JP2002259734A - 天然ガスのソリューション・サービス情報提供方法およびシステム - Google Patents

天然ガスのソリューション・サービス情報提供方法およびシステム

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JP2002259734A
JP2002259734A JP2001055756A JP2001055756A JP2002259734A JP 2002259734 A JP2002259734 A JP 2002259734A JP 2001055756 A JP2001055756 A JP 2001055756A JP 2001055756 A JP2001055756 A JP 2001055756A JP 2002259734 A JP2002259734 A JP 2002259734A
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natural gas
terminal
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gas
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JP2001055756A
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English (en)
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Mutsumi Horitsugu
睦 堀次
Tetsuo Sasada
哲男 笹田
Akira Rokkaku
朗 六角
Takashi Yabutani
隆 薮谷
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】多種のエンジニアリング要素が考えられ、かつ
ファイナンスやマーケティング分析とも深く関わる天然
ガスの内、ストランディッドガスを活用するソリューシ
ョン情報を、ネット上の1つのサイトにアクセスするだ
けで容易に得られる方法(ワン・ストップ・サービス)
を提供する。 【解決手段】1つまたは集合体としての供給者側顧客情
報と、1つまたは集合体としての需要者側顧客情報とを
組み合せ、ストランディッドガスの利用方法を提案作成
し、かつ選択し、天然ガス供給者側端末に向けて当該天
然ガス供給者側のストランディッドガスを需要者顧客情
報の主体をなす事業に投資したとしたときに、選択され
たストランディッドガスの利用方法と、当該ストランデ
ィッドガスを利用した事業の利益情報とを含む製品サー
ビス情報とおよび当該製品サービス情報についての次の
ステップのソリューション製品サービス情報の提供を受
けるかの問合せを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然ガスに係り、
開発・生産・輸送・加工・処理のための製品あるいはサ
ービスに関し、顧客が容易に関連情報を入手できる、製
品・サービスに関する情報の提供方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】20世紀は、“石油の世紀”と呼ばれた
が、21世紀には天然ガスの時代が幕を開けるであろう
と多くの専門化が予想している。特に、石油依存率の高
い日本を含むアジア、ユーラシア域は、天然ガスの潜在
需要が大きく、急速な普及が期待されている。本邦には
おいても様々な企業が従来の事業範囲に捕われず、天然
ガス関連情報に取り組み始めている。
【0003】天然ガスの開発・生産・輸送・加工・処理
のための対策を講じる場合、これまで需要・供給双方の
顧客は、目的とする製品あるいはサービスを取扱う会社
(通常複数の会社)に連絡を取り、目的や使用条件、仕
様などの情報を開示して、製品あるいはサービスの仕様
と見積金額を入手し、これをもとに会社を絞り込み、最
終的に発注する会社をきめていた。そのため、多くの手
間と時間を伴った。
【0004】また、天然ガスの供給契約に関しては、長
期に渡るテイク・オア・ペイ契約で、その料金は原油価
格にスライドしているが、スポット市場も拡大する方向
にある。また、天然ガスの供給形体(パイプライン、液
化、その他)を判断するには、技術課題についてはエン
ジニアリング会社、市場性については専門会社に、それ
ぞれ個別にコンサルティングを依頼していた。これらの
情報をもとにして、顧客自らが最終的に判断を下してい
るため、顧客は多くの人員を配し対策を講じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】天然ガスの優位性はそ
の環境負荷の小ささ、埋蔵量の大きさ、中東依存率の小
ささ、燃料電池の普及に伴う(水素源としての)将来性
に起因しているが、大規模ガス田はメジャー等巨大資本
の掌握下にある。
【0006】本発明は、メジャー等巨大資本と競合しな
いストランディッドガスに着目し、天然ガスの時代に対
応し得る1つの事業化シナリオを提案するものである。
【0007】本発明は、多種のエンジニアリング要素が
考えられ、かつファイナンスやマーケティング分析とも
深く関わる天然ガスの内、ストランディッドガスを活用
するソリューション情報を、ネット上の1つのサイトに
アクセスするだけで容易に得られる方法(ワン・ストッ
プ・サービス)を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】ストランディッドガスと
は、原油生産に伴う随伴ガス及び、事業化が困難と判断
され放置されている中小ガス田の埋蔵ガスを示し、その
合計容量は5,000兆cfともいわれ、可採埋蔵量(6,
600兆cf)の8割に迫る量が賦存している。
【0009】本発明は、この見過ごされているガスに着
目し、発電・液化等の付加価値を付けることによって事
業化を促すものである。
【0010】顧客対象者は、現在ストランディッドガス
の処理に苦慮している石油・ガス開発会社或いは、産油
国の石油ガス開発担当局である。天然ガスの価格は油価
に連動し、$7.5/MMBTU前後で取引されてい
る。しかし、本来事業化が困難なストランディッドガス
は、発電/液化等の付加価値(ソリューション)が無け
れば価値を産まない。
【0011】本発明は、ストランディッドガスの市場価
格を限りなく零に近づけるか、零にすることによって、
例えば燃料(ガス開発)+発電等が一個の事業として成
立することを顧客に提案するものである。
【0012】本発明は、具体的には次に掲げる方法およ
び装置を提供する。
【0013】本発明は、天然ガス供給者側の端末および
天然ガス需要者側の端末がインターネットを介して接続
され、天然ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス
需要者側の天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天
然ガス電子市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用
機関の端末によって、インターネットを介して天然ガス
供給者側の端末に、天然ガスの内、ストランディッドガ
スの供給の用意のあることの応答を求めてストランディ
ッドガスについての情報をデータベースに供給者側顧客
情報として格納し、インターネットを介して天然ガス需
要者側の端末に、天然ガスの需要量、需要時期、需要形
態などの需要情報を主体として含む事業情報の応答を求
めてデータベースに需要者側顧客情報として格納し、1
つまたは集合体としての供給者側顧客情報と、1つまた
は集合体としての需要者側顧客情報とを組み合せ、スト
