JP2002251341A - 通信端末 - Google Patents

通信端末

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JP2002251341A
JP2002251341A JP2001048987A JP2001048987A JP2002251341A JP 2002251341 A JP2002251341 A JP 2002251341A JP 2001048987 A JP2001048987 A JP 2001048987A JP 2001048987 A JP2001048987 A JP 2001048987A JP 2002251341 A JP2002251341 A JP 2002251341A
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Masaru Nakajima
大 中島
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Daiwa Securities Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続するプロバイダ端末を選択する通信端末
を提供する。 【解決手段】 複数のプロバイダ端末のいずれかと接続
することによって、インターネットに対するアクセスを
行う通信端末40であって、当該通信端末の所在地を示
す所在地情報を取得する所在地情報取得部402と、複
数のプロバイダ端末のうち、所在地情報に基づいていず
れかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ選択部40
6と、プロバイダ選択部が選択したプロバイダ端末と接
続する接続部404とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末及びプロ
グラムに関する。特に本発明は、複数のプロバイダ端末
のうち、いずれかのプロバイダ端末を選択する通信端末
及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ネットワークの発達により、
通信端末は、定位置以外でも、例えばプロバイダ端末を
介してインターネットにアクセスして情報を取得するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通信端末は、契約した
プロバイダ端末が1つの場合には、すべてのアクセスを
そのプロバイダ端末を用い、一方、契約したプロバイダ
端末が複数の場合には、ユーザが任意にプロバイダ端末
を選択しなければならない。そこで本発明は、上記の課
題を解決することのできる通信端末及びプログラムを提
供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲に
おける独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成され
る。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定す
る。
【課題を解決するための手段】
【0004】即ち、本発明の第1の形態によると、複数
のプロバイダ端末のいずれかと接続することによって、
インターネットに対するアクセスを行う通信端末であっ
て、当該通信端末の所在地を示す所在地情報を取得する
所在地情報取得部と、複数のプロバイダ端末のうち、所
在地情報に基づいていずれかのプロバイダ端末を選択す
るプロバイダ選択部と、プロバイダ選択部が選択したプ
ロバイダ端末と接続する接続部とを備える。
【0005】複数の基地局と無線通信を行う無線通信部
をさらに備え、所在地情報取得部は、無線通信部が無線
通信を行った基地局を示す情報に基づいて所在地情報を
取得し、プロバイダ選択部は、所在地情報取得部が取得
した所在地情報に応じて、当該通信端末が接続するプロ
バイダ端末を選択してもよい。
【0006】無線通信網は、複数の異なる事業者が提供
する複数の部分無線通信網を有し、所在地情報取得部
は、無線通信部がいずれの部分無線通信網と通信してい
るかを示すローミング情報に基づいて、所在地情報を取
得してもよい。
【0007】当該通信端末を所持するユーザから所在地
を示す情報の入力を受け付ける入力部をさらに備え、所
在地情報取得部は、入力部が受け付けた所在地を示す情
報に基づいて所在地情報を取得し、プロバイダ選択部
は、所在地情報取得部が取得した所在地情報に応じて、
当該通信端末が接続するプロバイダ端末を選択してもよ
い。
【0008】所在地情報取得部は、GPS(Globa
l Positioning System)を用いて
所在地情報を取得し、プロバイダ選択部は、所在地情報
取得部が取得した所在地情報に応じて、当該通信端末が
接続するプロバイダ端末を選択してもよい。
【0009】複数のプロバイダ端末のそれぞれが行う通
信の接続に対する課金形態を予め格納する課金形態格納
部をさらに備え、プロバイダ選択部は、課金形態に基づ
いてプロバイダ端末を選択してもよい。
【0010】また本発明の第2の形態によると、複数の
プロバイダ端末のいずれかと接続することによって、イ
ンターネットに対するアクセスを行う通信端末であっ
て、複数のプロバイダ端末のうち、課金形態に基づいて
いずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ選択部
と、プロバイダ選択部が選択したプロバイダ端末と接続
する接続部とを備える。
【0011】複数のプロバイダ端末は、接続料金が所定
の時間まで定額であり、所定の時間が経過すると単位時
間毎に第1の単位料金が加算される課金形態の第1のプ
ロバイダ端末を含み、プロバイダ選択部は、所定の時間
までの接続について第1のプロバイダ端末を選択し、所
定の時間が経過した後に、プロバイダ端末を選択し直し
てもよい。
【0012】複数のプロバイダ端末は、第1の単位料金
より安価な第2の単位料金が単位時間毎に加算される課
金形態の第2のプロバイダ端末をさらに含み、プロバイ
ダ選択部は、所定の時間までの接続について第1のプロ
バイダ端末を選択し、所定の時間が経過した後に、接続
料金が安価となるように第2のプロバイダ端末を選択し
てもよい。
【0013】複数のプロバイダ端末は、接続料金が所定
の時間まで定額である課金形態の第2のプロバイダ端末
をさらに含み、プロバイダ選択部は、所定の時間までの
接続について第1のプロバイダ端末を選択し、所定の時
間が経過した後に、接続料金が安価となるように第2の
