JP2002258904A - 非線形制御対象のフィードバック制御方法 - Google Patents
非線形制御対象のフィードバック制御方法Info
- Publication number
- JP2002258904A JP2002258904A JP2001055272A JP2001055272A JP2002258904A JP 2002258904 A JP2002258904 A JP 2002258904A JP 2001055272 A JP2001055272 A JP 2001055272A JP 2001055272 A JP2001055272 A JP 2001055272A JP 2002258904 A JP2002258904 A JP 2002258904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- output
- gain
- feedback
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
制御を高精度化する。 【解決手段】 モデル追従制御系を、ゲイン34と積分
要素である規範モデル36とによって閉ループを構成す
る外乱オブザーバ37とする。フィードバック制御器2
8の入力を位置指令値θ*と位置検出値θとの偏差と
し、フィードバック制御器28の出力u1と外乱オブザ
ーバ37の出力との加算結果を非線形制御対象26への
操作量upとし、この操作量upと外乱オブザーバゲイ
ンLの出力との偏差を規範モデル36の入力とし、その
出力と位置検出値θとの偏差をゲイン34の入力とす
る。フィードバック制御器28を比例調節器により構成
してそのゲインKをK=J/σ(Jは前記規範モデルの
積分定数、σは目標とする制御応答の時定数)とし、か
つ、|PL|≫1、|Js/L|≪1となるように定め
る。
Description
ある油圧シリンダによる位置決め制御などに適用され
る、非線形制御対象のフィードバック制御方法に関する
ものである。
用いてアームの角度を制御する位置決め制御の例を示
す。図4は、直線動作する油圧シリンダによりアーム角
度を制御する位置決め制御の実験装置である。同図にお
いて、51は油圧シリンダ、52は油圧シリンダ51の
基準位置、53は油圧シリンダ51により駆動されるア
ーム、54はアーム53の回転軸であり、M(mm)は
油圧シリンダ51の長さ(基準位置52からアーム53
までの長さ)、θ(deg.)はアーム53の角度(回
転軸54と基準位置52とを結んだ線とアーム53との
間の角度)である。
tのエンコーダにより検出しており、アーム角度θは、
油圧シリンダ51の長さMから数式1により求められ
る。
の間に非線形性を持ち、従来ではこの非線形性を解決す
るために、角度指令値及び角度検出値を数式1によりシ
リンダ長さ指令値及び検出値に変換し、フィードバック
制御を行っている。図7はこの従来のフィードバック制
御ブロック図であり、11,17は角度−長さ変換器、
12,14,16は加算器、13はゲインKを有するフ
ィードバック制御器、15は油圧シリンダ51及びアー
ム53からなる制御対象、θ*はアーム53の角度指令
値、M*は油圧シリンダ51の長さ指令値、θはアーム
53の角度検出値、Mは油圧シリンダ51の長さ検出
値、dは外乱、nは観測ノイズを示す。
よる角度−長さの変換精度が悪ければ、位置制御応答は
アーム53の姿勢(角度)に依存してしまう。また、油
圧シリンダ51自身も、動作方向や負荷の大きさにより
特性が変わる非線形性を有しているが、従来技術では、
この非線形性を無視している。このため、油圧シリンダ
51の動作方向や負荷の大きさにより位置制御応答が変
化してしまう欠点がある。
装置での制御例を示す。図8は、角度指令値を60→1
25deg.と変化させた場合のランプ応答であり、図
9は同じく125→60deg.と変化させた場合のラ
ンプ応答である。図8,図9のいずれも、1段目が油圧
シリンダ51を駆動するバルブに対する電圧指令値
up、2段目が角度指令値θ*、3段目が角度検出値
θ、4段目が角度偏差(θ*−θ)である。
は、例えば比例調節器であり、角度指令値θ*から角度
検出値θまでをオーバーシュートのない一次遅れ要素と
して調整している。このため、ランプ応答では、角度偏
差が一次遅れ要素にステップ入力した時の出力波形と同
一となり、図8,図9とも角度偏差はこのようになって
いる。ただし、図8,図9において角度偏差の大きさが
それぞれ約3.5deg,約4.2degと異なった値
になっているが、これは油圧シリンダのバルブに対する
電圧指令値からシリンダ速度までのゲインがシリンダの
動作方向の正逆で異なっているためである。
ンダの非線形性により位置制御応答が変化してしまう欠
点がある。そこで本発明は、油圧シリンダの直線運動を
アーム角度に変換するような非線形制御対象において所
望の応答を容易に得ることができるようにした非線形制
御対象のフィードバック制御方法を提供しようとするも
のである。
め、請求項1記載の発明は、操作量が入力される規範モ
デル(伝達関数をPmとする)と、この規範モデルの出
力と非線形制御対象(伝達関数をPとする)の出力との
偏差が入力されるゲインLと、このゲインLの出力と前
