JP2002251411A - 対話型情報検索装置 - Google Patents

対話型情報検索装置

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JP2002251411A JP2001047248A JP2001047248A JP2002251411A JP 2002251411 A JP2002251411 A JP 2002251411A JP 2001047248 A JP2001047248 A JP 2001047248A JP 2001047248 A JP2001047248 A JP 2001047248A JP 2002251411 A JP2002251411 A JP 2002251411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絞り込みの対象となる検索結果の特徴を利用
者に提示することで、利用者が絞り込みに有効に働かな
い検索条件を入力する状況を回避し、利用者の望む情報
を効率よく検索できる対話型情報検索装置を得る。 【解決手段】 入力された検索条件を保持する検索条件
記憶部2と、当該検索条件を読み出してデータベース1
の検索を行い、検索結果を出力する検索部3と、検索結
果を提示する検索結果提示部4と、検索条件記憶部2か
ら、検索条件として値が未指定である属性の一覧を読み
出し、検索結果における各属性の属性値の特徴を抽出し
て出力する検索結果特徴抽出部5と、出力された特徴に
基づいて、検索条件として値が未指定である属性の一覧
から特定の属性を選択して、特徴とともに出力する未指
定属性選択部6と、出力された属性と前記特徴を提示す
る未指定属性特徴提示部7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は対話型情報検索装
置に関し、特に、データベースを対話的に検索するため
の対話型情報検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ユーザがシステムと対話を行って
必要な情報を得る対話型情報検索装置の重要性が高まっ
ている。このような対話型情報検索装置においては、利
用者がデータベースから必要とする情報を効率よく得ら
れるか否かが重要となる。
【0003】複数の属性によって定義されるデータが蓄
積されたデータベースの検索を行う対話的な従来の検索
装置には、例えば図28に示す、特開平9−30561
1号公報に示されるデータベース検索装置がある。図2
8において、101は複数の属性によって定義されるデ
ータが蓄積されたデータベース、103はキーボードお
よびマウス等の入力装置、104はディスプレイ等の表
示装置である。121は、利用者が入力した検索条件に
マッチするSQL文を作成し、後述のように定義あるい
は再定義されるビューに対して検索処理を行う検索モジ
ュール、122は表示装置104の画面を通じて利用者
に検索条件の入力を促すとともに、入力装置103を通
じて入力された検索条件を検索モジュール121に送る
検索条件入力モジュール、123は、例えば、データベ
ース101が備えるビュー機能、すなわち、あるテーブ
ルから新しい意味を持つ他のテーブルを派生させる機能
を利用し、利用者が検索したいテーブルの派生テーブル
となり得るビュー(論理テーブル)を定義するビュー定
義モジュール、124は、ビュー定義モジュール123
が定義したSQL文を、利用者が入力した検索条件を反
映するSQL文に変更して再定義するビュー再定義モジ
ュール、125は、検索モジュール121による検索終
了後に、検索結果を表すデータを持つビューを削除する
ビュー削除モジュールである。
【0004】このような検索装置においては、属性に対
する検索条件に合致する検索結果を仮想データとして一
時的に保存する手段(すなわち、ビュー定義モジュール
123)と、保存されている仮想データに対して別の検
索条件に基づく絞り込み検索を行う手段(すなわち、ビ
ュー再定義モジュール124)を設けている。
【0005】このように構成された図28の従来のデー
タベース検索装置は、例えば、検索条件「年齢>30」
に対する検索結果を仮想データとして一時的に保存し、
利用者に対しては入力した検索条件がわかるように表示
装置104により提示される。利用者が、さらに「年齢
>30」かつ「役職=一般」という検索条件を入力する
と、検索装置は、保存された仮想データに対して「役職
=一般」という条件で検索を行う。以上の処理を繰り返
すことで、利用者は必要とする情報を対話的に絞り込
む。
【0006】一方、複数の検索結果から利用者の望む検
索結果のみを選択する従来の情報検索後処理装置とし
て、例えば図29に示す、特開平10−269226号
公報で示される情報検索後処理装置がある。図29の装
置は、情報検索装置201からの検索結果の中から利用
者が所望する情報を選択する手段を有する情報検索後処
理装置である。202は、情報検索装置201からの検
索結果を取得する検索結果取得手段、203は、検索結
果取得手段202により取得した検索結果が複数存在
し、かつ、該検索結果が同音異字の関係にある場合に、
種々の観点に着目して、検索結果間の差分を抽出する差
分抽出手段、204は、観点に基づいて検索結果間の差
分を説明するテキストを生成する説明テキスト生成手
段、207は、テキスト生成手段204により生成され
たテキストを利用者に提示するテキスト提示手段、20
6は、テキスト提示手段207に対する利用者からの選
択入力を受け付ける選択入力受付手段、208は、利用
者の選択入力に対応する検索結果または検索結果に関連
する情報を利用者に提供する結果提供手段である。
【0007】このような情報検索後処理装置において
は、情報検索装置201からの検索結果を検索結果取得
手段202が受け取り、前記検索結果が複数の場合に
は、種々の観点に着目して差分抽出手段203が該検索
結果間の差分を抽出する。さらに、説明テキスト生成手
段204が前記観点に基づいて前記差分を説明するテキ
ストを生成し、テキスト提示手段207が前記テキスト
を利用者に提示する。前記テキスト提示手段207に対
する利用者からの選択入力を選択入力受付手段206が
受付け、結果提供手段208が前記選択入力に対応する
検索結果を利用者に提供する。
【0008】このように構成された図29の情報検索後
処理装置は、複数の検索結果が同音異字の関係にある場
合に、1)文字数の違い、2)字種の違いとその異なる
字種の位置、3)漢字の違いとその異なる漢字の位置、
などの観点のうち、例えば文字数の違いという観点に着
目して検索結果間の差分を抽出し、差分を説明するテキ
スト、例えば「ヒロシの文字数は1文字ですか」を生成
して利用者に提示する。その後、利用者の選択した検索
結果を提供することで、利用者との対話を通して複数の
検索結果の中から利用者の望む検索結果のみを選択する
ことが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図28に示されるような従来の検索装置では、利用者は
仮想データの状況がわからないため、仮想データに対す
る絞り込みに有効に働かない検索条件を入力する状況が
生じ、効率的に絞り込みが行えないという問題点があっ
た。例えば、仮想データ中の全てのデータが属性「役
職」について「役職>課長」である状況においては、絞
り込みのために「役職=一般」という検索条件を入力す
ると検索結果は0件となり、全てのデータが「役職=一
般」という状況の場合には、「役職=一般」という検索
条件を入力しても検索結果は絞り込めない。
【0010】一方、上記の図29に示されるような従来
の情報検索後処理装置では、複数の検索結果に対して種
々の観点から抽出した検索結果間の差分に基づいて検索
結果の絞り込みを行うが、種々の観点は予め規定してお
かなければならず、さらに観点の選択基準は予め規定し
た優先順位などである。このため、効率的な絞り込みの
ために、絞り込みの対象となる検索結果の状況に応じて
観点を動的に決定することができないという問題点があ
った。
【0011】さらに、上記の図28および図29に示さ
