末で使用されるバッテリーは、アルミ
ニウム材を深絞り成形して製造されたケースを有するも
の(以下、これをアルミ缶バッテリーという)が主流で
あった。しかしながら、アルミ缶バッテリーはケースを
深絞り成形することに起因してバッテリーの厚み寸法に
制約があり、薄型化に限界があった。
【0003】そこで、素電池をラミネートフィルムで密
閉し、小型・軽量・薄型化を図ったラミネートパックの
バッテリーが提案されている(例えば、特開2000−
323110号公報)。このラミネートパックのバッテ
リーは、そのままでは剛性が低く、何らかの補強手段に
より剛性を高めなければならない。
【0004】この補強方法として、従来は、ラミネート
パックのバッテリーをその表裏両側から樹脂製ケースで
挟み込み、表側のケースと裏側のケースを超音波溶着し
て接着することにより、剛性を高めていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造では、ケース内に空間を有するため、要求される剛性
を得ることができなかった。また、落下させた場合にケ
ースが溶着部から破損する虞もある。さらに、ケースの
内部に異物が侵入してショート等する虞もある。
【0006】そこで、この発明は、構造簡単ながら所定
の剛性を備えた軽量・薄型のラミネートパック型のバッ
テリーとその製造方法及びこのバッテリーを備えた携帯
端末を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明に係るバッテリーは、ラミ
ネートパックのバッテリーセルと、このバッテリーセル
の各端子に電気的に接続された回路基板と、この回路基
板に電気的に接続された電気接続部と、この電気接続部
の接続端部を露出させてこれらバッテリーセル,回路基
板,電気接続部を収納するケースを備え、前記ケース内
の空間が樹脂モールド部によって埋められていることを
特徴とする。このように構成することにより、ケース内
の空間を埋めている樹脂モールド部が補強材として機能
するので、ケース及び樹脂モールド部による補強により
バッテリーの剛性が向上する。また、ケース内に空間が
ないので異物が侵入することがない。また、バッテリー
の部品点数を少なくでき、構造の簡素化を実現すること
ができる。
【0008】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、前記バッテリーセルの一部が前記
ケースに設けた窓から露出していることを特徴とする。
このように構成することにより、温度上昇によってバッ
テリーセルが膨張するときに、前記窓から露出している
部分で逃げることができる。
【0009】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明において、前記電気接続部は前
記回路基板上に直接設けられたコネクターであることを
特徴とする。このように構成することにより、回路基板
とコネクターの結合が樹脂モールド部によって補強され
る。
【0010】請求項4に記載した発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明において、前記電気接続部は、
回路基板に接続されたリード線と、このリード線の先端
に設けられたコネクターから構成されており、これらリ
ード線およびコネクターが前記ケースから露出している
ことを特徴とする。このように構成することにより、回
路基板とリード線の結合が樹脂モールド部によって補強
される。
【0011】請求項5に記載した発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明において、前記電気接続部は回
路基板上に設けられた接続端子であることを特徴とす
る。請求項6に記載した発明に係る携帯端末は、前記請
求項1から請求項5のいずれかに記載したバッテリーを
備えたことを特徴とする。このように構成することによ
り、携帯端末におけるバッテリー収納スペースを少なく
することができる。
【0012】請求項7に記載した発明に係るバッテリー
の製造方法は、ラミネートパックのバッテリーセルと、
このバッテリーセルの各端子に電気的に接続された回路
