JP2002248306A - 石炭火力発電所の廃材活用方法及びその装置 - Google Patents

石炭火力発電所の廃材活用方法及びその装置

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JP2002248306A
JP2002248306A JP2001102137A JP2001102137A JP2002248306A JP 2002248306 A JP2002248306 A JP 2002248306A JP 2001102137 A JP2001102137 A JP 2001102137A JP 2001102137 A JP2001102137 A JP 2001102137A JP 2002248306 A JP2002248306 A JP 2002248306A
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power plant
fired power
tank
seawater
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Shichiro Miyamura
七郎 宮村
Manabu Motoyama
学 本山
Seiki Muramatsu
清貴 村松
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MIYAMURA RUBBER KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭火力発電所から発生する廃材すなわちク
リンカ灰は一部有効利用されるもののその殆どは埋立処
分されており、その埋立地獲得が社会的な問題を起こし
ている。また、燃料である石炭を輸送するコンベヤのゴ
ム製ベルトは、使用済みで耐用切れとなった廃ベルトは
一部活用されているものの殆どは廃棄されているが、そ
の処分過程で煙害などの公害上の問題を提起している。 【解決手段】 石炭火力発電所で発生するクリンカ灰を
濾過材特に水産生物養殖設備での濾過材として再利用す
る。また、耐用切れの石炭輸送用コンベヤベルトをタン
ク特に水産生物養殖設備の養殖タンクとして再利用する
ことによって石炭火力発電所から発生する廃材を活用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭火力発電所で
発生する産業廃棄物である燃え殻(クリンカ灰)や耐用
切れとなった石炭輸送用コンベヤベルト(廃ベルト)の
再利用、特に水産生物養殖設備に再利用する方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、石炭火力発電所の燃料として使
用される石炭の燃え殻(以下、クリンカ灰という。)及
びばいじん(FA)は、FAの一部が有価物として販売
利用されているものの殆どは海に埋立処分されており、
埋立敷地の確保に大きな労力を要していた。
【0003】また、石炭火力発電所で使用し、耐用切れ
となった石炭輸送用コンベヤベルト(以下、廃ベルトと
いう。)は、通常は産業廃棄物として処理されている
が、「燃やすと黒煙が出る。」、「埋立では地盤が締ま
らない。」、「長尺物は業者が引き取らない。」、また
「短尺にするには経費がかかる。」等の理由から、廃ベ
ルトの処理方法が全国的な問題となっている。そこで、
発明者は廃ベルトの再利用を考案し、「国道法面の補強
並びに防草シートとしての採用」、「国道工事中の片側
通行時“工事前予告シートの体感マット”」としての活
用を試みて成果を収めているが、更なる活用策が望まれ
ている
【0004】一方、魚類の養殖において種々の養殖方法
が実施されているが、従来の養殖方法において、例え
ば、海での養殖の場合、養殖環境を形成する海水の流動
は、自然の潮流を頼っており、海面と海底との海水の循
環は行われない。そのため、養殖環境を形成する海水の
流動が天候によって左右される一方、赤潮や流出油等の
海面汚染による影響を受ける。そして、魚類の養殖で
は、残餌によるいけす網内及び周辺漁場が汚染される
等、養殖環境が悪化されやすく、また網スレの発生等で
高密度飼育ができない等の問題点がある。また、藻類の