れるような従来の装置は、複数の検索結果が存在する場
合にのみ有効に働くものであって、入力した検索条件を
満す検索結果が存在しない場合には、利用者の望む情報
を効率的に検索することはできないという問題点があ
る。
【0012】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、絞り込みの対象となる検索結果の特
徴を利用者に提示することで、利用者が絞り込みに有効
に働かない検索条件を入力する状況を回避し、利用者の
望む情報を効率よく検索できる対話型情報検索装置を得
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、データベー
スを対話的に検索するための対話型情報検索装置であっ
て、複数の属性を持つデータが蓄積されたデータベース
と、入力された検索条件を保持する検索条件記憶部と、
検索条件記憶部に保持された検索条件を読み出してデー
タベース検索を行い、検索結果を出力する検索部と、検
索結果を提示する検索結果提示部と、検索条件記憶部か
ら、検索条件として値が未指定である属性の一覧を読み
出し、検索結果における各属性の属性値の特徴を抽出し
て出力する検索結果特徴抽出部と、検索結果特徴抽出部
の出力する各属性の属性値の特徴に基づいて、検索条件
として値が未指定である属性の一覧から特定の属性を選
択して、選択した属性の属性値の特徴とともに出力する
未指定属性選択部と、未指定属性選択部の出力する属性
と前記属性の属性値の特徴を提示する未指定属性特徴提
示部とを備えた対話型情報検索装置である。
【0014】また、未指定属性選択部の出力する前記属
性を受け取り、前記属性の入力を促す未指定属性入力要
求部をさらに備えている。
【0015】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のない値をとる属性に対して、と
り得る値の全てが前記検索結果に出現しているか否かを
前記特徴として抽出して出力し、未指定属性選択部は、
とり得る値の全てが出現していない属性と、出現してい
ない属性値とを出力する。
【0016】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のない値をとる各属性に対して、
検索結果の該属性の属性値が全て同一であるか否かを特
徴として抽出して出力し、未指定属性選択部は、属性値
が全て同一の属性と該属性値を出力する。
【0017】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のある値をとる各属性に対して、
検索結果における該属性の属性値の偏りを前記特徴とし
て抽出して出力し、未指定属性選択部は、最も偏りのあ
る該属性を選択して出力する。
【0018】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のある値をとる各属性に対して、
データベース中の全データにおける該属性の値の分布
と、検索結果における該属性の値の分布の距離を前記特
徴として抽出して出力し、未指定属性選択部は、分布の
距離が最大の属性を選択して出力する。
【0019】また、この発明は、データベースを対話的
に検索するための対話型情報検索装置であって、複数の
属性を持つデータが蓄積されたデータベースと、入力さ
れた検索条件を保持する検索条件記憶部と、検索条件記
憶部に保持された検索条件を読み出してデータベース検
索を行い、検索結果を出力する検索部と、検索結果を提
示する検索結果提示部と、検索結果に基づいて、再検索
を行うか否かを判定する再検索判定部と、再検索判定部
の判定結果に基づいて、検索条件記憶部から検索条件と
して値の指定された属性の一覧を読み出し、各属性を緩
和した複数の検索条件を生成して出力する検索条件緩和
部と、検索条件緩和部の出力する複数の検索条件を用い
てデータベース検索を行い、各検索条件に対応する検索
結果を出力する緩和検索部と、緩和検索部の出力する各
検索結果に対して、該検索結果に対応する検索条件にお
いて緩和した属性の、該検索結果における該属性の値の
特徴を抽出して出力する検索結果特徴抽出部と、検索結
果特徴抽出部の出力する各属性の値の特徴に基づいて、
緩和すべき属性を選択して該属性の特徴とともに出力す
る緩和属性選択部と、緩和属性選択部の出力する属性と
該属性の特徴を利用者に提示する緩和属性特徴提示部と
を備えた対話型情報検索装置である。
【0020】また、緩和属性選択部の出力する属性を受
け取り、該属性の変更を利用者に確認する緩和属性確認
部をさらに備えている。
【0021】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件緩
和部で緩和した属性のうち順序関係のない値をとる属性
に対して、緩和検索部の出力する検索結果の該属性の値
が全て同一であるか否かを特徴として抽出し、緩和属性
選択部は、属性値が全て同一の属性と該属性値を出力す
る。
【0022】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件緩
和部で緩和した属性のうち順序関係のある値をとる属性
に対して、緩和検索部の出力する検索結果における該属
性の属性値の偏りを特徴として抽出して出力し、緩和属
性選択部は、最も偏りのある該属性を選択して出力す
る。
【0023】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件緩
和部で緩和した属性のうち順序関係のある値をとる属性
に対して、データベース中の全データにおける該属性の
値の分布と、検索結果における該属性の値の分布の距離
を特徴として抽出して出力し、緩和属性選択部は、分布
の距離が最大の属性を選択して出力する。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
対話型情報検索装置の実施の形態1の構成を示すブロッ
ク図である。図において、1は、複数の属性を持つデー
タが蓄積されたデータベース、2は、入力された検索条
件を保持する検索条件記憶部、3は、前記検索条件記憶
部2に保持された検索条件を読み出してデータベース検
索を行い、検索結果を出力する検索部、4は、前記検索
結果を利用者に提示する検索結果提示部、5は、前記検
索条件記憶部2から、検索条件として値が未指定である
属性の一覧を読み出し、前記検索結果における、該各属
性の値の特徴を抽出して出力する検索結果特徴抽出部、
6は、前記検索結果特徴抽出部5の出力する各属性の値
の特徴に基づいて、前記検索条件として値が未指定であ
る属性の一覧から特定の属性を選択して、該選択した属
性の特徴とともに出力する未指定属性選択部、7は、前
記未指定属性選択部6の出力する属性と該属性の特徴を
利用者に提示する未指定属性特徴提示部である。
【0025】以下、本発明の検索装置を宿泊施設の情報
検索に用いた場合を例に挙げて、具体的な動作説明を行
う。宿泊情報検索とは、利用者が場所、金額などの条件
を入力して希望の宿泊施設を検索するものである。
【0026】図2は、データベース1に蓄積された宿泊
施設データベースの一例であり、属性として「施設名」
「部屋タイプ」「シングル料金」「ツイン料金」「和室
料金」「最寄り駅」「(最寄り駅からの)所要時間」
「グレード」を持つ。
【0027】まず、本装置に対して利用者から「最寄り
駅=X駅」という検索条件が入力されたとする。この入
力は、利用者の発話「X駅近くのホテルがいいんです
が」の音声認識の結果であっても、GUIによる入力で
あってもよい。入力された検索条件は、検索条件記憶部
2に、図3に示すように記憶される。なお、GUI(Gr
aphical User Interface:グラフィカルユーザインター
フェース)とは、文字ではなく、アイコンなどを介して
コンピュータと人がやりとりをするためのインターフェ
ースのことである。
【0028】検索条件記憶部2に新しい検索条件が入力
されると、検索部3は検索条件記憶部2に記憶された図
3の検索条件を読み出して検索を行い、図4に示す検索