基板と、この回路基板に電気的に接続された電気接続部
とをケースに収納して予めバッテリーユニットを形成
し、このバッテリーユニットを金型内にセットして、バ
ッテリーユニットに予め設けておいた注入口からケース
内に樹脂を注入して固化させ、冷却後型開きしてバッテ
リーを製造することを特徴とする。このように構成する
ことにより、請求項1に記載のバッテリーを容易に製造
することが可能になる。
【0013】請求項8に記載した発明は、請求項7に記
載した発明において、前記ケースに予め窓を形成してお
き、前記バッテリーユニットを金型内にセットする際
に、前記窓を金型の内面あるいはバッテリーセルで閉塞
するとともに、前記窓を介してバッテリーセルの表面と
金型の内面とを密接させることを特徴とする。このよう
に構成することにより、請求項2に記載のバッテリーを
容易に製造することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1から図20の図面を参照して説明する。 〔第1の実施の形態〕初めに、この発明の第1の実施の
形態を図1から図10の図面を参照して説明する。図1
は第1の実施の形態におけるバッテリー1を表側から見
た斜視図である。
【0015】バッテリー1は携帯端末としての携帯電話
機用やPHS(簡易型携帯電話)用として使用される、
例えばリチウムイオンバッテリーである。バッテリー1
は、バッテリーユニット2と、バッテリーユニット2の
内部に充填されている樹脂モールド部3と、ラベル4か
ら構成されている。バッテリーユニット2は、図2に示
すように、バッテリーセル5と、回路基板6と、コネク
ター(電気接続部)7と、樹脂製の上ケース8及び下ケ
ース9とを備えている。
【0016】バッテリーセル5は、アルミニウム箔の表
裏両面に樹脂フィルムを積層してなるラミネートフィル
ムをチューブ状にした容器内に電解質と電極を備え、容
器の端末を重ね合わせて密封して形成されている。この
ラミネートパックのバッテリーセル5は、深絞り成形さ
れた金属製の容器を使用するものに比較して小型・薄型
化のできるバッテリーセルである。バッテリーセル5に
は、正極端子5a,負極端子5bが延出している。
【0017】回路基板6は、バッテリーセル5の正極端
子5a、負極端子5bに接続された充電制御用回路及び
ショート時用安全回路を含む基板である。コネクター7
は回路基板6の表面中央に一体的に設けられており、回
路基板6の前記各回路を介してバッテリーセル5の正極
端子5a,負極端子5bに接続されている。すなわち、
コネクター7は回路基板6上に直接設けられている。こ
のコネクター7は後述する携帯電話機Kのコネクター2
5に差し込まれてバッテリーセル5と携帯電話機とを電
気的に接続する部材である。コネクター7の差し込み部
(接続端部)7aはバッテリーセル5の前端側に指向し
ている。
【0018】上ケ−ス8は、バッテリーセル5,回路基
板6,コネクター7の上側に配置される天板8aと、天
板8aの周囲からバッテリーセル5の厚さ方向に延びる
側壁8bを備える。下ケ−ス9は、バッテリーセル5,
回路基板6,コネクター7の下側に配置される底板9a
と、底板9aの周囲からバッテリーセル5の厚さ方向に
延びる側壁9bを備える。上ケース8と下ケース9は、
バッテリーセル5と回路基板6とコネクター7を上下か
ら挟み込んで収納し、側壁8b,9bを突き合わせて連
結した状態では矩形カード状をなす。
【0019】また、上ケース8の天板8aと下ケース9
の底板9aには、バッテリーセル5の表面中央部5cあ
るいは裏面中央部に対応して窓8c,9cが形成されて
おり、バッテリーセル5を収納して上下ケース8,9を
連結したときにバッテリーセル5の表面あるいは裏面が
窓8c,9cに密接し窓8c,9cを塞ぐようになって
いる。
【0020】下ケース9の底板9aの前端側には、垂直
方向位置決め用のリブ9dが一対設けられており、この
リブ9d,9d上に回路基板6を配置する。また、上下
ケース8,9の前端側の側壁8b,9bにはその中央部
に差し込み口10が形成されており、回路基板6をリブ
9d,9d間に位置決めして上下ケース8,9を連結し
