JP2002255208A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2002255208A
JP2002255208A JP2001050692A JP2001050692A JP2002255208A JP 2002255208 A JP2002255208 A JP 2002255208A JP 2001050692 A JP2001050692 A JP 2001050692A JP 2001050692 A JP2001050692 A JP 2001050692A JP 2002255208 A JP2002255208 A JP 2002255208A
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JP
Japan
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container
nozzle
locking
vessel
agent
Prior art date
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Application number
JP2001050692A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Inagawa
義則 稲川
Noboru Yashima
昇 八島
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外容器に対する内容器の脱落を防止するとと
もに、外容器の剤と内容器の剤をそれらのノズルの周方
向のどの部分からも一定の吐出量割合で同時に吐出させ
ること。 【解決手段】 容器10であって、内ノズル22の外周
と外ノズル12の内周の一方に設けた係止部42を他方
に設けた係止部41に容器軸方向で係止し、かつ少なく
とも一方の係止部42の側傍に形成される外容器11の
剤のための流通路43を、内ノズル22の周囲に沿って
一定の間隔を介する複数位置に設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の液体、
粉体等の剤を同時に吐出させて混合するに好適な容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】特公平7-98545には、外容器の中に内容
器を納め、外容器には外ノズルを、内容器には内ノズル
を備えた2液充填チューブ容器であって、容器の絞り変
形によって、外容器の外ノズルと内容器の内ノズルから
それらの内容液を同時に吐出するものがある。
【0003】そして、従来技術では、外容器に対する内
容器の脱落を防止するため、内容器の内ノズルの外周に
沿って設けた嵌合凸部を外容器の外ノズルの内周に沿っ
て設けた嵌合凹部に係止してなるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内容器の内ノズルの横
断面を半月状とし、内ノズルの嵌合凸部をその半月状外
周部のうちの円弧部の全域に設けている。そして、外容
器の外ノズルの円形状内周部のうちの半分に外ノズルの
嵌合凹部を設けている。従って、内容器の内ノズルの嵌
合凸部を外容器の外ノズルの嵌合凹部に係止した組立状
態では、容器周方向の半部を外容器の剤のための流通路
とし、他の半部を内容器の剤のための流通路とするもの
になる。このため、外容器の剤のための流通路と内容器
の剤のための流通路をそれぞれ、容器周方向の全域に渡
って均等に用意することができず、容器を傾けてそれら
の剤を吐出しようとするとき、使用者による容器の周方
向握り位置によって、外ノズルと内ノズルのそれぞれか
ら吐出される液の吐出量割合が変化するものになる。
【0005】本発明の課題は、外容器に対する内容器の
脱落を防止するとともに、外容器の剤と内容器の剤をそ
れらのノズルの周方向のどの部分からも一定の吐出量割
合で同時に吐出させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外容
器の中に内容器を納め、外容器には外ノズルを、内容器
には内ノズルを備えてなる容器であって、内ノズルの外
周と外ノズルの内周の一方に設けた係止部を他方に設け
た係止部に容器軸方向で係止し、かつ少なくとも一方の
係止部の側傍に形成される外容器の剤のための流通路
を、内ノズルの周囲に沿って一定の間隔を介する複数位
置に設けるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】容器10は、混ざると反応するよ
うな性質の異なる2剤A、B(例えばアルカリ剤、酸素
系漂白剤)を同時に吐出させる2剤吐出容器であり、図
1、図2に示す如く、一端開口の外容器11の中に一端
開口の内容器21を納め、外容器11の開口部には外ノ
ズル12をそれらの打ち込み部11A、13により打ち