結果を検索結果提示部4と検索結果特徴抽出部5に出力
する。
【0029】検索結果提示部4は、図4の検索結果が入
力されると、例えば「Aホテルなど6件ございます」と
いう応答を生成して音声合成あるいはディスプレイ等に
より利用者に提示する。
【0030】検索結果特徴抽出部5は、図4の検索結果
が入力されると、検索条件として未指定の属性のうち、
順序関係のない値をとる各属性に対して、とり得る値の
全てが検索結果に出現しているか否かを検査する。検索
条件記憶部2は、図3の状態であり、未指定の属性は
「部屋タイプ」「シングル料金」「ツイン料金」「和室
料金」「(最寄り駅からの)所要時間」「グレード」の
6つである。このうち順序関係のない値をとる属性は
「部屋タイプ」のみであり、とり得る値は「シングル」
「ツイン」「和室」の3種類である。図4に示す検索結
果においては、「和室」を持つ宿泊施設は一つも存在し
ないため、検索結果特徴抽出部5は図5を結果として出
力する。
【0031】図5の結果が入力されると、未指定属性選
択部6はとり得る値の全てが出現していない属性「部屋
タイプ」を選択し、出現していない属性値「和室」とと
もに出力する。
【0032】未指定属性特徴提示部7は、属性「部屋タ
イプ」と属性値「和室」が入力されると、例えば音声合
成により「和室のある施設はございません」という応答
を生成して利用者に提示する。
【0033】以上の動作により、検索結果特徴抽出部5
が、検索部3の出力する検索結果に対して、検索条件に
おいて未指定の属性の特徴として、とり得る値の全てが
出現しているか否かを検査し、未指定属性選択部6が、
とり得る値の全てが出現していない属性と出現していな
い属性値を選択して出力し、未指定属性特徴提示部7が
前記選択された属性と該属性の特徴を利用者に提示する
ため、利用者が次の検索条件入力において、前記選択さ
れた属性と属性値を入力してしまい検索結果が得られな
いという状況を回避し、利用者が望む情報を効率よく検
索することが可能となる。
【0034】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2による対話型情報検索装置の構成を示すブロック図
である。実施の形態2においては、上述の実施の形態1
の構成に対して、さらに、未指定属性入力要求部8を付
加した点のみが異なるものであり、他は実施の形態1と
同一である。以下、未指定属性入力要求部8の動作につ
いて説明する。
【0035】本装置に対して利用者から「最寄り駅=X
駅」という検索条件が入力されると、条件検索記憶部
2、検索部3、検索結果提示部4、検索結果特徴抽出部
5、未指定属性選択部6が実施の形態1と同様に動作し
て、未指定属性選択部6から図5の結果が出力される。
【0036】未指定属性特徴提示部7は、図5の結果が
入力されると、例えば音声合成により「和室のある施設
はございません」という応答を生成して利用者に提示す
る。
【0037】未指定属性入力要求部8は前記未指定属性
選択部6から図5の結果が入力されると、検索結果を絞
り込むための次の条件として、前記未指定属性選択部6
が選択した属性を利用者に入力させるために、例えば音
声合成により「部屋タイプのご希望はございますか」と
いう応答を生成して利用者に提示する。
【0038】以上の動作により、未指定属性特徴提示部
7が、未指定の属性の検索結果における特徴を利用者に
提示した直後に、未指定属性入力要求部8が未指定の属
性に対する条件を利用者に要求するため、利用者が該属
性に対して検索結果が得られない条件を入力してしまう
という状況を回避し、利用者が望む情報を効率よく検索
することが可能となる。
【0039】実施の形態3.実施の形態3は、上述の実
施の形態1とは検索結果特徴抽出部5および未指定属性
選択部6の動作が異なるものであり、他は上述の実施の
形態1と同様であるある。従って、基本的には図1の構
成を有しているため、図1を参照することとする。以
下、本実施の形態における検索結果特徴抽出部5および
未指定属性選択部6の動作について説明する。
【0040】まず、本装置に対して利用者から「最寄り
駅=Y駅」という検索条件が入力されると、検索条件記
憶部2および検索部3は実施の形態1と同様に動作し、
図7に示す検索結果が検索結果提示部4と検索結果特徴
抽出部5に出力される。検索結果提示部4は、例えば音
声合成により「B旅館など4件ございます」という応答
を生成して利用者に提示する。
【0041】検索結果特徴抽出部5は、図7の検索結果
が入力されると、検索条件として未指定の各属性のう
ち、順序関係のない値をとる各属性に対して、値が全て
同一であるか否かを検査する。未指定の属性は「部屋タ
イプ」「シングル料金」「ツイン料金」「和室料金」
「最寄り駅からの所要時間」「グレード」の6つであ
り、このうち順序関係のない値をとる属性は「部屋タイ
プ」のみである。図7に示す検索結果において、属性
「部屋タイプ」の全ての値は「和室」であるため、検索
結果特徴抽出部5は図8を結果として出力する。
【0042】図8の結果が入力されると、未指定属性選
択部6は値が全て同一の属性「部屋タイプ」を選択し、
属性値「和室」とともに出力する。
【0043】未指定属性特徴提示部7は、属性「部屋タ
イプ」と属性値「和室」が入力されると、例えば音声合
成により「和室のあるところしかございません」という
応答を生成して利用者に提示する。
【0044】以上の動作により、検索結果特徴抽出部5
が、検索部3の出力する検索結果に対して、検索条件に
おいて未指定の属性の特徴として、該属性の値が全て同
一であるか否かを検査し、未指定属性選択部6が、全て
同一の属性と当該属性の属性値を出力し、未指定属性特
徴提示部7が前記選択された属性と該属性の特徴を利用
者に提示するため、利用者が次の検索条件入力におい
て、前記選択された属性に対する条件として検索結果中
に存在しない属性値を入力して検索結果が得られない、
という状況を回避でき、利用者が望む情報を効率よく検
索することが可能となる。
【0045】実施の形態4.実施の形態4は、上述の実
施の形態1とは検索結果特徴抽出部5および未指定属性
選択部6の動作が異なるものであり、他は上述の実施の
形態1と同様である。以下、図1を参照しながら、本発
明の検索結果特徴抽出部5および未指定属性選択部6の
動作について説明する。
【0046】まず、本装置に対して利用者から「最寄り
駅=Z駅」という検索条件が入力されると、検索条件記
憶部2および検索部3は実施の形態1と同様に動作し、
図9に示す検索結果が検索結果提示部4と検索結果特徴
抽出部5に出力される。検索結果提示部4は、例えば音
声合成により「Eホテルなど10件ございます」という
応答を生成して利用者に提示する。
【0047】検索結果特徴抽出部5は、検索条件として
未指定の各属性のうち、順序関係のある値をとる属性に
対して、前記検索結果における該属性の属性値の偏りと
して、例えば分布の平均値回りの集中具合いを表す尖度
を計算する。尖度は図10で定義される量であり、値が
大きいほど分布が平均回りに集中していることを意味す
る。図10において、Xiはi番目のデータ、Nは総デ
ータ数、μは平均値、σは標準偏差を表す。
【0048】図9の検索結果においては、未指定の属性
は「部屋タイプ」「シングル料金」「ツイン料金」「和
室料金」「最寄り駅からの所要時間」「グレード」の6
つであり、このうち順序関係のある値をとる属性は「シ
ングル料金」「ツイン料金」「和室料金」「最寄り駅か
らの所要時間」「グレード」の5つである。これらの5
つの属性に対して尖度を計算し、図11を結果として出
力する。
【0049】図11の結果が入力されると、未指定属性
選択部6は最も偏りのある属性として、尖度が2.00
で最大の属性「シングル料金」とその平均値「1962
5」を出力する。
【0050】未指定属性特徴提示部7は、属性「シング
ル料金」と平均値「19625」が入力されると、例え
ば音声合成により「シングルの料金では二万円前後のと
ころがほとんどとなります」という応答を生成して利用
者に提示する。
【0051】以上の動作により、検索結果特徴抽出部5
が、検索部3の出力する検索結果に対して、検索条件に