養殖の場合は、藻体からの株苗、種苗保存、中間育成、
本養成等種苗保存に係る多岐の煩雑さがあり、また波浪
等による養殖藻類が流出する等の問題がある。さらに、
貝類の養殖では籠等の養殖施設の流出、種苗生産密度が
低い等の問題がある。また、飼料生物培養は上記のよう
な波浪の影響を受ける海上での培養が困難であり、一般
に陸上で行なっているが、陸上での飼料生物培養は海上
と比べて小規模培養とならざるを得ず、また飼料管理が
煩雑である等の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
石炭火力発電所から発生する廃材すなわちクリンカ灰、
廃ベルトそれに排出される温排水を再利用して廃却処理
問題を解決するとともに、安定性のある水産生物の陸上
養殖を安定して行なう方法及びその装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一発明は、ク
リンカ灰を濾過材として用いる石炭火力発電所の廃材活
用方法である。
【0007】本発明の第二発明は、上記クリンカ灰を水
産生物養殖設備の濾過材として用いる石炭火力発電所の
廃材活用方法である。
【0008】本発明の第三発明は、使用済みの上記濾過
材を土壌改良材として再利用する石炭火力発電所の廃材
活用方法である。
【0009】本発明の第四発明は、石炭火力発電所で使
用し耐用切れとなった石炭輸送用コンベヤベルトをタン
クに用いる石炭火力発電所の廃材活用方法である。
【0010】本発明の第五発明は、廃ベルトを水産生物
養殖設備の養殖タンクに用いる石炭火力発電所の廃材活
用方法である。
【0011】本発明の第六発明は、水産生物養殖設備に
おいて、上記クリンカ灰を濾過材にかつ上記廃ベルトを
養殖タンクに用いる石炭火力発電所の廃材活用方法であ
る。
【0012】本発明の第七発明は、第二発明、第四発明
乃至第六発明において、石炭火力発電所から排出される
温排水を上記水産生物養殖設備に利用する石炭火力発電
所の廃材活用方法である。
【0013】本発明の第八発明は、水産生物養殖設備
と、上記水産生物養殖設備の上流側に配設されかつ上記
クリンカ灰の濾過材として充填した入口濾過槽と、及び
/又は上記水産生物養殖設備の後流側に配設されかつ上
記クリンカ灰を濾過材として充填した排水用濾過槽と、
からなる石炭火力発電所の廃材活用装置である。
【0014】本発明の第九発明は、上記廃ベルトで作ら
れたタンクである石炭火力発電所の廃材活用装置であ
る。
【0015】本発明の第十発明は、第九発明において、
上記タンクが水産生物養殖設備用である石炭火力発電所
の廃材活用装置である。
【0016】本発明の第十一発明は、廃ベルトで作られ
た養殖タンクと、上記養殖タンクの上流に配設されかつ
上記クリンカ灰を濾過材として充填した入口濾過槽と、
及び/又は上記養殖タンクの後流側に配設されかつ上記
クリンカ灰を濾過材として充填した排水用濾過槽と、か
らなる石炭火力発電所の廃材活用装置である。
【0017】本発明の第十二発明は、第八発明、第十発
明及び第十一発明において、水産生物養殖設備の上流側
に配設された入口濾過槽が石炭火力発電所から排出され
る温排水排出管と連結されている石炭火力発電所の廃材
活用装置である。
【0018】
【実施例】図1乃至図3は、本発明の第一実施例を示す
フローシートである。図1乃至図3において、1aは海
水取入用ポンプ、1bは石炭火力発電所から排出される
温排水を含む温海水(以下、温海水という。)を取入れ
る温海水用ポンプ、2aは海水取入管、2bは温海水取
入管、3aは海水取入用ポンプ1a、海水取入管2aを
介して取り込まれた海水を濾過する海水入口用濾過槽、
3bは温海水用ポンプ1b、温海水取入管2bを介して
取り込まれた温海水を濾過する温海水入口用濾過槽。な
お、海水入口用濾過槽3a又は温海水入口用濾過槽3b
には、図2に示すようにクリンカ灰すなわち石炭火力発
電所の燃料として使用される石炭の燃え殻の一部である
クリンカ灰4a(以下、石炭廃材濾過材という。)又は
4bが充填されている。5a又は5bは海水取入管2a
又は温海水取入管2bから海水入口用濾過槽3a又は温
海水入口用濾過槽3bの上面に放出された海水又は温海