プロバイダ端末を選択してもよい。
【0014】複数のプロバイダ端末は、時刻毎に異なる
単位料金を接続料金に加算する課金形態のプロバイダ端
末を含み、プロバイダ選択部は、複数のプロバイダ端末
のうち、単位時間あたりの単位料金が現時刻において、
より安価な接続料金のプロバイダ端末を選択してもよ
い。
【0015】本発明の第3の形態によると、複数のメー
ルアカウントに受信されたメールを受信するメール受信
部と、複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメ
ールが複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバイ
ダ端末に格納されているかを示すプロバイダ情報と、ぞ
れぞれのプロバイダ端末に格納されると推測されるメー
ルの量を示すメール量推定情報とを格納する格納部とを
さらに備え、プロバイダ選択部は、プロバイダ情報とメ
ール量推定情報とに基づいてプロバイダ端末を選択し、
受信部は、プロバイダ選択部が選択したプロバイダ端末
を介して複数のメールアカウントに受信されたメールを
受信する。
【0016】本発明の第4の形態によると、複数のメー
ルアカウントに受信されたメールを受信するメール受信
部と、複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメ
ールが複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバイ
ダ端末に格納されているかを示すプロバイダ情報と、ぞ
れぞれのプロバイダ端末に格納されているメールの量を
示すメール量情報とを受信するプロバイダ情報受信部と
をさらに備え、プロバイダ選択部は、プロバイダ情報と
メール量情報とに基づいてプロバイダ端末を選択し、メ
ール受信部は、プロバイダ選択部が選択したプロバイダ
端末からメールを受信する。
【0017】プロバイダ選択部が第1のプロバイダ端末
を選択するとともに、プロバイダ情報受信部が第2のプ
ロバイダ端末にメールが格納されている旨を示すプロバ
イダ情報を受信した場合に、プロバイダ選択部は、メー
ルを第1のプロバイダ端末を介して第2のプロバイダ端
末から受信するか、または第1のプロバイダ端末を介さ
ずに第2のプロバイダ端末から直接受信するかを、プロ
バイダ情報に基づいて選択してもよい。
【0018】本発明の第5の形態によると、複数のプロ
バイダ端末のいずれかと接続することによって、インタ
ーネットに対するアクセスを行う通信端末用のプログラ
ムであって、当該通信端末の所在地を示す所在地情報を
取得する所在地情報取得モジュールと、複数のプロバイ
ダ端末のうち、所在地情報に基づいていずれかのプロバ
イダ端末を選択するプロバイダ選択モジュールと、プロ
バイダ選択部が選択したプロバイダ端末と接続する接続
モジュールとを備える。
【0019】さらに本発明の第5の形態によると、複数
のプロバイダ端末のいずれかと接続することによって、
インターネットに対するアクセスを行う通信端末用のプ
ログラムであって、複数のプロバイダ端末のうち、課金
形態に基づいていずれかのプロバイダ端末を選択するプ
ロバイダ選択モジュールと、プロバイダ選択部が選択し
たプロバイダ端末と接続する接続モジュールとを備え
る。
【0020】本発明の第6の形態によると、複数のプロ
バイダ端末のいずれかと接続することによって、複数の
メールアカウントに受信されたメールを受信する通信端
末用のプログラムであって、複数のメールアカウントに
受信されたメールを受信するメール受信モジュールと、
複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメールが
複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバイダ端末
に格納されているかを示すプロバイダ情報と、ぞれぞれ
のプロバイダ端末に格納されると推測されるメールの量
を示すメール量推定情報とを管理する管理モジュールと
プロバイダ情報とメール量推定情報とに基づいてプロバ
イダ端末を選択するプロバイダ選択モジュールとを備
え、メール受信モジュールは、プロバイダ選択部が選択
したプロバイダ端末を介して複数のメールアカウントに
受信されたメールを受信する。
【0021】本発明の第7の形態によると、複数のプロ
バイダ端末のいずれかと接続することによって、複数の
メールアカウントに受信されたメールを受信する通信端
末用のプログラムであって、複数のメールアカウントに
受信されたメールを受信するメール受信モジュールと、
複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメールが
複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバイダ端末
に格納されているかを示すプロバイダ情報と、ぞれぞれ
のプロバイダ端末に格納されているメールの量を示すメ
ール量情報とを受信するプロバイダ情報受信モジュール
と、プロバイダ情報とメール量情報とに基づいてプロバ
イダ端末を選択するプロバイダ選択部とをさらに備え、
メール受信部は、プロバイダ選択部が選択したプロバイ
ダ端末からメールを受信する。
【0022】本発明の第8の形態によると、同一の事業
者が提供する複数のプロバイダ端末のいずれかと接続す
ることによって、インターネットに対するアクセスを行
う通信端末であって、当該通信端末の所在地を示す所在
地情報を取得する所在地情報取得部と、複数のプロバイ
ダ端末のうち、所在地情報に基づいていずれかのプロバ
イダ端末を選択するプロバイダ選択部と、プロバイダ選
択部が選択したプロバイダ端末と接続する接続部とを備
える。
【0023】本発明の第9の形態によると、同一の事業
者が提供する複数のプロバイダ端末のいずれかと接続す
ることによって、インターネットに対するアクセスを行
う通信端末用のプログラムであって、通信端末の所在地
を示す所在地情報を取得する所在地情報取得モジュール
と、複数のプロバイダ端末のうち、所在地情報に基づい
ていずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ選択
モジュールと、選択されたプロバイダ端末と接続する接
続モジュールとを備える。
【0024】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施形態を通じて本
発明を説明するが、実施形態はクレームに係る発明を限