おいて未指定の属性の特徴として、該属性の属性値の偏
りを計算し、前記未指定属性選択部6が、最も偏りのあ
る該属性を選択して出力し、未指定属性特徴提示部7が
前記選択された属性と該属性の特徴を利用者に提示する
ため、利用者が次の検索条件入力において、前記選択さ
れた属性に対する条件として検索結果中に存在しない属
性値を入力して検索結果が得られない、という状況を回
避でき、利用者が望む情報を効率よく検索することが可
能となる。
【0052】実施の形態5.実施の形態5は、上述の実
施の形態1とは検索結果特徴抽出部5および未指定属性
選択部6の動作が異なるものであり、他は上述の実施の
形態1と同様である。以下、図1を参照しながら、検索
結果特徴抽出部5および未指定属性選択部6の動作につ
いて説明する。
【0053】まず、本装置に対して利用者から「最寄り
駅=Z駅」という検索条件が入力されると、検索条件記
憶部2および検索部3は実施の形態1と同様に動作し、
図9に示す検索結果が検索結果提示部4と検索結果特徴
抽出部5に出力される。検索結果提示部4は、例えば音
声合成により「Eホテルなど10件ございます」という
応答を生成して利用者に提示する。
【0054】検索結果特徴抽出部5は、検索条件として
未指定の各属性のうち、順序関係のある値をとる属性に
対して、データベース中の全データにおける該属性の値
の分布と、前記検索結果における該属性の値の分布の距
離として、例えば、データベース中の全データに対する
平均値と標準偏差を用いて、前記検索結果における該属
性の平均値に対する偏差値を計算する。偏差値が大きい
ほど、検索結果に含まれるデータの平均値が、データベ
ース中の全データの平均値からずれていることを意味す
る。
【0055】図9の検索結果においては、未指定の属性
は「部屋タイプ」「シングル料金」「ツイン料金」「和
室料金」「最寄り駅からの所要時間」「グレード」の6
つであり、このうち順序関係のある値をとる属性は「シ
ングル料金」「ツイン料金」「和室料金」「最寄り駅か
らの所要時間」「グレード」の5つである。今、データ
ベース中の全データにおいて、前述の5つの属性に対す
る平均値と標準偏差が図12に示すものであるとする
と、検索結果特徴抽出部5は、図9の検索結果における
各属性の平均値と偏差値を計算し、図13に示す結果を
出力する。
【0056】図13の結果が入力されると、未指定属性
選択部6は、データベース全体の平均から最もずれの大
きい属性として、偏差値最大の属性「シングル料金」と
その平均値「19625」を出力する。
【0057】未指定属性特徴提示部7は、属性「シング
ル料金」と平均値「19625」が入力されると、例え
ば音声合成により「シングルの料金は二万円前後と、高
めのところがほとんどです。」という応答を生成して利
用者に提示する。
【0058】以上の動作により、検索結果特徴抽出部5
が、検索部3の出力する検索結果に対して、検索条件に
おいて未指定の属性の特徴として、データベース中の全
データにおける該属性の値の分布と、前記検索結果にお
ける該属性の値の分布の距離を計算し、前記未指定属性
選択部6が、前記分布の距離が最大の属性を選択して出
力し、未指定属性特徴提示部7が前記選択された属性と
該属性の特徴を利用者に提示するため、利用者が次の検
索条件入力において、前記選択された属性に対する条件
として検索結果中に存在しない属性値を入力して検索結
果が得られない、という状況を回避でき、利用者が望む
情報を効率よく検索することが可能となる。
【0059】実施の形態6.図14は、この発明の実施
の形態6による対話型情報検索装置の構成を示すブロッ
ク図を示すものである。1は、複数の属性を持つデータ
が蓄積されたデータベース、2は、入力された検索条件
を保持する検索条件記憶部、3は、前記検索条件記憶部
に保持された検索条件を読み出してデータベース検索を
行い、検索結果を出力する検索部、4は、前記検索結果
を利用者に提示する検索結果提示部、9は、前記検索結
果に基づいて、再検索を行うか否かを判定する再検索判
定部、10は、前記再検索判定部9の判定結果に基づい
て、前記検索条件記憶部2から検索条件として値の指定
された属性の一覧を読み出し、各属性を緩和した複数の
検索条件を生成して出力する検索条件緩和部、11は、
前記検索条件緩和部10の出力する複数の検索条件を用
いてデータベース検索を行い、各検索条件に対応する検
索結果を出力する緩和検索部、12は、前記緩和検索部
11の出力する各検索結果に対して、該検索結果に対応
する検索条件において緩和した属性の、該検索結果にお
ける該属性の値の特徴を抽出して出力する検索結果特徴
抽出部、13は、検索結果特徴抽出部12の出力する各
属性の値の特徴に基づいて、緩和すべき属性を選択して
該属性の特徴とともに出力する緩和属性選択部、14
は、前記緩和属性選択部13の出力する属性と該属性の
特徴を利用者に提示する緩和属性特徴提示部である。
【0060】なお、実施の形態6において図14の検索
条件記憶部2、検索部3、検索結果提示部4の動作は実
施の形態1と同じなので説明を省略する。
【0061】利用者から「シングル料金<=1000
0」という検索条件が入力されたとする。検索条件記憶
部2および検索部3は実施の形態1と同様に動作し、図
15に示す検索結果が検索結果提示部4と再検索判定部
9に出力される。検索結果提示部4は、図15の検索結
果が入力されると、例えば音声合成により「Aホテルな
ど3件ございます」という応答を生成して利用者に提示
する。
【0062】再検索判定部9は、入力された検索結果に
基づいて、再検索を行うか否かを判定する。例えば、検
索条件を満す検索結果が存在しない場合には、再検索を
行うと判定する。再検索判定部9への入力が図15の場
合、検索条件を満す検索結果は3件存在するため、再検
索は行わず、利用者の次の入力を待つ。
【0063】次に利用者が「最寄り駅=Z駅」という検
索条件を入力したとする。検索条件記憶部2は図16に
示すものとなり、検索部は図16の検索条件を読み出し
て検索を行い、図17に示す検索結果を出力する。検索
結果提示部4は、図17の検索結果が入力されると、例
えば音声合成により「申し訳ございませんが、ご希望の
宿泊施設はございません。」という応答を生成して利用
者に提示する。
【0064】再検索判定部9は、図17の検索結果が入
力されると、検索結果が0件のため再検索を行うことを
決定し、判定結果を検索条件緩和部10に出力する。
【0065】検索条件緩和部10は再検索実行の判定結
果が入力されると、検索条件記憶部2を参照し、検索条
件が指定された各属性を緩和し、複数の検索条件を生成
して出力する。今、検索条件記憶部2の内容は図16に
示すもであるため、検索条件の指定された属性「シング
ル料金」および「最寄り駅」のそれぞれに対して、例え
ば、それらの属性に全ての値を許容する二つの検索条
件、C1:「シングル料金=すべての値、最寄り駅=Z
駅」、C2:「シングル料金<=10000、最寄り駅
=全ての値」を生成して出力する。
【0066】緩和検索部11は、検索条件緩和部10の
出力する複数の検索条件それぞれに対して検索を行い、
検索結果を出力する。例えば、前記検索条件C1に対し
ては図18を、前記検索条件C2に対しては図19を出
力する。
【0067】検索結果特徴抽出部12は、緩和した各属
性のうち順序関係のない値をとる属性に対して、前記検
索結果の該属性の値が全て同一であるか否かを検査す
る。例えば、前記検索条件C1およびC2において、順
序関係のない値をとる属性は、前記検索条件C2におい
て緩和した「最寄り駅」のみである。そこで、検索結果
特徴抽出部12は前記検索条件C2の検索結果における
属性「最寄り駅」の属性値が全て同一であるか否かを検
査する。前記検索条件C2に対する検索結果は図19に
示すものであり、属性「最寄り駅」の値は全て「X駅」
で同一のため、検索結果特徴抽出部は図20を結果とし
て出力する。
【0068】図20の結果が入力されると、緩和属性選
択部13は値が全て同一の属性「最寄り駅」を選択し、
属性値「X駅」とともに出力する。
【0069】緩和属性特徴提示部14は、属性「最寄り
