JP2002253889A - ミシンの防錆構造 - Google Patents

ミシンの防錆構造

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JP2002253889A
JP2002253889A JP2001058419A JP2001058419A JP2002253889A JP 2002253889 A JP2002253889 A JP 2002253889A JP 2001058419 A JP2001058419 A JP 2001058419A JP 2001058419 A JP2001058419 A JP 2001058419A JP 2002253889 A JP2002253889 A JP 2002253889A
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Kazuo Takaku
和男 高久
Masafumi Suzaki
雅文 須崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油の強制給油を行うことなく、ミシン本
体の内部に配設された金属部品の防錆を長期間に亘り保
持することのできるミシンの防錆構造を提供する。 【解決手段】 ミシン本体2の内部に気化性防錆剤11
を配設する。この気化性防錆剤11は、通気性を有する
容器10に収容することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの防錆構造
に係り、特に、潤滑油の強制給油を行うことなくミシン
本体の内部の防錆を行うことのできるミシンの防錆構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ミシンは、多種多様の部品によ
り構成されており、ミシン本体の内部に配設される内部
機構部品の多くは、価格が安価で剛性に優れているなど
の理由により金属、特に鉄鋼材によって形成されてい
る。このような鉄鋼材によって形成されている金属部品
の表面には、腐食を防止するため、リン酸塩被膜処理な
どの無機化合物による被膜処理や、ニッケルめっきなど
の金属による被膜処理などの耐食性物質で金属表面を保
護する各種の防錆処理が施されて用いられているのが一
般的である。
【0003】しかしながら、ミシン本体の内部に配設さ
れる内部機構部品の一部においては、その部品に要求さ
れている機能を発揮するうえで防錆処理が困難な金属部
品、例えば、主軸、下軸などがあり、このため、強制給
油機構を有するミシンにおいては、金属部品の防錆を低
粘度の潤滑油に頼っている。
【0004】しかしながら、強制給油機構を有するミシ
ンは、オイルパン、オイルポンプ、給油量調節機構など
の複雑な機構を必要とするとともに、使用時間が長くな
ると摺動部位からの潤滑油の漏洩が生じて縫製物が汚れ
るなどの問題点があることが知られている。
【0005】そこで、近年のミシンにおいては、給油ポ
ンプなどを用いた強制給油ではなく、フェルトなどによ
り毛細管現象を用いた微量給油機構や、グリースによる
潤滑や、あるいは全く油を用いないで材料自身の潤滑特
性を利用することによって、無給油化が図られている。
このため油が供給されない部分があり、このような油が
供給されない部位に配設される金属部品に対する防錆
は、製造時に塗布される防錆油に頼っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製造時
に塗布される防錆油として、粘度の高い長期防錆用のも
のを使用した場合、長期間に亘って防錆機能を発揮する
ことができるが、金属部品表面に形成される被膜が厚い
ために、起動トルクの増加、防錆油の固着による焼き付
きなどのメカニズムに支障をきたすという問題が生じ、
また、粘度の低い短期防錆用のものを使用した場合、上
記欠点は解決されるものの、金属部品表面に形成される
被膜が薄いために、水分や酸素が被膜を透過しやすく、
短期間で金属部品が腐食するという問題点があった。
【0007】なお、金属部品の腐食は、機構部品におけ
る起動トルクの増加、機械的特性の劣化、金属部品に生
じた錆に起因する摩耗の促進、金属部品に生じた錆がミ
シン本体の外部に排出されることにより生じる縫製物の
汚染などの各種の不都合を生じる原因となる。
【0008】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、潤滑油の強制給油を行うことなくミシン本体の
内部に配設された金属部品の防錆を長期間に亘り保持す
ることのできるミシンの防錆構造を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明のミシンの
防錆構造の特徴は、ミシン本体の内部に気化性防錆剤を
配設した点にある。そして、このような構成を採用した
ことにより、ミシン本体の内部に配設された気化性防錆
剤は、ミシン本体の内部で気化し、この気化した気体成
分はミシン本体の内部に拡散してミシン本体の内部の細
部にまで行き渡るので、ミシン本体の内部に配設された
金属部品の表面に確実に吸着され、金属部品の表面に分
子レベルの防錆被膜を形成するので、潤滑油の強制給油
を行うことなくミシン本体の内部に配設された金属部品
の防錆を長期間に亘り保持できる。
【0010】また、請求項2に係る本発明のミシンの防
錆構造の特徴は、請求項1において、気化性防錆剤を通