ランディッドガスの利用方法を提案作成し、かつ選択
し、天然ガス供給者側端末に向けて当該天然ガス供給者
側のストランディッドガスを需要者顧客情報の主体をな
す事業に投資したとしたときに、選択されたストランデ
ィッドガスの利用方法と、当該ストランディッドガスを
利用した事業の利益情報とを含む製品サービス情報とお
よび当該製品サービス情報についての次のステップのソ
リューション製品サービス情報の提供を受けるかの問合
せを送信することを特徴とする天然ガスのソリューショ
ン情報提供方法を提供する。
【0014】本発明は、天然ガス供給者側の端末および
天然ガス需要者側の端末がインターネットを介して接続
され、天然ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス
需要者側の天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天
然ガス電子市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用
機関の端末によって、インターネットを介して天然ガス
供給者側の端末に、天然ガスの内、ストランディッドガ
スの供給の用意のあることの応答を求めてストランディ
ッドガスについての情報をデータベースに供給者側顧客
情報として格納し、インターネットを介して天然ガス需
要者側の端末に、天然ガスの需要量、需要時期、需要
地、需要形態などの需要情報を主体として含む事業情報
の応答を求めてデータベースに需要者側顧客(事業)情
報として格納し、1つまたは集合体としての供給者側顧
客情報と、1つまたは集合体としての需要者側顧客(事
業)情報とを組み合せ、ストランディッドガスの利用方
法を提案作成し、かつ選択し、天然ガス供給者側端末に
向けて当該天然ガス供給者側のストランディッドガスを
需要者顧客(事業)情報の主体をなす事業に投資したと
したときに、選択されたストランディッドガスの利用方
法と、当該ストランディッドガスを利用した事業の利益
情報とを含む製品サービス情報とおよび当該製品サービ
ス情報についての次のステップのソリューション製品サ
ービス情報の提供を受けるかの問合せを送信し、当該問
合せに対して天然ガス供給者側の端末から送信されて来
た内容を参照して、当該事業の予想利益率を含んで構成
されるソリューション製品サービス情報を作成し、天然
ガス需要者側の端末または/および天然ガス供給者側の
端末に送信することを特徴とする天然ガスのソリューシ
ョン情報提供方法あるいはシステムを提供する。
【0015】本発明は、天然ガス供給者側の端末および
天然ガス需要者側の端末がインターネットを介して接続
され、天然ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス
需要者側の天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天
然ガス電子市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用
機関の端末によって、インターネットを介して天然ガス
供給者側の端末に、天然ガスの内、ストランディッドガ
スの供給の用意のあることの応答を求めてストランディ
ッドガスについての情報をデータベースに供給者側顧客
情報として格納し、インターネットを介して天然ガス需
要者側の端末に、天然ガスの需要量、需要時期、需要
地、需要形態などの需要情報を主体して含む事業情報の
応答を求めてデータベースに需要者側顧客(事業)情報
として格納し、1つまたは集合体としての供給者側顧客
情報と、1つまたは集合体としての需要者側顧客(事
業)情報とを組み合わせてストランディッドガスの利用
方法を提案作成し、かつ選択し、天然ガス需要者側端末
に向けて当該天然ガス供給者側のストランディッドガス
を需要者顧客(事業)情報の主体をなす事業に投資した
としたときに、選択されたストランディッドガスの利用
方法と、当該ストランディッドガスを利用した事業の利
益情報とを含む製品サービス情報とおよび当該製品サー
ビス情報についての次のステップのソリューション製品
サービス情報の提供を受けるかの問合せを送信し、当該
問合せに対して天然ガス需要者側の端末から送信されて
来た内容を参照して、当該事業の予想利益率を含んで構
成されるソリューション製品サービス情報を作成し、天
然ガス供給者側の端末または/および天然ガス需要者側
の端末に送信することを特徴とする天然ガスのソリュー
ション情報提供方法あるいはシステムを提供する。
【0016】本発明は、更に、前記問合せは、ソリュー
ション製品サービス情報の提供に対する課金の諾否が含
まれることを特徴とする天然ガスのソリューション情報
提供方法およびシステムを提供する。
【0017】本発明は、天然ガス関連のソリューション
・サービスに関する情報とインターネット取引市場(電
子市場)の提供方法あるいはシステムであって次の方法
あるいはシステムを提供する。
【0018】天然ガスのソリューション・サービスに関
する情報を顧客に提供する方法において、複数の会社の
課金により運営される運用会社が、前記複数の会社の自
社製品・サービスに関するデータの提供を受けてデータ
ベースを構築し、当該データベースに基づいて顧客が希
望する製品・サービスに関する情報を、ネットを介して
前記顧客に提供することを特徴とする天然ガス関連のソ
リューション・サービスに関する情報の提供方法あるい
はシステム。
【0019】上記方法あるいはシステムにおいて、前記
顧客が、複数の天然ガス供給希望者あるいは、天然ガス
(2次製品を含む)の需要家からなることを特徴とする
天然ガス関連のネット取引市場の提供方法あるいはシス
テム。
【0020】上記方法あるいはシステムにおいて、顧客
が入力した天然ガスの供給情報に基づいてフィージビリ
ティ・スタディ(FS)を実施する簡易プログラムをネ
ット上に構築し、簡易なFS結果及び関連する製品・サ
ービスに関する情報を、ネットを介して前記顧客に提供
することを特徴とする天然ガス関連のソリューション・
サービスに関する情報の提供方法あるいはシステム。
【0021】上記方法あるいはシステムにおいて、前記
複数の会社の業種が多岐に渡ることを特徴とする天然ガ
ス関連の製品・サービスに関する情報の提供方法あるい
はシステム。
【0022】上記方法あるいはシステムにおいて、前記
運用会社が、前記複数の会社のうちの1つであることを
特徴とする天然ガス関連の製品・サービスに関する情報
の提供方法あるいはシステム。
【0023】上記方法あるいはシステムにおいて、前記
課金が、参加料、登録料及び広告料のような固定料金
と、顧客にメールを発行する際のメール発行代行料、顧
客に情報を提供した際の情報提供料、顧客の情報を入手
する際の顧客情報料、顧客からの質問を転送する際に必
要なQ&A転送料のような変動料金からなることを特徴
とする天然ガス関連の製品・サービスに関する情報の提
供方法あるいはシステム。
【0024】上記方法あるいはシステムにおいて、前記
顧客に提供した情報により、前記会社と前記顧客との間
に製品の売買契約あるいはサービス契約に至った場合
に、前記会社が前記運用会社に成約報酬を支払うことを
特徴とする天然ガス関連の製品・サービスに関する情報
の提供方法あるいはシステム。
【0025】上記方法あるいはシステムにおいて、前記
顧客に提供した情報により、供給側顧客と需要側顧客と
の間に売買契約あるいはサービス契約が成立した場合
に、前記顧客が前記運用会社に成約報酬を支払うことを
特徴とする天然ガス関連のネット市場の提供方法あるい
はシステム。
【0026】上記システムにおいて、前記複数の会社
が、装置・設備製造会社、エンジニアリング会社、ファ
イナンス・マーケティングを扱う会社等であることを特