定するものではなく、また実施形態の中で説明されてい
る特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であ
るとは限らない。
【0026】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態に係るプロバイダ選択システムの概略を示す。プ
ロバイダ選択システムは、通信端末40と、通信網10
と、第1のプロバイダ端末30と、第2のプロバイダ端
末20と、第3のプロバイダ端末50とを備える。通信
端末40は、通信端末40の所在地やプロバイダ端末の
課金形態に基づいて第1のプロバイダ端末30、第2の
プロバイダ端末20、及び第3のプロバイダ端末50の
うち、いずれかを選択し、接続することによって、他の
通信網上のインターネットに対するアクセスを行う。通
信端末40は、例えばノートパソコン等である。第1の
プロバイダ端末30と、第2のプロバイダ端末20と、
第3のプロバイダ端末50は、同一の事業者が提供して
もよいし、異なる事業者が提供してもよい。
【0027】図2は、通信端末40の機能構成を示すブ
ロック図である。通信端末40は、無線通信部400
と、所在地情報取得部402と、接続部404と、プロ
バイダ選択部406と、メール受信部408と、メール
格納部410と、入力部414と、プロバイダ情報デー
タベース420と、所在地情報データベース422とを
有する。プロバイダ情報データベース420は、通信端
末40が接続可能な第1のプロバイダ端末30、第2の
プロバイダ端末20、及び第3のプロバイダ端末50各
々に格納されていると推定されるメールの量を示すメー
ル量推定情報を格納する。所在地情報データベース42
2は、第1のプロバイダ端末30、第2のプロバイダ端
末20、及び第3のプロバイダ端末50との接続に適し
た通信端末40の所在地を示す所在地情報をプロバイダ
端末毎に格納する。
【0028】無線通信部400は、複数の基地局と無線
通信を行う。通信端末40のユーザが、インターネット
に対するアクセスを行うアクセス要求を入力部414か
ら入力すると、所在地情報取得部402は、無線通信部
400が無線通信を行った基地局の所在地を示す基地局
情報を基地局から無線通信部400を介して受信する。
次に所在地情報取得部402は、受信した複数の基地局
の基地局情報を所在地情報としてプロバイダ選択部40
6に送る。
【0029】プロバイダ選択部406は、所在地情報取
得部402から受け取った所在地情報が示す所在地を含
む所在地情報に対応づけて格納されているプロバイダ情
報を所在地情報データベース422から抽出し、接続部
404に送る。接続部404は、プロバイダ選択部40
6から受け取ったプロバイダ情報が示すプロバイダ端
末、即ち第1のプロバイダ端末30、第2のプロバイダ
端末20、及び第3のプロバイダ端末50のいずれかと
無線通信部400を介して接続する。
【0030】ユーザがメールを受信するメール受信要求
を入力部414から入力すると、所在地情報取得部40
2は、無線通信部400が無線通信を行った基地局の所
在地を示す基地局情報を基地局から無線通信部400を
介して受信する。次に所在地情報取得部402は、受信
した基地局情報を所在地情報としてプロバイダ選択部4
06に送る。またプロバイダ選択部406は、プロバイ
ダ情報データベース420に格納されているメール量推
定情報、及び所在地情報取得部402から受け取った所
在地情報に基づいて接続するプロバイダ端末を選択す
る。またプロバイダ選択部406は、選択したプロバイ
ダ端末を示すプロバイダ情報を接続部404に送る。接
続部404は、プロバイダ選択部406から受け取った
プロバイダ情報が示すプロバイダ端末と無線通信部40
0を介して接続し、プロバイダ端末に格納されているメ
ールを受信する。メール受信部408は、接続部404
が受信したメールを受け取り、メール格納部410に格
納する。
【0031】図3は、プロバイダ情報データベース42
0のデータフォーマットの一例を示す。プロバイダ情報
データベース420は、プロバイダ情報フィールドと、
メール量推定情報フィールドとを有する。プロバイダ情
報フィールドは、プロバイダ端末を識別するプロバイダ
情報を格納する。メール量推定情報フィールドは、それ
ぞれのプロバイダ端末が1時間あたりに受信すると推定
されるメールの量を示すメール量推定情報を格納する。
【0032】ここでプロバイダ情報データベース420
は、過去の実績に基づき、通信端末40が1時間あたり
に受信した平均メール量に基づいて算出されたメール量
をメール量推定情報として予め格納する。
【0033】図4は、所在地情報データベース422の
データフォーマットの一例を示す。所在地情報データベ
ース422は、プロバイダ情報フィールドと、所在地情
報フィールドとを有する。プロバイダ情報フィールド
は、プロバイダ端末を識別するプロバイダ情報を格納す
る。所在地情報フィールドは、それぞれのプロバイダ端
末が選択される条件として、通信端末40の所在地の範
囲を示す所在地情報を格納する。所在地情報は、緯度及
び経度により示される。ここで所在地情報データベース
422に格納される所在地情報は、通信端末40とそれ
ぞれのプロバイダ端末との通信費に基づいて設定されて
もよい。
【0034】プロバイダ選択部406は、所在地情報取
得部402が取得した通信端末40の所在地情報が示す
緯度及び経度を含む所在地情報に対応付けられたプロバ
イダ情報を抽出する。例えばプロバイダ選択部406
は、所在地情報取得部402が取得した通信端末40の
緯度が50度、経度が140度である場合には、所在地
情報の示す範囲が緯度40度から60度、経度135度
から160度である第1のプロバイダ端末を抽出する。
【0035】図5は、ユーザがインターネットに対する
アクセスを行うアクセス要求を入力部414から入力し
た場合の通信端末40の動作を示すフローチャートであ
る。入力部414がインターネットに対するアクセスを
行うアクセス要求をユーザから入力された場合に(S1
00)、所在地情報取得部400には、通信端末40の
所在地を示す所在地情報を取得する(S110)。ここ
で所在地情報取得部400は、無線通信部400が無線
通信を行った基地局の所在地を示す基地局情報と、それ
ぞれの基地局から通信端末40の距離を示す距離情報と
を用いて通信端末40の所在地を算出する。基地局情報
は、緯度及び経度で示される。次にプロバイダ選択部4
06は、所在地情報取得部402が取得した通信端末4
0の所在地を含む所在地情報に対応づけて格納されてい