記操作量との和に外乱dを加えた信号が入力される非線
形制御対象とから構成されるモデル追従制御系を対象と
して、モデル化誤差Δuを用いて非線形制御対象をPm
(1+Δu)と表し、Pmに対して目標の制御応答を得
るようにフィードバック制御器(ゲインをKとする)を
設計するフィードバック制御系において、このフィード
バック制御系が目標とする制御応答の時定数σに対し
て、前記モデル追従制御系が必要とする制御帯域をω=
α/σと定め(αは係数)、前記ωより低い周波数領域
で|PL|≫1,|LPm|≫1,|L|≫1となり、
かつ、|Δu|≦|Rm|である関数Rmと相補感度関
数T(=Pm(1+KPm) −1K)とを用いて‖Rm
T‖<1となるように規範モデルの伝達関数Pm及びゲ
インLを定めるものである。
た非線形制御対象のフィードバック制御方法において、
非線形制御対象が油圧シリンダによりアームを駆動して
その角度を制御する位置決め制御装置であることを特徴
とする。
た非線形制御対象のフィードバック制御方法において、
前記モデル追従制御系を、外乱オブザーバゲインLと積
分要素である規範モデル(伝達関数をPmとする)とに
よって閉ループを構成する外乱オブザーバとし、前記フ
ィードバック制御器の入力を位置決め制御装置の位置指
令値θ*と位置検出値θとの偏差とし、前記フィードバ
ック制御器の出力u1と外乱オブザーバの出力との加算
結果を非線形制御対象への操作量upとし、この操作量
upと外乱オブザーバゲインLの出力との偏差を前記規
範モデルの入力とし、この規範モデルの出力と位置検出
値θとの偏差を外乱オブザーバゲインLの入力とすると
共に、前記フィードバック制御器を比例調節器により構
成してそのゲインKをK=J/σ(Jは前記規範モデル
の積分定数、σは目標とする制御応答の時定数)とし、
かつ、|PL|≫1、|Js/L|≪1となるように定
めるものである。
態を説明する。本実施形態では、従来のような油圧シリ
ンダの長さとアーム角度との変換を行わずに、油圧シリ
ンダ等の位置決め制御にモデル追従制御を導入し、フィ
ードバック制御器をモデル追従の規範モデルに対して設
計するようにした。ここで、モデル追従(モデル・フォ
ロイング)とは、例えば「制御システム設計」(金井喜
美雄著,1982年,槇書店発行)p90〜p116の第4
章「モデル・フォロイング制御システムの設計」に記載
されているように、設計者が要求する性能またはプラン
トの動特性を予め規範モデルとして規定し、このモデル
に一致するようにプラント等の動特性を修正する制御法
則を決定することを指す。
を考える。図において、21は規範となるモデル(伝達
関数をPmとする)、22,24,25は加算器、23
はモデル追従ゲイン(ゲインをLとする)、26は制御
対象(伝達関数をPとする)、u1は操作量、dは外
乱、yは出力である。このようなモデル追従制御系は、
外乱オブザーバ、2自由度ロバストサーボ系等と等価な
ものであり、多軸マニピュレータの運動制御方法として
既に知られている。
制御応答を時定数σとすると、このσに対して、モデル
追従が必要とする制御帯域をω=α/σとして定め(α
は経験的に4以上あれば十分な係数である)、ωより低
い周波数領域で|PL|≫1、|LPm|≫1、|L|
≫1となるようにモデル21の伝達関数Pm、モデル追
従ゲインLを求める。まず、図1において、制御対象出
力yは数式2によって表される。
割ると、数式3が得られる。
数式4を得る。
で割ると、数式5を得る。
ば、数式6が成り立つ。
式7が成り立ち、出力yが操作量u 1及びモデルの伝達
関数Pmに依存するモデル追従制御系を実現することが
できる。
ると、数式8におけるΔu,Δdは数式9,数式10と
なる。
誤差とする。次に、モデル追従制御系に対するフィード
バック制御器を、モデルPmに対して目標の応答が得ら
れるように設計する。図2は、モデル追従のフィードバ
ック制御系を示す制御ブロック図である。図において、
27,30は加算器、28は比例調節器からなるフィー
ドバック制御器(ゲインK)、29はモデル化誤差Δu
を含む制御対象を示す。また、rは出力指令値である。
相補感度関数であるT=Pm(1+KPm)−1Kを用い
て、‖RmT‖<1となるようにして安定性を保証す
る。ここで、Rmは、モデル化誤差Δu(P=P m(1+
Δu))に対して|Δu|≦|Rm|となるような関数で
ある。
御を油圧サーボ系の位置決め制御に適用し、図4の直線
動作する油圧シリンダによりアーム角度の位置制御(角
度制御)を行う場合の実施形態を説明する。図3はこの
実施形態の制御ブロック図を示しており、24,25,
31,32,33,35は加算器、26は油圧シリンダ
及びアームからなる制御対象(伝達関数P)、28は比
例調節器からなるフィードバック制御器(ゲインK)で
ある。
加算器33,35と、外乱オブザーバゲイン34(スカ
ラー量であり、Lとする)及び規範モデル36(図1に
おける規範モデル21に相当)から構成されている。こ
こで、規範モデル36は、構造が簡単な積分要素(伝達
関数は1/Js)とする。なお、積分定数Jはモデル追
従の条件によって後述のように決定する。
令値、u1はフィードバック制御器28の出力、upは
油圧シリンダを駆動するバルブに対する電圧指令値、d