駅」と属性値「X駅」が入力されると、例えば音声合成
により「シングルが一万円以下の宿泊施設は、すべてX
駅周辺となります」という応答を生成して利用者に提示
する。
【0070】以上の動作により、入力した条件を満す検
索結果が得られない場合に、再検索判定部9が再検索を
行うことを決定し、検索条件緩和部10が、条件が指定
された各属性を緩和した検索条件を生成し、緩和検索部
11が、前記緩和した検索条件で再検索を行い、検索結
果特徴抽出部12が、緩和した属性の値が全て同一であ
るか否かを検査し、緩和属性選択部13が、全て同一の
属性と該属性値を選択し、緩和属性特徴提示部14が前
記選択された属性と該属性の特徴を利用者に提示するた
め、利用者は検索結果が得られなかった原因を知ること
ができ、次の検索条件入力において前記選択された属性
の条件を変更する場合に、存在しない属性値を入力して
検索結果が得られない、という状況を回避でき、利用者
が望む情報を効率よく検索することが可能となる。
【0071】実施の形態7.図21は、この発明の実施
の形態7による対話型情報検索装置の構成を示すブロッ
ク図を示すものである。実施の形態7は、上述の実施の
形態6の構成にさらに、緩和属性確認部15が付加され
た点のみが異なるものであり、他は実施の形態6と同一
である。以下、緩和属性確認部15の動作について説明
する。
【0072】利用者が「シングル料金<=10000」
という検索条件を入力すると、実施の形態6と同様に動
作し、検索結果提示部が「Aホテルなど3件ございま
す」と応答し、次に利用者が「最寄り駅=Z駅」という
検索条件を入力すると、検索結果提示部4が「申し訳ご
ざいませんが、ご希望の宿泊施設はございません。」と
いう応答を生成して利用者に提示する。さらに、実施の
形態6と同様に動作し、緩和属性選択部13は値が全て
同一の属性「最寄り駅」を選択し、属性値「X駅」とと
もに出力すると、緩和属性特徴提示部14は「シングル
が一万円以下の宿泊施設は、すべてX駅周辺となりま
す」という応答を生成して利用者に提示する。
【0073】緩和属性確認部15は前記緩和属性選択部
13から図20が入力されると、属性「最寄り駅」に対
する変更を確認するために、例えば音声合成により「最
寄り駅を変更してはいかがですか」という応答を生成し
て利用者に提示する。
【0074】以上の動作により、入力した条件を満す検
索結果が得られない場合に、緩和属性特徴提示部14
が、緩和した属性の検索結果における特徴を利用者に提
示した直後に、緩和属性確認部15が該属性の変更を確
認するため、利用者は検索結果が得られなかった原因を
知ることができ、さらに該原因を知った上で確認された
属性の変更を判断できるため、存在しない属性値を入力
して検索結果が得られない、という状況を回避でき、利
用者が望む情報を効率よく検索することが可能となる。
【0075】実施の形態8.実施の形態8は上述の実施
の形態6とは検索結果特徴抽出部12および緩和属性選
択部13の動作が異なるものであり、他は実施の形態6
と同様である。以下、図14を参照しながら、検索結果
特徴抽出部12および緩和属性選択部13の動作につい
て説明する。
【0076】まず、利用者から「シングル料金<=10
000」という検索条件が入力されたとする。検索条件
記憶部2および検索部3は実施の形態6と同様に動作
し、図15に示す検索結果が検索結果提示部4と再検索
判定部9に出力され、検索結果提示部は、「Aホテルな
ど3件ございます」という応答を生成して利用者に提示
する。検索結果が存在するため、再検索は行わず利用者
の次の入力を待つ。
【0077】次に利用者が「最寄り駅からの所要時間<
=5分」という検索条件を入力したとする。検索条件記
憶部2は図22に示すものとなり、検索部3は図23に
示す検索結果を出力する。検索結果提示部4は、図23
の検索結果が入力されると、「申し訳ございませんが、
ご希望の宿泊施設はございません。」という応答を生成
して利用者に提示する。
【0078】再検索判定部9は、図23の検索結果が入
力されると、検索結果が0件のため再検索を行うことを
決定し、検索条件緩和部10は再検索実行の判定結果が
入力されると、検索条件記憶部2を参照し、検索条件が
指定された各属性を緩和し、複数の検索条件を生成して
出力する。検索条件記憶部2の内容が図22の場合、検
索条件の指定された属性「シングル料金」および「最寄
り駅駅からの所要時間」のそれぞれに対して、それらの
属性に全ての値を許容する二つの検索条件、C3:「シ
ングル料金=すべての値、所要時間<=5分」、C4:
「シングル料金<=10000、所要時間=すべての
値」を生成して出力する。
【0079】緩和検索部11は、検索条件緩和部10の
出力する複数の検索条件それぞれに対して検索を行い、
前記検索条件C3に対しては図24を、前記検索条件C
4に対しては図25を出力する。
【0080】検索結果特徴抽出部12は、緩和した属性
のうち順序関係のある値をとる属性「シングル料金」お
よび「所要時間」に対して、前記検索結果における該属
性の属性値の偏りを表す量として尖度を計算し、図26
を結果として出力する。
【0081】図26の結果が入力されると、緩和属性選
択部は最も偏りのある属性として、尖度が3.32で最
大の属性「シングル料金」とその平均値「19500」
を出力する。
【0082】緩和属性特徴提示部14は、属性「シング
ル料金」と平均値「19500」が入力されると、「最
寄り駅から五分以内だと、シングルの料金は二万円前後
のところがほとんどとなります」という応答を生成して
利用者に提示する。
【0083】以上の動作により、入力した条件を満す検
索結果が得られない場合に、再検索判定部9が再検索を
行うことを決定し、検索条件緩和部10が、条件が指定
された各属性を緩和した検索条件を生成し、緩和検索部
11が、前記緩和した検索条件で再検索を行い、検索結
果特徴抽出部12が、緩和した各属性に対して、前記検
索結果における該属性の属性値の偏りを計算し、緩和属
性選択部13が、最も偏りのある属性を選択し、緩和属
性特徴提示部14が前記選択された属性と該属性の特徴
を利用者に提示するため、利用者は検索結果が得られな
かった原因を知ることができ、次の検索条件入力におい
て前記選択された属性の条件を変更する場合に、存在し
ない属性値を入力して検索結果が得られない、という状
況を回避でき、利用者が望む情報を効率よく検索するこ
とが可能となる。
【0084】実施の形態9.実施の形態9は上述の実施
の形態8とは検索結果特徴抽出部12および緩和属性選
択部13の動作が異なるものであり、他は実施の形態8
と同様である。以下、図14を参照しながら、検索結果
特徴抽出部12および緩和属性選択部13の動作につい
て説明する。
【0085】まず、利用者から「シングル料金<=10
000」という検索条件が入力されると、実施の形態8
と同様に動作し、検索結果提示部4が「Aホテルなど3
件ございます」という応答を生成して利用者に提示す
る。次に利用者が「最寄り駅からの所要時間<=5分」
という検索条件を入力すると、検索結果提示部は「申し
訳ございませんが、ご希望の宿泊施設はございませ
ん。」という応答を生成して利用者に提示する。実施の
形態8と同様に、再検索判定部9により再検索の決定が
なされ、実施の形態8で述べた検索条件C3およびC4
での再検索が行われ、図24と図25の検索結果が出力
される。
【0086】検索結果特徴抽出部12は、緩和した属性
のうち順序関係のある値をとる属性「シングル料金」お
よび「所要時間」に対して、データベース中の全データ
における該属性の値の分布と、前記検索結果における該
属性の値の分布の距離として、前記検索結果における該
属性の平均値に対する偏差値を計算する。例えば、デー
タベース中の全データにおいて、前述の2つの属性に対
する平均値と標準偏差が図12に示すものであるとする
と、検索結果特徴抽出部12は、属性「シングル料金」
および「所要時間」の平均値と偏差値を、それぞれ図2
4および図25の検索結果から計算し、図27に示す結
果を出力する。
【0087】図27が入力されると、緩和属性選択部1