るプロバイダ情報を所在地情報データベース422から
抽出する(S120)。
【0036】次に接続部404は、プロバイダ選択部4
06が所在地情報データベース422から抽出したプロ
バイダ情報が示すプロバイダ端末と接続する(S13
0)。所在地情報データベース422は、それぞれのプ
ロバイダ端末周辺の緯度及び経度を所在地情報として格
納する。従って、このように通信端末40の所在地を含
む所在地情報に対応づけて格納されているプロバイダ情
報が示すプロバイダ端末と接続部404が接続すること
によって、通信端末40は、通信端末40の所在地と最
も近い所在地のプロバイダ端末を選択してインターネッ
トにアクセスすることができる。
【0037】図6は、ユーザがメールを受信するメール
受信要求を入力部414から入力した時の通信端末40
の動作を示すフローチャートである。入力部414は、
メールを受信するメール受信要求をユーザから入力され
た場合に(S200)、プロバイダ選択部406は、プ
ロバイダ情報データベース420を参照し、それぞれの
プロバイダ端末に格納されていると推定されるメールの
量を示すメール量推定情報を推定する(S210)。次
にプロバイダ選択部406は、推定したメール量推定情
報に基づいて接続すべきプロバイダ端末を選択する(S
220)。例えばプロバイダ選択部406は、プロバイ
ダ端末に格納されているメール量が多い場合には、デー
タ伝送量の多いプロバイダ端末を選択する。次に接続部
404は、プロバイダ選択部406が選択したプロバイ
ダ端末に接続し、それぞれのプロバイダ端末に格納され
ているメールを受信する(S230)。
【0038】図7は、通信端末40のハードウェア構成
を示すブロック図である。通信端末40は、CPU70
0と、ROM702と、RAM704と、通信インター
フェース706とを備える。CPU700は、ROM7
02及びRAM704に格納されたプログラムに基づい
て動作する。通信インターフェース706は、インター
ネット10を介して外部と通信する。格納装置の一例と
してのハードディスクドライブ710は、設定情報及び
CPU700が動作するプログラムを格納する。
【0039】フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
712はフロッピーディスク714からデータまたはプ
ログラムを読み取りCPU700に提供する。CD−R
OMドライブ716はCD−ROM718からデータま
たはプログラムを読み取りCPU700に提供する。通
信インターフェース706は、インターネット10に接
続してデータを送受信する。
【0040】CPU700が実行するソフトウエアは、
フロッピーディスク714またはCD−ROM718等
の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体
に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮で
あっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディ
スクドライブ710にインストールされ、RAM704
に読み出されてCPU700により実行される。
【0041】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
エア、即ちハードディスクドライブ710にインストー
ルされるソフトウェアは、機能構成として、所在地情報
取得モジュール、プロバイダ選択モジュール、及び接続
モジュールを備える。これらの各モジュールがコンピュ
ータに働きかけて、CPU700に行わせる処理は、そ
れぞれ本実施の形態における通信端末40における、対
応する部材の機能及び動作と同一であるから説明を省略
する。
【0042】図7に示した、記録媒体の一例としてのフ
ロッピーディスク714またはCD−ROM718に
は、本出願で説明する全ての実施形態における通信端末
40の動作の一部または全ての機能を格納することがで
きる。
【0043】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記
録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良
い。また記録媒体に格納されるモジュールは、オペレー
ティングシステムとの共同によってそれぞれの機能を提
供してもよい。例えば機能の一部または全部を行うこと
をオペレーティングシステムに依頼し、オペレーティン
グシステムからの応答に基づいて機能を提供するもので
あってもよい。
【0044】記録媒体としては、フロッピーディスク、
CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、MD
等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テープ媒
体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードな
どの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用
通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバ
システムに設けたハードディスクまたはRAM等の格納
装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプログラ
ムを通信端末40に提供してもよい。
【0045】このような記録媒体は、通信端末40を製
造するためのみに使用されるものであり、そのような記
録媒体の業としての製造および販売等が本出願に基づく
特許権の侵害を構成することは明らかである。
【0046】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態に係る通信端末40を説明する。第1の実施の形態に
係る通信端末40は、それぞれのプロバイダ端末に格納
されていると推定されるメールの量を示すメール量推定
情報を予め格納していたが、本実施の形態に係る通信端
末40は、メール量推定情報を予め格納せず、それぞれ
のプロバイダ端末に格納されているメールの量を示すメ
ール量情報を、メールを受信する直前にそれぞれのプロ
バイダ端末から受信する。
【0047】図8は、第2の実施の形態に係る通信端末
40の機能構成を示すブロック図である。本実施の形態
に係る通信端末40は、プロバイダ情報データベース4
20を備えない点、及びプロバイダ情報受信部412を