は外乱、θはアームの角度検出値、nは観測ノイズであ
る。
度指令値θ*と角度検出値θとの偏差とし、フィードバ
ック制御器28の出力u1と外乱オブザーバ37の出力
とを加算したものを制御対象26に対する操作量(電圧
指令値)upとする。また、外乱オブザーバ37におい
て、上記操作量upとオブザーバゲイン34の出力との
差をモデル36の入力とし、このモデル36の出力と角
度検出値θとの偏差をオブザーバゲイン34の入力とす
る。
出力u1から角度検出値θまでの関係を求めると、数式
11のようになる。
対象をまとめたものである。これより、|PL|≫1,
|Js/L|≪1がモデル追従の条件となる。すなわ
ち、この条件下で数式12が成立するので、非線形制御
対象Pの線形化が達成される。
→0でも数式12が成立する。このためフィードバック
制御器28を比例調節器としても定常偏差は生じない。
ここでは、フィードバック制御器28として比例調節器
を用いることにより、角度制御を一次遅れで実現してい
る。すなわち、目標とする角度制御の応答時間を時定数
σによって定め、フィードバック制御器28のゲインを
K=J/σとすると、数式13が得られる。
とする制御応答の時定数σに対してω=α/σとなる。
ここで、αは経験的に4以上あれば十分な係数である。
系の安定性について考察する。フィードバックループの
安定性は、前述したように、相補感度関数T=Pm(1
+KPm)−1Kを用いて、‖RmT‖<1となればよ
い。Rmは、モデル化誤差Δu(P=Pm(1+Δu))に
対して|Δu|≦|Rm|となるような関数である。P
m=1/Js,K=J/σとすると、数式14が得られ
る。
さMとの間には前述の数式1に示す非線形性があり、油
圧シリンダ51の駆動はバルブへ−10〜10Vの電圧
を印加することにより行うものとする。この電圧指令u
pとMとの間には、およそ数式15に示す関係がある。
なお、油圧シリンダ自体も非線形性を有しており、動作
点によって速度vが変動する。ここでは、v=5〜20
の範囲の値をとる。
1を変形して、数式16が得られる。
得られる。
θの値を代入すると、数式18を得る。
る。なお、数式19におけるθ0+εは外乱とみなす。
される。
Δu)より、数式21となる。なお、数式21におい
て、B=1−AJ=−0.25〜0.99966であ
る。
と、数式22が得られ、RmTは数式23で表される。
フィードバックループは安定であることがわかる。
た本実施形態による実験結果を説明する。図5は、角度
指令値を60→125degと変化させた場合のランプ
応答であり、図6は同じく125→60degと変化さ
せた場合のランプ応答である。図5,図6のいずれも、
1段目が油圧シリンダ51を駆動するバルブに対する電
圧指令値up、2段目が角度指令値θ*、3段目が角度
検出値θ、4段目が角度偏差(θ*−θ)である。
検出値θまでをオーバーシュートのない一次遅れ要素と
して調整している。このため、ランプ応答では、角度偏
差が一次遅れ要素にステップ入力を加えた時の出力波形
と同一になる。実際上、図5,図6とも角度偏差はこの
ようになっている。従来技術によれば、図8,図9に示
したように角度偏差の大きさがそれぞれ約3.5de
g、約4.2degと異なった値になったのに対し、本
実施形態では、図5,図6とも角度偏差は約3.5de
gとなっている。これにより、本実施形態では油圧シリ
ンダ自体の非線形性まで十分対応できていることが確認
できる。
ボ系の位置決め制御のような非線形制御対象において所
望の応答を容易に得ることができ、その結果、複数軸を
有する大型マニピュレータなどの各アクチュエータの揃
速性(制御応答を一致させること)を向上させ、直線性
の良い位置制御を実現することができる。
御ブロック図である。
ブロック図である。
ーボ系の位置決め制御に適用した場合の制御ブロック図
である。
明図である。
ある。
ある。
5 加算器 21,36 規範モデル 23 モデル追従ゲイン 28 フィードバック制御器 29 制御対象 34 外乱オブザーバゲイン 37 外乱オブザーバ
Claims (3)
- 【請求項1】 操作量が入力される規範モデル(伝達関
数をPmとする)と、この規範モデルの出力と非線形制
御対象(伝達関数をPとする)の出力との偏差が入力さ
れるゲインLと、このゲインLの出力と前記操作量との
和に外乱dを加えた信号が入力される非線形制御対象と
から構成されるモデル追従制御系を対象として、モデル
化誤差Δuを用いて非線形制御対象をPm(1+Δu)
と表し、Pmに対して目標の制御応答を得るようにフィ
ードバック制御器(ゲインをKとする)を設計するフィ
ードバック制御系において、 このフィードバック制御系が目標とする制御応答の時定
数σに対して、前記モデル追従制御系が必要とする制御
帯域をω=α/σと定め(αは係数)、前記ωより低い
周波数領域で|PL|≫1,|LPm|≫1,|L|≫
1となり、かつ、|Δu|≦|Rm|である関数Rmと
相補感度関数T(=Pm(1+KPm) −1K)とを用
いて‖RmT‖<1となるように規範モデルの伝達関数
Pm及びゲインLを定めることを特徴とする非線形制御
対象のフィードバック制御方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載した非線形制御対象のフ