たときにコネクター7の差し込み部7aの周縁が差し込
み口10に密接して差し込み口10を塞ぐようになって
いる。また、上下ケース8,9の前端側の側壁8b,9
bには、差し込み口10から離間して樹脂注入口11が
形成されている。
【0021】このように構成されたバッテリーユニット
2では、上ケース8の窓8cからバッテリーセル5の表
面中央部5cが露出し、下ケース9の窓9cからバッテ
リーセル5の裏面中央部が露出し、差し込み口10から
コネクター7の差し込み口7aが露出している。そし
て、バッテリーユニット2の内部であって上下ケース
8,9とバッテリーセル5と回路基板6とコネクター7
のそれぞれの間に形成される空間は、樹脂モールド部3
によって隙間なく埋められて一体化され、下ケース9の
窓9bを塞ぐようにラベル4が貼付されて、矩形カード
型のバッテリー1が構成される。これにより、バッテリ
ーセル5,回路基板6,コネクター7が樹脂モールド部
3によって上下ケース8,9に一体的に固定される。
【0022】この第1の実施の形態のバッテリー1によ
れば、上下ケース8,9が補強材となるだけでなく、そ
の内部空間を埋める樹脂モールド部3自体が剛性を有し
補強材として機能するので、バッテリー1の薄型化を実
現しつつ、ラミネートパック型のバッテリー1の強度及
び剛性が高くなり、衝撃性等が高まって信頼性が向上す
る。また、樹脂モールド部3は上ケース8と下ケース9
を強固に連結する接合剤としても機能する。さらに、樹
脂モールド部3はコネクター7に対する補強材としても
機能するので、コネクター7の信頼性も向上する。
【0023】また、上下ケース8,9内の空間が樹脂モ
ールド部3によって隙間なく埋められているので、上下
ケース8,9内に異物が侵入することがなく、異物侵入
に起因する不具合を未然に防止することができる。
【0024】また、樹脂モールド部3自体が絶縁材とし
て機能するので他の絶縁部材が不要であり、しかも、樹
脂モールド部3によってバッテリーセル5,回路基板
6,コネクター7が一体固定されるので、バッテリー1
の構造が簡単になり、部品点数も少なくできる。
【0025】さらに、バッテリーセル5の表面中央部5
cと裏面中央部が上下ケース8,9の窓8c,9cから
露出しているので、温度上昇によりバッテリーセル5が
膨張するときにこの表面中央部5c及び裏面中央部を外
側に膨出させて逃げることができる。したがって、バッ
テリーセル5及び上下ケース8,9の両方を破損から回
避することができる。
【0026】次に、図3を参照して、バッテリー1の製
造方法について説明する。まず、バッテリーセル5の正
極端子5a,負極端子5bに、コネクター7を備えた回
路基板6をスポット溶接等により接合し、回路基板6を
リブ9d,9d間に位置決めしながらバッテリーセル
5,回路基板6,コネクター7を下ケース9にセットし
た後、側壁9bに側壁8bを突き合わすようにして上ケ
ース8を重ね合わせて、予めバッテリーユニット2を形
成する。
【0027】そして、このバッテリーユニット2をアル
ミニウム製の下型(金型)30aに形成された取付溝3
1aにセットする。取付溝31aは下ケース9がぴった
り収まる形状、大きさに形成されており、したがって、
取付溝31aにバッテリーユニット2をセットすると、
下ケース9の前端側の側壁9bが取付溝31aの前端側
の内側壁31cに密接する。
【0028】この状態でアルミニウム製の上型(金型)
30bの取付溝31bを下型30aの取付溝31aに整
合させるべく、下型30aの位置決めピン32を上型3
0bの位置決め孔33に挿入して上型30bと下型30
aを型締めする。取付溝31bは上ケース8がぴったり
収まる形状、大きさに形成されており、したがって、型
締めしたときに、上ケース8の前端側の側壁8bが取付
溝31bの前端側の内側壁31dに密接する。その結
果、バッテリーユニット2の差し込み口10は下型30
aの内側壁31cと上型30bの内側壁31dによって
塞がれる。また、型締めにより、上型30bの取付溝3
1bの中央部に設けた押し出し穴31eが上ケース8の
窓8cを介してバッテリーセル5の表面中央部5cに密
接し、下型30aの中央部に設けた押し出し穴35が下
ケース9の窓9cを介してバッテリーセル5の裏面中央
部に密接する。
【0029】次に、上型30bと下型30aとの接合部
分に形成された樹脂注入溝34(34a,34b)から
低温低圧でポリアミド樹脂あるいはポリオレフィン系の
樹脂を注入する。樹脂を低温低圧で注入するのは、バッ
テリーセル5や回路基板6に悪影響を及ぼさないためで
ある。ポリオレフィン系の樹脂はポリアミド樹脂よりも
機械的強度が高いので、高強度のバッテリー1を形成す
るのに好適である。樹脂注入溝34は上下ケース8,9
の樹脂注入口11に対応する位置に設けられており、し
たがって、樹脂注入溝34から注入された樹脂は樹脂注
入口11から上下ケース8,9内に注入される。そし
て、注入された樹脂は、上下ケース8,9とバッテリー
セル5,回路基板6,コネクター7との間に形成されて
いる空間のすべてに隙間なく行き渡る。
【0030】そして、金型30を、強制的にあるいは放
置して冷却し樹脂が金型30内で固化したら、型開きを
して押し出し穴35により製品を押し出してバッテリー
1の製造を終了する。これにより、バッテリーセル5の
表面中央部5cおよび裏面中央部とコネクター7の差し
込み部7aを上下ケース8,9から露出させ、上下ケー
ス8,9の内部空間が樹脂モールド部3によって隙間な
く埋められたバッテリー1が製造される。
【0031】このバッテリーの製造方法によれば、バッ
テリーユニット2を金型30内にセットし、上下ケース
8,9内に樹脂を注入して金型30内で固化させ、冷却
後型開きしてバッテリー1を製造しているので、バッテ
リーセル5,回路基板6,コネクター7を上下ケース
8,9内に収納し、且つ、上下ケース8,9内の空間を
樹脂モールド部3で埋めて一体化したバッテリー1を容
易に製造することができ、生産性が向上する。
【0032】次に、図4、図5の図面に基づいて前記バ
ッテリー1を装着する携帯端末としての携帯電話機Kに
ついて説明する。以下に示す携帯電話機Kは、表示部2
0とキー操作部21とがヒンジ22により折り畳み可能
に構成された周知構造のものであるため、全体の形状は
示さずバッテリー1の装着状態を理解できるように折り
畳んだ状態で裏側から見た斜視図でのみ説明する。
【0033】携帯電話機Kには操作部21の裏側にバッ
テリー1を装着する凹状の収容部23が形成されてい
る。この収容部23には蓋体24が着脱可能に取り付け
られるようになっている。具体的には蓋体24の基端側
に突起部24a,24aが、先端側には係止部24bが
形成され、突起部24a,24aを収容部23に係止し
た状態で携帯電話機K側の解除フックHに係止部24b
を係止して収容部23に取り付けるものである。
【0034】収容部23には、バッテリー1のスライド
方向に対向する内側壁23aであって、コネクター7に
対向する位置に該コネクター7に差し込まれる本体側コ
ネクター25が取り付られている。つまり、収容部23
にバッテリー1をセットしてからバッテリー1を前方で
あるコネクター7側にスライドさせることでバッテリー
1のコネクター7が本体側コネクター25に接続される
構造となっている。よって、収容部23はバッテリー1
を装着してコネクター7を本体側コネクター25に差し
込むと、バッテリー1の後端部との間にバッテリー1の
差し込み代分の空間部が形成されることとなる。
【0035】そして、図5に示すように、蓋体24の基
端側の裏側には、固定リブ26が一対形成されている。
この固定リブ26,26はバッテリー1のコネクター7
の接合時に、収容部23とバッテリー1の後端部との間
に形成される空間部、つまりコネクター7の差し込み代
となる空間部に挿入されるものである。そして、各固定
リブ26は傾斜面26aを備え、蓋体24を収容部23
に取り付けた場合にバッテリー1の後端部を(前方に向
かって)支持する力を発生させるようになっている。こ
のように構成された携帯電話機Kでは、バッテリー1を
収納する収容部23のスペースがバッテリー1自体が小
型化されかつハーネス(リード線)も必要ない分だけ小
さくできるため、携帯電話機K全体としてこれを小型、
軽量化することができる。
【0036】次に、図4〜図10の図面にしたがって、
バッテリー1を携帯電話機Kに装着する手順について説