さらに備える点で第1の実施の形態に係る通信端末40
と異なる。これ以外の第2の実施の形態に係る通信端末
40の構成及び動作は、第1の実施の形態に係る通信端
末40の構成及び動作と同様であるので説明を省略す
る。
【0048】プロバイダ選択部406は、メール受信要
求を入力部414から受け取ると、メール量情報をそれ
ぞれのプロバイダ端末から受信すべき命令をプロバイダ
情報受信部412に送る。プロバイダ情報受信部412
は、メール量情報を受信すべき命令をプロバイダ選択部
406から受け取ると、それぞれのプロバイダ端末から
メール量情報を、無線通信部400及び接続部404を
介して受信する。次にプロバイダ情報受信部412は、
受信したメール量情報をプロバイダ選択部406に送
る。プロバイダ選択部406は、プロバイダ情報受信部
412から受け取ったメール量情報に基づいてプロバイ
ダ端末を選択する。これ以外の本実施の形態に係る通信
端末40の構成及び動作は、第1の実施の形態に係る通
信端末40の構成及び動作と同様であるので説明を省略
する。このように、本実施の形態に係る通信端末40
は、メールを受信する度にメール量情報を受信するの
で、厳密にメールの量を取得することができる。従って
通信端末40は、より適切にプロバイダ端末を選択する
ことができる。
【0049】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態に係る通信端末40を説明する。第1の実施の形態
に係る通信端末40は、無線通信部400が無線通信を
行った基地局に基づいて所在地情報取得部402が通信
端末40の所在地を取得していたが、これに換えて本実
施の形態に係る通信端末40は、ユーザが通信端末40
の所在地を入力部414から入力する。
【0050】図9は、第3の実施の形態に係る通信端末
40の機能構成を示すブロック図である。本実施の形態
に係る通信端末40は、所在地情報取得部402を備え
ない点で第1の実施の形態に係る通信端末40と異な
る。入力部414は、通信端末40の所在地をユーザか
ら入力されると、入力された所在地を示す所在地情報を
プロバイダ選択部406に送る。これ以外の第3の実施
の形態に係る通信端末40の構成及び動作は、第1の実
施の形態に係る通信端末40の構成及び動作と同様であ
るので説明を省略する。
【0051】このように入力部414が通信端末40の
所在地のユーザからの入力を受け付けることにより、通
信端末40は、無線通信部400が無線通信を行った基
地局を用いて所在地を算出することなしに、通信端末4
0の所在地を取得することができる。
【0052】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態に係る通信端末40を説明する。第1の実施の形態
に係る通信端末40は、通信端末40の所在地に基づい
てプロバイダ端末を選択していたが、これに換えて本実
施の形態に係る通信端末40は、プロバイダ端末の課金
形態に基づいてプロバイダ端末を選択する。
【0053】図10は、第4の実施の形態に係る通信端
末40の機能構成を示すブロック図である。第4の実施
の形態に係る通信端末40は、所在地情報取得部402
と、プロバイダ情報データベース420と、所在地情報
データベース422とを備えない点、及び課金形態デー
タベース424をさらに備える点で第1の実施の形態に
係る通信端末40と異なる。プロバイダ選択部406
は、アクセス要求を入力部414から受け取ると、課金
形態データベース424を参照し、課金形態データベー
ス424に格納されているプロバイダ端末の課金形態に
基づいてプロバイダ端末を選択する。
【0054】このように課金形態に基づいて接続するプ
ロバイダ端末を選択することにより、通信端末40は、
より安価なプロバイダ端末と接続し、インターネットに
アクセスすることができる。これ以外の第4の実施の形
態に係る通信端末40の構成及び動作は、第1の実施の
形態に係る通信端末40の構成及び動作と同様であるの
で説明を省略する。
【0055】図11は、第4の実施の形態に係る課金形
態データベース424のデータフォーマットの一例を示
す。課金形態データベース424は、プロバイダ情報フ
ィールドと、課金形態フィールドとを有する。プロバイ
ダ情報フィールドは、プロバイダ端末を識別するプロバ
イダ情報を格納する。課金形態フィールドは、定額料金
フィールドと、定額時間フィールドと、使用時間フィー
ルドと、単位料金フィールドとを含む。定額料金フィー
ルドは、接続料金が所定の時間まで定額である場合のプ
ロバイダ端末の定額料金を格納する。定額時間フィール
ドは、接続が定額料金の所定の時間を格納する。使用時
間フィールドは、定額時間のうち、既に通信端末40が
使用した接続時間を格納する。単位料金フィールドは、
単位料金が単位時間ごとに加算される課金形態のプロバ
イダ端末の単位料金を格納する。
【0056】例えばプロバイダ選択部406は、通信端
末40の接続時間が1月の期間内において20時間まで
は、第1のプロバイダ端末を選択し、接続時間が20時
間を超過すると、第1のプロバイダ端末より単位料金の
安価な第2のプロバイダ端末を選択する。さらにプロバ
イダ選択部406は、23時から7時の間は、第2のプ
ロバイダ端末より単位料金の安価な第3のプロバイダ端
末を選択する。またプロバイダ端末毎に接続に係る累積
時間の初期化のタイミングが異なる場合、例えば第1の
プロバイダ端末の接続に係る累積時間は、毎月25日に
初期化されるが、第2のプロバイダ端末の接続に係る累
積時間は、毎月15日に初期化される場合においても、
プロバイダ選択部406は、通信端末40の接続時間が
1月の期間内において20時間までは、第1のプロバイ
ダ端末を選択し、接続時間が20時間を超過すると、毎
月25日に累積時間が初期化されるまでは第1のプロバ
イダ端末より単位料金の安価な第2のプロバイダ端末を
選択する。
【0057】(第5の実施の形態)次に、第5の実施の
形態に係る通信端末40を説明する。第1の実施の形態
に係る通信端末40は、無線通信部400が無線通信を
行った基地局に基づいて通信端末40の所在地を取得し
ていたが、これに換えて本実施の形態に係る通信端末4
0は、GPSを用いて通信端末40の所在地を取得す
る。
【0058】図12は、第5の実施の形態に係る通信端
末40の機能構成を示すブロック図である。本実施の形
態に係る通信端末40は、GPS演算部416と、GP
S情報受信部418とをさらに備える点で第1の実施の
形態に係る通信端末40と異なる。GPS情報受信部4