ィードバック制御方法において、 非線形制御対象が油圧シリンダによりアームを駆動して
その角度を制御する位置決め制御装置であることを特徴
とする非線形制御対象のフィードバック制御方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載した非線形制御対象のフ
ィードバック制御方法において、 前記モデル追従制御系を、外乱オブザーバゲインLと積
分要素である規範モデル(伝達関数をPmとする)とに
よって閉ループを構成する外乱オブザーバとし、前記フ
ィードバック制御器の入力を位置決め制御装置の位置指
令値θ*と位置検出値θとの偏差とし、前記フィードバ
ック制御器の出力u1と外乱オブザーバの出力との加算
結果を非線形制御対象への操作量upとし、この操作量
upと外乱オブザーバゲインLの出力との偏差を前記規
範モデルの入力とし、この規範モデルの出力と位置検出
値θとの偏差を外乱オブザーバゲインLの入力とすると
共に、 前記フィードバック制御器を比例調節器により構成して
そのゲインKをK=J/σ(Jは前記規範モデルの積分
定数、σは目標とする制御応答の時定数)とし、かつ、
|PL|≫1、|Js/L|≪1となるように定めるこ
とを特徴とする非線形制御対象のフィードバック制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001055272A JP4247699B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 非線形制御対象のフィードバック制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001055272A JP4247699B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 非線形制御対象のフィードバック制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258904A true JP2002258904A (ja) | 2002-09-13 |
JP4247699B2 JP4247699B2 (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=18915476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001055272A Expired - Lifetime JP4247699B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 非線形制御対象のフィードバック制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4247699B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097390A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | むだ時間を含む制御対象に適用するモデル追従制御装置 |
JP2014021649A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 外乱推定装置及び位置制御装置並びに速度制御装置 |
CN114738338A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-12 | 浙江大学 | 一种面向水下多自由度液压机械臂的滑模控制方法 |
JP7448692B2 (ja) | 2020-12-07 | 2024-03-12 | 燕山大学 | 非対称サーボ油圧位置追跡システムのための低複雑度制御方法 |
-
2001
- 2001-02-28 JP JP2001055272A patent/JP4247699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008097390A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | むだ時間を含む制御対象に適用するモデル追従制御装置 |
JP2014021649A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 外乱推定装置及び位置制御装置並びに速度制御装置 |
JP7448692B2 (ja) | 2020-12-07 | 2024-03-12 | 燕山大学 | 非対称サーボ油圧位置追跡システムのための低複雑度制御方法 |
CN114738338A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-12 | 浙江大学 | 一种面向水下多自由度液压机械臂的滑模控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4247699B2 (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Nikdel et al. | Adaptive backstepping control for an n-degree of freedom robotic manipulator based on combined state augmentation | |