気性を有する容器に収容し、この容器をミシン本体の内
部に配設した点にある。そして、このような構成を採用
したことにより、気化性防錆剤の取扱性を容易なものに
できる。
【0011】また、請求項3に係る本発明のミシンの防
錆構造の特徴は、請求項2において、容器をミシン本体
の内部に着脱可能に配設した点にある。そして、このよ
うな構成を採用したことにより、気化性防錆剤の補充あ
るいは交換を簡単な作業で実施できる。
【0012】また、請求項4に係る本発明のミシンの防
錆構造の特徴は、請求項1ないし請求項3のいずれか1
項において、気化性防錆剤がミシンアームの内部に配設
されている点にある。そして、このような構成を採用し
たことにより、気化性防錆剤の気化した気体成分をミシ
ン本体の内部に効率よく拡散できる。
【0013】また、請求項5に係る本発明のミシンの防
錆構造の特徴は、請求項1ないし請求項4のいずれか1
項において、ミシン本体の底部に底蓋を設けた点にあ
る。そして、このような構成を採用したことにより、ミ
シン本体の内部の密封性を向上させることができるの
で、防錆効果をより長期間に亘り保持できる。
【0014】また、請求項6に係る本発明のミシンの防
錆構造の特徴は、請求項1ないし請求項5のいずれか1
項において、ミシン本体の内部にミシンの駆動によって
回転駆動可能なファンを配設するとともに、このファン
の近傍に気化性防錆剤を配設した点にある。そして、こ
のような構成を採用したことにより、気化性防錆剤の気
化した気体成分をミシン本体の内部により効率よく拡散
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0016】図1は本発明に係るミシンの防錆構造を用
いたミシンの外観斜視図である。
【0017】図1に示すように、本実施形態のミシン1
のミシン本体2は、下部にミシンベッド3が配設され、
上部にミシンベッド3と平行にしてミシンアーム4が配
設されており、ミシンベッド3とミシンアーム4とは、
ミシンベッド3の左側に配設された胴部5により連結さ
れ全体として正面ほぼ逆コ字状に形成されている。ま
た、ミシン本体2の底部、詳しくはミシンベッド3の下
面には板状あるいは上部が開口とされた箱状の底蓋6が
配設されている。
【0018】前記ミシン本体2の正面には、ミシン主
軸、針棒機構、天秤機構、軸受などの各種の内部機構部
品(図示せず)の組み付けなどに用いるための開口7
が、ミシンアーム4と胴部5とを繋ぐようにして形成さ
れている。そして、開口7は、取付ねじ8によってミシ
ン本体2に着脱可能とされた窓板9によって閉塞されて
いる。
【0019】前記窓板9の開口7側に位置する対向面9
aには、通気性を有する容器10が図示しない両面粘着
テープあるいは取付ねじなどによって着脱可能に取着さ
れており、容器10の内部には気化性防錆剤11が収容
されている。この容器10は、窓板9をミシン本体2に
取着した場合、ミシンアーム4の内部に位置するように
配設されている。したがって、本実施形態においては、
ミシンアーム4の内部に気化性防錆剤11を配設する構
成になっている。
【0020】前記容器10としては、その内部に気化性
防錆剤11を収容でき、ミシン本体2の内部に配設され
た場合、容器10の内部に収容した気化性防錆剤11が
気化して容器10の外部、すなわちミシン本体2の内部
に放出できるものであればよい。具体的には、布、不織
布、空気透過性の樹脂シートやゴムシートやスポンジな
どにより形成された袋あるいは気化した気体を通す孔な
どの開口を有する箱などを例示できる。本実施形態にお
いては不織布により形成された通気性を有する袋が用い
られている。
【0021】なお、容器10は、ミシン本体2の内部に
配設するまでは、通気性のない包装体などによって密封
しておくことが、ミシン本体2の内部に配設する前に容
器10の内部に収容された気化性防錆剤11が気化して
外部に放出されるのを防止するうえで好ましい。
【0022】前記気化性防錆剤11としては、結晶状の
固体で、常温で緩やかに気化(昇華)して空気より重い
気体成分になるものが一般的に用いられ、フェロガード
100E(株式会社USC社製商品名)、ゼラスト(大
洋液化ガス株式会社製商品名)、ダイアナ(菱江化学株
式会社製商品名)およびランラン(城北化学株式会社製
商品名)などが例示できる。
【0023】前記容器10および気化性防錆剤11によ
り、本実施形態のミシン本体2の内部に配設された金属
部品の防錆を行うミシンの防錆構造12が形成されてい
る。
【0024】なお、ミシン1の構成そのものは、従来公
知のミシンと同様とされているので、その詳しい説明は
省略する。
【0025】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0026】本実施形態のミシンの防錆構造12によれ
ば、ミシン本体2の内部に配設された気化性防錆剤11
は、常温で緩やかに気化(昇華)して気体成分になる。
この気体成分は、容器10の内部から外部へ通過してミ
シン本体2の内部に拡散し、ミシン本体2の内部に配設
された防錆処理が困難な金属部品と接触して金属部品の
表面に分子レベルの防錆被膜を形成する。また、気化性
防錆剤11は、気体分子中に極性基と疎水基とを具備し
ており、極性基によりミシン本体2の内部に配設された
金属部品の金属表面に吸着し、疎水基により水分から金
属表面を保護するように働く。さらに、金属表面に吸着
した防錆被膜によって外部の水分および酸素から金属表
面を遮断するように働く。さらにまた、金属表面に吸着
した防錆被膜は、局部電池の発生を抑制するように働
く。
【0027】したがって、本実施形態のミシンの防錆構
造12によれば、ミシン本体2の内部に配設された気化
性防錆剤11が、ミシン本体2の内部で気化し、この気
化した気体成分がミシン本体2の内部に拡散してミシン
本体2の内部の細部にまで行き渡ることになる。この結
果、ミシン本体2の内部に配設された防錆処理が困難な
金属部品の表面に確実に吸着され、金属部品の表面に分
子レベルの防錆被膜を容易に形成するので、潤滑油の強
制給油を行うことなくミシン本体2の内部に配設された
金属部品の防錆を長期間に亘り保持できる。
【0028】また、金属表面に形成される防錆被膜は、
基本的には単分子の膜であり、密着力は弱いものである
が、ミシン本体2の内部に気化性防錆剤11の気体成分
を密封することで、金属表面から防錆被膜が離間した場
合には、ミシン本体2の内部に保持された気化性防錆剤
11の気体成分が金属表面に吸着するので、防錆効果を
長期間に亘り保持できる。
【0029】さらにまた、金属部品の表面に形成される
分子レベルの防錆被膜は、厚さが極めて薄いので、従来
の防錆油を用いた場合に生じる、機構部品の起動トルク
の増加、防錆油の固着による焼き付きおよび寸法変化な
どの悪影響を与えることはない。
【0030】また、本実施形態のミシンの防錆構造12
によれば、気化性防錆剤11を通気性を有する容器10
に収容してあるので、気化性防錆剤11の取扱性を容易
なものにできる。
【0031】なお、ミシン本体2の内部に防錆剤収納部
を設けて気化性防錆剤11をミシン本体2の内部に直接
配設する構成としたり、ミシン本体2の内部に容器10
の収納部を設ける構成としてもよく、同様の防錆効果を
発揮できる。
【0032】また、ミシンアーム4の上面に開口を設け
るとともに、この開口を閉塞する閉塞板をミシンアーム
4の上面に着脱可能に配設し、この閉塞板の開口との対
向面に気化性防錆剤11を収容した容器10を着脱可能
に取着する構成としてもよく、このような構成によって
も同様の防錆効果を発揮できる。
【0033】さらに、本実施形態のミシンの防錆構造1
2によれば、気化性防錆剤11を収容した容器10が窓
板9の対向面9aに両面粘着テープなどによって着脱可
能に取着されているので、窓板9をミシン本体2から着
脱することで、容器10をミシン本体2の内部から容易
に着脱でき、しかも、容器10を窓板9から容易に着脱
できる。その結果、気化性防錆剤11の補充あるいは交
換を簡単な作業で実施できる。これにより、ミシン本体
2の内部の防錆効果をより長期間に亘り容易かつ確実に
保持できる。なお、気化性防錆剤11の交換は、容器1
0ごとの交換とすることが好ましいが、容器10に新た
な気化性防錆剤11を補充するようにしてもよい。
【0034】また、本実施形態のミシンの防錆構造12
によれば、気化性防錆剤11がミシンアーム4の内部に
配設されているので、気化性防錆剤11の気化した気体
成分をミシン本体2の内部に効率よく拡散できる。な
お、気化性防錆剤11の気化した気体成分が空気より軽
い場合には、気化性防錆剤11をミシン本体2の下部、
具体的には胴部5の下部に位置するミシンベッド3の内
部に配設することが、気化性防錆剤11の気化した気体
成分をミシン本体2の内部に効率よく拡散させるうえで
好ましい。
【0035】さらにまた、本実施形態のミシンの防錆構
造12によれば、ミシン本体2の底部、すなわちミシン
ベッド3の下部に底蓋6が配設されているので、ミシン
ベッド3の下面に形成される下軸、送り機構などの各種
の内部機構部品(図示せず)の組み付けなどに用いるた
めの開口(図示せず)を閉塞して、ミシン本体2の内部
の密封性を向上させることができる。その結果、ミシン
本体2の内部に拡散した気化性防錆剤11の気体成分が
ミシン本体2の内部から外部に漏洩する量を僅かにで
き、ミシン本体2の内部に配設された金属部品の防錆効
果を、より長期間に亘り保持できる。
【0036】図2は、本発明に係るミシンの防錆構造の
第2実施形態を示すものである。
【0037】図2に示すように、本実施形態のミシン1
Aは、ミシン本体2の内部にミシンの駆動によって回転
駆動可能なファン13を配設するとともに、このファン
13の近傍に気化性防錆剤11を配設したものである。
すなわち、本実施形態において、ミシン主軸14の先端
側にファン13が固着されており、このファン13の近
傍、本実施形態においては図2に破線矢印にて示すファ
ン13の回転により生じるミシン本体2の内部の空気の
流れ方向の下流側であるミシン主軸14の基端部側に位
置する窓板9の対向面9aに気化性防錆剤11を収容し
た容器10が配設されている。
【0038】前記容器10、気化性防錆剤11およびミ
シン主軸14に取着されたファン13により、本実施形
態のミシン本体2の内部に配設された金属部品の防錆を
行うミシンの防錆構造12Aが形成されている。
【0039】その他の構成は、前述した第1実施形態の
ミシン1と同様とされている。
【0040】なお、ミシン主軸14は、公知の如く、ミ
シン本体2の一部を構成するミシンアーム4の内部に水
平にして回転自在に配設されるとともに、ミシンベッド
3の後端部側に配設された図示しないミシンモータの駆
動力によって回転駆動可能とされている。
【0041】このような構成の本実施形態のミシンの防
錆構造12Aによれば、前述した第1実施形態のミシン
の防錆構造12と同様の効果を奏することができるとと
もに、ミシン主軸14の回転に連動してファン13が回
転し、このファン13の回転により生じるミシン本体2
の内部の空気の流れによって、気化性防錆剤11の気化
した気体成分をミシン本体2の内部の細部まで効率よく
拡散できるという効果を奏する。
【0042】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々変更することがで
きる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る本発
明のミシンの防錆構造によれば、潤滑油の強制給油を行
うことなくミシン本体の内部に配設された金属部品の防
錆を長期間に亘り保持できるなどの極めて優れた効果を
奏する。
【0044】また、請求項2に係る本発明のミシンの防
錆構造によれば、気化性防錆剤の取扱性を容易なもにで
きるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0045】また、請求項3に係る本発明のミシンの防
錆構造によれば、気化性防錆剤の補充あるいは交換を簡
単な作業で実施できるなどの極めて優れた効果を奏す
る。
【0046】また、請求項4に係る本発明のミシンの防
錆構造によれば、気化性防錆剤の気化した気体成分をミ
シン本体の内部に効率よく拡散できるなどの極めて優れ
た効果を奏する。
【0047】また、請求項5に係る本発明のミシンの防
錆構造によれば、ミシン本体の内部の密封性を向上させ
ることができるので、防錆効果をより長期間に亘り保持
できるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0048】また、請求項6に係る本発明のミシンの防
錆構造によれば、気化性防錆剤の気化した気体成分をミ
シン本体の内部に効率よく拡散できるなどの極めて優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るミシンの防錆構造を用いたミシ
ンの第1実施形態の要部を示す正面図
【図2】 本発明に係るミシンの防錆構造を用いたミシ
ンの第2実施形態の要部を示す図1と同様の図
【符号の説明】
1、1A ミシン 2 ミシン本体 3 ミシンベッド 4 ミシンアーム 5 胴部 6 底蓋 7 開口 9 窓板 9a 対向面 10 容器 11 気化性防錆剤 12、12A 防錆構造 13 ファン 14 ミシン主軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン本体の内部に配設された金属部品
    の防錆を行うミシンの防錆構造において、 前記ミシン本体の内部に気化性防錆剤を配設したことを
    特徴とするミシンの防錆構造。
  2. 【請求項2】 前記気化性防錆剤を通気性を有する容器
    に収容し、この容器を前記ミシン本体の内部に配設した
    ことを特徴とする請求項1に記載のミシンの防錆構造。
  3. 【請求項3】 前記容器を前記ミシン本体の内部に着脱
    可能に配設したことを特徴とする請求項2に記載のミシ
    ンの防錆構造。
  4. 【請求項4】 前記気化性防錆剤がミシンアームの内部
    に配設されていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項3のいずれか1項に記載のミシンの防錆構造。
  5. 【請求項5】 前記ミシン本体の底部に底蓋を設けたこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    に記載のミシンの防錆構造。
  6. 【請求項6】 前記ミシン本体の内部にミシンの駆動に
    よって回転駆動可能なファンを配設するとともに、この
    ファンの近傍に前記気化性防錆剤を配設したことを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の
    ミシンの防錆構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2357266A1 (de) 2010-01-28 2011-08-17 EXCOR Korrosionsforschung GmbH Zusammensetzungen von Dampfphasen-Korrosionsinhibitoren, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung für den temporären Korrosionsschutz

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US8906267B2 (en) 2010-01-28 2014-12-09 Excor Korrosionsforschung Gmbh Compositions of vapour phase corrosion inhibitors, method for the production thereof and use thereof for temporary protection against corrosion

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