込み嵌合して封着し、内容器21の開口部には内ノズル
22をそれらのねじ部21A、23によりねじ込み嵌合
して封着している。外ノズル12と内ノズル22には計
量キャップ30を着脱可能としている。そして、外容器
11と内容器21は互いに性質の異なる2剤A、Bのそ
れぞれを装填され、容器10の傾動により、それらの剤
A、Bを外ノズル12の出口14と内ノズル22の出口
24から同時に吐出させ、計量キャップ30にて混ぜ合
せできる。
【0008】外容器11、外ノズル12、内容器21、
内ノズル22、計量キャップ30は樹脂成形品からな
る。そして、外ノズル12は、打ち込み筒部12A、中
間筒部12B、ノズル筒部12Cを有する筒体とされ、
打ち込み筒部12Aに外容器11(打ち込み部11A)
への打ち込み部13を備え、中間筒部12Bに計量キャ
ップ30のためのねじ部15を備え、ノズル筒部12C
の先端に出口14を備える。また、内ノズル22は、ね
じ込み筒部22A、ノズル筒部22Bを有する筒体とさ
れ、ねじ込み筒部22Aに内容器21(ねじ部21A)
へのねじ部23を備え、ノズル筒部22Bの先端に出口
24を備え、ノズル筒部22Bの内周に十字状の流通ガ
イド25と、内容器21に封着するシール部27、28
を備える。また、計量キャップ30は、有天筒状をな
し、基端外周に外ノズル12(ねじ部15)へのねじ部
31を備え、中間外周に外ノズル12に封着するフラン
ジ部32を備え、天面裏側に外ノズル12の出口14に
封着するシール部33、内ノズル22の出口24に封着
するシール部34、35を備える。
【0009】ここで、容器10は、外ノズル12と内ノ
ズル22を前述の如くの筒体とし、それらの中心軸を同
心状に配置している。外ノズル12と内ノズル22の環
状間隙が外容器11の剤Aのための流路となる。
【0010】また、容器10は、内ノズル22の出口2
4を軸方向で外ノズル12の出口14より上方に突出さ
せ、外ノズル12の出口14と内ノズル22の出口24
のそれぞれを外方に開くラッパ形状としている。
【0011】また、容器10は、外容器11と内容器2
1も筒体とし、それらの中心軸を同心状に配置してい
る。
【0012】また、容器10は、外ノズル12のノズル
筒部12Cの内面の周方向2位置のそれぞれに突出する
外側係合部16を、更に内ノズル22のノズル筒部22
Bの外面の周方向2位置のそれぞれには突出する内側係
合部26を備え、それらの係合部16、26をそれらの
相対回転方向で互いに係合可能としている。
【0013】また、容器10は、図2、図3に示す如
く、外ノズル12のノズル筒部12Cの内周の下端寄り
に突起状係止部41を設け、内ノズル22のねじ込み筒
部22Aの下端寄りに舌片状係止部42を設け、係止部
41と係止部42を容器10の軸方向で係止している。
係止部41は外ノズル12の周方向に連続しても良く、
又は間欠的に設けられても良い。係止部42は、図3に
示す如く、ねじ込み筒部22Aの下縁に沿う周方向に間
欠的に設けられ、相隣る係止部42の間に形成される外
容器11の剤Aのための流通路43を、内ノズル22の
周囲に沿って一定の間隔を介する複数位置に設ける。ま
た、係止部42は、内ノズル22のねじ込み筒部22A
にくびれ状連結部42Bを介して連結され、樹脂成形段
階では外方に広がり状をなす折れ曲がり係止片42Aか
らなり、内容器21と内ノズル22の組立段階で係止部
41との係止方向への復元習性を備える。
【0014】従って、容器10は以下の如くに組立てら
れる。 (1)外ノズル12と内ノズル22と計量キャップ30の
組立体50を作成する。外ノズル12のノズル筒部12
Cの内側に内ノズル22を差し込み、内ノズル22の係
止部42(折れ曲がり係止片42A)を外ノズル12の
係止部41に摺接させながら縮径させる過程を経て、係
止部41を通過後の係止部42を拡径方向に復元させて
係止部41に容器軸方向で係止させる。同時に、内ノズ
ル22の内側係合部26を外ノズル12の外側係合部1
6にそれらの相対回転方向で係合可能とする。更に、外
ノズル12のねじ部15に計量キャップ30のねじ部3
1を螺着し、計量キャップ30により外ノズル12、内
ノズル22を封止する。
【0015】(2)内容器21に剤Bを充填する。そし
て、この内容器21のねじ部21Aに、上述(1)の組立
体50を構成している内ノズル22のねじ部23を当
て、組立体50の外ノズル12の打ち込み筒部12Aの
外周に回転力を付与し、この回転力を係合部16、26
により内ノズル22に伝え、内ノズル22のねじ部23
を内容器21のねじ部21Aにねじ嵌合する。
【0016】(3)外容器11に剤Aを充填する。そし
て、この外容器11の打ち込み部11Aに、上述(2)の
内容器21に取着された組立体50を構成している外ノ
ズル12の打ち込み部13を打ち込み嵌合する。
【0017】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 (請求項1に対応する作用) 外容器11の中に内容器21を納めるに際し、外容器