3は、データベース全体の平均から最もずれの大きい属
性として、偏差値最大の属性「シングル料金」とその平
均値「19500」を出力する。
【0088】緩和属性特徴提示部14は、属性「シング
ル料金」と平均値「19500」が入力されると、「最
寄り駅から五分以内だと、シングルの料金は二万円前後
のところがほとんどとなります」という応答を生成して
利用者に提示する。
【0089】以上の動作により、入力した条件を満す検
索結果が得られない場合に、再検索判定部9が再検索を
行うことを決定し、検索条件緩和部10が、条件が指定
された各属性を緩和した検索条件を生成し、緩和検索部
11が、前記緩和した検索条件で再検索を行い、検索結
果特徴抽出部12が、緩和した各属性に対して、データ
ベース中の全データにおける該属性の値の分布と、前記
検索結果における該属性の値の分布の距離を計算し、前
記緩和属性選択部13が、前記分布の距離が最大の属性
を選択し、緩和属性特徴提示部14が前記選択された属
性と該属性の特徴を利用者に提示するため、利用者は検
索結果が得られなかった原因を知ることができ、次の検
索条件入力において前記選択された属性の条件を変更す
る場合に、存在しない属性値を入力して検索結果が得ら
れない、という状況を回避でき、利用者が望む情報を効
率よく検索することが可能となる。
【0090】
【発明の効果】この発明は、データベースを対話的に検
索するための対話型情報検索装置であって、複数の属性
を持つデータが蓄積されたデータベースと、入力された
検索条件を保持する検索条件記憶部と、検索条件記憶部
に保持された検索条件を読み出してデータベース検索を
行い、検索結果を出力する検索部と、検索結果を提示す
る検索結果提示部と、検索条件記憶部から、検索条件と
して値が未指定である属性の一覧を読み出し、検索結果
における各属性の属性値の特徴を抽出して出力する検索
結果特徴抽出部と、検索結果特徴抽出部の出力する各属
性の属性値の特徴に基づいて、検索条件として値が未指
定である属性の一覧から特定の属性を選択して、選択し
た属性の属性値の特徴とともに出力する未指定属性選択
部と、未指定属性選択部の出力する属性と前記属性の属
性値の特徴を提示する未指定属性特徴提示部とを備えた
対話型情報検索装置であるので、絞り込みの対象となる
検索結果の特徴を利用者に提示することで、利用者が絞
り込みに有効に働かない検索条件を入力する状況を回避
し、利用者の望む情報を効率よく検索できる。さらに、
検索結果の絞り込みに用いる観点を絞り込みの対象とな
る検索結果の特徴から動的に決定して、利用者の望む情
報を効率よく検索することができる。
【0091】また、未指定属性選択部の出力する前記属
性を受け取り、前記属性の入力を促す未指定属性入力要
求部をさらに備えているので、未指定属性特徴提示部
が、未指定の属性の検索結果における特徴を利用者に提
示した直後に、未指定属性入力要求部が未指定の属性に
対する条件を利用者に要求するため、利用者が該属性に
対して検索結果が得られない条件を入力してしまうとい
う状況を回避し、利用者が望む情報を効率よく検索する
ことが可能となる。
【0092】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のない値をとる属性に対して、と
り得る値の全てが検索結果に出現しているか否かを前記
特徴として抽出して出力し、未指定属性選択部は、とり
得る値の全てが出現していない属性と、出現していない
属性値とを出力するので、検索結果特徴抽出部が、検索
部の出力する検索結果に対して、検索条件において未指
定の属性の特徴として、とり得る値の全てが出現してい
るか否かを検査し、未指定属性選択部が、とり得る値の
全てが出現していない属性と出現していない属性値を選
択して出力し、未指定属性特徴提示部が前記選択された
属性と該属性の特徴を利用者に提示するため、利用者が
次の検索条件入力において、前記選択された属性と属性
値を入力してしまい検索結果が得られないという状況を
回避し、利用者が望む情報を効率よく検索することが可
能となる。
【0093】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のない値をとる各属性に対して、
検索結果の該属性の属性値が全て同一であるか否かを特
徴として抽出して出力し、未指定属性選択部は、属性値
が全て同一の属性と該属性値を出力するので、検索結果
特徴抽出部が、検索部の出力する検索結果に対して、検
索条件において未指定の属性の特徴として、該属性の値
が全て同一であるか否かを検査し、未指定属性選択部
6、全て同一の属性と当該属性の属性値を出力し、未指
定属性特徴提示部が前記選択された属性と該属性の特徴
を利用者に提示するため、利用者が次の検索条件入力に
おいて、前記選択された属性に対する条件として検索結
果中に存在しない属性値を入力して検索結果が得られな
い、という状況を回避でき、利用者が望む情報を効率よ
く検索することが可能となる。
【0094】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のある値をとる各属性に対して、
検索結果における該属性の属性値の偏りを前記特徴とし
て抽出して出力し、未指定属性選択部は、最も偏りのあ
る該属性を選択して出力するので、検索結果特徴抽出部
が、検索部の出力する検索結果に対して、検索条件にお
いて未指定の属性の特徴として、該属性の属性値の偏り
を計算し、前記未指定属性選択部が、最も偏りのある該
属性を選択して出力し、未指定属性特徴提示部が前記選
択された属性と該属性の特徴を利用者に提示するため、
利用者が次の検索条件入力において、前記選択された属
性に対する条件として検索結果中に存在しない属性値を
入力して検索結果が得られない、という状況を回避で
き、利用者が望む情報を効率よく検索することが可能と
なる。
【0095】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件記
憶部から、検索条件として値が未指定である属性の一覧
を読み出し、順序関係のある値をとる各属性に対して、
データベース中の全データにおける該属性の値の分布
と、検索結果における該属性の値の分布の距離を前記特
徴として抽出して出力し、未指定属性選択部は、分布の
距離が最大の属性を選択して出力するので、検索結果特
徴抽出部が、検索部の出力する検索結果に対して、検索
条件において未指定の属性の特徴として、データベース
中の全データにおける該属性の値の分布と、前記検索結
果における該属性の値の分布の距離を計算し、前記未指
定属性選択部が、前記分布の距離が最大の属性を選択し
て出力し、未指定属性特徴提示部が前記選択された属性
と該属性の特徴を利用者に提示するため、利用者が次の
検索条件入力において、前記選択された属性に対する条
件として検索結果中に存在しない属性値を入力して検索
結果が得られない、という状況を回避でき、利用者が望
む情報を効率よく検索することが可能となる。
【0096】また、この発明は、データベースを対話的
に検索するための対話型情報検索装置であって、複数の
属性を持つデータが蓄積されたデータベースと、入力さ
れた検索条件を保持する検索条件記憶部と、検索条件記
憶部に保持された検索条件を読み出してデータベース検
索を行い、検索結果を出力する検索部と、検索結果を提
示する検索結果提示部と、検索結果に基づいて、再検索
を行うか否かを判定する再検索判定部と、再検索判定部
の判定結果に基づいて、検索条件記憶部から検索条件と
して値の指定された属性の一覧を読み出し、各属性を緩
和した複数の検索条件を生成して出力する検索条件緩和
部と、検索条件緩和部の出力する複数の検索条件を用い
てデータベース検索を行い、各検索条件に対応する検索
結果を出力する緩和検索部と、緩和検索部の出力する各
検索結果に対して、該検索結果に対応する検索条件にお
いて緩和した属性の、該検索結果における該属性の値の
特徴を抽出して出力する検索結果特徴抽出部と、検索結
果特徴抽出部の出力する各属性の値の特徴に基づいて、
緩和すべき属性を選択して該属性の特徴とともに出力す