徴とする天然ガス関連の製品・サービスに関する情報の
提供方法あるいはシステム。
【0027】これらの提供方法あるいはシステムにおい
て、情報の提供は、データベース、情報処理装置(処理
手段)、通信装置(通信手段)を備えた端末(コンピュ
ータ、以下「端末」という。)によって行われる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施例を図
面に基づいて説明する。
【0029】図1は、本発明の概念を示す図である。上
記課題を解決するため、まず多業種、多種製品を取扱う
複数の会社が会員となって会社連合を形成し、これらの
会社をまとめる運用機関1(運用会社)を設立する。独
立に設立してもよい。この運用会社1は、会社連合2
(アライアンス)内の1つの会社が請負ってもよい。運
用会社が、顧客に対する窓口となるサイトをネット上に
設け、会社連合内の会社の製品・サービスに関する情報
を提供できるようにした。会社連合には、メーカー(製
品A)4、メーカー(製品B)5、エンジニアリング会
社6、ファイナンス・コンサル7およびマーケティング
・コンサル8が参加しているものとする。
【0030】顧客は、このサイトに接続するだけで、複
数の会社の製品・サービス情報を得ながら運用会社1に
発注できる。運用会社1は、発注された製品を顧客に届
けるように会員会社に指示し、顧客からの入金の一部を
成功報酬として受け取り、残りを会員会社に入金する。
運用会社1が発注だけを受け、それに伴う作業全てを会
員会社に任せることもできる。また、顧客が直接会員会
社に発注することも可能とするが、その場合には、別途
成功報酬を運用会社1に支払うこととする。
【0031】運用会社1と顧客の接点は、インターネッ
ト10などのネット上に形成したサイトである。顧客は
これまで情報入手に多数の会社のコンタクトしなければ
ならなかったが、本実施例によれば、たった1つのサイ
トにアクセスするだけで、複数社の製品・サービスの情
報(事業情報)を得ることを可能になる。
【0032】会社連合2内には、製品を提供する会社だ
けではなく、エンジニアリング会社3、ファイナンス、
マーケティングを扱う会社も含まれているため、天然ガ
ス・ソリューションに関わるほぼ全ての情報がこのサイ
トだけで入手可能となる。
【0033】また、当該サイトは、天然ガスの賦存状
況、周辺インフラ条件等の入力データを基にソリューシ
ョンの選択とフィージビリティを演算する簡易プログラ
ムを擁し、顧客は最適なソリューションとその利益率を
瞬時に見ることができる。
【0034】顧客は、天然ガスの供給側としての供給側
顧客11、例えば産油(ガス)国石油公社および、石油
(ガス)開発会社、また需要側としての需要者側顧客1
2、例えば電力会社、天然ガス(2次製品)販売会社、
商社等がある。
【0035】運用会社1による本システムの運用方法1
3について説明する。
【0036】初期投資をCAPEX、年間経費をOPE
X、年間収益をRevenue および事業利益率ROIとした
ときに、天然ガスによるガス開発事業14、発電事業1
5を想定した場合に、ガス開発事業、発電事業の指数は
図に示すように、 ガス開発事業 発電事業 CAPEX 100(C1) CAPEX 100(C2) OPEX 5(O1) OPEX 5(O2)+10(R1) Revenue 10(R1) Revenue 20(R2) ROI 8% ROI 8% が想定されたものとする。
【0037】天然ガスの内、ストランディッドガスを所
有する燃料(ガス開発)+発電事業16の集合化された
事業に燃料ストランディッドガスを投資したとすると、
前述したように、事業化が困難と判断され放置されてい
る中小ガス田の埋蔵ガスであるので、R1=0と想定す
ることができる。
【0038】このため、図に示すように、燃料(ガス開
発)+発電事業の指数は、CAPEX 180=(C1
+C2)×0.9 OPEX 8=(O1+O2)×0.8 Revenue 20=R2 (∵R1=0) ROI 12% と想定することができる。
【0039】事業利益率は12%と想定され、ガス開発
事業の場合の8%、発電事業の場合の8%より高くなっ
て採算が取れ、供給側顧客への配当が可能となる。
【0040】運用会社1の運営に必要な資金は、会員会
社の参加料、会員会社の製品やサービスの内容、仕様を
登録するために徴収する登録料、サイトあるいは別ウェ
ブ会社に出す広告のための広告料を基本とする。これら
を固定料金とし、例えば月額として毎月、運用会社1に
支払う。その他に運用会社1のサイトにて顧客が会社A
の情報にアクセスした場合、会社Aが運用会社に支払う
顧客アクセス料、顧客が入力した情報を会員会社が見る
場合に支払う顧客情報料、顧客からの質問を会員会社に
取り次ぐためのQ&A転送料も考えられる。これらを変
動料金とする。
【0041】顧客と会員会社Bの間に商談が成立した場
合には、会社Bは運用会社1に成約報酬を支払うことも
ある。この支払い方法は受注の取扱い方で異なること
は、上述した通りである。
【0042】また、需要側顧客Cと供給側顧客Dの間に
商談が成立した場合には、顧客CとDは運用会社1に成
約報酬を支払うこともある。運用会社はこれらの収入に
より、顧客に対する窓口業務を実施する。
【0043】会員会社は、会員になることによってより
多くの顧客に自社情報を提供できるようになり、受注機
会が増える。また、顧客の事業化計画等の情報も入手可
能であるため、別途直接顧客に接触することもでき、受
注増が期待できる。
【0044】顧客は、多くの情報を1つのサイトから入
手できるので、コストや仕様の比較が容易になるととも
に、ワン・ストップ・サービスによって従来必要であっ
た多くの手間と時間を省くことができる。
【0045】顧客と会社連合の関係を具体的に示したも
のが図2である。会社連合の窓口はネット上に形成され
たポータルサイト(会社連合ポータルサイト21)であ
る。このサイトは運用会社1が運営する。ストランディ
ッドガスである天然ガス電子市場100内には会社連合
ポータルサイト21の端末101、供給側顧客A、B、
11a、11b、…の端末102、需要側顧客12a、
12b、12c、…の端末103およびこれらの端末を
接続するインターネット10が含まれる。
【0046】天然ガスの供給側顧客11は端末102を
インターネット10および通信装置(通信手段)26に
よって、このポータルサイト21の端末101に接続
し、天然ガスの仕様、周辺条件などを入力することによ
って、サイトが擁する製品・サービスのデータベース、
並びに簡易FSプログラムによって選択されたベスト・
ソリューションとそのFS結果(利益率)等を見られる
仕組みになっている。
【0047】また、天然ガスの需要側顧客12は、端末
103をインターネット10および通信装置(通信手
段)27によって、このポータルサイト21の端末10
1に接続し、希望するガス製品、将来計画などを入力す
ることによって、サイトが擁する製品・サービスのデー
タベースが見られると共に、最適な供給情報があった場
合に、運用会社1によってその供給側取引相手を紹介さ
れる。
【0048】顧客が入力した天然ガスの供給、需要情報
はそれぞれデータベース21,23に供給側顧客情報、
需要者側顧客情報として格納、保管され、会員会社は単
に顧客の希望だけではなく、顧客周辺の広範な情報をも
とに最適なソリューションを提案できる。
【0049】また顧客は、会社連合のデータベース24
に保存されている製品・サービス情報を自由に見ること
も可能であり、自分で欲しい情報を検索することも可能
である。会社連合のデータベース24については、新製
品・新サービスの追加や、新規参加の製品・サービスの
追加28が常時行われ更新される。ネットを利用するの
で顧客からのアクセスは24時間可能であり、顧客への