18は、複数のGPS衛星との距離を算出するためのG
PS信号を各GPS衛星から受信してGPS演算部41
6に送る。GPS演算部416は、GPS情報受信部4
18から受け取ったGPS信号を用いて通信端末40の
所在地を算出し、算出した所在地を示す所在地情報を所
在地情報取得部402に送る。これ以外の第5の実施の
形態に係る通信端末40の構成及び動作は、第1の実施
の形態に係る通信端末40の構成及び動作と同様である
ので説明を省略する。
【0059】以上、本発明を実施(の)形態を用いて説
明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の
範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更ま
たは改良を加えることができる。
【0060】第1の変更例に係る所在地情報データベー
ス422を説明する。図13は、第1の変更例に係る所
在地情報データベース422のデータフォーマットを示
す。第1の実施の形態に係る所在地情報データベース4
22は、緯度及び経度を用いて所在地情報を示していた
が、これに換えて第1の変更例では、通信端末40が通
信可能な通信事業者を識別するローミング情報を所在地
情報として格納する。
【0061】さらに第2の変更例に係る所在地情報デー
タベース422を説明する。図14は、第2の変更例に
係る所在地情報データベース422のデータフォーマッ
トを示す。第1の実施の形態に係る所在地情報データベ
ース422は、緯度及び経度を用いて所在地情報を示し
ていたが、これに換えて第2の変更例では、通信端末4
0が通信可能な地域名を所在地情報として格納する。こ
こで所在地情報データベース422は、国名を所在地情
報として格納している。
【0062】そのような変更または改良を加えた形態も
本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範
囲の記載から明らかである。
【発明の効果】
【0063】上記説明から明らかなように、本発明によ
れば接続するプロバイダ端末を選択する通信端末を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るプロバイダ選択システ
ムの概略を示す図である。
【図2】通信端末40の機能構成を示すブロック図であ
る。
【図3】プロバイダ情報データベース420のデータフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図4】所在地情報データベース422のデータフォー
マットの一例を示す図である。
【図5】ユーザがインターネットに対するアクセスを行
うアクセス要求を入力した場合の通信端末40の動作を
示すフローチャートである。
【図6】ユーザがメールを受信するメール受信要求を入
力した場合の通信端末40の動作を示すフローチャート
である。
【図7】本実施の形態に係る通信端末40のハードウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施の形態に係る通信端末40の機能構
成を示すブロック図である。
【図9】第3の実施の形態に係る通信端末40の機能構
成を示すブロック図である。
【図10】第4の実施の形態に係る通信端末40の機能
構成を示すブロック図である。
【図11】第4の実施の形態に係る課金形態データベー
ス424のデータフォーマットの一例を示す。
【図12】第5の実施の形態に係る通信端末40の機能
構成を示すブロック図である。
【図13】第1の変更例に係る所在地情報データベース
422のデータフォーマットを示す。
【図14】第2の変更例に係る所在地情報データベース
422のデータフォーマットを示す。
【符号の説明】
10 通信網 20 第2のプロバイダ端末 30 第1のプロバイダ端末 40 通信端末 50 第3のプロバイダ端末 400 無線通信部 402 所在地情報取得部 404 接続部 406 プロバイダ選択部 408 メール受信部 410 メール格納部 412 プロバイダ情報受信部 414 入力部 420 プロバイダ情報データベース 422 所在地情報データベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月26日(2001.2.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通信端末は、契約した
プロバイダ端末が1つの場合には、すべてのアクセスを
そのプロバイダ端末を用い、一方、契約したプロバイダ
端末が複数の場合には、ユーザが任意にプロバイダ端末
を選択しなければならない。そこで本発明は、上記の課
題を解決することのできる通信端末及びプログラムを提
供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲に
おける独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成され
る。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、複数のプロバイダ端末のいずれかと接続す
ることによって、インターネットに対するアクセスを行
う通信端末であって、当該通信端末の所在地を示す所在
地情報を取得する所在地情報取得部と、複数のプロバイ
ダ端末のうち、所在地情報に基づいていずれかのプロバ
イダ端末を選択するプロバイダ選択部と、プロバイダ選
択部が選択したプロバイダ端末と接続する接続部とを備
える。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】そのような変更または改良を加えた形態も
本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範
囲の記載から明らかである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば接続するプロバイダ端末を選択する通信端末を提
供することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K025 AA08 BB06 CC01 DD05 EE04 GG12 GG30 KK06 5K067 BB04 DD53 EE02 EE04 EE10 EE16 FF03 FF04 FF05 HH05 JJ56 JJ72 5K101 KK02 LL02 LL12 QQ07 RR27 SS07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロバイダ端末のいずれかと接続