る緩和属性選択部と、緩和属性選択部の出力する属性と
該属性の特徴を利用者に提示する緩和属性特徴提示部と
を備えた対話型情報検索装置であるので、検索条件を満
たす検索結果が存在しない場合に、検索条件を緩和して
得られる検索結果の特徴から、緩和すべき検索条件を動
的に決定し、検索結果の状況を利用者に提示すること
で、利用者が絞り込みに有効に働かない検索条件を入力
する状況を回避し、利用者の望む情報を効率よく検索で
きる。
【0097】また、緩和属性選択部の出力する属性を受
け取り、該属性の変更を利用者に確認する緩和属性確認
部をさらに備えているので、入力した条件を満す検索結
果が得られない場合に、緩和属性特徴提示部が、緩和し
た属性の検索結果における特徴を利用者に提示した直後
に、緩和属性確認部が該属性の変更を確認するため、利
用者は検索結果が得られなかった原因を知ることがで
き、さらに該原因を知った上で確認された属性の変更を
判断できるため、存在しない属性値を入力して検索結果
が得られない、という状況を回避でき、利用者が望む情
報を効率よく検索することが可能となる。
【0098】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件緩
和部で緩和した属性のうち順序関係のない値をとる属性
に対して、緩和検索部の出力する検索結果の該属性の値
が全て同一であるか否かを特徴として抽出し、緩和属性
選択部は、属性値が全て同一の属性と該属性値を出力す
るので、絞り込みの対象となる検索結果の特徴を利用者
に提示することで、利用者が絞り込みに有効に働かない
検索条件を入力する状況を回避し、利用者の望む情報を
効率よく検索できる。
【0099】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件緩
和部で緩和した属性のうち順序関係のある値をとる属性
に対して、緩和検索部の出力する検索結果における該属
性の属性値の偏りを特徴として抽出して出力し、緩和属
性選択部は、最も偏りのある該属性を選択して出力する
ので、入力した条件を満す検索結果が得られない場合
に、再検索判定部が再検索を行うことを決定し、検索条
件緩和部が、条件が指定された各属性を緩和した検索条
件を生成し、緩和検索部が、前記緩和した検索条件で再
検索を行い、検索結果特徴抽出部が、緩和した各属性に
対して、前記検索結果における該属性の属性値の偏りを
計算し、緩和属性選択部が、最も偏りのある属性を選択
し、緩和属性特徴提示部が前記選択された属性と該属性
の特徴を利用者に提示するため、利用者は検索結果が得
られなかった原因を知ることができ、次の検索条件入力
において前記選択された属性の条件を変更する場合に、
存在しない属性値を入力して検索結果が得られない、と
いう状況を回避でき、利用者が望む情報を効率よく検索
することが可能となる。
【0100】また、検索結果特徴抽出部は、検索条件緩
和部で緩和した属性のうち順序関係のある値をとる属性
に対して、データベース中の全データにおける該属性の
値の分布と、検索結果における該属性の値の分布の距離
を特徴として抽出して出力し、緩和属性選択部は、分布
の距離が最大の属性を選択して出力するので、入力した
条件を満す検索結果が得られない場合に、再検索判定部
が再検索を行うことを決定し、検索条件緩和部が、条件
が指定された各属性を緩和した検索条件を生成し、緩和
検索部が、前記緩和した検索条件で再検索を行い、検索
結果特徴抽出部が、緩和した各属性に対して、データベ
ース中の全データにおける該属性の値の分布と、前記検
索結果における該属性の値の分布の距離を計算し、前記
緩和属性選択部が、前記分布の距離が最大の属性を選択
し、緩和属性特徴提示部が前記選択された属性と該属性
の特徴を利用者に提示するため、利用者は検索結果が得
られなかった原因を知ることができ、次の検索条件入力
において前記選択された属性の条件を変更する場合に、
存在しない属性値を入力して検索結果が得られない、と
いう状況を回避でき、利用者が望む情報を効率よく検索
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1および3〜5による対
話型情報検索装置の構成を示したブロック図である。
【図2】 本発明の対話型情報検索装置のデータベース
に蓄積されたデータベースの一例を示した説明図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態1による対話型情報検索
装置の検索条件記憶部の状態の一例を示した説明図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態1による対話型情報検索
装置の検索部の検索結果の一例を示した説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態1による対話型情報検索
装置の検索結果特徴抽出部の抽出結果の一例を示した説
明図である。
【図6】 本発明の実施の形態2による対話型情報検索
装置の構成を示したブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態3による対話型情報検索
装置の検索部の検索結果の一例を示した説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態3による対話型情報検索
装置の検索結果特徴抽出部の抽出結果の一例を示した説
明図である。
【図9】 本発明の実施の形態4による対話型情報検索
装置の検索部の検索結果の一例を示した説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態4による対話型情報検
索装置の検索結果特徴抽出部が計算する尖度の一例を示
した説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態4による対話型情報検
索装置の検索結果特徴抽出部が出力する尖度の計算結果
の一例を示した説明図である。
【図12】 本発明の対話型情報検索装置のデータベー
ス中の全データの平均値と標準偏差を示した説明図であ
る。
【図13】 本発明の実施の形態5による対話型情報検
索装置の検索結果特徴抽出部が計算する平均値および偏
差値の一例を示した説明図である。
【図14】 本発明の実施の形態6による対話型情報検
索装置の構成を示したブロック図である。
【図15】 本発明の実施の形態6による対話型情報検
索装置の検索部の検索結果の一例を示した説明図であ
る。
【図16】 本発明の実施の形態6による対話型情報検
索装置の検索条件記憶部の状態の一例を示した説明図で
ある。
【図17】 本発明の実施の形態6による対話型情報検
索装置の検索部の再検索結果の一例を示した説明図であ
る。
【図18】 本発明の実施の形態6による対話型情報検
索装置の緩和検索部の検索結果の一例を示した説明図で
ある。
【図19】 本発明の実施の形態6による対話型情報検
索装置の緩和検索部の検索結果の他の例を示した説明図
である。
【図20】 本発明の実施の形態6による対話型情報検
索装置の検索結果特徴抽出部の抽出結果の一例を示した
説明図である。
【図21】 本発明の実施の形態7による対話型情報検
索装置の構成を示したブロック図である。
【図22】 本発明の実施の形態8による対話型情報検
索装置の検索条件記憶部の状態の一例を示した説明図で
ある。
【図23】 本発明の実施の形態8による対話型情報検
索装置の検索部の検索結果の一例を示した説明図であ
る。
【図24】 本発明の実施の形態8による対話型情報検
索装置の緩和検索部の検索結果の一例を示した説明図で
ある。
【図25】 本発明の実施の形態8による対話型情報検
索装置の緩和検索部の検索結果の他の例を示した説明図
である。
【図26】 本発明の実施の形態8による対話型情報検
索装置の検索結果特徴抽出部が計算する尖度の一例を示
した説明図である。
【図27】 本発明の実施の形態9による対話型情報検
索装置の検索結果特徴抽出部が計算する平均値および偏
差値の一例を示した説明図である。
【図28】 従来のデータベース検索装置の構成を示し