提案についてもネットにより迅速に行うことができる。
【0050】例えば、供給側顧客Aが所有する天然ガス
を何らかの形で売却したいということで、このポータル
サイト21の端末101にアクセスするとする。顧客A
が当該ガスの条件を入力すると、サイトが擁する簡易F
Sプログラムが条件に最適な製品・サービス即ちソリュ
ーションを選択し、事業化した場合の利益率を提示す
る。
【0051】図2では、供給側顧客Aの入力条件から、
情報処理装置(処理装置)25によって、ソリューショ
ン・メニュー31と各社の製品・サービス項目32から
ソリューション選択プログラム33を使用してストラン
ディッドガスの利用方法が提案作成され、その1つとし
てベスト・ソリューションとしてパイプラインが選択提
案され、その利益率(ROI)演算プログラム34によ
って12%であると表示された例を示す。顧客Aがパイ
プライン情報を希望選択した場合、製品・サービス情報
を保管するデータベース24から、例えばB社の工事実
績とC社のコンプレッサー製品情報が画面に選択表示さ
れる。
【0052】供給側顧客の1つまたは集合体としての供
給情報と1つまたは集合体としての需要側顧客情報との
組み合せからソリューション・メニューとしてのストラ
ンディッドガス利用方法およびこれに対応した製品・サ
ービスが画面表示される。
【0053】顧客BがG2W(直流送電)情報を希望し
た場合、ガスタービン発電装置と直流送電設備が関連製
品・サービスとして選択される。ガスタービン・発電装
置としてB社の製品、直流送電装置としてC社の製品が
表示される。また、ガスタービン単体情報のみの検索も
可能で、データベース24にガスタービン関連製品・サ
ービスを請負う会社が含まれていれば、選択表示され
る。
【0054】データベース24には、会員会社の製品が
入力されており、同様の機能を有する製品でも、会社の
異なる製品が含まれ、選択の幅が大きく広がるというメ
リットがある。
【0055】図3に供給者側顧客情報が端末102から
運用会社1の端末101を介して需要者側の端末103
に提供されることを示す。需要者側情報は、端末101
のデータベースに格納、保管される。
【0056】顧客の情報入力から、ソリューション(利
益率)提案→コンサル契約→工事契約までのフローの一
例を図4に示す。例えば供給側顧客Cが、500MMS
CFDのガスを処理したい場合、顧客Cはポータルサイ
トの端末101に処理したいガスと周辺条件に関する情
報を送信、入力する。これをもとに、サイトが擁する簡
易FSプログラムがベスト・ソリューション“G2L
(DME)”とFS結果(利益率)“12%”を計算す
ると同時に関連会社・製品・サービスを紹介する。ベス
ト・ソリューションの選択とFS結果(利益率)は、ガ
スの賦存状況、周辺インフラ、マーケットアクセス等か
らみた実績をもとに自動計算される。
【0057】顧客Cがより詳細なFS43を希望した場
合は、ネット上でコンサル契約41を取り交し、ファイ
ナンシャル・コンサル44を行い、運用会社1に紹介さ
れた会社が、供給側顧客と工事契約46を行って成約報
酬を支って実施することとなる。
【0058】マーケティング・コンサルティング45中
に運用会社1は、需要側データベース23を調査する。
この例の場合、ピーク用LNGを欲しがっている需要側
顧客Dに着目し、顧客Cの供給条件とのマッチングを検
討する。検討結果として顧客C、D両者にLNGの共同
事業化を提案(共同事業化提案42)する。
【0059】この結果、ガスに付加価値が与えられ、ス
トランディッドガスに市場競争力51が与えられ、かつ
燃料自給、原価低減、優位な価格交渉52が可能にな
る。
【0060】運用会社1はこのようにフレキシブルに対
応し、供給側顧客Cと需要側顧客Dの間に売買契約ある
いはサービス契約が成立した場合に、両者から成約報酬
を得る。これらの情報は、それぞれの端末101,10
2,103に表示される。
【0061】情報・サービス・支払いの流れを図5に示
す。運用会社が開設するポータルサイトからは顧客のガ
ス関連情報、顧客行動実績、顧客計画情報、ソリューシ
ョン・データ・ベースにアクセスできる。但し、顧客機
密に関してはアクセス権は厳密に管理されている。会社
はまず参加料A¥/月を運用会社に支払って会社連合の
会員会社となる。顧客に自社情報の提供を希望する場合
には、メール発行代行料B¥/件を支払う。顧客は、運
用会社から配布された会員番号によってポータルサイト
の端末101にアクセスできる。
【0062】顧客がソリューション・データ・ベース内
の特定の会社情報にアクセスした場合、当該会社は顧客
アクセス料F¥/回を支払う。記録された顧客行動実績
は運用会社に情報提供料C¥/ヒットを支払うことによ
って提供される。顧客のガス需要・供給情報と計画情報
はデータベースに記録され、会員会社は顧客情報料D¥
/月を支払って、顧客の情報を入手できる。
【0063】会員会社は、自社の製品やサービスの情報
をソリューション・データ・ベースに登録できる。登録
料としてE¥/月を運用会社に支払う。運転・保守が必
要な製品については、運転・保守情報も合わせて登録で
きる。
【0064】これらの情報に基づいて顧客が、会員会社
に直接コンタクトしてきたとき、会員会社は運用会社に
成功報酬としてG¥/件を支払う。運用会社はA〜G¥
の収入により、会社連合を運用する。会員会社は、これ
らの支払いはあるものの、営業範囲の拡大が図れ、また
顧客の情報入手も可能となり、営業経費の削減が可能と
なる。
【0065】また、ポータルサイト及び関連ウェブ会社
に広告を掲載することも可能である。関連ウェブ会社を
介した顧客からの質問に対しては、Q&A転送料として
I¥/回を支払う。
【0066】図6は、ウェブの画面展開を模式化したも
のである。
【0067】画面A91は、質問画面である。実際には
図8、図9、図10にあるような多くの質問に対して、
供給側顧客が入力する体裁となっているが、ここでは周
辺インフラに関する質問Aに対してYes、環境条件に
関する質問Bに対してYes、ガスの仕様に関する質問
に対して50%と回答入力したものと仮定する。
【0068】質問A、B、Cへの回答Yes、Yes、
Yes(>50%)は、ソリューション選択マトリクス
92上の、Case3に該当し、画面B93にはCase3(G
2L+パイプライン)に対応した漫画が表示される。当
該漫画上には、パイプライン他、関連製品・サービス部
分がクリック可能となっており、クリックと同時に各社
の関連製品・サービスのリンク画面C、D、E94が表
示される。
【0069】ソリューション選択マトリクス92で、ソ
リューションケースNo.は、1つまたは集合体としての
供給者側顧客情報と、1つまたは集合体としての需要者
側顧客情報が組み合わされてストランディッドガス利用
方法を提案作成したものである。Case3が選択されたス
トランディットガスの利用方法であり、選択されたと同
時に関連する設備の初期建設コスト、年間運転費が設備
初期コストテーブル95および推定市場売価テーブル9
6を参照して計算される(コスト、利益率演算97)。
同時に、ガス製品(ここではG2L)の年間売上とそれ
らに基づく利益率が計算され、画面B93に表示され
る。
【0070】上記のデータは、データベース98に供給
顧客DBとして格納、保存され、格納、保存されたスト
ランディッドガスの利用方法データに基づいて天然ガ
ス、電力、LNG、G2Lなどの有効ガス分類により供
給ガス分布が作成され、需要側顧客や業者会員用に分布
図(画面F、G、H)99の形(供給ガス分布画面)で
表示される。分布図上の各ガス源をクリックすることに
よって、画面A91で入力された詳細データが、例えば
電力化有効ガス分布画面、LNG化有効ガス分布画面あ
るいはG2L化有効ガス分布画面100として表示され
る。
【0071】図7は、ソリューション説明図である。油
井61から生産された油+ガスは、まずSeparator(ガ
ス・油分離装置)62に送り込まれる。Separator62
で分離されたガスGas Injection Compressor(ガス圧入
用昇圧機)63を昇圧し、再び油層に圧入することを
ウェル・インジェクションという。ウェル・インジェク
ションによって油層圧が高まり、油井の自噴能力が上が
るという効果がある。最近では、環境に有害なCO2
2Sのみを分離しインジェクションする技術も試みら
れている。
【0072】他方、Separator62 で分離されたガス
は、Gathering Compressor(ガス集積用昇圧機)64に
よってGas Treatment Plant(前処理プラント)65へ
送られ、同施設で冷却されNGLとLPGが分離される
行程をたどる。
【0073】Gas Treatment Plant(前処理プラント)
65を出たガスは以下の4つの選択肢を持つ。 1)LNG Plant(ガス液化プラント)66で、冷凍さ
れ、Storoge TK(貯蔵タンク)67液化ガス(LNG)
として貯蔵される。Boil-off Gas Compressor(再液化
用昇圧機)68で昇圧される場合もある。ミニLNG
として使用される。 2)Boosler Station Compressor(昇圧機)69によっ
て昇圧され、パイプラインを通じ市場に送られる。 3)Electric Power Plant(発電所)70に送られ、ガ
スタービンで電力に変換され、AC/DC Converter
(交流/直流変換機)71、DC/AC Converter(直
流/交流変換機)72によって直流送電(HVDC)に
よって電源供給される。G to Wireとして使用され
る。 4)LPGとしてG to Lプラントに送られる。G to
Lプラントは、各種反応群であるReformer(リフォーマ
ー)73、Make-up Compressor(補充用昇圧機)74、
CO2 Absorber(アブソーバ)75、Reactor(リラク
ター)76、Separator(分離機)77、Recycle Compr
essor(循環昇圧機)78、CO2 Stripper(ストリッ
パ)79,80およびStorage TK(貯蔵タンク)81,
82から構成される。このように、G to Lプラントに
送られ、触媒技術によって液化される。液化製品として
はMethanolメタノール(5a)、DME(ジメチルエチ
ル)(5b)等がある。G to Lとして使用される。
当初のテクニカル・ソリューションとしては、例えばリ
・インジェクション、G to Wire、G to L、パイプラ
イン、ミニLNGを用意する。顧客に対してソリューシ
ョン・コンサルタント的にアプローチするために全ての
テクニカル・ソリューションを完備していく。
【0074】リ・インジェクションについて 原油生産に伴う随伴ガスを昇圧し、再び油層に圧入する
ことをリ・インジェクションという。リ・インジェクシ
ョンによって油層圧が高まり、油井の自噴能力が上がる
という効果がある。最近では、環境に有害なCO2、H2
Sのみを分離しインジェクションする技術も試みられて
いる。メキシコ湾では既に“ゼロ・フレア”が実施さ
れ、随伴ガスの焼却を厳しく制限しているため、今後、
全世界的にリ・インジェクションの需要が高まると予想
される。リ・インジェクションに必要な主要技術は、昇
圧(Compressor)技術、ガス分離(Gas Treatment/Str
ipping)技術と地下油層解析技術である。
【0075】G to Wireについて G to Wireは、ガスタービンで発電し直流送電によって
質の良い電源を供給先へ送電するシステムである。貯蔵
出来ないという問題はあるが、発電所を最も立地条件
(規制面、コスト面を含む)の良い場所に建設すること
によって、高収益事業が期待できる。
【0076】G to Lについて G to Lは、触媒を使った天然ガスの液化技術であり、
液化製品としてはメタノール、DME、FT−Fuel等が
ある。LNGの事業化には5兆cf以上のガス埋蔵量が必
要であるといわれているが、それに満たない中小ガス田
の事業化にG to Lの低コスト化が期待される。
【0077】メタノール(Methanol)について メタノールは、ホルマリン、酢酸、MTBEの原料であ
り有毒である。現在は、86年依頼の底値($100−
$200/t)が続いている。自動車メーカーのメタノ
ール自動車開発が注目されているが、燃料電池(DMF
C)用Fuelとしても期待され、ある電機会社では、メタ
ノール・タービン(ピーク・シェービング用)を既に開
発している。
【0078】DME(Dimethyl Ether)について DMEは現在スプレー用プロペラントして年間約15
0,000 トンが生産されている。またDMEは、LP
G代替(燃料)としても利用可能でその生産Costは、L
PGの1/3、LNGの7割といわれている。メタノー
ル同様、燃料電池(DMFC)用Fuelとしても期待さ
れ、ある電機メーカーは、DME・タービン(ピーク・
シェービング用)を既に開発している。 FT(Fischer Tropsch)Fuelについて FT−Fuelは、原油の禁輸措置を被ったドイツ、南アフ
リカで発達した技術である。ハイクオリティー(10pp
m Sulfur)ディーゼルとして認識されているが、その生
産には10、000b/d 級プラントで、200,00
0b/d 級リファイナリーと同等の蒸気、電力が消費
され、現状ではコスト競争力がない。また、脱硫コスト
も、リファイナリーを大きく上回り発展途上といえる。
【0079】パイプラインについて パイプラインはルート選定、施工技術がプロジェクト成
功の鍵を握り、プロダクツ・オリエンティッドの会社が
参入し難い分野である。昇圧装置(CompressorStatio
n)や制御システムが担当するにしても、鋼管会社と何
らかのアライアンスを組み、単品売りから、システム売
り、サービス込みサプライ、オペレーション等への値域
拡大を目指すことになる。一般に輸送距離が3,000
〜4,000kmを超えるとLNGにアドバンテージがあ
るといわれているが、欧米はパイプライン中心である。
また巨大な埋蔵量が期待されている中国タリム盆地、ロ
シア西シベリアは大陸内部に位置しているため1万kmを
超えるパイプライン計画が発表されている。しかしシベ
リア域では凍土等の問題もあるためゼネコンの土木技術
が不可欠である。一方、北米では、燃料電池の普及と一
層の炭酸ガス排出規制に備え、ハイタン用パイプライン
(耐水素脆性鋼管)が計画されている。ハイタンとは、
ハイドロジェンとメタンの造語であり、天然ガスに水素
を15%前後混合したものを指している。ハイタンライ
ンの発展形として、ハイブリッド・ハイタンラインと呼
ばれるアイディアがある。それは長距離ガスラインの沿
線(強風地域)で風力発電し、電気分解した水素をライ
ン・スパイクするというもので、電機メーカーの技術が
不可欠である。
【0080】ミニLNGについて LNGは冷凍技術によって、天然ガスを液化する技術で
あるが、その膨大な初期投資額(数千億円(LNG船を
含む))を回収するには、25年間に及ぶテイク・オア
・ペイ(TOP)契約が必要となる。それに必要な埋蔵
量は5兆cf以上といわれ巨大ガス田のみが対象であっ
た。LNGは資源遠隔地である日本市場のみで発達した
産業であり、現在でもLNGの7割(5千万トン/年)
が日本(内6割が電力)で消費されている。1980年
代後半に代って、韓国、台湾もLNGの輸入を開始し、
今後LNGのスポット取引が始まることも予想され、ミ
ニLNGに興味を示す開発会社も多い。 その他のソリューション・メニューについて 顧客の中には、事業化のフィージビリティが確認できた
としても、財務力が乏しく事業化に踏み切れなかった
り、電力・液化製品の売り先に不安を抱くこともあると
予想される。本計画ではファイナンシャル、マーケティ
ング・コンサルタントをパートナーとして擁することに
よって事業化を促すものとする。
【0081】ファイナンシャル・ソリューションについ
て ファイナンシャル・ソリューションとしては、プロジェ
クト・ファイナンスをアレンジし、事業化を促進する。
プロジェクト・ファイナンスに不適格な、顧客に対して
は、プロジェクト会社の設立を支援し、BOTによる事
業化を計る。
【0082】マーケティング・ソリューションについて マーケティング・ソリューションの実現には、天然ガス
とその二次製品としての電力、LNGの需要者情報を集
める。またLNG以外の液化製品(DME、メタノー
ル、酢酸)については、スポット市場での取引き状況等
を把握する。 アライアンス・メンバーについて 一社で提供不可能なソリューション要素、或いは競争力
のない要素に関しては積極的にアライアンスを活用し、
トータルで競争力のあるソリューション・サービスの提
供を目指す。夫々のノウハウを相互移譲し合うことによ
って本来業務のスケール・アップも計れることができ
る。 ストランディッドガスの情報収集について 本来ストランディッドガスの情報は非常にコンフィデン
シャルであり、その正確な情報を得るのは大変困難であ
ると予想される。専門のコンサルタントに依頼する手も
あるが、情報の信頼性には疑問が残り、且つ情報を得た
からといってガス・ソースにアプローチできる状況とは
ならない。従って、ガス・ソースの情報を得る別の仕掛
けが必要となる。本実施例においては、インターネット
を利用することによって、ストランディッドガスの供給
情報を収集すると同時に、その情報に興味をもつ需要者
側の情報収集を試みるものとする。これら、天然ガスの
供給と製品需要の情報は、e−Market Placeの変形サー
ビスにも利用される。すなわち、ガスを売りたい側と、
電力を買いたい側をG2Wというソリューションを介す
ることによってお見合いさせ、紹介料を得ると同時に事
業化を促進する。
【0083】アライアンスのホームページ開設について ホームページの開設によってストランディッドガスの潜
在的な顧客情報を獲得する。ホームページは、図8、図
9、図10に示す質問に答えることによって、最も良い
ソリューションを提案する機能を持つと同時に、簡単な
FS結果が得られる体験型とする。
【0084】サーバー機能について ホームページには、ストランディッドガスを保有してい
る開発会社、或いは、産油国石油公社等のアクセスを期
待しているが、実際は情報のみを持つ、商社やランドマ
ン(油田を扱う不動産屋のような者)がアクセスし、場
所等重要な情報を偽りながら、最善のソリューション、
ラフなFS結果等の情報を得るためにアクセスしてくる
ことが予想される。本プログラムはそれらへの対抗措置
として、アクセス者への追跡機能をもつものとする。ま
た、体験できるFSは、やや楽観的な結果を示し顧客に
とってアトラクティブなものとする。それによって顧客
の興味を引き出し、コンサルテーション契約に繋げる。
ソリューションの選択ロジックは、前述した質問項目に
隠された、“キー・クエッション”(近傍にパイプライ
ン/送電網/港はあるか?等)を基に図11に示すよう
なロジックによって選択される。初期投資源(CAPE
X)は、基準単価(パイプライン/道路は長さ当たり、
プラント類は処理能力当たり等)から自動的に比例計算
或いは、指数計算される。年間経費(OPEX)は、ソ
リューション毎にCAPEXの数%が割り振られる。年
間収益(Annual Revenue:AR)は、各ソリューション
が生み出す製品(天然ガス、電力、LNG、DME、メ
タノール、酢酸等)の市場価格と年間処理量から自動計
算させる。また、同サーバーは、上記CAPEX、OP
EX、ARを基に適当な投資回収年数(Payback Year:
PBY)における投資利益率(Return on Investment:
IOR)=Σ{(AR−OPEX−金利)/PBY}/
CAPEX)を計算表示する。上記ソリューション、利
益率は非常にラフな見積りであることを断わり、詳しい
FSの相談や、内容質問への回答には、コンサルテーシ
ョン契約が必要であることをネット上でノートする。
【0085】コンサルテーション契約について ホームページ上で、コンサルテーション契約に同意した
場合には、より詳細なFSに向けてコンサルテーション
を実施する。コンサルテーションの初回は交通費のみ
(或いは、人件費のみ)を請求し潜在顧客にとって同意
し易い内容とする。詳細FSの結果、潜在顧客が単独で
の事業化を(CAPEX負担等の問題で)躊躇した場合
は、BOT/BOO契約を交わし共同事業としての可能
性を探る。しかしこの場合は、燃料費=0という条件は
成立せず、発電で得た利益の一部を分配する必要があ
る。詳細FSの結果、ROI値が充分でなく事業化しな
い場合も予想されるので、本事業はコンサルテーション
だけでも充分利益性のあるものとする必要がある。
【0086】工事契約について 顧客が単独事業を選択した場合、工事契約はEPC契約
となる。契約条件はTurn-Key、Reimburse、Alliance(T
arget-Estimate)等、様々なオプションを用意する。共
同事業の場合は、BOT、BOO契約となるが、実施会
社は新会社とし現地化することによってリスクを分散す
る。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、顧客は複数の会社から
なる会社連合の情報を、ネット上の1つのポータルサイ
トから入手でき、開発から生産、加工、輸送に渡る総合
的な見地からのベスト・ソリューションが得られると共
にストランディッドガスの事業化に向けてのワン・スト
ップ・サービスが得られる。天然ガスの内のストランデ
ィッドのような広範な技術、マーケットが関係する製品
・サーゴスを合理的に評価する場合に特に適している。
一方、会員会社にとっては、受注機会が増えるため売上
の増大が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の考え方を示す概念図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示す端末の接続図である。
【図4】ソリューション製品サービスについて説明する
図である。
【図5】本発明の一実施例を示す情報・サービス、支払
いの流れを説明する図である。
【図6】ガス源位置から供給ガス分布画面を作成するフ
ローを示す図である。
【図7】ソリューション・メニューを説明する図であ
る。
【図8】ホームページの事例を示す図である。
【図9】ホームページの事例を示す図である。
【図10】ホームページの事例を示す図である。
【図11】ソリューションの選択ロジックを示す図であ
る。
【符号の説明】
1…運用機関(運用会社)、2…会社連合(アライアン
ス)、4…メーカー(製品A)、10…インターネッ
ト、11…供給側顧客、12…需要側顧客、13…運用
方法、14…ガス開発事業、15…発電事業、16…燃
料(ガス開発)+発電事業、21…会社連合ポータルサ
イト、22,23,24…データベース、25…情報処
理装置、26,27…通信装置(通信手段)、31…ソ
リューション、32…製品・サービス、33…ソリュー
ション選択プログラム、34…利益率(ROI)演算プ
ログラム、100…天然ガス電子市場、101,10
2,103…端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 六角 朗 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 薮谷 隆 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ガス供給者側の端末および天然ガス需
    要者側の端末がインターネットを介して接続され、天然
    ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス需要者側の
    天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天然ガス電子
    市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用機関の端末
    によって、 インターネットを介して天然ガス供給者側の端末に、天
    然ガスの内、ストランディッドガスの供給の用意のある
    ことの応答を求めてストランディッドガスについての情
    報をデータベースに供給者側顧客情報として格納し、 インターネットを介して天然ガス需要者側の端末に、天
    然ガスの需要量、需要時期、需要形態などの需要情報を
    主体として含む事業情報の応答を求めてデータベースに
    需要者側顧客情報として格納し、 1つまたは集合体としての供給者側顧客情報と、1つま
    たは集合体としての需要者側顧客情報とを組み合せ、ス
    トランディッドガスの利用方法を提案作成し、かつ選択
    し、 天然ガス供給者側端末に向けて当該天然ガス供給者側の
    ストランディッドガスを需要者顧客情報の主体をなす事
    業に投資したとしたときに、選択されたストランディッ
    ドガスの利用方法と、当該ストランディッドガスを利用
    した事業の利益情報とを含む製品サービス情報とおよび
    当該製品サービス情報についての次のステップのソリュ
    ーション製品サービス情報の提供を受けるかの問合せを
    送信することを特徴とする天然ガスのソリューション情
    報提供方法。
  2. 【請求項2】天然ガス供給者側の端末および天然ガス需
    要者側の端末がインターネットを介して接続され、天然
    ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス需要者側の
    天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天然ガス電子
    市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用機関の端末
    によって、 インターネットを介して天然ガス供給者側の端末に、天
    然ガスの内、ストランディッドガスの供給の用意のある
    ことの応答を求めてストランディッドガスについての情
    報をデータベースに供給者側顧客情報として格納し、 インターネットを介して天然ガス需要者側の端末に、天
    然ガスの需要量、需要時期、需要形態などの需要情報を
    主体として含む事業情報の応答を求めてデータベースに
    需要者側顧客情報として格納し、 1つまたは集合体としての供給者側顧客情報と、1つま
    たは集合体としての需要者側顧客情報とを組み合せ、ス
    トランディッドガスの利用方法を提案作成し、かつ選択
    し、 天然ガス供給者側端末に向けて当該天然ガス供給者側の
    ストランディッドガスを需要者顧客情報の主体をなす事
    業に投資したとしたときに、選択されたストランディッ
    ドガスの利用方法と、当該ストランディッドガスを利用
    した事業の利益情報とを含む製品サービス情報とおよび
    当該製品サービス情報についての次のステップのソリュ
    ーション製品サービス情報の提供を受けるかの問合せを
    送信し、 当該問合せに対して天然ガス供給者側の端末から送信さ
    れて来た内容を参照して、当該事業の予想利益率を含ん
    で構成されるソリューション製品サービス情報を作成
    し、天然ガス需要者側の端末または/および天然ガス供
    給者側の端末に送信することを特徴とする天然ガスのソ
    リューション情報提供方法。
  3. 【請求項3】天然ガス供給者側の端末および天然ガス需
    要者側の端末がインターネットを介して接続され、天然
    ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス需要者側の
    天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天然ガス電子
    市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用機関の端末
    によって、 インターネットを介して天然ガス供給者側の端末に、天
    然ガスの内、ストランディッドガスの供給の用意のある
    ことの応答を求めてストランディッドガスについての情
    報をデータベースに供給者側顧客情報として格納し、 インターネットを介して天然ガス需要者側の端末に、天
    然ガスの需要量、需要時期、需要形態などの需要情報を
    主体として含む事業情報の応答を求めてデータベースに
    需要者側顧客情報として格納し、 1つまたは集合体としての供給者側顧客情報と、1つま
    たは集合体としての需要者側顧客情報とを組み合わせて
    ストランディッドガスの利用方法を提案作成し、かつ選
    択し、 天然ガス需要者側端末に向けて当該天然ガス供給者側の
    ストランディッドガスを需要者顧客情報の主体をなす事
    業に投資したとしたときに、選択されたストランディッ
    ドガスの利用方法と、当該ストランディッドガスを利用
    した事業の利益情報とを含む製品サービス情報とおよび
    当該製品サービス情報についての次のステップのソリュ
    ーション製品サービス情報の提供を受けるかの問合せを
    送信し、 当該問合せに対して天然ガス需要者側の端末から送信さ
    れて来た内容を参照して、当該事業の予想利益率を含ん
    で構成されるソリューション製品サービス情報を作成
    し、天然ガス供給者側の端末または/および天然ガス需
    要者側の端末に送信することを特徴とする天然ガスのソ
    リューション情報提供方法。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、 前記問合せは、ソリューション製品サービス情報の提供
    に対する課金の諾否が含まれることを特徴とする天然ガ
    スのソリューション情報提供方法。
  5. 【請求項5】請求項1から3のいずれかにおいて、 前記天然ガス需要者側の需要会社を運用機関の会員会社
    として運用機関の端末に登録し、登録された会員会社の
    端末にソリューション製品サービス情報を送信提供し、
    該送信提供した代金を課金として請求する情報を送信す
    ることを特徴とする天然ガスのソリューション情報提供
    方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記課金として請求する情報は、ソリューション製品サ
    ービス情報の送信提供することに対する変動料金情報と
    天然ガス電子市場の運用に対する固定料金情報とからな
    ることを特徴とする天然ガスのソリューション情報提供
    方法。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれかにおいて、 前記ソリューション製品サービス情報には、天然ガス供
    給者側に対するコンサル契約情報が含まれることを特徴
    とする天然ガスのソリューション情報提供方法。