    することによって、インターネットに対するアクセスを
    行う通信端末であって、 当該通信端末の所在地を示す所在地情報を取得する所在
    地情報取得部と、 前記複数のプロバイダ端末のうち、前記所在地情報に基
    づいていずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ
    選択部と、 前記プロバイダ選択部が選択した前記プロバイダ端末と
    接続する接続部とを備えることを特徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】複数の基地局と無線通信を行う無線通信部
    をさらに備え、 前記所在地情報取得部は、前記無線通信部が無線通信を
    行った前記基地局を示す情報に基づいて所在地情報を取
    得し、 前記プロバイダ選択部は、前記所在地情報取得部が取得
    した所在地情報に応じて、当該通信端末が接続するプロ
    バイダ端末を選択することを特徴とする請求項2に記載
    の通信端末。
  3. 【請求項3】 前記無線通信網は、複数の異なる事業者
    が提供する複数の部分無線通信網を有し、前記所在地情
    報取得部は、前記無線通信部がいずれの部分無線通信網
    と通信しているかを示すローミング情報に基づいて、前
    記所在地情報を取得することを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末。
  4. 【請求項4】 当該通信端末を所持するユーザから前記
    所在地を示す情報の入力を受け付ける入力部をさらに備
    え、 前記所在地情報取得部は、前記入力部が受け付けた前記
    所在地を示す情報に基づいて前記所在地情報を取得し、 前記プロバイダ選択部は、前記所在地情報取得部が取得
    した所在地情報に応じて、当該通信端末が接続するプロ
    バイダ端末を選択することを特徴とする請求項1に記載
    の通信端末。
  5. 【請求項5】 前記所在地情報取得部は、GPS(Gl
    obal Positioning System)を
    用いて前記所在地情報を取得し、 前記プロバイダ選択部は、前記所在地情報取得部が取得
    した所在地情報に応じて、当該通信端末が接続するプロ
    バイダ端末を選択することを特徴とする請求項2に記載
    の通信端末。
  6. 【請求項6】 前記複数のプロバイダ端末のそれぞれが
    行う通信の接続に対する課金形態を予め格納する課金形
    態格納部をさらに備え、 前記プロバイダ選択部は、前記課金形態に基づいて前記
    プロバイダ端末を選択することを特徴とする請求項1に
    記載の通信端末。
  7. 【請求項7】 複数のプロバイダ端末のいずれかと接続
    することによって、インターネットに対するアクセスを
    行う通信端末であって、 前記複数のプロバイダ端末のうち、課金形態に基づいて
    いずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ選択部
    と、 前記プロバイダ選択部が選択した前記プロバイダ端末と
    接続する接続部とを備えることを特徴とする通信端末。
  8. 【請求項8】 前記複数のプロバイダ端末は、接続料金
    が所定の時間まで定額であり、前記所定の時間が経過す
    ると単位時間毎に第1の単位料金が加算される課金形態
    の第1のプロバイダ端末を含み、 前記プロバイダ選択部は、前記所定の時間までの接続に
    ついて前記第1のプロバイダ端末を選択し、前記所定の
    時間が経過した後に、プロバイダ端末を選択し直すこと
    を特徴とする請求項7に記載の通信端末。
  9. 【請求項9】 前記複数のプロバイダ端末は、前記第1
    の単位料金より安価な第2の単位料金が単位時間毎に加
    算される課金形態の第2のプロバイダ端末をさらに含
    み、 前記プロバイダ選択部は、前記所定の時間までの接続に
    ついて前記第1のプロバイダ端末を選択し、前記所定の
    時間が経過した後に、接続料金が安価となるように第2
    のプロバイダ端末を選択することを特徴とする請求項8
    に記載の通信端末。
  10. 【請求項10】 前記複数のプロバイダ端末は、接続料
    金が所定の時間まで定額である課金形態の第2のプロバ
    イダ端末をさらに含み、 前記プロバイダ選択部は、前記所定の時間までの接続に
    ついて前記第1のプロバイダ端末を選択し、前記所定の
    時間が経過した後に、接続料金が安価となるように第2
    のプロバイダ端末を選択することを特徴とする請求項8
    に記載の通信端末。
  11. 【請求項11】 前記複数のプロバイダ端末は、時刻毎
    に異なる単位料金を接続料金に加算する課金形態のプロ
    バイダ端末を含み、 前記プロバイダ選択部は、前記複数のプロバイダ端末の
    うち、単位時間あたりの前記単位料金が現時刻におい
    て、より安価な接続料金のプロバイダ端末を選択するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の通信端末。
  12. 【請求項12】複数のプロバイダ端末のいずれかと接続
    することによって、複数のメールアカウントに受信され
    たメールを受信する通信端末であって、 前記複数のメールアカウントに受信されたメールを受信
    するメール受信部と、 前記複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメー
    ルが前記複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバ
    イダ端末に格納されているかを示すプロバイダ情報と、
    ぞれぞれの前記プロバイダ端末に格納されると推測され
    るメールの量を示すメール量推定情報とを格納する格納
    部と、 前記プロバイダ選択部は、前記プロバイダ情報と前記メ
    ール量推定情報とに基づいて前記プロバイダ端末を選択
    するプロバイダ選択部とをさらに備え、 前記メール受信部は、前記プロバイダ選択部が選択した
    前記プロバイダ端末を介して前記複数のメールアカウン
    トに受信されたメールを受信することを特徴とする通信
    端末。