水、6a又は6bは石炭廃材濾過材4a又は4bで濾過
された濾過済海水又は温海水、7a又は7bは濾過済海
水6a又は温海水6bを隣接する貯水槽8に送りこむ海
水又は温海水送水管、9は貯水槽8の濾過済海水6a又
は温海水6bを魚類等の円形の養殖タンク10へ送りこ
む送水管である。
【0019】養殖タンク10は、図3に示すように円筒
側壁を構成する廃ベルトすなわち石炭火力発電所で使用
し耐用切れとなった石炭輸送用コンベヤベルト10a
と、FRP製の底板10bと、FRP製の下部補強輪1
0cと、から構成されており、養殖タンク10の上部に
送水管9及び下部に排水管11が配設されている。同排
水管11は養殖タンク10で養殖魚への餌の残渣や糞等
で汚濁された水を排水用濾過槽12へ送りこむものであ
る。なお、排水用濾過槽12には、図4に示すように石
炭廃材濾過材4cが充填されている。13は排水用濾過
槽12の上面に放出された排水、14は石炭廃材濾過材
4cで濾過された濾過済放流水、15は濾過済放流水1
4を放流する放水管である。
【0020】このように構成された実施例において、海
水5a又は温海水5bを海水又は温海水用取入用ポンプ
1a又は1b、海水又は温海水取入管2a又は2bを介
して海水又は温海水用入口用濾過槽3a又は3bに取り
込む。なおこの場合、海水5a又は温海水5bの取り込
み量は、夏のシーズン、冬のシーズンのように海水の温
度に応じて養殖タンク10の養殖魚に適するように取入
量を調整する。ついで、海水5a又は温海水5bは海水
又は温海水入口用濾過槽3a又は3bの石炭廃材濾過材
4a又は4bで濾過し、濾過済海水6a又は温海水6b
は海水又は温海水送水管7a又は7bから貯水槽8に送
水し、濾過済海水6aと濾過済温海水6bとを養殖魚に
適する温度に調整する。ただし、夏のシーズンには海水
5aのみを、また冬のシーズンには温海水5bのみを取
り込んでもよい。養殖魚に適した温度になった貯水槽の
海水を送水管9を介して廃ベルトで作られた養殖タンク
10に送水する。養殖タンク10では食餌等を与えて魚
類を養殖する。魚類の糞や残餌で汚濁した養殖タンク1
0の排水13は排水管11から排水用濾過槽12に流入
し、排水用濾過槽12内では充填された石炭廃材濾過材
4cで魚類の糞や残餌等を濾過する。魚類の糞や残餌等
が濾過されてきれいになった濾過済放流水14は放水管
15から放流する。なお、本実施例では、海水又は温海
水入口用濾過槽3a又は3b内の石炭廃材濾過材4a又
は4bと排水用濾過槽12内の石炭廃材濾過材4cとで
濾過しているが、状況によってはその一方だけで濾過し
てもよい。
【0021】排水用濾過槽12内で適宣な量を濾過した
石炭廃材濾過材4cには、魚類の糞や残餌が含まれてお
りかつ多孔性を有しているので、使用済の石炭廃材濾過
材4cは土壌改良剤又は肥料として使用する。
【0022】次に本発明の第二実施例を図5及び図6を
用いて説明する。図5は第二実施例のフローシート、図
6はFRP製圧力濾過槽の断面図である。図5及び図6
において、符号1a、1b、2a、2b、3a、3b、
8、9、12、15のものは、図1乃至図4における符
号1a、1b、2a、2b、3a、3b、8、9、1
2、15のものと均等物なので説明を略する。図5及び
図6において、2cは海水取入管2aの分岐管で、同海
水取入分岐管2cは水位センサーの情報で駆動・停止す
るモータMを有するバルブB1を介してFRP製圧力濾
過槽16の下方に連通している。圧力濾過槽16には、
図6に示すように石炭廃材濾過材4dが内蔵されてい
る。5cは圧力濾過槽16の下方に送られてきた海水、
6cは濾過済海水、7cは海水送水管、17は断熱型の
水位センサー付き冷水槽、18は冷水槽17の下方に配
設されている冷海水送水管で、同冷海水送水管18には
温度センサーの情報で駆動・停止するモータMを有する
バルブB2が介装されており、その先は冷海水送水管の
分岐管18a、18b、18c、18d、18eが分岐
されて配管されている。冷海水送水分岐管18a、18
b、18c、18d、18eには各々バルブB3、B
4、B5、B6、B7が介装されている。19a、19
bはFRP製の水槽であわびや海老等を養殖するもので
ある。9a、9b、9c、9d、9eは送水管9から分
岐された分岐管で、バルブB8,B9,B10,B1
1,B12が各々介装されている。20a、20b、2
0c、20d、20eは送水分岐管9a、9b、9c、
9d、9eと冷海水送水分岐管18a、18b、18
c、18d、18eとか各々合流する適温海水送水管で
あり、同適温海水送水管20a、20b、20c、20
d、20eには養殖タンク10a、10b、10c及び
水槽19a、19bが連結されている。11a、11
b、11c、11d、11eは養殖タンク10a、10
b、10c、水槽19a、19bの排出側に各々連結さ
れた排水管で、同排水管11a、11b、11c、11
d、11eは集合して集合排水管21となり排水用濾過
槽12の上部に配管されている。
【0023】このように構成された第二実施例におい
て、第一実施例で詳述したように、海水5a及び温海水
5bを海水及び温海水取入用ポンプ1a及び1b、海水
及び温海水取水管2a及び2bを介して海水及び温海水
用入口濾過槽3a及び3bに取り込み、石炭廃材濾過材
4a、4bで各々濾過し、濾過済海水6a及び濾過済温
海水6bを貯水槽8に投入する。貯水槽8に貯留され海
水と温海水とがブレンドされた供給水は、送水管9及び
送水管分岐管9a、9b、9c、9d、9eに送水され
る。一方、海水5aの一部は、バルブB1の操作によっ
て圧力濾過槽16に送り込まれ加圧状態で下方から上方
に石炭廃材濾過材4dで、きれいに濾過され、濾過され
た濾過済海水6cは海水送水管7cを介して冷水槽17
に送り込まれる。冷水槽17で冷された冷海水は、温度
センサーの情報によってバルブB2は開き、それに応じ
て冷海水送水管18に送水され、バルブB3乃至B7の
開度に応じて冷海水送水分岐管18a、18b、18
c、18d、18eに分流され、各々が送水分岐管9
a、9b、9c、9d、9eの送水と合流して養殖タン
ク10a、10b、10c及び水槽19a、19bの水
産生物に適した温度の海水にブレンドされた後、養殖タ
ンク10a、10b、10c及び水槽19a、19bに
供給される。養殖タンク10a、10b、10cでは食
餌を与えて魚類を養殖する。また、水槽19a、19b
では食餌を与えてあわび、海老等を養殖する。魚類の糞
や残餌で汚濁された養殖タンク10a、10b、10c
の排水は、各々排水管11a、11b、11cから、ま
たあわびや海老の残餌や汚れ等で汚濁された水槽19
a、19bの排水は排水管11d、11eから排出さ
れ、集合排水管21で集合され、排水用濾過槽12に送
り込まれる。排水用濾過槽12に送り込まれた排水は、
石炭廃材濾過材4cで濾過され、そしてきれいになった
濾過済放流水14は放水管15から放流する。排水用濾
過槽12内で適宣な量濾過した石炭廃材濾過材4cに
は、魚類、海老の糞や残餌及びあわびの残餌や汚れが含
まれておりかつ多孔体を有しているので、使用済の石炭
廃材濾過材4cは土壌改良剤又は肥料として使用する。
【0024】
【発明の効果】以下、詳述したように、本発明によれば
次の効果が得られる。 石炭火力発電所から排出されるクリンカ灰を再利用
することができる。 石炭火力発電所での廃ベルトを再利用することがで
きる。 水産生物の陸上養殖設備が、石炭火力発電所から発
生する廃材を利用することによって安価なコストででき
る。 石炭火力発電所から排出される温排水を利用するこ
とによって、どのシーズンでも養殖する水産生物に適し
た海水温度が安く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のフローシートである。
【図2】本発明の第一実施例に係わる海水入口用濾過槽
の側断面図である。
【図3】本発明の第一実施例に係わる円形養殖タンクの
側断面図である。
【図4】本発明の第一実施例に係わる排水用濾過槽の側
断面図である。
【図5】本発明の第二実施例のフローシートである。
【図6】本発明の第二実施例に係わる圧力濾過材の側断
面図である。
【符号の説明】