11の内周に備えた外ノズル12の係止部41を、内容
器21の外周に備えた内ノズル22の係止部42を、容
器10の軸方向で係止させたから、外容器11に対する
内容器21の脱落を防止できる。
【0018】内容器21の内ノズル22の係止部42
を外容器11の外ノズル12の係止部41に係止した組
立状態で、外容器11の剤Aのための流通路43を内ノ
ズル22の周囲で一定の間隔を介した複数位置に設け
た。従って、外容器11の剤Aのための流通路43と内
容器21の剤Bのための流通路をそれぞれ、容器周方向
の全域において均等に用意でき、容器10を傾けてそれ
らの剤A、Bを吐出しようとするとき、使用者による容
器10の周方向握り位置に関係なく、外容器11の剤A
と内容器21の剤Bをそれらのノズル12、22の周方
向のどの部分からも一定の吐出量割合で同時に吐出させ
ることができる。
【0019】(請求項2に対応する作用) 内ノズル22と外ノズル12の少なくとも一方に設け
る係止部42を、他方の係止部41に対する係止方向へ
の復元習性を備えた折れ曲がり係止片42Aからなるも
のにしたから、それら係止部41、42の係止の確実を
図ることができる。
【0020】図4、図5の容器60が図1〜図3の容器
10と異なる点は、内ノズル22のねじ込み筒部22A
に設けた係止部42を折れ曲がり係止片42A、くびれ
状連結部42Bによることなく、ねじ込み筒部22Aの
下縁の周方向に沿って設けた凸部61によって形成し、
ねじ込み筒部22Aの下縁で相隣る凸部61の間に外容
器11の剤Aのための流通路62を切欠形成したことに
ある。流通路62は、内ノズル22の周囲に沿って一定
の間隔を介する複数位置に設けられる。
【0021】本発明の容器は、外容器11に外ノズル1
2を一定成形したもの、内容器21に内ノズル22を一
体成形したものでも良い。また、本発明の容器10は、
3剤以上の多数剤を同時吐出できるように、最外層の外
容器と最内層の内容器の間に1以上の中間容器を備える
ものでも良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外容器に
対する内容器の脱落を防止するとともに、外容器の剤と
内容器の剤をそれらのノズルの周方向のどの部分からも
一定の吐出量割合で同時に吐出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は容器を示す断面図である。
【図2】図2は図1の要部拡大断面図である。
【図3】図3は内ノズルを示す半断面図である。
【図4】図4は容器の変形例を示す断面図である。
【図5】図5は内ノズルの変形例を示す半断面図であ
る。
【符号の説明】 10、60 容器 11 外容器 12 外ノズル 21 内容器 22 内ノズル 41、42 係止部 42A 折れ曲がり係止片 43、62 流通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA02 AA05 AB81 AC06 BA03B BA03C BB14B BB14C BC03B BC03C BC07C EC26 FA05 FB16 FB20 GD10 3E084 AA04 AA12 AA24 AB01 AB07 BA01 CA01 CC03 DA01 DB12 DC03 EA02 EB02 EC03 FA09 FB03 GA01 GB01 KB03 KB10 LB03 LB07 LC01 LD01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外容器の中に内容器を納め、外容器には
    外ノズルを、内容器には内ノズルを備えてなる容器であ
    って、内ノズルの外周と外ノズルの内周の一方に設けた
    係止部を他方に設けた係止部に容器軸方向で係止し、か
    つ少なくとも一方の係止部の側傍に形成される外容器の
    剤のための流通路を、内ノズルの周囲に沿って一定の間
    隔を介する複数位置に設けた容器。
  2. 【請求項2】 前記係止部が係止方向への復元習性を備
    える折れ曲がり係止片である請求項1に記載の容器。
JP2001050692A 2001-02-26 2001-02-26 容 器 Pending JP2002255208A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037472A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Kao Corp 容器

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JP2011037472A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Kao Corp 容器

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