  13. 【請求項13】 複数のプロバイダ端末のいずれかと接
    続することによって、複数のメールアカウントに受信さ
    れたメールを受信する通信端末であって、 前記複数のメールアカウントに受信されたメールを受信
    するメール受信部と、 前記複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメー
    ルが前記複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバ
    イダ端末に格納されているかを示すプロバイダ情報と、
    ぞれぞれの前記プロバイダ端末に格納されているメール
    の量を示すメール量情報とを受信するプロバイダ情報受
    信部とをさらに備え、 前記プロバイダ選択部は、前記プロバイダ情報と前記メ
    ール量情報とに基づいて前記プロバイダ端末を選択し、 前記メール受信部は、前記プロバイダ選択部が選択した
    前記プロバイダ端末から前記メールを受信することを特
    徴とする通信端末。
  14. 【請求項14】 前記プロバイダ選択部が第1のプロバ
    イダ端末を選択するとともに、前記プロバイダ情報受信
    部が第2のプロバイダ端末に前記メールが格納されてい
    る旨を示す前記プロバイダ情報を受信した場合に、前記
    プロバイダ選択部は、前記メールを前記第1のプロバイ
    ダ端末を介して第2のプロバイダ端末から受信するか、
    または第1のプロバイダ端末を介さずに第2のプロバイ
    ダ端末から直接受信するかを、前記プロバイダ情報に基
    づいて選択することを特徴とする請求項13に記載の通
    信端末。
  15. 【請求項15】 複数のプロバイダ端末のいずれかと接
    続することによって、インターネットに対するアクセス
    を行う通信端末用のプログラムであって、 当該通信端末の所在地を示す所在地情報を取得する所在
    地情報取得モジュールと、 前記複数のプロバイダ端末のうち、前記所在地情報に基
    づいていずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ
    選択モジュールと、 前記プロバイダ選択部が選択した前記プロバイダ端末と
    接続する接続モジュールとを備えることを特徴とするプ
    ログラム。
  16. 【請求項16】 複数のプロバイダ端末のいずれかと接
    続することによって、インターネットに対するアクセス
    を行う通信端末用のプログラムであって、 前記複数のプロバイダ端末のうち、課金形態に基づいて
    いずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ選択モ
    ジュールと、 前記プロバイダ選択部が選択した前記プロバイダ端末と
    接続する接続モジュールとを備えることを特徴とするプ
    ログラム。
  17. 【請求項17】複数のプロバイダ端末のいずれかと接続
    することによって、複数のメールアカウントに受信され
    たメールを受信する通信端末用のプログラムであって、 前記複数のメールアカウントに受信されたメールを受信
    するメール受信モジュールと、 前記複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメー
    ルが前記複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバ
    イダ端末に格納されているかを示すプロバイダ情報と、
    ぞれぞれの前記プロバイダ端末に格納されると推測され
    るメールの量を示すメール量推定情報とを管理する管理
    モジュールと前記プロバイダ情報と前記メール量推定情
    報とに基づいて前記プロバイダ端末を選択するプロバイ
    ダ選択モジュールとを備え、 前記メール受信モジュールは、前記プロバイダ選択部が
    選択した前記プロバイダ端末を介して前記複数のメール
    アカウントに受信されたメールを受信することを特徴と
    するプログラム。
  18. 【請求項18】 複数のプロバイダ端末のいずれかと接
    続することによって、複数のメールアカウントに受信さ
    れたメールを受信する通信端末用のプログラムであっ
    て、 前記複数のメールアカウントに受信されたメールを受信
    するメール受信モジュールと、 前記複数のメールアカウントのそれぞれが受信したメー
    ルが前記複数のプロバイダ端末のうち、いずれのプロバ
    イダ端末に格納されているかを示すプロバイダ情報と、
    ぞれぞれの前記プロバイダ端末に格納されているメール
    の量を示すメール量情報とを受信するプロバイダ情報受
    信モジュールと、 前記プロバイダ情報と前記メール量情報とに基づいて前
    記プロバイダ端末を選択するプロバイダ選択部とをさら
    に備え、 前記メール受信部は、前記プロバイダ選択部が選択した
    前記プロバイダ端末から前記メールを受信することを特
    徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 同一の事業者が提供する複数のプロバ
    イダ端末のいずれかと接続することによって、インター
    ネットに対するアクセスを行う通信端末であって、 当該通信端末の所在地を示す所在地情報を取得する所在
    地情報取得部と、 前記複数のプロバイダ端末のうち、前記所在地情報に基
    づいていずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ
    選択部と、 前記プロバイダ選択部が選択した前記プロバイダ端末と
    接続する接続部とを備えることを特徴とする通信端末。
  20. 【請求項20】 同一の事業者が提供する複数のプロバ
    イダ端末のいずれかと接続することによって、インター
    ネットに対するアクセスを行う通信端末用のプログラム
    であって、 前記通信端末の所在地を示す所在地情報を取得する所在
    地情報取得モジュールと、 前記複数のプロバイダ端末のうち、前記所在地情報に基
    づいていずれかのプロバイダ端末を選択するプロバイダ
    選択モジュールと、 選択された前記プロバイダ端末と接続する接続モジュー
    ルとを備えることを特徴とするプログラム。
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