CN109927032B (zh) | 一种基于高阶滑模观测器的机械臂轨迹跟踪控制方法 | |
US7211979B2 (en) | Torque-position transformer for task control of position controlled robots | |
Spong | The swing up control problem for the acrobot | |
Moallem et al. | Nonlinear tip-position tracking control of a flexible-link manipulator: theory and experiments | |
CN106774379B (zh) | 一种智能超螺旋强鲁棒姿态控制方法 | |
Zain et al. | Hybrid learning control schemes with input shaping of a flexible manipulator system | |
JP2010524714A (ja) | 関節を制御する方法及びトルク速度変換装置 | |
Van der Linden et al. | H/sub∞/control of an experimental inverted pendulum with dry friction | |
Merry et al. | Delay-varying repetitive control with application to a walking piezo actuator | |
Copot et al. | A fractional order control strategy for visual servoing systems | |
Ali et al. | U-model based learning feedforward control of MIMO nonlinear systems | |
Hackl et al. | Contributions to non-identifier based adaptive control in mechatronics | |
JP2002258904A (ja) | 非線形制御対象のフィードバック制御方法 | |
CN113517832A (zh) | 一种低压伺服离散线性自抗扰控制方法 | |
Abdelhameed | Adaptive neural network based controller for robots | |
JP2003340755A (ja) | サーボモータ制御用コントローラにおけるゲイン設定法、コントローラの有効性検証法およびロボット制御法 | |
Sira-Ramirez et al. | Sliding mode rest-to-rest stabilization and trajectory tracking for a discretized flexible joint manipulator | |
Kirecci et al. | Self-tuning control as conventional method | |
Ren et al. | Joint torque control of a collaborative robot based on active disturbance rejection with the consideration of actuator delay | |
Tokhi et al. | Hybrid learning control schemes with acceleration feedback of a flexible manipulator system | |
JP3582541B2 (ja) | スライディングモード制御による位置決め制御方法 | |
Feliu et al. | A new control scheme of single-link flexible manipulators robust to payload changes | |
Kheirkhahan et al. | Single-loop versus multi-loop control strategies for electrically driven robots with elastic joint | |
EP0469151A1 (en) | Method of learning feed-forward gain in motor control |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081219 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090101 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4247699 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |