JP2002252671A - 回線制御方法 - Google Patents

回線制御方法

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JP2002252671A
JP2002252671A JP2001048845A JP2001048845A JP2002252671A JP 2002252671 A JP2002252671 A JP 2002252671A JP 2001048845 A JP2001048845 A JP 2001048845A JP 2001048845 A JP2001048845 A JP 2001048845A JP 2002252671 A JP2002252671 A JP 2002252671A
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frame
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communication device
control frame
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JP2001048845A
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English (en)
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Koji Hara
公二 原
Masahito Sasaki
雅仁 佐々木
Koji Aoyama
孝治 青山
Takeshi Kato
剛 加藤
Toshimi Sugita
年美 杉田
Hirokatsu Shioda
浩克 塩田
Tetsuya Nishikawa
哲也 西川
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Hitachi Information Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる伝送メディアを変換するメディア変換
機を介して接続される通信装置間で、メンテナンスデー
タを含むメンテナンス制御フレームの送受信を行うこと
により、通信装置とメディア変換機間の信頼性の向上を
図り、保守や障害切り分けなどを効率的に行う。 【解決手段】 メンテナンス制御フレーム200に対応
した通信装置10とメディア変換機20間で、メンテナ
ンスデータ240を含んだメンテナンス制御フレーム2
00の送受信を行う。通信装置10は、メディア変換機
20から送信されたメンテナンス制御フレーム200に
含まれているメンテナンスデータ240を解析する。通
信装置10は、このメンテナンスデータ240の解析結
果に基づいて、メディア変換機20の状態、伝送メディ
ア40の回線状態等を分析し、メディア変換機20に蓄
積された情報を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線制御方法に係
り、特に、異なる伝送メディア上で送受信される各種情
報を、各伝送メディアに対応させるメディア変換機を介
して接続された通信装置間の回線の制御を行う回線制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者(ユーザー)の端末装置と
通信事業者のネットワーク(網)との間のインタフェー
スであって、各種サービスごとに規定されているユーザ
ー・網インタフェースが普及している。このサービスの
ひとつであるISDNのユーザー・網インタフェースで
は、例えば、通信の種類として、音声通話の通話モー
ド、ディジタル通話モード、パケット通信モード等の各
モード又はメディアにそれぞれ対応する必要がある。
【0003】この各種通信に対応するISDNのユーザ
ー・網インタフェースは、例えば、回線終端装置(DS
U:Digital service unit)と、このDSUに接続され
たインタフェース線を終端させる終端抵抗部とを備え
る。このDSUは、異なる伝送メディア(インタフェー
ス線であって、例えば、光ファイバケーブル、ツイスト
ペアケーブル等)上で通信される各種情報を、各伝送メ
ディアに対応させる一種のメディア変換機である。
【0004】このユーザー・網インタフェース(DSU
−終端抵抗部)の保守や障害の切り分けを行う場合であ
って、ユーザー・網インタフェースに上述のユーザーの
端末装置を接続する際に、DSU内の状態やインタフェ
ース線の状態が正常であるかどうかの確認のためのルー
プバックテストを行う障害検出方法としては、例えば、
特開平8−181736号公報に記載された技術が挙げ
られる。
【0005】この従来技術では、DSUは、例えば、端
末装置からのループバックテストの起動を検出するため
のループバック起動検出部を備える。DSUは、例え
ば、R線、T線及び加入者線に接続され、これらの伝送
メディア上の各種情報を、それぞれの伝送メディアに対
応させるためのメディア変換を行うメディア変換機であ
る。また、端末装置は、例えば、ループバックテストを
起動するためのスイッチと、このスイッチにより端末装
置及びDSUへループバックテストの起動要求をするル
ープバック要求部を備える。このDSUのループバック
起動検出部と、端末装置のループバック要求部とはCラ
インにより接続されており、このスイッチ操作によっ
て、ループバック要求部内の直流回路を閉じてCライン
へ直流電流を流すことで、ループバックテストが起動
し、迅速にDSU内及び伝送メディアの障害の有無を検
出できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
技術では、例えば、端末装置内のスイッチ操作によって
ループバックテストが起動されるだけであり、端末装置
(通信装置)は、メディア変換機(DSU)とのループ
バックテスト等の設定情報や、メディア変換機に接続さ
れている伝送メディア回線の状態といったメディア変換
機が保持している情報を、メディア変換機との間で送受
信することはできない。そのため、従来では、ユーザー
・網インタフェースの保守や障害の切り分けが困難であ
る場合が想定された。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、通信装置とメ
ディア変換機間で要求・応答・通知といった制御識別用
のメンテナンスデータを含むメンテナンス制御フレーム
の送受信を行うことで、メディア変換機を介して接続さ
れる通信装置を含むシステムの保守や障害切り分けを効
率的に行う回線制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決手段
によると、各種情報を各種伝送メディアに対応させるた
めのメディア変換機を介して接続された第1及び第2通
信装置間の回線を制御する回線制御方法であって、前記
第1通信装置と前記メディア変換機間で、リモートルー
プバックテストを行う場合、宛先と、送信元と、フレー
ム種別及びコマンドを含むメンテナンスデータと、前記
メディア変換機の状態を示す情報とを含むメンテナンス
制御フレームを用い、前記第1通信装置は、リモートル
ープバック設定要求をメンテナンスデータとして含む第
1メンテナンス制御フレームを作成して、前記メディア
変換機に送信し、前記メディア変換機は、前記第1通信
装置から送信された第1メンテナンス制御フレームを受
信し、前記第1メンテナンス制御フレームを識別し、そ
の中のメンテナンス内容をメンテナンスデータとして含
む第2メンテナンス制御フレームを作成し、前記第2メ
ンテナンス制御フレームをバッファに一時的に記憶し、
前記バッファに記憶された第2メンテナンス制御フレー
ムを前記第1通信装置に送信し、前記第1通信装置は、
前記メディア変換機から送信された前記第2メンテナン
ス制御フレームを受信し、前記第2メンテナンス制御フ
レームに含まれる該メンテナンスデータを解析すること
により、前記メディア変換機及び該伝送メディアの状態
に関する情報を取得することにより、リモートループバ
ックテストを行うことを特徴とする回線制御方法を提供
する。
【0009】本発明の第2の解決手段によると、各種情
報を各種伝送メディアに対応させるためのメディア変換
機を介して接続された第1及び第2通信装置間の回線を
制御する回線制御方法であって、前記第1通信装置と前
記メディア変換機間で、前記メディア変換機の回線障害
や前記メディア変換機内障害が発生した場合、宛先と、
送信元と、フレーム種別及びコマンドを含むメンテナン
スデータと、前記メディア変換機の状態を示す情報とを
含むメンテナンス制御フレームを用い、前記メディア変
換機は、前記メディア変換機の回線状態や障害情報を検
出し、検出された該情報に基づいて状態通知応答をメン
テナンスデータとして含む第2メンテナンス制御フレー
ムを作成して、前記第1通信装置へ送信し、前記第1通
信装置は、該通知フレームに対応した応答をメンテナン
スデータとして含む第1メンテナンス制御フレームを作
成して、前記メディア変換機へ送信し、前記メディア変
換機は、第1メンテナンス制御フレームに含まれる該メ
ンテナンスデータを解析することを特徴とする回線制御
方法を提供する。
【0010】本発明の特徴のひとつとしては、メンテナ
ンス制御フレームに対応した通信装置とメディア変換機
との間で、メンテナンスデータを含んだメンテナンス制
御フレームの送受信を行うことにより、通信装置は、メ
ディア変換機から送信されたメンテナンス制御フレーム
に含まれているメンテナンスデータに基づいて、メディ
ア変換機の状態や伝送メディアの回線状態を解析し、メ
ディア変換機に蓄積された情報を取得する。
【0011】本発明の他の特徴としては、例えば、異な
る伝送メディア上のデータを相互に伝送するメディア変
換機と、前記メディア変換機を介して接続された通信装
置とを含むシステムの回線の制御を行う回線制御方法で
あって、前記通信装置と前記メディア変換機間では、互
いを制御するためのメンテナンス制御フレームを送受信
することができる。
【0012】本発明の他の特徴としては、例えば、前記
メンテナンス制御フレームは、前記通信装置と前記メデ
ィア変換機の制御内容を識別するためのメンテナンスデ
ータを含む。本発明の他の特徴としては、例えば、前記
通信装置は、前記メディア変換機と通常運用状態であっ
ても、ループバックテストを起動させるメンテナンスデ
ータを含むメンテナンス制御フレームを、前記メディア
変換機へ送信することにより、ループバックテストを行
うことができる。
【0013】本発明の他の特徴としては、例えば、前記
メディア変換機への供給電力は、パワーオフ通知を示す
メンテナンスデータを含むメンテナンス制御フレーム
を、前記通信装置へ送信した後、遮断される。本発明の
他の特徴としては、例えば、前記通信装置は、前記メデ
ィア変換機及び前記メディア変換機に接続された伝送メ
ディア回線の状態を、前記メディア変換機から送信され
るメンテナンス制御フレームから取得する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に関する回線
制御システム100の概略構成図である。回線制御シス
テム100は、例えば、イーサネット(登録商標)で構
築されており、通信装置10、35と、この通信装置1
0、35間に配置されたメディア変換機20とを備え
る。通信装置10は、例えば、光ファイバケーブル40
を介してメディア変換機20と接続され、この伝送メデ
ィアが光ファイバケーブル40を伝送メディアとする後
述するメンテナンス制御フレームに対応している。
【0015】通信装置35は、例えば、ツイストペアケ
ーブル50を介してメディア変換機20と接続されてお
り、光ファイバケーブル40の伝送メディアに対応した
上述のメンテナンス制御フレームには対応していない。
【0016】つぎに、メンテナンス制御フレームについ
て説明する。図2は、メンテナンス制御フレーム200
のフォーマットを示す図である。但し、説明の便宜上、
ここでのメンテナンス制御フレーム200のフォーマッ
トは、リモートループバックテスト用データフレーム以
外のフォーマット(EtherV2形式)を示す。
【0017】メンテナンス制御フレーム200は、例え
ば、宛先MACアドレスを記憶するDAフィールド21
0と、送信元MACアドレスを示すSAフィールド22
0と、プロトコル種別を示すTYPEフィールド230
(ここでは、‘FFFF’と設定されている)と、メン
テナンスデータ240と、データ及びパディング部25
0と、伝送誤りを検出するためCRCコードを記憶する
FCS260とを含む。メンテナンスデータ240は、
各種ケース(例えば、後述するリモートループバック、
状態通知要求/応答、パワーオフ通知等)に対応したフ
レーム種別241及びコマンド242を含む。データ及
びパディング部250は、メンテナンス制御フレーム2
00が状態応答フレームである場合、例えば、先頭から
8バイトにメディア変換機20の各種状態を示す情報を
記憶する。
【0018】また、メンテナンス制御フレーム200を
通信装置10からメディア変換機20へ送信する場合、
例えば、DA210をALL‘0’、SA220を通信
装置10のMACアドレスとする。一方、メンテナンス
制御フレーム200をメディア変換機20から通信装置
10へ送信する場合、DA210をALL‘F’、又
は、通信装置10のMACアドレスとし、SA220を
ALL‘0’とする。なお、メディア変換機20が通信
装置10から状態通知要求またはリモートループバック
設定要求といったメンテナンス制御フレームを受信する
前に、通信装置10へメンテナンス制御フレームを送信
する場合、DA210にALL‘F’を記憶する。ま
た、通信装置10からメンテナンス制御フレームを受信
した後に、通信装置10へメンテナンス制御フレームを
送信する場合、DA210に通信装置10のMACアド
レスを記憶する。
【0019】図3は、メンテナンス制御フレーム300
のフォーマットを示す図である。なお、ここでの、メン
テナンス制御フレーム300のフォーマットは、リモー
トループバックテスト用データフレーム(Snapヘッ
ダ抜き802.3形式)を示す。
【0020】メンテナンス制御フレーム300は、例え
ば、宛先MACアドレスを記憶するDA310(ここで
は、自アドレスを設定)と、送信元MACアドレスを記
憶するSA320(ここでは、自アドレスを設定)と、
フレーム長を示すLENGH330と、LLCヘッダ3
40のDSAP341(ここでは、‘00’)、SSA
P342(ここでは、‘00’)、CTL343(ここ
では、‘03’)と、データ及びパディング部350
と、伝送誤りを検出するためCRCコードを記憶するF
CS360とを含む。なお、DA310、SA320に
は、共に通信装置10の自MACアドレスが設定されて
いるため、リモートループバックテスト用データフレー
ムは、例えば、通信装置10からメディア変換機20へ
送信され、再び通信装置10に戻ってくる。
【0021】また、この例では、メディア変換機20
は、上述のメンテナンス制御フレーム200、300を
通信装置10から受信した場合、このメンテナンス制御
フレーム200、300を通信装置35へは送信しな
い。また、メディア変換機20は、例えば、CRCエラ
ー(伝送誤り)及び回線側のエラーによって、メンテナ
ンス制御フレーム200、300を受信できなかった場
合、このメンテナンス制御フレーム200、300に対
応する応答は行わない。なお、メンテナンス制御フレー
ム200、300の応答時では、CRCは再計算され
る。メディア変換機20は、DA210、310とSA
220、320を変換することにより、各種の状態通知
応答フレームを作成することができる。
【0022】図4は、メンテナンスデータ240のフォ
ーマットとフレームの方向を示す図である。メンテナン
ス制御フレーム200に含まれているメンテナンスデー
タ240は、例えば、通信装置10、メディア変換機2
0、通信装置35内の図示しない適宜のメモリに記憶さ
れており、フレーム種別241と、コマンド242を含
む。フレーム種別241は、例えば、要求「フレーム種
別値:0100」と、応答「フレーム種別値:020
0」と、通知「フレーム種別値:0300」とに区別さ
れている。
【0023】また、コマンド242は、例えば、「要
求」に対しては「コマンド値:0001:リモートルー
プバック設定要求」、「コマンド値:0002:リモー
トループバック設定解除要求」「コマンド値:000
3:状態通知要求」に区別される。これらのメンテナン
スデータ240によって作成されるメンテナンス制御フ
レーム200は、例えば、通信装置10から送信され、
メディア変換機20で受信される。
【0024】また、同じく、「応答」に対しては「コマ
ンド値:0001:リモートループバック設定完了応
答」「コマンド値:0002:リモートループバック設
定解除完了応答」「コマンド値:0003:状態通知応
答」に区別される。これらのメンテナンスデータ240
によって作成されるメンテナンス制御フレーム200
は、例えば、メディア変換機20から送信され、通信装
置10で受信される。さらに、「応答」に対しては「コ
マンド値:0004:LINK断(含む光断)検出応
答」「コマンド値:0005:LINK断(含む光断)
回復応答」「コマンド値:0006:通信装置30側障
害検出応答」「コマンド値:0007:通信装置30側
障害回復応答」「コマンド値:0008:メディア変換
機20内障害検出応答」「コマンド値:0009:メデ
ィア変換機20内障害回復応答」に区別される。これら
のメンテナンスデータ240によって作成されるメンテ
ナンス制御フレーム200は、例えば、通信装置10か
ら送信され、メディア変換機20で受信される。
【0025】また、同じく、「通知」に対しては「コマ
ンド値:0004:LINK断(含む光断)検出通知」
「コマンド値:0005:LINK断(含む光断)回復
通知」「コマンド値:0006:通信装置30側障害検
出通知」「コマンド値:0007:通信装置30側障害
回復通知」「コマンド値:0008:メディア変換機2
0内障害検出通知」「コマンド値:0009:メディア
変換機20内障害回復通知」「コマンド値:000A:
パワーオフ通知」に区別される。これらのメンテナンス
データ240によって作成されるメンテナンス制御フレ
ーム200は、例えば、メディア変換機20から送信さ
れ、通信装置10で受信される。
【0026】図5は、メディア変換機20の概略構成図
である。メディア変換機20は、例えば、光ファイバケ
ーブル40に接続されたOPTIN、OPTOUT21
と、このOPTIN、OPTOUT21から送受信され
るフレームの変換を行うデジタル/光変換部22と、こ
のデジタル/光変換部22と接続された送信制御部1
23及び受信制御部2 24と、バッファ1 25と、バ
ッファ2 26と、バッファ管理制御部27と、メンテ
ナンス制御部28と、メンテナンス制御フレーム用バッ
ファ29と、送信制御部3 30と、受信制御部4 31
と、ツイストペアケーブル50に接続されたTX、RX
32と、送信制御部1 23,3 30、受信制御部2
24,4 31のネットワークの状態や障害情報を検出
している障害検出部33とを備える。また、メンテナン
ス制御部28は、主にメンテナンス制御フレームのうち
通知「フレーム種別値:0300」に対する応答「フレ
ーム種別値:0200」を待つ場合のタイマである応答
監視タイマを有する。
【0027】図18は、通信装置10の概略構成図であ
る。通信装置10は、例えば、ファイバケーブル40に
接続されたOPTIN、OPTOUT11と、このOP
TIN、OPTOUT11から送受信されるフレームの
変換を行うデジタル/光変換部12と、このデジタル/
光変換部12と接続された送信制御部13及び受信制御
部14と、送信制御部13に接続された応答監視タイマ
15と、送信制御部13に接続され、通常フレームを一
時的に記憶する通常フレーム用バッファ16、メンテナ
ンス制御フレーム(通信装置10からメディア変換機2
0へ送信される種類:図4参照)200、300を一時
的に記憶するメンテナンス制御フレーム用バッファ17
と、受信制御部14に接続され、メンテナンス制御フレ
ーム(メディア変換機20から通信装置10へ送信され
る種類:図4参照)200、300の解析(例えば、メ
ンテナンスデータ240、データ及びパディング部25
0に含まれる各種情報の解析)を行うメンテナンス制御
フレーム解析部18と、メンテナンス制御フレーム解析
部18の解析結果が必要に応じて出力される制御コンソ
ール19とを備える。
【0028】つぎに、メディア変換機20内の通常フレ
ームの流れ(図中、実線で示す)を説明する。まず、通
信装置10から送信されたフレームがメディア変換機2
0を介して通信装置35に送信される場合について説明
する。通信装置10から送信されたフレームが光ファイ
バケーブル40を介してOPTIN21に受信される。
OPTIN21は、このフレームをデジタル/光変換部
22を介して受信制御部2 24に送信する。受信制御
部2 24は、フレームが通常フレームかメンテナンス
制御フレームかの判定を行い、通常フレームならばバッ
ファ管理制御部27へ受信通知を行う。この際、バッフ
ァ管理制御部27は、受信したフレームを一時的に記憶
するバッファのアドレスを受信制御部224へ指示す
る。受信制御部2 24は、受信した通常フレームをこ
の指示されたバッファのアドレス(ここでは、バッファ
1 25)に対応したバッファ1 25に記憶させる。
【0029】また、この通信フレームをツイストペアケ
ーブル50を介して通信装置35へ送信する場合、バッ
ファ管理制御部27は、送信制御部3 30へ送信指示
を送信する。また、この送信指示を受けた送信制御部3
30は、バッファ管理制御部27から指示されたバッ
ファのアドレス(ここでは、バッファ1 25)に対応
したバッファ1 25から通常フレームを取り出しTX
32を介してツイストペアケーブル50へ送信する。
【0030】つぎに、通信装置35から送信されたフレ
ームがメディア変換機20を介して通信装置10に送信
される場合について説明する。なお、上述の説明と重複
する箇所は、冗長とならない程度に省略する。通信装置
35から送信されたフレームがツイストペアケーブル5
0を介してRX32に受信される。受信制御部4 31
は、フレームが通常フレームかメンテナンス制御フレー
ムかの判定を行い、通常フレームならばバッファ管理制
御部27へ受信通知を行う。この際、バッファ管理制御
部27は、受信したフレームを一時的に記憶するバッフ
ァのアドレスを受信制御部4 31へ指示する。受信制
御部4 31は、受信した通常フレームをこの指示され
たバッファのアドレス(ここでは、バッファ2 26)
に対応したバッファ2 26に記憶させる。
【0031】また、この通信フレームを光ファイバケー
ブル40を介して通信装置10へ送信する場合、バッフ
ァ管理制御部27は、送信制御部1 23へ送信指示を
送信する。また、この送信指示を受けた送信制御部1
23は、バッファ管理制御部27から指示されたバッフ
ァのアドレス(ここでは、バッファ2 26)に対応し
たバッファ2 26から通常フレームを取り出し、デジ
タル/光変換部22及びOPTOUT21を介して光フ
ァイバケーブル40へ送信する。このように、このメデ
ィア変換機20は、通常フレームを異なる伝送メディア
に変換して、通信装置10、35間の通信を行ってい
る。
【0032】図6は、メディア変換機20内のメンテナ
ンス制御フレーム200、300の流れの説明図であ
る。なお、メンテナンス制御フレーム200、300の
流れ(図中、破線)は、図示のように、通信装置10と
メディア変換機20との間の送受信を示しており、メデ
ィア変換機20は、メンテナンス制御フレーム200、
300を通信装置35に送信することはない。
【0033】まず、通信装置10から送信されたフレー
ムが光ファイバフレーム40を介してOPTIN21に
受信される。OPTIN21は、このフレームをデジタ
ル/光変換部22を介して受信制御部2 24に送信す
る。この受信フレームは、受信制御部2 24によっ
て、メンテナンス制御フレームと判定され、メンテナン
ス制御部28へ送信される。
【0034】メンテナンス制御部28は、受信制御部2
24からメンテナンス制御フレーム200、300を
受け取ると、バッファ管理制御部27へメンテナンス制
御フレームの受信通知を行う。さらに、メンテナンス制
御部28は、受信したメンテナンス制御フレーム20
0、300の種類(通信装置10からメディア変換機2
0へ送信される種類:図4参照)に対応するメンテナン
ス制御フレーム(メディア変換機20から通信装置10
へ送信される種類:図4参照)200、300を作成す
ると共に、この作成した対応するメンテナンス制御フレ
ームを、バッファ管理制御部27から指定されるアドレ
スに従って、メンテナンス制御フレーム用バッファ29
へ一時的に記憶する。
【0035】また、このメンテナンス制御フレームを光
ファイバケーブル40を介して通信装置10へ送信する
場合、バッファ管理制御部27は、送信制御部1 23
へ送信指示を送信する。また、この送信指示を受けた送
信制御部1 23は、バッファ管理制御部27から指示
されたバッファのアドレスに対応したメンテナンス制御
フレーム用バッファ29からメンテナンス制御フレーム
を取り出し、デジタル/光変換部22及びOPTOUT
21を介して光ファイバケーブル40へ送信する。
【0036】(メンテナンス制御フレームのうち状態通
知要求フレームと状態通知応答フレームについて)ここ
で、一例として、メディア変換機20が、メンテナンス
データ242のフレーム種別値241「0100」、コ
マンド値242「0003」である状態通知要求を示す
メンテナンス制御フレーム200を受信した際、この状
態通知要求フレームに対応した、メンテナンスデータ2
42のフレーム種別値241「0200」、コマンド値
242「0003」である状態通知応答を示すメンテナ
ンス制御フレーム200を作成する場合について説明す
る。
【0037】図7は、メンテナンス制御フレーム200
の一例である状態通知応答フレームを示す説明図であ
る。但し、説明の便宜上、重複する箇所は省略する。こ
の状態通知応答フレームに含まれるデータ及びパディン
グ部250には、例えば、フィールド名として、先頭か
ら8バイトにメディア変換機20の各種状態を示す情報
が記憶されている。この各種情報としては、ここでは、
「メディア変換機20のSW状態」「通信装置10側O
PTIN状態」「通信装置35側IN状態」「メディア
変換機20の内部状態」がそれぞれ2バイト毎に記憶さ
れている。
【0038】図8は、状態通知応答フレームのデータ及
びパディング部250に記憶される各種情報を示す図で
ある。これらデータは、通信装置10、メディア変換機
20、通信装置35の適宜のメモリに記憶される。状態
通知応答フレームのデータ及びパディング部250は、
図示しない適宜のメモリに記憶されており、例えば、上
述したように、フィールド名「メディア変換機20のS
W状態」を値に対応させて「0000:スルー状態」
「FFFF:リモートループバック状態」と区別してい
る。また、フィールド名「通信装置10側OPTIN状
態」を値に対応させて「0000:正常状態」「FFF
F:障害状態(リンク断、シグナルデイテクト等)」と
区別している。
【0039】また、フィールド名「通信装置35側IN
状態」を値に対応させて「0000:10M半二重(正
常状態)」「00FF:10M半二重(障害:リンク断
等)」「0100:10M全二重(正常状態)」「01
FF:10M全二重(障害:リンク断等)」「020
0:100M半二重(正常状態)」「02FF:100
M半二重(障害:リンク断等)」「0300:100M
全二重(正常状態)」「100M全二重(障害:リンク
断等)」とそれぞれ区別している。
【0040】また、フィールド名「メディア変換20内
部状態」を値に対応させて「0000:正常状態」「0
001:障害状態(メディア変換機20検出)」「00
02:障害状態(メディア変換機20検出)」と区別し
ている。
【0041】このように、メンテナンス制御フレーム2
00のひとつである状態通知応答フレームは、例えば、
メンテナンス制御部28が、送信制御部1 23,3 3
0、受信制御部2 24,4 31のネットワークの状態
や障害情報を検出している障害検出部33から上述の各
種情報(図8参照)を取得することによって、メンテナ
ンス制御部28で作成される。
【0042】図9は、状態通知要求の正常ケースを示す
図である。通信装置10は、例えば、周期監視(10
秒)により定期的に状態通知要求フレーム(「フレーム
種別値:0100、コマンド値:0003」)をメディ
ア変換機20へ送信する。この状態通知要求フレームを
受信したメディア変換機20は、状態通知要求フレーム
を通信装置35へは中継せず、状態通知応答フレーム
(「フレーム種別値:0200、コマンド値:000
3」)を通信装置10へ送信する。なお、この際、タイ
マ等は特に起動しない。
【0043】この状態通知応答フレームのデータ及びパ
ディング部250には、上述したようにメディア変換機
20の状態が記憶されている。また、通信装置10は、
メディア変換機20から状態通知応答フレームの受信を
契機に、メディア変換機20の状態によっては制御コン
ソール19にメッセージを出力する。
【0044】また、図10は、メディア変換機20側で
タイムアウトした異常ケースを示す図である。メディア
変換機20は、通信装置10から送信される状態通知要
求フレームを監視し、通信装置10から周期的に状態通
知要求フレームが届かなければ(ここでは、30秒以
上)、通信装置10とのリンク確立時に点灯するOPT
LINK LED(メディア変換機20に設けられてい
る。)の点滅を行う。さらに、メディア変換機20は、
このOPT LINK LEDの点滅を経て、通信装置1
0からの状態通知要求フレームを受信すると、OPT
LINK LEDの点灯を行う。
【0045】(メンテナンス制御フレームのうちリモー
トループバック設定要求、リモートループバック設定完
了応答と、リモートループバック設定解除要求、リモー
トループバック設定解除完了応答について)
【0046】図11は、リモートループバックテストの
正常ケースを示す説明図である。ここで、通信装置10
とメディア変換機20との間でリモートループバックテ
ストを行う時の回線の制御方法について説明する。ま
ず、通信装置10はリモートループバック設定要求フレ
ーム(「フレーム種別:0100、コマンド値:000
1」)をメディア変換機20へ送信する。同時に、通信
装置10は、応答監視タイマ15を起動する。メディア
変換機20は、そのリモートループバック設定要求フレ
ームを通信装置35には中継せず、通信装置35側TX
RX32でループバック設定し、リモートループバック
設定完了応答フレーム(フレーム種別値:0200、コ
マンド値:0002)を通信装置10に送信する。通信
装置10は、メディア変換機20からリモートループバ
ック設定完了応答フレームを受信後、応答監視タイマ1
5を停止し、リモートループバックテスト用フレーム3
00を送信する。なお、この通信装置10から送信され
たリモートループバックテスト用フレーム300は、メ
ディア変換機20でループバック設定されているので、
再び通信装置10に折り返ってくる。
【0047】また、リモートループバックテストを停止
する場合、通信装置10からメディア変換機20へリモ
ートループバック設定解除要求フレーム(「フレーム種
別:0100、コマンド値:0002」)を送信し、同
時に、通信装置10は応答監視タイマ15を起動する。
メディア変換機20は、通信装置10からのリモートル
ープバック設定解除要求フレームを通信装置35へ中継
せず、通信装置35側TXRX32でループバック設定
を解除し、さらに、通信装置10にリモートループバッ
ク設定解除完了応答フレーム(「フレーム種別:020
0、コマンド値:0002」)を送信する。通信装置1
0は、メディア変換機20からのリモートループバック
設定解除完了応答フレームを受信後、応答監視タイマ1
5を停止して、リモートループバックテストを終了す
る。
【0048】図12は、リモートループバックテストの
異常ケースを示す説明図である。通信装置10からメデ
ィア変換機20へ送信したリモートループバック設定要
求フレームに対して、メディア変換機20から通信装置
30へ送信するリモートループバック設定完了応答フレ
ームが、図示のように、通信装置10に届かない場合、
通信装置10は、通信装置10の応答監視タイマ15の
タイムアウトに従って、リモートループバック設定要求
フレームの送信をリトライする。ここで、このリトライ
が3回失敗すると、通信装置1は、メディア変換機20
に対してリモートループバック設定解除要求フレームを
送信する。さらに、通信装置10の応答監視タイマ15
のタイムアウトを契機にリモートループバックテストを
終了とする。一方、リトライで正常にリモートループバ
ック設定完了応答フレームが通信装置10に受信された
場合、上述の正常ケースに従い、リモートループバック
テストを行う。
【0049】図13は、メンテナンス制御フレームを使
用したプロトコルで規定するタイマとリトライ回数を示
す図である。通信装置10内の応答監視タイマ15は、
例えば、主にメンテナンス制御フレームのうち要求「フ
レーム種別値:0100」と通知「フレーム種別値:0
300」に対する応答「フレーム種別値:0200」を
待つ場合のタイマである。また、要求フレーム「フレー
ム種別値:0100、コマンド値:0001〜000
2」では、リトライ回数は、例えば3回であって、応答
監視タイマ15の起動は、通信装置10で行われてい
る。また、通知フレーム「フレーム種別値:0300、
コマンド値:0004〜0009」では、リトライ回数
は無限であって、応答監視タイマ15の起動は、メディ
ア変換機20で行われている。なお、応答監視タイマ1
5のタイムアウトの時間値は、例えば、T1(=1秒)
である。
【0050】(メンテナンス制御フレームのうちパワー
オフ通知について)図14は、メディア変換機20のパ
ワーオフ通知を示す図である。メディア変換機20は、
パワーオフを契機にパワーオフ通知フレーム(「フレー
ム種別値:0300、コマンド値:000A」)を、通
信装置10に対して数ms間連続送信する。この後、メ
ディア変換機20の電源は完全にオフとなる。これによ
り、通信装置10は、メディア変換機20からパワーオ
フ通知フレームを1フレームでも受信したら、メディア
変換機20のパワーオフを認識することになる。(メン
テナンス制御フレームのうち、その他の通知フレームと
応答フレームについて)
【0051】図15は、上述で動作説明をしていない他
の通知フレーム及び応答フレームの種類の一例を示した
図である。但し、その通知フレーム及び応答フレーム
は、図4で上述したものであって、その応答フレーム
は、メンテナンスデータ240のフレーム種別値「02
00」のうちコマンド値「0004〜0009」のメン
テナンスデータ240を含むメンテナンス制御フレーム
200である。また、その通知フレームは、メンテナン
スデータ240のフレーム種別値「0300」のうちコ
マンド値「0004〜0009」のメンテナンスデータ
240を含むメンテナンス制御フレーム200である。
【0052】図16は、その通知フレームと応答フレー
ムの正常ケースを示す図である。メディア変換機20
は、例えば、リンク断等を契機にその通知フレームを、
通信装置10へ送信すると共に、内部の応答監視タイマ
を起動する。通信装置10は、その通知フレームを受信
すると、メンテナンス制御フレーム解析部18によっ
て、その通知フレームの保持する各種情報を解析し、こ
の解析結果によっては、例えば、制御コンソール19に
解析結果を示すメッセージを出力する。また、通信装置
10は、例えば、受信したその通知フレームに対応す
る、その応答フレームをメディア変換機20に送信す
る。メディア変換機20は、その通知フレームに対応す
るその応答フレームを受信した時点で、応答監視タイマ
を停止し、その通知フレームの送信を停止する。
【0053】図17は、その通知フレームと応答フレー
ムの異常ケースを示す図である。メディア変換機20
は、図示のように、その通知フレームを、通信装置10
へ送信した場合、その応答フレームを通信装置10から
受信するまでは、図13で示したように、T1タイムア
ウトを検出しても、リトライを無限に行う。なお、メデ
ィア変換機20は、その通知フレームに対応するその応
答フレームを受信した時点で、応答監視タイマを停止
し、その通知フレームの送信を停止する。
【0054】このように、本実施の形態による回線制御
システム100では、例えば、通信装置10とメディア
変換機20間で要求・応答・通知といった制御識別用の
メンテナンスデータ240を含むメンテナンス制御フレ
ームの送受信を行うことで、メディア変換機20を介し
て接続される通信装置10、35を含むシステムの保守
や障害切り分けなどを効率的に行うことができる。
【0055】また、上述の実施の形態では、例えば、通
信装置10側でメディア変換機20の状態設定の指示や
確認、通信装置10とメディア変換機20間のループバ
ックテストを行うことができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によると、以上説明した通り、通
信装置とメディア変換機間で要求・応答・通知といった
制御識別用のメンテナンスデータを含むメンテナンス制
御フレームの送受信を行うことで、メディア変換機を介
して接続される通信装置を含むシステムの保守や障害切
り分けを効率的に行うことができる。
【0057】また、本発明によると、通信装置側でメデ
ィア変換機の状態設定の指示や確認、通信装置とメディ
ア変換機間のループバックテストを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する回線制御システム100の概略
構成図。
【図2】メンテナンス制御フレーム200のフォーマッ
トを示す図。
【図3】メンテナンス制御フレーム300のフォーマッ
トを示す図。
【図4】メンテナンスデータ240のフォーマットとフ
レームの方向を示す図。
【図5】メディア変換機20及び通信装置10の概略構
成図。
【図6】メディア変換機20内のメンテナンス制御フレ
ーム200、300の流れの説明図。
【図7】メンテナンス制御フレーム200の一例である
状態通知応答フレームを示す説明図。
【図8】状態通知応答フレームのデータ及びパディング
部250に記憶される各種情報を示す図。
【図9】状態通知要求の正常ケースを示す図。
【図10】メディア変換機20側でタイムアウトした異
常ケースを示す図。
【図11】リモートループバックテストの正常ケースを
示す説明図。
【図12】リモートループバックテストの異常ケースを
示す説明図。
【図13】メンテナンス制御フレームを使用したプロト
コルで規定するタイマとリトライ回数を示す図。
【図14】メディア変換機20のパワーオフ通知を示す
図。
【図15】その通知フレーム及び応答フレームを示した
図。
【図16】その通知フレームと応答フレームの正常ケー
スを示す図。
【図17】その通知フレームと応答フレームの異常ケー
スを示す図。
【図18】通信装置10の概略構成図である。
【符号の説明】
10、35 通信装置 20 メディア変換機 40 光ファイバケーブル 50 ツイストペアケーブル 100 回線制御方法 200 メンテナンス制御フレーム 240 メンテナンスデータ 250 データ及びパディング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 雅仁 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 (72)発明者 青山 孝治 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 (72)発明者 加藤 剛 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 (72)発明者 杉田 年美 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 (72)発明者 塩田 浩克 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 (72)発明者 西川 哲也 神奈川県足柄上郡中井町境456番地 株式 会社日立インフォメーションテクノロジー 内 Fターム(参考) 5K035 AA07 CC09 EE02 GG02 GG06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種情報を各種伝送メディアに対応させる
    ためのメディア変換機を介して接続された第1及び第2
    通信装置間の回線を制御する回線制御方法であって、 前記第1通信装置と前記メディア変換機間で、リモート
    ループバックテストを行う場合、宛先と、送信元と、フ
    レーム種別及びコマンドを含むメンテナンスデータと、
    前記メディア変換機の状態を示す情報とを含むメンテナ
    ンス制御フレームを用い、 前記第1通信装置は、リモートループバック設定要求を
    メンテナンスデータとして含む第1メンテナンス制御フ
    レームを作成して、前記メディア変換機に送信し、 前記メディア変換機は、 前記第1通信装置から送信された第1メンテナンス制御
    フレームを受信し、 前記第1メンテナンス制御フレームを識別し、その中の
    メンテナンス内容をメンテナンスデータとして含む第2
    メンテナンス制御フレームを作成し、 前記第2メンテナンス制御フレームをバッファに一時的
    に記憶し、 前記バッファに記憶された第2メンテナンス制御フレー
    ムを前記第1通信装置に送信し、 前記第1通信装置は、 前記メディア変換機から送信された前記第2メンテナン
    ス制御フレームを受信し、 前記第2メンテナンス制御フレームに含まれる該メンテ
    ナンスデータを解析することにより、前記メディア変換
    機及び該伝送メディアの状態に関する情報を取得するこ
    とにより、リモートループバックテストを行うことを特
    徴とする回線制御方法。
  2. 【請求項2】各種情報を各種伝送メディアに対応させる
    ためのメディア変換機を介して接続された第1及び第2
    通信装置間の回線を制御する回線制御方法であって、 前記第1通信装置と前記メディア変換機間で、前記メデ
    ィア変換機の回線障害や前記メディア変換機内障害が発
    生した場合、宛先と、送信元と、フレーム種別及びコマ
    ンドを含むメンテナンスデータと、前記メディア変換機
    の状態を示す情報とを含むメンテナンス制御フレームを
    用い、 前記メディア変換機は、前記メディア変換機の回線状態
    や障害情報を検出し、検出された該情報に基づいて状態
    通知応答をメンテナンスデータとして含む第2メンテナ
    ンス制御フレームを作成して、前記第1通信装置へ送信
    し、 前記第1通信装置は、該通知フレームに対応した応答を
    メンテナンスデータとして含む第1メンテナンス制御フ
    レームを作成して、前記メディア変換機へ送信し、 前記メディア変換機は、第1メンテナンス制御フレーム
    に含まれる該メンテナンスデータを解析することを特徴
    とする回線制御方法。
  3. 【請求項3】前記フレーム種別は、要求、応答又は通知
    のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の回線制御方法。
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