明する。図4に示すように、携帯電話機Kの蓋体24を
開いて取り外し、収容部23にバッテリー1を装着する
(図6)。次に、図6に矢印で示すように、バッテリー
1を前方にスライドさせてバッテリー1のコネクター7
を本体側コネクター25に差し込む(図7)。次に、図
8、図9に示すように、蓋体24の突起部24aを収容
部23に係止した状態で、蓋体24を閉じ方向に回動さ
せると、固定リブ26がバッテリー1の後端部と収容部
23との間に挿入され、携帯電話機K側の解除フックH
に係止部24bが係止すると(図10)、収容部23が
蓋体24によって閉塞されバッテリー1の携帯電話機K
への取付作業を終了する。この第1の実施の形態の場合
には、バッテリー1を装着するときに、ハーネス(リー
ド線)を折り畳んで収納する操作が必要なくなるため装
着作業が簡単になる。また、蓋体24の固定リブ26に
よりバッテリー1が外れる方向への移動を規制してバッ
テリー1をガタツキ無く確実に取り付けることができ
る。
【0037】〔第2の実施の形態〕次に、この発明の第
2の実施の形態を図11及び図12の図面を参照して説
明する。図11はこの第2の実施の形態のバッテリー1
の外観を示し、図12は樹脂モールドする前のバッテリ
ーユニット2を分解して示している。第2の実施の形態
のバッテリー1が第1の実施の形態のものと相違する点
は以下の通りである。
【0038】この第2の実施の形態では、図12に示す
ように、第1の実施の形態における樹脂製の上下ケース
8,9の代わりに、ステンレス製のケース12が用いら
れている。ケース12は、バッテリーセル5,回路基板
6,コネクター7の下側に配置される底板12aと、底
板12aの周囲からバッテリーセル5の厚さ方向に延び
る側壁12bを備える。ケース12の前端側の側壁12
bには、コネクター7の差し込み部7aに対応する位置
と、金型30の樹脂注入溝34に対応する位置に、切り
欠き12c,12dが形成されている。切り欠き12c
は第1の実施の形態における差し込み口10に相当し、
切り欠き12dは樹脂注入口11に相当するものであ
る。ケース12には天板がなく、窓として開口してい
る。
【0039】この第2の実施の形態では、バッテリーセ
ル5の正極端子5a,負極端子5bに、コネクター7を
備えた回路基板6をスポット溶接等により接合し、環状
の両面接着テープ13を介してバッテリーセル5をケー
ス12の底板12aに接合してバッテリーユニット2が
形成される。そして、図11に示すように、バッテリー
ユニット2においてケース12内の空間が樹脂モールド
部3で埋められ、その上面にラベル4を貼付されて、バ
ッテリー1が構成されている。この第2の実施の形態の
バッテリー1も、第1の実施の形態のバッテリー1と同
じ作用・効果があり、また、第1の実施の形態において
説明したバッテリーの製造方法で製造することができ
る。
【0040】〔第3の実施の形態〕次に、この発明の第
3の実施の形態を図13及び図14の図面を参照して説
明する。図13はこの第3の実施の形態のバッテリー1
の外観を示し、図14は樹脂モールドする前のバッテリ
ーユニット2を分解して示している。第3の実施の形態
のバッテリー1が第1の実施の形態のものと相違する点
は以下の通りである。
【0041】第1の実施の形態ではコネクター7が回路
基板6上に直接設けられているが、第3の実施の形態で
は、図14に示すように、回路基板6の充電制御用回路
及びショート時用安全回路に接続されたハーネス(リー
ド線)14がこの回路基板6の中央部から延出し、この
ハーネス14の先端にコネクター15が設けられてい
る。
【0042】そして、図13に示すように、第3の実施
の形態のバッテリー1では、回路基板6から離れるハー
ネス14の基部から先が上下ケース8,9の側壁8b,
9bに形成した挿通孔10aを挿通して露出している。
この第3の実施の形態では、ハーネス14とコネクター
15が電気接続部を構成し、ハーネス14の大部分とコ
ネクター15が上下ケース8,9から露出している。そ
の他の構成については第1の実施の形態のものと同じで
あるので、同一態様部分に同一符号を付して説明を省略
する。