たブロック図である。
【図29】 従来の情報検索後処理装置の構成を示した
ブロック図である。
【符号の説明】
1,101 データベース、2 検索条件記憶部、3
検索部、4 検索結果提示部、5 検索結果特徴抽出
部、6 未指定属性選択部、7 未指定属性特徴提示
部、8 未指定属性入力要求部、9 再検索判定部、1
0 検索条件緩和部、11 緩和検索部、12 検索結
果特徴抽出部、13 緩和属性選択部、14緩和属性特
徴提示部、15 緩和属性確認部、103 入力装置、
104 表示装置、121 検索モジュール、122
検索条件入力モジュール、123ビュー定義モジュー
ル、124 ビュー再定義モジュール、125 ビュー
削除モジュール、201 情報検索装置、202 検索
結果取得手段、203 差分抽出手段、204 説明テ
キスト生成手段、206 選択入力受付手段、207テ
キスト提示手段、208 結果提供手段、220 利用
者端末。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースを対話的に検索するための
    対話型情報検索装置であって、 複数の属性を持つデータが蓄積されたデータベースと、 入力された検索条件を保持する検索条件記憶部と、 前記検索条件記憶部に保持された検索条件を読み出して
    データベース検索を行い、検索結果を出力する検索部
    と、 前記検索結果を提示する検索結果提示部と、 前記検索条件記憶部から、検索条件として値が未指定で
    ある属性の一覧を読み出し、前記検索結果における各属
    性の属性値の特徴を抽出して出力する検索結果特徴抽出
    部と、 前記検索結果特徴抽出部の出力する各属性の属性値の前
    記特徴に基づいて、前記検索条件として値が未指定であ
    る属性の一覧から特定の属性を選択して、選択した前記
    属性の属性値の特徴とともに出力する未指定属性選択部
    と、 前記未指定属性選択部の出力する前記属性と前記属性の
    属性値の特徴を提示する未指定属性特徴提示部とを備え
    たことを特徴とする対話型情報検索装置。
  2. 【請求項2】 前記未指定属性選択部の出力する前記属
    性を受け取り、前記属性の入力を促す未指定属性入力要
    求部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の対
    話型情報検索装置。
  3. 【請求項3】 前記検索結果特徴抽出部は、前記検索条
    件記憶部から、検索条件として値が未指定である属性の
    一覧を読み出し、順序関係のない値をとる属性に対し
    て、とり得る値の全てが前記検索結果に出現しているか
    否かを前記特徴として抽出して出力し、 前記未指定属性選択部は、とり得る値の全てが出現して
    いない属性と、出現していない属性値とを出力すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の対話型情報検索
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検索結果特徴抽出部は、前記検索条
    件記憶部から、検索条件として値が未指定である属性の
    一覧を読み出し、順序関係のない値をとる各属性に対し
    て、前記検索結果の該属性の属性値が全て同一であるか
    否かを前記特徴として抽出して出力し、 前記未指定属性選択部は、属性値が全て同一の属性と該
    属性値を出力することを特徴とする請求項1または2に
    記載の対話型情報検索装置。
  5. 【請求項5】 前記検索結果特徴抽出部は、前記検索条
    件記憶部から、検索条件として値が未指定である属性の
    一覧を読み出し、順序関係のある値をとる各属性に対し
    て、前記検索結果における該属性の属性値の偏りを前記
    特徴として抽出して出力し、 前記未指定属性選択部は、最も偏りのある該属性を選択
    して出力することを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の対話型情報検索装置。
  6. 【請求項6】 前記検索結果特徴抽出部は、前記検索条
    件記憶部から、検索条件として値が未指定である属性の
    一覧を読み出し、順序関係のある値をとる各属性に対し
    て、データベース中の全データにおける該属性の値の分
    布と、前記検索結果における該属性の値の分布の距離を
    前記特徴として抽出して出力し、 前記未指定属性選択部は、前記分布の距離が最大の属性
    を選択して出力することを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の対話型情報検索装置。
  7. 【請求項7】 データベースを対話的に検索するための
    対話型情報検索装置であって、 複数の属性を持つデータが蓄積されたデータベースと、 入力された検索条件を保持する検索条件記憶部と、 前記検索条件記憶部に保持された検索条件を読み出して
    データベース検索を行い、検索結果を出力する検索部
    と、 前記検索結果を提示する検索結果提示部と、 前記検索結果に基づいて、再検索を行うか否かを判定す
    る再検索判定部と、 前記再検索判定部の判定結果に基づいて、前記検索条件
    記憶部から検索条件として値の指定された属性の一覧を
    読み出し、各属性を緩和した複数の検索条件を生成して
    出力する検索条件緩和部と、 前記検索条件緩和部の出力する複数の検索条件を用いて
    データベース検索を行い、各検索条件に対応する検索結
    果を出力する緩和検索部と、 前記緩和検索部の出力する各検索結果に対して、該検索
    結果に対応する検索条件において緩和した属性の、該検
    索結果における該属性の値の特徴を抽出して出力する検
    索結果特徴抽出部と、 検索結果特徴抽出部の出力する各属性の値の特徴に基づ
    いて、緩和すべき属性を選択して該属性の特徴とともに
    出力する緩和属性選択部と、 前記緩和属性選択部の出力する属性と該属性の特徴を利
    用者に提示する緩和属性特徴提示部とを備えたことを特
    徴とする対話型情報検索装置。
  8. 【請求項8】 前記緩和属性選択部の出力する属性を受
    け取り、該属性の変更を利用者に確認する緩和属性確認
    部をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載の対話
    型情報検索装置。
  9. 【請求項9】 前記検索結果特徴抽出部は、前記検索条
    件緩和部で緩和した属性のうち順序関係のない値をとる
    属性に対して、前記緩和検索部の出力する検索結果の該
    属性の値が全て同一であるか否かを前記特徴として抽出
    し、 前記緩和属性選択部は、属性値が全て同一の属性と該属
    性値を出力することを特徴とする請求項7または8に記
    載の対話型情報検索装置。
  10. 【請求項10】 前記検索結果特徴抽出部は、前記検索
    条件緩和部で緩和した属性のうち順序関係のある値をと
    る属性に対して、前記緩和検索部の出力する検索結果に
    おける該属性の属性値の偏りを前記特徴として抽出して
    出力し、 前記緩和属性選択部は、最も偏りのある該属性を選択し
    て出力することを特徴とする請求項7ないし9のいずれ
    かに記載の対話型情報検索装置。
  11. 【請求項11】 前記検索結果特徴抽出部は、前記検索
    条件緩和部で緩和した属性のうち順序関係のある値をと
    る属性に対して、データベース中の全データにおける該
    属性の値の分布と、前記検索結果における該属性の値の
    分布の距離を前記特徴として抽出して出力し、 前記緩和属性選択部は、前記分布の距離が最大の属性を
    選択して出力することを特徴とする請求項7ないし9の
    いずれかに記載の対話型情報検索装置。
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