  8. 【請求項8】請求項1から6のいずれかにおいて、 前記ソリューション製品サービス情報には、当該事業へ
    の投資に伴う共同事業化提案情報が含まれることを特徴
    とする天然ガスのソリューション情報提供方法。
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれかにおいて、 前記需要者側顧客情報には、前記事業の運用に伴う実際
    の利益率および供給側の端末に提示した配当金額が含ま
    れることを特徴とする天然ガスのソリューション情報提
    供方法。
  10. 【請求項10】天然ガス供給者側の端末および天然ガス
    需要者側の端末がインターネットを介して接続され、天
    然ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス需要者側
    の天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天然ガス電
    子市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用機関の端
    末によって、 インターネットを介して天然ガス供給者側の端末に、天
    然ガスの内、ストランディッドガスの供給の用意のある
    ことの応答を求めてストランディッドガスについての情
    報をデータベースに供給者側顧客情報として格納し、 インターネットを介して天然ガス需要者側の端末に、天
    然ガスの需要量、需要時期、需要形態などの需要情報を
    含む事業を主体とする事業情報の応答を求めてデータベ
    ースに需要者側顧客情報として格納し、 1つまたは集合体としての供給者側顧客情報と、1つま
    たは集合体としての需要者側顧客情報とを組み合せ、ス
    トランディッドガスの利用方法を提案作成し、かつ選択
    し、 天然ガス供給者側端末に向けて当該天然ガス供給者側の
    ストランディッドガスを需要者顧客情報の主体をなす事
    業に投資したとしたときに、選択されたストランディッ
    ドガスの利用方法と、当該ストランディッドガスを利用
    した事業の利益情報とを含む製品サービス情報とおよび
    当該製品サービス情報についての次のステップのソリュ
    ーション製品サービス情報の提供を受けるかの問合せを
    画面として送信し、 選択されたストランディッドガスの利用方法についてデ
    ータベースを格納、構築し、該データベースに格納され
    たストランディットガスの利用方法から供給ガス分布画
    面を作成し、表示することを特徴とする天然ガスのソリ
    ューション情報提供方法。
  11. 【請求項11】天然ガス供給者側の端末および天然ガス
    需要者側の端末がインターネットを介して接続され、天
    然ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス需要者側
    の天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天然ガス電
    子市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用機関の端
    末を備え、該端末は、 インターネットを介して天然ガス供給者側の端末に、天
    然ガスの内、ストランディッドガスの供給の用意のある
    ことの応答を求めてストランディッドガスについての情
    報を供給者側顧客情報として格納し、インターネットを
    介して天然ガス需要者側の端末に、天然ガスの需要量、
    需要時期、需要形態などの需要情報を主体として含む事
    業情報の応答を求めて需要者側顧客情報として格納し、 1つまたは集合体としての供給者側顧客情報と、1つま
    たは集合体としての需要者側顧客情報とを組み合せ、ス
    トランディッドガスの利用方法を提案作成し、かつ選択
    する処理装置と、および、 天然ガス供給者側端末に向けて当該天然ガス供給者側の
    ストランディッドガスを需要者顧客情報の主体をなす事
    業に投資したとしたときに、選択されたストランディッ
    ドガスの利用方法と、当該ストランディッドガスを利用
    した事業の利益情報とを含む製品サービス情報とおよび
    当該製品サービス情報についての次のステップのソリュ
    ーション製品サービス情報の提供を受けるかの問合せを
    送信する通信装置を有し、 前記処理装置は、当該問合せに対して天然ガス供給者側
    の端末から送信されて来た内容を参照して、当該事業の
    予想利益率を含んで構成されるソリューション製品サー
    ビス情報を作成し、天然ガス需要者側の端末または/お
    よび天然ガス供給者側の端末に送信することを前記端末
    に送信指示することを特徴とする天然ガスのソリューシ
    ョン情報提供システム。
  12. 【請求項12】天然ガス供給者側の端末および天然ガス
    需要者側の端末がインターネットを介して接続され、天
    然ガス供給者側の天然ガス供給情報と天然ガス需要者側
    の天然ガス需要情報とに基づいて取引を行う天然ガス電
    子市場にアクセスする天然ガス電子市場の運用機関の端
    末を備え、該端末は、 インターネットを介して天然ガス供給者側の端末に、天
    然ガスの内、ストランディッドガスの供給の用意のある
    ことの応答を求めてストランディッドガスについての情
    報を供給者側顧客情報として格納し、 インターネットを介して天然ガス需要者側の端末に、天
    然ガスの需要量、需要時期、需要形態などの需要情報を
    主体として含む事業情報の応答を求めて需要者側顧客情
    報として格納し、 1つまたは集合体としての供給者側顧客情報と、1つま
    たは集合体としての需要者側顧客情報とを組み合わせて
    ストランディッドガスの利用方法を提案作成し、かつ選
    択する処理装置と、および天然ガス需要者側端末に向け
    て当該天然ガス供給者側のストランディッドガスを需要
    者顧客情報の主体をなす事業に投資したとしたときに、
    選択されたストランディッドガスの利用方法と、当該ス
    トランディッドガスを利用した事業の利益情報とを含む
    製品サービス情報とおよび当該製品サービス情報につい
    ての次のステップのソリューション製品サービス情報の
    提供を受けるかの問合せを送信する通信装置を有し、 前記処理装置は、当該問合せに対して天然ガス需要者側
    の端末から送信されて来た内容を参照して、当該事業の
    予想利益率を含んで構成されるソリューション製品サー
    ビス情報を作成し、天然ガス供給者側の端末または/お
    よび天然ガス需要者側の端末に送信することを特徴とす
    る天然ガスのソリューション情報提供システム。
  13. 【請求項13】請求項11または12において、 前記問合せは、ソリューション製品サービス情報の提供
    に対する課金の諾否が含まれることを特徴とする天然ガ
    スのソリューション情報提供システム。
  14. 【請求項14】請求項11または12において、 前記天然ガス需要者側の需要会社を運用機関の会員会社
    として運用機関の端末に登録し、登録された会員会社の
    端末にソリューション製品サービス情報を送信提供し、
    該送信提供した代金を課金として請求する情報を送信す
    ることを特徴とする天然ガスのソリューション情報提供
    システム。
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