【0043】この第3の実施の形態のバッテリー1にお
いては、樹脂モールド部3がハーネス14と回路基板6
との接続部を補強するので、信頼性が向上する。その他
の作用・効果については第1の実施の形態のものと同じ
であるので説明を省略する。この第3の実施の形態のバ
ッテリー1も、下型30aと上型30bとの接合部分に
ハーネス14を挿通させる孔を設けることにより、第1
の実施の形態において説明した製造方法で製造すること
ができる。また、この第3の実施の形態のバッテリー1
は、ハーネス14の収容空間と、コネクター15に対応
したコネクターを有する携帯電話機に装着することが可
能である。
【0044】〔第4の実施の形態〕次に、この発明の第
4の実施の形態を図15及び図16の図面を参照して説
明する。図15はこの第4の実施の形態のバッテリー1
の外観を示し、図16は樹脂モールドする前のバッテリ
ーユニット2を分解して示している。第4の実施の形態
のバッテリー1が第3の実施の形態のものと相違する点
は以下の通りである。
【0045】この第4の実施の形態では、図16に示す
ように、第3の実施の形態における樹脂製の上下ケース
8,9の代わりに、ステンレス製のケース12が用いら
れている。ケース12は、第2の実施の形態におけるケ
ース12と同じであり、底板12aと側壁12bを備
え、ケース12の前端側の側壁12bに、切り欠き12
c,12dが形成されていて、切り欠き12cにハーネ
ス14が挿通される。
【0046】この第4の実施の形態においては、バッテ
リーセル5の正極端子5a,負極端子5bに、ハーネス
14及びコネクター15を備えた回路基板6をスポット
溶接等により接合し、環状の両面接着テープ13を介し
てバッテリーセル5をケース12の底板12aに接合し
てバッテリーユニット2が形成される。そして、図15
に示すように、バッテリーユニット2においてケース1
2内の空間が樹脂モールド部3で埋められ、その上面に
ラベル4を貼付されて、バッテリー1が構成される。
【0047】この第4の実施の形態のバッテリー1も、
下型30aと上型30bとの接合部分にハーネス14を
挿通させる孔を設けることにより、第1の実施の形態に
おいて説明した製造方法で製造することができる。ま
た、この第4の実施の形態のバッテリー1は、ハーネス
14の収容空間と、コネクター15に対応したコネクタ
ーを有する携帯電話機に装着することが可能である。
【0048】〔第5の実施の形態〕次に、この発明の第
5の実施の形態を図17及び図18の図面を参照して説
明する。図17はこの第5の実施の形態のバッテリー1
の外観を示し、図18は樹脂モールドする前のバッテリ
ーユニット2を分解して示している。第5の実施の形態
のバッテリー1が第1の実施の形態のものと相違する点
は以下の通りである。
【0049】第1の実施の形態ではコネクター7が回路
基板6上に設けられているが、第5の実施の形態では、
図18に示すように、回路基板6上に接続端子16a,
16b,16cが設けられていて、これら接続端子16
a,16b,16cが、回路基板6の充電制御用回路及
びショート時用安全回路を介して、バッテリーセル5の
正極端子5a,負極端子5bに接続されている。この第
5の実施の形態では、接続端子16a,16b,16c
が電気接続部を構成する。
【0050】そして、この第5の実施の形態では、接続
端子16a,16b,16cが上ケース8の前端部に形
成した小窓8d,8e,8fを介して上下ケース8,9
から露出している。その他の構成については第1の実施
の形態のものと同じであるので、同一態様部分に同一符
号を付して説明を省略する。
【0051】この第5の実施の形態のバッテリー1も、
上型30bの内壁面に接続端子16a,16b,16c
に当接するリブを設けることにより、第1の実施の形態
において説明した製造方法で製造することができる。ま
た、この第5の実施の形態のバッテリー1は、接続端子
16a,16b,16cに対応した接続端子を有する携
帯電話機に装着することが可能である。
【0052】〔第6の実施の形態〕次に、この発明の第
6の実施の形態を図19及び図20の図面を参照して説
明する。図19はこの第6の実施の形態のバッテリー1