1a・・・海水取入用ポンプ 1b・・・温海水取水用ポンプ 2a・・・海水取入管 2b・・・温海水取入管 3a・・・海水入口用濾過槽 3b・・・温海水入口用濾過槽 4a・・・石炭廃材濾過材 4b・・・石炭廃材濾過材 4c・・・石炭廃材濾過材 5a・・・海水 5b・・・温海水 5c・・・海水 6a・・・濾過済海水 6b・・・濾過済温海水 6c・・・濾過済海水 7a・・・海水送水管 7b・・・温海水送水管 7c・・・海水送水管 8 ・・・貯水槽 9 ・・・送水管 10・・・養殖タンク 11・・・排水管 12・・・排水用濾過槽 13・・・排水 14・・・濾過済放流水 15・・・放水管 16・・・圧力濾過槽 17・・・冷却槽 18・・・冷海水送水管 19a・・水槽 20a・・適温海水送水管 21・・・集合排水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 5/00 B01D 29/08 520A C02F 1/00 540A B09B 3/00 ZABZ 5/00 N

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石炭火力発電所で発生するクリンカ灰を濾
    過材として用いることを特徴とする石炭火力発電所の廃
    材活用方法。
  2. 【請求項2】上記クリンカ灰を水産生物養殖設備の濾過
    材として用いることを特徴とする石炭火力発電所の廃材
    活用方法。
  3. 【請求項3】使用済の上記濾過材を土壌改良材として再
    活用することを特徴とする石炭火力発電所の廃材活用方
    法。
  4. 【請求項4】石炭火力発電所で使用し耐用切れとなった
    石炭輸送用コンベヤベルトをタンクに用いることを特徴
    とする石炭火力発電所の廃材活用方法。
  5. 【請求項5】上記石炭輸送用コンベヤベルトを、水産生
    物養殖設備の養殖タンクに用いることを特徴とする石炭
    火力発電所の廃材活用方法。
  6. 【請求項6】水産生物養殖設備において、上記クリンカ
    灰を濾過材にかつ上記石炭輸送用コンベヤベルトを養殖
    用タンクに用いることを特徴とする石炭火力発電所の廃
    材活用方法。
  7. 【請求項7】石炭火力発電所から排出される温排水を上
    記水産生物養殖設備に利用することを特徴とする請求項
    2、請求項4乃至請求項6記載の石炭火力発電所の廃材
    活用方法。
  8. 【請求項8】水産生物養殖設備と、上記水産生物養殖設
    備の上流側に配設されかつ上記クリンカ灰を濾過材とし
    て充填した入口濾過槽と、及び/又は上記水産生物養殖
    設備の後流側に配設されかつ上記クリンカ灰を濾過材と
    して充填した排水用濾過槽と、からなることを特徴とす
    る石炭火力発電所の廃材活用装置。
  9. 【請求項9】石炭火力発電所で使用し耐用切れとなった
    石炭輸送用コンベヤベルトで作られたタンクであること
    を特徴とする石炭火力発電所の廃材活用装置。
  10. 【請求項10】上記タンクが水産生物養殖設備用である
    ことを特徴とする請求項9記載の石炭火力発電所の廃材
    活用装置。
  11. 【請求項11】上記輸送用コンベヤベルトで作られた養
    殖タンクと、上記養殖タンクの上流に配設されかつ上記
    クリンカ灰を濾過材として充填した入口濾過槽と、及び
    /又は上記養殖タンクの後流側に配設されかつ上記クリ
    ンカ灰を濾過材として充填した排水用濾過槽と、からな
    ることを特徴とする石炭火力発電所の廃材活用装置。
  12. 【請求項12】水産生物養殖設備の上流側に配設された
    入口濾過槽が石炭火力発電所から排出される温排水排出
    管と連結されていることを特徴とする請求項8、請求項
    10及び請求項11記載の石炭火力発電所の廃材活用装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015149985A (ja) * 2014-02-15 2015-08-24 智 宮本 鰻の養殖方法

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JP2015149985A (ja) * 2014-02-15 2015-08-24 智 宮本 鰻の養殖方法

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