の外観を示し、図20は樹脂モールドする前のバッテリ
ーユニット2を分解して示している。第6の実施の形態
のバッテリー1が第5の実施の形態のものと相違する点
は以下の通りである。
【0053】この第6の実施の形態では、図20に示す
ように、第5の実施の形態における樹脂製の上下ケース
8,9の代わりに、ステンレス製のケース12が用いら
れている。ケース12は、第2の実施の形態におけるケ
ース12と同様に底板12aと側壁12bを備えている
が、ケース12の前端側の側壁12bが他の側壁に比べ
て高さが低く形成されている。また、第6の実施の形態
では、回路基板6の上面にセットされて回路基板6を覆
う矩形箱形の樹脂製のホルダー17を備えている。ホル
ダー17には、回路基板6の接続端子16a,16b,
16cを露出させる開口17a,17b,17cと、樹
脂注入口18が設けられている。
【0054】この第6の実施の形態においては、バッテ
リーセル5の正極端子5a,負極端子5bに回路基板6
をスポット溶接等により接合し、回路基板6にホルダー
17を接着等により仮接合し、環状の両面接着テープ1
3を介してバッテリーセル5をケース12の底板12a
に接合してバッテリーユニット2が形成される。そし
て、図19に示すように、バッテリーユニット2におい
てケース12内の空間が樹脂モールド部3で埋められ、
その上面にラベル4を貼付されて、バッテリー1が構成
される。
【0055】この第6の実施の形態のバッテリー1も、
上型30bの内壁面に接続端子16a,16b,16c
に当接するリブを設けることにより、第1の実施の形態
において説明した製造方法で製造することができる。ま
た、この第6の実施の形態のバッテリー1は、接続端子
16a,16b,16cに対応した接続端子を有する携
帯電話機に装着することが可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明するように、請求項1から請求
項5に記載した発明によれば、ケース内の空間を埋めて
いる樹脂モールド部が補強材として機能するので、ケー
ス及び樹脂モールド部による補強により、バッテリーの
剛性が向上するという優れた効果が奏される。また、ケ
ース内に空間がないので異物が侵入することがない。ま
た、バッテリーの部品点数を少なくでき、構造の簡素化
を実現することができるという効果もある。
【0057】また、特に、請求項2に記載した発明によ
れば、温度上昇によってバッテリーセルが膨張するとき
に、ケースの窓から露出している部分で逃げることがで
き、樹脂モールド部やケースの破損を防止することがで
きるという効果がある。請求項6に記載した発明によれ
ば、携帯端末におけるバッテリー収納スペースを少なく
することができるので、携帯端末の小型・軽量・薄型化
を実現することができるという効果がある。請求項7に
記載した発明によれば、請求項1に記載のバッテリーを
容易に製造することができる。請求項8に記載した発明
によれば、請求項2に記載のバッテリーを容易に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施の形態のバッテリーの
斜視図である。
【図2】 前記第1の実施の形態のバッテリーユニット
の分解斜視図である。
【図3】 前第1の記実施の形態のバッテリーの製造金
型を示す斜視図である。
【図4】 前第1の記実施の形態のバッテリー及び携帯
電話機の分解斜視図である。
【図5】 前記第1の実施の形態の携帯電話機の蓋部の
裏側を示す斜視図である。
【図6】 前記第1の実施の形態のバッテリーの取付手
順を示す携帯電話機の斜視図である。
【図7】 前記第1の実施の形態のバッテリーの取付手
順を示す携帯電話機の斜視図である。
【図8】 前記第1の実施の形態のバッテリーの取付手
順を示す携帯電話機の斜視図である。
【図9】 前記第1の実施の形態のバッテリーの取付手
順を示す携帯電話機の斜視図である。
【図10】 前記第1の実施の形態のバッテリー装着後
の携帯電話機の完成状態を示す斜視図である。
【図11】 この発明の第2の実施の形態のバッテリー
の斜視図である。
【図12】 前記第2の実施の形態のバッテリーユニッ
トの分解斜視図である。
【図13】 この発明の第3の実施の形態のバッテリー
の斜視図である。
【図14】 前記第3の実施の形態のバッテリーユニッ
トの分解斜視図である。
【図15】 この発明の第4の実施の形態のバッテリー
の斜視図である。
【図16】 前記第4の実施の形態のバッテリーユニッ
トの分解斜視図である。
【図17】 この発明の第5の実施の形態のバッテリー
の斜視図である。
【図18】 前記第5の実施の形態のバッテリーユニッ
トの分解斜視図である。
【図19】 この発明の第6の実施の形態のバッテリー
の斜視図である。
【図20】 前記第6の実施の形態のバッテリーユニッ
トの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 バッテリー 2 バッテリーユニット 3 樹脂モールド部 5 バッテリーセル 5a 正極端子 5b 負極端子 5c 表面中央部 6 回路基板 7 コネクター(電気接続部) 7a 差し込み部(接続端部) 8 上ケース(ケース) 8c 窓 9 下ケース(ケース) 9c 窓 12 ケース 14 ハーネス(電気接続部) 15 コネクター(電気接続部) 16a,16b,16c 接続端子(電気接続部) 30 金型 30a 上型 30b 下型 K 携帯電話機(携帯端末)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラミネートパックのバッテリーセルと、
    このバッテリーセルの各端子に電気的に接続された回路
    基板と、この回路基板に電気的に接続された電気接続部
    と、この電気接続部の接続端部を露出させてこれらバッ
    テリーセル,回路基板,電気接続部を収納するケースを
    備え、前記ケース内の空間が樹脂モールド部によって埋
    められていることを特徴とするバッテリー。
  2. 【請求項2】 前記バッテリーセルの一部が前記ケース
    に設けた窓から露出していることを特徴とする請求項1
    に記載のバッテリー。
  3. 【請求項3】 前記電気接続部は前記回路基板上に直接
    設けられたコネクターであることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のバッテリー。
  4. 【請求項4】 前記電気接続部は、回路基板に接続され
    たリード線と、このリード線の先端に設けられたコネク
    ターから構成されており、これらリード線およびコネク
    ターが前記ケースから露出していることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のバッテリー。
  5. 【請求項5】 前記電気接続部は回路基板上に設けられ
    た接続端子であることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のバッテリー。
  6. 【請求項6】 前記請求項1から請求項5のいずれかに
    記載したバッテリーを備えたことを特徴とする携帯端
    末。
  7. 【請求項7】 ラミネートパックのバッテリーセルと、
    このバッテリーセルの各端子に電気的に接続された回路
    基板と、この回路基板に電気的に接続された電気接続部
    とをケースに収納して予めバッテリーユニットを形成
    し、このバッテリーユニットを金型内にセットして、バ
    ッテリーユニットに予め設けておいた注入口からケース
    内に樹脂を注入して固化させ、冷却後型開きしてバッテ
    リーを製造することを特徴とするバッテリーの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ケースに予め窓を形成しておき、前
    記バッテリーユニットを金型内にセットする際に、前記
    窓を金型の内面あるいはバッテリーセルで閉塞するとと
    もに、前記窓を介してバッテリーセルの表面と金型の内
    面とを密接させることを特徴とする請求項7に記載のバ
    ッテリーの製造方法。
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